JP4313813B2 - 包装装置 - Google Patents
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Description
そこで、包装袋にエアーを吹き込んで包装袋の開口縁を自動的に広げる構成として、例えば特開平9−77029号の包装機などが知られている。
しかし、この構成では、青果物などを収納するため包装袋はその開口を略筒状に広げており、筒型ホッパを挿入して青果物を包装袋の中に収納しているため、本や冊子類を挿入するには、従来と同様に広げた開口を手作業で矩形に整えてからでないと挿入することができなかった。
エアー源から送風されるエアーの送風力で袋開口部を開いて、被包装物品を包装する包装装置において、
エアー源と接続されてエアーを導入すると共に、下面に吹き出し口が形成された送風ヘッド部と、
該送風ヘッド部に一端が固定されると共に、他端が機体本体に摺動可能に保持されて、上記送風ヘッド部を機体本体と接近ないし離間する方向に移動可能に保持する支持ロッドと、
前記送風ヘッド部を機体本体に接近する方向に付勢する付勢手段と、
前記送風ヘッド部に一端が固定され、送風ヘッド部が機体本体から離間すると他端が開いて包装袋を挿入可能な袋保持ピンと、
該袋保持ピンに吊持孔を通して吊り下げられる樹脂製フィルムの包装袋と、
機体本体の前面に形成されて、前記支持ロッドと袋保持ピンの突出端側を摺動可能に保持する受台部とからなっており、
上記袋保持ピンに吊り下げられた包装袋を前記付勢手段で付勢された送風ヘッド部と受台部との間で横幅方向に幅広く挟圧し、送風ヘッド部の吹き出し口からエアーを吐出して包装袋の開口部を幅広く開口して板状物品を挿入しうることを特徴とする。
また、請求項2の発明では、
前記被包装物品が本や冊子などの厚みを有する板状物品からなっており、
送風ヘッド部が、下面に横幅方向に広く開口された吹き出し口を形成してなることを特徴とする。
更に、請求項3の発明では、
前記包装袋を前後で挟む送風ヘッド部の後壁面部と受台部の前壁面部とが略垂直面からなっていることを特徴とする。
また、請求項4の発明では、
前記送風ヘッド部の前壁面部が略垂直面からなっており、板状物品を包装袋に挿入する際のガイド面に形成されていることを特徴とする。
そして、送風ヘッド部の下面に形成される吹き出し口から吐出されるエアーによって、包装袋の開口部を開口させることができ、被包装物品を上記開口から包装袋内に容易に挿入することができる。
また、被包装物品を挿入した包装袋は袋保持ピンから切り離されて次ぎの包装工程に進むが、送風ヘッド部は付勢手段によって機体本体側に付勢されているので、残りの包装袋は常にその舌片部が挟圧され規制された状態となっており、エアーの吐出によって、繰り返し次の包装袋の開口縁を横幅方向に広く開口させることができる。
また、被包装物品が本や冊子などの厚みを有する板状物品の場合には、送風ヘッド部が、下面に横幅方向に広く開口された吹き出し口を形成しているので、包装袋の舌片部は、送風ヘッド部と受台部の間で横幅方向に幅広く接触し、且つ付勢手段の付勢力によって挟圧される。
そして、上記吹き出し口から吐出されるエアーによって、包装袋の開口縁は横幅方向に広く開口させることができ、本や冊子類などの厚みを有する板状物品を上記開口から包装袋内に容易に挿入することができる。
以下に、この発明の包装装置を本や冊子などの包装装置に適用した場合の好適実施例について図面を参照しながら説明する。
この包装装置1は、図1および図7〜8に示すようにスタンドSに支持された機体本体2を有している。
機体本体2は、上部に、付勢手段5を有する支持ロッド4と袋保持ピン6を有する送風ヘッド部3と、機体本体2に形成された受台部7とを有し、機体本体2の中途位置に包装袋10への板状物品Bの収納をガイドする幅調整機構8を有し、その下方にシール部9Aやシュリンク部9Bを設けた構成からなっている。
送風ヘッド部3は、金属製で略ボックス形状、図示例では直方体の筐体からなっており、後述の包装袋10の横幅の半分以上の長さの横幅を有している。
送風ヘッド部3は、その一例として、縦約15cm、横約12cm、厚み約1.5cmの直方体からなっているが、この発明では上記寸法に限定されるものではない。
また、送風ヘッド部3の下面は一部が横一連に開口してエアーの吹き出し口30となっている。
支持ロッド4は、前記送風ヘッド部3の後壁面33に固定されて機体本体2側に延び、前記送風ヘッド部3を機体本体2と接近ないし離間する方向に摺動可能に支持する。
この支持ロッド4は、図示例の場合、機体本体2の前壁部2Aに設けられた受台部7を貫通して機体本体2の前壁部2Aの後方へ延びている。
そして、軸受部21から突出する支持ロッド4の先端には大径の抜止め部4aが一体に形成されている。
付勢手段は、本実施例の場合、上記軸受部21と抜止め部4aとの間の支持ロッド4に外嵌された圧縮状態のコイルスプリング5からなっており、前記支持ロッド4を介して送風ヘッド部3を機体本体2に接近する方向に付勢している。
この発明では、付勢手段は、バネ材などの公知の付勢手段を用いてもよく、要するに支持ロッド4を介して送風ヘッド部3を機体本体2に接近する方向に付勢するものであればよい。
