JP4322303B1 - 遠隔制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの使い勝手を損ねることなく待機電力の削減を図った遠隔制御装置を提供する。
【解決手段】リモコン6から送信された電源起動信号67とリモコンコード66とはフォトダイオードPDで受信され、CRローパスフィルタLPFに入力する。CRローパスフィルタLPFは、電源起動信号67とリモコンコード66とを外部電力なしでフィルタリングする。コンパレータU1は、常時通電状態にあり、CRローパスフィルタLPFの出力電圧としきい値69を比較し、その出力電圧がしきい値69以上ある時、パルス信号70を出力する。コンパレータU1からパルス信号70が出力されると、トランジスタQ1がオンされて、マイコン51に電源が供給される。これにより、電源オン状態となり、マイコン51は、スイッチング回路SW1のスイッチを切替え、フォトダイオードPDで受信されるリモコンコード66に応じた制御を電源ユニット5各部に対して行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、物干し装置などの機器をリモコンで遠隔操作する遠隔制御装置に関するものである。
近年、家庭で使用されるエアコン等の機器やTV装置等の電子機器と、その機器を遠隔操作するリモートコントローラ(以下、「リモコン」と称する。)と、で構成された遠隔制御装置が一般に広く普及している。
この遠隔制御装置では、ユーザがリモコンのキーを操作すると、リモコンが、操作されたキーに応じたリモコンコードを赤外線等で送信する。一方、リモコンコードを受信する側の機器は、リモコンコードがリモコンからフォトダイオード等の受光素子に入力されるのを監視する。そして、リモコンコードが入力されると、受信側の機器はリモコンコードを解析し、リモコンコードに応じた制御を行う。
従って、受信側の機器では、送信されてくるリモコンコードを監視および解析するマイコン等を駆動させて待機させておく必要がある。
なお、特許文献1、2では、ユーザがリモコンを機器に近付けることにより発生する誘導起電力を利用して、装置本体の電源をオンするリモコンシステムが提案されている。
特開2005−73101公報 特開2000−92754公報
しかしながら、上記従来の遠隔制御装置において、受信側の機器は、リモコン信号の到来を監視するために常に電力をマイコン等に供給して待機しておかなければならない。この、機器を動作させないにも係わらず消費される電力は待機電力と呼ばれ、通常の動作状態に要する電力と比べて微量であるものの、常に消費される。消費電力を少なくするために、マイコンのクロックを下げてスリープモードに設定する工夫等もなされているが、その場合でも、年間での消費電力量は無視できない量となる。
従って、従来の遠隔制御装置は、省電力の観点からあまり好ましいものではなかった。
また、特許文献1では誘導起電力を利用しているが、リモコンを機器に近付ける必要があるため、ユーザの使い勝手が悪かった。
本発明はこのような従来の課題を解決しようとするものであり、ユーザの使い勝手を損ねることなく待機電力の削減を図った遠隔制御装置を提供することを目的とする。
本発明の遠隔制御装置は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)操作されたキーに応じたリモコンコードに、装置本体の電源をオンするための電源起動信号であって所定時間の間一定レベルの電位が持続する電源起動信号を付加し、前記電源起動信号と前記リモコンコードとをこの順にパルス信号として送信するリモコンと、
前記リモコンから送信される前記電源起動信号と前記リモコンコードとを受信し、バイアス電圧が印加されていないフォトダイオードで構成される受光素子と、
前記受光素子の出力エネルギーのみが加えられ、前記電源起動信号については所定のしきい値を超えるレベルとなり前記リモコンコードについては前記しきい値以下となる時定数に設定され、前記しきい値を超えるレベルとなる電源起動信号のみを出力するCRローパスフィルタと、
常時通電されている状態にあり、前記CRローパスフィルタの出力電圧を前記しきい値電圧と比較し、その出力電圧が前記しきい値電圧以上である時、パルス信号を出力するコンパレータと、
