JP4326416B2 - Pneumatic radial tire - Google Patents
Pneumatic radial tire Download PDFInfo
- Publication number
- JP4326416B2 JP4326416B2 JP2004202187A JP2004202187A JP4326416B2 JP 4326416 B2 JP4326416 B2 JP 4326416B2 JP 2004202187 A JP2004202187 A JP 2004202187A JP 2004202187 A JP2004202187 A JP 2004202187A JP 4326416 B2 JP4326416 B2 JP 4326416B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- rubber
- layer portion
- sidewall
- bead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Description
本発明は、サイドウォール部における耐亀裂成長性等の耐久性を維持しながら操縦安定性を向上させた空気入りラジアルタイヤに関する。 The present invention relates to a pneumatic radial tire having improved steering stability while maintaining durability such as crack growth resistance in a sidewall portion.
近年の車両の高性能化、高出力化に伴い、空気入りラジアルタイヤにおいても操縦安定性のさらなる向上が求められている。そのため、サイドウォールゴムにモジュラスの高いゴム材を用い、サイドウォール剛性を高めることが提案されている。 With recent improvements in vehicle performance and output, further improvements in handling stability are required for pneumatic radial tires. Therefore, it has been proposed to use a rubber material having a high modulus for the sidewall rubber to increase the sidewall rigidity.
しかし、単にサイドウォールゴムのモジュラスを高めた場合には、サイドウォールゴムに要求される耐亀裂成長性が低下し、タイヤの耐久性を損ねるという問題が生じる。 However, when the modulus of the side wall rubber is simply increased, the crack growth resistance required for the side wall rubber is lowered, resulting in a problem that the durability of the tire is impaired.
そこで本発明は、サイドウォールゴムを内層部と外層部との二層構造とし、かつビード外皮をなすクリンチゴムと前記内層部と外層部とのモジュラス比を特定することを基本として、サイドウォール剛性をバランス良く高めることができ、サイドウォール部における耐亀裂成長性等を維持しながら操縦安定性を向上しうる空気入りラジアルタイヤを提供することを目的としている。 Therefore, the present invention is based on the fact that the sidewall rubber has a two-layer structure of an inner layer portion and an outer layer portion, and the modulus ratio between the clinch rubber forming the bead outer shell and the inner layer portion and the outer layer portion is specified, and the sidewall rigidity is thereby determined. An object of the present invention is to provide a pneumatic radial tire that can be improved in a well-balanced manner and can improve steering stability while maintaining crack growth resistance in a sidewall portion.
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスを有する空気入りラジアルタイヤであって、
前記カーカスの外側に配されかつ前記サイドウォール部の外側面をなすサイドウォールゴムと、このサイドウォールゴムのタイヤ半径方向の内端に連なり前記ビード部の外側面をなすリムずれ防止用のクリンチゴムとを具え、
前記サイドウォールゴムは、カーカス側の内層部と外側面側の外層部とからなり、
前記外層部のタイヤ半径方向の内端部は、前記クリンチゴムに接続される一方、前記内層部のタイヤ半径方向の内端は、前記クリンチゴムのタイヤ半径方向の外端よりもタイヤ半径方向外側に位置することによりクリンチゴムと離間し、かつ
前記内層部の100%モジュラスMBを、外層部の100%モジュラスMAの1.0倍より大かつ1.5倍より小とし、
しかも前記クリンチゴムの100%モジュラスMCを、前記外層部の100%モジュラスMAの1.5倍以上かつ4.0倍以下とするとともに、
前記内層部の厚さTBは、前記サイドウォールゴムの総厚さT0の0.3倍以上かつ0.8倍以下としたことを特徴としている。
In order to achieve the above object, the invention of
A sidewall rubber disposed on the outside of the carcass and forming the outer surface of the sidewall portion; and a clinching rubber for preventing a rim shift that forms an outer surface of the bead portion connected to an inner end of the sidewall rubber in the tire radial direction ; With
The sidewall rubber consists of an inner layer portion on the carcass side and an outer layer portion on the outer surface side ,
The inner end portion of the outer layer portion in the tire radial direction is connected to the clinch rubber, while the inner end portion of the inner layer portion in the tire radial direction is located on the outer side in the tire radial direction of the outer end of the clinch rubber in the tire radial direction. To separate the clinch rubber, and the 100% modulus MB of the inner layer portion is larger than 1.0 times and smaller than 1.5 times the 100% modulus MA of the outer layer portion,
Moreover, the 100% modulus MC of the clinch rubber is 1.5 times or more and 4.0 times or less of the 100% modulus MA of the outer layer part,
The thickness TB of the inner layer portion is characterized by being 0.3 to 0.8 times the total thickness T0 of the sidewall rubber.
