JP4325504B2 - チャンネル拡張通信方式 - Google Patents

チャンネル拡張通信方式 Download PDF

Info

Publication number
JP4325504B2
JP4325504B2 JP2004234431A JP2004234431A JP4325504B2 JP 4325504 B2 JP4325504 B2 JP 4325504B2 JP 2004234431 A JP2004234431 A JP 2004234431A JP 2004234431 A JP2004234431 A JP 2004234431A JP 4325504 B2 JP4325504 B2 JP 4325504B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
channel
data
extension
control data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004234431A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006054646A (ja
Inventor
満夫 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Futaba Corp
Original Assignee
Futaba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Futaba Corp filed Critical Futaba Corp
Priority to JP2004234431A priority Critical patent/JP4325504B2/ja
Priority to KR1020050072736A priority patent/KR100654474B1/ko
Priority to US11/200,092 priority patent/US20060044967A1/en
Priority to DE102005038134A priority patent/DE102005038134B4/de
Publication of JP2006054646A publication Critical patent/JP2006054646A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4325504B2 publication Critical patent/JP4325504B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/12Arrangements for remote connection or disconnection of substations or of equipment thereof
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/50Reducing energy consumption in communication networks in wire-line communication networks, e.g. low power modes or reduced link rate

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Description

本発明は、無線電波等によって送信されてきた制御データに基づいて遠隔地点にある制御対象物をコントロールする遠隔制御方式に関わり、特に、拡張されたチャンネルによってより多くの複数の制御データを送受信することができるようにしたチャンネル拡張通信方式に関するものである。
電波等に制御情報を乗せて、制御位置から離れた位置で移動するような装置、又は機器を操縦するものとして、ラジオコントロール(以下、ラジコンという)技術が普及しており、被制御物体として小さな模型の自動車や、船等の移動物体を操縦することが一般的に行われている。
飛行体や実物に近い動作が可能とされているラジコン用の被制御物体の場合は、 複数の遠隔操作データが要求され、その操作に対応するために必要とされる制御チャンネルが時分割的に割り当てられている。
図5(a)はかかるラジコン装置の送信機の概要を示したもので、1は被制御対象物とされている飛行物体や船舶等を操縦するための操縦ツールで、n(n=4の場合を示す)個のジョイスティック、または種種の設定用のスイッチ1a〜1dによって構成されている。
