JP4310346B2 - プラズマディスプレイ装置の表示方法 - Google Patents
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Description
1フレームにおける維持パルスの総数が第一の数から前記第一の数よりも大きい第二の数へ変化した場合に、複数の蛍光体のうちエネルギーの変換効率が発光回数の増加に伴って最も低下する蛍光体の原色に対応する原色映像信号の振幅を、他の原色映像信号の振幅よりも大きく変化させるように前記原色映像信号の振幅を変更することを特徴とするプラズマディスプレイ装置の表示方法。
緑の青に対する輝度比=(Lg/Lag)/(Lb/Lab)
青:緑=80:200=1:2.5
となる。
青:緑=20:60=1:3
となる。
となる。すなわち、緑の映像信号(G)に関しては、その信号振幅に0.83を乗じて補正を行うことになる。なお、赤の映像信号(R)についても同様である。従って、前述した近似式を用いて各発光回数における乗算係数を演算し、それを映像信号に乗算することで発光回数に関わりなくホワイトバランスを維持することが可能になる。
図15および図16に示されるように、入力された複数の原色映像信号(例えば、三原色映像信号R,G,B)の各階調レベルA〜Fを異なる発光回数の組(処理P1〜P5,…)により表示する手法が知られている。これは、前述した各実施例と同様に、入力する映像信号による画像の表示率または表示電流を検出し、その検出された表示率または表示電流により、例えば、表示装置全体の消費電力が所定の値を越えないように、階調レベルA〜Fを維持しつつ発光回数を低減するような駆動制御を行うものである。
なお、青色の映像信号を基準(規格化)とした場合には、Lb=1/αb=1/1=1となるため、青色の映像信号における入力階調レベルの補正は不要となり、従って、青色の映像信号用の乗算器143は設ける必要はない。
(付記1) 入力された複数の原色映像信号に対応して発光回数または強度を制御してカラー表示を行う表示装置であって、
前記発光回数または強度を検出する手段と、
該検出された発光回数または強度に従って前記複数の原色映像信号の振幅を調整してホワイトバランスを補正する手段と、を備えたことを特徴とする表示装置。
前記複数の原色映像信号による画像の入力階調レベルに応じて当該複数の原色映像信号による画像の出力階調レベルを調整し、該複数の原色映像信号の発光回数または強度により変動するホワイトバランスを補正することを特徴とする表示装置。
前記複数の原色映像信号による画像の入力階調レベルを検出する手段と、
該検出された入力階調レベルに従って前記複数の原色映像信号の出力階調レベルを調整してホワイトバランスを補正する手段と、を備えたことを特徴とする表示装置。
前記複数の原色映像信号による画像の表示率或いは表示電流を検出する手段と、
該検出された表示率或いは表示電流に従って前記複数の原色映像信号の発光回数または強度を制御する手段と、を備えたことを特徴とする表示装置。
前記検出された発光回数または強度に従って前記複数の原色映像信号の振幅を調整してホワイトバランスを補正することを特徴とするホワイトバランス補正回路。
前記複数の原色映像信号の振幅係数を前記発光回数または強度に従って演算する演算手段と、
該演算された振幅係数を前記各原色映像信号に乗算する複数の乗算手段と、を備え、前記複数の原色映像信号の振幅を前記制御された発光回数または強度に従って調整し、該複数の原色映像信号の発光回数または強度により変動するホワイトバランスを補正するようにしたことを特徴とするホワイトバランス補正回路。
前記複数の原色映像信号の振幅係数を記憶し、前記発光回数または強度に従って出力する記憶手段と、
該演算された振幅係数を前記各原色映像信号に乗算する複数の乗算手段と、を備え、前記複数の原色映像信号の振幅を前記制御された発光回数または強度に従って調整し、該複数の原色映像信号の発光回数または強度により変動するホワイトバランスを補正するようにしたことを特徴とするホワイトバランス補正回路。
前記各調整された振幅の原色映像信号を記憶し、前記複数の原色映像信号と前記発光回数または強度に従って出力する手段を備え、前記複数の原色映像信号の振幅を前記制御された発光回数または強度に従って調整し、該複数の原色映像信号の発光回数または強度により変動するホワイトバランスを補正するようにしたことを特徴とするホワイトバランス補正回路。
前記各調整された振幅の原色映像信号を記憶し、前記複数の原色映像信号と前記発光回数または強度に従って出力する手段を備え、前記複数の原色映像信号の振幅を前記制御された発光回数または強度に従って調整し、該複数の原色映像信号の発光回数または強度により変動するホワイトバランスを補正するようにしたことを特徴とするホワイトバランス補正回路。
前記複数の原色映像信号の振幅係数を前記発光回数または強度に従って演算する演算手段と、
該演算された振幅係数を前記各原色映像信号に乗算する複数の乗算手段と、を備え、前記複数の原色映像信号の振幅を前記制御された発光回数または強度に従って調整し、該複数の原色映像信号の発光回数または強度により変動するホワイトバランスを補正するようにしたことを特徴とするホワイトバランス補正回路。
前記複数の原色映像信号による画像の入力階調レベルに応じて当該複数の原色映像信号による画像の出力階調レベルを調整し、該複数の原色映像信号の発光回数または強度により変動するホワイトバランスを補正することを特徴とするホワイトバランス補正回路。
前記複数の原色映像信号による画像の入力階調レベルを検出する手段と、
該検出された入力階調レベルに従って前記複数の原色映像信号の出力階調レベルを調整してホワイトバランスを補正する手段と、を備えたことを特徴とするホワイトバランス補正回路。
階調レベルの補正係数を前記検出された入力階調レベルに従って演算する演算手段と、
該演算された補正係数を使用して入力階調レベルを補正処理する複数の補正手段を備えたことを特徴とするホワイトバランス補正回路。
階調レベルの補正係数を前記検出された入力階調レベルに従って出力する記憶手段と、
該出力された補正係数を使用して入力階調レベルを補正処理する複数の補正手段を備えたことを特徴とするホワイトバランス補正回路。
前記複数の原色映像信号による画像の表示率或いは表示電流を検出する手段と、
該検出された表示率或いは表示電流に従って前記複数の原色映像信号の発光回数または強度を制御する手段と、を備えたことを特徴とするホワイトバランス補正回路。
前記複数の原色映像信号の振幅比を前記原色映像信号の輝度に応じて設定し、該輝度によるホワイトバランスの変動を抑制するようにしたことを特徴とするホワイトバランス補正方法。
前記発光回数または強度を検出し、
該検出された発光回数または強度に従って前記複数の原色映像信号の振幅を調整してホワイトバランスを補正するようにしたことを特徴とするホワイトバランス補正方法。
前記複数の原色映像信号による画像の入力階調レベルに応じて当該複数の原色映像信号による画像の出力階調レベルを調整し、該複数の原色映像信号の発光回数または強度により変動するホワイトバランスを補正することを特徴とするホワイトバランス補正方法。
前記複数の原色映像信号による画像の入力階調レベルを検出し、
該検出された入力階調レベルに従って前記複数の原色映像信号の出力階調レベルを調整するようになっていることを特徴とするホワイトバランス補正方法。
前記複数の原色映像信号の振幅比を前記原色映像信号の輝度に応じて設定し、該輝度によるホワイトバランスの変動を抑制するようにしたことを特徴とするホワイトバランス補正方法。
前記各原色映像信号の振幅を調整する調整手段と、
前記複数の原色映像信号の振幅を補正するための信号振幅比を記憶する記憶手段と、
該記憶手段に記憶された信号振幅比を前記調整手段に設定する設定手段と、を備え、前記複数の原色映像信号の振幅比を該原色映像信号の発光回数または強度に応じて設定し、当該複数の原色映像信号の発光回数または強度により変動するホワイトバランスを補正するようにしたことを特徴とするホワイトバランス補正回路。
前記各原色映像信号の振幅を調整する調整手段と、
前記複数の原色映像信号の発光回数または強度から該各原色映像信号の振幅比を演算する演算手段と、
該演算手段から算出した振幅比を該調整手段に設定する設定手段と、を備え、前記複数の原色映像信号の振幅比を該原色映像信号の発光回数または強度に応じて設定し、当該複数の原色映像信号の発光回数または強度により変動するホワイトバランスを補正するようにしたことを特徴とするホワイトバランス補正回路。
2 マイクロコンピュータ
3 APL検出回路
31,33 加算器
32,34 レジスタ
4:41,42,43 ガンマ補正回路
5 電流検出回路
6 パネル駆動回路
7 発光回数制御回路
8;80;102 アドレスデコーダ
9;91,92,93;103 記憶装置(ROM)
10 表示パネル
11 アドレス電極
12 走査・維持電極
13 維持電極
14 アドレス駆動回路
15 走査・維持パルス出力回路
16 維持パルス出力回路
17 駆動制御回路
18 信号処理回路
101 入力階調レベル検出部
141〜143 出力階調レベル補正部
Claims (10)
- 入力された複数の原色映像信号に対応して複数の原色の蛍光体を発光させてカラー表示を行うプラズマディスプレイ装置の表示方法において、
1フレームにおける維持パルスの総数が第一の数から前記第一の数よりも大きい第二の数へ変化した場合に、複数の蛍光体のうちエネルギーの変換効率が発光回数の増加に伴って最も低下する蛍光体の原色に対応する原色映像信号の振幅を、他の原色映像信号の振幅よりも大きく変化させるように前記原色映像信号の振幅を変更することを特徴とするプラズマディスプレイ装置の表示方法。 - 前記維持パルスの総数は、前記プラズマディスプレイ装置に入力された映像の表示率を用いて決定されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置の表示方法。
- 前記プラズマディスプレイ装置に入力された映像の表示率が高くなった場合に、前記維持パルスの総数を減少させるように制御することを特徴とする請求項1または2に記載のプラズマディスプレイ装置の表示方法。
- 前記プラズマディスプレイ装置の蛍光体は赤、緑、青を表す蛍光体から構成され、映像の表示率が小さくなった場合に、複数の蛍光体のうちエネルギーの変換効率が発光回数の増加に伴って最も低下する緑を表す原色映像信号の振幅を他の色を表す原色映像信号の振幅よりも大きく変化させるように前記原色映像信号の振幅を変更することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のプラズマディスプレイ装置の表示方法。
- 前記維持パルスの総数が前記第一の数から第二の数に変わった場合に、少なくとも1つの原色映像信号によって点灯させるサブフィールドを変更することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のプラズマディスプレイ装置の表示方法。
- 前記原色映像信号の振幅を変化させることは前記フレームにおいて点灯するサブフレームを変更することであることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置の表示方法。
- 入力された複数の原色映像信号に対応して複数の原色の蛍光体を発光させてカラー表示を行うプラズマディスプレイ装置において、
入力された映像の表示率に応じて1フレームにおいて印加される維持パルスの総数を変更する手段と、
前記1フレームにおける維持パルスの総数が第一の数から前記第一の数とは異なる第二の数へ変化した場合に、前記原色映像信号の振幅を変化させる振幅調整手段と、
前記振幅調整手段により振幅が調整された原色映像信号によりプラズマディスプレイパネルを駆動して映像を表示する駆動手段と、
を備え、
前記振幅調整手段は、前記1フレームにおける維持パルスの総数が第一の数から第二の数へ変化した場合に、表示映像のホワイトバランスを調整するために複数の蛍光体の輝度飽和特性に応じて前記複数の原色映像信号の振幅を変更することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。 - 前記プラズマディスプレイ装置の蛍光体は赤、緑、青を表す蛍光体から構成され、前記振幅調整手段は、映像の表示率が高くなった場合に、蛍光体の輝度飽和特性に応じて、緑を表す原色映像信号の振幅を他の色を表す原色映像信号の振幅に対して相対的に小さくするように前記原色映像信号の振幅を変更することを特徴とする請求項7に記載のプラズマディスプレイ装置の表示方法。
- 前記維持パルスの総数が前記第一の数から第二の数に変わった場合に、前記振幅調整手段は、少なくとも前記第1の原色映像信号によって点灯させるサブフィールドを変更することを特徴とする請求項7に記載のプラズマディスプレイ装置の表示方法。
- 前記原色映像信号の振幅を変化させることは前記フレームにおいて点灯するサブフレームを変更することであることを特徴とする請求項7に記載のプラズマディスプレイ装置の表示方法。
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