JP4324845B2 - 映像表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は様々な方向に異なる映像を表示を行う表示装置、または立体映像を表示する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
メガネをかけて左右眼に違う画像を区別して表示させる立体表示システムがあるが、メガネをかけるわずらわしさがある。メガネなし立体表示システムはとして、2眼式、多眼式、超多眼式、ホログラフィー式などいろいろと開発されている。しかし、どのディスプレイも観察範囲が狭く立体感が得られるが、運動視差が小さいことが欠点である。
何らかの方法で観察者の目の位置を検出し、そこのみに投影する視点追従が運動視差をつける手段として考えられる。しかし、観察者が限定されることと、視点検出範囲によって観察範囲が限られる。
【0003】
パララックスバリアやピンホール、レンチキュラーレンズによって多視点画像を表示するシステムは折り返しにより観察範囲としては広くはなる。しかし、視差画像数を増やすと、表示する画素数が減ってしまうので高精彩なまま多眼化には限度がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−97013号公報
【特許文献2】
特開平5−22754号公報
特許文献1(特開平10−97013号公報)のようにLEDアレイとパララックスバリアを回転させる円筒型の全周型ディスプレイが提案されている。これは回転方向の視差(位置による違う画像の提示)を細かくすることはでき、広範囲で観察することができるが上下方向の視差はつけられない。しかも、解像度を増していくと情報量が膨大に増えていくことが考えられる。
2次元データを体積走査により立体表示する方法も知られている。拡散面スクリーンを回転させそこに投影するとスクリーンが存在する位置に対して光が拡散し、操作を行う位置によって3次元的に光を提示できる。欠点として観察範囲や提示範囲を広げるためにスクリーンを半透明にするので物体の裏側の光も透過して見えてしまい不自然であり、回転に伴い像がぼけることが考えられる。
対面方向にのみ表示させ回転させる表示装置である特許文献2(特開平5−22754号公報)なども知られている。
対面方向のみに表示させ回転表示させる特許文献2では体積操作と異なり垂直方向には視差が付けられない。しかも、特許文献2公報では観察範囲を広くすると情報量が膨大になるという問題点が解決できていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は上述した従来技術に付随する立体表示装置の問題点を解決するものである。この発明によれば、情報量をコントロールしながら広範囲で観察でき水平垂直方向で視差が付けられる表示を行う。
【0006】
この発明は映像(画像)情報の解像度を落とさない表示システムを提供することを課題とする。
この発明は広範囲に観察範囲を設け、意図する方向のみにその角度の表面映像(画像)を表示させることを目的にしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため本発明は、
請求項1ではスクリーンとそのスクリーンに投影する投影光学系から構成された映像装置において、
スクリーンは、垂直な回転軸線の回りに回転可能で、指向性を有しており、
投影光学系は、
スクリーンよりも下方位置においてスクリーンと一体的に設置されたスクリーン鏡と、
スクリーンの下方にスクリーンと同軸状に設置され、スクリーンの1/2の回転速度で回転軸線の回りに回転可能な表裏両面が鏡面の回転鏡と、
斜め下方から回転鏡に投影するプロジェクターが上下に複数段に設置されたプロジェクター群と
からなることを特徴とするものである。
【0008】
また、請求項2ではスクリーンとそのスクリーンに投影する投影光学系から構成された映像装置において、
スクリーンは、垂直な回転軸線の回りに回転可能で、指向性を有しており、
投影光学系は、
スクリーンよりも下方位置で回転軸線方向からの投影光がスクリーンに投影できるような角度でスクリーンの回転軸線の回りに間隔を開けてスクリーンと一体的に複数枚設置したスクリーン鏡と、
スクリーンの下方にスクリーンと同軸状に設置され、スクリーンの1/2の回転速度で回転軸線の回りに回転可能な表裏両面が鏡面の回転鏡と、