2は操縦ツール1(a〜d)から出力される制御信号が各制御チャンネル(以下、単にチャンネルという)CH毎に入力され、かつ、これらの複数の制御信号を所定のフレーム周期で完結するパルス列に変換して出力するエンコーダを示す。
所定の周期で完結されている1フレーム単位のパルス列は、操縦中は常時、変調器3で搬送波信号を変調すると共に、その変調波信号は高周波増幅部4(送信部)に供給され、たとえば、AM変調、又はFM変調された電波が被制御物体に対して送信されるようになされている。
図5(b)は、エンコーダから出力されるフレーム単位で完結されたパルス列のパタンを示したものであって、被制御物体の種種の操作、例えば、方向回転制御、上昇下降制御、速度コントロール、その他の制御信号がチャンネル1、2、3、4・・・・としてパルス信号CH1,CH2,CH3,CH4・・・・・に変換され、1フレーム、例えば、14mS〜20mSで繰り返すようなパルス列とされている。
なお、さらに詳細に説明すると、各パルス信号CH1,CH2,CH3・・・の間隔は図5に示されているように、複数の制御情報によって変化するように配置され、たとえば、変化の中心値を1520μSとして±640μS(アクチュエータの制御回転角で約60度)程度変化するように設定し、1フレームの終了する点を示すために最後に5mS以上の同期信号(スペース)が生じるようにしている。
このような形式の制御情報は、電波によって被制御物体に常時送信されている。受信側となる被制御物体はこの受信電波を例えばスーパヘテロダイン受信機で受信し、受信信号の処理をデコーダで行うことによって、送信側の操縦者から送信されているシリアルな制御信号をパラレルの制御信号に復調し、各チャンネルの制御信号を分離して自己の制御用のサーボモータや、アクチュエータに供給する。
図6(a)は復調された一連のパルス列信号(PPM)から各チャンネルの制御信号を分離して出力するデコーダの概要を示したものであって、31は同期信号に対して検出出力を発生するリセット回路、32、33、34、35・・・・はDフリップフロップ回路(DFFという)である。
復調されたパルス列信号PPMは、シフトレジスタを構成する各DFF32、33、34・・・のクロック信号として入力されると共に、リセット回路31に供給されている。
リセット回路31はパルス列信号PPMの中に5mS程度のLレベル期間を検出すると、出力がハイレベルとなるリセット信号Rを発生し、その信号が初段のシフトレジスタDFF32のD入力に供給される。そして以後は継続するパルスが順次シフトレジスタに転送されることにより、図6(b)の波形図に示されているようにパルス位置が変調されたパルス列信号PPMのパルス間隔に相当する制御パルス信号CH1,CH2,CH3,CH4・・・がシフトレジスタの各段からパラレル信号として出力される。
ところで、被制御物体の制御内容をさらにバージョンアップするような場合は、
従来のエンコーダ2から出力される制御チャンネルデータの数を簡単に拡張するチャンネル拡張装置を使用する場合がある。
図7はかかるチャンネル拡張機能を有する送信機の概要を示したもので、図5と同一部分は同一符号で示されている。
このチャンネル拡張の場合は、例えば4チャンネルの制御信号を処理するメインのエンコーダ5に対して、この場合は制御チャンネル(チャンネル)CH4の制御データをさらに拡張する拡張エンコーダ6が設けられている。
そして、この拡張エンコーダ6に対してさらに要求される操縦ツール7(a〜d)の制御信号が供給され、各操縦ツール7の制御信号が副制御チャンネル(以下、拡張チャンネルともいう)MP1、MP2,MP3,MP4に時分割的に割り当てられ、従来のチャンネルCH4の拡張データとして出力される。
このチャンネル拡張機能を有する送信機から出力される制御データは、図8に示すように、最初のフレーム1F内でチャンネルCH1〜CH3の制御パルス信号が出力されると共に、チャンネルCH4のタイミングで拡張された拡張制御チャンネルMP1の制御パルス信号が出力される。次のフレーム2FではチャンネルCH1〜CH3の制御パルス信号に続いて拡張された拡張制御チャンネルMP2の制御パルス信号が出力される。
以下同様に、第3番目のフレーム3FのチャンネルCH4のデータ出力のタイミングで、拡張された拡張制御チャンネル(拡張チャンネル)MP3の制御パルス信号が出力され,4番目のフレーム4Fでは拡張チャンネルMP4の制御パルス信号が出力される。そして、各拡張チャンネルMP1〜MP4に順次各制御パルスが送信された最後のフレーム(5F)では、拡張チャンネルの位置に同期データを示すSYNパルスが出力される。
このようにして各フレーム毎にチャンネルCH4のタイミングで拡張チャンネルMP1〜MP4の制御データと同期情報となるSYNパルスが順次割り当てられると、5フイールド経過後にはチャンネルCH1〜CH3と拡張チャンネルMP1〜MP4の7個の制御データを被制御物体に対して送信することができる。
