JP4304010B2 - Manufacturing method of lug cap - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属製キャップ、特にサビ対策を施したラグキャップの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、広口瓶等の広口容器の蓋として金属製のラグキャップが広く使用されている。ラグキャップは、例えば、特許文献1又は特許文献2に示されているように、天壁の周縁から垂下した円筒状スカート壁の先端が、内巻きカール形状に形成されていると共に、周方向に間隔を置いて局部的に半径方向内方に突出する複数個のラグが形成され、該ラグが容器の口頚部に形成された多条ネジと係合することにより、容器口を密封するようになっている。そして、容器口の密封を確実にするために、容器口頂部が当接する天壁内面にライナーが形成されている。該ライナーは、ゾル状のシーリングコンパウンド(以下、単にコンパウンドという)をスピンライニング法により天壁内面外周部に環状に供給後、焼付けによって発泡させて形成する方法、あるいはゴム状粘稠体を成形して形成する方法が採用されている。前記ゾル状コンパウンドとしては、主に塩化ビニール系コンパウンド・ゾルが採用されている。
【0003】
ところで、ラグキャップで密封した容器詰食品は、密封後内容物の殺菌のために蒸気殺菌の後処理を行なうことが多い。その場合、蒸気殺菌後、容器口部のカビの発生防止対策として、キャップと容器の嵌合部外周面をシュリンク包装することが行われている。ラグキャップにおいて、前記カール部は、ラグを形成するためと、シェルのカットエッジ部が外部に露出しないように安全のために、単にスカート壁先端を内巻きにカールさせたものであるから、カール部内側は空間部となっており、蒸気殺菌中に蒸気がカール部に容易に進入する構造となっている。そのため、カール部内側に進入した水分が十分蒸発しないうちにシュリンク包装すると、水分が抜けきれないで残った状態となり、特に金属が露出しているカットエッジ部に錆を発生させ易くなる原因となっている。従来のラグキャップには、このような原因による錆の発生を防止する対策は施されてなく、またそのような問題提起及び解決策を提案している文献も見出せない。従来、王冠では、カットエッジ部の防錆対策としてカットエッジ部に油系の防錆剤を塗布する方法が行なわれているが、この方法をラグキャップに適用すると、ラグキャップの製造工程数が増加するばかりでなく、防錆剤の流れ出しによるコンパウンドの接着不良を発生させる危険性があるため、ラグキャップへの適用は実用的でない。
【特許文献1】
特公平3−60740号公報
【特許文献2】
特開平6−304683号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、ラグキャップにおいて蒸気殺菌後カール部内に水分が残留することなく、キャップと容器の嵌合部外周面をシュリンク包装してもカール部、特にカットエッジ部に錆が発生する恐れのない錆発生防止対策を施したラグキャップの製造方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決する本発明のラグキャップの製造方法は、天壁の周縁から垂下した円筒状スカート壁の先端が、内巻きカール状に形成されたカール部になっていると共に、該カール部には周方向に間隔を置いて局部的に半径方向内方に突出する複数個のラグが形成されてなるラグキャップの製造方法において、シェルの天壁内面の周縁部に塗布したシーリングコンパウンドを遠心力により前記カール部まで持ち上げてカール部にシーリングコンパウンドを充填することを特徴とするものである。
【0006】
前記カール部へのコンパウンドの充填方法は、特に限定されるものではないが、コンパウンドライニング後に高速でキャップシェルを回転させることにより行なうことができる。
【0007】
また、前記カール部へのコンパウンドの充填方法として、シーリングコンパウンドを高速で天壁内面の周縁部へスピンライニングすることにより行なうこともできる。
【0008】
また、キャップ製造工程におけるラグの形成は、従来の製造工程と同様にカール加工・ラグ形成工程と連続して行なってもよいが、コンパウンド成形後に行なうことによって、ラグのカットエッジもより効果的に防錆処理することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図1〜図4に示す実施形態により詳細に説明する。図面は、本発明の方法により製造したラグキャップの実施形態を示している。
本実施形態のラグキャップ1は、天壁2と該天壁2の周縁から垂下した円筒状のスカート壁3とを有する金属製のシェルで構成され、前記スカート壁の先端が内巻きカール状に形成れたカール部4を構成し、且つスカート壁3の先端には周方向に間隔を置いて局部的に半径方向内方に突出する複数個のラグ5が形成されている。スカート壁には、半径方向内方へ没入した略矩形状の没入部6が周方向に間隔をおいて複数個形成されている。そして、天壁2の内面の少なくとも容器口部頂面と当接する位置には、容器開口端を確実に密封するために、環状のライナー10が形成されている。
【0010】
以上の構成は、例えば本出願人が提供した特許文献1に示すような公知のラグキャップと同様な構成であり、そしてラグとカール部を有するラグキャップであれば、この構成に限るものでもない。以上のようなラグキャップにおいて、本発明では、該ラグキャップで密封した壜詰食品を蒸気殺菌する際に、カール部に蒸気が進入することを防止するために、次のような工夫を施したものである。すなわち、本発明のラグキャップ1は、図4に拡大して示すように、カール部4内に、カットエッジ部11を被覆するようにコンパウンド12が充填されていることを特徴とするものである。該コンパウンド12は、カール部4内の空間全体を埋めるように充填することが望ましいが、必ずしも全体を埋める必要はなく、カール部内に蒸気が進入し、それが十分に抜けずに残りカットエッジ部に接触するのを防止できればよいので、少なくともスカート壁下端のカール部開始近傍内周面13と、該カール部開始近傍内周面13と対向するカール部終端近傍外周面14との間で形成されるカール部入口部15を完全に封鎖するように充填してあればよい。このように、カール部入口部15を完全に封鎖することによって、蒸気殺菌時の蒸気の進入を防ぐばかりでなく、カットエッジ部に空気が触れることが阻止されるため、優れた防錆効果を果たすことができる。
【0011】
以上のように構成されたラグキャップは、次のような方法で製造、特にカール部へのコンパウンドの充填が行なわれる。
本発明におけるカール部へのコンパウンドの充填は、コンパウンドが粘度が低く十分に流動性を有していることに着目して、天壁内面の周縁部(天壁内面の容器口頂部と対向する部分を含む環状面)へ塗布したコンパウンドを遠心力によりスカート壁内周面を上昇させてカール部まで持ち上げて自動的に充填されるようにしたものである。その方法としては、次の2方法が有効である。
【0012】