又請求項2の発明では、前記クリンチゴムは、その上端のビードベースラインからの半径方向高さHCを、タイヤ断面高さH0の20%以上かつ60%以下としたことを特徴としている。 In the invention of claim 2, the clinch rubber is characterized in that the height HC in the radial direction from the bead base line at the upper end thereof is 20% or more and 60% or less of the tire cross-section height H0.
又請求項3の発明では、前記内層部の半径方向内端のビードベースラインからの高さHBは、タイヤ断面高さH0の70%以下とし、さらに請求項4の発明では、前記高さHBは、タイヤ断面高さH0の60%以下としている。
In the invention of
本明細書では、特に断りがない限り、タイヤの各部の寸法等は、正規リムにリム組しかつ正規内圧を充填した正規内圧状態で特定される値とする。又前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"を意味する。また前記「正規内圧」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" を意味するが、乗用車用タイヤの場合には180kPaとする。 In this specification, unless otherwise specified, the dimensions and the like of each part of the tire are values specified in a normal internal pressure state in which a normal rim is assembled and a normal internal pressure is filled. The “regular rim” is a rim determined for each tire in the standard system including the standard on which the tire is based, for example, a standard rim for JATMA, “Design Rim” for TRA, or ETRTO means "Measuring Rim". The “regular internal pressure” is the air pressure specified by the tire for each tire. The maximum air pressure in the case of JATMA, the maximum value described in the table “TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES” in the case of TRA, If it is ETRTO, it means “INFLATION PRESSURE”, but in the case of passenger car tires, it is 180 kPa.
本発明は叙上の如く構成しているため、サイドウォール剛性をバランス良く高めることができ、サイドウォール部における耐亀裂成長性等を維持しながら操縦安定性を向上することができる。 Since the present invention is configured as described above, the sidewall rigidity can be improved in a well-balanced manner, and the steering stability can be improved while maintaining the crack growth resistance in the sidewall portion.
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。
図1は、本発明の空気入りラジアルタイヤ(ただし、後述するサイドウォールゴム10の内層部13の構成を除く。)が乗用車用タイヤである場合を示す断面図である。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a case where the pneumatic radial tire of the present invention (excluding the configuration of an
図1、2において、空気入りラジアルタイヤ1(以下タイヤ1という)は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、トレッド部2の内方かつ前記カーカス6の半径方向外側に配されるベルト層7とを具える。
1 and 2, a pneumatic radial tire 1 (hereinafter referred to as tire 1) includes a
前記カーカス6は、カーカスコードをタイヤ周方向に対して75゜〜90゜の角度で配列したラジアル構造の1枚以上、本例では1枚のカーカスプライ6Aから形成される。カーカスコードとしては、ポリエステル、ナイロン、レーヨンなどの有機繊維コードが好適であるが、必要によりスチールコードなどの金属コードも採用しうる。
The
前記カーカスプライ6Aは、前記ビードコア5、5間を跨るトロイド状のプライ本体部6aの両側に、前記ビードコア5の廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返されるプライ折返し部6bを一連に具える。又このプライ本体部6aとプライ折返し部6bとの間には、前記ビードコア5からタイヤ半径方向外側にのびるビード補強用のビードエーペックスゴム8が配設される。本例では、前記プライ折返し部6bが、前記ビードエーペックスゴム8の外端より低い低所で終端したローターンアップ(LTU)のものを例示しているが、前記ビードエーペックスゴム8の外端を半径方向外方に越えて終端するハイターンアップ(HTU)構造であっても良い。