前記コンパレータから前記パルス信号が出力されるまでの待機時においては、前記コンパレータにのみ電源を供給し、それ以外の装置本体各部に対する電源供給を行わず、前記コンパレータから前記パルス信号が出力されると、装置本体の電源をオンし、前記コンパレータ以外の装置本体各部に対しても電源の供給を開始する電源管理部と、を備え、
前記電源管理部は、電源オン時、前記受光素子で受信される前記リモコンコードに応じた制御を前記装置本体各部に対して行う。
この構成において、受信側の機器の電源状態は、待機状態と電源オン状態のいずれかをとる。待機状態では、コンパレータに電源が供給される。電源オン状態では、コンパレータ以外の装置本体各部に対しても電源が供給される。
まず、待機状態でユーザがリモコンのキーを操作すると、リモコンが、操作されたキーに応じたリモコンコードに、電源起動信号を付加する。そして、リモコンは電源起動信号とリモコンコードを赤外線等で送信する。リモコンから送信された電源起動信号とリモコンコードとはフォトダイオード等の受光素子で受信され、CRローパスフィルタに入力する。CRローパスフィルタは受動素子で構成される駆動電力不要のフィルタであるため、電源起動信号とリモコンコードとは外部電力なしでフィルタリングされる。CRローパスフィルタでは信号の積分処理が行われるため、一定レベルが所定時間持続する電源起動信号は信号波形が鈍った状態となり、リモコンコードは信号波形が崩れた状態となる。コンパレータは入力信号としきい値の比較を行い、信号波形が鈍っている電源起動信号については、しきい値を超える信号成分についてパルス信号を出力し、信号波形が崩れているリモコンコードについては、しきい値を超える成分がなくなるためパルス信号を出力しない。すなわち、CRローパスフィルタでは、電源起動信号の成分のみを外部電力の供給なしで検出する。
また、コンパレータは能動素子であるため外部電力を常時供給しておく必要があるが、コンパレータは入力信号としきい値の比較を行うだけであるため、その消費電力は極く僅かである。
コンパレータからパルス信号が出力されると、電源管理部は装置本体の電源をオンする。これにより、コンパレータ以外の装置本体各部に対しても電源の供給が開始する。その後、電源オン状態にある電源管理部は、受光素子で受信されるリモコンコードに応じた制御を装置本体各部に対して行う。
なお、リモコンからは、電源起動信号とリモコンコードが繰り返し送信されるため、リモコンコードの受信は2周期目以降から受信される。また、このとき、リモコンコードはCRローパスフィルタを経由せずに電源管理部に供給される。
以上のような構成を採用して電源管理することで、待機時は、コンパレータに電源を供給するだけで済む。従って、待機時にマイコン等にも電源を供給していた従来の遠隔制御装置に比べて待機電力の削減を図ることができる。また、ユーザはリモコンのキーを操作するだけで良く、リモコンを受信側の機器に近付ける必要も無いため、ユーザの使い勝手を損ねることも無い。
(2)物干し竿を保持する保持部と、
前記保持部が保持する前記物干し竿の保持位置を変位させる電動モータと、を備え、天井に設置される請求項1に記載の遠隔制御装置において、
前記電源管理部は、前記コンパレータから前記パルス信号が出力されると、装置本体の電源をオンし、前記電動モータを含む装置本体各部に対しても電源の供給を開始する。
(3)前記受光素子と前記電源管理部とを結ぶ電路のオンオフを切替えるスイッチング素子を備え、
前記電源管理部は、
前記コンパレータから前記パルス信号が出力されると、前記スイッチング素子をオンし、
電源オン時、前記受光素子で受信されて前記電源管理部に入力された前記リモコンコードに応じた制御を前記装置本体各部に対して行う。
この構成では、上記電路がオフされている時、フォトダイオード等の受光素子で受信された信号は、CRローパスフィルタを介してコンパレータに入力される。そして、上記電路がオンされると、フォトダイオードで受信された信号は、電源管理部に入力される。スイッチング素子は、消費電力を小さくするためゲート電圧制御素子のMOSFETで構成するのが望ましい。
(4)前記電源管理部は、前記受光素子で受信される前記リモコンコードに応じた制御を行った後、前記コンパレータ以外の前記装置本体各部の電源をオフする。
この構成により、受信側の機器は自動的に再び待機状態となるので、ユーザが特定のリモコン操作等によって待機状態にする必要がない。従って、ユーザの使い勝手を損なうことなく消費電力の削減を図ることができる。
(5)複数種類のリモコンコードを記憶する記憶部を備え、
前記電源管理部は、前記受光素子で前記リモコンコードが受信されると、受信されたリモコンコードと一致するものが前記記憶部に記憶されているかどうか判定し、一致するものが前記記憶部に記憶されていなければ、前記コンパレータ以外の前記装置本体各部の電源をオフする。
不正なコードに基づいて動作させてしまうと、遠隔制御装置に欠陥があるのではないかとユーザに誤解されてしまう。また、無駄な電力消費につながる。そこで、この構成においては、入力されたリモコンコードが不正なコードでないかどうか確認している。そして、不正なコードであると判断した場合、電源管理部は、待機状態に戻す。従って、遠隔制御装置の誤動作を防止できる。
(6)前記コンパレータを含む前記装置本体各部への電源の供給源は、一次電池である。
(7)前記コンパレータを含む前記装置本体各部への電源の供給源は、二次電池であり、
商用電源から供給される電源電圧をトランスで降圧し、前記二次電池を充電する充電回路と、
前記商用電源から前記トランスに入力される交流電流をオンオフするスイッチング回路と、を備え、
前記電源管理部は、
前記二次電池の電圧を測定し、
前記測定部で測定される電圧が所定電圧以上ある間、前記スイッチング回路をオフして前記充電回路による前記二次電池への充電を停止し、
前記測定部で測定される電圧が前記所定電圧未満になると、前記スイッチング回路をオンして前記充電回路による前記二次電池への充電を開始する請求項1から5のいずれかに記載の遠隔制御装置。
この発明によれば、リモコンにより何らかのコマンドを送る操作を行うだけで、消費電力の極めて小さい待機状態から電源オン状態に遷移させることができるため、ユーザの使い勝手を損ねることなく待機電力の削減を図ることができる。
以下、本発明の実施形態である物干し装置について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るはね上げ型物干し装置の外観図である。物干し装置10は、支柱1と、竿掛部材2と、台座3と、支持部材4と、電源ユニット5と、リモコン6と、を備えている。この物干し装置10は、図1に示す構成で、リモコン6から送信されるリモコンコード66を受信し、リモコンコード66に応じた動作を行う。
台座3は、ベランダの天井面等に固定される。支持部材4は、台座3に固定される。台座3には水平溝31及び傾斜溝32が形成されている。支持部材4は、水平溝31及び傾斜溝32のそれぞれを貫通した取付ネジ33,34を介して、天井面の傾斜角に応じた所定範囲内の角度を設けて台座3に取り付けられる。
支持部材4は、支柱1の上端部を回転自在に支持する。支柱1は上下の面が開放した筒体である。支柱1は、上端部が支持部材4に支持されることによって、支柱1の長手方向が鉛直方向となる位置と支柱1の長手方向が水平方向となる位置との間の90度の角度範囲内で回転自在になっている。よって、支柱1の下端部は、天井面から最も離間する第1の位置と支柱1の下端部が天井面に最も近接する第2の位置との間を移動する。
竿掛部材2は、中央部に筒状の取付部21を備え、取付部21の両側に板状部22が延出している。取付部21は、支柱1の下端部に支柱1の長手方向に沿って下方から外嵌した状態で、図示しない止めネジを介して固定されている。左右の板状部22のそれぞれには、孔部23が、一例として2通ずつ形成されている。孔部23には、物干し竿100が挿入される。支柱1の長手方向が鉛直方向となり、支柱1の下端部が第1の位置にある状態で、竿掛部材2は最も下方に位置する。この状態で、ユーザは、竿掛部材2に保持された物干し竿100に洗濯物を掛ける。
リモコン6は、ユーザからの命令(コマンド)入力を受付ける複数のキーと、操作されたキーに応じたリモコンコード66を赤外線で送信するLED62と、が設けられている。複数のキーの中には、キー61A、61Bがあり、キー61Aは、支柱1の下端部を天井面に近接する方向へ変位させるキーであり、キー61Bは、支柱1の下端部を天井面から離間する方向へ変位させるキーである。
電源ユニット5は、リモコンコード66を受信する受光素子の一例であるフォトダイオードPDを有している。電源ユニット5は、リモコン6から送信されてきたリモコンコード66に応じた動作を行う。例えば、電源ユニット5は、支柱1の上端部を回転させ、物干し竿100の保持位置を変位させる。
以上の構成により、ユーザは、リモコン6のキー61A、61Bを操作することで、物干し竿100の保持位置を変位させる。
なお、この実施形態では、物干し装置10を採用しているが、実施の際は、エアコンなどの他の電子機器でも構わない。
図2は、本発明の実施形態に係る物干し装置の電源回路を示す回路ブロック図である。電源ユニット5は、フォトダイオードPDと、スイッチング回路SW1、SW2と、コンデンサC1及び抵抗R1からなるCRローパスフィルタLPFと、抵抗R2〜R4と、コンパレータU1と、FET素子のトランジスタQ1と、を有している。さらに、電源ユニット5は、電源ユニット5各部の動作を制御するマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と称する。)51と、物干し竿100の保持位置を変位させる電動モータ41とメモリ53などを含む周辺回路52と、電源ユニット5各部への電源の供給源である一次電池のバッテリ50と、を有している。
なお、マイコン51及びトランジスタQ1が、本発明の「電源管理部」に相当する。また、メモリ53が、本発明の「記憶部」に相当する。
マイコン51は、スイッチSW1の切替えを制御するためのSW1コントロール端子と、リモコンコード66が入力されるデジタル入力端子と、スイッチSW2の切替えを制御するためのSW2コントロール端子と、電源の供給を受ける2本の電源端子と、を有する。マイコン51及び周辺回路52は、トランジスタQ1がオンされている時のみ、即ち電源オン時のみ、バッテリ50から電源が供給される。一方、コンパレータU1には、常時、バッテリ50から電源が供給される。このバッテリ50は、例えば一次電池で構成される。
また、フォトダイオードPDは、赤外線のみを通過させる赤外フィルタで覆われていて、外光によって誤動作するのを防止している。
なお、この実施形態では、リモコンコード66の送受信に赤外光を用いているが、実施の際は、その他の波長の光を用いても構わない。
図3は、リモコンから電源ユニットに送信され、電源ユニットの各部を通過する信号の波形変化を示す図である。図3(A)は、リモコン6から電源ユニット5に送信される信号の波形を示す図である。また、図3(B)は、フォトダイオードPDから出力される信号の波形を示す図であり、図3(C)は、CRローパスフィルタLPFから出力される信号の波形を示す図であり、図3(D)は、コンパレータU1の出力端子から出力される信号の波形を示す図である。
ここで、待機時にユーザがリモコン6のキーを操作した場面について、図2及び図3を用いて詳述する。まず、リモコン6は、図3(A)に示すように、操作されたキーに応じたリモコンコード66の前に、電源ユニット5の電源をオンするための電源起動信号67であって所定時間の間一定レベルの電位が持続する電源起動信号67を付加する。そして、リモコン6は電源起動信号67とリモコンコード66とを1周期信号として送信する。この1周期信号の送信回数は、例えば3回であり、図3(A)に示す電源起動信号67とリモコンコード66とを含むIRコードが繰り返し送信される。
なお、この実施形態では、リモコンコード66の前に電源起動信号67を付加しているが、実施の際は、リモコンコード66の後ろに電源起動信号67を付加しても構わない。
リモコン6から送信された電源起動信号67とリモコンコード66とはバイアス電圧が印加されていないフォトダイオードPDで受信される。電源起動信号67とリモコンコード66とはフォトダイオードPDで光電変換された後、スイッチング回路SW1を介してCRローパスフィルタLPFに出力される(図3(B)参照)。

CRローパスフィルタLPFは受動素子で構成される駆動電力不要のフィルタであるため、電源起動信号67とリモコンコード66とは外部電力なしでフィルタリングされる。また、このCRローパスフィルタLPFには、フォトダイオードPDの出力エネルギーのみが加えられている(図2参照)。CRローパスフィルタLPFでは、信号の高周波成分がカットされて積分処理が行われるため、一定レベルが所定時間持続する電源起動信号67は信号波形が鈍った状態となり、リモコンコード66は信号波形が崩れた状態となる。つまり、CRローパスフィルタLPFは、電源起動信号67とリモコンコード66が図3(C)に示すような波形にフィルタリングされるよう、その時定数が決められている。コンパレータU1は入力信号としきい値69の比較を行い、信号波形が鈍っている電源起動信号67については、しきい値69を超える信号成分についてパルス信号を出力し、信号波形が崩れているリモコンコード66については、しきい値69を超える成分がなくなるためパルス信号を出力しない。すなわち、CRローパスフィルタLPFでは、電源起動信号67の成分のみを外部電力の供給なしで検出する。

また、コンパレータU1は能動素子であるため外部電力を常時供給しておく必要があるが、コンパレータU1は入力信号としきい値69の比較を行うだけであるため、その消費電力は極く僅かである。
上記しきい値69は、コンパレータU1の非反転入力端子に入力される抵抗分圧値で定まる。バッテリ50のバッテリ電圧は、抵抗R3と抵抗R4とによって抵抗分圧され、コンパレータU1の非反転入力端子に入力される。しきい値69は、電源起動信号67が送信されてきた際に電源起動信号67を検出できる値に予め設定する。同様に、CRローパスフィルタLPFの時定数(τ)と電源起動信号67の所定時間とに関しても、電源起動信号67が送信されてきた際に電源起動信号67を検出できる値に予め設定する。
図3(D)に示すようにコンパレータU1からパルス信号70が出力されると、トランジスタQ1はオンされる。そのため、マイコン51及び周辺回路52に電源が供給される。これにより、電源オン状態となり、コンパレータU1以外の電源ユニット5各部に対しても電源の供給が開始する。電源が供給されると、マイコン51は、スイッチング回路SW2のスイッチをオンし、バッテリ電圧をコンパレータU1の反転入力端子に供給する。これにより、コンパレータU1の検出動作は停止し、電源オン状態を維持する。さらに、マイコン51は、スイッチング回路SW1のスイッチをデジタル入力端子側に切替え、リモコンコード66をデジタル入力端子に入力させる。その後、マイコン51は、フォトダイオードPDで受信されるリモコンコード66に応じた制御を電源ユニット5各部に対して行う。
なお、リモコン6からは、電源起動信号67とリモコンコード66が繰り返し送信されるため、リモコンコード66の受信は2周期目以降から受信される。また、このとき、リモコンコード66はCRローパスフィルタLPFを経由せずにマイコン51に供給される。
以上のような回路構成を採用して電源管理することで、待機時は、コンパレータU1に電源を供給するだけで済む。コンパレータU1はしきい値とCRローパスフィルタLPFの出力信号とを比較するだけであるため、待機時での消費電力は極めて低くすることができる。また、待機時でのCRローパスフィルタLPFの消費電力はゼロである。
従って、待機時にマイコン等にも電源を供給して、リモコン信号の到来を監視していた従来の遠隔制御装置に比べて待機電力の削減を図ることができる。また、ユーザはリモコン6の通常のコマンド送信用のキーを操作するだけで良く、電源オンのためのキー操作をしたり特別の操作をする必要がない。また、リモコン6を電源ユニット5に近付ける必要も無い。よって、ユーザの使い勝手を損ねることも無い。
なお、電源オン状態でローパスフィルタLPFを通過したリモコンコード66の信号の波形は、図3(E)(F)(G)の順に変化する。図3(E)は、フォトダイオードPDから出力されるリモコンコード66の信号の波形を示す図であり、図3(F)は、ローパスフィルタLPFから出力されるリモコンコード66の信号の波形を示す図であり、図3(G)は、コンパレータU1の出力端子から出力されるリモコンコード66に対応する信号の波形を示す図である。図3(G)では、信号成分がキャンセルされているため、待機時においてリモコンコード66によりマイコン51が誤動作することはない。
図4は、本発明の実施形態に係る物干し装置のメモリが記憶する記憶内容を示す図である。メモリ53は、複数のコマンドと各コマンドに対応するリモコンコードとが対応付けられたテーブル53Aを予め記憶する。このテーブル53Aの内容は、後述の図5で用いられる。メモリ53は、例えばフラッシュメモリで構成される。
図5は、本発明の実施形態に係る物干し装置のマイコンが行う動作を示すフローチャートである。この動作は、コンパレータU1から図3(D)に示すパルス信号70がトランジスタQ1に出力された時の動作である。
まず、パルス信号70が出力されるとトランジスタQ1がオンされるので、マイコン51及び周辺回路52は、待機状態から電源オン状態に遷移する(S1)。
マイコン51は、電源オン状態を維持するため、スイッチング回路SW2のスイッチをオンする(S2)。これにより、バッテリ電圧がコンパレータU1の反転入力端子に供給され、コンパレータU1の上述の検出動作は停止する。
さらに、マイコン51は、スイッチング回路SW1のスイッチをデジタル入力端子側に切替える(S3)。これにより、電源起動信号67とリモコンコード66を含むIRコードが、マイコン51のデジタル入力端子に入力される。
そして、マイコン51は、入力されたIRコードをデコードし(S4)、今回受信したリモコンコード66と一致するコードがテーブル53Aに記述されているかどうか判断する(S5)。S5では、入力されたリモコンコードが不正なコードでないかどうか確認している。不正なコードに基づいて動作させてしまうと、無駄な電力消費をし、且つ物干し装置10に欠陥があるのではないかとユーザに誤解されてしまうためである。
S5において一致するコードがテーブル53Aに記述されていれば、マイコン51は、リモコンコード66に応じた制御を電源ユニット5各部に対して行う(S6)。そして、制御が完了した後、マイコン51は、スイッチング回路SW1、SW2の両方をオフし、コンパレータU1以外の電源ユニット5各部の電源をオフする(S7)。これにより、再び待機状態となるので、ユーザが待機状態に戻すための操作をわざわざ行う必要がなくなる。従って、ユーザの使い勝手を損なうことなく消費電力の削減を図ることができる。
一方、S5において一致するコードがテーブル53Aに記述されていないと判断すれば、マイコン51は、今回のリモコンコード66を無視する(S8)。そして、マイコン51は、スイッチング回路SW1、SW2の両方をオフし、コンパレータU1以外の電源ユニット5各部の電源をオフする(S7)。これにより、物干し装置10の誤動作を防止できる。
ここで、スイッチング回路SW1の詳細について説明する。
図6は、スイッチング回路SW1の一例を示す図である。スイッチング回路SW1は、電界効果トランジスタ(FET)Q2と、ノーマリークローズ接点42Bがモータ41を短絡するように接続されているリレー42と、で構成される。リレー42は、上記のノーマリークローズ接点42Bと、電源起動信号67などをローパスフィルタLPFに導くのに用いられるノーマリークローズ接点42Aとを備えている。また、リレー42は、リレー通電時に上記ノーマリークローズ接点42A、42Bを開き、接続をノーマリーオープン側に切り替えるコイル42Cと、を備えている。
待機時、リモコンコード66及び電源起動信号67は、接点42Aを介してローパスフィルタLPFに入力される。この結果、コンパレータU1からパルス信号70が出力され、マイコン51及び周辺回路52に電源が供給される。即ち、待機状態から電源オン状態になる。
そして、マイコン51は、上記図5のS3で、トランジスタQ2をオンするとともに、リレー42を駆動する。この結果、フォトダイオードPDで受信されるリモコンコード66が、ローパスフィルタLPFに入力されることなく、トランジスタQ2を介してマイコン51に入力される。
入力されたリモコンコード66が物干し竿100の保持位置を変位させるものであった場合、上記図5のS6においてマイコン51は、モータ41に駆動電流を供給し、モータ41を駆動させる。
そして、上記図5のS7で電源がオフされると、モータ41及びリレー42への電流供給も停止する。この結果、リレー42の両接点42A、42Bは再び図6に示す状態に戻る。このとき、モータ41は短絡状態になって回生ブレーキが働き、モータ41が急激に制動する。
また、本発明の実施形態は、以下の変形例を採用することができる。
(第1変形例)
図7は、本発明の実施形態の第1変形例に係る物干し装置の電源回路を示す回路ブロック図である。スイッチング回路SW1を、ダイオードD1、D2に置き換えても構わない。ダイオードD1は、フォトダイオードPDとCRローパスフィルタLPFとの間に順方向に配置される。ダイオードD1は、フォトダイオードPDで受信される信号をCRローパスフィルタLPFに導くとともに、CRローパスフィルタLPFのコンデンサC1に蓄えられた電荷が逆流するのを防ぐ。ダイオードD2は、フォトダイオードPDとマイコン51との間に順方向に配置され、フォトダイオードPDで受信される信号をマイコン51に導く。待機時におけるマイコン51は、電源が供給されていないので、ダイオードD2を介してマイコン51に入力される信号を受付けない。
(第2変形例)
図8は、本発明の実施形態の第2変形例に係る物干し装置の電源回路を示す回路ブロック図である。周辺回路52の電源をオンオフするトランジスタQ3を設け、図5のS1において、マイコン51と周辺回路52を同時に電源オンせずに、マイコン51だけ電源オンさせても構わない。
そして、S5においてコードが一致していた場合のみ、トランジスタQ3をオンし、周辺回路52を電源オンする。一方、S5においてコードが一致していなかった場合、マイコン51は、周辺回路52に電源を一切供給しないまま、電源をオフする。そのため、周辺回路52に電源を供給しない分、待機電力を削減できる。従って、待機電力の削減を一層図ることができる。
なお、この変形例では、周辺回路52の電源をオンオフするスイッチング回路の一例としてトランジスタQ3を設けており、実施の際は、トランジスタQ3以外のものでも構わない。
(第3変形例)
図9は、本発明の実施形態の第3変形例に係る物干し装置の電源回路を示す回路ブロック図である。電源ユニット5各部への電源の供給源に、二次電池であるバッテリ150を採用し、バッテリ150を充電する充電回路151を設けても構わない。この充電回路151は、商用電源ACから供給されるAC100V電源電圧をトランスTで降圧し、ブリッジ回路BとコンデンサC2で平滑し、3〜6V程度のDC電源電圧を、レギュレータ用ICU2と充電制御用ICU3とを介してバッテリ150に充電電圧として供給する。
さらに、商用電源ACからトランスTに入力される交流電流をオンオフするスイッチング回路SW3をトランスTの前段に設ける。また、マイコン51は、バッテリ150のバッテリ電圧を監視する。そして、マイコン51は、測定したバッテリ電圧が所定電圧以上ある間、スイッチング回路SW3をオフし、充電回路151によるバッテリ150への充電を停止させておく。所定電圧は、例えば2.5Vである。一方、測定したバッテリ電圧が所定電圧未満になると、マイコン51は、スイッチング回路SW3をオンし、充電回路151によるバッテリ150への充電を開始する。
以上の構成により、バッテリ150のバッテリ電圧が低下しても充電されるので、バッテリ150の交換が不要となる。また、スイッチング回路SW3をトランスTの前段に設けているので、非充電時にトランスT等で無駄な電力が消費されることも無い。
本発明の実施形態に係る物干し装置の外観図 本発明の実施形態に係る物干し装置の電源回路を示す回路ブロック図 リモコンから電源ユニットに送信され、電源ユニットの各部を通過する信号の波形変化を示す図 本発明の実施形態に係る物干し装置のメモリが記憶する記憶内容を示す図 本発明の実施形態に係る物干し装置のマイコンが行う動作を示すフローチャート スイッチング回路SW1の一例を示す図 本発明の実施形態の第1変形例に係る物干し装置の電源回路を示す回路ブロック図 本発明の実施形態の第2変形例に係る物干し装置の電源回路を示す回路ブロック図 本発明の実施形態の第3変形例に係る物干し装置の電源回路を示す回路ブロック図
符号の説明
1…支柱
2…竿掛部材
3…台座
4…支持部材
5…電源ユニット
6…リモコン
21…取付部
22…板状部
23…孔部
31…水平溝
32…傾斜溝
33,34…取付ネジ
41…電動モータ
42…リレー
50…バッテリ
51…マイコン
52…周辺回路
53…メモリ
62…LED
66…リモコンコード
67…電源起動信号
70…パルス信号
100…竿
150…バッテリ
151…充電回路
U1…コンパレータ
U2…レギュレータ用IC
U3…充電制御用IC

Claims (7)

  1. 操作されたキーに応じたリモコンコードに、装置本体の電源をオンするための電源起動信号であって所定時間の間一定レベルの電位が持続する電源起動信号を付加し、前記電源起動信号と前記リモコンコードとをこの順にパルス信号として送信するリモコンと、
    前記リモコンから送信される前記電源起動信号と前記リモコンコードとを受信し、バイアス電圧が印加されていないフォトダイオードで構成される受光素子と、
    前記受光素子の出力エネルギーのみが加えられ、前記電源起動信号については所定のしきい値を超えるレベルとなり前記リモコンコードについては前記しきい値以下となる時定数に設定され、前記しきい値を超えるレベルとなる電源起動信号のみを出力するCRローパスフィルタと、
    常時通電されている状態にあり、前記CRローパスフィルタの出力電圧を前記しきい値電圧と比較し、その出力電圧が前記しきい値電圧以上である時、パルス信号を出力するコンパレータと、
    前記コンパレータから前記パルス信号が出力されるまでの待機時においては、前記コンパレータにのみ電源を供給し、それ以外の装置本体各部に対する電源供給を行わず、前記コンパレータから前記パルス信号が出力されると、装置本体の電源をオンし、前記コンパレータ以外の装置本体各部に対しても電源の供給を開始する電源管理部と、を備え、
    前記電源管理部は、電源オン時、前記受光素子で受信される前記リモコンコードに応じた制御を前記装置本体各部に対して行う遠隔制御装置。
  2. 物干し竿を保持する保持部と、
    前記保持部が保持する前記物干し竿の保持位置を変位させる電動モータと、を備え、天井に設置される請求項1に記載の遠隔制御装置において、
    前記電源管理部は、前記コンパレータから前記パルス信号が出力されると、装置本体の電源をオンし、前記電動モータを含む装置本体各部に対しても電源の供給を開始する遠隔制御装置。
  3. 前記受光素子と前記電源管理部とを結ぶ電路のオンオフを切替えるスイッチング素子を備え、
    前記電源管理部は、
    前記コンパレータから前記パルス信号が出力されると、前記スイッチング素子をオンし、
    電源オン時、前記受光素子で受信されて前記電源管理部に入力された前記リモコンコードに応じた制御を前記装置本体各部に対して行う請求項1又は2に記載の遠隔制御装置。
  4. 前記電源管理部は、前記受光素子で受信される前記リモコンコードに応じた制御を行った後、前記コンパレータ以外の前記装置本体各部の電源をオフする請求項1から3のいずれかに記載の遠隔制御装置。
  5. 複数種類のリモコンコードを記憶する記憶部を備え、
    前記電源管理部は、前記受光素子で前記リモコンコードが受信されると、受信されたリモコンコードと一致するものが前記記憶部に記憶されているかどうか判定し、一致するものが前記記憶部に記憶されていなければ、前記コンパレータ以外の前記装置本体各部の電源をオフする請求項1から4のいずれかに記載の遠隔制御装置。
  6. 前記コンパレータを含む前記装置本体各部への電源の供給源は、一次電池である請求項1から5のいずれかに記載の遠隔制御装置。
  7. 前記コンパレータを含む前記装置本体各部への電源の供給源は、二次電池であり、
    商用電源から供給される電源電圧をトランスで降圧し、前記二次電池を充電する充電回路と、
    前記商用電源から前記トランスに入力される交流電流をオンオフするスイッチング回路と、を備え、
    前記電源管理部は、
    前記二次電池の電圧を測定し、
    前記測定部で測定される電圧が所定電圧以上ある間、前記スイッチング回路をオフして前記充電回路による前記二次電池への充電を停止し、
    前記測定部で測定される電圧が前記所定電圧未満になると、前記スイッチング回路をオンして前記充電回路による前記二次電池への充電を開始する請求項1から5のいずれかに記載の遠隔制御装置。
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