JP4315129B2 - 作動液冷却装置 - Google Patents

作動液冷却装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4315129B2
JP4315129B2 JP2005176331A JP2005176331A JP4315129B2 JP 4315129 B2 JP4315129 B2 JP 4315129B2 JP 2005176331 A JP2005176331 A JP 2005176331A JP 2005176331 A JP2005176331 A JP 2005176331A JP 4315129 B2 JP4315129 B2 JP 4315129B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic fluid
circuit
circulation pump
cooling device
circulation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005176331A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006349262A (ja
Inventor
伸行 高林
安孝 明城
祐一 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2005176331A priority Critical patent/JP4315129B2/ja
Publication of JP2006349262A publication Critical patent/JP2006349262A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4315129B2 publication Critical patent/JP4315129B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、例えば、冷凍回路を利用して工作機械等の機器で用いる低圧の作動液を冷却する作動液冷却装置に関する。
従来、作動液冷却装置としては、作動液循環回路および冷凍回路を備えたものがある(特開2001−165058号公報:特許文献1参照)。
上記作動液循環回路は、モータで駆動される循環ポンプにより機器の作動液が循環している。上記作動液循環回路は、例えば、ゴムホースからなる。
上記冷凍回路は、ガス冷媒を圧縮する圧縮機、ガス冷媒を凝縮する凝縮器、液冷媒を減圧する減圧機構、および、冷媒との熱交換により上記循環ポンプの吐出側の上記作動液循環回路中の作動液を冷却する蒸発器を順に接続してなる。
上記作動液循環回路の途中に設けられた弁を閉じるなどして上記作動液循環回路を閉鎖したときに、上記循環ポンプの上記モータに過剰な負荷を与えない、または、上記作動液循環回路に過剰な圧力をかけないために、通常、リリーフ弁が設けられる。
このリリーフ弁は、例えば、上記循環ポンプの吐出側から上記循環ポンプの吸込側へバイパスするバイパス回路に設けられる。
特開2001−165058号公報
しかしながら、上記従来の作動液冷却装置では、上記作動液循環回路が略閉鎖され、上記リリーフ弁と上記循環ポンプの間を作動液が循環して、上記循環ポンプから作動液への熱量を逃がすことができなくなると、上記作動液循環回路は、耐熱温度の低いゴムホースであるので、作動液の熱によって劣化または破損する。
そこで、この発明の課題は、作動液循環回路を構成するゴムホースが、作動液の熱によって、劣化または破損することを防止する作動液冷却装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の作動液冷却装置は、
モータで駆動される循環ポンプにより機器の作動液が循環すると共に少なくとも一部に非金属管を含む作動液循環回路と、
圧縮機、凝縮器、減圧機構、および、冷媒との熱交換により上記循環ポンプの吐出側の上記作動液循環回路中の作動液を冷却する蒸発器を順に接続してなる冷凍回路と
を備えた作動液冷却装置において、
上記循環ポンプと上記蒸発器の間の上記作動液循環回路から上記循環ポンプの吸込側の上記作動液循環回路へバイパスするバイパス回路にリリーフ弁を設け、このリリーフ弁と上記循環ポンプの間を循環する作動液の温度を検出する温度センサを設け、この温度センサの出力に基づいて上記循環ポンプの運転を停止する制御装置を設けたことを特徴としている。
ここで、この明細書では、作動液とは、例えば、冷却液、潤滑液または切削液などをいい、この作動液は、油、水または引火性液体などである。非金属管とは、例えば、ゴムホースやビニルホース等の耐熱温度の低い管をいう。
この発明の作動液冷却装置によれば、上記作動液循環回路が略閉鎖され、上記リリーフ弁と上記循環ポンプの間を作動液が循環して、上記循環ポンプから作動液への熱量を逃がすことができなくなっても、上記リリーフ弁と上記循環ポンプの間を循環する作動液の温度を上記温度センサにて検出し、この温度センサの出力に基づいて上記制御装置にて上記循環ポンプの運転を停止する。このように、上記作動液循環回路の少なくとも一部を構成する非金属管が上記循環ポンプから受けた作動液の熱によって劣化または破損する前に、上記循環ポンプの運転を停止して、上記非金属管の劣化または破損を防止できる。
また、一実施形態の作動液冷却装置では、上記温度センサは、上記作動液循環回路または上記バイパス回路の内部の作動液の温度を直接に検出する。