The
又前記ベルト層7は、スチールコード等の高強力のベルトコードをタイヤ周方向に対して例えば10〜35゜程度で配列した2枚以上、本例では2枚のベルトプライ7A、7Bから形成される。各ベルトプライ7A、7Bは、ベルトコードがプライ間相互で交差することによりベルト剛性を高め、トレッド部2の略全巾をタガ効果を有して強固に補強する。なおこのベルト層7の半径方向外側には、高速耐久性等を高める目的で、例えばナイロン等の有機繊維のバンドコードを周方向に対して5度以下の角度で配列させたバンド層9を設けることができる。
The belt layer 7 is formed by two or
次に、前記タイヤ1では、周知の如く、前記カーカス6の外側に配されかつサイドウォール部3の外側面3Sをなすサイドウォールゴム10と、このサイドウォールゴム10の下端に連なり前記ビード部4の外側面4Sをなすリムずれ防止用のクリンチゴム11とが配される。
Next, in the
ここで、前記クリンチゴム11は、耐摩耗性に優れる比較的硬質のゴムからなり、ビードヒール部分4eから立上がるとともに、少なくともリムフランジと接触する領域範囲で前記外側面4Sに露出している。これにより、リムずれによるビード損傷を防止する。なお本例では、ビード底面が、キャンバス布やゴムシートなどからなるチェーファ15によって形成される場合を例示しているが、前記チェーファ15に代え、前記クリンチゴム11にビード底面に沿ってのびるベース部(図示しない)を延設しても良い。
Here, the
なお前記クリンチゴム11の上端のビードベースラインBLからの半径方向高さHCは、タイヤ断面高さH0の20%以上かつ60%以下の範囲であり、本例では、前記ビードエーペックスゴム8の高さH1よりも大とした好ましい場合を例示している。
The radial height HC from the bead base line BL at the upper end of the
又前記サイドウォールゴム10は、前記クリンチゴム11に連なる内端部10iから半径方向外方にのびるとともに、その外端部10oは、本例では、前記ベルト層7の外端部7Eとカーカス6との間隙部Pに挟まれて終端している。
The
そして本実施形態では、このサイドウォールゴム10を、外側面3S側の外層部12と、この外層部12よりも高弾性のゴムからなるカーカス6側の内層部13との2層構造で形成している。また、外層部12のタイヤ半径方向の内端部は、前記クリンチゴム11に接続される。また、前記内層部13の100%モジュラスMBを、前記外層部12の100%モジュラスMAの1.0倍より大かつ1.5倍より小の範囲とするとともに、前記クリンチゴム11の100%モジュラスMCを、前記外層部12の100%モジュラスMAの1.5倍以上かつ4.0倍以下の範囲に設定している。
In this embodiment, the
このように構成することにより、サイドウォール剛性をバランス良く高めることができ、優れた乗り心地性を確保しながら操縦安定性を向上することができる。又前記内層部13は、サイドウォール部3に受けたカット傷がカーカス6に到達するのを防止するプロテクタの機能も発揮でき、そのためにも前記領域全体に形成するのが好ましい。
By comprising in this way, sidewall rigidity can be improved with sufficient balance and steering stability can be improved, ensuring the outstanding riding comfort . The
又前記外層部12では、従来のサイドウォールゴムと同様、低弾性のゴムから形成されるため、タイヤ変形に追従して柔軟に屈曲でき、外側面3Sでの亀裂の発生、及び亀裂の成長を抑えることができる。又本例では、この外層部12がベルト層7とカーカス6との前記間隙部Pに介在し、内のベルトプライ7Aの外端における応力集中を緩和しているため、この外端からのベルト損傷を抑制することもできる。
Further, the
このような作用効果を充分に発揮するために前述の如く、100%モジュラスMA、MB、MCを、
1.0MA<MB<1.5MA
1.5MA≦MC≦4.0MA
とすることが必要である。なおMBが1.0MA以下では、内層部13が低弾性となって操縦安定性が維持できなくなる。又前記MBが1.5MA以上、MCが1.5MA未満、及びMCが4.0MAより大の場合には、剛性バランスが損なわれてしまい、優れた操縦安定性と乗り心地性とを確保することができなくなる。そのためMBの下限値を、1.05MA以上とするのが好ましく、又上限値を1.45MA以下とするのが好ましい。又MCの下限値を、1.5MA以上とするのが好ましく、又上限値を4.0MA以下とするのが好ましい。このとき前記MAは、耐亀裂成長性等を発揮するため、1.0MPa以上4.0MPa以下の範囲とするのが好ましい。なお前記100%モジュラスMA、MB、MCは、JIS K6251による「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に準拠して測定した試験片100%伸び時における引っ張り応力を示す。
In order to fully exert such effects, as described above, 100% modulus MA, MB, MC is
1.0MA <MB <1.5MA
1.5MA ≦ MC ≦ 4.0MA
Is necessary. If MB is 1.0 MA or less, the