通常、ラグキャップの製造方法は、金属ブランクから天壁とスカート壁を有するシェルを成形し、次いでヘミング加工し、その後カール加工・ラグ成形加工を行ない、スピンライニング法によって天壁内面の周縁部にコンパウンドを塗布し、最後にオーブンで加熱してコンパンドをゲル化させてライナーを形成させる工程からなっている。本発明において、カール部にコンパウンドを充填する第1の方法として、上記従来のラグ製造工程において、まず天壁内面の周縁部へのコンパウンドの塗布量をカール部に充填される量だけ従来よりも増やしてスピンライニング法により塗布する。次いで、スピンライニング時のシェルの回転よりも高速で回転(いわゆるアフタースピン)させることによって、ライナー面に塗布されているコンパウンドを、遠心力によりスカート壁面を伝って上昇させ、カール部内に進入させるようにしたものである。カール部へのコンパウンドの進入を確実にするためのシェルの回転数は、コンパウンドの粘度、スカート壁の凹凸形状の有無及びキャップ径によって左右され、必ずしも一律でないが、例えば粘度が4000cpsであるコンパウンドの場合は、通常は600〜1400rpmで、図1に示す実施形態のようにスカート壁に凹凸があるようなラグキャップ場合は、1000〜1400rpmの範囲が望ましく、より望ましくは、1100〜1300rpmである。上記範囲より低い回転数の場合は、カール部に十分な量のコンパウンドが進入せず、また1400rpm以上であると過剰となり、コンパウドが外部に飛び出してしまうおそれがある。
【0013】
また、本実施形態では、カール部に進入したコンパウンドのゲル化処理後における金属セルとの接着性を向上させて、密封性を高めるために、少なくともカール部開始近傍内周面13及びカール部終端近傍外周面14にコンパウンド接着性塗料を塗布してあり、それによりカール部入口部をコンパウンドで完全に封鎖するようにした。コンパウンド接着性塗料としては、例えばビニル系塗料、ポリエステル系塗料が採用できる。該コンパウンド接着性塗料の塗布は、ブランクの状態で内外面全体又は少なくともカール加工される近傍部の内外面に塗布するのが好ましいが、シェルの状態で内外面全体、またはカール部開始近傍内周面13及びカール部終端近傍外周面14となる個所に予め塗布してもよく、あるいはカール加工後にスピンライニング法によりノズルでカール部入口に向けてコンパウンド接着性塗料を吹きつけて塗布してもよい。
以上のようにして塗布されたコンパウンドは、その後加熱してゲル化処理することにより、接着剤が塗布されたシェル金属面とより密着し、カール部入口をより確実に密封し、蒸気殺菌時にカール部内への蒸気の進入を防ぐと共に、その後のカットエッジ部の外気との接触を遮断し、錆の発生を確実に防ぐことができる。
【0014】
また、カール部内にコンパウンドを充填する本発明の第2の方法は、前記天壁内面周縁部へのコンパウンドスピンライニング時のシェルの回転数を、従来のスピンライニング時の回転よりも高速回転、例えば1200rpmさせることにより、スピンライニング時に天壁内面周縁部に塗布するコンパウンドを遠心力でカール部に進入させて充填する方法である。その場合も前記実施形態と同様に、少なくともカール部開始近傍内周面13及びカール部終端近傍外周面14にコンパウンド接着性塗料を塗布してあるシェルを使用する。シェルの回転が停止すると、遠心力によりスカート壁内周面を上昇していたコンパウンドはカール部を除き重力により下降するので、天壁内面の周縁部に所定厚みのコンパウンドの塗布を確保することができる。但し、天壁内面の周縁部に安定なシール部を形成するためには、上記第1の方法が好ましい。
【0015】
以上の第1及び第2の製造方法においては、カール加工・ラグ成形加工後にコンパウンドを塗布しているが、カール加工を全周にわたって行ない、ラグ成形加工は、コンパウンドを塗布し且つゲル化処理工程後に、前記カール部を所定間隔毎に潰すことによって形成してもよい。その場合、ラグのカットエッジ部もより確実にコンパウンドで被覆することができる。
以上のように、本発明によれば、特別な部材を装置に付加することなく従来のラグキャップ製造装置で、且つ簡単な製造工程の変更のみで従来解決できなかったラグキャップの錆対策を確実に行なうことができる。
【0016】
【実施例】
アフタースピンを1200rpmでPVCコンパウンドを塗布して得た図1〜4に示す形状のラグキャップ100個を製造し、内容物ジャムを充填したガラス容器にそれぞれ被せて密封し、それを蒸気殺菌後、シュリンクフィルムを装着して箱詰状態で4日間常温放置後に開封して、キャップ内面と容器口部の錆の発生状況を観察した。その結果を表1に示す。表1において、A〜Cは、それぞれ錆の発生状況を示すものであり、錆の発生状況の確認は、目視にてその状態を確認した。また、比較例として、アフタースピンを340rpmで行なったほかは、前記実施例と同様の条件で実施し錆の発生状況を観察した。その結果を同様に表1に示す。表1において、区分は、次の評価基準を表している。
A:キャップ内面、容器口部に全く錆の発生が見られなかった。
B:キャップ内面、容器口部に僅かな錆の発生が見られた。
C:キャップ内面、容器口部にかなり錆の発生が見られた。
上記評価基準で、B以上を合格とした。
【0017】
【表1】
【0018】
以上の結果より明らかなように、実施例では全て合格基準内であり、約60%のものにおいて全く錆の発生が見られなかった。これに対し、比較例では全てのもので錆の発生が見られ、合格基準以下のものも発生していた。以上のことにより、本発明がラグキャップの錆発生防止に対して非常に有効であることが確認できた。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ラグキャップにおいて蒸気殺菌後カール部内に水分が残留することなく、キャップと容器の嵌合部外周面をシュリンク包装してもカール部、特にカットエッジ部に錆が発生する恐れのない有効な錆発生防止対策を施したラグキャップを得ることができる。特に、本発明によれば、カール部にコンパウドが充填されているため、カットエッジが直接空気や外部の水分に触れることがなくなり、長期保存してもカットエッジに錆の発生や密封性が損なわれることなく、該ラグキャップにより密封された容器の長期保存性を一段と高めることができる。そして、本発明のラグキャップの製造は、従来のラグキャップの製造装置で特別な手段を施すことなく容易に製造できるので、格別な製造コストを増大させることなく、高品質のラグキャップを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るラグキャップの一部破断正面図である。
【図2】その平面図である。
【図3】その底面図である。
【図4】図1における要部断面拡大図である。
【符号の説明】
1 ラグキャップ 2 天壁
3 スカート壁 4 カール部
5 ラグ 10 ライナー
11 カットエッジ部 12 シーリングコンパウンド
13 カール部開始近傍内周面 14 カール部終端近傍外周面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for manufacturing a metal cap, particularly a lug cap with anti-rust measures.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, metal lug caps are widely used as lids for wide-mouth containers such as wide-mouth bottles. As shown in