なお、同期パルスSYNは例えば通常の操作では出力されない信号によって形成することができる。
ドイツ出願公開公報第3117456号
上記したようなチャンネル拡張方式は、既存のラジコン送信機に対して、拡張エンコーダ6を装着することによって簡単に操縦チャンネルの拡張を行うことができるという利点があり、送信機の有用性が大きくなる。しかし、拡張された各制御チャンネル(拡張チャンネルMP1〜MP4)の各操作データは、数フレーム毎、上記の場合では5フレーム毎に送信されることになるため、このデータを受信する被制御物体の応答性は、通常のチャンネルCHで制御される操作のレスポンス特性と比較して極めて悪いものになる。
例えば、1フレーム時間を数十mSに設定すると、拡張されたチャンネルの制御データに対しては、操縦者の起動操作から被制御物体が数秒後に応答する場合もあり、その操縦性に違和感が生じるという問題がある。
本発明のチャンネル拡張通信方式はこのような問題点を効果的に解消するためになされたもので、
1フレーム内を少なくとも2以上の制御チャンネルに時分割し、該分割された各々の制御チャンネルによって遠隔的に被制御物体を制御する制御データを送信する送信機と、該送信器から送信される前記制御データを受信する受信機と、からなるチャンネル通信方式において、
前記送信機は、
前記制御チャンネルの各々に対してパルス幅制御される制御データを所定のフレーム周期で完結するパルス列信号に変換して出力するエンコーダと、
前記制御チャンネルの中のいずれか一つの制御チャンネル内をさらに2以上に時分割して形成される拡張チャンネルの各々に対してパルス幅の制御量を圧縮した制御データを前記エンコーダに対して出力する拡張エンコーダと、を備え、
前記受信機は、
前記パルス列信号から、前記制御チャンネルの制御データと前記拡張チャンネルの制御データとを得るためのデコーダと、
前記拡張チャンネルの制御データの各々を同期検出するための拡張デコーダと、を備え
前記拡張デコーダは、
前記制御データが前記拡張制御チャンネルのいずれに属するかを判別するパルス幅判別器と、
前記拡張制御チャンネルのパルス幅変調された制御データのパルス幅を伸長するパルス幅変換器と、を具備するものである。
上記拡張制御チャンネルに供給される制御データは、変化した制御データが複数ある時は、当該複数の制御データの中から、前出力時間からの経過が長い方の制御データを優先して出力するようにしているので、拡張チャンネルに対しても応答性が低下しないようにすることができる。
また、上記エンコーダは制御チャンネルを形成する主エンコーダと、該主エンコーダで形成された所定のチャンネルに接続される副エンコーダ(拡張エンコーダ)によって構成されているので、送信制御データが増加したときでも低コストの送信機で対応することができ、特にラジコン用の無線送受信方式として有用である。
さらに、拡張チャンネルを形成する際にフェールセーフを行うためのデータ領域を設けることによって、通信異常等によってコントロールが破綻したときでも、ある程度の安全性を確保することができる。
図1は本発明の通信方式でメインのチャンネルm=4と、拡張チャンネルn=4とされている場合を例示したもので、同図(a)は本発明の通信方式を適応することができる送信側の装置の概要を示し、同図(b)は同じく受信側の機器の概要を示す。
送信機側で図7と同一機能の部分は同一符号とするが、拡張エンコーダ8から出力される制御データは、後で示すように従来の制御量を圧縮したデータとして出力されるようにしている点に特徴を有すると共に、この拡張チャンネルの操作ツール9(a〜d)には制御チャンネルCH1〜CH3に供給される制御データに比較して比較的変化が少ない操作に関するものが使用される。
また、被制御物体側に設けられている受信機において、10は通常は無線データで供給されている電波を受信する高周波信号処理部で、高周波増幅、周波数変換、復調等を行うスーパヘテロダイン受信部によって構成されている。
11は復調信号をチャンネルCH1〜CHm(m=4の場合を示す)毎に分離してパルス幅変調された制御データを出力するデコーダ、12はこのデコーダ11によってパラレル信号に変換された各チャンネルの制御データによって駆動されるアクチェータ13(A1,A2,A3)を駆動する駆動回路(D1,D2,D3)を示す。
デコーダ11のチャンネルCH4のタイミング出力は、拡張デコーダ14に供給される。この拡張デコーダ14は拡張チャンネルMP1〜MPn(n=4の場合を示す)となる副チャンネル(拡張チャンネル)の制御データがパラレル出力として発生するように、前記したような同期検出機能が付加されており、送信側で付加された拡張チャンネル、例えばMP1〜MP4を識別して出力できるようにしている。
