JP4317809B2 - 食材評価方法及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、食材の評価技術に係わり、特に加工食材の評価値からその材料の評価値を算出する食材評価技術に関する。
食品の評価技術に関しては、例えば特開2002−279255号公報(特許文献1)に記載の技術がある。特許文献1は、消費者が食品の評価した情報をコンピュータシステムに保持する手段、およびその評価に基づき消費者へ提示するメニューリストを変更する方法を開示する。
特開2002−279255号公報
料理において同じ品目の食材を使用しても、使用する食材の産地等により調理後の料理の質は大きく異なる。従来、外食産業等では、食材の調達において、調達の担当者が経験等により、質のよい産地、食材等を選択し、調達を行っている。しかし、この手法では、最終的に重要である消費者による料理の評価とは無関係に産地、食材等を選択しているため、料理との相性、消費者の趣向等により必ずしも消費者に好まれる食材を調達し、料理として提供することができない。
引用文献1は、料理を評価する方法は記述しているが、その評価を食材の評価に結びつける手法は記されておらず、消費者による料理の評価から食材の評価を算出し、調達に利用することはできない。
さらに、料理においては、どの食材も等しく最終的な料理の評価に影響を与えているわけではなく、影響度の大きい食材と影響度の小さい食材が存在するため、その影響を加味する必要がある。
本発明の目的は、加工品の評価値からその材料の評価値を算出することにある。
本発明は、加工品に対応して構成される材料の各々を記録する加工経路データと、材料の各々について出荷又は経由する場所を記録する流通経路データとを用いて、加工品の評価が与えられたとき、その材料の各々の評価を算出する技術を特徴とする。
本発明によれば、従来技術の問題点を解決し、個々の消費者による加工品の評価からその材料ごとの加工品の評価への影響を考慮した上で、使用された食材の評価を算出することが可能である。さらに食材の評価から産地や食材の品目ごとの評価を算出することが可能である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態では、産地/卸、外食企業、外食店舗で食事をする評価者の3者を想定し、外食企業において管理部門と店舗、仕入部門がある場合を想定する。具体的には、あらかじめ管理部門の担当者が重み決定プロセス51で重みを決定しておき、産地/卸の担当者が食材出荷プロセス52で出荷した食材を、店舗の担当者が加工プロセス53で調理して料理を作り、評価者が料理を評価し、料理の評価を元に評価サーバが算出した材料の評価を参照して、仕入れ部門の担当者が仕入先を決定するという業務フローを例に説明する。なお外食企業の代わりに加工品製造企業、外食する顧客の代わりに加工品を消費する消費者が加工品の評価者であってもよい。
図1は、本発明の一実施形態である食材評価システムの全体構成を示す。図1の食材評価システムは、評価サーバ10と、重み設定端末11、経路設定端末12、加工設定端末13、評価設定端末14、評価表示端末16とそれらを接続するインターネットやイントラネット等のネットワーク17で構成される。評価サーバ10、重み設定端末11、経路設定端末12、加工設定端末13、評価設定端末14、評価表示端末16の内、いずれかの機器が他の機器の機能を備えてもよい。
評価サーバ10は、ワークステーションサーバ等の計算機であり、その記憶装置に、食材の評価算出に使用する重みを保持する重みデータテーブル31、食材の流通経路や加工履歴を保持する経路データテーブル32、食材の評価を保持する評価データテーブル34、および産地、品目ごとの食材の評価を保持する産地評価データテーブル35を格納する。また評価サーバ10のメモリは、重みデータテーブル31に重みを設定する重み設定部21、経路データテーブル32に流通経路を設定する経路設定部22、経路データテーブル32に加工履歴を設定する加工設定部23、評価データテーブル34に料理や食材の評価を設定する評価設定部24、重みデータテーブル31で保持されている重みと経路データテーブル32で保持されている流通経路と加工履歴と評価データテーブル34で保持されている加工品の評価から加工品に使用されている食材の評価や、産地、品目ごとの食材の評価を算出し、評価データテーブル34と産地評価データテーブル35に保存する評価算出部25、および評価データテーブル34に保持されている料理や食材の評価を表示する評価表示部26の各プログラムを格納し、評価サーバ10の計算機によって実行される。
