JP4314422B2 - Wet paper take-out device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウェットペーパーを包装する袋状容器に装着して、ウェットペーパーを容易、かつ片手で円滑に取出すことを可能にする装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ウェットペーパーを収容する容器においては、省資源、廃棄物の減容等の観点から、プラスチック等で成形された使い捨ての容器を用いず、例えば特開平11−227853号公報に開示されたような、ウェットペーパーを包装する袋状容器を収容して、繰り返し使用することを意図した容器が種々提案されている。
【0003】
この従来技術は、自己形状保持可能な箱状の容器と、容器の頂壁に設けた蓋体とから構成され、容器が繰り返し使用可能である他、蓋体によりパウチ内部のウェットペーパーの乾燥が防止され、自己形状保持可能な容器に収容した後は、柔軟で定形性を持たない袋状容器を直接取扱うことによる、取扱いの難しさがない等の利点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来技術においては、袋状容器内のウェットペーパーの量が減少するにつれて、取出し口から最上位のウェットペーパーが離れていくため、取出し口に差し入れた指先で摘んでウエットペーパーを取出さなければならず、ウエットペーパーの取出しが困難となる、と云う問題があった。
【0005】
また、指先を差し入れてウエットペーパーの摘み出しを行わない場合には、容器を逆さにして内部のウエットペーパーを取出し口に臨ませるか、何らかの手段により袋状容器を押し上げて内部のウエットペーパーを取出し口に臨ませるかする必要があり、ウエットペーパーの取出しに手間が掛かる、と云う問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解決すべく創案されたもので、袋状容器内のウェットペーパーが減少しても、取出し口にウェットペーパーを常に臨ませることを技術的課題とし、もって簡単な取扱いでウェットペーパーを容易に取出すことを可能にする装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、
ウェットペーパーを包装し、上面中央に開設した取出し口を囲んで短円筒片状の周壁を立設固着した柔軟な袋状容器に組付けられるウエットペーパー取出し装置であること、
袋状容器の周壁が嵌入係止する開口部を開設すると共に、組付いた周壁を開閉可能に密閉する蓋を有する頂壁を有すること、
この頂壁の少なくとも一側端から垂下連設された側壁を有すること、
この側壁の下端から頂壁の開口部に向かって延出設された弾性変形可能な底壁を有すること、側壁と底壁との連設部分に、弾性変形し易い弾性変形部を形成すること、
袋状容器を頂壁と底壁との間で挟持して組付けること、
にある。
【0008】
本発明のウェットペーパー取出し装置は、袋状容器の上面中央に開設した取出し口を囲んで固着されている周壁を、頂壁に開設した開口部に嵌入係止させることにより袋状容器に結合し、この状態のまま頂壁と底壁との間に袋状容器を挟持することにより、袋状容器への組付きが達成される。
【0009】
袋状容器に組付けられた状態で、開口部内には取出し口が位置しており、この取出し口には、内部のウエットペーパーが押付けられた状態で近接位置しているので、指先で摘んでのウェットペーパーの取出しを容易に達成することができ、また開口部に結合している周壁を蓋で密閉することにより、袋状容器の密閉を達成して、袋状容器内のウェットペーパーの乾燥を阻止する。
【0010】
袋状容器に対する頂壁と底壁とによる挟持作用は、袋状容器内のウェットペーパーの厚みに関係なく、常に袋状容器に作用しているものであるので、消費によるウエットペーパーの厚みの減少に関わりなく、ウエットペーパーは、常に取出し口に押付けられて、この取出し口に臨んだ状態となっている。
【0011】
このように、常にウエットペーパーを取出し口に臨ませることができるので、ウエットペーパーの消費の進行に関わりなく、指先によるウェットペーパーの取出しを容易に達成することができ、ウェットペーパー取出しのための操作がきわめて簡単である。
【0012】
さらに、頂壁との間で袋状容器を弾力により挟持する底壁の弾性変形範囲を大きくすることができ、これによりウエットペーパーの厚み変化に影響されることなく、袋状容器に対する挟持力を一定化させることができる。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、蓋を開放方向に付勢する弾性付勢手段を備えた蝶番により、蓋を頂壁に結合した、ことを加えたものである。
【0014】
この請求項2記載の発明にあっては、袋状容器の周壁に対する蓋の組付きを解除すると、蓋が、蝶番に備えられた弾性付勢手段に付勢されて、開放姿勢まで回動して、この開放姿勢を自己保持するので、ウエットペーパーを取出すに際して、手で蓋を開放姿勢に保持する必要がなく、その分、取扱いが容易となる。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成に、押圧操作により、頂壁に対して回動して蓋を押し上げ、この蓋と袋状容器の周壁との係止を解除する押しボタンを、頂壁に設けた、ことを加えたものである。
【0016】
この請求項3記載の発明にあっては、蓋の開放回動を、押しボタンの押圧操作だけで達成できるので、蓋の開放がワンタッチで達成できる。
【0017】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、頂壁の両側端から側壁を垂下連設し、この両側壁の一方の前半部分から一方の底壁を、そして他方の後半部分から他方の底壁を延出設した、ことを加えたものである。
【0018】
この請求項4記載の発明にあっては、両側壁が存在するので、袋状容器の保持状態が安定すると共に、両側から延出した底壁により袋状容器を挟持するので、袋状容器の挟持状態が常に均等に達成されることになり、また安定した姿勢および状態で安置されることになる。