斜め下方から回転鏡に投影するプロジェクターが上下に複数段に設置され、回転軸線からの距離が等しくスクリーン鏡と対応した角度の位置に左右複数群配置されたプロジェクター群と、
からなることを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項3ではスクリーンとそのスクリーンに投影する投影光学系から構成された映像装置において、
スクリーンは、垂直な回転軸線の回りに回転可能で、指向性を有しており、
投影光学系は、
斜め下方から回転鏡に投影するプロジェクターが上下に複数段に設置されたプロジェクター群が回転軸線を挟み対を成して設置されたプロジェクター群と
スクリーンの下方にスクリーンと同軸状に設置され、スクリーンの1/2の回転速度で回転軸線の回りに回転可能な表裏両面が鏡面の2枚の回転鏡からなり一体的にそれぞれプロジェクター群に対応して上下に一体的に設置された回転鏡群と、
スクリーンよりも下方位置で且つ回転軸線から等しい距離の位置に対応した回転軸線方向からの投影光がスクリーンに投影できるような角度でスクリーンの回転軸線の回りに間隔を開けてスクリーンと一体的に複数枚設置したスクリーン鏡と
からなることを特徴とするものである。
【0010】
また、請求項4ではスクリーンが回転軸線に対して傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のものである。
【0011】
また、請求項5ではスクリーンとそのスクリーンに投影する投影光学系から構成された映像装置において、
スクリーンは、固定設置されているとともに対称軸線の回りに形成された円筒、円錐、半円球およびその他の回転対称面の何れかの形状をし、指向性を有しており、
投影光学系は、
スクリーンの対称軸線と対面し、スクリーンよりも下方位置において対称軸と同軸の回転軸線のまわりを回転可能で回転軸線に常に対面する複数枚スクリーン鏡と
スクリーンの下方に回転軸線と同軸状に設置され、スクリーン鏡の1/2の回転速度で回転軸線の回りに回転可能な表裏両面が鏡面の回転鏡と、
斜め下方から回転鏡に投影するプロジェクターが上下に複数段に設置され、回転軸線からの距離が等しくスクリーン鏡と対応した角度の位置に左右複数群配置されたプロジェクター群と、
からなることを特徴とするものである。
【0012】
また、請求項6ではスクリーンがホログラム光学素子で構成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のものである。
【0013】
【実施例】
第1実施例
以下、図面を用いて本発明の構成を説明する。
図1は本発明に関わる映像表示装置の概略構成を示す図である。
映像表示装置はスクリーン1とそれを投影する光学系から構成されている。スクリーン1は垂直な回転軸線xの回りに回転可能で、指向性を有している。投影光学系は、スクリーン1背面(反射型指向性スクリーンであれば前面になる。透過型スクリーンとして話を進める)でスクリーン1よりも下方位置にスクリーン1とともに回転するスクリーン鏡2と、スクリーンの1/2の回転速度で回転軸線xの回りに回転可能な表裏両面が鏡面の回転鏡3と、斜め下方から回転鏡に投影するプロジェクター4a、4dが異なる煽り角をなして上下に複数段に設置されているプロジェクター群4から構成されている。
【0014】
このような構成でスクリーン1および回転鏡3を回転軸線xの回りに回転させると全周で像を表示でき、煽り角の違うプロジェクター台数に応じて垂直視差が生みだせる。観察位置での指向性スクリーン1による拡散範囲(視域)に対応する回転角度(視域回転角)毎に表示を行えば、隙間なく水平方向の視差を得ることができる。
【0015】
様々な方向に異なる映像表示を行う多角映像表示と立体表示について説明する。多角映像表示とは表示装置の表示像が観察位置により変化することである。本装置では水平方向でも垂直方向でも表示が変化できることが特徴となっている。
図3は水平方向の視差(表示位置による像の変化)を説明するものである。それぞれの観察位置で違う像が観察できる様子がわかる。両眼の視差が人間が奥行き感を得るためのひとつの要因である。水平視差が両眼間隔よりも細かく得られれば立体知覚できる装置になりえる。本装置ではこの水平視差を指向性スクリーン1の視域を回転させそれに伴い投影像を変化させることにより得る。
