JP4308358B2 - A method for separating transpultonides from fission lanthanides by selective extraction. - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1に記載の方法で選択的抽出により核分裂ランタニド(Spaltlanthaniden)からトランスプルトニド(Transplutoniden)を分離する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
核分裂ランタニドとは、核反応器中でウラン−又はプルトニウム核の中性子による分裂時にこの核の断片として生じるランタニド(周期律表の群)である。この上位概念は核分裂生成物である。しかしながら、核分裂生成物は、ウラン−又はプルトニウム核の現れる全ての断片(ランタニドでないものも)である。核分裂ランタニドは、核分裂生成物の特別な群、即ち元素ランタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジム(Pr)、ネオジム(Nd)、プロメチウム(Pm)、サマリウム(Sm)、ユーロピウム(Eu)、ガドリニウム(Gd)、テルビウム(Tb)、ジスプロシウム(Dy)、ホルミウム(Ho)、エルビウム(Er)、ツリウム(Tm)、イッテルビウム(Yb)及びルテチウム(Lu)である。これらのランタニドは、水溶液中で通常、3価のイオンとして存在する。
【0003】
トランスプルトニドはアクチニドの群に属する。トランスプルトニドから、放射能廃棄物中に、かなりの濃度のアメリシウムAm及びキュリウムCmが現れるる。
【0004】
アクチニドの長寿命アイソトープは、最大の放射能毒性及び最長の半減時間を有する燃焼済み核燃料の再処理からの高放射能廃棄物の成分に属する。廃棄物からのアクチニドの分離は、廃棄物の総放射能毒性及び−放射能を低下させ、これは、次いで低いコスト及び低められた健康上の危険性で最終貯蔵庫中でデポジットすることができる。分離されたアクチニドは、有利には核反応器中で又は加速器中で短寿命のアイソトープに変換されるか又は別に、その小さい容量に基づきコスト的に好適にデポジットすることができる。
【0005】
1991年のKfK報告4945から、アクチニドの分離は、直接HAW−溶液からの抽出により行なうことが公知である。
【0006】
HAW−溶液を、抽出装置、例えば混合沈殿器、抽出塔又は遠心性抽出器のバッテリ中に加え、かつ、向流法で、希釈剤中の抽出剤の溶液を用いて抽出する。
【0007】
3〜5M硝酸酸性HAW−溶液中のアクチニド用抽出剤として、オクチル(フェニル)−N,N−ジイソブチルカルバモイル−メチルホスフィンオキシド又はジカルボン酸のN−置換アルキルアミドが使用される。抽出されたアクチニドは更なる分離工程で、部分的選択性の逆抽出にかけられて、ウラン、プルトニウム及びネプツニウムは、アメリシウム及びキュリウムから分離されて存在する。この分離過程の欠点は、アメリシウム(III)及びキュリウム(III)に関するその低い選択性である。核分裂ランタニド(III)は、アクチニドアメリシウム(III)及びキュリウム(III)と類似の挙動をする。従って、分離されたアメリシウム/キュリウム−フラクシヨン中には、核分裂ランタニドも、より厳密に言えば1:60の質量比で存在する。
【0008】
もう一つの分離工程として、核分裂ランタニドからのアメリシウム(III)及びキュリウム(III)の分離を選択的抽出により行うのが有利である。核分裂ランタニドの3価のイオンからアメリシウム(III)及びキュリウム(III)イオンを分離するために、N−又はS−含有化合物、例えば2,4,6−トリ(2−ピリジル)−1,3,5−トリアジン(TPT)又はジ(イソオクチル)ジチオホスフィン酸(DDD、商品名Cyanex 301)が使用される。
【0009】
”C.Musikas,Proc,Int,Symp.Actinide/Lanthanide Sepns.,Honolulu,Hawai,16-22.12.1984,World Scientific、Singapore(1985),S.19”から、比較的酸性の溶液(pH1〜2)から、TPTを用いて核分裂ランタニドからアメリシウム及びキュリウムの分離を行うことができることは公知である。しかしながら、分離すべき元素の分配係数の割合から算出できるアメリシウム/ユーロピウムに関する分離ファクターは10〜20である(ここで、アメリシウム及びユーロピウム(Eu)が、アクチニド(III)又はランタニド(III)の代表として使用される)。TPT の代わりにCyanex 302を使用すると、”Yongyun Zhu,Jing Chen und Rongzhou Jiao,Solvent Extr.Ion Exch.14,61(1996)”によれば、3〜4のpHで10000までの分離ファクターが得られる。しかしながら、この場合の欠点は、この高いpH値の外では、大抵のS−含有化合物の場合と同様な酸素に対するCyanex 302の不安定性である。従って、抽出を行った後にCyanex 302のコストのかかる精製が必要である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、それを用いて、核分裂ランタニドからアクチニドを高い選択性で、かつ低い作業コストで分離することのできる抽出法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この課題は、請求項1に記載の方法で解決される。他の請求項はこの方法の有利な実施態様を示している。