又前記作用効果のためには、前記内層部13の厚さTBを、前記サイドウォールゴム10の総厚さT0の0.3倍以上かつ0.8倍以下とすることも必要である。0.3倍未満では、内層部13による補強効果が不十分となるなど満足しうる操縦安定性の向上効果が得られず、逆に0.8倍を越えると、乗り心地性の低下を招く。
In order to achieve the above-described effects, it is necessary that the thickness TB of the
なお前記内層部13の厚さTBは、半径方向外端部及び内端部においては、先細状に漸減している。そのため、前記内層部13の外端、内端から、それぞれ前記内層部13の長さ(内層部13の曲線形状に沿う長さ)の10%の範囲を除外した内層部13の中間領域において、前記厚さTBを、総厚さT0の0.3倍〜0.8倍としている。
The thickness TB of the
図3には、本発明の実施形態のサイドウォールゴム10を示す。図3において、前記内層部13のタイヤ半径方向の内端部は、前記クリンチゴム11のタイヤ半径方向の外端よりもタイヤ半径方向外側に位置することによりクリンチゴム11とは離間している。また、内層部13の半径方向内端のビードベースラインBLからの高さHBを、前記タイヤ断面高さH0の70%以下、好ましくは60%以下、さらに好ましくは30%以下とすることにより、少なくともタイヤ最大巾位置Mよりも半径方向外方のサイドウォール上方域3Uの剛性を高め、操縦安定性を向上している。この場合、内層部13とクリンチゴム11との離間部分Qにより乗り心地性を向上できる。
FIG. 3 shows a
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。 As mentioned above, although especially preferable embodiment of this invention was explained in full detail, this invention is not limited to embodiment of illustration, It can deform | transform and implement in a various aspect.
図1の内部構造を有するようにタイヤサイズが195/65R15の乗用車用タイヤを表1の仕様に基づき試作するとともに、試供タイヤの操縦安定性及び乗り心地性をテストした。表1の仕様以外は、互いに同仕様である。又表2に、内層部、外側面、クリンチゴムのゴム組成を示ており、内層部と外側面とは、カーボンブラック(N550)の配合量によって、100%モジュラスMA、MBの値を違えている。
A passenger car tire having a tire size of 195 / 65R15 having the internal structure shown in FIG. 1 was prototyped based on the specifications shown in Table 1, and the handling stability and riding comfort of the sample tire were tested. The specifications are the same except for those in Table 1. Table 2 shows the rubber composition of the inner layer portion, the outer surface, and the clinch rubber. The inner layer portion and the outer surface have different values of 100% modulus MA and MB depending on the amount of carbon black (N550). .
(1)操縦安定性:
試供タイヤをリム(15×6JJ)、内圧(210kPa)にて乗用車(2000cc)の4輪に装着し、ドライバーのみ乗車してタイヤテストコースのドライアスファルト路面を走行し、ハンドル応答性、剛性感、グリップ等に関する操縦安定性の特性をドライバーの官能評価により従来例1を100とする指数表示で評価した。数値が大きいほど、操縦安定性に優れている。
(1) Steering stability:
A sample tire is mounted on four wheels of a passenger car (2000 cc) with a rim (15 × 6JJ) and internal pressure (210 kPa). The steering stability characteristics concerning the grip and the like were evaluated by index display with the conventional example 1 as 100 by sensory evaluation of the driver. The larger the value, the better the steering stability.
(2)乗り心地性:
上記テスト走行において、乗り心地性をドライバーの官能評価により従来例1を100とする指数表示で評価した。数値が大きいほど、乗り心地性に優れている。
(2) Ride comfort:
In the above test running, the ride comfort was evaluated by index display with the conventional example 1 being 100 by sensory evaluation of the driver. The larger the value, the better the ride comfort.