そして、この拡張デコーダ14から出力される各拡張チャンネルの制御データが駆動回路15(D1,D2,D3,D4)を介してアクチェータ16(M1,M2,M3,M4)に供給されている。
図2は各チャンネルから出力されるパルス幅制御された制御データのタイミング波形を例示したもので図2(a)はメインのチャンネルCHのタイミング波形、図2(b)は拡張チャンネルMPから得られるタイミング波形、図2(c)は被制御物体の異常な運航を解消するようなフェールセーフデータの出力タイミング波形の説明図である。
メインの各チャンネルCHは、例えば880μSから2160μSのパルス幅期間(1280μS)Twが変調領域として与えられており、その中間のタイミング、例えば1520μSをニュートラルポイントに設定して最大で±640μSの変調幅を与えることができる。なお、この数値は各制御機器によって自由に変更される。
一方、本発明の拡張チャンネルMP1〜MP4の1例としては、同図(b)に示すように、操作データが1/4となるように圧縮されて、メインのチャンネルCHとほぼ同一の時間幅Twで、本例では4種類の操作データが出力パルス信号として出力されるようにしている。
つまり、拡張チャンネルMP1の場合は880μSから1180μSが変調領域として与えられ、拡張チャンネルMP2では、1220μS〜1520μS、拡張チャンネルMP3では1560μS〜1860μS、拡張チャンネルMP4が1900μS〜2100μSとしている。
なお、刻線(太線)で表されている領域は拡張チャンネルの検出を容易にするために、各拡張チャンネルの隣接部を示しており、ほぼデッドパルス幅を40μSに設定している。
そして、図2(c)として最後に付加されている2140〜2160μSの信号領域FSは、何らかの原因で通信が異常となったとき、例えば受信障害が発生したときに形成されるフェールセーフデータが受信側で出力されるように設定しようとするものである。
本発明では、特に、拡張チャンネルMP1〜MP4に供給されるデータは、被制御物体側で頻繁に常時要求される制御データ以外の制御データ、つまり時間的に変動が比較的少ないデータを割り当てることが応答性を改善するメリットにつながる。
例えば、被制御物体が飛行体の場合は離陸時又は着陸時に制御されるデータ、例えばエンジンのニードル制御、滑走車輪の制御、船舶の場合は荷揚げクレーンの制御、接岸時の種種の操作データ、汽笛制御等に使用することが好ましい。
このように拡張チャンネルMPはメインのチャンネルCHの時間帯(スロット)Twを拡張チャンネル数nで除算した値に対してオフセット値Tofを加えたものになる。
ここで、図2(b)に示すように各拡張チャンネルMPのオフセット値Tof(K)は,
Tof(K)=Tw/2n+(K-1)*Tw/n・・・・・(1)
但し、(K=1,2,3,・・n) n=拡張チャンネル数である。
次に送信側から前記拡張エンコーダの出力に対して、拡張された操作データがどのようなタイミングで送出されているかを図3のフローチャートにより説明する。
送信側のチャンネルデータの出力タイミングを制御しているCPU(マイコン)は、そのタイマー機能を利用して、ステップS1で常に拡張チャンネルMP1〜MP4に供給されている制御データの入力状態(データの変換点の有無)と待ち受け状態(データが変化していない時間経過)を監視しており、すべての操作ツールが無操作になって所定の時間が経過したか否かをステップS2で判断している。
そして、前記所定の時間が経過したら、タイムオーバとなっている拡張チャンネルの操作量を示す制御データがステップS3で選択され、その制御データが当該拡張チャンネルに出力される。そして、そのチャンネルの待ち時間(時計)を零となるようにステップS10でリセットして最初のスタート点に戻る。
また、タイムオーバしてなくても、拡張チャンネルMPのすべてのチャンネルが無操作の状態で制御データに変化がないときは、ステップS4で待ち時間(データの変化がなくなってから現時点までの待ち時間)が最大(Max)となっている拡張チャンネルMP1〜MP4のいずれかの制御データが選択され、そのチャンネルの現在の操作データの状況がステップS5で出力される。
また、ステップS4で操作された拡張チャンネルがある場合はステップS6からステップS7に進み、操作によって変化したデータが複数個の場合は、そのチャンネル中で、それまでの待ち時間が大きい方のチャンネルの制御データが、ステップS9で先に出力され、そのチャンネルの待ち時間をリセットする。また、操作によって変化したデータが単数の場合は、ステップS8において、その単数操作データの変化に対する制御データが出力されるようにしている。