図4は垂直視差を説明する図である。垂直方向の異なる観察位置により別の映像を観察できる様子がわかる。本装置では指向性スクリーンの視域が投影光の光軸を基準として視域を作る特徴を活かし、複数台のプロジェクターを煽り角を変え投影することにより垂直視差を得る。
【0016】
次に、指向性スクリーン1ついて説明する。指向性スクリーン1とは投影した光軸を基準として特定の範囲のみにスクリーン全体の光を拡散させるスクリーンを指す。図2は指向性スクリーンの概念を示したものである。この指向性スクリーンによる拡散された範囲である視域A内に眼を置くと投影された像が観察でき、視域Aから外れると投影像は観察できない。指向性スクリーン1の例として再帰性反射材やレンズやシリンドリカルレンズやレンチキュラーレンズが考えられる。それぞれの光学素子の特性により拡散方向を制限し、像が見られる範囲を設定できる。また、そのほかにも自由な視域を設定するためにマイクロレンズアレイや合わせ鏡スクリーンやホログラムやほかの光学素子またそれらの組み合わせによって指向性スクリーン1が提案されている。指向性スクリーンとしては例えば特開2002−14423公報や特開2000−275736公報など特開2002−148717公報などがあげられる。設計により視域の大きさや投影系の光軸を基準として視域の位置を決めることができる。
【0017】
また指向性スクリーン1の1つの例としてホログラムスクリーンを説明する。ホログラムは記録した光波をそのまま再生できる特徴をもつ。図5はホログラムスクリーンの撮影方法を説明する図である。拡散板60からの光をレンズ110で実像A1に変換する。ホログラム乾板をレンズ110と実像A1の間に設置することでレンズからの光が物体光0となる、参照光Rを同時に照射することによりホログラム露光ができる。物体光0は実像A1上のどの点でもホログラム乾板11上のすべての光が集光されていることになる。図6はホログラムスクリーンの利用を説明する図である。必要な処理をしてホログラムになった乾板11に画像の投影光を再生照明光Cとして照射すると拡散板の実像部分A2にのみスクリーン全体から拡散した光がやってくる。なので、投影された像は視域(拡散板の実像域)で見ることができ、それ以外の位置からでは再生された光が届かないので像を見ることができない指向性スクリーンとして働くことができる。
【0018】
ホログラムは記録した参照光と再生された光波の角度が保存される。なので、ホログラムスクリーンに違った角度から光を入射させると入射光から回折光までの角度は変わらないので角度を変えた分だけ異なった位置に視域が出来る。当然ながら同じスクリーンに同時に異なった像を異なった角度から投影すれば異なる角度に異なる像が観察できる。スクリーン形状もホログラムの感光材料を塗布する支持体の形状により変えることができる。薄いフィルムのような支持体を使えば作成後に折り曲げることも可能となる。
投影光学系について説明する。投影光学系はスクリーン鏡2と回転鏡3とプロジェクター群4で構成されている。回転するスクリーン1に対し投影光も回転するようにできおり、スクリーン1に対しては常に同じ位置で同じ角度で投影できるようになっている。
【0019】
スクリーン鏡2について説明する。スクリーン鏡2はスクリーン1の回転軸線xと回転軸線xを同じくする回転鏡3から反射されて投影光をスクリーン1に反射させる役割がある。図1のようにスクリーン1は回転軸線xがスクリーン1の中心を垂直に貫くように設置されたとき、スクリーン1とスクリーン鏡2は一体的に設置され、スクリーン鏡2とスクリーン1は常に対面しながら回転軸線xのまわりを回転する。広い観察範囲を実現させるため全周で観察できるようにするためにはスクリーン鏡2が観察のじゃまにならないようにスクリーン1よりも下部に設置される。
【0020】
回転鏡3について説明する。回転鏡3は固定されたプロジェクターからの光線をスクリーン1の回転に対応させて回転させる役割を持つ。回転鏡3は反射角が常に回転角となるように回転軸線xのまわりをスクリーンの回転速度の半分で回転する。全周から投影できるようにするために回転鏡3は表裏ともに鏡面とする。図7には回転に伴う水平視差提示範囲を説明する図であり図8はその上面図である。なお、図7、図8は回転前の状態を示し、部品を示す引用数字の後にaを付けており、図9、図10は回転後の状態をを示し、部品を示す引用数字の後にbを付けている。回転鏡3aは回転軸線xを中心として垂直にスクリーン1下部に設置される。
