JP4308688B2 - 情報表示装置、情報表示システム、情報表示方法、情報表示プログラムおよびそのプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

情報表示装置、情報表示システム、情報表示方法、情報表示プログラムおよびそのプログラムを記憶した記憶媒体 Download PDF

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本発明は、情報の表示状態およびユーザの操作に応じて、表示する情報の種類およびこの情報の表示方法を決定する情報表示装置に関する。
地上波デジタルテレビジョン放送が、2003年12月に3大都市圏で放送開始され、日本でも本格的なデジタル放送時代へと突入した。
このデジタルテレビジョン放送の特徴としては、高画質、高音質に加えて、データ放送を用いた双方向性が挙げられる。
一方、大都市圏では、一般家庭にもFTTH(Fiber To The Home)の波が押し寄せ、今やブロードバンドネットワークに家庭からも容易にアクセスできる環境が整いつつある。また、ブロードバンドネットワークにおいても、映像配信サービスが盛んに行われており、電波放送と変わらない品質で映像配信や映像視聴が可能になりつつある。
このような状況を背景として、電波のデジタル放送やネットワークでの映像配信サービスでは、双方向性を利用して番組映像に付加情報を与える技術が考案されている。
例えば、非特許文献1には、番組放送と同時に番組映像を詳しく説明する文書を表示する技術が開示されている。
勘解由哲、藤井達也、鈴木鎮男、"データ放送番組の制作と送出"、映像情報メディア学会誌、vol.56、no.10、pp.1546-1548、2002
しかし、非特許文献1に記載の技術では、配信者側の画一的な表示形態になっているため、必ずしも個々のユーザにとって必要な情報が表示されるとは限らない。
すなわち、従来の情報表示方法では、配信者が作成した情報をユーザが見るといった方法がほとんどであり、ユーザの要求に応じた情報を表示することはできなかった。
例えば、ユーザに既に多くの情報が与えられているときには、ユーザはそれを補足するだけの情報があれば充分であるが、ユーザが何も情報を与えられていないときには、最初から説明する情報を表示する必要がある。
また、情報の表示方法についても、ユーザへの情報の表示状態に応じて異なる表現が求められる。
例えば、ユーザが「イラク戦争」について知りたいときに、この情報を映像で表示されれば、ユーザにとって分かりやすくなる。しかし、ユーザが既に何かの映像を見ているときに、この「イラク戦争」の情報をさらに映像で表示すると、ユーザは同時に2つの映像を目で追わなくてはならなくなり、かえって内容が分かりにくくなる。例えば、ここで、ユーザが既に何かの映像を見ているときには、「イラク戦争」の情報は文字で表示するようにすれば、ユーザは両方の情報を理解しやすくなる。
このように、情報の表示状態(ユーザの閲覧状態)により、ユーザが要求する情報やその情報の表示方法は異なる。しかし、ユーザの閲覧状態にあわせた情報表示を行うためには、配信者側で、あらかじめユーザの様々な閲覧状態を想定し、その状態ごとに表示情報を用意しておかなければならず、表示情報の準備に多大な労力を要する。
本発明は、前記した問題を解決し、情報の表示状態およびユーザの操作に応じて、表示する情報の種類およびこの情報の表示方法を決定する情報表示装置等を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明は、情報表示部への表示状態およびユーザの操作に応じて、1以上の情報で構成される情報コンテンツから、表示する情報の種類および表示方法を決定する情報表示装置であって、情報コンテンツの入力を受け付ける情報入力部と、入力した情報コンテンツに含まれる情報を表示する情報表示部と、情報表示部で表示した情報の種類およびこの情報の表示方法を含む情報表示部の表示状態を検出する表示状態検出部と、検出した情報表示部の表示状態に基づいて、情報表示装置の内部状態を解析する内部状態解析部と、情報表示装置へのユーザの操作を受け付ける操作入力部と、操作入力部におけるユーザの操作を検出する操作検出部と、ユーザの操作および情報表示装置の内部状態ごとに、情報表示部に表示すべき情報の種類を示した第1のルールを蓄積する第1のルールデータベース部と、ユーザの操作および情報表示装置の内部状態ごとに、情報表示部が実行すべき情報の表示方法を示した第2のルールを蓄積する第2のルールデータベース部と、情報表示装置の内部状態ごとに、適用すべき第1のルールと第2のルールとの組み合わせを示したルールテーブルと、検出したユーザの操作およびルールテーブルに基づいて、解析した情報表示装置の内部状態に適用すべき第1のルールを第1のルールデータベース部から選択し、解析した情報表示装置の内部状態に適用すべき第2のルールを第2のルールデータベース部から選択するルール選択部と、選択した第1のルールおよび第2のルールを記憶する適用ルール記憶部と、操作検出部がユーザの操作を検出したとき、適用ルール記憶部の情報を参照し、情報表示部に表示する情報の種類およびこの情報の表示方法を決定する情報決定部とを備え、情報表示部は、情報コンテンツに含まれる情報のうち、情報決定部で決定した種類の情報を決定した表示方法で表示する構成とした。その他の構成については、後記する実施の形態で述べる。
なお、請求項における情報の種類とは、例えば動物に関する情報か、植物に関する情報か、といった表示する情報の内容に関するもののほか、メタデータによる記述か、映像情報か、といった表示する情報のフォーマットに関するものを含むものとする。
