JP4323446B2 - 作業指示システムとそのプログラム - Google Patents
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したがって、この発明によれば、被指示者に特別な機器を装着させることなく、対象物に作用する力覚情報を簡単に伝達することができる。
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる遠隔作業指示システムを示す概略構成図である。また、図2は図1に示す被指示者側システムの概略図、図3は図1に示す指示者側システムの概略図である。この遠隔作業指示システムは、指示者側システム1と被指示者側システム2との間を、通信ネットワークNWを介して接続可能としたものである。
通信ネットワークNWは、システムが例えば事業所内又はオフィス内に構築される場合であれば、LAN(Local Area Network)により構成される。一方、システムが複数の事業所やオフィスに跨って構成される場合には、インターネットに代表されるコンピュータ・ネットワークから構成される。また、通信ネットワークNWを介すことなく、指示者側システム1と被指示者側システム2との間が直接ケーブル等で接続される構成でもよい。
指示者側システム1は、プロジェクタ11とカメラ12と力覚センサ13とネットワークインタフェース(ネットワークI/F)14とを備える。プロジェクタ11は上述したように、力覚センサ13上にネットワークI/F14により受信された対象物画像51を投影する。カメラ12は、指示者が力覚センサ13上で作業を行う様子を撮影し、ネットワークI/F14により被指示者側システム2に送信する。
この遠隔作業指示システムが起動されると、指示者側システム1と被指示者側システム2との双方で通信ネットワークNWを介して音声画像通信が行われる。すなわち、ステップS6aにおいて、映像処理及び力覚の音変換処理が行われる。具体的には、指示者側システム1において、カメラ12により撮影された指示者画像6及び力覚センサ13により得られた力覚情報を被指示者側システム2に向けて送信する。一方、被指示者側システム2においては、カメラ22により撮影された対象物5を指示者側システム1に向けて送信する。それと共に、被指示者側システム2は、指示者側システム1から送信された力覚情報を受信して音データに変換している。
先ず、音情報発生部25の音データ変換部251は、ステップS7aにおいて、ネットワークI/F24により力覚情報であるセンサ値を受信する。そして、ステップS7bにおいてセンサ値が所定の閾値を超えるか否かを判定する。この閾値は、指示者により作業指示が行われたか否か(つまり、指示者により力覚センサ13に力が加えられたか否か)の判定の指標となる値であり、センサ値がこの閾値を超えた場合に、指示者により作業の指示が行われたものと判定する。
一方、ステップS7bのセンサ値の判定において、センサ値が閾値を超えないと判定された場合、ステップS7fに移行する。そして、音データ変換部251は、無音データ(NULL値)を同期構成部26に出力する。
先ず、ステップS8aにおいて、この遠隔作業指示システムを起動した最初の作業指示の提示であるか否かを判定する。この判定において、システム起動後の最初の作業指示の提示であると判定されると、ステップS8bに移行して、同期制御部264は、同期設定部263から同期設定時間T´を取得する。
また、同期制御部26により、指示者画像と音データとの同期制御が行われるため、指示者画像と音データとの時間差をつけて提示することが可能である。これにより、映像に対して音を遅延させた場合には、被指示者は、音により力覚情報(いわゆる力加減を表す情報)を理解したのちに指示者画像により動作を確認しながら自ら動作を行うことができる。また、反対に、音に対して映像を遅延させた場合には、被指示者は、指示者画像で動作を確認したのちに、音で力覚情報を確認して自ら動作を行うことができる。これにより、指示者により複雑な作業指示が行われた場合でも、被指示者は、指示者の作業指示を確実に把握することができる。
図10は、この発明の第2の実施形態に係わる遠隔作業指示システムの機能構成を示すブロック図である。この遠隔作業指示システムは、指示者側システム1Aと被指示者側システム2Aとの間を、通信ネットワークNWを介して接続可能としたものである。なお、この実施形態において、上記第1の実施形態の図4と同一の構成要素には同一符号を付し、詳しい説明を省略する。
音データ変換部251は、上述したように、複数のセンサ値からなる力覚情報からセンサ値行列Pを作成し、このセンサ値行列Pの要素の最大値を抽出し、その最大値に応じて、音情報格納部252により取得された基本音データの音量、音程、音色、音の長さ等を変化させる。このデータ変換部251Aにおいて変換された音データは同期構成部26に出力される。
図13は、被指示者側システム2Aにおける力覚情報の音変換処理の手順とその内容を示すフローチャートである。
ステップS13aにおいて、音データ変換部251は、力覚情報として複数のセンサ値を受信する。ステップS13bにおいて全てのセンサ値が閾値を超えない場合は、ステップS13hに移行して、データ変換部13hは、無音データ(NULL値)を同期構成部26の音バッファ262に格納する。