重みとは、複数の食材を加工もしくは調理して料理や加工食材を作った場合に、料理や加工食材の評価から加工前の食材の評価を算出するために使用する値である。重みデータは、材料ごとに料理や加工食材への影響の大きさを示している。
重み設定端末11は、管理部門等に設置されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、管理部門の担当者等が入力した重みをネットワーク17を介して評価サーバ10に登録するための重み決定プロセス51のプログラムを実行する。
経路設定端末12は、産地/卸等に設置されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、産地/卸の担当者が入力した出荷情報等の流通経路をネットワーク17を介して評価サーバ10に登録するための食材出荷プロセス52のプログラムを実行する。
加工設定端末13は、店舗や加工工場等に設置されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、店舗の調理担当者や加工工場の加工担当者等が入力した加工履歴を評価サーバ10に登録するためのプログラムを実行する。
評価設定端末14は、店舗等に設置されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、加工品の消費者が入力したその評価値を評価サーバ10に登録する処理プログラムを実行する。
評価表示端末16は、仕入部門等に設置されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、仕入部門の担当者等、食材や産地、店舗の評価を参照する人が評価サーバ10で算出され、保持している評価データを参照し、表示する処理プログラムを実行する。
次に図1の食材評価システムの処理フローについて説明する。まず重み決定プロセス51は、管理部門等の担当者が決定した重みを、重み設定端末11を介して評価サーバ10に送信する。評価サーバ10の重み設定部21は、重み情報を受信し、重みデータテーブル31に保存する。
次に食材出荷プロセス52は、産地/卸の出荷担当者等が設定した食材の出荷時等に出荷情報等の流通経路を、経路設定端末12を介して評価サーバ10に送信する。評価サーバ10の経路設定部22は、流通経路を受信し、経路データテーブル32に保存する。評価サーバ10に登録する情報は、流通経路が把握できる情報であればよく、卸では出荷情報の代わりに入荷情報を用いても良い。
次に加工プロセス53は、食材を入荷した店舗や加工工場等が、その食材を調理もしくは加工する際に、調理担当者もしくは加工担当者が設定した調理情報や加工情報等の加工履歴情報を、評価設定端末14を介して評価サーバ10に送信する。評価サーバ10の加工設定部23は、加工履歴情報を受信し、経路データテーブル32に保存する。
次に評価プロセス54は、店舗の顧客等が加工品を評価し、その評価を顧客もしくは評価を顧客から聞いた店舗の担当者が評価設定端末14を介して、評価サーバ10に送信する。評価サーバ10の評価設定部24は、評価情報を受信し、評価データテーブル34に保存する。
次に評価サーバ10の評価算出部25は、重みデータテーブル31で保持されている重みと、経路データテーブル32で保持されている流通経路と加工履歴と、評価データテーブル34で保持されている料理や加工食材の評価から料理や加工食材に使用されている食材の評価と産地や品目ごとの評価を算出し、評価データテーブル34と産地評価データテーブル35に保存する。最後に評価表示部26は、評価表示端末16を介して、仕入部門の担当者等、食材や産地、店舗の評価を参照する人に評価データテーブル34に保持している情報を提示する。
図2を用いて重み設定部21の処理手順について説明する。重み設定部21は、重み設定端末11からのアクセス要求を受け付け、重み設定端末11上のWWWブラウザ等に図2に示す重み設定画面210を表示する。加工品名入力ボックス211は、調理もしくは加工後の加工品名を指定する入力領域である。ここで、加工品名とは料理や加工食材を一意に定めることができる識別子であり、名称ではなく番号等でもよい。材料名・重み入力テーブル212は調理もしくは加工に使用する材料名とその重みを指定するものであり、担当者は、材料名を材料名列2121に、重みを同じ行の重み列2122に入力する。材料名・重みテーブル212の行数は材料数と同数であり、行数を追加可能な画面にしてもよい。設定ボタン213が押されると、重み設定部21は、材料名入力ボックス211と材料名・重み入力テーブル212で指定した情報を重みデータテーブル31に保存する。
図3は、重みデータテーブル31のデータ構成例を示す図である。重みデータテーブル31は、重み設定部21からの情報、すなわち図2に示す重み設定画面210で指定した情報を保存するテーブルである。重み設定部21は、まず重み設定画面210の材料名・重み入力テーブル212と同じ行数を重みデータテーブル31に追加し、追加したすべての行の加工品名列311に加工品名入力ボックス211の情報を入力し、材料名列2121と重み列2122の各行の情報を、それぞれ材料名列312と重み列313の各行に保存する。図2の例の場合、図3の行3101と行3102のように保存する。
図4を用いて経路設定部22の処理手順について説明する。経路設定部22は、経路設定端末12からのアクセス要求を受け付け、経路設定端末12上のWWWブラウザ等に図4に示す経路設定画面220を表示する。経路設定画面220は、産地や卸等を出荷もしくは経由した食材について、出荷もしくは経由した場所、経由した日時、材料名、材料IDを入力するための画面である。ここで、場所とは地域や企業を一意に定めることができる識別子であり、名称ではなく番号等でもよい。材料IDとは、食材をより細かい単位で一意に定めることができる識別子であり、少なくとも産地が異なれば同じ食材でも別々の材料IDが付与される。さらに出荷日が異なれば同じ産地・食材でも別々の材料IDを付与しても良いし、1品ごとに別々のIDを付与しても良い。場所入力ボックス221には場所が、日時入力ボックス224には日時が、材料名入力ボックス222には材料名が、材料ID入力ボックス223には材料IDが指定され、材料名入力ボックス222と材料ID入力ボックス223で示す食材、もしくは料理が場所入力ボックス221を出荷もしくは経由したことを示す。設定ボタン224が押されると、経路設定部22は、場所入力ボックス221、日時入力ボックス224、材料名入力ボックス222、材料ID入力ボックス223で指定した情報を経路データテーブル32に保存する。
図5を用いて加工設定部23の処理手順について説明する。加工設定部23は、加工設定端末13からのアクセス要求を受け付け、加工設定端末13上のWWWブラウザ等に図5に示す加工設定画面230を表示する。加工設定画面230は、加工工場や店舗等で加工や調理をした食材について、加工もしくは調理した場所、加工もしくは調理した日時、加工もしくは調理後の加工品名と加工品ID、加工もしくは調理に使用した材料名と材料IDを入力するための画面である。場所入力ボックス231には場所が、日時入力ボックス235には加工もしくは調理した日時が、加工品名入力ボックス232には加工もしくは調理後の加工品名が、加工品ID入力ボックス233には加工もしくは調理後の食材、料理に付与される加工品IDが、使用材料入力テーブル234の材料名列2341と材料ID列2342には加工もしくは調理に使用した材料名と材料IDの組みが指定される。場所の意味は、図4の経路設定の場合と同様である。使用する材料が複数ある場合は使用材料入力テーブル234は材料数分の行数となり、同じ材料名でも異なる材料IDの食材を複数同時に使用する場合は、材料名が同じで材料IDが異なる複数の行として指定される。設定ボタン236が押されると、加工設定部23は、場所入力ボックス231、日時入力ボックス235、加工品名入力ボックス232、加工品ID入力ボックス233、使用材料入力テーブル234で指定した情報を経路データテーブル32に保存する。
図6は、経路データテーブル32のデータ構成例を示す図である。経路データテーブル32は、経路設定部22と加工設定部23からの情報、すなわち図4に示す経路設定画面220と図5に示す加工設定画面230で指定した情報を保存するテーブルである。
経路設定画面220で指定した情報をテーブル保存する場合、経路設定部22は、まず行を1行追加し、追加した行の場所列321に場所入力ボックス221に入力された情報を、日時列326に日時入力ボックス224に入力された情報を、名称列322に材料名入力ボックス222に入力された情報を、ID列323に材料ID入力ボックス223に入力された情報をそれぞれ保存し、材料名列324と材料ID列325は空欄とする。なお経路設定画面220で指定した情報を流通経路データと呼んでもよい。
加工設定画面230で指定した情報をテーブルに保存する場合、加工設定部23は、まず加工設定画面230の使用材料入力テーブル234と同じ行数を経路データテーブル32に追加し、場所入力ボックス231に入力された情報を追加したすべての行の場所列321に、同様に日時入力ボックス235に入力された情報を日時列326に、加工品名入力ボックス232に入力された情報を名称列322に、加工品ID入力ボックス233に入力された情報をID列323にそれぞれ保存する。さらに、材料名列2341と材料ID列2342の各行の情報を、それぞれ材料名列324と材料ID列325の各行に保存する。図4の例の場合、図6の行3201のように保存され、図5の例の場合、図6の行3203と行3204のように保存される。なお加工設定画面230で指定した情報を加工経路データと呼んでもよい。
使用材料入力テーブル234に入力される材料がさらに加工品である場合には、材料名列2341にはその加工品の名称が指定される。そのような材料については、さらに加工設定画面230を介してその前材料についての経路データが経路データテーブル32に設定される。
図7を用いて評価設定部24の処理手順について説明する。評価設定部24は、評価設定端末14からのアクセス要求を受け付け、評価設定端末14上のWWWブラウザ等に図7に示す評価設定画面240を表示する。評価設定画面240は、料理などの加工品を食した消費者による評価を入力するための画面であり、食事などをした場所と食した加工品の加工品名と加工品ID、およびその加工品の評価値を指定するための画面である。消費者に供される一品一品の加工品について別々のIDが付与される。場所入力ボックス241には場所が、加工品名入力ボックス242には加工品名が、加工品ID入力ボックス243には加工品IDが、評価値入力ボックス244にはその加工品についての消費者の評価値が指定される。設定ボタン245が押されると、評価設定部24は、場所入力ボックス241、加工品名入力ボックス242、加工品ID入力ボックス243、評価値入力ボックス244で指定された情報を評価データテーブル34に保存する。消費者自身が評価設定画面240を介して評価データを入力しても良いし、消費者に対するアンケートもしくは口頭での質問で評価を聞いた店舗の担当者が評価データを入力しても良い。消費者自身が入力する場合には、加工品IDをレシート等に記載する方法で消費者に知らせても良い。
図8は、評価データテーブル34のデータ構成例を示す図である。評価データテーブル34は、評価設定部24からの情報、すなわち図7に示す評価設定画面240を介して指定された情報、および評価算出部25が算出した材料の評価値を保存するテーブルである。場所列341には評価対象の加工品・材料の産地や流通経路の卸、加工した加工工場、もしくは調理した店舗等の情報が、日時列347には評価対象の加工品・材料の経由、加工日時が、名称列342には、評価対象の材料名や加工品名が、ID列343には評価対象の材料IDや加工品IDが、評価値列には当該材料や加工品の評価値が、フラグ列346には評価算出部25の処理が済んでないとき「×」、処理が済んだとき「○」が格納される。
評価設定画面240で指定した情報を保存する場合、評価設定部24は、まず行を1行追加し、追加した行の場所列341に場所入力ボックス241に入力された情報を、名称列342に加工品名入力ボックス242に入力された情報を、ID列343に加工品ID入力ボックス243に入力された情報を、評価値列344に評価値入力ボックス244に入力された情報をそれぞれ保存する。図7の例の場合、図8の行3401のように保存する。日時列347には図6に示す経路データテーブル32のID323が同じ行から取得される。フラグ列346には評価算出部25の未処理を示す「×」が保存される。
なお評価設定部24は、行3401のように加工品の評価データのみを格納する。行3402〜3409のような材料の評価データは、評価算出部25によって格納されたものである。また加工品の評価データテーブルと材料の評価データテーブルとを分離してもよい。