したがって、拡張チャンネルMP(1〜4)の中で制御データが変化しているときは、そのチャンネル、例えば制御データが変化している拡張チャンネルがMP1の場合は、MP1の制御データが優先的に各フレーム毎に連続して出力され、コントロール信号として被制御物体に送信される。
そして、次にこのMP1の 拡張チャンネルの制御データの変化がなくなり、拡張チャンネル、例えばMP2の制御データが変化したときは、MP2の拡張チャンネルの制御データが各フレーム毎に連続して出力されるようになる。
また、拡張チャンネルMP(1〜4)のいずれの制御データも変化していないときでは、現時点までの待ち時間の最も長くなった拡張データ(制御データの変化が最も過去に行われた拡張データ)の操作量を示すデータが選択されて出力される。
従って、この場合、すなわちいずれの拡張チャンネルでも制御データの変化が無いときは、各フレーム毎に拡張チャンネルMP1〜MP4の中の制御データが順番に出力される。
このようにして、被制御物体側では後で述べるように記憶手段において拡張データに変化がないときでも所定のタイミングで操作量がリフレッシュされるようにすることができる。
なお、通常のチャンネルCH1〜3は常時各フレーム毎に制御データが送信される。
図4は受信側の拡張デコーダの一例をブロック図としたもので、21はパルス幅判別器であり、現在入力されている信号がいずれの拡張チャンネルに属するものかを例えば図2のタイミングを参照して検出している。
例えば、図2(b)に示したように各拡張チャンネルの時間帯(スロット)が形成されているときは、この各拡張チャンネルMP1〜MP4のいずれの時間幅のものが制御パルス信号として検出されたかによって、拡張制御データの判別が行われる。
22はパルス幅変換器であって検出受信された制御パルス信号(ppm)を拡張チャンネルの制御データのパルス幅に変換するが、この場合にパルス幅を各フレーム毎に4倍に伸張し、オフセット値(制御パルス信号幅)を加えて、デジタルデータとしてデータメモリ23に書き込む機能を有している。
24はデータメモリ23に記憶されている各拡張チャンネルMP1〜4の操作データを受信時に読み出し、所定のアクチュエータに分配して供給するためのパルス出力タイミング生成器であって、本発明の場合は受信信号のフレーム期間毎にデータメモリに記憶されている制御データが、パルス出力器25からそれぞれ拡張チャンネルMP1〜MP4に分配出力され、それぞれアクチュエータに出力されるようにしている。
26はフェールセーフデータが記憶されているFSメモリであり、このFSメモリ26にはFS記憶制御器27から予め被制御物体の安全性を確保するための
データがメモリスイッチを押すことによって書き込まれる。
そして、例えば、通信異常等によって一定期間受信機が受信できなくなったときや、受信データがすべて消失したことを受信側のデコーダで検出したときは、図2(c)で示すタイミングで出力されたパルス信号によって、フェールセーフデータがデータメモリ23に書き込まれ、このデータメモリ23のデータが各拡張チャンネルMP1〜MP4に出力される。
この発明は、例えば遠隔的に操作される模型や移動体からなる被制御物体を制御する際に、その制御データ数を増加する拡張チャンネルに対しては、変化の生じた制御データを優先的に選択して拡張チャンネルから出力されるようなシステムとしているので、特に、拡張された制御チャンネルで送信される操作に対する応答性が改良され、すべての被制御物体に対して容易に拡張チャンネルを付加することができる。
また、従来のラジコン等の送受信システムに対して、応答性の改善された拡張チャンネルを容易に設定することができる。
本発明のチャンネル拡張通信方式に適応される送信、及び受信器の概要を示すブロック図である。 各メインのチャンネルCHの制御データの出力タイミングと、拡張されたチャンネルMPの制御データの出力タイミングを示す説明図である。 拡張チャンネルMPに供給されている制御データを選択して出力するためのマイコンの動作を示すフローチャートである。 拡張されたチャンネルに挿入されている制御データを取り込み記憶すると共に、各アクチュエータに分配するための拡張デコーダのブロック図である。 遠隔制御用の制御データを出力する送信機の原理を示すブロック図である。 パルス変調(PPM)されたパルス列をPWM変調されたパラレルデータとして出力するためのデコーダのブロック図とその説明波形図である。 チャンネル拡張機能を有する送信機のブロック図である。 制御チャンネルと拡張された副制御チャンネルから出力される制御パルスの出力タイミングを説明する説明図である。
符号の説明
21 パルス幅判定器、22 パルス幅変換器、23 データメモリ、
24 パルス出力タイミング生成器、25 パルス出力器、
26 フェールセーフデータメモリ