この実施形態の作動液冷却装置によれば、上記温度センサは、上記作動液循環回路または上記バイパス回路の内部の作動液の温度を直接に検出するので、作動液の温度上昇を迅速に検出できる。
また、一実施形態の作動液冷却装置では、上記温度センサは、上記作動液循環回路または上記バイパス回路の外壁を介して、作動液の温度を間接的に検出する。
この実施形態の作動液冷却装置によれば、上記温度センサは、上記作動液循環回路または上記バイパス回路の外壁を介して、作動液の温度を間接的に検出するので、上記温度センサの設置が容易になる。
また、一実施形態の作動液冷却装置では、上記バイパス回路は、上記循環ポンプの吐出側と上記循環ポンプの吸込側とを接続した配管であり、上記リリーフ弁は、この配管の途中に設けられている。
この実施形態の作動液冷却装置によれば、上記バイパス回路は、上記循環ポンプの吐出側と上記循環ポンプの吸込側とを接続した配管であり、上記リリーフ弁は、この配管の途中に設けられているので、作動液冷却装置を小型にできる。また、上記バイパス回路は、タンクレスであるため、上記リリーフ弁と上記循環ポンプの間を作動液が循環することで、上記循環ポンプから作動液へ熱が溜まりやすくなるが、上記作動液循環回路の非金属管が作動液の熱によって劣化または破損する前に、上記循環ポンプの運転を停止できるので、上記非金属管の劣化または破損を有効に防止できる。
また、この発明の作動液冷却装置は、
モータで駆動される循環ポンプにより機器の作動液が循環すると共に少なくとも一部に非金属管を含む作動液循環回路と、
圧縮機、凝縮器、減圧機構、および、冷媒との熱交換により上記循環ポンプの吐出側の上記作動液循環回路中の作動液を冷却する蒸発器を順に接続してなる冷凍回路と
を備えた作動液冷却装置において、
上記蒸発器の下流側の上記作動液循環回路から上記循環ポンプの吸込側の上記作動液循環回路へバイパスするバイパス回路にリリーフ弁を設け、このリリーフ弁と上記循環ポンプの間を循環する作動液の温度を検出する温度センサを設け、この温度センサの出力に基づいて上記循環ポンプの運転を停止する制御装置を設けたことを特徴としている。
この発明の作動液冷却装置によれば、上記作動液循環回路が略閉鎖され、上記リリーフ弁と上記循環ポンプの間を作動液が循環して、上記循環ポンプから作動液への熱量に対して、上記蒸発器による冷却が追いつかなくなっても、上記リリーフ弁と上記循環ポンプの間を循環する作動液の温度を上記温度センサにて検出し、この温度センサの出力に基づいて上記制御装置にて上記循環ポンプの運転を停止する。このように、上記作動液循環回路の少なくとも一部を構成する非金属管が上記循環ポンプから受けた作動液の熱によって劣化または破損する前に、上記循環ポンプの運転を停止して、上記非金属管の劣化または破損を防止できる。
また、一実施形態の作動液冷却装置では、上記温度センサは、上記作動液循環回路または上記バイパス回路の内部の作動液の温度を直接に検出する。
この実施形態の作動液冷却装置によれば、上記温度センサは、上記作動液循環回路または上記バイパス回路の内部の作動液の温度を直接に検出するので、作動液の温度上昇を迅速に検出できる。
また、一実施形態の作動液冷却装置では、上記温度センサは、上記作動液循環回路または上記バイパス回路の外壁を介して、作動液の温度を間接的に検出する。
この実施形態の作動液冷却装置によれば、上記温度センサは、上記作動液循環回路または上記バイパス回路の外壁を介して、作動液の温度を間接的に検出するので、上記温度センサの設置が容易になる。
また、この発明の作動液冷却装置は、
モータで駆動される循環ポンプにより機器の作動液が循環すると共に少なくとも一部に非金属管を含む作動液循環回路と、
圧縮機、凝縮器、減圧機構、および、冷媒との熱交換により上記循環ポンプの吐出側の上記作動液循環回路中の作動液を冷却する蒸発器を順に接続してなる冷凍回路と
を備えた作動液冷却装置において、
上記蒸発器の下流側の上記作動液循環回路から上記循環ポンプの吸込側の上記作動液循環回路へバイパスするバイパス回路にリリーフ弁を設け、上記作動液循環回路を循環する作動液の流量を検出する流量センサを設け、この流量センサの出力に基づいて上記循環ポンプの運転を停止する制御装置を設けたことを特徴としている。
この発明の作動液冷却装置によれば、上記作動液循環回路が略閉鎖され、上記作動液循環回路を循環する作動液の流量が減少し、上記蒸発器による作動液の冷却効率が悪くなっても、上記作動液循環回路を循環する作動液の流量を上記流量センサにて検出し、この流量センサの出力に基づいて上記制御装置にて上記循環ポンプの運転を停止する。このように、上記作動液循環回路の少なくとも一部を構成する非金属管が作動液の熱によって劣化または破損する前に、上記循環ポンプの運転を停止して、上記非金属管の劣化または破損を防止できる。
また、一実施形態の作動液冷却装置では、上記流量センサは、上記循環ポンプの吐出側の上記作動液循環回路における上記バイパス回路との接続部よりも上流側に設けられている。
この実施形態の作動液冷却装置によれば、上記流量センサは、上記循環ポンプの吐出側の上記作動液循環回路における上記バイパス回路との接続部よりも上流側に設けられているので、上記蒸発器に流れる作動液の流量を確実に検出できる。このように、作動液の熱による上記非金属管の劣化または破損を確実に防止できる。
また、この発明の作動液冷却装置は、
モータで駆動される循環ポンプにより機器の作動液が循環すると共に少なくとも一部に非金属管を含む作動液循環回路と、
圧縮機、凝縮器、減圧機構、および、冷媒との熱交換により上記循環ポンプの吐出側の上記作動液循環回路中の作動液を冷却する蒸発器を順に接続してなる冷凍回路と
を備えた作動液冷却装置において、
上記蒸発器の下流側の上記作動液循環回路から上記循環ポンプの吸込側の上記作動液循環回路へバイパスするバイパス回路にリリーフ弁を設け、上記循環ポンプから吐出される作動液の圧力を検出する圧力センサを設け、この圧力センサの出力に基づいて上記循環ポンプの運転を停止する制御装置を設けたことを特徴としている。
この発明の作動液冷却装置によれば、上記作動液循環回路が略閉鎖され、上記循環ポンプから吐出される作動液が上記蒸発器を円滑に流れにくくなり、上記蒸発器による作動液の冷却効率が悪くなっても、上記循環ポンプから吐出される作動液の圧力を上記圧力センサにて検出し、この圧力センサの出力に基づいて上記制御装置にて上記循環ポンプの運転を停止する。このように、上記作動液循環回路の少なくとも一部を構成する非金属管が作動液の熱によって劣化または破損する前に、上記循環ポンプの運転を停止して、上記非金属管の劣化または破損を防止できる。
また、一実施形態の作動液冷却装置では、上記圧力センサは、上記リリーフ弁の上流側の上記バイパス回路に設けられている。
この実施形態の作動液冷却装置によれば、上記圧力センサは、上記リリーフ弁の上流側の上記バイパス回路に設けられているので、上記循環ポンプの吐出圧力を確実に検出できる。
また、一実施形態の作動液冷却装置では、上記バイパス回路は、上記蒸発器の下流側と上記循環ポンプの吸込側とを接続した配管であり、上記リリーフ弁は、この配管の途中に設けられている。
この実施形態の作動液冷却装置によれば、上記バイパス回路は、上記蒸発器の下流側と上記循環ポンプの吸込側とを接続した配管であり、上記リリーフ弁は、この配管の途中に設けられているので、作動液冷却装置を小型にできる。また、上記バイパス回路は、タンクレスであるため、上記リリーフ弁と上記循環ポンプの間を作動液が循環することで、上記循環ポンプから作動液へ熱が溜まりやすくなるが、上記作動液循環回路の非金属管が作動液の熱によって劣化または破損する前に、上記循環ポンプの運転を停止できるので、上記非金属管の劣化または破損を有効に防止できる。
この発明の作動液冷却装置によれば、作動液の温度、流量または圧力を検出し、この検出に基づいて循環ポンプの運転を停止するので、作動液循環回路の非金属管が作動液の熱によって劣化または破損する前に、循環ポンプの運転を停止して、非金属管の劣化または破損を防止できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の作動液冷却装置の一実施形態である縦断面図を示している。この作動液冷却装置1は、機器3の作動液が循環する作動液循環回路10と、この作動液循環回路10中の作動液を冷却する冷凍回路20とを備えている。
上記機器3は、ワークに対し所定の機械加工を行う機器であり、例えばマシンニングセンタからなる工作機械である。この機器3の内部には、作動液が流れる(図示しない)作動液通路が形成され、この作動液が、機械加工等により生じる熱負荷を吸収する。すなわち、作動液は、冷却液の役割を担う。この作動液は、油、水または引火性液体などである。
上記機器3内の上記作動液通路の上流端は、第1の配管5aを介して、上記作動液循環回路10の下流端である上記作動液冷却装置1の出口ポート1bに接続されている。上記機器3内の上記作動液通路の下流端は、第2の配管5bを介して、作動液を蓄えるタンク4に接続されている。このタンク4は、第3の配管5cを介して、上記作動液循環回路10の上流端である上記作動液冷却装置1の入口ポート1aに接続されている。
上記作動液循環回路10には、モータ11により回転駆動されて作動液を強制循環させる循環ポンプ12が配設されている。そして、上記機器3内の上記作動液通路から上記第2の配管5bを経て上記タンク4内に戻った作動液を、上記循環ポンプ12により吸引して、上記タンク4から、上記第3の配管5cを介して、上記作動液循環回路10に流入させると共に、上記循環ポンプ12から吐出された作動液を、上記第1の配管5aを介して、再び上記機器3内の上記作動液通路に供給するように循環させる。
上記冷凍回路20は、圧縮機21、凝縮器22、減圧機構23および蒸発器24を順に接続してなる。上記圧縮機21は、ガス冷媒を圧縮する。上記凝縮器22は、上記圧縮機21から吐出されたガス冷媒を冷却して凝縮液化する。
上記減圧機構23は、電子膨張弁であり、上記凝縮器22からの液冷媒を減圧する。なお、上記減圧機構23は、キャピラリチューブであってもよい。
上記蒸発器24は、上記減圧機構23により減圧された液冷媒を蒸発させる。そして、上記蒸発器24は、冷媒との熱交換により上記循環ポンプ12の吐出側の上記作動液循環回路10中の作動液を冷却する。
上記圧縮機21の上流側には、上記蒸発器24から上記圧縮機21に戻る冷媒中の気液を分離するアキュムレータ27が設けられている。上記凝縮器22には、ファンモータ26により駆動されて上記凝縮器22に送風するファン25が設けられている。
上記循環ポンプ12と上記蒸発器24の間の上記作動液循環回路10から上記循環ポンプ12の吸込側の上記作動液循環回路10へバイパスするバイパス回路13を設けている。このバイパス回路13は、上記循環ポンプ12の吐出側と上記循環ポンプ12の吸込側とを接続した配管である。
この配管の途中に、リリーフ弁14が設けられている。このリリーフ弁14は、上記循環ポンプ12の吐出圧力に応じた僅かな漏れ量の作動液を、上記循環ポンプ12の吸込側に戻している。
上記作動液循環回路10は、少なくとも一部に非金属管10aを含む。具体的には、この非金属管10aは、上記循環ポンプ12の吐出側の上記作動液循環回路10における上記バイパス回路13との接続部よりも下流側に設けられると共に、上記循環ポンプ12の吸込側の上記作動液循環回路10における上記バイパス回路13との接続部よりも上流側に設けられている。
この非金属管10aとは、例えば、ゴムホースやビニルホース等の耐熱温度の低い管をいい、具体的には、耐油性に優れたニトリルゴム(NBR)からなる内層と、耐候性に優れたクロロプレンゴム(CR)からなる外層とを有するハイブリッド型のホースや、NBRの内層とCRの外層の間にナイロンなどの補強繊維を挿入したサンドイッチ型のホースがある。
上記リリーフ弁14と上記循環ポンプ12の間を循環する作動液の温度を検出する温度センサ16を設けている。すなわち、上記温度センサ16は、上記循環ポンプ12の吐出側の上記作動液循環回路10における上記バイパス回路13との接続部よりも上流側(または下流側であっても接続部と非金属管10aとの間)に設けられている。この温度センサ16は、例えば、サーミスタである。
上記温度センサ16は、上記作動液循環回路10の内部の作動液の温度を直接に検出する。このとき、上記温度センサ16が取り付けられる上記作動液循環回路10の一部は、鋼管であり、上記温度センサ16は、この鋼管にねじ込まれる。このように、上記温度センサ16は、上記作動液循環回路10の内部の作動液の温度を直接に検出するので、作動液の温度上昇を迅速に検出できる。
なお、上記温度センサ16は、上記作動液循環回路10の外壁を介して、作動液の温度を間接的に検出するようにしてもよい。このとき、上記温度センサ16の設置が容易になる。なお、上記温度センサ16を、上記バイパス回路13に設けてもよく、または、上記温度センサ16を、上記循環ポンプ12に直接に設けてもよい。
上記作動液冷却装置1には、上記温度センサ16の出力に基づいて上記循環ポンプ12の運転を停止する制御装置15を設けている。
上記温度センサ16の出力値は、上記非金属管10aの材料物性が劣化を始める温度に設定され、上記制御装置15は、この劣化温度以上で、上記循環ポンプ12の運転を停止する。この劣化温度は、上記非金属管10aがゴムホースである場合、約60℃〜70℃である。
なお、上記温度センサ16の出力値を、上記非金属管10aが破損を始める温度に設定するようにしてもよく、この破損温度は、上記非金属管10aがゴムホースである場合、約160℃である。
または、上記温度センサ16の出力値を、上記作動液が引火を始める温度に設定するようにしてもよく、この引火温度は、上記作動液が油である場合、約100℃〜300℃である。
上記構成の作動液冷却装置によれば、上記作動液循環回路10が略閉鎖され、上記リリーフ弁14と上記循環ポンプ12の間を作動液が循環して、上記循環ポンプ12から作動液への熱量を逃がすことができなくなっても、上記リリーフ弁14と上記循環ポンプ12の間を循環する作動液の温度を上記温度センサ16にて検出し、この温度センサ16の出力に基づいて上記制御装置15にて上記循環ポンプ12の運転を停止する。
このように、上記作動液循環回路10の少なくとも一部を構成する非金属管10aが上記循環ポンプ12から受けた作動液の熱によって劣化または破損する前に、上記循環ポンプ12の運転を停止して、上記非金属管10aの劣化または破損を防止できる。
また、上記バイパス回路13は、上記循環ポンプ12の吐出側と上記循環ポンプ12の吸込側とを接続した配管であり、上記リリーフ弁14は、この配管の途中に設けられているので(つまり、ポンプリリーフであるので)、上記作動液冷却装置1を小型にできる。
また、上記バイパス回路13は、タンクレスであるため、上記リリーフ弁14と上記循環ポンプ12の間を作動液が循環することで、上記循環ポンプ12から作動液へ熱が溜まりやすくなるが、上記作動液循環回路10の非金属管10aが作動液の熱によって劣化または破損する前に、上記循環ポンプの運転を停止できるので、上記非金属管10aの劣化または破損を有効に防止できる。
(第2の実施形態)
図2は、この発明の作動液冷却装置の第2の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、上記第1の実施形態の上記温度センサ16に代えて、上記作動液循環回路10を循環する作動液の流量を検出する流量センサ17を設けている。すなわち、上記流量センサ17は、上記循環ポンプ12の吐出側の上記作動液循環回路10における上記バイパス回路13との接続部よりも下流側に設けられている。
上記制御装置15は、上記流量センサ17の出力に基づいて上記循環ポンプ12の運転を停止する。
上記流量センサ17の出力値は、上記作動液循環回路10中の作動液が上記蒸発器24によって万遍なく十分に冷却され、上記非金属管10aが作動液の熱によって劣化または破損されない流量値に設定され、上記制御装置15は、この流量値以下で、上記循環ポンプ12の運転を停止する。この流量値は、例えば、1リットル/分である。
上記構成の作動液冷却装置によれば、上記作動液循環回路10が略閉鎖され、上記作動液循環回路10を循環する作動液の流量が減少し、上記蒸発器24による作動液の冷却効率が悪くなっても、上記作動液循環回路10を循環する作動液の流量を上記流量センサ17にて検出し、この流量センサ17の出力に基づいて上記制御装置15にて上記循環ポンプ12の運転を停止する。
このように、上記作動液循環回路10の少なくとも一部を構成する非金属管10aが作動液の熱によって劣化または破損する前に、上記循環ポンプ12の運転を停止して、上記非金属管10aの劣化または破損を防止できる。
また、上記流量センサ17は、上記循環ポンプ12の吐出側の上記作動液循環回路10における上記バイパス回路13との接続部よりも下流側に設けられているので、上記バイパス回路13に流れる作動液の流量を検出せずに、上記蒸発器24に流れる作動液の流量を確実に検出できる。このように、作動液の熱による上記非金属管10aの劣化または破損を確実に防止できる。
(第3の実施形態)
図3は、この発明の作動液冷却装置の第3の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、上記第1の実施形態の上記温度センサ16に代えて、上記循環ポンプ12から吐出される作動液の圧力を検出する圧力センサ18を設けている。すなわち、上記圧力センサ18は、上記リリーフ弁14の上流側の上記バイパス回路13に設けられている。
上記制御装置15は、上記圧力センサ18の出力に基づいて上記循環ポンプ12の運転を停止する。
上記圧力センサ18の出力値は、上記作動液循環回路10中の作動液が上記蒸発器24によって万遍なく冷却され、上記非金属管10aが作動液の熱によって劣化または破損されない圧力値に設定され、上記制御装置15は、この圧力値以上で、上記循環ポンプ12の運転を停止する。
上記構成の作動液冷却装置によれば、上記作動液循環回路10が略閉鎖され、上記循環ポンプ12から吐出される作動液が上記蒸発器24を円滑に流れにくくなり、上記蒸発器24による作動液の冷却効率が悪くなっても、上記循環ポンプ12から吐出される作動液の圧力を上記圧力センサ18にて検出し、この圧力センサ18の出力に基づいて上記制御装置15にて上記循環ポンプ12の運転を停止する。
このように、上記作動液循環回路10の少なくとも一部を構成する非金属管10aが作動液の熱によって劣化または破損する前に、上記循環ポンプ12の運転を停止して、上記非金属管10aの劣化または破損を防止できる。
また、上記圧力センサ18は、上記リリーフ弁14の上流側の上記バイパス回路13に設けられているので、上記循環ポンプ12の吐出圧力を確実に検出できる。
(第4の実施形態)
図4は、この発明の作動液冷却装置の第4の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第4の実施形態では、バイパス回路13の構成が相違する。
この第4の実施形態のバイパス回路13には、上記リリーフ弁14の下流側に、作動液を蓄えるタンク19が設けられている。このように、上記タンク19を設けているので、上記リリーフ弁14から排出された作動液を上記タンク19にて冷却でき、上記非金属管10aの劣化または破損を防止できる。
(第5の実施形態)
図5は、この発明の作動液冷却装置の第5の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第5の実施形態では、冷凍回路20およびバイパス回路13の構成が相違する。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
この第5の実施形態では、冷凍回路20には、二つの蒸発器24が並列状に設けられている。作動液循環回路10は、この二つの蒸発器24に直列状に連結している。
バイパス回路13は、上記蒸発器24の下流側の上記作動液循環回路20から上記循環ポンプ12の吸込側の上記作動液循環回路10へバイパスしている。このバイパス回路13にリリーフ弁14を設けている。このバイパス回路13は、上記リリーフ弁14の上流側と下流側に、非金属管13aを含む。この非金属管13aは、上記作動液循環回路10の上記非金属管10aと同じである。
上記リリーフ弁14と上記循環ポンプ12の間を循環する作動液の温度を検出する温度センサ16を設け、この温度センサ16の出力に基づいて上記循環ポンプ12の運転を停止する制御装置15を設けている。なお、上記温度センサ16の出力値は、上記第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
上記構成の作動液冷却装置によれば、上記作動液循環回路10が略閉鎖され、上記リリーフ弁14と上記循環ポンプ12の間を作動液が循環して、上記循環ポンプ12から作動液への熱量に対して、上記蒸発器24による冷却が追いつかなくなっても、上記リリーフ弁14と上記循環ポンプ12の間を循環する作動液の温度を上記温度センサ16にて検出し、この温度センサ16の出力に基づいて上記制御装置15にて上記循環ポンプ12の運転を停止する。
このように、上記作動液循環回路10の上記非金属管10a、および、上記バイパス回路13の上記非金属管13aが、上記循環ポンプ12から受けた作動液の熱によって劣化または破損する前に、上記循環ポンプ12の運転を停止して、上記非金属管10a,13aの劣化または破損を防止できる。
また、上記温度センサ16を、上記作動液循環回路10または上記バイパス回路13の内部の作動液の温度を直接に検出するようにした場合、作動液の温度上昇を迅速に検出できる。また、上記温度センサ16を、上記作動液循環回路10または上記バイパス回路13の外壁を介して、作動液の温度を間接的に検出するようにした場合、上記温度センサ16の設置が容易になる。
また、上記バイパス回路13は、上記蒸発器24の下流側と上記循環ポンプ12の吸込側とを接続した配管であり、上記リリーフ弁14は、この配管の途中に設けられているので(つまり、システムリリーフであるので)、上記作動液冷却装置1を小型にできる。
また、上記バイパス回路13は、タンクレスであるため、上記リリーフ弁14と上記循環ポンプ12の間を作動液が循環することで、上記循環ポンプ12から作動液へ熱が溜まりやすくなるが、上記非金属管10a,13aが作動液の熱によって劣化または破損する前に、上記循環ポンプ12の運転を停止できるので、上記非金属管10a,13aの劣化または破損を有効に防止できる。
(第6の実施形態)
この発明の作動液冷却装置の第6の実施形態を説明すると、上記第5の実施形態の上記温度センサ16に代えて、図5中の二点鎖線に示すように、上記作動液循環回路10を循環する作動液の流量を検出する流量センサ17を設けている。すなわち、上記流量センサ17は、上記循環ポンプ12の吐出側の上記作動液循環回路10における上記バイパス回路13との接続部よりも上流側に設けられている。
上記制御装置15は、上記流量センサ17の出力に基づいて上記循環ポンプ12の運転を停止する。なお、上記流量センサ17の出力値は、上記第2の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
上記構成の作動液冷却装置によれば、上記作動液循環回路10が略閉鎖され、上記作動液循環回路10を循環する作動液の流量が減少し、上記蒸発器24による作動液の冷却効率が悪くなっても、上記作動液循環回路10を循環する作動液の流量を上記流量センサ17にて検出し、この流量センサ17の出力に基づいて上記制御装置15にて上記循環ポンプ12の運転を停止する。
このように、上記作動液循環回路10の上記非金属管10a、および、上記バイパス回路13の上記非金属管13aが、作動液の熱によって劣化または破損する前に、上記循環ポンプ12の運転を停止して、上記非金属管10a,13aの劣化または破損を防止できる。
また、上記流量センサ17は、上記循環ポンプ12の吐出側の上記作動液循環回路10における上記バイパス回路13との接続部よりも上流側に設けられているので、上記蒸発器24に流れる作動液の流量を確実に検出できる。このように、作動液の熱による上記非金属管10a,13aの劣化または破損を確実に防止できる。
(第7の実施形態)
この発明の作動液冷却装置の第7の実施形態を説明すると、上記第5の実施形態の上記温度センサ16に代えて、図5中の破線に示すように、上記循環ポンプ12から吐出される作動液の圧力を検出する圧力センサ18を設けている。すなわち、上記圧力センサ18は、上記リリーフ弁14の上流側の上記バイパス回路13に設けられている。
上記制御装置15は、上記圧力センサ18の出力に基づいて上記循環ポンプ12の運転を停止する。なお、上記圧力センサ18の出力値は、上記第3の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
上記構成の作動液冷却装置によれば、上記作動液循環回路10が略閉鎖され、上記循環ポンプ12から吐出される作動液が上記蒸発器24を円滑に流れにくくなり、上記蒸発器24による作動液の冷却効率が悪くなっても、上記循環ポンプ12から吐出される作動液の圧力を上記圧力センサ18にて検出し、この圧力センサ18の出力に基づいて上記制御装置15にて上記循環ポンプ12の運転を停止する。
このように、上記作動液循環回路10の上記非金属管10a、および、上記バイパス回路13の上記非金属管13aが、作動液の熱によって劣化または破損する前に、上記循環ポンプ12の運転を停止して、上記非金属管10a,13aの劣化または破損を防止できる。
また、上記圧力センサ18は、上記リリーフ弁14の上流側の上記バイパス回路13に設けられているので、上記循環ポンプ12の吐出圧力を確実に検出できる。
(第8の実施形態)
この発明の作動液冷却装置の第8の実施形態を説明すると、上記第5の実施形態の上記バイパス回路13の構成を、上記第4の実施形態と同様の構成にしている。すなわち、この第8の実施形態のバイパス回路13には、上記リリーフ弁14の下流側に、作動液を蓄えるタンク19(図4参照)を設けている。このように、上記タンク19を設けているので、上記リリーフ弁14から排出された作動液を上記タンク19にて冷却でき、上記非金属管10a,13aの劣化または破損を防止できる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記機器3としては、NC旋盤、研削盤、NC専用機等の工作機械、成形機、プレス機等の産業機械、または、それ以外の各種機器であってもよい。作動液としては、例えば、潤滑液または切削液などであってもよい。
この発明の作動液冷却装置の一実施形態を示す簡略構成図である。 この発明の作動液冷却装置の他の実施形態を示す簡略構成図である。 この発明の作動液冷却装置の別の実施形態を示す簡略構成図である。 この発明の作動液冷却装置のさらに他の実施形態を示す簡略構成図である。 この発明の作動液冷却装置のさらに別の実施形態を示す簡略構成図である。
符号の説明
1 作動液冷却装置
3 機器
4 タンク
10 作動液循環回路
10a 非金属管
11 モータ
12 循環ポンプ
13 バイパス回路
13a 非金属管
14 リリーフ弁
15 制御装置
16 温度センサ
17 流量センサ
18 圧力センサ
20 冷凍回路
21 圧縮機
22 凝縮器
23 減圧機構
24 蒸発器

Claims (12)

  1. モータ(11)で駆動される循環ポンプ(12)により機器(3)の作動液が循環すると共にゴムホース(10a)を含む作動液循環回路(10)と、
    圧縮機(21)、凝縮器(22)、減圧機構(23)、および、冷媒との熱交換により上記循環ポンプ(12)の吐出側の上記作動液循環回路(10)中の作動液を冷却する蒸発器(24)を順に接続してなる冷凍回路(20)と
    を備えた作動液冷却装置において、
    上記循環ポンプ(12)と上記蒸発器(24)の間の上記作動液循環回路(10)から上記循環ポンプ(12)の吸込側の上記作動液循環回路(10)へバイパスするバイパス回路(13)にリリーフ弁(14)を設け、
    このリリーフ弁(14)と上記循環ポンプ(12)の間を循環する作動液の温度を検出する温度センサ(16)を、上記循環ポンプ(12)の吐出側の上記作動液循環回路(10)における上記バイパス回路(13)との接続部よりも上流側に設け、
    上記ゴムホース(10a)は、上記循環ポンプ(12)の吐出側の上記作動液循環回路(10)における上記バイパス回路(13)との接続部よりも下流側に設けられると共に、上記循環ポンプ(12)の吸込側の上記作動液循環回路(10)における上記バイパス回路(13)との接続部よりも上流側に設けられ、
    この温度センサ(16)の出力値が60℃〜70℃であるときに上記循環ポンプ(12)の運転を停止する制御装置(15)を設けたことを特徴とする作動液冷却装置。
  2. 請求項1に記載の作動液冷却装置において、
    上記温度センサ(16)は、上記作動液循環回路(10)または上記バイパス回路(13)の内部の作動液の温度を直接に検出することを特徴とする作動液冷却装置。
  3. 請求項1に記載の作動液冷却装置において、
    上記温度センサ(16)は、上記作動液循環回路(10)または上記バイパス回路(13)の外壁を介して、作動液の温度を間接的に検出することを特徴とする作動液冷却装置。
  4. 請求項1に記載の作動液冷却装置において、
    上記バイパス回路(13)は、上記循環ポンプ(12)の吐出側と上記循環ポンプ(12)の吸込側とを接続した配管であり、上記リリーフ弁(14)は、この配管の途中に設けられていることを特徴とする作動液冷却装置。
  5. モータ(11)で駆動される循環ポンプ(12)により機器(3)の作動液が循環すると共に少なくとも一部に非金属管(10a)を含む作動液循環回路(10)と、
    圧縮機(21)、凝縮器(22)、減圧機構(23)、および、冷媒との熱交換により上記循環ポンプ(12)の吐出側の上記作動液循環回路(10)中の作動液を冷却する蒸発器(24)を順に接続してなる冷凍回路(20)と
    を備えた作動液冷却装置において、
    上記蒸発器(24)の下流側の上記作動液循環回路(10)から上記循環ポンプ(12)の吸込側の上記作動液循環回路(10)へバイパスするバイパス回路(13)にリリーフ弁(14)を設け、
    このリリーフ弁(14)と上記循環ポンプ(12)の間を循環する作動液の温度を検出する温度センサ(16)を設け、
    この温度センサ(16)の出力に基づいて上記循環ポンプ(12)の運転を停止する制御装置(15)を設けたことを特徴とする作動液冷却装置。
  6. 請求項に記載の作動液冷却装置において、
    上記温度センサ(16)は、上記作動液循環回路(10)または上記バイパス回路(13)の内部の作動液の温度を直接に検出することを特徴とする作動液冷却装置。
  7. 請求項に記載の作動液冷却装置において、
    上記温度センサ(16)は、上記作動液循環回路(10)または上記バイパス回路(13)の外壁を介して、作動液の温度を間接的に検出することを特徴とする作動液冷却装置。
  8. モータ(11)で駆動される循環ポンプ(12)により機器(3)の作動液が循環すると共に少なくとも一部に非金属管(10a)を含む作動液循環回路(10)と、
    圧縮機(21)、凝縮器(22)、減圧機構(23)、および、冷媒との熱交換により上記循環ポンプ(12)の吐出側の上記作動液循環回路(10)中の作動液を冷却する蒸発器(24)を順に接続してなる冷凍回路(20)と
    を備えた作動液冷却装置において、
    上記蒸発器(24)の下流側の上記作動液循環回路(10)から上記循環ポンプ(12)の吸込側の上記作動液循環回路(10)へバイパスするバイパス回路(13)にリリーフ弁(14)を設け、
    上記作動液循環回路(10)を循環する作動液の流量を検出する流量センサ(17)を設け、
    この流量センサ(17)の出力に基づいて上記循環ポンプ(12)の運転を停止する制御装置(15)を設けたことを特徴とする作動液冷却装置。
  9. 請求項に記載の作動液冷却装置において、
    上記流量センサ(17)は、上記循環ポンプ(12)の吐出側の上記作動液循環回路(10)における上記バイパス回路(13)との接続部よりも上流側に設けられていることを特徴とする作動液冷却装置。
  10. モータ(11)で駆動される循環ポンプ(12)により機器(3)の作動液が循環すると共に少なくとも一部に非金属管(10a)を含む作動液循環回路(10)と、
    圧縮機(21)、凝縮器(22)、減圧機構(23)、および、冷媒との熱交換により上記循環ポンプ(12)の吐出側の上記作動液循環回路(10)中の作動液を冷却する蒸発器(24)を順に接続してなる冷凍回路(20)と
    を備えた作動液冷却装置において、
    上記蒸発器(24)の下流側の上記作動液循環回路(10)から上記循環ポンプ(12)の吸込側の上記作動液循環回路(10)へバイパスするバイパス回路(13)にリリーフ弁(14)を設け、
    上記循環ポンプ(12)から吐出される作動液の圧力を検出する圧力センサ(18)を設け、
    この圧力センサ(18)の出力に基づいて上記循環ポンプ(12)の運転を停止する制御装置(15)を設けたことを特徴とする作動液冷却装置。
  11. 請求項10に記載の作動液冷却装置において、
    上記圧力センサ(18)は、上記リリーフ弁(14)の上流側の上記バイパス回路(13)に設けられていることを特徴とする作動液冷却装置。
  12. 請求項、請求項または請求項10の何れか一つに記載の作動液冷却装置において、
    上記バイパス回路(13)は、上記蒸発器(24)の下流側と上記循環ポンプ(12)の吸込側とを接続した配管であり、上記リリーフ弁(14)は、この配管の途中に設けられていることを特徴とする作動液冷却装置。
JP2005176331A 2005-06-16 2005-06-16 作動液冷却装置 Expired - Fee Related JP4315129B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005176331A JP4315129B2 (ja) 2005-06-16 2005-06-16 作動液冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005176331A JP4315129B2 (ja) 2005-06-16 2005-06-16 作動液冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006349262A JP2006349262A (ja) 2006-12-28
JP4315129B2 true JP4315129B2 (ja) 2009-08-19

Family

ID=37645298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005176331A Expired - Fee Related JP4315129B2 (ja) 2005-06-16 2005-06-16 作動液冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4315129B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010060262A (ja) * 2008-08-04 2010-03-18 Sanden Corp 冷凍回路用樹脂材料
JP5063711B2 (ja) * 2010-01-13 2012-10-31 株式会社牧野フライス製作所 液温制御装置
JP6202054B2 (ja) * 2015-07-16 2017-09-27 ダイキン工業株式会社 液冷却装置
CN106288094B (zh) * 2016-09-30 2022-03-15 长安大学 一种热交换冷却水系统及控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006349262A (ja) 2006-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6935720B2 (ja) 冷凍装置
JP6269756B1 (ja) 冷凍装置
JP6156528B1 (ja) 冷凍装置
JP3109500B2 (ja) 冷凍装置
EP1139039B1 (en) Economizer circuit enhancement
JP5404110B2 (ja) 空気調和装置
WO2018012489A1 (ja) 冷凍システム
JP6766518B2 (ja) 舶用冷凍装置
JP6192806B2 (ja) 冷凍装置
JP4315129B2 (ja) 作動液冷却装置
JP2007127326A (ja) 冷媒充填回路を備えたエンジン駆動式ヒートポンプ
WO2017122479A1 (ja) 冷凍サイクル装置、及び、冷凍サイクル装置のバイパス弁漏れ判定制御方法
KR100528954B1 (ko) 공기 조화기
WO2014068819A1 (ja) 空気調和装置
JP2008121926A (ja) 冷凍空調装置
JP6785974B2 (ja) 空気調和装置
JP6762422B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP2010139122A (ja) 空気調和装置
KR101497215B1 (ko) 공기열원 히트펌프 축열 장치
JP2005049057A (ja) 冷凍サイクル装置
JP2017067397A (ja) 冷凍装置
JP6676914B2 (ja) 舶用冷凍装置
JP5434985B2 (ja) 冷凍装置
JP2014119124A (ja) 冷凍装置
JP2007147152A (ja) 冷凍サイクル装置及びその運転方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090428

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090511

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees