JP4325191B2 - 標識灯装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、標識灯用カットアウト装置を備えた標識灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
空港用の誘導路などの路面に沿って多数の標識灯を設置する場合、配線が簡単になり、また長距離にわたる電線の電位損失を抑制するために、多数の標識灯を定電流電源に対して直列接続するのが一般的である。
【0003】
ところが、直列接続の場合、1つの標識灯のランプが断芯などにより不点になると、残余の標識灯も全て消灯してしまう。そこで、この問題を解消するために、標識灯の内部にフィルムカットアウトを光源と並列に接続している(例えば特許文献1参照。)。フィルムカットアウトは、非直線性抵抗物質を主体として構成されていて、常時は高抵抗状態であるが、標識灯のランプが断芯すると、その時に定電流電源の出力電圧が当該ランプの両端に集中して高電圧となって印加されるので、抵抗値が急激に低下して短絡状態になり、直列定電流回路が開放状態になるのを回避する。このため、フィルムカットアウトは、従来から電源システムの安全回路とされている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−228103号公報
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のフィルムカットアウトは、非復帰形であり、いったん導通状態になると復元しない性質を有している。また、その動作が温度に依存するため、ランプの断芯が発生してからフィルムカットアウトが動作するまでのタイムラグにばらつきがある他、抵抗値のばらつきや設置時の挟み圧力の如何により動作電圧にばらつきが大きくなるなどの問題がある。
【0005】
一方、空港は24時間運用になりつつあり、これに伴って空港を安全に運用するうえで必要不可欠な標識灯のメンテナンスの所要時間を短縮しなければならない。もちろん、24時間運用でなくてもメンテナンスの所要時間は短い方が好ましい。そこで、定電流電源を遮断することなく標識灯のメンテナンスを行うことができれば所要時間の短縮に効果的である。
【0006】
ところが、従来の技術では、定電流電源を遮断することなく、標識灯のメンテナンスを安全に、かつ、容易に行うことができなかった。
【0007】
本発明は、定電流電源を遮断することなく基台から標識灯を取り外してメンテナンスを可能にするとともに、光源の断芯に対して応動して当該標識灯を短絡し、他の標識灯の動作を保護する標識灯装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を達成するための手段】
請求項1の発明の標識灯用装置は、基台と;少なくとも灯体、光源を備え灯体内に収容される光学ユニット、受電端子および灯体を基台に取り付ける取付手段を備え、基台に取り付けおよび取り外し可能に装着される標識灯と;基台側に配置され、標識灯を基台側へ装着する際に標識灯の受電端子に接続して給電する給電手段と;基台側に配置され、かつ標識灯と並列接続するように給電手段に接続して、標識灯を給電手段から離脱させるか、標識灯のランプが不点になったりしたときに給電手段に作用する相対的な高電圧に応動して給電手段を短絡するとともに、標識灯を再び接続するか標識灯のランプを正常なものに交換したときに給電手段に作用する相対的な低電圧に応動して給電手段の短絡を解除し復帰するように電子回路により構成されている標識灯用カットアウト装置と;を具備していることを特徴としている。
【0009】
本発明および以下の各発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次による。
【0010】
<基台について> 基台は、路面に埋設されて、配線を導入するとともに、埋込型標識灯や地上型標識灯を取り付ける際の基礎を提供する。すなわち、基台には、アダプタを介して埋込型標識灯や地上型標識灯が直接的または間接的に取り付けられる。そのために、基台は、まず配管工法に適合するように構成されている。具体的には配管と接続し得る構造を備えている。配管との接続は、基台の側面を利用するのが最適であるが、要すれば、底面を利用してもよい。
【0011】
また、基台は、埋込型標識灯や地上型標識灯を取り付ける基礎を提供するために、上面が開口している。なお、アダプタ、間座および調整リングなどのオプション的な部材を所望により選択的に付加することができる。本発明において、「基台」とは、これらのオプション的な部材を含む意味である。調整リングは、標識灯の水平面内の取り付け方向を所望に調整して基台に取り付ける際に用いると効果的である。また、アダプタは、基台と埋込型標識灯との間に介在して配管工法による電源接続方式を埋込型標識灯を交換するのに好適な電源接続方式に転換する手段である。間座は、路盤を嵩上げした場合などに、基台が路盤面から深い位置にあるときに用いられ、基台側の標識灯の取り付け部を高くするのに用いられる。
【0012】
<給電手段について> 給電手段は、標識灯に接続して標識灯に電源を供給するための手段であり、基台側に備えられている。また、給電手段は、定電流電源に対して複数の負荷が直列的に接続されるいわゆる直列点灯用のものである。
【0013】
さらに、給電手段は、電源端子台または電源レセプタクルなどの形態として配設される。そして、給電手段は、配管内の配線に直接または間接的に接続する。
【0014】
<標識灯について> 標識灯は、埋込形および地上形など種々の形態をなすものであることを許容する。また、その用途は、空港、道路など多様な用途に適合する。さらに、標識灯は、少なくとも灯体、光学ユニット、受電端子および取付手段を備えて構成されている。なお、標識灯が埋込型標識灯であって空港用の場合、たとえば滑走路中心線灯、誘導路中心線灯、停止線灯などとして構成することができる。また、道路用としては、交叉点標識用など所望の用途に適合するように構成することができる。
【0015】
(灯体について) 灯体は、内部空間および取付部を備えている。なお、標識灯が埋込型標識灯の場合、標識光を所望方向へ投射するために、光導出溝およびプリズムを備えることがきる。また、灯体は、内部空間内に収納する光学ユニットなどの部品を組み込むために、好適には上部灯体および下部灯体に分割することができる。
【0016】
次に、埋込型標識灯の場合の灯体について説明する。上部灯体は、その上部を航空機が高速で走行しても、機械的に十分耐えられるようにするために、好ましくは耐久性および強度の大きい金属を鋳造して形成される。これに対して、下部灯体は、アダプタまたは上部アダプタの内部に収容されるので、相対的に強度の小さい金属板をプレス成形したり、またはダイキャストにより形成したりすることができる。
【0017】
光導出溝は、灯体の路面上に露出している上面部に配設されている。この種の埋込型標識灯の場合、標識光を路面に対して小さな仰角で照射する必要があり、そのために光導出溝を形成している。内部空間は、一般に路面内に埋設される位置にある。そして、後述する光学ユニットを始め、受電部分などを収容する。
【0018】
プリズムは、光学ユニットから放射された光路を屈折させて、光路を所定の仰角に規制するために用いられる。すなわち、灯体の内部空間においては、光源からプリズムに至る光軸を路面に対して小角度で設定することが困難である。そこで、中間にプリズムを介在させて路面方向へ屈折させる。プリズムを灯体の所定の位置に配設するには、好適には以下の構成による。すなわち、灯体の内部側にプリズムを収納する凹部を形成してプリズムを収納し、その背面すなわち光入射面の周囲にゴムなどの軟弾性物質からなる枠状のパッキングを配設し、さらにパッキングの背部を枠状の押さえ金具で支持する。押さえ金具は、ねじなどを用いて灯体の内面に固着する。
【0019】
取付部は、灯体を基台に取り付けるための構成で、灯体の周辺部の適所に配設された取付孔などによって構成されている。取付孔の上端には、ナットやボルトの頭部などを収納して、灯体の上面から突出しないようにする凹部を供えていることが許容される。また、取付孔は、基台に対する標識灯の取付位置を調整するために、長孔であることを許容する。したがって、灯体の上面が円形である場合、長孔は円弧状になる。
【0020】
(光学ユニットについて) 光学ユニットは、少なくとも光源を備え、さらに所要により反射鏡、色フィルタ、減光フィルタなど他の光学手段および上記各手段を所定の位置に取り付けるための取付枠などの付帯的な手段を含むことができる。光源は、電球または発光ダイオードなどを用いることができる。電球の場合、小形高光出力が可能になる点からハロゲン電球を用いるのが好ましいが、クリプトンやキセノンガスを封入した電球においても比較的小形高光出力のものが得られるので、またそれほど小形高光出力を要求されない場合も含めて、その他の電球の使用を許容する。なお、ハロゲン電球を用いる場合、バルブの表面に赤外線反射膜を形成したものがあるが、発光効率が一層高くなるので、この構成は本発明に好適である。
【0021】
色フィルタは、光路に出射される光ビームを所定の光色になるように波長を選択するための光学手段であり、光源とプリズムとの間の光路に配設される。また、色フィルタとしては、ダイクロイックフィルタフィルタ膜をガラス板の表面に蒸着などにより被着させてなるダイクロイック色フィルタが所望の光色の光のみを効率よく得られるので好適である。さらに、色フィルタを所定の位置に配設するには、たとえば色フィルタを金属枠によって支持し、この金属枠をプリズムの押さえ金具に共締めする。
【0022】
反射鏡は、光源が電球の場合に用いられ、光源から放射される光を集光して、色フィルタに入射させる場合に用いられる。また、反射鏡は、光源に対して独立していてもよいが、両者を一体化させてもよい。後者の場合、回転2次曲面または多面分割面を有する反射基盤面および反射基盤面の頂部に筒状部を備えたガラス成形基体の当該反射基盤面にダイクロイック反射膜を形成してなる反射鏡を用いて、その筒状部にハロゲン電球の封止部を挿入し、筒状部と封止部とを無機質接着剤で固着して一体化することができる。なお、ダイクロイック反射膜は、可視光反射、赤外光透過性の光学特性を有するものが好適である。光源が発光ダイオードの場合、発光ダイオードの内部に微小な反射手段が配設されていて、予め配光が狭角に設定されているとともに、1つの発光ダイオード当たりの光度が小さいので、多数の発光ダイオードを整列することによって所望の配光特性を得ることができる。しかし、複数の発光ダイオードの発光を所望に集光し、およびまたは光路を屈曲させるために、所望により反射鏡を付設することができる。
【0023】
減光フィルタは、埋込型標識灯の光出力が規格値より大きい場合に用いられる。また、減光フィルタは、色フィルタに重ね、かつ、色フィルタと共通の金属枠により支持して配置することができる。さらに、減光フィルタは、ガラス基板の表面に金属蒸着膜からなる減光フィルタ膜を被着させた構成のものを用いることができる。
【0024】
上記の光学手段の他に、付帯手段として、光源および反射鏡の位置を規制する位置規制枠を用いることができる。
【0025】
(受電端子について) 受電端子は、基台に配設された給電手段に接続して定電流電源から受電する手段であり、給電手段の配設態様に対応して標識灯の下面または側面などに配設される。また、受電端子は、端子台またはプラグの形態をとることができる。
【0026】
前者の場合、受電端子は、給電手段の構成に対応してガイド孔またはガイドピンおよび差込刃が絶縁基体から植立していて、ガイド孔またはガイドピンが給電手段のガイドピンまたはガイド孔に挿入され、差込刃が給電手段の内部に収容されているコネクタに接続する構造にすることができる。この場合、灯体を基台の所定の位置に取り付けると、受電端子が給電手段に接続する。
【0027】
後者の場合、灯体から外部へ導出された絶縁被覆導線および絶縁被覆導線の先端に配設したプラグにより構成される。この場合、灯体を基台の所定の位置に取り付ける前に、予めプラグを給電手段に接続する。
【0028】
(取付手段について) 取付手段は、標識灯を基台に取り付けるための手段であり、標識灯の灯体に形成された取付部および固着具などにより構成される。
【0029】
<標識灯用カットアウト装置の配置について> 標識灯用カットアウト装置は、基台側に配設されている。このため、定電流電源を遮断することなく標識灯のメンテナンスを行えるようになる。前記給電手段が電源端子台の形態を採用していれば、電源端子台にそれを短絡するように標識灯用カットアウト装置の接続装置を付設することができる。また、給電手段がレセプタクルの形態を採用していれば、レセプタクルの内部に、それを短絡するように標識灯用カットアウト装置を接続して収納することができる。
【0030】
また、本発明において、標識灯用カットアウト装置は、電子回路により構成されている。すなわち、標識灯が正常に作動するような相対的に低い電圧が給電手段に作用しているときには、遮断状態すなわちオフになる。これに対して、給電手段から標識灯を離脱させるか、標識灯のランプが不点になったときに給電手段に相対的に高い電圧が作用すると、その電圧に応動して給電手段を短絡する。換言すれば、導通状態すなわちオンになる。次に、標識灯用カットアウト装置は、再び標識灯を給電手段に接続するか、不点ランプを正常なランプに交換したときに、給電手段に作用する相対的な低電圧に応動して給電手段の短絡を解除して復帰する。換言すれば、遮断状態すなわちオフする。
【0031】
また、標識灯用カットアウト装置は、上記のように構成されていれば、具体的な回路構成が特段限定されるものではない。例えば、半導体スイッチ素子および電圧応動制御回路を用いて電子回路化された復帰形の標識灯用カットアウト装置を構成することができる。また、このようにして構成された標識灯用カットアウトは、一対の端子、一対の端子間に接続された半導体スイッチ素子、および一対の端子間に接続する電圧応動制御回路を備えて構成することができる。
【0032】
上記の構成の場合、スイッチ素子には、トライアック、サイリスタ、FETおよびバイポーラトランジスタなどを用いることができる。なお、単極性のスイッチ素子を用いる場合、その一対を逆並列接続したり、ダイオードブリッジを組合せたりするなどにより、両極性として作用して交流作動を行うように構成することができる。
【0033】
また、電圧応動制御回路は、一対の端子間に現れる電圧に応動して当該電圧が所定値より低いときには、オフ動作信号を発生して半導体スイッチ素子をオフさせるとともに、所定値以上のときにはオン動作信号を発生して半導体スイッチ素子をオンさせる。なお、オフ動作信号は、半導体スイッチ素子によっては、オン動作信号が停止することからなるものであってもよい。
【0034】
さらに、標識灯用カットアウト装置には、適当な外装を施すことができる。例えば、所望により電子化回路を軟質または硬質の絶縁性合成樹脂で注型したり、絶縁ケースに収納したりする。
【0035】
さらにまた、標識灯用カットアウト装置は、基台側に配置するに際して、その端子について適宜の構造を採用することができる。例えば、従来のフィルムカットアウトと同様な挟み構造の端子間に挟持されるディスク状端子構造や、給電端子の受電端子にねじ止めする端子構造、接続ピン構造などを採用することができる。
【0036】
そうして、標識灯用カットアウト装置は、電子回路化された復帰形であるため、再利用が可能である。
【0037】
さらに、上記標識灯用カットアウト装置によれば、その動作にばらつきが少なく、しかも発熱が少ないので、高い信頼性が得られる。
【0038】
<本発明の作用について> 本発明においては、電子回路化された復帰形の標識灯用カットアウト装置を基台側に配置したので、標識灯を基台から取り外すと、給電手段の両端に高電圧が現れる。この高電圧は、基台側に配置されている標識灯用カットアウト装置にも印加されるので、標識灯用カットアウト装置は応動して給電手段を短絡する。その結果、定電流電源に直列接続している他の複数の標識灯は引続き標識動作を継続することができる。このため、定電流電源を遮断することなしに標識灯のメンテナンス作業を行うことができる。
【0039】
メンテナンス作業が終了したら標識灯を再び装着すれば、標識灯内部の光源が線路に直列に挿入されるので、標識灯用カットアウト装置の一対の端子間に作用する電圧が低下する。そのため、標識灯用カットアウト装置は応動して短絡動作を解除して復帰する。
【0040】
また、標識灯の光源が不点になったときにも上述した保護動作が行われるので、従来のフィルムカットアウト装置を装着した標識灯と同様な安全動作をも行う。
【0041】
したがって、本発明によれば、標識灯システムの24時間運用も可能になる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0043】
図1は、本発明の標識灯装置における標識灯用カットアウト装置の一形態を示す回路図である。図において、標識灯用カットアウト装置COは、一対の端子t1、t2、スイッチ素子Q1および電圧応動制御回路VRCからなり、軟質絶縁外装体SIPにより周囲を包囲されている。
【0044】
一対の端子t1、t2は、標識灯の給電手段を短絡する回路上の位置に接続される。
【0045】
スイッチ素子Q1は、トライアックからなり、その一方主極と補助極とを一対の端子t1、t2間に接続している。
【0046】
電圧応動制御回路VRCは、抵抗器R1、R2、コンデンサC1およびトライアックQ2からなり、一対の端子t1、t2間に抵抗器R1、R2を直列接続し、コンデンサC1を抵抗器R2に並列接続し、トライアックQ2の一方主極と補助極とを抵抗器R2に並列接続し、他方の主極をスイッチ素子Q1の制御極に接続した回路構成である。これにより、トライアックQ2とスイッチ素子Q1が従動関係に接続する。
【0047】
そうして、一対の端子t1、t2間に印加される電圧が低いときにはスイッチ素子Q1はオフしているが、上記電圧が高くなってトライアックQ2の閾値を超えると、トライアックQ2がオンする。トライアックQ2がオンすると、これに従動してスイッチ素子Q1がオンする。これにより一対の端子t1、t2が接続している給電手段が短絡され、そのまま保持される。
【0048】
次に、一対の端子t1、t2間に印加される電圧が再び低下すると、トライアックQ2に印加される電圧がトライアックQ2の閾値より低くなるので、トライアックQ2がオフする。その結果、スイッチ素子Q1が従動してオフするので、給電手段は短絡状態が解除されて、標識灯用カットアウト装置COは復帰する。
【0049】
図2ないし図5は、本発明の標識灯装置の第1の実施の形態としての埋込型標識灯装置を示し、図2は平面図、図3は断面図、図4は基台の平面図、図5はアダプタおよび調整リングの図3とは異なる断面の端面図である。各図において、埋込型標識灯装置Aは、基台Bおよび埋込型標識灯Cからなる。
【0050】
<基台B> 基台Bは、基台本体10、アダプタ20および調整リング30を備えて構成されている。
【0051】
(基台本体10) 基台本体10は、上端に開口端11および内部に内部空間12を有する有底筒状をなしていて、さらに内部空間12内に収納されたレセプタクル13を備えている。また、基台本体10の側面には、図示を省略している配管の接続部を有している。レセプタクル13は、配管内に通線して基台内に導出された配線Wの先端に接続し、かつ、装着されている。さらに、基台本体10の開口端11には、複数のねじ孔14が分散して形成されている。基台本体10の開口端11の上面は、後述する調整リング30を支承し、ボルト15をねじ孔14にねじ込んで調整リング30を固定する。
【0052】
(アダプタ20) アダプタ20は、アダプタ本体21、給電手段22、プラグ23および標識灯用カットアウト装置COを備えている。
【0053】
アダプタ本体21は、凹部21a、適数個のスタッドボルト21b、適数個の通孔21cおよび外周段部21dを有している。凹部21aは、アダプタ本体21の上面に形成されて、後述する埋込型標識灯Cの下部を受け容れる。なお、凹部21aの周縁に周段部21a1が形成されていて、埋込型標識灯Cの周縁部を支承する。適数個のスタッドボルト21bは、凹部21aの周段部21a1から植立されていて、埋込型標識灯Cの後述する通孔46に挿通する。通孔21cは、アダプタ本体21の外周段部21dに分散して形成されていて、アダプタ本体21を調整リング30に取り付けるのに用いられる。外周段部21dは、調整リング30の後述する第2の周段部32に嵌合して調整リング30に支承される。
【0054】
(給電手段22) 給電手段22は、電源端子台からなり、絶縁ケース22a、一対の差込刃22b、22bおよび一対のガイドピン22c、22cを主な構成要素として構成され、アダプタ本体20の凹部21aの内面に露出して配設されている。絶縁ケース22aは、扁平で、一対の取付孔および差込刃挿通孔(いずれも図示しない。)を有している。そして、図4に示すように、一対の鍔付きねじ22d、22dにより、凹部21aの段付底面に取り付けられている。なお、鍔付きねじ22d、22dは、その脚部の径が取付孔の内径より小さくなっているので、給電手段22は、凹部の内面に沿って上記両者の径の差の範囲内で自由に動くことができる。一対の差込刃受22b、22bは、離間状態で並列して、かつ、差込刃挿通孔22a2に対向する位置で絶縁ケース22aの内部に収納されている。一対のガイドピン22c、22cは、離間状態で絶縁ケース22aから垂直に突出している。
【0055】
プラグ23は、第1の絶縁被覆導線23a、中継端子23bおよび第2の絶縁被覆導線23cを経由して電源端子台22からアダプタ本体20の背面側へ導出されている。第1の絶縁被覆導線23aは、給電手段22の一対の差込刃受22b、22bと中継端子23bとの間を接続している。中継端子23bは、アダプタ本体21の底面を防水的に貫通して配設されている。そして、第1および第2の絶縁被覆導線23a、23cを中継的に接続する。第2の絶縁被覆導線23cは、中間を固定具23dによりアダプタ本体21の下面に固定されるので、中継端子23bとの間にストレスがかからない。第2の絶縁被覆導線23cの他端にプラグ23が接続し、かつ、装着される。プラグ23は、基台Bの基台本体10のレセプタクル13に接続する。
【0056】
(標識灯用カットアウト装置CO) 標識灯用カットアウト装置COは、図1に示す構成であり、アダプタ20の内面に配設されている。そして、その一対の端子が一対の中継端子23b間に接続している。そのため、標識灯用カットアウト装置COは、給電手段22に対して並列接続されている。
【0057】
(調整リング30) 調整リング30は、基台本体10とアダプタ20との間に介在する。同心円状の第1および第2の周段部31、32を備えたリング状体からなる。第1の周段部31は、相対的に内側に形成されてアダプタ20をパッキンPにより液密に支承する。第2の周段部32は、相対的に外側に形成され、ねじ孔33および円弧状の通孔34を形成している。
【0058】
また、調整リング30は、前述したようにその下面が基台本体10の開口11に支承されて、ボルト15を円弧状の通孔24を経由して基台本体10の上端面のねじ孔14にねじ込むことにより、基台本体10に水平面内の取付方向を可調整に固定される。そして、上方からアダプタ20の中心部の突出部をリングの中に挿入した状態で第2の周段部32でアダプタ20を支承し、かつ、ボルト35をねじ孔33にねじ込んで調整リング30に固定している。
【0059】
<埋込型標識灯C> 埋込型標識灯Cは、灯体40、光学ユニット50および受電端子60を備えている。灯体40は、図2および図3に示すように、光導出溝41、内部空間42、プリズム43、複数の通孔44および複数の凹所45を備えている。また、灯体40は、上部灯体40Aおよび下部灯体40Bによる2つ割り構成であり、OリングP2を介して上部灯体40Aおよび下部灯体40Bを覆合し、ビス46により固着することによって、内部空間42が液密に形成されている。さらに、灯体40は、その下部に周段部を有している。なお、上部灯体40Aは、高強度金属を鋳造して形成されている。これに対して、下部灯体40Bは、金属板をダイカスト成形して形成されている。
【0060】
光導出溝41は、灯体40の上面に配設されている。そして、内部空間42に連通している。内部空間42は、灯体40の内部に形成され、後述する光学ユニット50および受電端子60から導出される受電部分などを収納している。プリズム43は、内部空間42と光導出溝41との間に配設され、その光出射面が光導出溝41に対面し、かつ、光入射面が光学ユニット50に対面する。
【0061】
複数の通孔46は、灯体40の周縁部にアダプタ20のスタッドボルト21bに一致する位置に分散して形成されている。複数の凹所45は、通孔44に連続して灯体40の上面に形成されている。
【0062】
光学ユニット50は、光源51、反射鏡52、ランプソケット53、ダイクロイック色フィルタおよび減光フィルタ54などから構成されている。光源51は、片封止形のハロゲン電球からなる。反射鏡52は、光源51と一体化されている。すなわち、反射鏡52は、ガラス成形基体の内面に形成された回転2次曲面を有する反射基盤面に可視光反射、赤外光透過性のダイクロイック反射膜を被着して形成されていて、頂部の筒状部の内部にハロゲン電球の封止部を挿入し、かつ、固着することによって光源41と一体化されている。ランプソケット53は、受電端子60に接続するとともに、反射鏡52と一体化された光源51の口金部に装着されて光源51に給電する。
【0063】
ダイクロイック色フィルタ47および減光フィルタ54は、互いに重ねられた状態で支持枠に支持されてプリズム43の入光面の前面に配置されている。
【0064】
受電端子60は、差込刃からなり、灯体40の下面のアダプタ20の給電手段22に対向する位置において、下方へ向かって突出して配設されている。また、受電端子60の隣接位置に空電手段22のガイドピン22cが挿入するガイド孔(図示しない。)が形成されている。
【0065】
そうして、以上説明した構造の埋込型標識灯Cを基台Bに取り付けて、標識灯装置Aを組み立てるには、埋込型標識灯Cの下部をアダプタ20の凹部21a内の所定位置に収容する。すると、まず給電手段22の一対のガイドピン22c、22cが埋込型標識灯Cの下面のガイド孔に挿入して位置決めを行う。次に、受電端子60が給電手段22の差込刃挿入孔の内部に挿入されて差込受刃22bに接触する。その結果、受電端子60の給電手段22に対する接続が完了する。給電手段22には、配線W、レセプタクル13、プラグ23、第2の絶縁被覆導線23c、中継端子23bおよび第1の絶縁被覆導線23aを経由して電源に接続しているので、埋込型標識灯Cは作動し得る状態になる。また、標識灯用カットアウトCOは、埋込型標識灯Cの光源51に並列接続されることになる。
【0066】
さらに、上記の状態において、埋込型標識灯Cの周縁部に形成された複数の通孔44がアダプタ20のスタッドボルト21bに挿通し、スタッドボルト21bの先端が凹所45内に露出する。そこで、図2に示すように、袋ナットNをスタッドボルト21bにねじ込むと、埋込型標識灯Cの取り付けが完了する。
【0067】
以下、図6および図7を参照して、本発明の埋込型標識灯取付装置の他の実施の形態について説明する。各図において、図2ないし図5と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。
【0068】
図6は、本発明の標識灯装置の第2の実施の形態としての埋込型標識灯装置を示す断面図である。
【0069】
本実施の形態は、給電手段が電源に接続するレセプタクルからなり、標識灯用カットアウト装置COがプラグ/ソケット形に構成されるとともに、基台Bが基台本体10および調整リング30により構成されている点で異なる。
【0070】
すなわち、給電手段(図示しない。)は、図3におけるレセプタクル13からなる。
【0071】
標識灯用カットアウト装置COは、埋込型標識灯Cのプラグと基台Bのレセプタクル(図示しない。)との間に介在される。そのために、標識灯用カットアウト装置COは、円筒状絶縁ケース70の一端にプラグ23が接続する刃受(図示しない。)を内蔵し、また他端に差込刃71を配設している。そして、刃受と差込刃71とは円筒状絶縁ケース70の内部で並列接続している。さらに、円筒状絶縁ケース70の内部には、図1に示す回路構成体(図示しない。)が刃受と差込刃71とに並列接続している。
【0072】
他方、基台Bの調整リング30には、周段部32にスタッドボルト36が植立されている。埋込型標識灯Cは、基台Bの調整リング30の周段部32に支承され、スタッドボルト36に通孔44が挿通し、さらに通孔44から外部へ露出した頭部に袋ナットNをねじ込むことによって調整リング30に直接取り付けられている。
【0073】
そうして、標識灯用カットアウト装置COの他端の差込刃71をレセプタクルからなる給電手段に挿入して両者を接続し、標識灯用カットアウト装置COの刃受に埋込型標識灯Cのプラグ23を接続すれば、埋込型標識灯Cは定電流電源に他の埋込型標識灯と直列に接続される。そして、同時に標識灯用カットアウト装置COが給電手段に対して埋込型標識灯Cと並列的に接続される。
【0074】
図7は、本発明の標識灯装置の第3の実施の形態としての埋込型標識灯装置を示す断面図である。
【0075】
本実施の形態は、基台Bが基台本体10のみからなっている点で異なる。
【0076】
すなわち、基台本体10は、浅形で、開口端11に周段部16が形成されるとともに、スタッドボルト21bが植立されている。
【0077】
そうして、埋込型標識灯Cは、基台10の周段部16に支承され、スタッドボルト21bが灯体40の周縁部に形成された通孔44に挿通し、袋ナットNをねじ込むことによって基台Bに取り付けられている。なお、給電手段22および標識灯用カットアウト装置COは、図3に示すのと基本的に同一である。図中、sは受電端子60の取付ビスである。
【0078】
【発明の効果】
本発明によれば、基台と、基台に装着される標識灯と、基台側に配置され、標識灯に接続して給電する給電手段と、給電手段に対して標識灯と並列的に接続されて、標識灯を給電手段から離脱させるか、標識灯のランプが不点になったりしたときに給電手段に作用する相対的な高電圧に応動して給電手段を短絡するとともに、標識灯を再び接続するか標識灯のランプを正常なものに交換したときに給電手段に作用する相対的な低電圧に応動して給電手段の短絡を解除し復帰するように電子回路により構成されていて、基台側に配設された標識灯用カットアウト装置とを具備していることにより、標識灯を基台から取り外せば標識灯用カットアウト装置が短絡するので、定電流電源を遮断することなく標識灯を基台から取り外してメンテナンスを可能にし、かつメンテナンスが終了したら標識灯を再び基台に装着すれば、標識灯用カットアウト装置が短絡動作を解除して標識灯内部の光源が線路に直列に挿入されて点灯するとともに、さらに光源の断芯に対しても標識灯用カットアウト装置が応動して当該標識灯を短絡して他の標識灯の動作を継続させて保護する標識灯装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の標識灯装置における標識灯用カットアウト装置の一形態を示す回路図
【図2】 本発明の標識灯装置の第1の実施の形態としての埋込型標識灯装置を示す平面図
【図3】 同じく断面図
【図4】 同じく基台の平面図
【図5】 同じくアダプタおよび調整リングの図3とは異なる断面の端面図
【図6】 本発明の標識灯装置の第2の実施の形態としての埋込型標識灯装置を示す断面図
【図7】 本発明の標識灯装置の第3の実施の形態としての埋込型標識灯装置を示す断面図
【符号の説明】
10…基台本体、20…アダプタ、22…給電手段、3…調整リング、40…灯体、5光学系…、60…受電端子、A…埋込型標識灯装置、B…基台、C…埋込型標識灯、CO…標識灯用カットアウト装置
Claims (1)
- 基台と;
少なくとも灯体、光源を備え灯体内に収容される光学ユニット、受電端子および灯体を基台に取り付ける取付手段を備え、基台に取り付けおよび取り外し可能に装着される標識灯と;
基台側に配置され、標識灯を基台側へ装着する際に標識灯の受電端子に接続して給電する給電手段と;
基台側に配置され、かつ標識灯と並列接続するように給電手段に接続して、標識灯を給電手段から離脱させるか、標識灯のランプが不点になったりしたときに給電手段に作用する相対的な高電圧に応動して給電手段を短絡するとともに、標識灯を再び接続するか標識灯のランプを正常なものに交換したときに給電手段に作用する相対的な低電圧に応動して給電手段の短絡を解除し復帰するように電子回路により構成されている標識灯用カットアウト装置と;
を具備していることを特徴とする標識灯装置。
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