【0021】
プロジェクター群4について説明する。プロジェクターは回転や動きに対応した映像を投影する役割を持つ。回転に対応した画像を回転と同期させ、その回転時にのみ映像を出力する。対応した回転角のときのみ映像を出力する方法としてシャッターを用いた方法も考えられる。また、プロジェクターの光源にLEDを用いて回転に対応したパルスで発光する方法も考えられる。プロジェクターは反応速度が早いほど画質が向上することが期待できる。反応速度の速い投影プロジェクターとしてDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス:テキサスインスツルメンタル社の登録商標)を用いたプロジェクター(DLP:テキサスインスツルメンタル社の登録商標)を用いることが考えられる。DMDの光源にカラーフィルターで色を付けて投影する方法が一般的であるが、スクリーンの回転速度が十分速ければ、カラーフィルターの回転とスクリーン回転を同期させ、1回転ごと違う色を表現することで色を混ぜることもできる。スクリーンの下部から投影が出来るように煽り角を付けて回転鏡に投影する。
【0022】
本装置において回転に伴い水平視差をつけることを説明する。図7、図9は回転に伴う水平視差の提示を説明する図である。図8、図10は回転に伴う水平視差の提示を説明する上面図である。図7においてスクリーン1aの位置から像が観察できる範囲は視域A内のみである。観察位置6ではスクリーン1aからの像が観察できるが観察位置7では像は観察できない。図7状態で投影した後、スクリーン1を回転軸線xに対する視域Aの角度α(図8参照)回転させる。それに伴い回転鏡3をα/2回転させる(図10中のβに対応する)。これが図9および図10の状態となる。回転に伴いスクリーンは1bの位置となり、スクリーン鏡は2bの位置となる。このようになることで、プロジェクター4aからの光線がα回転されたスクリーン1bの位置に投影される。こうなるとスクリーン1の像が観察できる視域はBのみとなり観察位置7で像が観察できる。このように視域回転角αごとに視差画像の投影を行い水平視差をつけることができる。
【0023】
垂直視差を説明する。図11、図12は垂直視差を説明する側面図である。スクリーン1とスクリーン鏡2と回転鏡3がお互い対面している図であるが、それらが回転軸線xの回りに回転しても同様の関係が保たれる。プロジェクター4aの主な内部構造を説明する。光源44から発せられた光は反射鏡43に反射されるか、若しくは直接空間変調素子41に届く。ここで空間変調素子41はDMD(テキサスインスツメンタル社の登録商標)を仮定し反射形としてあるがこれに限られるものではない。空間変調素子の特性により傾けて使用できない場合にはプリズムやハーフミラーを使い光を入射し、投影する画像をあらかじめ歪ませてませて置くことも考えられる。ここでスクリーン1すべての位置で結像するために空間変調素子41と投影レンズ42をスクリーン1と同じ角度としてある。プロジェクター4aから投影された光は回転鏡3とスクリーン鏡2で反射され、スクリーン1に投影される。等価的にはC位置から煽り角θで投影していることとなる。指向性スクリーン1により視域A内のみで投影像が観察できる。スクリーン1の中心点から視域の垂直方向の見込み角度をφとすると、隙間なく垂直方向に視域を並べるためには図12のように煽り角をθ+φで投影するプロジェクター4dを設ければよい。そうすれば等価的にDの位置から煽り角θ+φで投影していることとなる。指向性スクリーン1の特性により視域Ad内のみで4dの投影した像が観察できる。こうして垂直視差が提示できる。つまり、観察位置6dではプロジェクター4dの投影した像のみが見えることとなる。回転しても関係は変わらないので垂直視差は全周で観察できる。つまり、プロジェクター台数分の垂直視差数の全周で提示できる。
【0024】
つぎに装置全体の制御機構について説明する。スクリーン1の回転速度は人間の目の残像効果が十分機能するためには、少なくとも毎秒8回転の回転数が必要である。それに対応させ水平方向視域の大きさとスクリーン1の回転速度を設定し、全周でとぎれなく映像を観察できるようにする。
