JP4309971B2 - D−フコースの分離方法及びγ−シクロデキストリンの分離方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、医薬、農薬、食品等の種々の分野で使用されているD−フコース及びγ−シクロデキストリンをそれぞれの異性体混合物から分離する方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
フコースには光学異性体としてD-フコースとL-フコースがある。従来、フコースのD-光学異性体とL-光学異性体との分離は、光学分割剤として蛍光をもつ分子やUV活性をもつ分子を使用して蛍光法や分光学的方法などにより行われている。しかしながらこれらの方法は、特殊で高価な光学分割剤を使用する必要があり、操作が煩雑であり、しかも多量の試料を取り扱うのには適していないという理由から、簡便で効率の良い分離方法が望まれている。
【0003】
また、シクロデキストリンはD-グルコース6分子、7分子又は8分子が α-1,4-グリコシド結合により結合した環状化合物であり、D-グルコース6分子からなるα-シクロデキストリン、D-グルコース7分子からなるβ-シクロデキストリン及びD-グルコース8分子からなるγ-シクロデキストリンがある。従来、シクロ デキストリンのα体、β体、γ体の各々の分離精製は有機溶剤(例えばトルエン 又はトリクレン)を沈澱剤として使用して行われていた。しかしながら、使用した有機溶剤がシクロデキストリン精製物中に残る場合があり、その場合にはシクロデキストリン精製物を医薬や食品に使用すると人体に害を及ぼすので望ましくない。α-及びβ-シクロデキストリンに関しては、α-、β-シクロデキストリンを選択的に生成する酵素が開発され有機溶剤による沈澱化は行われなくなっているが、γ-シクロデキストリンに関しては選択性の高い生産酵素が開発されてい ない。従って、有機溶剤を使用しないγ-シクロデキストリンの分離精製法が望 まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、フコースの光学異性体の分離方法について鋭意研究を重ねた結果、意外にも水中でD−フコースそれ自体とγ−シクロデキストリンが特異的に複合体を形成して水不溶性の沈澱物を生成することを見い出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0005】
従って、本発明の第一の発明によれば、水中でD-フコースを含有するフコースの光学異性体混合物、例えばD,L-フコースをγ-シクロデキストリンと接触させ ることによりD-フコースとγ-シクロデキストリンとの複合体を形成させ、該複 合体を沈澱物として分離し、次いで該複合体からD-フコースを解離させて単離することを特徴とするD-フコースの分離方法が提供される。
【0007】
さらにまた、本発明の第二の発明によれば、水中で、γ−シクロデキストリンを含有するシクロデキストリンの異性体混合物をD−フコースと接触させることによりγ−シクロデキストリンとD−フコースとの複合体を形成させ、該複合体を沈澱物として分離し、次いで該複合体からγ−シクロデキストリンを解離させて単離することを特徴とするγ−シクロデキストリンの分離方法が提供される。
【0008】
さらにまた、本発明の第三の発明によれば、D−フコースとγ−シクロデキストリンとの複合体が提供される。
【0009】
本発明のD−フコースの分離方法(第一の発明)は、先ず水にγ−シクロデキストリンを溶解してγ−シクロデキストリン水溶液を調製し、次いでこれにD−フコースを含有するフコースの光学異性体混合物を加え、水中でD−フコースとγ−シクロデキストリンとを接触させることにより行う。
【0010】
この場合、前記のγ−シクロデキストリン水溶液は、γ−シクロデキストリンの水に対する最大溶解度以下の濃度すなわちγ−シクロデキストリン0.179モル以下の濃度、好ましくは0.1〜0.16モル濃度に調製する。また、γ−シクロデキストリンの使用量は、D−フコースを含有するフコースの光学異性体混合物1モル当たり0.4〜2モル好ましくは0.8〜1.0モルである。
【0011】
前記のD−フコースとγ−シクロデキストリンとの接触は、前記γ−シクロデキストリン水溶液にD−フコースを含有するフコースの光学異性体混合物を加えて得られる混合物を、0〜30℃好ましくは0〜15℃で0.5〜30時間好ましくは一昼夜、静置するかあるいは攪拌又は振盪することによって行う。これにより、水中でD−フコースとγ−シクロデキストリンとが複合体を形成し、該複合体が白色沈澱物として生成する。生成した前記複合体は、沈澱物を慣用の方法、例えば遠心分離、濾過により水溶液から分離することによって白色固体として得ることができる。
【0012】
次いで、得られた前記のD−フコースとγ−シクロデキストリンとの複合体は、例えば1/15モル燐酸緩衝液などの溶離液に溶解し液体クロマトグラフ法により解離させることができ、これにより目的とするD−フコースを単離することができる。
【0013】
また、本発明のγ−シクロデキストリンの分離方法(第二の発明)は、先ず水にγ−シクロデキストリンを含有するシクロデキストリンの異性体混合物を溶解してシクロデキストリン異性体混合物の水溶液を調製し、次いでこれにD−フコースを加えて水中でγ−シクロデキストリンとD−フコースとを接触させることによって行う。
【0014】
この場合、シクロデキストリンの異性体混合物は水に対して0.179モル以下、 好ましくは0.1〜0.16モル濃度のシクロデキストリン水溶液が得られるように加 える。
【0015】
また、D-フコースの使用量は、D-フコース1モル当たりシクロデキストリンの異性体混合物が0.179モル以下、好ましくは0.1〜0.15モルとなるような量で使用する。前記のシクロデキストリン異性体混合物とD-フコースとの接触は、前記と同様に0〜30℃、好ましくは0〜15℃で0.5〜30時間好ましくは一昼夜静置する かあるいは攪拌又は振盪することによって行う。これにより、水中でγ-シクロ デキストリンがD-フコースと複合体を形成して、該複合体が白色沈澱物として生成する。生成した前記複合体は、前記と同様に慣用の方法、例えば遠心分離、濾過などの方法で沈澱物を水溶液から分離することによって白色固体として得ることができる。
【0016】
次いで、このようにして得られた前記のD-フコースとγ-シクロデキストリン との複合体は、前記と同様の方法で、例えば1/15モル燐酸緩衝液などの溶離液に溶解し液体クロマトグラフ法により解離させることができ、これにより目的とするγ-シクロデキストリンを単離することができる。
【0017】
本発明の第三の発明のD−フコースとγ−シクロデキストリンとの複合体は、水不溶性の融点不明(分解)の白色固体であり、γ−シクロデキストリン1分子の空洞の外周の水酸基にD−フコースが1〜8個会合している複合体であり、添付図面の図1(a)に示す1H−NMRスペクトルを有するものである。
【0018】
本発明の方法は、D−フコースを含有するフコースの光学異性体混合物例えばD,L−フコースからD−フコースを、またシクロデキストリンの異性体混合物から、γ−シクロデキストリンを、水中でD−フコースとγ−シクロデキストリンとの複合体として沈澱させて、これを遠心分離又は濾過などの方法で分離できるので、従来の方法に比べて簡単でしかも効率的に分離できるという優れた効果を奏するものである。また、本発明によるD−フコースの分離方法とγ−シクロデキストリンの分離方法は、分離に有機溶媒を使用しないので、医薬及び食品用のD−フコース又はγ−シクロデキストリンの分離採取方法として優れている。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
【0020】
実施例1
水にγ-シクロデキストリン15.48g(0.012 mol/l)を溶解して全容を1リットルとして0.012 mol/l γ-シクロデキストリン水溶液を調製し、これにD-フコー スとL-フコースの等量混合物 164.16g(1.0 mol/l)を加えて3℃で一昼夜、静 置した。白色沈澱(以下、沈澱物Aという)が生成し、これを遠心分離することにより単離し、次いで真空乾燥することにより白色固体約1.0gを得た。得られた白色固体の400 MHzにおける1H-NMRスペクトル図を添付図面の図1(a)に示す。
【0021】
1-アニリノナフタレン-8-スルホン酸(以下、ANSと略記する)7.48g(0.025mol/l)の存在下でγ-シクロデキストリンとD-フコースとから前記と同様の操作に より得られた沈澱物の1H-NMRスペクトル図〔添付図面の図1(b)〕、ANSの1H-NMRスペクトル図〔添付図面の図2(A)〕及びγ-シクロデキストリンの空洞内にANS を包接させたγ-シクロデキストリン包接複合体の1H-NMRスペクトル図〔添付図 面の図2(B)〕との比較により、図1(a)において観察された化学シフトは全てD-フコースとγ-シクロデキストリンの化学シフト値と同定され、またアノメリッ ク炭素(C1)と結合しているプロトンのシフト値がD-フコースでは5.14ppm、γ- シクロデキストリンでは5.06ppmと極めて明瞭に観測された。C1プロトンはD-フコースでは1個であり、γ-シクロデキストリンでは8個である。D-フコースの 濃度範囲0.2〜0.8MでD-フコースのC1プロトンと、γ-シクロデキストリンのC1プロトンの吸収ピークの積分比を計算すると1:12〜1:1であり、得られた前記の白色固体はγ-シクロデキストリン1分子の空洞の外周の水酸基にD-フコー スが1〜8個会合している複合体であることが確認された。
【0022】
次いで、得られた前記の複合体(白色固体)を冷水で3回洗浄した後、50℃の1/15mol/l 燐酸緩衝液に溶解して複合体をD-フコースとγ-シクロデキストリン とに解離させ、次いで液体クロマトグラフィーによりD-フコースとγ-シクロデ キストリンとを分離することにより、D-フコース0.01g(分離回収率1%)を得 た。
【0023】
実施例2
水にγ-シクロデキストリン15.5g(1.2×10-2mol/l)を溶解して全容を1リットルとし、これにD-フコース164.16g(1.0 mol/l)を加えて3℃で一昼夜、静置した。生成した白色沈澱を遠心分離することにより分離した。次いで、得られた白色沈澱物を冷水で3回洗浄した後、50℃の1/15mol/l 燐酸緩衝液に溶解して複合体をD-フコースとγ-シクロデキストリンとに解離させ、次いで液体クロマト グラフィーによりD-フコースとγ-シクロデキストリンとを分離することにより γ-シクロデキストリン0.05g(分離回収率5%)を得た。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られたγ-シクロデキストリンとD-フコースとの複合体のD2Oを溶媒とした400MHz 1H-NMRスペクトル(a)と、1-アニリノナフタレン-8-スルホン酸(以下、ANSと略記する)7.48g(2.5×10-2mol/l)の存在下でγ-シクロデキストリンとD-フコースとを実施例1と同様の操作により複合させて得られた沈澱物のD2O中の400MHz 1H-NMRスペクトル(b)とを示す図である。
【図2】 1-アニリノナフタレン-8-スルホン酸(ANS)のD2O中の400MHz 1H-NMRスペクトル(A)と、γ-シクロデキストリンの1-アニリノナフタレン-8-スルホン酸包接複合体のD2O中の400MHz 1H-NMRスペクトル(B)とを示す図である。
Claims (3)
- 水中で、D−フコースを含有するフコースの光学異性体混合物をγ−シクロデキストリンと接触させることによりD−フコースとγ−シクロデキストリンとの複合体を形成させ、該複合体を沈澱物として分離し、次いで該複合体からD−フコースを解離させて単離することを特徴とするD−フコースの分離方法。
- 水中で、γ−シクロデキストリンを含有するシクロデキストリン異性体の混合物をD−フコースと接触させることによりγ−シクロデキストリンとD−フコースとの複合体を形成させ、該複合体を沈澱物として分離し、次いで該複合体からγ−シクロデキストリンを解離させて単離することを特徴とするγ−シクロデキストリンの分離方法。
- D−フコースとγ−シクロデキストリンとの複合体。
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