袋保持ピン6は、本実施例の場合、前記送風ヘッド部3に固定されて機体本体2側に向かって延びており、前記支持ロッド4と連動して進退する。
ここで、袋保持ピン6は、所定の間隔を隔てて左右一対に設けられている。
また、図示例のように袋保持ピン6が長い場合は、前記支持ロッド4と同様に機体本体2の前壁部2Aにも挿通用の孔2aを設けて摺動可能としてもよい。
包装袋10は、本実施例の場合、正面12と背面13を重ねて上部に開口部11を形成した袋状とした矩形の樹脂製フィルムからなっており、背面13側となる一側が開口部11より上方に延びて前記袋保持ピン6を通す吊持孔14を有する舌片部15となり、上記袋保持ピン6に吊り下げられる樹脂製フィルムからなる(図6参照)。
また、舌片部15は、前記送風ヘッド部3の下部と衝合する長さに設定されており、開口部11が送風ヘッド部3の吹き出し口10の下方に配置されるようになっている。
受台部7は、機体本体2の前壁部2Aの前方に固設されたボックス状の台部からなっており、正壁面部71が扁平な垂直面に設定されており、前述のように支持ロッド4を摺動可能に軸支している。
また、受台部7は、袋保持ピン6の先端を出没可能に嵌挿させており、支持ロッド4の摺動に連動して袋保持ピン6も摺動可能に保持している。
なお、包装装置1は、機体本体2の中途位置に、左右方向の横幅の間隔および底部の縦幅の位置を拡縮調整可能な幅調整機構8が設けられている。
この幅調整機構8は、機体本体2の前壁部2Aに対して前方へ直角に突出して上下方向に延びる左右一対のサイドプレート81と、該一対のサイドプレートの横幅を拡縮調整する横幅調整装置82と、同様に前壁部2Aに対して前方へ直角に突出して左右方向に延びるボトムプレート83と、該ボトムプレートを上下方向に調整する縦幅調整装置84からなっている。
そこで、包装袋10に本や冊子などの板状物品Bを収納する際に、包装袋10が左右に揺動したり、底が抜けたりするのを防いでいる。
包装装置1の機体本体2の下部には、板状物品Bが収納された包装袋10の開口部11を溶断溶着するシール部9Aと、シールされた包装袋を板状物品に真空密着させるシュリンク部9Bとが設けられている。
上記シール部9Aとシュリンク部9Bとは横一連に設けられた公知の構成が用いられている(図7、8参照)。
上記構成からなっているので、まず、図2に示すように送風ヘッド部3を付勢力に抗して手前に引き出し、受台部7から抜け出た袋保持ピン6に複数の包装袋10を、その吊持孔14を通して保持させて、送風ヘッド部3を戻す。
送風ヘッド部3はコイルスプリング5のバネ力で機体本体2側に付勢され、これに伴って、包装袋10の舌片部15が送風ヘッド部3により受台部7との間で挟圧されて、包装袋10が待機位置にセットされる。
これにより包装袋10の開口部11は吹き出し口30の形状に沿って横幅方向に広く開く(図6(b)参照)ので、本や冊子などの板状物品Bを開口部11内にスムーズに挿入することができる(図4参照)。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
2 機体本体
2A 前壁部
2a 孔
3 送風ヘッド部
3b 導入口部
4 支持ロッド
5 コイルスプリング
6 袋保持ピン
7 受台部
8 幅調整機構
10 包装袋
11 開口部
30 吹き出し口
B 板状物品
Claims (4)
- エアー源から送風されるエアーの送風力で袋開口部を開いて、被包装物品を包装する包装装置において、
エアー源と接続されてエアーを導入すると共に、下面に吹き出し口が形成された送風ヘッド部と、
該送風ヘッド部に一端が固定されると共に、他端が機体本体に摺動可能に保持されて、上記送風ヘッド部を機体本体と接近ないし離間する方向に移動可能に保持する支持ロッドと、
前記送風ヘッド部を機体本体に接近する方向に付勢する付勢手段と、
前記送風ヘッド部に一端が固定され、送風ヘッド部が機体本体から離間すると他端が開いて包装袋を挿入可能な袋保持ピンと、
該袋保持ピンに吊持孔を通して吊り下げられる樹脂製フィルムの包装袋と、
機体本体の前面に形成されて、前記支持ロッドと袋保持ピンの突出端側を摺動可能に保持する受台部とからなっており、
上記袋保持ピンに吊り下げられた包装袋を前記付勢手段で付勢された送風ヘッド部と受台部との間で横幅方向に幅広く挟圧し、送風ヘッド部の吹き出し口からエアーを吐出して包装袋の開口部を幅広く開口して板状物品を挿入しうることを特徴とする包装装置。 - 被包装物品が本や冊子などの厚みを有する板状物品からなっており、
送風ヘッド部が、下面に横幅方向に広く開口された吹き出し口を形成してなることを特徴とする請求項1に記載の包装装置。 - 包装袋を前後で挟む送風ヘッド部の後壁面部と受台部の前壁面部とが略垂直面からなっていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装装置。
- 送風ヘッド部の前壁面部が略垂直面からなっており、板状物品を包装袋に挿入する際のガイド面に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の包装装置。
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