図9は、評価算出部25の処理手順を示すフローチャートである。評価算出部25は、まず評価データ読み込みステップ2501で、評価データテーブル34からフラグ列346が「×」の評価データ行を1行読み込む。次に評価算出部25は、評価データテーブル34のフラグ列344がすべて「〇」になるまで、読み込んだ評価データ行についてステップ2502からステップ2511までの処理を繰り返す(ループ1)。
経路データ読み込みステップ2503では、評価算出部25は、ループ1の処理該当行の場所列341とID列343が、それぞれ場所列321とID列323に一致する行を経路データテーブル32から読み出す。たとえば、処理該当行が行3401の場合は、場所列341の値「東京店」とID列343の値「83025」が、経路データテーブル32の行3203と行3204の場所列321とID列323が一致するため、行3203と行3204を読み出す。
次に評価算出部25は、経路データ読み込みステップ2503で読み出した各行に関してステップ2504からステップ2509を繰り返す(ループ2)。
材料データ読み込みステップ2505では、評価算出部25は、ループ2の処理該当行の材料ID列325と、ID列323が一致する行を経路データテーブル32から読み込む。ループ2の処理該当行が行3203の場合、材料ID列325は「19871」であり、行3201のID列323が「19871」で一致するため行3201が読み込まれる。
次に評価算出部25は、重みデータ読み込みステップ2506で、ループ2の処理該当行の名称列322と材料名列324が加工品名列311と材料名列312に一致する行の重み列313を重みデータテーブル31から読み出す。たとえば、処理該当行が行3203の場合は、名称列322の値「コロッケ」と材料名列324の値「じゃがいも」と、重みデータテーブル31の行3101の加工品名列311と材料名列312が一致するため、行3101の重み列313の値「0.8」を読み出す。
次に評価算出部25は、評価算出ステップ2507で、ループ1の処理該当行の評価値列344の値と重みデータ読み込みステップ2506で読み込んだ重みを使用して、材料データ読み込みステップ2505で読み出した行の材料の評価を算出する。ループ1の処理該当行が行3401で、ループ2の処理該当行が行3203である場合、評価値は「80」であり、重みは「0.8」であるから、この2つの値を利用して行3201が示す「北海道」の「じゃがいも」でIDが「19871」の評価を算出する。評価値の算出方法は、評価値「80」に重み「0.8」をかけて「64」と算出する。
評価データ書き込みステップ2508では、評価算出部25は、評価データテーブル34に行を1行追加し、追加した行の場所341と日時347と名称342とID343と評価値344を書き込み、フラグ列346に「×」を書き込む。評価算出ステップ2507で用いた例の場合、評価算出部25は、場所列341に行3201の場所列321の値「北海道」を書き込み、日時347に行3201の日時326を書き込み、名称列342に行3201の名称列322の値「じゃがいも」を書き込み、ID列343に行3201のID列323の値「19871」を書き込み、評価値列344に評価算出ステップ2507で算出した「64」を書き込み、フラグ列344に「×」を書き込む。
ステップ2510では、評価算出部25は、ループ1の処理該当行の評価データについてフラグ346を「〇」に更新する。次に評価算出部25は、評価データテーブル34にフラグ列346が「×」の評価データ行があれば、1行分の評価データを読み込む。たとえば行3402の評価データを読み込んだ場合には、次のステップ2503で経路データテーブル32から行3201が読み込まれるが、材料名324が空欄のためにステップ2504からステップ2509までの処理が省略される。もしその材料名324と材料ID325にデータがあれば、その各材料についてさらにループ2の処理が繰り返される。
集計評価算出ステップ2512では、評価算出部25は、評価データテーブル34の評価値を品目や産地や日時等で集計して、産地や品目ごとの評価値を算出する。例えば、場所を「北海道」、材料名を「じゃがいも」で集計する場合には、評価算出部25は、場所列341が「北海道」で名称列342が「じゃがいも」の行の評価値をすべての読み出し、集計する。集計の方法は例えば平均をとる。図8の例の場合、場所列341が「北海道」で名称列342が「じゃがいも」の行3402と行3403の評価値列344の値「64」と「12」の平均を計算し「38」とする。同様にして、場所ごと、品目ごとの値を算出し産地評価データテーブル35に格納する。他に日時情報で集計して季節ごとの評価を出しても良い。
図10は、産地評価データテーブル35のデータ構成例を示す図である。産地評価データテーブル35は、産地・品目ごとの評価値を保存するテーブルである。場所列351には評価対象の場所を、名称列352には評価対象の加工品名・材料名を、評価値列353にはその加工品・材料の評価値を保存する。図8の評価データテーブル34を図9の集計評価算出ステップ2512を用いて計算した場合が図10のようになる。
図11を用いて評価表示部26の処理手順について説明する。評価表示部26は、評価表示端末16からのアクセス要求を受け付け、評価表示端末16上のWWWブラウザ等に図11に示す評価表示画面260を表示する。評価表示画面260は、図11に示すように図10の表をそのまま表示するものでもよいし、場所、材料名、日時等の検索条件の入力欄を設けて、評価表示部26が記入された条件により図8に示す評価データテーブル34を集計し、集計結果を表示しても良い。
このように本実施形態によれば、個々の消費者による加工品の評価から加工工場等の評価をすることが可能であり、使用された食材の評価を算出することが可能であり、さらに食材の評価から産地の評価を算出することが可能である。
本発明は、主にレストランや社員食堂等を営む外食産業において、その食材調達元選定の参考とするために利用可能である。さらに、食材の流通過程にかかわる産地や農家、食品加工工場、卸業者、物流業者等でも利用可能である。また、原材料から製品を加工・製造している産業であれば、製品の評価から原材料の評価を算出する際に利用可能である。
実施形態の食材評価システムの全体構成図である。 実施形態の重み設定画面の例を示す図である。 実施形態の重みデータテーブルの例を示す図である。 実施形態の経路設定画面の例を示す図である。 実施形態の加工設定画面の例を示す図である。 実施形態の経路データテーブルの例を示す図である。 実施形態の評価設定画面の例を示す図である。 実施形態の評価データテーブルの例を示す図である。 実施形態の評価算出部の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態の産地評価データテーブルの例を示す図である。 実施形態の評価表示画面の例を示す図である。
符号の説明
10…評価サーバ、16…評価表示端末、25…評価算出部、26…評価表示部、31…重みデータテーブル、32…経路データテーブル、34…評価データテーブル。

Claims (8)

  1. 加工設定端末から入力される加工品の加工場所を示す第1の場所情報、前記加工品の名称および前記加工品の加工品識別子とに対応して、経路設定端末から入力される前記加工品の材料の材料識別子を格納する加工経路データテーブル、
    前記経路設定端末から入力される前記材料の出荷場所又は経由場所を示す第2の場所情報と、前記材料の名称と前記材料の材料識別子とを対応させて格納する流通経路データテーブル、
    評価設定端末から入力される前記加工品の評価値を前記第1の場所情報と前記加工品識別子とに対応付けて格納する評価データテーブル、及び、
    前記加工品の名称、前記材料の名称および前記材料の前記加工品への影響の大きさを示す重み値を対応付けて格納する重みデータテーブルを含む記憶装置を有する評価サーバにおける食材評価方法であって、
    前記評価サーバは、前記評価データテーブルから前記第1の場所情報、前記加工品識別子および前記加工品の評価値を読み出し、
    前記評価データテーブルから読み出した前記第1の場所情報と前記加工品識別子とに一致する、前記加工経路データテーブルの前記第1の場所情報と前記加工品識別子とに対応する、前記加工品の名称と前記加工品の材料の前記材料識別子を前記加工経路データテーブルから読み出し、
    前記加工経路データテーブルから読み出した前記材料識別子に一致する、前記流通経路データテーブルの前記材料識別子に対応する前記材料の名称を読み出し、
    前記加工経路データテーブルから読み出した前記加工品の名称と前記流通経路データテーブルから読み出した前記材料の名称とに一致する、前記重みデータテーブルの前記加工品の名称と前記材料の名称とに対応する前記重み値を読み出し、
    前記評価データテーブルから読み出した前記加工品の評価値に前記重みデータテーブルから読み出した前記重み値により重み付けした、前記材料の評価値を得ることを特徴とする食材評価方法。
  2. 前記加工経路データテーブルと前記流通経路データテーブルとを構成する各々の行を異にし、前記加工経路データテーブルの前記第1の場所情報、前記加工品の名称および前記加工品の加工品識別子と前記流通経路データテーブルの前記第2の場所情報と、前記材料の名称および前記材料の材料識別子との各々を同じ列にした一つの経路データテーブルとして、前記記憶装置に含むことを特徴とする請求項1記載の食材評価方法。
  3. 前記材料が加工品である場合、前記評価サーバは、前記加工品である前記材料の加工場所を示す前記第1の場所情報、前記加工品である前記材料の名称および前記加工品である前記材料の加工品識別子を対応付けて前記経路データテーブルに格納することを特徴とする請求項記載の食材評価方法。
  4. 前記評価サーバは、前記評価値を得た前記材料の名称と前記第2の場所情報とに関して、前記評価値を集計することを特徴とする請求項1記載の食材評価方法。
  5. 加工設定端末から入力される加工品の加工場所を示す第1の場所情報、前記加工品の名称および前記加工品の加工品識別子とに対応して、経路設定端末から入力される前記加工品の材料の材料識別子を格納する加工経路データテーブル、
    前記経路設定端末から入力される前記材料の出荷場所又は経由場所を示す第2の場所情報と、前記材料の名称と前記材料の材料識別子とを対応させて格納する流通経路データテーブル、
    評価設定端末から入力される前記加工品の評価値を前記第1の場所情報と前記加工品識別子とに対応付けて格納する評価データテーブル、および、
    前記加工品の名称、前記材料の名称および前記材料の前記加工品への影響の大きさを示す重み値を対応付けて格納する重みデータテーブルを含む記憶装置、
    前記評価データテーブルから前記第1の場所情報、前記加工品識別子および前記加工品の評価値を読み出す第1の手段、
    前記第1の手段により読み出した前記第1の場所情報と前記加工品識別子とに一致する、前記加工経路データテーブルの前記第1の場所情報と前記加工品識別子とに対応する、前記加工品の名称と前記加工品の材料の前記材料識別子を前記加工経路データテーブルから読み出す第2の手段、
    前記第2の手段により読み出した前記材料識別子に一致する、前記流通経路データテーブルの前記材料識別子に対応する前記材料の名称を読み出す第3の手段、
    前記第2の手段により読み出した前記加工品の名称と前記第3の手段により読み出した前記材料の名称とに一致する、前記重みデータテーブルの前記加工品の名称と前記材料の名称とに対応する前記重み値を読み出す第4の手段、および、
    前記第1の手段により読み出した前記加工品の評価値に前記第4の手段により読み出した前記重み値により重み付けした、前記材料の評価値を得る手段を有することを特徴とする食材評価システム。
  6. 前記加工経路データテーブルと前記流通経路データテーブルとを構成する各々の行を異にし、前記加工経路データテーブルの前記第1の場所情報、前記加工品の名称および前記加工品の加工品識別子と前記流通経路データテーブルの前記第2の場所情報と、前記材料の名称および前記材料の材料識別子との各々を同じ列にした一つの経路データテーブルとして、前記記憶装置に含むことを特徴とする請求項5記載の食材評価システム。
  7. 前記材料が加工品である場合、前記加工品である前記材料の加工場所を示す前記第1の場所情報、前記加工品である前記材料の名称および前記加工品である前記材料の加工品識別子を対応付けて前記経路データテーブルに格納する手段をさらに有することを特徴とする請求項記載の食材評価システム。
  8. 前記評価値を得た前記材料の名称と前記第2の場所情報とに関して、前記評価値を集計する手段をさらに有することを特徴とする請求項5記載の食材評価システム。
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