[0003]
By the way, the packaged food sealed with the lug cap is often subjected to a steam sterilization post-treatment to sterilize the contents after sealing. In that case, after steam sterilization, shrink wrapping of the outer peripheral surface of the fitting portion of the cap and the container is performed as a measure for preventing the occurrence of mold at the container mouth. In the lug cap, the curled portion is formed by simply curling the tip of the skirt wall inwardly in order to form the lug and to prevent the cut edge portion of the shell from being exposed to the outside. The inside of the part is a space part, and has a structure in which steam easily enters the curled part during steam sterilization. For this reason, if shrink wrapping is performed before the moisture that has entered the curl portion has not sufficiently evaporated, the moisture cannot be completely removed, and the cut edge portion where the metal is exposed is likely to cause rust. ing. The conventional lug cap is not provided with a measure for preventing the occurrence of rust due to such a cause, and there is no literature that proposes such a problem and a solution. Conventionally, in crowns, a method of applying an oil-based rust preventive agent to the cut edge portion as a rust prevention measure for the cut edge portion has been performed, but when this method is applied to a rug cap, the number of manufacturing steps of the rug cap is reduced. In addition to the increase, there is a risk of causing poor adhesion of the compound due to the flow of the rust preventive agent, so application to the lug cap is not practical.
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 3-60740 [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 6-304683
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, the present invention does not leave moisture in the curled portion after steam sterilization in the lug cap, and even if the outer peripheral surface of the fitting portion of the cap and the container is shrink-wrapped, rust may be generated in the curled portion, particularly the cut edge portion. It aims at providing the manufacturing method of the lug cap which gave the rust generation | occurrence | production prevention measure without a rust.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In the lug cap manufacturing method of the present invention that solves the above-mentioned problems, the tip of the cylindrical skirt wall that hangs down from the periphery of the top wall is a curled portion that is formed in an inner curl shape, and the curled portion In a method of manufacturing a lug cap in which a plurality of lugs projecting radially inwardly at intervals in the circumferential direction are formed, the sealing compound applied to the peripheral edge of the inner surface of the top wall of the shell is centrifuged. The curl portion is lifted by force to fill the curl portion with a sealing compound.
[0006]
The method of filling the curled portion with the compound is not particularly limited, but can be performed by rotating the cap shell at high speed after compound drying.
[0007]
Further, as a method of filling the curled portion with the compound, the sealing compound can be performed by spin lining the peripheral portion of the inner surface of the top wall at a high speed.
[0008]
In addition, the lug formation in the cap manufacturing process may be performed continuously with the curling and lug forming process as in the conventional manufacturing process, but the cut edge of the lug can be more effectively performed after compound molding. It can be rust-proofed.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the embodiments shown in FIGS. The drawing shows an embodiment of a lug cap made by the method of the present invention.
The
[0010]
The above configuration is similar to a known lug cap as shown in
[0011]
The lug cap configured as described above is manufactured by the following method, and in particular, the compound is filled in the curled portion.
The filling of the compound into the curled portion in the present invention is based on the fact that the compound has a low viscosity and is sufficiently fluid, and the peripheral portion of the inner surface of the top wall (the portion facing the container top of the inner surface of the top wall) The compound coated on the annular surface) is automatically filled by lifting the inner peripheral surface of the skirt wall to the curled portion by centrifugal force. As the method, the following two methods are effective.
[0012]
Normally, a lug cap is manufactured by forming a shell having a top wall and a skirt wall from a metal blank, then performing hemming, then curling and lug forming, and applying the spin lining method to the periphery of the inner surface of the top wall. It comprises a step of applying a compound and finally heating in an oven to gel the compound to form a liner. In the present invention, as a first method of filling the curled portion with the compound, in the conventional lug manufacturing process, first, the amount of the compound applied to the peripheral portion of the inner surface of the top wall is the amount that fills the curled portion as compared with the conventional method. Increase and apply by spin lining method. Next, the compound applied to the liner surface is raised along the skirt wall surface by centrifugal force by rotating at a speed higher than the rotation of the shell at the time of spin lining (so-called after spin), and enters the curl portion. It is a thing. The number of revolutions of the shell for ensuring the entry of the compound into the curled portion depends on the viscosity of the compound, the presence or absence of the uneven shape of the skirt wall and the cap diameter, and is not necessarily uniform, but for example, the viscosity of the compound having a viscosity of 4000 cps. In the case of a lug cap having an uneven skirt wall as in the embodiment shown in FIG. 1, the range of 1000 to 1400 rpm is desirable, and more desirably 1100 to 1300 rpm. When the rotational speed is lower than the above range, a sufficient amount of the compound does not enter the curled portion, and if it is 1400 rpm or more, the compound becomes excessive and the compound may jump out.
[0013]
Further, in this embodiment, in order to improve the adhesion with the metal cell after the gelation treatment of the compound that has entered the curled portion and to enhance the sealing performance, at least the curling portion start vicinity inner peripheral surface 13 and the curled portion end point A compound adhesive paint was applied to the outer
The compound applied as described above is then heated and gelled, so that it adheres more closely to the shell metal surface to which the adhesive is applied, seals the curl inlet more securely, and curls during steam sterilization. While preventing the vapor | steam from entering into a part, the contact with the external air of a subsequent cut edge part is interrupted | blocked, and generation | occurrence | production of rust can be prevented reliably.
[0014]
Further, the second method of the present invention for filling the curled portion with a compound is to set the rotational speed of the shell at the time of compound spin lining to the inner peripheral edge of the ceiling wall at a higher speed than the rotation at the time of conventional spin lining, for example, This is a method in which the compound applied to the inner peripheral edge of the ceiling wall at the time of spin lining is made to enter the curl portion by centrifugal force and fill it by rotating at 1200 rpm. In this case, similarly to the above-described embodiment, a shell in which a compound adhesive paint is applied to at least the inner peripheral surface 13 near the curl start and the outer
[0015]
In the first and second manufacturing methods described above, the compound is applied after the curling / lag forming process, but the curling process is performed over the entire circumference, and the rug forming process is performed by applying the compound and performing the gelation process. Later, the curled portion may be formed by crushing at predetermined intervals. In that case, the cut edge portion of the lug can be more reliably covered with the compound.
As described above, according to the present invention, it is possible to reliably prevent rust of a lug cap that has not been solved in the past with a conventional lug cap manufacturing apparatus without adding a special member to the apparatus and only by changing a simple manufacturing process. Can be done.
[0016]
【Example】
After producing 100 pieces of lug caps having the shape shown in FIGS. 1 to 4 obtained by applying a PVC compound at 1200 rpm after spin, each was put on a glass container filled with a jam and sealed, and after steam sterilization, A shrink film was attached, and the container was opened at room temperature for 4 days in a boxed state, and then opened, and the occurrence of rust on the cap inner surface and the container mouth was observed. The results are shown in Table 1. In Table 1, A to C indicate the occurrence of rust, and the confirmation of the occurrence of rust was confirmed visually. Further, as a comparative example, except that after spinning was performed at 340 rpm, the same conditions as in the above example were performed, and the occurrence of rust was observed. The results are also shown in Table 1. In Table 1, the classification represents the following evaluation criteria.
A: Generation | occurrence | production of rust was not seen at all on the cap inner surface and the container mouth.
B: Generation | occurrence | production of slight rust was seen by the cap inner surface and the container opening part.
C: Rust was considerably generated on the inner surface of the cap and the container mouth.
In the above evaluation criteria, B or higher was regarded as acceptable.
[0017]
[Table 1]
[0018]
As is clear from the above results, all the examples were within the acceptance criteria, and no rust was observed in about 60%. On the other hand, in all the comparative examples, the occurrence of rust was observed, and those below the acceptance criteria were also generated. From the above, it has been confirmed that the present invention is very effective for preventing the rug cap from generating rust.
[0019]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, no moisture remains in the curled portion after steam sterilization in the lug cap, and the curled portion, particularly the cut edge portion is rusted even if the outer peripheral surface of the fitting portion of the cap and the container is shrink-wrapped. Therefore, it is possible to obtain a lug cap with effective measures for preventing rust from occurring. In particular, according to the present invention, since the curled portion is filled with the compound, the cut edge is not directly exposed to air or external moisture, and even when stored for a long period of time, the rust is generated and the sealing performance is impaired. Therefore, the long-term storage stability of the container sealed by the lug cap can be further enhanced. And since the manufacture of the lug cap of this invention can be easily manufactured without giving a special means with the manufacturing apparatus of the conventional lug cap, it obtains a high-quality lug cap without increasing special manufacturing cost. Can do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cutaway front view of a lug cap according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view thereof.
FIG. 3 is a bottom view thereof.
4 is an enlarged cross-sectional view of a main part in FIG. 1. FIG.
[Explanation of symbols]
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