Claims (4)

  1. 1フレーム内を少なくとも2以上の制御チャンネルに時分割し、該分割された各々の制御チャンネルによって遠隔的に被制御物体を制御する制御データを送信する送信機と、該送信器から送信される前記制御データを受信する受信機と、からなるチャンネル通信方式において、
    前記送信機は、
    前記制御チャンネルの各々に対してパルス幅制御される制御データを所定のフレーム周期で完結するパルス列信号に変換して出力するエンコーダと、
    前記制御チャンネルの中のいずれか一つの制御チャンネル内をさらに2以上に時分割して形成される拡張チャンネルの各々に対してパルス幅の制御量を圧縮した制御データを前記エンコーダに対して出力する拡張エンコーダと、を備え、
    前記受信機は、
    前記パルス列信号から、前記制御チャンネルの制御データと前記拡張チャンネルの制御データとを得るためのデコーダと、
    前記拡張チャンネルの制御データの各々を同期検出するための拡張デコーダと、を備え
    前記拡張デコーダは、
    前記制御データが前記拡張制御チャンネルのいずれに属するかを判別するパルス幅判別器と、
    前記拡張制御チャンネルのパルス幅変調された制御データのパルス幅を伸長するパルス幅変換器と、を具備する、
    チャンネル拡張通信方式。
  2. 前記送信機は、さらに、マイコンを備え、
    前記マイコンは、
    所定時間経過後に前記拡張制御チャンネルに供給されるデータの変換点の有無を検出し、前記データが変化したことが検出された前記拡張制御チャンネルの制御データのみを、前記拡張制御チャンネルを介して出力する、制御をすることを特徴とする請求項1に記載のチャンネル拡張通信方式。
  3. 前記マイコンは、
    前記拡張制御チャンネルに供給されるデータが複数個変化したことを検出した場合には、当該複数個のデータの中から、前に出力した時間からの経過時間が長い方のデータを、前記拡張制御チャンネルを介して先に出力する、制御をすることを特徴とする請求項2に記載のチャンネル拡張通信方式。
  4. 前記制御チャンネルの制御データ、及び前記拡張制御チャンネルの制御データは、模型で作られた移動体を操縦するための無線操縦データとされていることを特徴とする請求項1に記載のチャンネル拡張通信方式。
JP2004234431A 2004-08-11 2004-08-11 チャンネル拡張通信方式 Expired - Fee Related JP4325504B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004234431A JP4325504B2 (ja) 2004-08-11 2004-08-11 チャンネル拡張通信方式
KR1020050072736A KR100654474B1 (ko) 2004-08-11 2005-08-09 채널 확장 통신 시스템
US11/200,092 US20060044967A1 (en) 2004-08-11 2005-08-10 Channel expansion communication system
DE102005038134A DE102005038134B4 (de) 2004-08-11 2005-08-11 Kanalerweiterungskommunikationssystem

