JP4305680B1 - 競艇場における競艇用ボート発着ピット - Google Patents

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Abstract

【課題】 公知の競艇場の発着ピットは、曳き波等でも揺れ、係留運転時のプロペラ水流を逃がすトンネルを形成してあるが、水流がピット後方の護岸にまで達し跳ね返りが生じる。また、排煙がプロペラ水流と共にピット後方まで流れ出て発着ピットの周辺に充満し、競艇選手に悪影響を与えて健康上芳しくない。競艇用ボ−トのモ−ターに装着されるプロペラは、その形状が航走性能に大きく影響するために頻繁に点検、交換される。
【解決手段】 曳き波の影響を受け難い船型形状の角先と、曳き波やプロペラ水流をスムーズに取り入れ、且つそのエネルギーを減衰する凹凸部を設けたトンネル部を有する略L字形ピット本体を所要間隔で複数個横方向に連結金具で連結し、略L字形ピット本体の間隙に補助デッキを設け、全面にゴム・コ−ティングを施したプロペラ交換作業台を設け、該トンネル部の後端に排煙装置を設けて成る競艇場における競艇用ボ−ト発着ピット。
【選択図】 図1

Description

この発明は、競艇場における競艇用ボート発着ピットに関し、更に詳しくは、曳き波の影響を受けにくい船型形状の角先と、曳き波やプロペラ水流をスムーズに取り入れ、且つ後方で段階的にその断面を小さくすることで、導いた曳き波やプロペラ水流などのエネルギーを減衰する凹凸部を設けたトンネルと、且つ内部所要箇所にバルクヘッド、浮力体を内蔵した中空ハルを有する略L字形ピット本体を複数個横方向に並列し、該略L字形ピット本体の前後の凹部に隣接する該略L字形ピット本体を連結するために設けられた連結金具と、隣接する該略L字形ピット本体の間隙内に設けられた補助デッキと、補助金具を介して設けられ、チルトアップした競艇用モーターを保持するための僅かな窪みを有し、全面にゴムコーティングが施されたプロペラ交換作業台を設け、該略L字形ピット本体トンネル部の後方に排煙を強制的に排気する排煙装置を設けて成る競艇場における競艇用ボート発着ピットに関する。
競艇場においては、競艇用ボートに設けられたモーターを調整するために、競艇選手がモーターをピットに係留した状態で比較的長時間運転する必要があり、モーターの排煙は水中に強制的に排気される。
従来提案されている競艇場における競艇用ボート発着ピットとしては、
特公平8−017856、 特開平9−239163等があげられる。
公知の競艇場の競艇用ボート発着ピットにおいては、ハル、特に角先が波の影響を受け易い箱型の形状であるため、他のボートの曳き波等でも揺れる。
係留運転時のプロペラ水流を逃がすトンネルを形成してあるが、水流をプロペラの後方でピットとピットの間に導き、そのままピット後方まで抵抗無く抜けさせる構造であるため、水流の抜けが良すぎてピット後方に抜けた水流が護岸にまで達し跳ね返りが生じる。
この跳ね返りによって水底の石などが巻き上げられプロペラを損傷した事例も報告されている。
また、競艇用モーターの排煙はプロペラの後方で水中に排出されるため、プロペラ水流に混ざった状態で勢い良くピット後方まで流れ出て、更に後方でプロペラ水流の勢いが弱まると共にプロペラ水流から分離して発着ピットの周辺に充満する。
風があれば問題ないが、特に無風のときは競艇選手に悪影響を与えて健康上極めて有害である。
競艇用ボートのモーターに装着されるプロペラは、その形状が航走性能に大きく影響するために頻繁に点検、交換される。
プロペラ交換は競艇用ボートを陸揚げしなくてもモーターをチルトアップ(跳ね上げる)するだけで作業が可能であるが、公知のピットにはモーターをチルトアップした状態のボートを係留する機能が無い。
そのため競艇選手は曳き波などで揺れるボートを自ら固定しながらプロペラ交換作業をしなければならない。
またモーターをチルトアップした状態の競艇用ボートの後端を発着ピットのデッキに引き上げることで、比較的安定した状態でプロペラ交換をすることも可能であるが、競艇用ボートの上げ下げは力を要する作業であり競艇選手の肉体への負担が大きい。
更に競艇用ボートの上げ下げの際にピットの端部でプロペラ翼端を破損する危険性も有る。
またプロペラ翼端は競艇用ボートの航走性能に大きく影響し、またレギュレーションにより加工を制限されているので保護されなければならない。
更に競艇場の周辺、構造又は予算上等から、ピット1基に付き1個の排煙装置を設けることが困難な場合がある。
特に競艇用ボート発着ピット上に上屋を設けない場合の実施例においては、該競艇用ボート発着ピットに設けた排煙パイプを支持する梁等を設ける適当な箇所が得られない。
この発明は、前述の課題を解決するものであり、その第1要旨は、競艇用ボートなどの船舶が起こした曳き波の影響を受け難い船型形状の角先と、曳き波やプロペラ水流をスムーズに取り入れ、且つ後方で段階的にその断面を小さくすることで、導いた曳き波やプロペラ水流などのエネルギーを減衰する凹凸部を設けたトンネルを有する略L字形ピット本体を複数個横方向に並列し、該略L字形ピット本体の前後の凹部に隣接する該略L字形ピット本体を連結するために設けられた連結金具と、隣接する該略L字形ピット本体の間隙内に設けられた補助デッキから成る競艇場における競艇用ボート発着ピットである。
この発明の第2要旨は、隣接する略L字形ピット本体の間隙にロングボルトと補助金具を介して固定位置を上下に調整可能な状態で設けられ、チルトアップした競艇用モーターが前後左右に動いてしまわないように保持するための窪みを有し、プロペラ翼端を保護するために全面にゴムコーティングが施されたプロペラ交換作業台を設けた競艇場における競艇用ボート発着ピットである。
この発明の第3要旨は、該略L字形ピット本体の該中空ハルに形成されたトンネルの凹凸部で競艇用モーターの排煙を含んだプロペラ水流のエネルギーを減衰させることで、該プロペラ水流が勢い良く該略L字形ピット本体の後方に流れ出るのを防ぎ、排煙が該プロペラ水流から分離し、空気中に充満する位置をより該略L字形ピット本体から近い位置にすることで、排煙を該略L字形ピット本体後端に設けられたダクトで収集しやすくし、ダクトの上部に垂直に設けられた排煙パイプと、該排煙パイプの上端に設けられたベンチレータとによって、排煙を強制的に排気する排煙装置を有する競艇場における競艇用ボート発着ピットである。
この発明の第4要旨は、該略L字形ピット本体の該中空ハルに形成されたトンネルの凹凸部で競艇用モーターの排煙を含んだプロペラ水流のエネルギーを減衰させることで、該プロペラ水流が勢い良く該略L字形ピット本体の後方に流れ出るのを防ぎ、排煙が該プロペラ水流から分離し、空気中に充満する位置をより該略L字形ピット本体から近い位置にすることで、排煙を該略L字形ピット本体後端に設けられたダクトで収集しやすくし、略L字形ピット本体後端に設けられた後蓋と、隣接する該略L字形ピット本体の間隙内に設けられた補助デッキ双方を後方に延長させ、且つ該後蓋と該補助デッキ双方を水中に没する下方に延長させて該略L字形ピット本体後方に形成した排煙収集ダクトに相当するスペースで排煙を収集し、同時に該スペースを排煙パイプに導く経路とし、排煙を強制的に排気する排煙装置を設けた請求項1記載の競艇場における競艇用ボート発着ピットである。
(1)この発明に係る競艇用ボート発着ピットによれば、前方の一方寄りに曳き波の影響を受け難い船型形状の角先と、その後方に大型の開口部を有するトンネルを設けた略L字形ピット本体を複数個横方向に所要間隔で連結した構造であるから、従来提案されている競艇場における競艇用ボート発着ピットに比べて水線面積が小さくなるため、波による喫水の上下動の影響を受け難くなり、競艇用ボート発着ピットの揺れを減らすことができる。
(2)このトンネルについては、後方で段階的にその断面を小さくすることで、内部に導いた曳き波のエネルギーを減衰する凹凸部を形成したので、周辺水面の波を減らす消波効果も期待できる。
(3)また略L字形ピット本体の中空ハルは、トンネルを境に左右に大きなフロートを配する構造であるため、前方からの曳き波だけではなく側面からの揺れに対しても高い復原力を有している。
(4)また競艇用ボートの波、その他の船舶の曳き波による揺れが減ったことで、略L字形ピット本体上での作業が安全となり、作業性が向上し、各接続部の耐久性向上も期待できる。
(5)更に略L字形ピット本体のハルは、バルクヘッドと浮力体によって分割され、且つ各部に対応するスカッパを有し、自在に水バラストを注入することができる構造であるため、略L字形ピット本体の質量を増加させ、低重心化させることでより波による揺動を受け難くすることも可能である。
(6)頻繁に実施されるプロペラの点検や交換のために、チルトアップした競艇用モーターを載せることでボートを固定できるプロペラ交換作業台を設けたので、作業が容易且つ安全に実施可能となり、しかもロングボルトを介して吊り下げ固定されているので、固定位置を上下させることが可能となる。従って、競艇用ボート発着ピット喫水線が変化してもプロペラ交換作業台の高さは、常に一定に調整可能となる。
またプロペラ交換作業台の一端を低く調整することで、それに溜まった水の排水が容易となる。
(7)加えてプロペラ交換作業台上にチルトアップした競艇用モーターが前後左右に動いてしまわないように保持するための窪みを形成して、作業性を向上させる。
(8)更にプロペラ交換作業台の全面にゴムコーティングを施したため、航走性能に大きく影響し、またレギュレーションにより加工を制限されている翼端を保護することが可能となる。
(9)そして略L字形ピット本体の後方にダクト、パイプ及びベンチレータを着脱自在に設けたので競艇用モーターからの排煙を強制的に排気し、無風の時でも排煙が発着ピットの周辺に充満しなくなり、競艇選手に悪影響を与えなくなる。
(10)競艇用モーターから排出される排煙はプロペラ水流に混ざった状態でトンネル内に流れ込むが、トンネルに水流のエネルギーを減衰させる凹凸部を設けたので、この水流が略L字形ピット後方に勢い良く流れ出ることが無くなる。水流のエネルギーが少なくなれば、排煙がこの水流から分離し、空気中に充満する位置もより略L字形ピット本体から近い位置となるために、小型のダクトでも容易にこの排煙を収集可能となる。
またダクトが小型化されることで排煙装置全体の小型化、簡素化も可能となる。
(11)この排煙装置の排煙パイプには活性炭などの排煙をろ過するフィルターに相当する装置を取り付けられるので、より清浄な状態で排煙を空気中に排出することも可能である。
またこのフィルター装置は容易に交換可能である。
(12)更に略L字形ピット本体 後蓋と、補助デッキ双方を後方に延長させ、且つ後蓋と、補助デッキ双方を水中に没する下方に延長させて排煙収集ダクトに相当するスペ一スを形成する場合においても、このスペースを所要の形状に大型化することで、排煙パイプと同様に活性炭などの排煙をろ過するフィルターに相当する装置を取り付けられるので、より清浄な状態で排煙を空気中に排出することが可能である。
また排煙パイプと同様にこのフィルター装置は容易に交換可能である。
(13)加えて略L字形ピット本体 後蓋及び補助デッキ双方はFRP(繊維強化プラスチック)製であるため、排煙収集ダクトに相当するスペースを形成するために大型化すると同時に、顧客要望に応じた機能を付加した形状にも容易に改造できる。
一例として、この排煙収集ダクトに相当するスペースを上方に大型化することで収納スペースを形成することもできる。
略L字形ピット本体 デッキ上は競艇用モーターを調整する作業スペースと、隣接する略L字形ピットへの通路を兼ねているので、使用していない工具や着用していないヘルメットなどの安全具を収納するスペースを新たに設けることで、略L字形ピット上の通行をよりスムーズ且つ安全に行えるようになる。
この発明を実施するための最良の形態は、競艇用ボートなどの船舶が起こした曳き波の影響を受け難い船型形状の角先と、曳き波やプロペラ水流をスムーズに取り入れ、且つそのエネルギーを減衰する凹凸部を設けたトンネルを有する略L字形ピット本体を複数個横方向に並列し、該略L字形ピット本体の前後の凹部に隣接する該略L字形ピット本体を連結するために設けられた連結金具と、隣接する該略L字形ピット本体の間隙内に設けられた補助デッキと、補助金具を介して設けられ、チルトアップした競艇用モーターを保持するための窪みを有し、全面にゴムコーティングが施されたプロペラ交換作業台を設け、該略L字形ピット本体トンネル部の後方に排煙を強制的に排気する排煙装置を設けて成る競艇場における競艇用ボート発着ピットに関する。
図1〜3において、請求項1記載の発明に係る競艇場における競艇用ボート発着ピットの実施例を説明する。水面に浮遊状態で設けられる競艇用ボート発着ピット10は、特に図2に示す通り、中空ハル14(FRP、繊維強化プラスチック製)の前方の一方寄りに細長い角先18を一体に設ける。
また該角先18は図5、6に示すように競艇用ボートなどの船舶が起こした曳き波の影響を受け難い船型形状18aを有する。
図2の実施例は、該競艇用ボート発着ピット10の該中空ハル14に形成されたトンネル部16の前端に設けられたフック80に係留された競艇用ボートBと、後述の屋根50を架設する支柱48、梁48a及び桟48bを部分的に示す平面略図である。
図2に示す通り、略L字形ピット本体12は該中空ハル14に加えて、所要箇所に所要直径のスカッパ20bと滑り止め20aとを形成したデッキ20及び同様に滑り止め22a、24aを形成した前蓋22、後蓋24を設けて構成する。
図3、5、6において、該中空ハル14は、先端に曳き波やプロペラ水流をスムーズに後方及び下方に導くための大型の開口部16aと、導いた曳き波やプロペラ水流のエネルギーを減衰する凹凸部16bで形成される該トンネル部16を有し、その中に所要のバルクヘッド14aを内蔵させ、且つ浮力体14bも内蔵させる。
図1、2において、所要数の該略L字形ピット本体12を横方向に所要間隔で並列させ、該デッキ20上で該前蓋22、該後蓋24の間に形成された凹部26、26内に夫々連結金具32を連通して設け、該凹部26内に形成された貫通孔内にボルトを貫通し、ナット(共に図示せず)を螺合して固定し、該競艇用ボート発着ピット10とする。
隣接する該略L字形ピット本体12、12の間隙に夫々補助デッキ34を設けて一体とする。
また図1〜3に示す通り、該各略L字形ピット本体12の先端に緩衝材28と手摺30とを設ける。
図4に示す様に、請求項2記載の発明は、該略L字形ピット本体12、12の間にチルトアップした競艇用モーターMのギヤケース先端を保持するための窪み42を設け、全面にゴムコーティング44を施したプロペラ交換台40をロングボルト46により固定し、高さを調節自在に設けて成る競艇場における競艇用ボート発着ピット10とする。
図1、2において、請求項3記載の発明の該略L字形ピット本体12に排煙装置60を設けた実施例を示すものである。即ち、該略L字形ピット本体12、12の該凹部26、26内の該連結金具32、32上所要箇所に所要高さを有する該支柱48、48を垂直に設け、該支柱48、48の上端に該梁48aを設け、該梁48a上に桟48b、48b・・・を一定間隔で設け、該桟48b、48b・・・上に屋根50を架設して上屋とする。
図1、2において、該略L字形ピット本体12の該トンネル部16の後端に突設された支持板62の下部に排気ダクト66、フロート64を設け、該支持板62上に排煙パイプ68の下端を連結し、該排煙パイプ68の上端を該屋根50の上部に導き、該排煙パイプ68の上端にベンチレータ70を設け、該排煙パイプ68の上端の所要箇所を該桟48bに連結して固定し、排煙装置60とする。
尚、該屋根50を設けない実施例においては、該フロート64を有する該支持板62上に垂直に設けた支柱(図示せず)に該排煙パイプ68を平行に設け、該排煙パイプ68の上端に該ベンチレータ70を設けて競艇用ボートBの該競艇用モーターMからの排煙を効果的に排気可能とする。
図7、8に示す通り、各該競艇用ボート発着ピット10に1個ずつの排煙装置を設置しない実施例においては、後蓋24と補助デッキ34を延長したことにより該略L字形ピット本体12の後方に、排煙を収集するスペースが形成される。
即ち、該略L字形ピット本体12の後端に設けられた該後蓋24と、隣接する該略L字形ピット本体12、12の間隙内に設けられた補助デッキ34の双方を後方に延長させ、且つ該後蓋24と該補助デッキ34を水中に没する下方に延長させて該略L字形ピット本体12の後方に排気ダクト66に相当するスペ一ス36を形成し、同時に該スペース36を排煙パイプ68に導く経路とし、該排煙を強制的に排気する排煙装置を設けた競艇場における競艇用ボート発着ピット10とする。
そして排煙を収集する該スペース36は各該略L字形ピット本体12間で繋がっているので、例え各該競艇用ボート発着ピット10に1個ずつの排煙装置が無くても、該スペース36をトンネル代わりに近隣の排煙装置まで吸い寄せられ、最終的に該排煙パイプ68を経て空中に吐出される。
請求項3記載の排煙装置であれ、請求項4記載の排煙装置であれ、後方に流れてきた排煙を収集ダクトに相当する該スペース36と、それを該排煙パイプ68に導いた上で、強制的に排煙する装置とする。
また該L字形ピット本体12は、スカッパ20bに所要のホース(図示せず)を挿入してポンプ(図示せず)により注水、排水が可能である。
この発明に係る競艇場における競艇用ボート発着ピットの略L字形ピット本体の実施例を左側から見た一部透視側面略図 図1に示す競艇用ボート発着ピットの実施例の一部切欠部分拡大平面略図 図2に示す競艇用ボート発着ピットから屋根と競艇ボートとを取り除いた実施例の部分正面略図 図3に示す略L字形ピット本体に設けられたプロペラ交換作業台にチルトアップした競艇用モーター(一部 ギヤケース先端のみを図示)を保持した状態を示す部分拡大略図 この発明に係る競艇場における競艇用ボート発着ピットの中空ハルの実施例の一部透視平面略図 図5に示す中空ハルのV11−V11線断面略図 図2に示す競艇用ボート発着ピットから屋根と競艇ボートとを取り除いた請求項4の略L字形ピット本体の実施例を示す部分平面略図 図7の側面略図
10 競艇場における競艇用ボート発着ピット
12 略L字形ピット本体
14 中空ハル
14a バルクヘッド
14b 浮力体
16 トンネル部
16a (先端)開口部
16b 凹凸部
18 角先
18a 船型形状
20 デッキ
20a 滑り止め
20b スカッパ
22 前蓋
22a 滑り止め
24 後蓋
24a 滑り止め
26 凹部
28 緩衝材
30 手摺
32 連結金具
34 補助デッキ
36 排気ダクト66に相当するスペ一ス
40 プロペラ交換台
42 (競艇用モーターを保持する)窪み
44 ゴム・コーティング
46 ロングボルト
48 支柱
48a 梁
48b 桟
50 屋根
60 排煙装置
62 支持板
64 フロート
66 排気ダクト
68 排煙パイプ
70 ベンチレータ
80 フック
B 競艇ボート
M 競艇用モーター(のギヤケース先端)

Claims (4)

  1. 競艇用ボートなどの船舶が起こした曳き波の影響を受け難い船型形状の角先と、曳き波や競艇用ボ−トを係留運転する際に生じたプロペラ水流をスムーズに後方及び下方に導くための大型の開口部を有し、後方で段階的にその断面を小さくすることで、導いた曳き波やプロペラ水流などのエネルギーを減衰する凹凸部を形成するトンネルを設け、且つ内部所要箇所にバルクヘッド、浮力体を内蔵した中空ハルと、該ハルの上部に接着固定され、表面にスカッパと滑り止めとを形成したデッキと、該デッキ前に設けられた同じく表面に滑り止めを形成した前蓋と、該デッキ後に設けられた同じく表面に滑り止めを形成した後蓋と、該ハル前方の一方寄りに一体に設けられた細長い角先の先端に設けられた緩衝材と手摺を有し、横方向に所要間隔で複数個連結された略L字形ピット本体と;該デッキと該前蓋の間に形成された凹部内及び該デッキと該後蓋の間に形成された凹部内で該略L字形ピット本体に固着され、隣接する該略L字形ピット本体を連結するために平行に連通して設けられた連結金具と;隣接する該略L字形ピット本体の間に設けられた補助デッキから成る競艇場における競艇用ボート発着ピット。
  2. 隣接する略L字形ピット本体の間隙内にロングボルトと補助金具を介して固定位置を上下に調整可能な状態で設けられ、チルトアップした競艇用モーターを保持するための窪みを有し、プロペラ翼端を保護するため全面にゴムコーティングが施されたプロペラ交換作業台を設けて成る請求項1記載の競艇場における競艇用ボート発着ピット。
  3. 該略L字形ピット本体の該中空ハルに形成されたトンネルの凹凸部で競艇用モーターの排煙を含んだプロペラ水流のエネルギーを減衰させることで、該プロペラ水流が勢い良く該略L字形ピット本体の後方に流れ出るのを防ぎ、排煙が該プロペラ水流から分離し、空気中に充満する位置をより該略L字形ピット本体から近い位置にすることで、排煙を該略L字形ピット本体後端に設けられたダクトで収集しやすくし、該ダクトの上部に垂直に設けられた排煙パイプと、該排煙パイプの上端に設けられたベンチレータによって、排煙を強制的に排気する排煙装置を有する請求項1記載の競艇場における競艇用ボート発着ピット。
  4. 該略L字形ピット本体の該中空ハルに形成されたトンネルの凹凸部で競艇用モーターの排煙を含んだプロペラ水流のエネルギーを減衰させることで、該プロペラ水流が勢い良く該略L字形ピット本体の後方に流れ出るのを防ぎ、排煙が該プロペラ水流から分離し、空気中に充満する位置をより該略L字形ピット本体から近い位置にすることで、排煙を該略L字形ピット本体後端に設けられたダクトで収集しやすくし、該略L字形ピット本体後端に設けられた後蓋と、隣接する該略L字形ピット本体の間隙内に設けられた補助デッキ双方を後方に延長させ、且つ該後蓋と該補助デッキ双方を水中に没する下方に延長させて該略L字形ピット本体後方に形成した排煙収集ダクトに相当するスペ一スで排煙を収集し、同時に該スペ一スを排煙パイプに導く経路とし、排煙を強制的に排気する排煙装置を設けた請求項1記載の競艇場における競艇用ボート発着ピット。
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