【0019】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、頂壁の一方側端から側壁を垂下連設し、この側壁の幅全体から底壁を延出設した、ことを加えたものである。
【0020】
この請求項5記載の発明にあっては、構造が簡単となると共に、一つの底壁を押し開くことにより、袋状容器の組付けを達成できるので、袋状容器に対する組付け取扱いが簡単なものとなる。
【0021】
請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、底壁の延出端を、下方に湾曲させたカール部とした、ことを加えたものである。
【0022】
この請求項6記載の発明にあっては、底壁の延出端が袋状容器に引っ掛かることがないので、消費によりウエットペーパーの厚みが減少して、挟持している袋状容器に対して底壁が滑り変位する際に、この底壁の袋状容器に対する滑り変位が無理なく円滑に達成され、袋状容器の良好な挟持状態を安定して維持する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
ウェットペーパー取出し装置1が取付けられる袋状容器17は、撓み変形自在なシート状の材料で袋状に成形され、その上面中央にウェットペーパーを取り出すための取出し口18を開設しており、この取出し口18の周囲には、円環片状の口環19が接着固定されており、この口環19の内周端縁に、取出し口18を囲む形態で円筒状の周壁20が起立設されており、この周壁20の上端外周に突片21を周設し、また周壁20の上端開口部には、この開口部を密閉する易剥離性のシール等の密閉手段を貼着している。
【0024】
図1に、ウェットペーパー取出し装置1の第1実施例を示す。ウェットペーパー取出し装置1は、中央に円形の開口部6を開設し、蓋5を有する長方形平板状の頂壁2と、この頂壁2の長手方向の両側端から垂下連設された側壁3と、両側壁3の下端から開口部6に向かって斜め上方に延出設された底壁4とから構成されている。
【0025】
また、袋状容器17に押し上げ力を作用させる底壁3の延出端部分であるカール部4bの弾性変位範囲を充分に大きくするため、底壁4と側壁3の連設部分に、図6に示すように波状に成形する等して、弾性変形し易い弾性変形部4aを設けている。
【0026】
頂壁2は、中央に開設した開口部6の長手方向に沿った一方の開口縁に、蓋5と頂壁2を回動自在に結合する蝶番12と、蓋5と蝶番12を連結する腕部11とを収納する凹部9を凹設し、長手方向に沿った他方の開口縁に、蓋5の開放操作に使用する押しボタン15を収納する切り欠きを形成している。
【0027】
また、凹部9と切り欠きを除く開口縁からは、筒壁状の係合筒7が垂下設されており、この係合筒7の下端内周に、凹部9の底面と一体につながる係止片8が周設されていて、開口部6すなわち係合筒7に嵌入した周壁20の突片21が、この係止片8に係止して、開口部6に対する周壁20の組付きを確保している。
【0028】
蓋5は、円板状頂板10の一方側の周端部に、腕部11を一体設し、反対側の周端部に舌片13を突設しており、また頂板10の下面の周縁部には、頂壁2に取り付いた周壁20に密に内嵌係合して、蓋5による袋状容器17の密閉を確保する円筒片状の嵌合筒片14を垂下設している。
【0029】
蝶番12は、蓋5を開放方向に付勢する弾性付勢手段22としてのコイルバネ(図4参照)を備えているが、この弾性付勢手段22はコイルバネに限定されることはなく、例えば板ゴムであっても良い。
【0030】
板片状の押しボタン15は、図3に示す通り、肉厚部を介して段差がある縦断面形状をしており、上段側はその上面に押圧操作時にすべり止めとなる突条を刻設し、下段側は蓋5を閉鎖した姿勢で、蓋5の舌片13の下面と当接している。
【0031】
また、肉厚部には、両端を頂壁2に支持される水平方向の回転軸16が貫通し、この回転軸16を軸として、押しボタン15は頂壁2に対して自在に回動する。
【0032】
図1に示す通り、両底壁4は側壁3の半分の幅を有し、左側の底壁4はウェットペーパー取出し装置1の前半分から、右側の底壁4は後半分からそれぞれ延出設しており、また両底壁4の延出端は、後述する弾性復帰の際に袋状容器17の下面を滑らかに摺動できるように下方に湾曲したカール部4bとなっている。
【0033】
次に、袋状容器17の取付けについて説明する。
頂壁2に対して両底壁4を押し下げて、頂壁2と両底壁4との間隔を大きくした状態で、この頂壁2と両底壁4との間に袋状容器17を挿入し、この状態で袋状容器17の周壁20を頂壁2の開口部6に嵌入させ、次いで両底壁4に対する押し下げを解除することにより、頂壁2と両底壁4との間で袋状容器17を挟持して、袋状容器17とウェットペーパー取出し装置1との組付けが完了する。なお、この組付けに際して、予め、袋状容器17の周壁20の上端に貼着されている密閉手段を除去しておくのが良い。
【0034】
この状態では、図5に示すように、突片21は係止片8に乗り越え係止しており、蓋5を周壁20に被嵌することにより、図2に示すように、袋状容器17を密閉した状態でのウェットペーパー取出し装置1と袋状容器17との組付けが達成される。
【0035】
袋状容器17に組付いた状態の縦断面を、図3に示す。図示の実施例では、側壁3の高さとほぼ同一の厚さの袋状容器17を組付けており、両底壁4は略水平の位置まで弾性変形している。なお、ウェットペーパー取出し装置1は、底壁4が袋状容器17の底面に当接して挟持できる範囲で、種々の厚さの袋状容器17に適用することができる。
【0036】
ウェットペーパーを取出す際、先ず押しボタン15を指で押圧する。押しボタン15は回動し、下段側が舌片13を押し上げ、蓋5と周壁20の係合を解除する。係合が解除された後、蓋5は蝶番12に備えた弾性付勢手段22の作用により開放方向に付勢され、図1に示す起立状の姿勢まで開放された後、その姿勢を維持する。使用者はウェットペーパーを所望の量だけ取り出した後、蓋5を閉鎖して袋状容器17を密閉する。
【0037】
取出しにより袋状容器17内のウェットペーパーの厚さが減少すると、それに伴って、図3の二点鎖線に示すように、両底壁4の延出端は開口部6に向かって変位し、袋状容器17の下面を開口部6に向かって押圧する。従って、袋状容器17内の最上位のウェットペーパーは開口部6、すなわち取出し口18に常に臨んだ状態に保たれており、そのまま指先で摘んで引き出すことができる。
【0038】
この第1実施例にあっては、両側壁3が脚部として機能することができるので、袋状容器17に組付けられた状態で、安置姿勢が安定したものとなり、また袋状容器17の厚みの変化に関わりなく、底壁4による袋状容器17の開口部6への押付けが、常に均等となり、これにより袋状容器17内のウェットペーパーは、常に安定してかつ一定した姿勢で開口部6に臨むことになる。
【0039】
図6および図7に、本発明の第2実施例を示す。この第2実施例では、側壁3は頂壁2の押しボタン15側の側端だけから垂下連設され、この一つの側壁3から一つの底壁4を延出設して構成されており、一つの底壁4で袋状容器17を安定に挟持する必要があるので、底壁4は側壁3の全幅範囲から延出設されていると共に、第1実施例の底壁4よりも延出長が大きくなっている。
【0040】
この第2実施例においては、頂壁2および側壁3そして底壁4の夫々が一つだけであるので、構造がきわめて簡単となり、また一方の側面が開放された状態となっているので、この開放された側面を袋状容器17との組付けに利用することにより、袋状容器17に対する組付けがきわめて簡単となる。
【0041】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、袋状容器内のウェットペーパーの減少に伴い、底壁の延出端が開口部に向かって弾性変位して、袋状容器の下面を開口部、すなわち取出し口に近づけるように押圧して、内部のウェットペーパーを取出し口に望ませるので、取出し口に指を深く入れたりすることなく、ウェットペーパーを指先で容易に摘み出すことができ、またこのウェットペーパーの取出しを、容器を安置したまま、片手で行うことができる。
【0042】
また、袋状容器に対する組み付けは、袋状容器に対する挟み付きと、これと同時に行われる袋状容器の周壁に対する開口部の被嵌組付きにより達成されるので、その操作が簡単であり、それゆえ袋状容器に対する着脱を簡単に達成できる。
【0043】
さらに、多数の袋状容器に対して、好適にまた簡単に反復使用することができるので、袋状容器の使用を好ましい状態で経済的に行うことができる。
【0044】
そして、ウエットペーパーの厚み変化に影響されることなく、袋状容器に対する挟持力を一定化させることができ、これによりウエットペーパーの良好な摘み出し状態を維持することができる。
【0045】
請求項2記載の発明にあっては、蓋が開放姿勢を自己保持するので、ウエットペーパーを取出すに際して、手で蓋を開放姿勢に保持する必要がなく、その分、ウエットペーパーの取出し取扱いが容易となる。
【0046】
請求項3記載の発明にあっては、取出し装置と袋状容器との組合せ物を安置した状態のまま、ワンタッチで蓋の開放を達成できるので、取扱いが簡単となる。
【0047】
請求項4記載の発明にあっては、袋状容器の保持状態が安定すると共に、両側から延出した底壁により袋状容器を挟持するので、袋状容器の挟持状態が常に均等に達成されることになり、また安定した姿勢および状態で安置されることになり、さらに取出し口に臨む最上位のウエットペーパーの姿勢を、常に指先による摘み出しが行い易いものとすることができる。
【0048】
請求項5記載の発明にあっては、構造が簡単であると共に、袋状容器との組付き取扱いが簡単なものとなる。
【0049】
請求項6記載の発明にあっては、袋状容器の良好な挟持状態を安定して維持することができるので、ウエットペーパーの取出しのし易さを最後まで維持することができ、これにより良好な使用状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す、全体斜視図。
【図2】 第1実施例の、袋状容器に組付いた状態の全体斜視図。
【図3】 図2図示実施例の、縦断正面図。
【図4】 図2図示実施例の、蝶番部分の拡大正面図。
【図5】 図2図示実施例の、部分拡大側面図。
【図6】 本発明の第2実施例を示す、全体斜視図。
【図7】 第2実施例の、袋状容器に組付いた状態での全体縦断正面図。
【符号の説明】
1 ; ウェットペーパー取出し装置
2 ; 頂壁
3 ; 側壁
4 ; 底壁
4a; 弾性変形部
4b; カール部
5 ; 蓋
6 ; 開口部
7 ; 係合筒
8 ; 係止片
9 ; 凹部
10; 頂板
11; 腕部
12; 蝶番
13; 舌片
14; 嵌合筒片
15; 押しボタン
16; 回転軸
17; 袋状容器
18; 取出し口
19; 口環
20; 周壁
21; 突片
22; 弾性付勢手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus that is mounted on a bag-like container for packaging wet paper and enables the wet paper to be taken out easily and smoothly with one hand.
[0002]
[Prior art]
In the container for storing the wet paper, from the viewpoint of saving resources, reducing the volume of waste, etc., without using a disposable container formed of plastic or the like, for example, as disclosed in JP-A-11-227853, Various containers that contain a bag-like container for packaging wet paper and are intended to be used repeatedly have been proposed.