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004234431A JP4325504B2 (ja) 2004-08-11 2004-08-11 チャンネル拡張通信方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006054646A JP2006054646A (ja) 2006-02-23
JP4325504B2 true JP4325504B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=35852696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004234431A Expired - Fee Related JP4325504B2 (ja) 2004-08-11 2004-08-11 チャンネル拡張通信方式

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20060044967A1 (ja)
JP (1) JP4325504B2 (ja)
KR (1) KR100654474B1 (ja)
DE (1) DE102005038134B4 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100750170B1 (ko) * 2005-11-15 2007-08-21 삼성전자주식회사 통신 네트워크에서 데이터 프레임을 효율적으로 전송하는방법 및 장치

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3500388A (en) * 1965-11-05 1970-03-10 Westinghouse Air Brake Co Fail-safe logic speed command decoder
US3873777A (en) * 1972-05-23 1975-03-25 Japan Broadcasting Corp Signal transmission system for transmitting a plurality of series of signals
DE3117456A1 (de) * 1981-05-02 1982-12-02 Robbe Modellsport Gmbh, 6424 Grebenhain Verfahren zur uebertragung von mehreren voneinander unabhaengigen, simultan zu betaetigenden proportionalen funktionen auf mindestens einem hauptkanal einer funkfernsteueranordnung sowie schaltungsanordnung zur durchfuehrung des verfahrens
US4726024A (en) * 1986-03-31 1988-02-16 Mieczyslaw Mirowski Fail safe architecture for a computer system
US5638053A (en) * 1995-03-30 1997-06-10 Schuman; David Model airplane channel extender
US6118425A (en) * 1997-03-19 2000-09-12 Hitachi, Ltd. Liquid crystal display and driving method therefor
US6151336A (en) * 1998-02-11 2000-11-21 Sorrento Networks, Inc. Time division multiplexing expansion subsystem
JP3918329B2 (ja) * 1998-11-24 2007-05-23 富士通株式会社 受信装置および受信方法
ATE343262T1 (de) * 2000-12-21 2006-11-15 Cit Alcatel Verbesserungsverfahren für eine programmtaktreferenz einer in vielfachzugriffsverfahren und burst-modus abeitende abwärts verbindung in einem integriertem mehrstrahlsatelliten kommunikationssystem
US7290018B2 (en) * 2002-10-23 2007-10-30 Sap Aktiengesellschaft Change-driven replication of data

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006054646A (ja) 2006-02-23
KR20060050328A (ko) 2006-05-19
KR100654474B1 (ko) 2006-12-06
US20060044967A1 (en) 2006-03-02
DE102005038134B4 (de) 2009-12-31
DE102005038134A1 (de) 2006-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3268271B2 (ja) 無線操縦システム
JP4491178B2 (ja) 乗り物タイヤの圧力を制御するためのシステム
JP2006500837A (ja) 少なくとも一つの送信機及び/又は一つの受信機の動作を制御する方法、通信システム、及びその方法又はシステムの用法
NO318739B1 (no) Fjernstyringsinnretning og fjernstyringssystem for leker eller modellkjoretoyer
JP4325504B2 (ja) チャンネル拡張通信方式
JP5774952B2 (ja) モータ制御回路及び該回路を実装したサーボ装置
JP2001352263A (ja) 競技用自転車などの車両用のデータ送信システム
JP4184988B2 (ja) 遠隔操作玩具システム、それに用いる駆動機器、並びに遠隔操作玩具における識別コード設定方法
CN109962829A (zh) 用于将更新分区状态传输到传感器或设备的系统和方法
JPH10230083A (ja) ラジコン模型の操縦用無線機及び模型用無線機
JP3639623B2 (ja) リモートコントロール装置
US20050159077A1 (en) Infrared steering method and infrared steering system
JPH10295950A (ja) 遠隔制御送信装置
JP2004140499A (ja) リモコン玩具
JP5331449B2 (ja) 車両用通信装置及びその受信方法
JP3163094B2 (ja) 無線操縦装置
JPH0612586A (ja) ワイヤレス送信器及びこのワイヤレス送信器を利用したワイヤレスセキュリティーシステム
JPH0314877Y2 (ja)
JP2007019733A (ja) 移動機械の無線操縦装置
JP2592596B2 (ja) セキユリテイー用ワイヤレス送信器
CN111951538A (zh) 激光贴墙仪串频保护系统及其运行方法
JPH0348987U (ja)
JPS63153996A (ja) リモ−トコントロ−ル装置
JP2597771Y2 (ja) ラジオコントロール用サーボモータ制御回路
JPS6398300A (ja) リモ−トコントロ−ル送信機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070925

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090519

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090601

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees