JP4320016B2 - ユニバーサル移動体通信システム・レシーバにおける適応フレーム同期 - Google Patents

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Description

本発明は、無線(ワイヤレス)受信デバイスに関し、特に、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)等のスペクトラム拡散に基づく無線(ワイヤレス)システムにおけるユーザ装置(UE:User Equipment)に関する。
ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)無線信号における基本時間単位は、10ミリ秒(ms)無線フレームであり、それぞれ2560チップの15スロットに分割される。セル(または基地局)からUMTSレシーバへのUMTS無線信号は、「ダウンリンク信号」であり、逆方向の無線信号は「アップリンク信号」と呼ばれる。ユニバーサル移動体システム(UMTS)レシーバの電源を最初に入れたとき、UMTSレシーバは、「セルサーチ(セル探索)」を実行して、通信するセルを探す。具体的には、下で説明するように、UMTSレシーバは、最初に、セルから送信されたダウンリンク同期チャネル(SCH)を探し、スロットおよびフレーム・レベルでこれに同期し、セルの特定のスクランブリング・コード・グループを判定する。音声/データ通信を開始できるのは、セルサーチ成功後のみである。
セルサーチに関して、同期チャネル(SCH:Synchronization CHannel)は、各スロットの最初の256チップ中のみにアクティブとなる微弱なダウンリンク・チャネルである。SCHは、一次SCH(PSCH:Primary SCH、プライマリSCH)と二次SCH(SSCH:Secondary SCH、セカンダリSCH)の二本のサブチャネルで構成される。一次同期チャネル(PSCH)256チップ・シーケンス、即ち、PSCHコードは、全てのセルにおける同期チャネル(SCH)の全スロットで同じである。対照的に二次同期チャネル(SSCH)256チップ・シーケンス、即ち、SSCHコードは、無線フレームの15スロットのそれぞれで異なる場合があり、64種類の可能なスクランブリング・コード・グループの何れかを特定するのに使用される。言い換えると、SCHの各無線フレームは、それぞれの送信セルに関連するスクランブリング・コード・グループ・シーケンスを繰り返す。各SSCHコードは、16個の可能なSSCHコードの文字体系から選択される。
セルサーチの一部として、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)レシーバ(受信機)は、最初に一次同期チャネル(PSCH)を使用して、スロット同期を達成する。その際、UMTSレシーバは、受信PSCHの受信サンプルを公知のPSCH256チップ・シーケンス(全スロットで同じ)に相関させ、相関ピークの位置に基づいて、スロット基準時間を決定する。スロット基準時間の決定後、UMTSレシーバでは、スロット同期済みとなり、受信無線フレーム内で各スロットが開始される時期を判定可能となる。
スロット同期後、UMTSレシーバは、一次同期チャネル(PSCH)の処理を停止し、二次同期チャネル(SSCH)の処理を開始する。具体的には、UMTSレシーバは、受信無線フレーム内の15個のSSCHコードの特定のシーケンスを公知のシーケンスに相関させ、フレーム同期を達成し、セルのスクランブリング・コード・グループを決定する。スクランブリング・コード・グループの決定により、UMTSレシーバは、セルの他のダウンリンク・チャネル(例えば、共通パイロット・チャネル(CPICH:Common PIlot CHannel))を全てデスクランブルし、音声/データ通信を開始できる。
(発明の概要)
残念なことに、セル・サーチ・プロセスの上記の二次同期チャネル(SSCH)部分は、最も時間の掛かる部分である。具体的には、UMTSシステムが動作する場合のある低い信号対雑音比により、UMTSレシーバは、セルからの15個のSSCHコードの送信シーケンスを十分に推定するために、例えば、10乃至20個の所定の数の受信無線フレームを処理する。そのため、各無線フレームの長さが10msであることから、ユーザは、音声/データ通信が開始可能となる前に、少なくとも100乃至200ms程度の遅延を経験し得る。
上述のように、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)レシーバは、所定の数の受信無線フレームを処理することで、セルサーチの二次同期チャネル(SSCH)部分を実行する。しかしながら、我々は、チャネル状態が許す場合、一つの受信無線フレームを処理した後であっても、UMTSレシーバがフレーム同期を捕捉し、スクランブリング・コード・グループの決定に成功し得ることを観察した。言い換えると、一部のチャネル状態において、UMTSレシーバは、不要な受信無線フレームを処理することで時間を無駄にしている。そのため、本発明の原理によれば、UMTSレシーバは、SSCHサブチャネルを含むSCHチャネルを受信し、SSCH関連処理の継続時間を適応的に制御して、フレーム同期を判定する。
本発明の実施形態において、UMTSレシーバは、UMTSユーザ装置(UE)の一部である。UMTSレシーバは、最初に、一次同期チャネル(PSCH)を使用してスロット同期を実行し、受信PSCHコードに関連するピーク相関値を決定する。スロット同期達成後、UMTSレシーバは、フレーム同期の判定に必要な受信無線フレームの数を、決定済みピーク相関値と、可能であれば、その他の相関値との関数として決定する。UMTSレシーバは、受信無線フレームの決定数に基づいて、フレーム同期を実行する。
本発明の別の実施形態によれば、UMTSレシーバは、UMTSユーザ装置(UE)の一部である。UMTSレシーバは、最初に、PSCHを使用してスロット同期を実行する。スロット同期達成後、UMTSレシーバは、SSCHを使用して、フレーム同期プロセスを開始する。フレーム同期プロセス中、UMTSレシーバは、受信無線フレーム終了毎に、スクランブリング・コード・グループが判定可能かを確認する。スクランブリング・コード・グループが判定可能である場合、UMTSレシーバは、その後の受信無線フレームのSSCH処理を停止し、スクランブリング・コードの判定と共に、フレーム同期を完了する。
本発明の概念を除き、図示した要素は周知であるため、詳細な説明は省略する。更に、UMTSに基づく無線通信システムは、熟知されていると想定されるため、ここでは詳細な説明を省略する。例えば、本発明の概念を除き、スペクトラム拡散送受信と、セル(基地局)と、ユーザ装置(UE)と、ダウンリンク・チャネルと、アップリンク・チャネルと、RAKEレシーバとは、周知であり、ここでは説明を省略する。加えて、本発明の概念は、従来のプログラミング手法を使用して実施し得るものであり、こうしたプログラミング手法については、ここでは説明を省略する。最後に、図面の同様の参照符号は、類似する要素を示す。
本発明の原理によるUMTS無線通信システム10の例示的な一部は、図1に図示される。セル(または基地局)15は、上述の一次同期チャネル(PSCH)および二次同期チャネル(SSCH)サブチャネルを含むダウンリンク同期チャネル(SCH)信号16をブロードキャストする。上述のように、SCH信号16は、同期の目的で、音声/データ通信の前提条件として、UMTSユーザ装置(UE)により使用される。例えば、UEは、「セルサーチ」動作中にSCH信号を処理する。この例において、例えば、携帯電話であるUE20は、例えば、UE20をオンにしたとき、または電源を入れた時に、セルサーチを開始する。セルサーチ動作の目的は、(a)UMTS無線フレームのフレーム・レベルにおけるセルの送信との同期と、(b)セル(例えば、セル15)のスクランブリング・コード・グループの決定とを含んでいる。下で説明するように、本発明の原理によれば、UE20は、SSCH部分の処理の継続時間を適応的に制御して、フレーム同期を判定する。以下の例では、本発明の概念を、この初期セルサーチの状況において、即ち、UE20がオンになった場合について例示するが、本発明の概念は、このように限定されるものではなく、例えば、UEが「アイドルモード」である場合等、他のセルサーチの事例にも応用可能であることに留意されたい。
次に図2を参照すると、本発明の原理による、UE20の一部の例示的なブロック図が図示されている。UE20は、フロントエンド105と、アナログ−ディジタル(A/D)コンバータ110と、セルサーチ要素115と、サーチャ要素120と、RAKEレシーバ125と、ホスト・インタフェース部録130と、プロセッサ135とを含んでいる。本発明の概念を除き、図2に示したブロック内には、この技術において公知だが簡潔にするために本明細書では説明されない追加要素を含めてよいことにも留意されたい。例えば、A/Dコンバータ110は、ディジタル・フィルタ、バッファ、その他を含んでよい。