なお、上記第2の実施形態では、複数のセンシング点を有する力覚センサ13Aを用いて、この力覚センサ13Aに及ぼす圧力分布の特徴に基づき、指示者が筆に加えた水平方向の力の向きを求めたが、他にも、例えば、圧力が最大となる点の位置座標の時間的変化をもとに、指示者が筆に加えた水平方向の力の向きや大きさを推定するようにしても構わない。
Claims (4)
- 作業対象物が存在すると共に第1撮像装置及び第1投影装置が配置された第1空間に設置される被指示者側装置と、第2撮像装置及び第2投影装置が配置された第2空間に設置され前記被指示者側装置との間で情報伝送が可能な指示者側装置とを具備し、前記作業対象物に対する作業を指示するための作業指示システムであって、
前記作業対象物を前記第1撮像装置により撮像して得られる第1画像を取得する手段と、
前記第1画像を仮想対象物として前記第2投影装置により前記第2空間に投影させる手段と、
前記仮想対象物に加えられる指示作業の力の大きさに関する力覚情報を取得する手段と、
前記指示作業を前記第2撮像装置により前記第2投影装置の投影範囲と一致する撮像範囲で撮像させて第2画像を取得する手段と、
前記力覚情報と前記第2画像とを前記被指示者側装置に送信する手段と
を前記指示者側装置に備え、
前記指示者側装置から送信される力覚情報と第2画像とを受信する手段と、
前記第2画像を前記第1投影装置により前記第1撮像装置の撮像範囲と一致する投影範囲で前記作業対象物上に投影させる手段と、
前記力覚情報に示される力の大きさを音情報に変換する手段と、
前記音情報をもとに前記力覚情報を音で提示する手段と
を前記被指示者側装置に備えることを特徴とする作業指示システム。 - 作業対象物が存在すると共に第1撮像装置及び第1投影装置が配置された第1空間に設置される被指示者側装置と、第2撮像装置及び第2投影装置が配置された第2空間に設置される指示者側装置との間で情報伝送を行うことにより、前記作業対象物に対する作業を指示する作業指示方法であって、
前記指示者側装置は、
前記作業対象物を前記第1撮像装置により撮像して得られる第1画像を取得し、
前記第1画像を仮想対象物として前記第2投影装置により前記第2空間に投影させ、
前記仮想対象物に加えられる指示作業の力の大きさに関する力覚情報を取得し、
前記指示作業を前記第2撮像装置により前記第2投影装置の投影範囲と一致する撮像範囲で撮像させて第2画像を取得し、
前記力覚情報と前記第2画像とを前記被指示者側装置に送信し、
前記被指示者側装置は、
前記指示者側装置から送信される力覚情報と第2画像とを受信し、
前記第2画像を前記第1投影装置により前記第1撮像装置の撮像範囲と一致する投影範囲で前記作業対象物上に投影させ、
前記力覚情報に示される力の大きさを音情報に変換し、
前記音情報をもとに前記力覚情報を音で提示することを特徴とする作業指示方法。 - 作業対象物が存在すると共に第1撮像装置及び第1投影装置が配置された第1空間に設置され、第2撮像装置及び第2投影装置が配置された第2空間に設置され指示者側装置との間で情報伝送を行うことにより、前記作業対象物に対する作業を指示する、コンピュータを備える被指示者側装置で使用されるプログラムであって、
前記指示者側装置から送信される、前記作業対象物を前記第1撮像装置により撮像して得られた第1画像を前記第2空間に投影した仮想対象物に加えられる指示作業の力の大きさに関する力覚情報と、前記指示作業を前記第2撮像装置により前記第2投影装置の投影範囲と一致する撮像範囲で撮像して得られる第2画像とを受信する処理と、
前記第2画像を前記第1投影装置により前記第1撮像装置の撮像範囲と一致する投影範囲で前記作業対象物上に投影させる処理と、
前記力覚情報に示される力の大きさを音情報に変換する処理と、
前記音情報をもとに前記力覚情報を音で提示する処理と
を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 第2撮像装置及び第2投影装が配置された第2空間に設置され、作業対象物が存在すると共に第1撮像装置及び第1投影装置が配置された第1空間に設置される被指示者側装置との間で情報伝送を行うことにより、前記作業対象物に対する作業を指示する、コンピュータを備える指示者側装置で使用されるプログラムであって、
前記作業対象物を前記第1撮像装置により撮像して得られる第1画像を取得する処理と、
前記第1画像を仮想対象物として前記第2投影装置により前記第2空間に投影させる処理と、
前記仮想対象物に加えられる指示作業の力の大きさに関する力覚情報を取得する処理と、
前記指示作業を前記第2撮像装置により前記第2投影装置の投影範囲と一致する撮像範囲で撮像させて第2画像を取得する処理と、
前記力覚情報と前記第2画像とを前記被指示者側装置に送信する処理と
を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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