また、請求項3における情報表示装置の状態とは、情報表示部の表示状態、現在時刻、情報表示装置の設置場所、ユーザに関する情報(ID、特徴、設定)等の情報である。なお、これらの情報は、情報入力部等により入力されるものとする。ちなみに、内部状態解析部の状態テーブルの書き換えおよびルール選択部のルールテーブルの書き換えのタイミングは、ルール適用後(ルール適用により表示状態が変わった後)でも良いし、ルール適用前でも良い。
請求項における情報表示部とは、情報入力部経由で入力された画像、文字情報、音声等を表示させる手段であり、例えばモニタやスピーカ等である。
本発明によれば、ユーザの操作および情報表示部の表示状態の変化に応じた情報表示を行うことができる。また、情報表示にあたり適用するルールを、表示する情報の種類に関するルールと、情報の表示方法に関するルールとの組み合わせで記述するので、情報の配信者等がユーザの操作や表示状態(内部状態)ごとに多数の表示情報を用意する必要がなくなる。つまり、配信者等の表示情報の準備にかかる労力を軽減することができる。
さらに、ルールの記述を前記した2種類のルールの組み合わせとすることで、情報の配信者等が、現在適用されているルールが「どのような種類の情報を、どのような表示方法で表示するものか」を把握しやすくなる。したがって、配信者等が、表示する情報の種類に関するルールはそのままにして、情報の表示方法のルールだけを変更する等、ルールの細かな設定変更にも柔軟に対応することができる。
以下、本発明の情報表示装置等を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の情報表示装置の構成を示すブロック図である。
まず、図1を用いて、本発明の第1の実施の形態の情報表示装置の構成を説明する。
情報表示装置100は、情報の表示状態およびユーザの操作に応じて情報の種類およびこの情報の表示方法の選択・決定を行う装置であり、情報表示部110と、表示状態検出部120と、操作検出部130と、内部状態解析部140と、記憶部150と、ルール選択部160と、情報決定部170と、情報入力部180と、操作入力部190とを含んで構成される。
以下、各構成要素について説明する。
(情報入力部)
情報入力部180は、後記する情報表示部110に表示させる情報のもととなる情報コンテンツの入力を受け付ける。この情報コンテンツは、例えば、メタデータ(その情報に関する記述データ)等により1以上の情報を含むようにした映像データ等が考えられる。
この情報コンテンツは、例えば、インターネット等のネットワーク経由で受信して入力しても良いし、放送電波等、無線通信により受信して入力しても良い。
(情報表示部)
情報表示部110は、情報入力部180から受信した情報コンテンツのうち、後記する情報決定部170で決定した種類の情報を決定した表示方法で表示する。例えば、情報表示部110はモニタ等で構成される。
(表示状態検出部)
表示状態検出部120は、情報表示部110に表示されている情報の種類、この情報の表示方法等、情報表示部110の表示状態を検出する。表示状態とは、例えば、「情報表示部110に表示されている情報は、犬に関する情報であり、この情報は映像で表示されている」等の情報である。
なお、表示状態検出部120は、情報表示部110に「情報が表示されている」状態のほか、「情報が表示されていない」状態も検出するものとする。
(操作入力部)
操作入力部190は、ユーザの情報表示装置100への操作を受け付ける手段であり、例えば、ボタン、キーボード、コントローラ、マウス等で構成される。
(操作検出部)
操作検出部130は、操作入力部190におけるユーザの操作を検出する。例えば、操作入力部190における所定のボタンのON/OFFや、キー入力の内容等を検出する。
(内部状態解析部)
内部状態解析部140は、表示状態検出部120で検出した情報表示部110の表示状態に基づいて、情報表示装置100の内部状態を解析(判断)する。
具体的には、内部状態解析部140は、後記する状態テーブル155の情報を参照して、情報表示装置100の内部状態を判断する。
なお、情報表示装置100の内部状態とは、情報表示装置100全体の状態のことをいい、本実施の形態では主として情報表示部110の表示状態に基づくものとする。
ちなみに、情報表示装置100の内部状態は、操作入力部190の操作履歴等を記憶部150に記録しておき、この情報と表示状態の情報との組み合わせにより判断(解析)するようにしても良い。
(状態テーブル)
表1に状態テーブルを例示する。表1に例示するように、状態テーブル155は情報表示部110の表示状態ごとに、その表示状態が情報表示装置100の内部状態でいうと、どの状態に該当するかを示す。例えば、No.1の情報は、表示状態検出部120で、情報表示部110は「何も情報が表示されていない」という表示状態であることを検出したとき、この表示状態は、情報表示装置100の内部状態でいうと「α」という状態に該当することを示す。
Figure 0004308688
なお、情報表示装置100の内部状態は、表示状態検出部120の長期的な検出結果に基づき判断するようにしても良い。すなわち、内部状態解析部140は、表示状態検出部120から出力された検出結果を、記憶部150に記憶しておき、情報表示部110に所定時間「何も情報が表示されていない」状態にあるとき、情報表示部110の表示状態を「何も情報が表示されていない」とし、情報表示装置100の内部状態を「α」と判断するようにしても良い。
また、前記したとおり、情報表示装置100の内部状態は、情報表示部110の表示状態と操作検出部130で検出されたユーザの操作(操作履歴)との組み合わせで判断するようにしても良い。
すなわち、表2に例示するように、状態テーブル155にユーザの操作(操作履歴)に関する項目を加えても良い。
Figure 0004308688
例えば、表2のNo.4の情報では、情報表示部110の表示状態が「映像と文字とが表示されている」であり、かつユーザの操作状態は「頻繁に(操作入力部190の)ボタンを押す」という状態であることが検出されたとき、情報表示装置100の内部状態が「θ」と判断される。ここで、「頻繁に(操作入力部190の)ボタンを押す」か否かの判断は、内部状態解析部140が、操作検出部130から出力されたユーザ操作の検出結果を記憶部150に記憶しておき、操作入力部190に所定の頻度以上でボタン入力をしているか否かで判断するようにしても良い。
このようにすることで、内部状態解析部140は、情報表示装置100の内部状態を長期的なスパンで判断することができる。
また、内部状態解析部140は、所定の関数(状態解析用プログラム)を用いて状態テーブル155を書き換えるようにしても良い。例えば、内部状態解析部140は、表示状態検出部120で検出した情報表示部110の表示状態または操作検出部130で検出したユーザの操作の入力を受けると、これらの情報をパラメータとして、前記したプログラムを実行し、情報表示装置100の状態テーブル155を書き換える。このようにすることで、情報表示装置100の内部状態の解析を動的なものとすることができる。
なお、状態テーブル155の書き換えは、前記した情報のほか、時刻、場所、ユーザに関する情報(ID、特徴、設定)等をパラメータとしても良い。
ちなみに、このプログラムは、内部状態解析部140の図示しないメモリに記憶されているものとする。
内部状態解析部140が解析した情報表示装置100の内部状態は、後記するルール選択部160へ出力する。
(記憶部)
記憶部150は、ユーザの操作および情報表示装置100の内部状態ごとに情報表示装置100が表示する情報の種類や、その情報の表示方法を示した情報(以下、ルールという)を記憶する手段であり、第1のルールデータベース(DB)部151と、第2のルールデータベース(DB)部152と、ルールテーブル153と、適用ルール記憶部154と、前記した状態テーブル155とを格納する。
第1のルールDB部151とは、ユーザの操作および情報表示装置100の内部状態ごとに情報表示部110が表示すべき「情報の種類」を示した第1のルールを記憶・蓄積したものである。第2のルールDB部152とは、ユーザの操作および情報表示装置100の内部状態ごとに情報表示部110が実行すべき「情報の表示方法」を示した第2のルールを記憶・蓄積したものである。
また、ルールテーブル153とは、情報表示装置100の内部状態ごとに、情報表示部110が適用(実行)すべき、第1のルールと第2のルールとの組み合わせを示したものである。
なお、適用ルール記憶部154については、後記するルール選択部160の項で説明する。
表3に、第1のルールDB部151を例示する。
表3に示すように、第1のルールDB部151は、ルール名と、ユーザの操作と、この操作により表示する情報(情報の種類)に関する項目とから構成される。例えば、ルール名「1a」のルールは、ユーザが「ボタンを押す」という操作を行ったとき、情報表示部110で「犬」に関する情報を表示するというルールを示している。
Figure 0004308688
表4に、第2のルールDB部152を例示する。表4に示すように、第2のルールDB部152は、ルール名と、ユーザの操作と、この操作により表示する情報の表示方法に関する項目とから構成される。例えば、ルール名「2a」のルールは、ユーザが「ボタンを押す」という操作を行ったとき、情報表示部110は情報を映像で表示するというルールを示している。
Figure 0004308688
表5に、ルールテーブル153を例示する。表5に示すように、ルールテーブル153は、情報表示装置100の内部状態(情報表示部110の表示状態)と、適用ルールに関する項目とから構成される。
例えば、情報表示部110の状態が「α(何も表示していない状態)」のとき、第1のルールDB部151から選択・適用すべきルールは「ルール1a(ボタンを押したとき、犬に関する情報を表示する)」であり、第2のルールDB部152から選択・適用すべきルールは「ルール2a(ボタンを押したとき、情報を映像で表示する)」であることを示している。なお、適用ルールの記述は、「ルール1a」等、ルール名(識別情報)を記述するようにしても良いし、「ボタンを押したとき、犬に関する情報を表示する」等、ルールの内容そのものを記述するようにしても良い。
Figure 0004308688
このように、情報表示装置100が情報表示に用いるルールを「情報の種類」と「その情報の表示方法」という項目の組み合わせで記述することで、本システムの管理者(配信者)は、情報表示に用いるルールを明示的に把握しやすくなる。
すなわち、表5に示すように情報表示装置100が適用するルールの記述を、1)情報の種類は「犬」であり、2)表示方法は「映像」であるといったように、2つの情報の組み合わせで記述することで、表6のように適用するルールを「ボタンを押したとき、犬の映像を表示する」と1つの情報で記述するよりも、ルールの内容を把握や管理を行いやすくなる。
Figure 0004308688
また、情報表示装置100の適用ルール(ルールテーブル153)を、1)表示する情報の種類と、2)その情報の表示方法という2つの情報の組み合わせで記述することで、管理者等はルールの変更等を行いやすくなる。
例えば、管理者が、情報表示部110に所定の状態にあるとき、表示する情報の種類はそのままで、表示方法だけ変更したいととき、前記したルールテーブル153の第1のルールの記述はそのままで、第2のルール(表示方法)の欄の記述を書き換えれば良い。
また、情報表示装置100の適用ルール(ルールテーブル153)を、このような構成とすることで、管理者が、新たなカテゴリのルールを追加することも容易になる。例えば、管理者が「情報表示部110の状態がαで、ボタンを押したとき、犬の映像を5秒間表示する」といったように、情報の表示時間に関するルールを追加したいとき、情報の表示時間に関するルールを作成し、これをルールテーブル153に記述すれば良い。
このようにすることで、管理者は情報表示部110の情報表示のルールの作成や管理を行いやすくなる。
(ルール選択部)
ルール選択部160は、内部状態解析部140から出力された情報表示装置100の内部状態を受けて、情報表示装置100(情報表示部110)が適用すべきルールを選択する。
具体的には、ルール選択部160は、内部状態解析部140から情報表示装置100の内部状態の出力を受けると、ルールテーブル153を参照して、情報表示装置100(情報表示部110)に適用すべき第1のルールと第2のルールとを選択する。そして、選択した第1のルールと第2のルールとを適用ルール記憶部154に書き込む。
また、ルール選択部160は所定の関数(ルール選択用プログラム)を用いてルールテーブル153の記述を書き換えするようにしても良い。
例えば、ルール選択部160が前記した情報表示装置100の内部状態の情報に加えて、時刻、場所、ユーザに関する情報(ID、特徴、設定)等、所定のボタンの操作等、情報表示装置100の状態に関する情報を取得し、これらの情報をパラメータとして、前記したプログラムを実行し、ルールテーブル153を書き換える。このようにすることで、ルール選択部160は、情報表示装置100の状況に応じた様々なルールの選択をすることができる。つまり、ルールの適用により情報表示装置100の状態が変化したとき、これに基づき、さらに情報表示装置100の表示状態を変化させることもできる。
なお、このプログラムは、ルール選択部160の図示しないメモリに記憶されているものとする。
(適用ルール記憶部)
表7は、適用ルール記憶部154に記憶される情報を例示した表である。表7に示すように適用ルール記憶部154には、情報表示部110が適用する第1のルールと第2のルールとが記憶される。表7の例では、情報表示部110は、現在、第1のルールとして「ルール1a」を適用し、第2のルールとして「ルール2a」を適用していることを示している。
Figure 0004308688
(情報決定部)
情報決定部170は、操作検出部130からユーザの操作の検出結果を受けたとき、前記した適用ルール記憶部154の情報を参照して、情報表示部110で表示すべき情報の種類および情報の表示方法を決定する。
また、情報決定部170は、表示状態検出部120から情報表示部110の表示状態の検出(表示状態の変化の検出)を受けたときも、情報表示部110で表示すべき情報の種類および情報の表示方法を決定するようにしても良い。
情報決定部170の動作の詳細については、後記する情報表示装置100の処理手順の項で説明する。
なお、各構成要素のうち、表示状態検出部120、操作検出部130、内部状態解析部140、ルール選択部160および情報決定部170は、図示しないCPU(Central Processing Unit)が後記する情報表示方法を実行する情報表示用プログラムをメモリ上に読み出し、実行することにより実現されるものとする。なお、このプログラムは、記憶部150の所定領域に格納されているものとし、記憶部150は、ハードディスク等の記憶媒体により実現されるものとする。
(処理手順)
次に、情報表示装置100の処理手順を説明する。
図2は、情報表示装置の処理手順を示したフローチャートである。まず、図2を用いて情報表示装置100の処理手順(情報表示方法)を説明する(適宜図1参照)。
情報表示装置100の表示状態検出部120は、情報表示部110を監視し、情報表示部110の表示状態を検出すると、この検出結果を内部状態解析部140へ出力する(ステップS201)。
例えば、情報表示部110に何も表示されていないという状態を検出したとき、表示状態検出部120は、その旨を内部状態解析部140へ出力する。
内部状態解析部140は、表示状態検出部120から出力された検出結果に基づき、状態テーブル155の情報を参照して、内部状態を判断(解析)する(ステップS202)。そして、この判断結果をルール選択部160へ出力する。
例えば、内部状態解析部140は、情報表示部110に何も表示されていない状態という検出結果の出力を受けたとき、状態テーブル155の情報(表1)を参照して、この情報表示部110の状態を「α」であると判断する。そして、この解析結果をルール選択部160へ出力する。
ルール選択部160は、内部状態解析部140から出力された解析結果に基づき、記憶部150のルールテーブル153を参照して、情報表示部110に適用すべきルールを選択し、選択したルールを適用ルール記憶部154に記憶する(ステップS203)。
例えば、ルール選択部160は、内部状態解析部140から出力された解析結果が「α」であった場合、ルール選択部160はルールテーブル153(表5)を参照して、適用すべきルールは「ルール1aとルール2a」であると判断する。そして、これらのルールを適用ルール記憶部154に書き込む。
なお、既に適用ルール記憶部154に適用ルールが書き込まれていたときは、新しい適用ルールを上書きする。
そして、操作検出部130でユーザの操作が検出されると(ステップS204のYes)、ステップS301へ進む。ユーザの操作が検出されないときは(ステップS204のNo)、ステップS201へ戻り、表示状態検出部120は、情報表示部110の表示状態の検出を続ける。
ユーザの操作を検出したステップS301では、操作検出部130が、検出結果(ユーザの操作内容)を情報決定部170へ出力し、情報決定部170は、出力されたユーザの操作内容および適用ルール記憶部154の情報を参照して、情報表示部110で表示すべき情報(情報の種類および情報の表示方法)を決定する。そして、その決定結果を情報表示部110へ出力する
例えば、情報決定部170は、操作検出部130からユーザが何らかの操作をした旨の情報を受信すると、適用ルール記憶部154の情報(表7)を参照して、現在適用されているルールが、「ルール1aとルール2a」であることを確認する。
そして、情報決定部170は、第1のルールDB部151から「ルール1a」の内容を検索し、「ボタンを押したとき、犬に関する情報を表示する」という情報を取得する。また、第2のルールDB部152から「ルール2a」の内容を検索し、「ボタンを押したとき、情報を映像で表示する」という情報を取得する。
次に、情報決定部170は、これらのルールの情報を読み込み、受信したユーザの操作が「ボタンを押す」であったとき、情報表示部110へ「犬の情報を映像で表示する」という情報を出力する。一方、受信したユーザの操作が「ボタンを押す」以外のものであったとき、これらの情報を出力しない。
情報表示部110は、情報決定部170から表示する情報の種類およびその情報の表示内容を受信すると、これに基づき情報入力部180から入力された情報コンテンツの情報を表示する(ステップS302)。
例えば、情報表示部110は、情報決定部170から「犬の情報を映像で表示する」という情報を受信すると、情報入力部180から受信した情報コンテンツのうち犬の情報を選択し、これを映像で表示する。
そして、ステップS201に戻り、情報表示装置100は、再び内部状態の検出およびユーザの操作の検出を行う。
情報表示装置100は、以上のような処理手順を実行して、情報表示部110への表示状態やユーザの操作(状態)に基づいた情報の表示を行う。
次に、ユーザの操作に基づき、情報表示部110の表示状態が変化したときの情報表示装置100の処理手順を説明する。ここでは、前記した情報表示装置100が前記した処理手順を実行し、情報表示部110に、犬の映像を表示するようになった場合を例に説明する。
表示状態検出部120で、情報表示部110に映像が表示されているという状態を検出すると、表示状態検出部120はその旨を内部状態解析部140へ出力する(ステップS201)。
そして、内部状態解析部140は、状態テーブル155の情報(表1)を参照して、この情報表示部110の状態を「β」であると判断する(ステップS202)。そして、この解析結果をルール選択部160へ出力する。
ルール選択部160は、ルールテーブル153(表5)を参照して、適用すべきルール(ルール1aとルール2b)を選択し、選択したルールを適用ルール記憶部154に書き込む(ステップS203)。
次に、情報決定部170は、操作検出部130からユーザが何らかの操作を検出した旨の情報を受信すると(ステップS204のYes)、適用ルール記憶部154の情報(表7)を参照して情報表示部110に表示する情報の種類およびその情報の表示方法を決定する(ステップS301)。
具体的には、情報決定部170は、適用ルール記憶部154、第1のルールDB部151および第2のルールDB部152を参照して、現在適用されているルールは、「ルール1a(ボタンを押したとき犬に関する情報を表示する)と、ルール1b(ボタンを押したとき情報を文字で表示する)」という情報を取得する。そして、情報決定部170は、操作検出部130で検出されたユーザの操作が「ボタンを押す」であると判断すると、情報表示部110へ「犬の情報を文字で表示する」という情報を出力し、情報表示部110は、情報入力部180から入力された情報のうち、犬に関する情報を文字で表示する。そして、ステップS201へ戻る。ここで、犬に関する文字情報は、前記した犬の映像に付加して表示するものとする。
次に、この情報表示部110における表示状態の変化(犬の映像と犬の文字情報の表示)に伴う、情報表示装置100の処理を続けて説明する。
表示状態検出部120で、情報表示部110に映像と文字とが表示されているという状態を検出したとき、表示状態検出部120はその旨を内部状態解析部140へ出力する(ステップS201)。
そして、内部状態解析部140は、状態テーブル155の情報(表1)を参照して、この情報表示部110の状態が「γ」であると判断する。そして、この解析結果をルール選択部160へ出力する(ステップS202)。
ルール選択部160は、状態テーブル155(表5)を参照して、適用すべきルールとして「ルール1bと、ルール2bと、ルール2c」を選択する(ステップS203)。そして、これらの情報を適用ルール記憶部154に書き込む。
次に、操作検出部130で、ユーザの操作が検出されるのを待ち(ステップS204)、情報決定部170は、操作検出部130からユーザが何らかの操作を検出した旨の情報を受信すると(ステップS204のYes)、適用ルール記憶部154の情報(表7)を参照して、情報表示部110に表示する情報の種類およびその情報の表示方法を決定する(ステップS301)。
具体的には、情報決定部170は、適用ルール記憶部154を参照して、現在適用されているルールは、「ルール1b(表示中の情報コンテンツのメタデータの記述を表示する)と、ルール2b(ボタンを押したとき情報を文字で表示する)と、ルール2c(表示情報の大きさを、元の大きさ÷ユーザの視力として表示する)」という情報を取得する。そして、ユーザの操作が「ボタンを押す」であると判断すると、情報表示部110へ前記した情報を出力し、情報表示部110は、表示中の情報コンテンツのメタデータの記述を、元の大きさ÷ユーザの視力の大きさとした文字情報として表示する。そしてステップS201へ戻る。
このように、情報表示装置100は、記憶部150のルールの記述により、文字を表示する際に、ユーザの視力が弱いほど文字の大きさを大きく表示することもできるので、ユーザにとって理解しやすい情報表示を行うことができる。
なお、ルールテーブル153は前記した実施の形態に限定されない。
例えば、表8に例示されるように、ルールテーブル153の情報表示部110の状態の欄は、α、β等のパラメータではなく、情報表示部110の状態を直接記述するようにしても良い。
Figure 0004308688
本発明は、前記した実施の形態に限定されず、広く応用可能である。
例えば、前記した実施の形態の情報表示装置の構成を、ネットワークに接続されたクライアントとサーバとに分けて構成することも可能である。
(第2の実施の形態)
図3は、第2の実施の形態の情報表示システムの構成を示す図である。図4は、図3の情報表示システムのクライアント(端末装置)の構成を示すブロック図である。図5は、図3の情報表示システムのサーバの構成を示すブロック図である。
前記した第1の実施の形態と同様の構成要素は同じ符号を付して、説明を省略する。
図3に示すように、本実施の形態の情報表示システムは、1以上のクライアント200と、サーバ300と、これらを接続するネットワーク6とを含んで構成され、クライアント200に表示する情報の選択、ルールの選択、ルールの管理等をサーバ300側で一括して行うことを特徴とする。
なお、クライアント200およびサーバ300は、例えばコンピュータであり、ネットワーク6は、例えばIP網や電話回線網等である。
図4に示すように、クライアント200は、前記した第1の実施の形態の情報表示装置100の構成要素のうち、情報表示部110、表示状態検出部120、操作検出部130、情報入力部180および操作入力部190を含んで構成される。そして、これらの構成要素に加えて、ネットワーク6経由でサーバ300からクライアント200に表示すべき情報の種類および情報の表示方法を受信する受信部201と、ネットワーク6経由でサーバ300へクライアント200の表示情報やユーザの操作内容を送信する送受部202とを含んでいる。
図5に示すように、サーバ300は、前記した第1の実施の形態の情報表示装置100の構成要素のうち、内部状態解析部140、記憶部150、ルール選択部160および情報決定部170を含んで構成される。そして、これらの構成要素に加えて、ネットワーク6経由で、クライアント200からの表示情報やユーザの操作内容を受信する受信部301と、ネットワーク6経由で、クライアント200に表示すべき情報の種類および情報の表示方法の送信を行う送信部302とを含んでいる。
まず、クライアント200は、サーバ300へクライアント200の情報表示部110の表示状態やユーザの操作内容を送信する。そして、サーバ300がこれらの情報を受信すると、記憶部150の情報を参照して、クライアント200で表示すべき情報の種類やその情報の表示方法を決定し、この情報をクライアント200へ送信する。クライアント200がこれらの情報を受信すると、サーバ300から送信された情報に基づいて、情報コンテンツに含まれる情報の表示を行う。
このように、各クライアント200に表示する情報の選択、ルールの選択や、ルールの管理をサーバ300側で一括して行うので、配信者等がルールの管理を行いやすくなる。また、表示情報の選択やルールの選択の処理を行う機能をクライアント200で持つ必要がなくなるので、低機能なクライアント200でも、ユーザの操作等に応じた情報の表示を行うことができる。
(第3の実施の形態)
図6は、第3の実施の形態の情報表示システムのクライアント(端末装置)の構成を示すブロック図である。図7は、第3の実施の形態の情報表示システムのサーバの構成を示すブロック図である。
第2の実施の形態と同様に、情報表示システムの全体構成は、1以上のクライアント400と、サーバ500と、これらを接続するネットワーク6とを含んで構成され、クライアント400は、サーバ500に格納される情報表示の適用ルールのコピーを保持し、これに基づき情報表示を行うことを特徴とする。
図6に示すように、クライアント400は、前記した第1の実施の形態の情報表示装置100の構成要素のうち、情報表示部110、表示状態検出部120、操作検出部130、内部状態解析部140、情報決定部170、情報入力部180および操作入力部190を含んで構成される。そして、これらの構成要素に加えて、ネットワーク6経由で、サーバ500から適用ルールに関する情報や状態テーブル155等の情報を受信する受信部401と、ネットワーク6経由で、サーバ500へクライアント200の表示情報やユーザの操作内容を送信する送信部402と、サーバ500から送信されたルールテーブル153、適用ルール記憶部154の情報および状態テーブル155の情報を記憶するルール記憶部403とを含んでいる。
なお、ルール記憶部403に記憶される適用ルール記憶部154の情報は、ルール名(例えば、1a等)のほか、ルールの内容(例えば、「ボタンを押すと犬の情報を表示する」等)の情報も含んでいるものとする。また、ルール記憶部403の情報は、サーバ500のルールテーブル153、適用ルール記憶部154の情報および状態テーブル155の情報が更新されたタイミングで、サーバ500の方から送信するようにしても良いし、クライアント400が所定期間ごとにサーバ500からダウンロード(コピー)するようにしても良い。
また、図7に示すように、サーバ500は、前記した第1の実施の形態の情報表示装置100の構成要素のうち、記憶部150およびルール選択部160を含んで構成される。そして、これらの構成要素に、ネットワーク6経由で、クライアント400からの表示情報やユーザの操作内容を受信する受信部501と、クライアント400へ適用ルールに関する情報や状態テーブル155の情報を送信する送信部502とが付加されている。
このように、クライアント400は、適用ルールをルール記憶部403で保持するので、サーバ500にアクセスして適用ルールを参照する必要がなくなる。すなわち、クライアント400の表示情報の変化やユーザの操作が加わるたびに、サーバ500にアクセスする必要がなくなるので、サーバ500のルール選択処理の負荷を軽減できる。また、ネットワーク6の障害によりクライアント400がサーバ500と通信できなくなったときでも、ユーザの操作等に応じた情報の表示を継続することができる。
(第4の実施の形態)
また、前記した各実施の形態において、情報表示部110は、情報入力部180から入力された情報コンテンツのうち、情報決定部170で指示された情報を選択し、表示するものとして説明したが、これに限定されない。例えば、情報決定部170で決定した情報を、情報入力部180がネットワーク6等を介して取得し、この情報を情報表示部110へ出力するようにしても良い。
以下、図6を用いて具体的に説明する。情報決定部170が表示する情報について、例えば「犬の映像を表示する」という決定をしたとき、1)ネットワーク6等を介して、「犬の映像」を送信可能なサイトのURL(Uniform Resource Locator)を検索・決定し、決定したURLを情報入力部180へ出力する。2)情報入力部180は、情報入力部180から出力されたURLに基づき、ネットワーク6経由で、所定のサイトから「犬の映像」のHTMLデータ(HyperText Markup Language)等をダウンロードし、この映像データを情報表示部110へ出力する。3)映像データの出力を受けた情報表示部110は、このデータを表示する。
このようにすることで、情報表示部110が、入力された情報コンテンツから所定の情報を選択する機能を備えなくでも、情報決定部170で決定した情報を表示することができる。
なお、情報表示装置100は、情報表示部110をモニタで構成し、その他の構成要素をモニタの表示制御を行うSTB(セットトップボックス)やPC(Personal Computer)で構成するようにしても良い。
また、第1のルールDB部151の第1のルール、第2のルールDB部152の第2のルール、ルールテーブル153および状態テーブル155の情報は、操作入力部190や情報入力部180経由で適宜情報の入力や書き換えるをすることもできる。
本実施の形態に係る情報表示方法は、前記したような処理を実行させる情報表示用プログラムによって実現することができ、そのプログラムをコンピュータで読み取り可能な記憶媒体(例えばCD−ROM)に記憶して提供することが可能である。また、そのプログラムを、インターネット等のネットワークを通して提供することも可能である。
本発明の第1の実施の形態の情報表示装置の構成を示すブロック図である。 図1の情報表示装置の処理手順を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の情報表示システムの構成を示す図である。 図3の情報表示システムのクライアントの構成を示すブロック図である。 図3の情報表示システムのサーバの構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態の情報表示システムのクライアントの構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態の情報表示システムのサーバの構成を示すブロック図である。
符号の説明
6 ネットワーク
100 情報表示装置
110 情報表示部
120 表示状態検出部
130 操作検出部
140 内部状態解析部
150 記憶部
151 第1のルールデータベース(DB)部
152 第2のルールデータベース(DB)部
153 ルールテーブル
154 適用ルール記憶部
155 状態テーブル
160 ルール選択部
170 情報決定部
180 情報入力部
190 操作入力部

Claims (7)

  1. 情報表示部への表示状態およびユーザの操作に応じて、1以上の情報で構成される情報コンテンツから、表示する情報の種類および表示方法を決定し、表示する情報表示装置であって、
    前記情報コンテンツの入力を受け付ける情報入力部と、
    前記入力した情報コンテンツに含まれる情報を表示する情報表示部と、
    前記情報表示部で表示した情報の種類およびこの情報の表示方法を含む前記情報表示部の表示状態を検出する表示状態検出部と、
    前記検出した前記情報表示部の表示状態に基づいて、前記情報表示装置の内部状態を解析する内部状態解析部と、
    前記情報表示装置への前記ユーザの操作を受け付ける操作入力部と、
    前記操作入力部におけるユーザの操作を検出する操作検出部と、
    前記ユーザの操作および前記情報表示装置の内部状態ごとに、前記情報表示部に表示すべき前記情報の種類を示した第1のルールを蓄積する第1のルールデータベース部と、
    前記ユーザの操作および前記情報表示装置の内部状態ごとに、前記情報表示部が実行すべき情報の表示方法を示した第2のルールを蓄積する第2のルールデータベース部と、
    前記情報表示装置の内部状態ごとに、適用すべき前記第1のルールと前記第2のルールとの組み合わせを示したルールテーブルと、
    前記検出したユーザの操作および前記ルールテーブルに基づいて、前記解析した前記情報表示装置の内部状態に適用すべき前記第1のルールを前記第1のルールデータベース部から選択し、前記解析した前記情報表示装置の内部状態に適用すべき前記第2のルールを前記第2のルールデータベース部から選択するルール選択部と、
    前記選択した前記第1のルールおよび第2のルールを記憶する適用ルール記憶部と、
    前記操作検出部が前記ユーザの操作を検出したときまたは前記表示状態検出部が表示状態の変化を検出したとき、前記適用ルール記憶部の情報を参照し、前記情報表示部に表示する情報の種類およびこの情報の表示方法を決定する情報決定部とを備え、
    前記情報表示部は、前記情報コンテンツに含まれる情報のうち、前記情報決定部で決定した種類の情報を前記決定した表示方法で表示するよう構成されていることを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記情報表示装置は、前記情報表示部の表示状態ごとに、前記情報表示装置の内部状態を示した状態テーブルをさらに備え、
    前記内部状態解析部は、前記状態テーブルを参照し、前記検出した前記情報表示部の表示状態に基づいて、前記情報表示装置の内部状態を解析するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記内部状態解析部は、前記状態テーブルを、前記情報表示装置の状態に応じて書き換え可能であるよう構成され、
    前記ルール選択部は、前記ルールテーブルを、前記情報表示装置の状態に応じて書き換え可能であるよう構成されていることを特徴とする請求項2に記載の情報表示装置。
  4. 情報を表示する情報表示部を備える端末装置と、前記端末装置で表示する情報の種類および表示方法を決定するサーバとを備える情報表示システムであって、
    前記端末装置は、
    前記ネットワーク経由で、各種情報の入力を受け付ける受信部と、
    前記入力した情報を表示する情報表示部と、
    前記情報表示部で表示した情報の種類およびこの情報の表示方法を含む前記情報表示部の表示状態を検出する表示状態検出部と、
    前記端末装置のユーザの操作を受け付ける操作入力部と、
    前記操作入力部におけるユーザの操作を検出する操作検出部と、
    前記ネットワーク経由で、前記検出したユーザの操作および前記情報表示部の表示状態を送信する送信部とを備え、
    前記サーバは、
    前記ネットワーク経由で、前記端末装置が検出したユーザの操作および前記検出した情報表示部の表示状態を受信する受信部と、
    前記検出した情報表示部の表示状態に基づいて、前記情報表示装置の内部状態を解析する内部状態解析部と、
    前記ユーザの操作および前記情報表示装置の内部状態ごとに、前記情報表示部が表示すべき前記情報の種類を示した第1のルールを蓄積する第1のルールデータベース部と、
    前記ユーザの操作および前記情報表示装置の内部状態ごとに、前記情報表示部が実行すべき情報の表示方法を示した第2のルールを蓄積する第2のルールデータベース部と、
    前記情報表示装置の内部状態ごとに、適用すべき前記第1のルールと前記第2のルールとの組み合わせを示したルールテーブルと、
    前記検出したユーザの操作および前記ルールテーブルに基づいて、前記解析した前記情報表示装置の内部状態に適用すべき前記第1のルールを前記第1のルールデータベース部から選択し、前記解析した前記情報表示装置の内部状態に適用すべき前記第2のルールを前記第2のルールデータベース部から選択するルール選択部と、
    前記選択した前記第1のルールおよび第2のルールを記憶するルール記憶部と、
    前記ネットワーク経由で、前記端末装置が検出したユーザの操作を受信したとき、前記適用ルール記憶部の情報を参照して、前記情報表示部に表示する情報の種類およびこの情報の表示方法を決定する情報決定部と、
    前記ネットワーク経由で、前記端末装置へ、前記決定した情報の種類およびこの情報の表示方法を送信する送信部とを備えることを特徴とする情報表示システム。
  5. 情報表示部への表示状態およびユーザの操作に応じて、1以上の情報で構成される情報コンテンツから、表示する情報の種類および表示方法を決定し、表示する情報表示方法であって、
    前記情報表示部を有する情報表示装置が、
    前記情報コンテンツの入力を受け付ける情報入力部で、前記情報コンテンツの入力を受け付けるステップと、
    前記ユーザの操作を受け付ける操作入力部で、前記ユーザの操作を受け付けるステップと、
    前記ユーザの操作を検出する操作検出部で、前記操作入力部のユーザの操作を検出するステップと、
    前記情報表示部の表示状態を検出する表示状態検出部で、前記情報表示部に表示した情報の種類およびこの情報の表示方法を含む前記情報表示部の表示状態を検出するステップと、
    前記情報表示装置の内部状態を解析する内部状態解析部で、前記情報表示部の表示状態ごとに、前記情報表示装置の内部状態を示した状態テーブルを参照し、前記検出した前記情報表示部の表示状態に基づいて、前記情報表示装置の内部状態を解析するステップと、
    前記ユーザの操作および前記情報表示装置の内部状態ごとに、前記情報表示部に表示すべき情報の種類を示した第1のルールと、前記ユーザの操作および前記情報表示装置の内部状態ごとに前記情報表示部が実行すべき情報の表示方法を示した第2のルールとの組み合わせを示したルールテーブルを参照して、前記解析した前記情報表示装置の内部状態に対応する第1のルールおよび前記第2のルールを、前記ルールの選択を行うルール選択部で選択するステップと、
    前記ルール選択部で、前記選択した前記第1のルールおよび第2のルールを記憶部に記憶するステップと、
    前記操作検出部が前記ユーザの操作を検出したとき、前記情報表示部に表示する情報の種類およびこの情報の表示方法を決定する情報決定部で、前記記憶部に記憶された第1のルールおよび第2のルールを参照し、前記情報表示部に表示する情報の種類およびこの情報の表示方法を決定するステップと、
    前記情報表示部で、前記情報コンテンツに含まれる情報のうち、前記決定した種類の情報を前記決定した表示方法で表示するステップと
    を実行することを特徴とする情報表示方法。
  6. コンピュータに、請求項5に記載の情報表示方法を実行させることを特徴とする情報表示用プログラム。
  7. コンピュータに、請求項5に記載の情報表示方法を実行させる情報表示用プログラムを記憶したコンピュータに読み取り可能な記憶媒体。
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