フロントエンド105は、アンテナ(図示なし)を介して、セル15(図1)から送信された無線周波数(RF)信号101を受信し、一次同期チャネル(PSCH)および二次同期チャネル(SSCH)サブチャネルを表すベースバンド・アナログ信号106を提供する。A/Dコンバータ110は、ベースバンド・アナログ信号106をサンプリングし、受信サンプル111のストリームを提供する。受信サンプル111は、セルサーチ要素115と、サーチャ要素120と、RAKEレシーバ125との三種類の構成要素において利用可能となる。セルサーチ要素115は、下で更に説明するように、本発明の原理に従って、PSCHおよびSSCHサブチャネルを処理する。セルサーチの成功に続いて、サーチャ要素120は、RAKEレシーバ125のフィンガのそれぞれに対するマルチパスの割り当てのために、受信サンプルを評価し、RAKEレシーバ125は、音声/データ通信を提供するために、デコーダ(図示なし)による後続のデコーディング用のシンボルを提供する多数のパスからのデータを組み合わせることが可能である。セルサーチ要素115のみが本発明の概念に関連するため、サーチ構成要素120およびRAKEレシーバ125については、ここでは更に説明しない。ホスト・インタフェース・ブロック130は、上述の三構成要素とプロセッサ135との間でデータを結合させ、これに関連して、シグナリング134を介してセルサーチ構成要素115からの結果を受信する。プロセッサ135は、例として、プログラム内蔵コントローラ・プロセッサ、例えばマイクロプロセッサであり、プログラムおよびデータを記憶するメモリ140を含んでいる。
次に図3を参照すると、セルサーチ要素115の例示的なブロック図が図示されている。セルサーチ要素115は、一次同期チャネル(PSCH)要素205と二次同期チャネル(SSCH)要素210とを含んでいる。ここで、更に図4を参照すると、図3のセルサーチ要素115によりダウンリンクPSCHおよびSSCHサブチャネルを処理するための、本発明の原理による例示的なフローチャートが図示されている。UE20のプロセッサ135は、ステップ305においてセルサーチを開始し、ステップ305においてダウンリンクPSCHサブチャネルを処理することでスロット同期の達成を試みる。具体的には、プロセッサ135は、シグナリング206を介してPSCH要素205を起動し、この技術において公知のように受信サンプル111を処理する。例えば、ダウンリンクPSCHサブチャネルは周期的に発生する(即ち、ダウンリンクSCH信号のスロット毎に反復する)公知のPSCH256チップ・シーケンス、即ちPSCHコードであるため、PSCH要素205は、受信サンプル111をPSCHコードに対して相関させ、関連するピーク相関値を提供する。これに関連して、PSCH要素205は、整合フィルタと、整合フィルタの出力信号を記憶するバッファとを備える(共に図示なし)。PSCH要素205は、シグナリング206を介して、ピーク相関値をプロセッサ135へ提供する。このピーク相関値は、受信無線フレーム(群)の幾つかのスロットに渡って、例えば、4乃至20スロット間で平均化し、「誤ったロック」の可能性を低減する(PSCH同期はフレームではなく、幾つかのスロットを使用するため、上述の従来技術によるSSCHフレーム同期より遙かに迅速である)。ピーク相関値が所定の閾値を超えない場合、プロセッサ135は、PSCH要素305を制御して、任意の受信信号の処理を継続し、引き続きセルを探す。しかしながら、大きいピーク相関値が所定の閾値より大きい場合、UE20は、スロット同期を完了する。代替方法では、ピーク相関値が次に高い相関値を所定の加算または乗算係数だけ上回った時に、スロット同期が完了したとみなす。
ステップ310において、本発明の原理によれば、プロセッサ135は、その後の二次同期チャネル(SSCH)処理の継続時間を、スロット取得から得たピーク相関値の関数として、適応的に決定する。具体的には、プロセッサ135は、ステップ305の実行において決定されたピーク相関値の関数として、フレーム同期のプロセスに対する受信無線フレームの数を決定する。言い換えると、SSCH処理のフレーム反復の数は、例えば、通信チャネルの状態の表現として使用される一次同期チャネル(PSCH)相関ピークの強さに基づく。任意の関数を使用可能だが、例として、SSCH処理に必要なフレーム反復の数は、一次同期チャネル相関ピークの度合いに反比例するものと考えることができる。例えば、PSCH相関ピークが非常に強く、所定のレベルより上である場合、SSCH処理は、1フレーム分のデータのみを使用し、一方、PSCH相関ピークの値が僅かに弱い場合には、恐らくは2フレームが処理され、以下も同様となる。これに関連して、プロセッサ135は、例示的なフレーム数テーブルまたは等価物を使用して、PSCH相関ピーク値を、SCH処理に必要なフレーム数Nに先験的に関連付ける。こうした例示的なテーブル41を図5に示す。テーブル41は、例として、UE20のメモリ140に記憶される。テーブル41の各列では、PSCH相関ピーク値kを、SSCH処理に必要なフレーム数Nに関連付け、ここでk>ki+1となる。例えば、ステップ310において、相関ピーク値がk以上である場合、プロセッサ135は、一つのみの受信フレーム(N=1)を使用するようにSSCH処理を制御する。実際の相関ピーク値および関連するフレーム数Nは、経験的に決定されるものであり、ここでは説明しないことに留意されたい。そのため、テーブル41は、SSCH処理において経験的に観察された効率に応じて、任意の数の列を含んでよい。他の変数も可能であり、例えば、フレーム数Nは、複数の相関値の関数として決定してよく、複数の相関値はピーク相関値を含んでも含まなくてもよいことに留意されたい。