【0012】
本発明の方法では、抽出剤としてピリジンの2,6−ジ置換誘導体が使用される。抽出装置としては、文献中に公知の装置が使用される。2,6−ジ置換ピリジン誘導体は、その環構造中に3個の窒素を含有する5員−又は6員のヘテロ環の基であり、即ち、ここで、置換基は、3−位でアルキル−、アリール−、アリールアルキル−又はアルキルアリール−基で置換された1,2,4−トリアゾール−5−イル又は5−位でアルキル−、アリール−、アリールアルキル−又はアルキルアリール−基で置換された1,2,4−トリアゾール−3−イルであるか、又はヘテロアリールは、5−又は6−位でアルキル−、アリール−、アリールアルキル−又はアルキルアリール−基で置換された1,2,4−トリアジン−3−イル又はアルキル−、アリール−、アリールアルキル−又はアルキルアリール−基で置換された1,3,5−トリアジン−2−イルである。
【0013】
次に、抽出のために有利である誘導体の構造を示す:
【0014】
【化1】
【0015】
式Iは、アルキル−、アリール−、アリールアルキル−又はアルキルアリール−基であるRを有する2,6−ジ(1,2,4−トリアゾール−5−イル)ピリジンである。
【0016】
式IIは、アルキル−、アリール−、アリールアルキル−又はアルキルアリール−基であるRを有する2,6−ジ(1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジンである。
【0017】
式IIIは、アルキル−、アリール−、アリールアルキル−又はアルキルアリール−基であるRを有する2,6−ジ(1,2,4−トリアジン−3−イル)ピリジンである。
【0018】
これらの抽出剤は、主として溶媒和錯形成剤としての作用をする。電子中性の抽出可能な錯体の形成のためにはアニオンが必要である。酸性の水溶液から選択的な分離を得るためには、強酸の、例えば硝酸又は2−ブロムヘキサン酸のアニオンを使用すべきである。ニトレートイオンは放射能廃棄物中に含有されているので、ニトレートイオンが特に好適である。
【0019】
希釈剤としては、パラフィン系溶剤が化学的及び放射線分解的に安定であるので、パラフィン系溶剤を使用すべきである。抽出剤のより良好な溶解性は、分枝された分子を有するパラフィン系溶剤中で達成され、変性剤、例えばアルコール、エステル、ケトン又はアルデヒドの添加により高められる。
【0020】
この抽出法の選択性は、アメリシウム(III)及びユーロピウム(III)の分配係数を測定することにより確認される。
【0021】
【実施例】
本発明を次の実施例をを用いて詳説する。
【0022】
例1
Am(III)及びEu(III)−ブロムヘキサノエートの極少量を、著しく分枝されたドデカン(例えば1,1,2,2,3,3,4,4−オクタメチルブタン)中の2,6−ジ(5−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジンの溶液を用いて、硝酸の変動性濃度において、水相中で抽出する。有機相は、同時にアニオン原としてかつ抽出剤の溶解性を高めるための変性剤として役立つブロムヘキサン酸1.0Mを含有する。廃棄物溶液のイオン濃度をシュミレートするために、この水相は硝酸アンモニウム0.1Mを含有する。この際に確認された分配係数及び分離ファクターを第1表にまとめる。
【0023】
【表1】
【0024】
例2
Am(III)−及びEu(III)−ブロムヘキサノエートの極少量を著しく分枝されたドデカン中の2,6−ジ(5−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジンの溶液を用いて、硝酸の一定濃度において、水相中で抽出する。例1と同様に、有機相はα−ブロムヘキサン酸1.0Mを含有し、水相は硝酸0.1M及び硝酸アンモニウム0.1Mを含有する。抽出物の濃度は0.014M、0.028M及び0.055Mである。Am(III)の分配係数は33、56又は77であり、Eu(II)のそれは0.22、0.37又は0.51である。従って、分離ファクターは、全ての3つの場合に150である。
【0025】
例3
Am(III)及びEu(III)−ブロムヘキサノエートの極少量を、著しく分枝されたドデカン中の2,6−ジ(5−メチル−1,2,4−トリアジン−3−イル)ピリジンの0.027M溶液を用いて、硝酸の変動性濃度において、水相中で抽出する。例1と同様に、有機相はα−ブロムヘキサン酸1.0Mを含有し、水相は硝酸アンモニウム0.1Mを含有する。pH0.70、1.04及び1.32におけるAm(III)の分配係数は300、1250又は47000であり、Eu(III)のそれは2.2、10又は26であり、分離ファクターは、136、125又は181と算出される。