[0003]
This prior art is composed of a box-shaped container capable of maintaining a self-shape and a lid provided on the top wall of the container. The container can be used repeatedly, and the wet paper inside the pouch can be dried by the lid. After being accommodated in a container that is prevented and can hold a self-shape, there is an advantage that there is no difficulty in handling by directly handling a bag-like container that is flexible and does not have a fixed shape.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the prior art, as the amount of wet paper in the bag-like container decreases, the uppermost wet paper moves away from the take-out port, so the wet paper is taken out by picking it with the fingertip inserted into the take-out port. There was a problem that it was difficult to take out the wet paper.
[0005]
If you do not pick up the wet paper by inserting your fingertip, turn the container upside down to face the internal wet paper outlet, or lift the bag-like container up by some means and take out the internal wet paper. There was a problem that it was necessary to put it in the mouth and it took time to take out the wet paper.
[0006]
Therefore, the present invention was devised to solve the above-described problems in the prior art, and even if the wet paper in the bag-like container is reduced, the technical problem is to always face the wet paper at the outlet. Therefore, an object of the present invention is to provide an apparatus that enables easy removal of wet paper with simple handling.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
Among the present invention for solving the above-mentioned problems, the means of the invention according to
It is a wet paper take-out device that wraps wet paper and is assembled into a flexible bag-like container with a short cylindrical piece of peripheral wall standing and fixed around the take-out opening established in the center of the upper surface,
Having a top wall with a lid that opens and closes the assembled peripheral wall so that the peripheral wall of the bag-like container can be fitted and locked;
Having a side wall that hangs down from at least one side end of the top wall;
Having an elastically deformable bottom wall that extends from the lower end of the side wall toward the opening of the top wall, and forming an elastically deformable portion that is easily elastically deformed at a continuous portion between the side wall and the bottom wall. ,
The kicking assembled and held between the top wall and the bottom wall of the bag-shaped container,
It is in.
[0008]
The wet paper take-out device of the present invention is connected to the bag-like container by inserting and locking the peripheral wall fixed around the take-out opening established in the center of the upper surface of the bag-like container into the opening provided in the top wall. By assembling the bag-like container between the top wall and the bottom wall in this state, assembly to the bag-like container is achieved.
[0009]
In the state where it is assembled to the bag-like container, a takeout port is located in the opening, and the takeout port is located close to the inside with the wet paper pressed against it. The wet paper can be easily taken out, and the peripheral wall connected to the opening is sealed with a lid to achieve sealing of the bag-like container, so that the wet paper in the bag-like container is dried. To prevent.
[0010]
The sandwiching action between the top wall and the bottom wall of the bag-like container always acts on the bag-like container regardless of the thickness of the wet paper in the bag-like container. Regardless, the wet paper is always pressed against the take-out port and faces the take-out port.
[0011]
In this way, since the wet paper can always be taken out to the outlet, the wet paper can be easily taken out by the fingertip regardless of the progress of consumption of the wet paper, and the operation for taking out the wet paper is possible. Is very simple.
[0012]
In addition, the elastic deformation range of the bottom wall that holds the bag-like container with the top wall by elasticity can be increased, so that the holding force against the bag-like container can be increased without being affected by the change in the thickness of the wet paper. It can be made constant.
[00 13 ]
The invention described in
[00 14 ]
In the invention according to
[00 15 ]
According to a third aspect of the invention, in the configuration of the second aspect of the invention, by a pressing operation, the lid is rotated with respect to the top wall to push up the lid, and the locking between the lid and the peripheral wall of the bag-like container is released. A push button is provided on the top wall.
[00 16 ]
In the invention according to the third aspect, since the opening and closing of the lid can be achieved only by pressing the push button, the opening of the lid can be achieved with one touch.
[00 17 ]
According to a fourth aspect of the present invention, in the configuration of the first aspect of the present invention, side walls are suspended from both side ends of the top wall, one bottom wall from one front half of the side walls, and the second half of the other. The other bottom wall is extended from the part.
[00 18 ]
In the invention according to
[00 19 ]
The invention described in
[00 20 ]
In the invention of
[00 21 ]
The invention according to
[00 22 ]
In the invention according to
[00 23 ]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
The bag-
[00 24 ]
FIG. 1 shows a first embodiment of the wet paper take-out
[0025]
Further, in order to sufficiently increase the elastic displacement range of the curled
[0026]
The
[0027]
A cylindrical wall-shaped
[0028]
The
[0029]
The
[0030]
As shown in FIG. 3, the plate-
[0031]
Further, a horizontal
[0032]
As shown in FIG. 1, both
[0033]
Next, attachment of the bag-
A bag-
[0034]
In this state, as shown in FIG. 5, the projecting
[0035]
FIG. 3 shows a longitudinal section in a state assembled to the bag-
[0036]
When taking out the wet paper, first, the
[0037]
When the thickness of the wet paper in the bag-
[0038]
In this first embodiment, the
[0039]
6 and 7 show a second embodiment of the present invention. In the second embodiment, the
[0040]
In this second embodiment, there is only one
[00 41 ]
【The invention's effect】
Since the present invention has the above-described configuration, the following effects can be obtained.
In the invention of
[00 42 ]
Further, the assembly to the bag-like container is achieved by the pinching to the bag-like container and the attachment of the opening to the peripheral wall of the bag-like container performed at the same time. Easy attachment and detachment with respect to the bag-like container.
[00 43 ]
Furthermore, since it can be used repeatedly and conveniently for a large number of bag-like containers, the use of the bag-like containers can be carried out economically in a preferable state.
[0044]
And the clamping force with respect to a bag-shaped container can be made constant, without being influenced by the thickness change of wet paper, and, thereby, the favorable picking state of wet paper can be maintained.
[0045]
In the invention described in
[0046]
In the invention according to
[0047]
In the invention of
[0048]
In the invention according to
[00 49 ]
In the invention according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an overall perspective view of the first embodiment assembled in a bag-like container.
3 is a longitudinal front view of the embodiment shown in FIG. 2. FIG.
4 is an enlarged front view of a hinge portion of the embodiment shown in FIG. 2. FIG.
5 is a partially enlarged side view of the embodiment shown in FIG. 2. FIG.
FIG. 6 is an overall perspective view showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is an overall longitudinal front view of the second embodiment when assembled in a bag-like container.
[Explanation of symbols]
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