再び図4を参照すると、処理のための受信フレーム数が決定されると、プロセッサ135は、ステップ315において、二次同期チャネル(SSCH)要素210が決定フレーム数Nに渡って受信サンプル111を処理するのを可能にする。SSCH要素210は、シグナリング211を介してプロセッサ135に結合され、受信無線フレーム内の15個のSSCHコードの特定のシーケンスを、フレーム同期の達成およびセルのスクランブリング・コード・グループ(ここでは、セル15に関連するスクランブリング・コード・グループ)の決定に使用する公知のシーケンスに相関させる。本発明の原理によれば、SSCH処理は、上で決定された受信無線フレーム数Nに対して実行され、受信した15個のSSCHコード・シーケンスの堅牢な推定を取得するために、データの連続フレームに渡って相関を平均化する。明らかであるように、N=1である場合、連続するフレームは存在しない。更に、簡潔にするために、本明細書で説明するフローチャートにおいて、エラー状態は図示していないことに留意されたい。例えば、ユーザ装置(UE)20がフレーム同期を試行中にスロット同期を失った場合、上記のセルサーチは、残念なことにリスタートされる。
本発明の概念を除いて、ステップ315は、この技術において公知であるような二次同期チャネル(SSCH)処理に対応し、例として、それぞれ図2および3のSSCH要素210およびプロセッサ135により実行される。背景として、ユーザ装置(UE)20は、64種類のスクランブリング・コード・グループのどれがセル15により使用されているかを決定する必要があり、各スクランブリング・コード・グループは、15個のSSCHコードの特定のシーケンスにより特定される。本明細書において、64種類のスクランブリング・コード・グループは、スクランブリング・コード・グループセットを形成する。スクランブリング・コード・グループの形成において、各SSCHコード、即ちシンボルは、16シンボルの文字体系、例えば、1乃至16から選択される。そのため、例示的なスクランブリング・コード・グループ、例えば、グループ1は、以下の15個のSSCHシンボルを含み得る。
[1 1 2 8 9 10 15 8 10 16 2 7 15 7 16]
一方、別のスクランブリング・コード・グループ、例えば、グループ2は、以下の15個のSSCHシンボルを含み得る。
[1 1 5 16 7 3 14 16 3 10 5 12 14 12 10]
しかしながら、フレーム同期はまだ達成されていないため、15個のSSCHコードの特定の受信シーケンスは、それぞれのスクランブリング・コード・グループから位置がずれている場合がある。これに関連して、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)では、循環シフトが一意となるように、スクランブリング・コード・グループを先験的に定義し、即ち、任意のスクランブリング・コード・グループの循環シフトが、他の任意のスクランブリング・コード・グループと等しくならないようにする。そのため、フレーム同期はまだ達成されていないことから、15個のSSCHコードの受信シーケンスを、64種類の可能なスクランブリング・コード・グループ全ての15種類の可能な循環シフトの全てと比較して、受信スクランブリング・コード・グループを特定し、フレーム・オフセットを決定して、循環シフトからフレーム同期を取得する(循環シフトにはゼロシフトが含まれ、即ち、スクランブリング・コード・グループ・シーケンスに実際のシフトが存在しない場合が含まれることに留意されたい)。これにより、(64)×(15)=960種類の可能なシーケンスの比較が生じ、通常は、64種類の可能なスクランブリング・コード・グループと、各スクランブリング・コード・グループ内の15種類の可能なシフトとのネスト化ループの形態で、ソフトウェアにおいて実行される。15個のSSCHコードの受信シーケンスを64種類の可能なスクランブリング・コード・グループ全ての15種類の可能な循環シフトの全てと比較し、受信スクランブリング・コード・グループを特定し、フレーム・オフセットを決定するための例示的な擬似コード実施は、図6に図示している。図6において、パラメータpeak_idx_buff(受信サンプル)とパラメータcode_groups(64種類の可能なスクランブリング・コード・グループ全ての15個の値の記憶ルックアップ・テーブル)との比較は、(64)×(15)×(15)=14400回実行されることに留意されたい。
ステップ315において二次同期チャネル(SSCH)処理が成功して完了すると、セル15のスクランブリング・コード・グループが特定され、ユーザ装置(UE)20は、セルの他の全てのダウンリンク・チャネル(例えば、周波数同期に使用され、特定されたスクランブリング・コード・グループからセルの実際のスクランブリング・コードを決定するためにも使用される共通パイロット・チャネル(CPICH)を含む)をデスクランブル可能となり、音声/データ通信を開始できる。
上記から分かるように、15個の二次同期チャネル(SSCH)コードの受信シーケンスを64種類の可能なスクランブリング・コード・グループ全ての15種類の可能な循環シフトの全てと比較する処理の量は、かなり大きい。しかしながら、本発明の態様によれば、処理の量は、一定のスクランブリング・コード・グループおよびシフトにおいて、所定数の一致または不一致に遭遇した時にネスト化ループから抜け出すことで低減できる。こうした代替の実施の例示的なフローチャートは、図7に図示している。この実施に関して、以下のデータがプロセッサ135に追従される。
target_sequence:特定のスクランブリング・コード・グループの特定の循環シフト、即ち、960種類の可能なシーケンスの一つ。
tentative_best_match:受信シーケンスに対して現在の最良一致であるスクランブリング・コード・グループ・シーケンスで、初期状態ではヌル(null)に設定される。
best_mismatches:暫定最良一致と受信シーケンスとの間の不一致数で、初期状態では値15に設定される。
best_matches:暫定最良一致と受信シーケンスとの間の一致数で、初期状態では値0に設定される。
mismatches:受信シーケンスとtarget_sequenceとの間の現在の不一致数で、初期状態では各比較の開始時に値0に設定される。
matches:受信シーケンスとtarget_sequenceとの間の現在の一致数で、初期状態では各比較の開始時に値0に設定される。
ステップ605において、15個のSSCHコードのシーケンスが、処理のために受信される。ステップ610は、ステップ611および612を含む比較ループ(以降、ループ610)を表す。ステップ611において、受信シーケンスのシンボルが、target_sequence(上記の960種類の可能なシーケンスの一つ)の対応するシンボルと比較される。各シンボル位置が処理されるため、それぞれの変数mismatchesおよびmatchesが必要に応答して更新される。例えば、受信シンボルと、target_sequenceのそれぞれのシンボルとの特定の比較が一致しなかった場合、mismatchesの値が増分される。同様に、一致した場合、matchesの値が増分される。ステップ612において、mismatchesの現在の値を、シンボル比較終了毎にbest_mismatchesの値と比較する。mismatchesの値がbest_mismatchesの値以上である場合、プロセッサ135は、ループ610を抜け出し、受信シーケンスと次の可能なシーケンス、即ち、新たなtarget_sequenceとの比較を開始する。新たな比較が開始されるため、変数matchesおよびmismatchesは、値0にリセットされる。言い換えると、不一致数が現在の最良一致の不一致数と等しいとき、現在の検索または比較が放棄される。これにより、処理時間が節約される。具体的には、一定の受信シーケンスが以前の最良一致シーケンスと同じ不一致数を有する場合、現在の比較では、より良好な一致は発生せず、即ち、更なる比較により何らかの追加情報がもたらされることはない。
一方、ループから抜け出すことなく、ループ610が受信シーケンスとtarget_sequenceとの比較を終えた時には、新たな、より良好な一致が発見される。この場合、変数tentative_best_matchは、target_sequenceの情報により(スクランブリング・コード・グループと循環オフセットとの両方について)更新され、変数best_mismatchesは、mismatchesの値により更新され、best_matchesの値は、matchesの値により更新される。ステップ615において、best_matchesの値の比較が、所定の閾値に対して行われる。best_matchesの値が所定の閾値より小さい場合には、ループ610において、可能なシーケンスとの比較が上記のように継続する。しかしながら、best_matchesの値が所定の閾値以上である場合、tentative_best_matchは、受信スクランブリング・コード・グループとみなされ、関連する循環シフトを使用して、フレーム・オフセットを決定する。所定の閾値は、例えば、完全な一致を表す15に設定可能であり、或いは、所定の閾値は、より低い値、例えば10個の一致に設定できる。15より少ない一致の使用は、完全一致を得られない可能性があることから、低劣な信号対雑音比の条件下で好ましい場合がある。こうした15より小さいユーザ定義閾値は、誤ったシーケンスが偶然に選択されない状態を、特定の成功の可能性により保証するのに十分な高さとなるように選択するべきである。図7の方法の例示的な擬似コードの実施は、図8に示している。
上記のように、プロセッサ135は、後続の二次同期チャネル(SSCH)処理の継続時間を、スロット取得から得られたピーク相関値の関数として、適応的に決定する。上記の実施形態において、プロセッサ135は、処理のためのフレーム数Nを決定する。しかしながら、本発明の原理により、別の代替方法も可能となる。図9を参照すると、別の例示的な実施形態が図示されている。この例示的な実施形態では、15個のSSCHコードのシーケンスを表す蓄積データを、フレーム反復終了毎に調べる。特定の15個のSSCHコードのシーケンスを特定するのに十分な一致が存在する場合、プロセッサ135によりSSCH処理が停止される。そのため、SSCH処理は、一つの受信無線フレームが処理された後であっても停止され得る。具体的には、上述した(図4のステップ305により表されるような)スロット同期の取得後、プロセッサ135は、SSCH処理を可能にする。図9のステップ405において、SSCH要素210は、受信無線フレームを、一度に一フレームずつ、上記のように処理する。この処理の結果、各連続フレームが処理されるのに従って、SSCH要素210は、ステップ410において、15個のSSCHコードの受信シーケンスに関する相関値を経時的に蓄積する。SSCH要素210は、(下記のように)プロセッサ135により停止されるまで、ステップ405および410において、継続的に各受信フレームを処理し、データを経時的に蓄積する。ステップ415において、プロセッサ135は、蓄積相関値により表されるSSCHコード(可能なスクランブリング・コード・グループ)と、スクランブリング・コード・グループセットの64種類のスクランブリング・コード・グループのそれぞれとの間での一致数を決定する。例えば、ステップ410での蓄積相関値が、以下の受信SSCHシーケンス(可能なスクランブリング・コード・グループ)、即ち、
[1 1 2 8 9 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5]
を表す場合、スクランブリング・コード・グループ1に関連する五個の一致が存在し、スクランブリング・コード・グループ2に関連する一致は、二個のみ存在する(グループ1およびグループ2は、両方とも以前に例示的に定義したもの)。
図9のフローチャートについて続けると、ステップ420において、プロセッサ135は、一致の数が所定の閾値を上回るかを判断し、例えば、スクランブリング・コード・グループセットのスクランブリング・コード・グループにおいて、可能な最大の一致である15個のうち、少なくとも13個の二次同期チャネル(SSCH)コードが一致したかを判断する。スクランブリング・コード・グループセットのスクランブリング・コード・グループにおいて、所定の閾値を上回る関連一致数を有するものがない場合、プロセッサ135は、ステップ415においてプロセスを継続し、次の受信フレームがSSCH要素210により処理された後で更新された際に蓄積相関値を調べる。しかしながら、スクランブリング・コード・グループセットのスクランブリング・コード・グループの一つにおいて、一致数が所定の閾値を上回った場合、SSCH処理は、ステップ415において停止され、ステップ430において、スクランブリング・コード・グループセットから、そのスクランブリング・コード・グループが、スクランブリング・コード・グループとして選択される。以前と同様に、ステップ430においてSSCH処理が完了し、セル15のスクランブリング・コード・グループが特定されると、ユーザ装置(UE)20は、セルの他の全てのダウンリンク・チャネル(例えば、周波数同期に使用され、特定されたスクランブリング・コード・グループからセルの実際のスクランブリング・コードを決定するためにも使用される共通パイロット・チャネル(CPICH)を含む)をデスクランブル可能となり、音声/データ通信を開始できる。
図9から、多数のスクランブリング・コード・グループが同数の一致を有する場合があり得ることが理解されるはずである。例えば、スクランブリング・コード・グループ5が、
[1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15]
であり、スクランブリング・コード・グループ7が、
[15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1]
であり、ステップ410からの蓄積相関値が、以下の受信SSCHシーケンス(可能なスクランブリング・コード・グループ)即ち、
[1 2 3 4 5 5 5 5 5 5 5 4 3 2 1]
を表すと仮定する。例として、ステップ420における所定の一致数の閾値が5に設定される場合、スクランブリング・コード・グループセットのスクランブリング・コード・グループ5およびスクランブリング・コード・グループ7の両方で、五個の一致が存在する。この場合、特定のスクランブリング・コード・グループの選択は信頼できない。図10に図示したフローチャートでは、追加ステップ435を追加しており、ここでは、所定の閾値を上回った後、最大の一致により、スクランブリング・コード・グループセットからスクランブリング・コード・グループを選択する。最大の一致を有するスクランブリング・コード・グループが存在しない場合には、ステップ415により上述したように、処理を継続する。しかしながら、一つのスクランブリング・コード・グループが最大の一致を有する場合には、ステップ415においてSSCH処理を停止し、ステップ430において、スクランブリング・コード・グループセットから、そのスクランブリング・コード・グループが、スクランブリング・コード・グループとして選択される。
上記のように、本発明の原理によれば、無線受信機(ワイヤレス・レシーバ)は、二次同期チャネル(SSCH)処理の継続時間を適応的に決定し、理想的には、最低限の数の受信フレームが処理されてフレーム同期が達成されるように、処理される受信フレーム数を低減する。初期セル・サーチ・プロセスに関連して説明したが、本発明の概念は、変化するチャネル条件が存在する状態でSSCHサブチャネル等のダウンリンク・チャネルが処理される、無線動作の任意の部分に応用できる。
上記は、本発明の原理を例示したに過ぎず、従って、本明細書において明示的に説明されていないが、本発明の原理を実施し、主旨および範囲に含まれる多数の代替の仕組みを当業者が考案可能であることは理解される。例えば、分離した機能要素に関連して例示を行ったが、こうした機能要素は、一つ以上の集積回路(IC)および/または一つ以上のプログラム内蔵制御プロセッサ(例えば、マイクロプロセッサまたはディジタル・シグナル・プロセッサ(DSP))において実施してもよい。同様に、UMTSに基づくシステムに関連して例示を行ったが、本発明の概念は、変化するチャネル条件が存在する状態で信号を処理する任意の通信システムに応用する。従って、例示の実施形態には無数の変形を施してよく、特許請求の範囲により画定される本発明の主旨および範囲から逸脱することなく他の仕組みを考案し得ることは理解される。
本発明の原理による、例示的な無線通信システムの一部を示す図である。 本発明の原理による、無線受信機の例示的実施形態を示す図である。 本発明の原理による、無線受信機の例示的実施形態を示す図である。 本発明の原理による、例示的なフローチャートを示す図である。 本発明の原理による、例示的なフレームテーブルを示す図である。 本発明の原理による、例示的な擬似コードの実施を示す図である。 本発明の原理による、代替の実施を示す図である。 本発明の原理による、代替の実施を示す図である。 本発明の原理による、他の例示的なフローチャートを示す図である。 本発明の原理による、他の例示的なフローチャートを示す図である。

Claims (14)

  1. 無線受信機において使用する方法であって、
    スロット同期を得るために、受信無線信号の第一の同期チャネルを処理するステップと、
    フレーム同期を得るために、前記受信無線信号の第二の同期チャネルを処理するための継続時間を適応的に制御するステップと、
    を備え、
    前記第一の同期チャネルを処理するステップは、
    前記第一の同期チャネルに関連するピーク相関値を生成するステップを含み、
    前記適応的に制御するステップは、
    前記受信無線信号の受信フレーム数を前記ピーク相関値の関数として決定するステップと、
    フレーム同期を得るために、前記決定フレーム数に亘って前記第二の同期チャネルを処理するステップと、
    を含む、前記方法。
  2. 前記第一の同期チャネルは、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)の一次同期サブチャネル(PSCH)であり、前記第二の同期チャネルは、二次同期サブチャネル(SSCH)である、請求項1記載の方法。
  3. 前記第二の同期チャネルを処理するステップは、
    推定受信シーケンスを、複数のシンボルをそれぞれが含む複数の可能な受信シーケンスのそれぞれと比較するステップと、
    前記複数の可能なシーケンスの一つとの各比較後、前記複数の可能なシーケンスの一つを可能な最良一致として特定するステップと、
    を含み、
    前記比較するステップにおいて、現在の比較での不一致数が前記可能な最良一致に関連する不一致数以上である場合、前記現在の比較を放棄し、新しい比較を開始する、請求項記載の方法。
  4. 前記第一の同期チャネルを処理するステップは、前記第一の同期チャネルに関連する、前記ピーク相関値を含む多数の相関値を生成するステップを含む、請求項1記載の方法。
  5. 前記決定するステップは、前記受信無線信号の受信フレーム数を、前記ピーク相関値と、少なくとも一つの他の値との関数として決定する、請求項に記載の方法。
  6. 前記第二の同期チャネルを処理するステップは、
    前記決定フレーム数に亘る受信シーケンスの推定を生成するために、前記受信無線信号を相関されるステップと、
    前記推定受信シーケンスを複数の予想受信シーケンスのそれぞれと比較し、一致数を決定するステップと、
    前記複数の予想受信シーケンスの少なくとも一つとの一致数が所定の閾値を上回った場合、前記第二の同期チャネルを処理するステップから抜け出すステップと、
    を含む、請求項記載の方法。
  7. 前記適応的に制御するステップは、
    Mシンボル・シーケンスを備えた可能なスクランブリング・コード・グループを表す蓄積データを形成するために、前記第二の同期チャネルを処理するステップと、
    前記可能なスクランブリング・コード・グループの前記Mシンボル・シーケンスと、スクランブリング・コード・グループセットの各スクランブリング・コード・グループとの間での一致数を決定するステップと、
    前記スクランブリング・コード・グループ・セットの少なくとも一つのスクランブリング・コード・グループにおける前記決定一致数が所定値を上回る場合、前記少なくとも一つのスクランブリング・コード・グループを、フレーム同期を得る際に使用される前記スクランブリング・コード・グループとして選択するステップと、
    を含む、請求項1記載の方法。
  8. 前記選択するステップは、前記受信無線信号内の受信フレームの更なる処理を停止するステップを含む、請求項記載の方法。
  9. 前記選択するステップは、前記スクランブリング・コード・グループ・セットの二つ以上のスクランブリング・コード・グループが前記決定一致数を上回る場合、最大一致数を有する前記スクランブリング・コード・グループを選択するステップを含む、請求項記載の方法。
  10. ユニバーサル移動体通信システム(UTMS)装置であって、
    フレームのシーケンスを表す無線信号を受信し、その受信サンプルのストリームを生成するフロントエンドと、
    前記受信サンプルに対してフレーム同期を実行する継続時間を適応的に制御するプロセッサと、
    前記受信無線信号の一次同期信号とのスロット同期を取得し、それに関連するピーク相関値を生成するために、前記受信サンプルに対して作用可能な一次同期要素と、
    前記受信無線信号の二次同期信号とのフレーム同期を取得するために、前記受信サンプルに対して作用可能な二次同期要素と、
    を備え、
    前記プロセッサは、フレーム同期を得るために前記二次同期要素が処理するフレーム数を、前記ピーク相関値の関数として決定する、
    前記ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)装置。
  11. 前記プロセッサは、フレーム同期を得るために前記二次同期要素が処理する前記フレーム数を、前記ピーク相関値と、少なくとも一つの他の相関値との関数として決定する、請求項10記載のユニバーサル移動体通信システム(UMTS)装置。
  12. スロット同期の後で前記受信サンプルに対して作用可能な前記二次同期要素は、Mシンボル・シーケンスを備える、可能なスクランブリング・コード・グループを生成し、
    前記プロセッサは、(a)前記スクランブリング・コード・グループの前記Mシンボル・シーケンスと、スクランブリング・コード・グループセットの各スクランブリング・コード・グループとの間での一致数を決定し、(b)前記スクランブリング・コード・グループセットの少なくとも一つのスクランブリング・コード・グループにおける前記決定一致数が所定値を上回る場合、前記少なくとも一つのスクランブリング・コード・グループを、フレーム同期を得る際に使用される前記スクランブリング・コード・グループとして選択する、請求項10記載のユニバーサル移動体通信システム(UMTS)装置。
  13. 前記プロセッサは、少なくとも一つのスクランブリング・コード・グループでの前記決定一致数が前記所定値を上回る場合、前記受信無線信号内の受信フレームの更なる処理を停止する、請求項12記載のユニバーサル移動体通信システム(UMTS)装置。
  14. 前記スクランブリング・コード・グループ・セットの二つ以上のスクランブリング・コード・グループが前記決定一致数を上回る場合、前記プロセッサは、最大一致数を有する前記スクランブリング・コード・グループを選択する、請求項12記載のユニバーサル移動体通信システム(UMTS)装置。
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