【0026】
例4
Am(III)−及びEU(III)−ニトレートの極少量を、種々の希釈剤中の2,6−ジ(5,6−ジプロピル−1,2,4−トリアジン−3−イル)ピリジンの0.0344M溶液を用いて、硝酸の変動性濃度において、水相中で抽出する。有機相は、酸素含有化合物で変性されている炭化水素中に溶かされた抽出剤のみを含有する。水相は、硝酸及び硝酸アンモニウムを含有し、この際、ニトレートイオンの総濃度は一定値1.9Mである。確認された分配係数及び分離ファクターを第2表中にまとめる。
【0027】
【表2】
【0028】
例5
Am(III)及びEu(III)−チオシアネートの極少量をキシロール(70容量%)及び1−ブタノール(30容量%)の混合物中の2,6−ジ(5,6−ジエチル−1,2,4−トリアジン−3−イル)ピリジンの0.0061M溶液を用いて、塩酸0.1M及びチオシアン酸アンモニウムの変動性濃度において、水相中で抽出する。チオシアン酸アンモニウム0.2及び0.5Mで、Am(III)の分配係数は23.5又は85であり、Eu(III)のそれは0.16及び0.78であり、従って、分離ファクターは147及び109である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for separating transplutoniden from fission lanthanide (Spaltlanthaniden) by selective extraction according to the method of claim 1.
[0002]
[Prior art]
A fission lanthanide is a lanthanide (group of periodic tables) that is generated as a fragment of this nucleus when a uranium- or plutonium nucleus is split by neutrons in a nuclear reactor. This superordinate concept is a fission product. However, fission products are all the fragments of uranium- or plutonium nuclei that appear (even those that are not lanthanides). Fission lanthanides are a special group of fission products: elemental lanthanum (La), cerium (Ce), praseodymium (Pr), neodymium (Nd), promethium (Pm), samarium (Sm), europium (Eu), gadolinium. (Gd), terbium (Tb), dysprosium (Dy), holmium (Ho), erbium (Er), thulium (Tm), ytterbium (Yb) and lutetium (Lu). These lanthanides are usually present as trivalent ions in an aqueous solution.
[0003]
Transplutonide belongs to the group of actinides. From transplutonides, significant concentrations of americium Am and curium Cm appear in radioactive waste.
[0004]
Actinide long-lived isotopes belong to the component of high radioactive waste from the reprocessing of burned nuclear fuel with the greatest radiotoxicity and the longest half-life. Separation of actinides from waste reduces the total radiotoxicity and -radioactivity of the waste, which can then be deposited in the final store with low cost and reduced health risks. The separated actinides are advantageously converted into short-lived isotopes in the nuclear reactor or in the accelerator or can be deposited in a cost-effective manner on the basis of their small capacity.
[0005]
From the 1991 KfK report 4945 it is known that the separation of actinides is carried out by direct extraction from HAW-solutions.
[0006]
The HAW-solution is added to the battery of an extraction device, such as a mixed precipitator, extraction tower or centrifugal extractor, and extracted in a countercurrent manner with a solution of the extractant in the diluent.
[0007]
As an extractant for actinides in 3-5 M nitric acid acidic HAW solutions, octyl (phenyl) -N, N-diisobutylcarbamoyl-methylphosphine oxide or N-substituted alkylamides of dicarboxylic acids are used. The extracted actinides are subjected to partial selectivity back-extraction in a further separation step, and uranium, plutonium and neptunium are present separated from americium and curium. The disadvantage of this separation process is its low selectivity with respect to americium (III) and curium (III). Fission lanthanide (III) behaves similarly to actinide americium (III) and curium (III). Thus, fission lanthanides are also present in the separated americium / curium-fraction in a more precise ratio of 1:60.
[0008]
As another separation step, it is advantageous to carry out the separation of americium (III) and curium (III) from the fission lanthanide by selective extraction. In order to separate americium (III) and curium (III) ions from the trivalent ions of fission lanthanides, N- or S-containing compounds such as 2,4,6-tri (2-pyridyl) -1,3, 5-Triazine (TPT) or di (isooctyl) dithiophosphinic acid (DDD, trade name Cyanex 301) is used.
[0009]
From "C. Musikas, Proc, Int, Symp. Actinide / Lanthanide Sepns., Honolulu, Hawai, 16-22.12.1984, World Scientific, Singapore (1985), S.19", a relatively acidic solution (pH 1-2) ), It is known that americium and curium can be separated from fission lanthanides using TPT. However, the separation factor for americium / europium, which can be calculated from the ratio of the partition coefficients of the elements to be separated, is 10-20 (where americium and europium (Eu) are representative of actinides (III) or lanthanides (III)) used). Using Cyanex 302 instead of TPT, according to “Yongyun Zhu, Jing Chen und Rongzhou Jiao, Solvent Extr. Ion Exch. 14, 61 (1996)”, separation factors of up to 10,000 are obtained at a pH of 3-4. It is done. However, the disadvantage in this case is the Cyanex 302 instability to oxygen, similar to that of most S-containing compounds, outside of this high pH value. Therefore, costly purification of Cyanex 302 is necessary after extraction.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
The object of the present invention is to provide an extraction method that can be used to separate actinides from fission lanthanides with high selectivity and low operating costs.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
This problem is solved by the method according to claim 1. The other claims show advantageous embodiments of the method.
[0012]
In the method of the present invention, a 2,6-disubstituted derivative of pyridine is used as an extractant. As the extraction device, a device known in the literature is used. A 2,6-disubstituted pyridine derivative is a 5- or 6-membered heterocyclic group containing 3 nitrogens in its ring structure, ie where the substituent is alkyl at the 3-position 1,2,4-triazol-5-yl substituted with an-, aryl-, arylalkyl- or alkylaryl- group or substituted with an alkyl-, aryl-, arylalkyl- or alkylaryl- group at the 5-position 1,2,4-triazol-3-yl or heteroaryl substituted in the 5- or 6-position with an alkyl-, aryl-, arylalkyl- or alkylaryl-group 4-Triazin-3-yl or 1,3,5-triazin-2-yl substituted with an alkyl-, aryl-, arylalkyl- or alkylaryl- group.
[0013]
The following are the structures of derivatives that are advantageous for extraction:
[0014]
[Chemical 1]
[0015]
Formula I is 2,6-di (1,2,4-triazol-5-yl) pyridine with R being an alkyl-, aryl-, arylalkyl- or alkylaryl-group.
[0016]
Formula II is 2,6-di (1,2,4-triazol-3-yl) pyridine with R being an alkyl-, aryl-, arylalkyl- or alkylaryl- group.
[0017]
Formula III is 2,6-di (1,2,4-triazin-3-yl) pyridine with R being an alkyl-, aryl-, arylalkyl- or alkylaryl-group.
[0018]
These extractants act primarily as solvation complexing agents. An anion is required to form an electron neutral extractable complex. In order to obtain selective separation from acidic aqueous solutions, anions of strong acids such as nitric acid or 2-bromohexanoic acid should be used. Since nitrate ions are contained in radioactive waste, nitrate ions are particularly preferred.
[0019]
As the diluent, paraffinic solvents should be used because paraffinic solvents are chemically and radiolytically stable. Better solubility of the extractant is achieved in paraffinic solvents with branched molecules and is enhanced by the addition of modifiers such as alcohols, esters, ketones or aldehydes.
[0020]
The selectivity of this extraction method is confirmed by measuring the partition coefficient of americium (III) and europium (III).
[0021]
【Example】
The invention will be described in detail using the following examples.
[0022]
Example 1
A very small amount of Am (III) and Eu (III) -bromohexanoate is added to 2 in highly branched dodecane (eg 1,1,2,2,3,3,4,4-octamethylbutane). , 6-Di (5-methyl-1,2,4-triazol-3-yl) pyridine is extracted in the aqueous phase at variable concentrations of nitric acid. The organic phase contains 1.0M bromohexanoic acid which simultaneously serves as an anionic agent and as a denaturing agent to increase the solubility of the extractant. In order to simulate the ionic concentration of the waste solution, this aqueous phase contains 0.1M ammonium nitrate. The distribution coefficients and separation factors confirmed at this time are summarized in Table 1.
[0023]
[Table 1]
[0024]
Example 2
2,6-di (5-methyl-1,2,4-triazol-3-yl) pyridine in dodecane with a very small amount of Am (III)-and Eu (III) -bromohexanoate Is extracted in the aqueous phase at a constant concentration of nitric acid. As in Example 1, the organic phase contains 1.0M α-bromohexanoic acid and the aqueous phase contains 0.1M nitric acid and 0.1M ammonium nitrate. The concentration of the extract is 0.014M, 0.028M and 0.055M. The distribution coefficient of Am (III) is 33, 56 or 77, and that of Eu (II) is 0.22, 0.37 or 0.51. Therefore, the separation factor is 150 in all three cases.
[0025]
Example 3
A small amount of Am (III) and Eu (III) -bromohexanoate was added to 2,6-di (5-methyl-1,2,4-triazin-3-yl) pyridine in highly branched dodecane. A 0.027M solution of is extracted in the aqueous phase at varying concentrations of nitric acid. As in Example 1, the organic phase contains 1.0M α-bromohexanoic acid and the aqueous phase contains 0.1M ammonium nitrate. The partition coefficient of Am (III) at pH 0.70, 1.04 and 1.32 is 300, 1250 or 47000, that of Eu (III) is 2.2, 10 or 26, and the separation factor is 136, It is calculated as 125 or 181.
[0026]
Example 4
A very small amount of Am (III)-and EU (III) -nitrate was added to 0 of 2,6-di (5,6-dipropyl-1,2,4-triazin-3-yl) pyridine in various diluents. Extract with 0.0344M solution in aqueous phase at varying concentrations of nitric acid. The organic phase contains only the extractant dissolved in a hydrocarbon that has been modified with an oxygen-containing compound. The aqueous phase contains nitric acid and ammonium nitrate, wherein the total concentration of nitrate ions is a constant value of 1.9M. The confirmed partition coefficients and separation factors are summarized in Table 2.
[0027]
[Table 2]
[0028]
Example 5
A very small amount of Am (III) and Eu (III) -thiocyanate was added to 2,6-di (5,6-diethyl-1,2,2, in a mixture of xylol (70% by volume) and 1-butanol (30% by volume). Extract in a water phase using a 0.0067 M solution of 4-triazin-3-yl) pyridine at varying concentrations of 0.1 M hydrochloric acid and ammonium thiocyanate. With ammonium thiocyanate 0.2 and 0.5M, the partition coefficient of Am (III) is 23.5 or 85 and that of Eu (III) is 0.16 and 0.78, so the separation factor is 147 And 109.
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