【0025】
スクリーン1と回転鏡2はステッピングモータ(図示せず)で駆動され、回転鏡2はギヤ介してスクリーンの半分の回転速度で駆動し、それによってスクリーン1に像がずれずに投影できる。
【0026】
画像を送り出すためにコンピュータを用いる。スクリーン1と回転鏡3を回転させるステッピングモータと同期を取り回転角に対応した画像を送り出すように順次それぞれのプロジェクターに信号を送る。
【0027】
第2実施例
観察者がより自然で疲労感少ない状態で観察できるようにするためにそれぞれの視域回転角に対する投影間隔を短くすることが考えられる。そのために複数の光が同時に入射しても光軸に対してできる視域によって画像が分離できるという指向性スクリーンの特徴を活かし、スクリーン鏡2とプロジェクター群4の数を増やし水平視差を同時につくる。その複数の視域が回転することによって投影間隔を短くすることができる。
【0028】
図13は第2実施例のスクリーンとスクリーン鏡の関係を示す図であり、図14は第2実施例のスクリーンとスクリーン鏡の関係を示す上面図である。複数のスクリーン鏡2は図14のようにそれぞれのプロジェクター4a、4bからでた光線の光軸が回転軸線xに再び反射するように配置する。そうすれば、光軸を基準にして視域が形成できるので回転軸線xを中心に視域円周上に並び効率よく観察範囲が形成できる。光軸に対応して視域ができること考え配置する。実際、指向性スクリーンと視域の中心を結んだ線(視域光軸)の延長線が重なるところが見かけ上の注視点となる。見る位置によって見かけ上の注視点が変化しないほうが好ましいと考えられる。しかも、提示する物体の中心は回転軸線x上に置くことが効率的であると考えられる。回転軸線x上に見かけ上の注視点を配置することが効率的であると考えられる。
また、垂直方向の視差も水平方向の視差と同様に回転に伴って見かけ上の注視点が変化しないようにプロジェクターの煽り角を調整する。つまり、回転軸線x上の任意の点で視域光軸が重なるようにプロジェクターを配置すればよい。
【0029】
プロジェクターの配置は垂直視差用の複数の煽り角の違うプロジェクター群4を複数群並べることになる。回転鏡3の回転速度がスクリーン1の回転速度の半分に制御されているので固定されたプロジェクター4の角度配置とスクリーン鏡2の角度配置が同じであればスクリーン1が回転してもそれぞれ対応した光線を受けることができる。なお、上記以外の部品の配置や構成は前述した実施例と同様であり、それらの説明は省略する。
【0030】
図15はスクリーン1を両面を使うようにした実施例2の変態様を説明する上面図である。スクリーン1が表裏両面で作用することができ、同等の指向性を有している場合スクリーン鏡3を反対側の対応点に設置すれば投影間隔を半分にすることができる。対応設置位置である回転軸線xを挟んで対をなしてプロジェクター4とスクリーン鏡2を配置する。そうすれば回転鏡3の表裏利用し同時にスクリーン1の表裏に投影することができる。このことで投影間隔が半分となる。
【0031】
第3実施例
回転鏡3に対しプロジェクター4aの投影光が作用できる範囲を考えると、プロジェクター4aと対面したときからの回転角に比例した面積となる。つまり、プロジェクター4aの光軸と平行になったとき(対面状態より90度回転したとき)は反射できる面積がなくなってしまう。このことから投影光に作用できる面積が投影光の大きさより小さくならないようにしなくてはならない。視域回転角αの間隔広く、投影時に回転鏡3の面積に対し作用できる面積が投影光の大きさより小さくなってしまうことがなければ全周で像が観察できる。
【0032】
そこで、第3実施例では視域回転角が小さくとも全周に映像を表示する実施法を提示する。図16は図18は第3実施例を説明する側面図である。図19は回転後の第3実施例を説明する図であり図20はその上面図である。1枚の回転鏡3a,3bでカバーできない角度に投影するためにプロジェクター群4a,4bを回転軸線xを挟み対を成し設置し、それぞれのプロジェクター群4a,4bに対応した回転鏡3a,3bを上下に2枚一体的に設置し、回転鏡3に対応したスクリーン鏡2a,2bを配置する。
【0033】
第3実施例においては上下の回転鏡3a,3bとスクリーン鏡2a,2bの配置は次の点に留意して行う、平面図でみると図17で示すように、プロジェクター4aから回転鏡3aスクリーン鏡2aを経てスクリーン1を照射し視域Aaで像が観察できるようにするとともに、プロジェクター4bから回転鏡3bスクリーン鏡2bを経てスクリーン1を照射し視域Abで像が観察できるようにする。また、垂直方向に見ると図18に示すように、プロジェクター4aから回転鏡3aスクリーン鏡2aを経てスクリーン1に照射された像とプロジェクター4bから回転鏡3bスクリーン鏡2bを経てスクリーン1に照射された像が一致し、かつ投影角θも一致するようにする。すなわち図18において、視域Aにプロジェクター4aの投影角θと同じ角度同じ位置に投影するためにプロジェクター4bと回転鏡3bと回転鏡2bの煽り角度を調整する。こうすることで、視域が途切れることなく全周で観察できるようになる。なお、スクリーン鏡2a、2bは煽り角が違うため共用できない。
【0034】
スクリーン鏡を共用できないので回転鏡3a、3bのそれぞれの角度は対応するスクリーン鏡2a、2bの設置位置によってきまる。スクリーンの効率から考えてスクリーンと対面する位置が理想であると考えられるので、そこより、の大きさ分ずれた角度Ψに設置することが考えられる。スクリーン鏡2aとスクリーン鏡2bの設置角度ψは90−Ψ度となる。
【0035】
つまり、図16および図17のときは回転鏡3bの作用面積が小さいが回転鏡3aは十分ある。このときはプロジェクター4a、回転鏡3aスクリーン鏡2aを用いてスクリーンに投影する。また、図19および図20のときは回転鏡3aの作用面積が小さいが回転鏡3bは十分あるので、プロジェクター4b、回転鏡3b、スクリーン鏡2bを用いてスクリーンに投影する。このように回転鏡が作用できる大きさが十分である角度範囲(おおよそ180度)を2枚の回転鏡で分担することによって視域回転角にかかわらず全周で満足な像を提示することができる。
これにより第3実施例においては回転鏡3a、3bを上下に一体的に設置しているので、視域回転角が小さくとも全周に映像を表示することができる。図21は回転鏡の作用範囲を説明する上面図である。おおよそプロジェクターと対面してから回転鏡が+−45度回転する範囲(スクリーンの回転角で+−90度)回転する範囲で分担する。図21においてプロジェクター4aが投影し回転に伴い視域をつくる範囲がA1aとなり、プロジェクター4bが投影し回転に伴い視域をつくる範囲がA1bとなる。光を遮断し雑音が入らないためにアパーチャーを180度分開き回転することも考えられる。
【0036】
第4実施例
スクリーンを傾けることを特徴とし、他の基本的な投影光学系は同じ構成となる。ただし、プロジェクターにおいて、スクリーンが光軸と垂直に設置できるので、傾いたスクリーン上で結像できるような特別な加工をする必要がなくなる。
図22は第4実施例を説明する図である。光源43から出た光をハーフミラー材(もしくわプリズム)45を介し空間変調機41に導かれる。空間変調機41からの光が回転鏡3スクリーン鏡2で反射されスクリーン1に投影され視域A内の任意の位置である観察位置6で像が観察できる。投影光を下部から煽り投影するため、スクリーンには角度を変える機能を待たせると観察しやすい。しかし、ホログラムスクリーンなどでは回折現象を用いるため回折角が大きくなると波長依存性が高くなり、観察される色味が変化してしまう。角度を変える機能を持たせずスクリーンを中心となる投影煽り角まで傾けることで観察像の画質の向上が考えられる。また、上部よりの観察に適しており見下ろして観察するような使用目的には優れていると考えられる。
【0037】
第5実施例
円筒又は円錐又は半球上など回転軸線xに線対称となるスクリーンを用い、スクリーンは固定設置された特徴を持ち、投影光学系は実施例1〜3と同様となる。
指向性スクリーンの形状は平板以外の形状とすることができ、半球形や円錐形や円筒形や回転対称の形状にすることも可能である。そのような回転対称の形状で形成し視域回転角で投影されたときに視域を形成するように各部位の指向性を設計する。例えばホログラムスクリーンであれば視域回転角ごとに対応部位で多重記録をすればよい。
【0038】
図23は第5実施例を説明する図である。図24は第5実施例を説明する上面図である。第5実施例では円筒状の指向性スクリーン1がその円筒中心軸が回転軸線xと一致して設けられ、一対のスクリーン鏡2a、2bがスクリーン下方に置いて回転軸線xをはさんで回転可能に設けられ、スクリーン鏡2a、2bの下方の回転軸線x上に表裏両面の回転鏡3がスクリーン鏡2a、2bの1/2の回転速度で回転か可能に設けられている。回転鏡3の下方に回転軸線xをはさんで1対のプロジェクター4a、4bが回転鏡3に照射するように設けられている。図24では省略したが、プロジェクター4a,4bの上下に煽り角の違うプロジェクターを設置し垂直視差を設ける。このような装置にすれば投影部位ごとに指向性スクリーンの作用が得られるので回転する必要がなくなる。また実施例2と同様にプロジェクターを増設しても良い。
第2実施例で説明したように見かけの注視点を回転によって変化しないように、視域光軸を回転軸線x上で重なるように設定すればよい。垂直方向の視域光軸はプロジェクターの煽り角で調整し、水平方向の視域光軸はスクリーン鏡で調整すればよい。つまり、水平方向の配置は図24のようにスクリーン鏡2をプロジェクター群4からの光線を回転軸線に再び反射できるように配置する。
このときもスクリーン鏡2を回転させ、その半分速度で回転鏡3を回転させればよい。そうすれば全周で投影像をスクリーンに表示できる。
また、回転鏡が表裏両面鏡面になっていることを利用し回転軸線xを挟み対にプロジェクター群を配置し、スクリーン鏡を2枚用いることによって投影間隔が半分にすることができる。プロジェクターの台数とスクリーン鏡の台数を増やせばそれだけ、投影間隔が短くなりフリッカーが回転速度に関係なく感じにくくできる。
【0039】
これまで記述した実施例のスクリーンをホログラム光学素子で構成してもよい。そうすることで背景を明瞭に観察できる。
ホログラム光学素子は全ての光線を回折するわけでない。そのため背景となるスクリーン背面の光の一部は回折せずにそのまま透過する。そのため背景からの光がそのまま通過するので背景を明瞭に観察できる。透過型で透明の光学素子でスクリーンを形成しても、屈折や拡散を用いて光を制御する素子では、全ての光線が屈折の影響を受けるので実際の背景と異なる像となってしまう。回折のみで光を制御するホログラムのときのみ、背景を明瞭にていじすることが可能となる。つまり、背景の一部がそのまま透過することができ空間に浮かんで見えるような像提示ができる。
【0040】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば水平方向垂直方向に視差(見る方向による変化)を持つ画像・映像を広範囲に表示し、しかも情報量を画像・映像の解像度落とすことなくコントロールできる。
請求項2の発明によれば請求項1の発明の奏する効果に加え、水平方向にプロジェクターとスクリーン鏡を増設することによって、投影間隔が短くなり、より自然で観察者に負担を減らすことができる。
請求項3の発明によれば請求項1または請求項2の発明の奏する効果に加え、全周で像を提示する視域の大きさの制限を排除することができる。
請求項4の発明によればスクリーンを回転させなくとも水平垂直視差(見る方向による変化)を持つ画像・映像を広範囲に表示し、しかも情報量を画像・映像の解像度落とすことなくコントロールして像を表示できる。
請求項5の発明によれば請求項1〜4の発明の奏する効果に加え、背景が明瞭に観察できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像表示装置の概略を説明する図
【図2】指向性スクリーンを説明する図
【図3】水平視差を説明する図
【図4】垂直視差を説明する図
【図5】ホログラムスクリーンの撮影方法を説明する図
【図6】ホログラムスクリーンの利用を説明する図
【図7】回転に伴う水平視差の提示を説明する図
【図8】回転に伴う水平視差の提示を説明する上面図
【図9】回転に伴う水平視差の提示を説明する図
【図10】回転に伴う水平視差の提示を説明する上面図
【図11】垂直視域を説明する側面図
【図12】垂直視域差を説明する側面図
【図13】第2実施例のスクリーンとスクリーン鏡の関係を示す図
【図14】第2実施例のスクリーンとスクリーン鏡の関係を示す上面図
【図15】スクリーン両面を使うことを説明する上面図
【図16】第3実施例のスクリーンとスクリーン鏡の関係を示す図
【図17】第3実施例のスクリーンとスクリーン鏡の関係を示す上面図
【図18】第3実施例のスクリーンとスクリーン鏡の関係を示す側面図
【図19】第3実施例のスクリーンとスクリーン鏡の関係を示す図
【図20】第3実施例のスクリーンとスクリーン鏡の関係を示す側面図
【図21】実施例3の回転鏡の作用範囲をする上面図
【図22】請求項4説明する図
【図23】第5実施例を説明する図
【図24】第5実施例を説明する上面図
【符号の説明】
1 指向性スクリーン
2 スクリーン鏡
3 回転鏡
4 プロジェクター群
41 空間変調機
42 投影レンズ
43 光源
44 反射鏡
A 視域
O 物体光
R 参照光
60 拡散板
110 レンズ
11 ホログラム乾板
Claims (6)
- スクリーンとそのスクリーンに投影する投影光学系から構成された映像装置において、
スクリーンは、垂直な回転軸線の回りに回転可能で、指向性を有しており、
投影光学系は、
スクリーンよりも下方位置においてスクリーンと一体的に設置されたスクリーン鏡と、
スクリーンの下方にスクリーンと同軸状に設置され、スクリーンの1/2の回転速度で回転軸線の回りに回転可能な表裏両面が鏡面の回転鏡と、
斜め下方から回転鏡に投影するプロジェクターが上下に複数段に設置されたプロジェクター群と
からなることを特徴とする映像表示装置。 - スクリーンとそのスクリーンに投影する投影光学系から構成された映像装置において、
スクリーンは、垂直な回転軸線の回りに回転可能で、指向性を有しており、
投影光学系は、
スクリーンよりも下方位置で回転軸線方向からの投影光がスクリーンに投影できるような角度でスクリーンの回転軸線の回りに間隔を開けてスクリーンと一体的に複数枚設置したスクリーン鏡と、
スクリーンの下方にスクリーンと同軸状に設置され、スクリーンの1/2の回転速度で回転軸線の回りに回転可能な表裏両面が鏡面の回転鏡と、
斜め下方から回転鏡に投影するプロジェクターが上下に複数段に設置され、回転軸線からの距離が等しくスクリーン鏡と対応した角度の位置に左右複数群配置されたプロジェクター群と、
からなることを特徴とする映像表示装置。 - スクリーンとそのスクリーンに投影する投影光学系から構成された映像装置において、
スクリーンは、垂直な回転軸線の回りに回転可能で、指向性を有しており、
投影光学系は、
斜め下方から回転鏡に投影するプロジェクターが上下に複数段に設置されたプロジェクター群が回転軸線を挟み対を成して設置されたプロジェクター群と
スクリーンの下方にスクリーンと同軸状に設置され、スクリーンの1/2の回転速度で回転軸線の回りに回転可能な表裏両面が鏡面の2枚の回転鏡からなり一体的にそれぞれプロジェクター群に対応して上下に一体的に設置された回転鏡群と、
スクリーンよりも下方位置で且つ回転軸線から等しい距離の位置に対応した回転軸線方向からの投影光がスクリーンに投影できるような角度でスクリーンの回転軸線の回りに間隔を開けてスクリーンと一体的に複数枚設置したスクリーン鏡と
からなることを特徴とする映像表示装置。 - スクリーンが回転軸線に対して傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の映像表示装置。
- スクリーンとそのスクリーンに投影する投影光学系から構成された映像装置において、
スクリーンは、固定設置されているとともに対称軸線の回りに形成された円筒、円錐、半円球およびその他の回転対称面の何れかの形状をし、指向性を有しており、
投影光学系は、
スクリーンの対称軸線と対面し、スクリーンよりも下方位置において対称軸と同軸の回転軸線のまわりを回転可能で回転軸線に常に対面する複数枚スクリーン鏡と
スクリーンの下方に回転軸線と同軸状に設置され、スクリーン鏡の1/2の回転速度で回転軸線の回りに回転可能な表裏両面が鏡面の回転鏡と、
斜め下方から回転鏡に投影するプロジェクターが上下に複数段に設置され、回転軸線からの距離が等しくスクリーン鏡と対応した角度の位置に左右複数群配置されたプロジェクター群と、
からなることを特徴とする映像表示装置。 - スクリーンがホログラム光学素子で構成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の映像表示装置。
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