2 トレッド部
3 サイドウォール部
3S サイドウォール部の外側面
4 ビード部
4S ビード部の外側面
5 ビードコア
6 カーカス
10 サイドウォールゴム
11 クリンチゴム
12 外層部
13 内層部
2 Tread
Claims (4)
前記カーカスの外側に配されかつ前記サイドウォール部の外側面をなすサイドウォールゴムと、このサイドウォールゴムのタイヤ半径方向の内端に連なり前記ビード部の外側面をなすリムずれ防止用のクリンチゴムとを具え、
前記サイドウォールゴムは、カーカス側の内層部と外側面側の外層部とからなり、
前記外層部のタイヤ半径方向の内端部は、前記クリンチゴムに接続される一方、前記内層部のタイヤ半径方向の内端は、前記クリンチゴムのタイヤ半径方向の外端よりもタイヤ半径方向外側に位置することによりクリンチゴムと離間し、かつ
前記内層部の100%モジュラスMBを、外層部の100%モジュラスMAの1.0倍より大かつ1.5倍より小とし、
しかも前記クリンチゴムの100%モジュラスMCを、前記外層部の100%モジュラスMAの1.5倍以上かつ4.0倍以下とするとともに、
前記内層部の厚さTBは、前記サイドウォールゴムの総厚さT0の0.3倍以上かつ0.8倍以下としたことを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。 A pneumatic radial tire having a carcass extending from a tread portion through a sidewall portion to a bead core of a bead portion,
A sidewall rubber disposed on the outside of the carcass and forming the outer surface of the sidewall portion; and a clinching rubber for preventing a rim shift that forms an outer surface of the bead portion connected to an inner end of the sidewall rubber in the tire radial direction ; With
The sidewall rubber consists of an inner layer portion on the carcass side and an outer layer portion on the outer surface side ,
The inner end portion of the outer layer portion in the tire radial direction is connected to the clinch rubber, while the inner end portion of the inner layer portion in the tire radial direction is located on the outer side in the tire radial direction of the outer end of the clinch rubber in the tire radial direction. To 100% modulus MB of the inner layer portion is larger than 1.0 times and smaller than 1.5 times the 100% modulus MA of the outer layer portion,
Moreover, the 100% modulus MC of the clinch rubber is 1.5 times or more and 4.0 times or less of the 100% modulus MA of the outer layer part,
A pneumatic radial tire characterized in that the thickness TB of the inner layer portion is 0.3 times or more and 0.8 times or less of the total thickness T0 of the sidewall rubber.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004202187A JP4326416B2 (en) | 2004-07-08 | 2004-07-08 | Pneumatic radial tire |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004202187A JP4326416B2 (en) | 2004-07-08 | 2004-07-08 | Pneumatic radial tire |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006021671A JP2006021671A (en) | 2006-01-26 |
JP4326416B2 true JP4326416B2 (en) | 2009-09-09 |
Family
ID=35795255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004202187A Expired - Fee Related JP4326416B2 (en) | 2004-07-08 | 2004-07-08 | Pneumatic radial tire |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4326416B2 (en) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009196616A (en) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | Bridgestone Corp | Pneumatic radial tire |
JP5440081B2 (en) * | 2009-10-02 | 2014-03-12 | 横浜ゴム株式会社 | Pneumatic tire |
JP6007588B2 (en) * | 2012-05-18 | 2016-10-12 | 横浜ゴム株式会社 | Pneumatic tire |
JP6060033B2 (en) * | 2013-04-30 | 2017-01-11 | 株式会社ブリヂストン | Pneumatic radial tire for passenger cars |
JP6672813B2 (en) * | 2016-01-14 | 2020-03-25 | 横浜ゴム株式会社 | Pneumatic tire |
-
2004
- 2004-07-08 JP JP2004202187A patent/JP4326416B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006021671A (en) | 2006-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4567180B2 (en) | Heavy duty tire | |
JP4170821B2 (en) | Pneumatic radial tire | |
US7712498B2 (en) | Run flat tire | |
EP1580030A1 (en) | Pneumatic tire | |
JP6030390B2 (en) | Pneumatic tire | |
KR20070042081A (en) | Heavy duty tire | |
JP4728304B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP6521451B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP2000108617A (en) | Pneumatic tire | |
JP2002166710A (en) | Pneumatic tire | |
JP4436146B2 (en) | Passenger car tires | |
JP2005271794A (en) | Runflat tire | |
JP4179589B2 (en) | Pneumatic radial tire | |
JP2007045375A (en) | Heavy load tubeless tire | |
JP4326416B2 (en) | Pneumatic radial tire | |
JP5324951B2 (en) | Heavy duty pneumatic tire | |
JP4537561B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP4263934B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP2003335110A (en) | Pneumatic tire for heavy load | |
JP3892854B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP2020032771A (en) | Pneumatic tire | |
JP3708667B2 (en) | Pneumatic bias tire for construction vehicles | |
JP6308616B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP7172215B2 (en) | Heavy duty pneumatic tire | |
JP2018039276A (en) | Pneumatic tire |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060421 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090303 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090413 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090602 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090609 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4326416 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |