JP4303154B2 - 乗員検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両用シートに乗員が着座しているかどうかを検出する乗員検出装置に関するものである。
一般に、車両のフロントシートにはエアバッグ装置が設けられており、車両の前方衝突時に、これを検出してエアバッグを展開し、乗員の衝撃を吸収して保護するようにしている。このようなエアバッグ装置は、運転席及び助手席に設けられているが、助手席に乗員がいない場合には、エアバッグの展開が無駄なものとなってしまうため、助手席の乗員の有無を検出することで、このエアバッグの不要な展開を防止するようにしている。また、助手席に子供が着座している場合にも、エアバッグを展開しないようにすることが望ましい。
この助手席の乗員の有無や種別(大人と子供)を検出するものとして、例えば、下記特許文献1に記載されてものがある。この特許文献1に記載されたものは、シートフレームの中央部にメインメンバーを配設し、メインメンバーとシートフレームの左右の側壁との間に複数のばね部材を介在すると共に、シートフレームにシート用重量センサのセンサ素子を装着してフック部材の端部をメインメンバーに連結したものである。従って、シートクッションに乗員が着座すると、その体重でメインメンバーが変位し、その変位に伴ってフック部材が回転変位し、シート用重量センサがこの変位量から乗員の有無や体重を検出することができる。
特開2003−279399号公報
ところが、上述した従来の乗員検出装置は、シートフレームの他に、メインメンバー、複数のばね部材、シート用重量センサで構成されており、部品点数が増加してしまう。また、これらを組み付ける場合、シートフレームの側壁とメインメンバーの各側部バーとの間に複数のばね部材を架設し、その後、シートフレームにシート用重量センサを取付け、そのフック部材をメインメンバーに連結することとなり、ばね部材の係止作業が多く、困難な作業となってしまう。即ち、部品点数が増加すると共に組付作業が困難なものとなり、全体の装置としてコストアップを招いてしまうという問題がある。
本発明は上述した課題を解決するものであり、シートへの座り心地を損なうことなく部品点数及び組付工数を減少させることで構造の簡素化並びに低コスト化を図った乗員検出装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための請求項1の発明の乗員検出装置は、枠状をなすシートフレームと、該シートフレームの対向する一対の側壁の間に架設された複数のばね部材と、該ばね部材のうち少なくとも2つのばね部材を連結するように固定されて上面でクッション部材を受け止める支持プレートと、前記シートフレームに対する前記支持プレートの変位量を測定する変位量測定センサとを具え、前記ばね部材は引張ばね部材であって、前記シートフレームの対向する各側壁に係止する左右のフック部と、該左右のフック部に連続して設けられた左右のコイル部と、該左右のコイル部を連結する直線部とを有し、前記支持プレートは前記複数の引張ばね部材における各直線部に掛け渡されるように固定されたことを特徴としている。
請求項の発明の乗員検出装置では、前記支持プレートは、各端部に形成されたフック部が前記各ばね部材に係止すると共に、係止孔を該ばね部材の凸部に係止することで水平方向の位置決めがなされることを特徴としている。
請求項の発明の乗員検出装置では、前記支持プレートは、前記各フック部が形成された左右のばね連結部と、該各ばね連結部を連結すると共に前記係止穴が形成されたプレート連結部とを有することを特徴としている。
請求項の発明の乗員検出装置では、前記ばね部材は水平方向に沿って複数並設されており、前記支持プレートは該並設された各ばね部材のうちの中央部に位置する2つのばね部材に架設されたことを特徴としている。
請求項の発明の乗員検出装置では、前記ばね部材は水平方向に沿って複数並設されており、前記支持プレートは該並設された各ばね部材の全てのばね部材に架設されたことを特徴としている。
請求項の発明の乗員検出装置では、前記変位量測定センサは前記シートフレームの両側にそれぞれ装着され、各センサワイヤの先端部が前記支持プレートにおける複数のばね連結位置の間に連結されたことを特徴としている。
請求項1の発明の乗員検出装置によれば、枠状をなすシートフレームの対向する一対の側壁の間に複数のばね部材を架設し、上面でクッション部材を受け止める支持プレートをこのばね部材のうち少なくとも2つのばね部材を連結するように固定し、シートフレームに対する支持プレートの変位量を測定する変位量測定センサを設けたので、変位量測定センサが支持プレートの変位量を測定することで、クッション部材への乗員の着座を検出することができると共に、ばね部材を左右一体化することで、部品点数及び組付工数を減少させ、シートへの良好な座り心地を確保しながら構造の簡素化並びに低コスト化を図ることができる。
また、請求項1の発明の乗員検出装置によれば、ばね部材を引張ばね部材とし、シートフレームの対向する各側壁に係止する左右のフック部と、左右のフック部に連続して設けられた左右のコイル部と、左右のコイル部を連結する直線部とから構成し、支持プレートを各直線部に掛け渡すように固定したので、支持プレートを複数の引張ばね部材に容易に装着することができる。
請求項の発明の乗員検出装置によれば、支持プレートの各端部に形成されたフック部を各ばね部材に係止すると共に、係止孔をばね部材の凸部に係止することで水平方向の位置決めを行うようにしたので、簡単な構成で支持プレートを所定の位置に確実に装着することができる。
請求項の発明の乗員検出装置によれば、支持プレートを、各フック部が形成された左右のばね連結部と、各ばね連結部を連結すると共に係止穴が形成されたプレート連結部とで構成したので、支持プレートの簡素化を図ることができる。
請求項の発明の乗員検出装置によれば、ばね部材を水平方向に沿って複数並設し、支持プレートをこの並設された各ばね部材のうちの中央部に位置する2つに架設したので、支持プレートを適正な位置に位置決めできる一方で、小型化を図ることができる。
請求項の発明の乗員検出装置によれば、ばね部材を水平方向に沿って複数並設し、支持プレートをこの並設された各ばね部材の全てに架設したので、支持プレートはシートフレーム内の広い領域で安定して支持されることとなり、シートクッションに作用する荷重が適正に伝達され、変位量測定センサによる測定精度を向上することができる。
請求項の発明の乗員検出装置によれば、変位量測定センサをシートフレームの両側にそれぞれ装着し、各センサワイヤの先端部を支持プレートにおける複数のばね連結位置の間に連結したので、センサワイヤを支持プレートにおける安定した適正位置に連結することで測定精度を向上することができると共に、容易に組み付けることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る乗員検出装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る乗員検出装置の全体構成を表す概略図、図2は、実施例1の乗員検出装置の平面図、図3は、図2のIII−III断面図、図4は、コイルテンションスプリングの取付構造を表す概略図、図5は、実施例1の乗員検出装置における支持プレートの平面図、図6は、図5のVI−VI断面図、図7は、図5のVII−VII断面図、図8は、変位量測定センサの概略図である。
実施例1の乗員検出装置は、図1に示すように、上部にシートクッション11を支持して枠状をなすシートフレーム12と、このシートフレーム12の対向する左右の側壁の間に架設された複数(本実施例では、4つ)のコイルテンションスプリング(ばね部材、引張ばね部材)13と、中央側に位置する2つコイルテンションスプリング13を連結するように固定されて上面でシートクッション11を受け止める支持プレート14と、シートフレーム12に対する支持プレート14の変位量を測定する変位量測定センサ15a,15bとから構成されている。
即ち、図1乃至図4に示すように、シートクッション11は、ウレタン材が表皮で被覆されて構成され、後部にシートバック16が起倒可能に組み付けられている。シートフレーム12は、底部12aの前後左右の4辺が立ち上がることで、前壁12b、後壁12c、左右の側壁12d,12eが一体に形成された箱型形状をなしている。そして、シートフレーム12の各側壁12d,12eの内面には、断面がL次形状をなす取付ブラケット21a,21bがそれぞれ溶接により固定されており、各取付ブラケット21a,21bの水平部には、それぞれ4つの取付孔22a,22bが形成されている。
4つのコイルテンションスプリング13はほぼ同形状をなし、左右のフック部23a,23bと、この左右のフック部23a,23bに連続して設けられた左右のコイル部24a,24bと、この左右のコイル部24a,24bを連結する直線部25とから構成されている。そして、コイルテンションスプリング13は、左右のフック部23a,23bが各取付ブラケット21a,21bの取付孔22a,22bに係止することで、シートフレーム12の各側壁12d,12eの間に架設されることとなる。また、4つのコイルテンションスプリング13のうち、中央側に位置する1つのコイルテンションスプリング13には、長手方向における中間部に直線部25の一部が上方に屈曲して突出部(凸部)26が形成されている。
支持プレート14は、図5乃至図7に詳細に示すように、平面視がコ字形状をなし、中央側の2つのコイルテンションスプリング13に対して水平方向に直行するように掛け渡されるばね連結部27a,27bと、このばね連結部27a,27bを連結するプレート連結部28とから構成されている。そして、各ばね連結部27a,27bの前後各端部に、コイルテンションスプリング13の直線部25に係止可能なU字形状をなすフック部29a,29bが形成されている。また、プレート連結部28の中央部に、コイルテンションスプリング13の突出部26が係止する長孔(係止孔)30が形成されている。
変位量測定センサ15a,15bは、図2及び図3、図8に示すように、シートフレーム12の各側壁12d,12eと支持プレート14との間に架設されている。即ち、この変位量測定センサ15a,15bは、センサ素子31と、このセンサ素子に回転自在に支持されたプーリ32と、基端部がこのプーリ32に巻き取られたセンサワイヤ33と、センサワイヤ33が巻き取られる方向にプーリを付勢する図示しないスプリングとから構成されている。そして、変位量測定センサ15a,15bは中央側の2つのコイルテンションスプリング13の間で、センサ素子31が側壁12d,12eに固定される一方、センサワイヤ33の先端部は支持プレート14における2つのコイルテンションスプリング13の連結位置の間、つまり、ばね連結部27a,27b中間位置に連結されている。
このように構成された本実施例の乗員検出装置を組み立てるには、図1及び図2に示すように、まず、シートフレーム12に固定された取付ブラケット21a,21bの各取付孔22a,22bに、コイルテンションスプリング13の各フック部23a,23bをそれぞれ係止することで、シートフレーム12の左右の側壁12d,12eに4つのコイルテンションスプリング13を架設する。次に、中央側に架設された2つのコイルテンションスプリング13の直線部25に、支持プレート14の4つのフック部29a,29bを係止すると共に、突出部26を長孔30に貫入させる。そのため、支持プレート14が2つのコイルテンションスプリング13に掛け渡されると共に、水平面に対して移動不能に位置決めされる。そして、シートフレーム12の各側壁12d,12eに固定された変位量測定センサ15a,15bにて、各センサワイヤ33の先端部を支持プレート14における各ばね連結部27a,27bの中間位置に連結する。この場合、予め、センサワイヤ33の先端部に鉤状のフックを固定し、このフックを支持プレート14の下面に形成した切欠に係止するようにすれば良い。その後、シートフレーム12にシートクッション11を装着することで、乗員検出装置が搭載された車両用シートが組み立てられる。
従って、シートクッション11に乗員が着座すると、シートクッション11への荷重が支持フレーム14に伝達され、この支持フレーム14が各コイルテンションスプリング13の付勢力に抗して下方に変位する。すると、支持フレーム14の下方への変位に伴ってセンサワイヤ33がプーリ32に巻き取られるため、センサ素子31に内蔵された抵抗器がこの巻き取り量を測定し、乗員の着座並びにその重量を検出することができる。
このように実施例1の乗員検出装置にあっては、シートフレーム12における左右の側壁12d,12eの間に4つのコイルテンションスプリング13を並列状態となるように架設し、中央側に位置する2つコイルテンションスプリング13を連結するように支持プレート14を固定し、シートフレーム12の側壁12d,12eに装着された変位量測定センサ15a,15bのセンサワイヤ33を支持プレート14に連結し、シートクッション11を支持プレート14の上面で受け止めるようにシートフレーム12に装着している。
従って、シートクッション11の荷重が支持フレーム14を介して変位量測定センサ15a,15bに伝達されることで、乗員の着座やその重量を確実に検出することができる。そして、コイルテンションスプリング13を左右で一体化し、シートフレーム12の側壁12d,12eに架設されたコイルテンションスプリング13に支持プレート14を固定するだけで容易に装着することができ、部品点数及び組付工数が減少し、シートへの良好な座り心地を確保しながら構造の簡素化並びに低コスト化を図ることができる。
また、コイルテンションスプリング13を、左右のフック部23a,23bと、フック部23a,23bに連続する左右のコイル部24a,24bと、左右のコイル部24a,24bを連結する直線部25とから構成している。従って、コイルテンションスプリング13は、左右のフック部23a,23bを取付孔22a,22bに係止するだけで、シートフレーム12の側壁12d,12eの間に容易に架設することができ、支持プレート14を直線部25に掛け渡すだけで容易に装着することができる。
また、支持プレート14を、2つのコイルテンションスプリング13に掛け渡す左右のばね連結部27a,27bと、このばね連結部27a,27bを連結するプレート連結部28とから構成し、各ばね連結部27a,27bの前後端部にフック部29a,29bを形成し、プレート連結部28にコイルテンションスプリング13の突出部26が係止する長孔30を形成している。従って、フック部29a,29bをコイルテンションスプリング13に係止し、長孔30にコイルテンションスプリング13の突出部26を係止するだけで、支持プレート14を容易に短時間でコイルテンションスプリング13に固定することができ、また、水平方向の位置決めがなされることで、支持プレート14を所定の位置に安定して、且つ、高精度に固定することができる。この場合、支持プレート14を中央側にある2つのコイルテンションスプリング13に架設したことで、支持プレート14の小型化を図ることができる。
更に、変位量測定センサ15a,15bをシートフレーム12の側壁12d,12eに装着し、各センサワイヤ33の先端部を支持プレート14における複数のばね連結位置の間に連結している。従って、センサワイヤ33を支持プレート14における安定した適正位置に連結することで、変位量測定センサ15a,15bは支持プレート14の変位を確実に測定することができ、測定精度を向上することができる。また、支持プレート14が上方から視認しやすいため、支持プレート14に対するセンサワイヤ33の連結を容易に行うことができ、組付性を向上することができる。
図9は、本発明の実施例2に係る乗員検出装置の平面図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例2の乗員検出装置は、図9に示すように、4つのコイルテンションスプリング13が並列状態をなしてシートフレーム12の側壁12d,12eの間に架設されており、支持プレート41はこの並設された全てのコイルテンションスプリング13に対して架設するように固定されている。
即ち、支持プレート41は平面視がH形形状をなし、4つのコイルテンションスプリング13に対して水平方向に直行するように掛け渡されるばね連結部42a,42bと、このばね連結部42a,42bを連結するプレート連結部43とから構成されている。そして、各ばね連結部42a,42bの前後端部に、外側に位置する2つのコイルテンションスプリング13の直線部25に係止可能なU字形状をなすフック部44a,44bが形成されている。この場合、各ばね連結部42a,42bの途中位置に、中央側に位置する2つのコイルテンションスプリング13の直線部25に係止可能なフック部を形成しても良い。また、プレート連結部43の中央部に、コイルテンションスプリング13の突出部26が係止する長孔(係止孔)45が形成されている。
従って、シートフレーム12の左右の側壁12d,12eに4つのコイルテンションスプリング13が架設された状態で、外側の2つのコイルテンションスプリング13の直線部25に、支持プレート41の4つのフック部44a,44bを係止すると共に、突出部26を長孔45に貫入させる。そのため、支持プレート41が4つのコイルテンションスプリング13に掛け渡されると共に、水平面に対して移動不能に位置決めされる。そして、シートフレーム12の各側壁12d,12eに固定された変位量測定センサ15a,15bにて、各センサワイヤ33の先端部を支持プレート41における各ばね連結部42a,42bの中間位置に連結する。そして、シートフレーム12にシートクッション11を装着することで、乗員検出装置が搭載された車両用シートが組み立てられる。
このように実施例2の乗員検出装置にあっては、シートフレーム12の側壁12d,12eの間に架設された全てのコイルテンションスプリング13に対して、支持プレート41が架設するように固定している。従って、支持プレート41はシートフレーム12内の広い領域で安定して支持されることとなり、乗員がシートクッション11のいずれの位置に着座したとしても、その着座の荷重が支持プレート41に適正に伝達されることとなり、変位量測定センサ15a,15bによる測定精度を向上することができる。
なお、上述した各実施例にて、本発明のばね部材をコイルテンションスプリング13とし、フック部23a,23bとコイル部24a,24bと直線部25とから構成したが、この構成に限定されるものではなく、シート装置の大きさや重量、あるいは支持プレート14,41の形状等によりコイル部24a,24bの長さや位置を変更し、適度な引張力が確保されるようにすれば良い。また、ばね部材はコイルテンションスプリング13に限らず、シートクッションに着座する乗員の荷重を受け止めることができるものであればよく、波形に蛇行する形状をなす、所謂、S形スプリングなどであっても良い。そして、ばね部材(コイルテンションスプリング13)の架設本数や架設方向も適宜設定すればよい。一方、支持プレート14をばね連結部27a,27bとプレート連結部28とから構成したが、この構成に限定されるものではなく、矩形状の平板や枠板などであっても良い。そして、この支持プレート14,41は、鋼板や樹脂材などにより成形することが望ましい。
また、変位量測定センサ15a,15bをシートフレーム12の各側壁12d,12eに装着し、センサワイヤ33の先端部を支持プレート14に連結したが、変位量測定センサ15a,15bの装着位置は底面12aでもよく、センサワイヤ33の連結位置はコイルテンションスプリング13の直線部25であっても良く、各構成部材の形状や取付位置等に応じて検出精度や取付の容易性などを考慮して決定すれば良い。また、この変位量測定センサ15a,15bを、コイルテンションスプリング13や支持プレート14より下方に装着し、センサワイヤ33の巻き取り量に応じてその変位量を荷重として測定するようにしたが、変位量測定センサ15a,15bを、コイルテンションスプリング13や支持プレート14より上方に装着し、センサワイヤ33の引き出し量に応じてその変位量を荷重として測定するようにしてもよい。更に、この変位量測定センサ15a,15bを、センサ素子31とプーリ32とセンサワイヤ33とスプリングにより構成したが、この構成に限定されるものではなく、センサワイヤ33に代えて回動レバーや移動ロッド、あるいは別の荷重センサを用いても良い。そして、変位量測定センサ15a,15bの個数も2つに限らず、適正な位置に一つ設けたり、3つ以上設けたりしても良い。
本発明に係る乗員検出装置は、支持プレートを弾性支持する引張ばね部材を左右一体化して部品点数や組付工数を減少させるものであり、どのような種類のシートにも適用することができる。
本発明の実施例1に係る乗員検出装置の全体構成を表す概略図である。 実施例1の乗員検出装置の平面図である。 図2のIII−III断面図である。 コイルテンションスプリングの取付構造を表す概略図である。 実施例1の乗員検出装置における支持プレートの平面図である。 図5のVI−VI断面図である。 図5のVII−VII断面図である。 変位量測定センサの概略図である。 本発明の実施例2に係る乗員検出装置の平面図である。
符号の説明
11 シートクッション
12 シートフレーム
12d,12d 側壁
13 コイルテンションスプリング(引張ばね部材)
14,41 支持プレート
15a,15b 変位量測定センサ
23a,23b フック部
24a,24b コイル部
25 直線部
26 突出部(凸部)
27a,27b,42a,42b ばね連結部
28,43 プレート連結部
30,45 長孔(係止孔)
33 センサワイヤ

Claims (6)

  1. 枠状をなすシートフレームと、該シートフレームの対向する一対の側壁の間に架設された複数のばね部材と、該ばね部材のうち少なくとも2つのばね部材を連結するように固定されて上面でクッション部材を受け止める支持プレートと、前記シートフレームに対する前記支持プレートの変位量を測定する変位量測定センサとを具え
    前記ばね部材は引張ばね部材であって、前記シートフレームの対向する各側壁に係止する左右のフック部と、該左右のフック部に連続して設けられた左右のコイル部と、該左右のコイル部を連結する直線部とを有し、前記支持プレートは前記複数の引張ばね部材における各直線部に掛け渡されるように固定されたことを特徴とする乗員検出装置。
  2. 請求項に記載の乗員検出装置において、前記支持プレートは、各端部に形成されたフック部が前記各ばね部材に係止すると共に、係止孔を該ばね部材の凸部に係止することで水平方向の位置決めがなされることを特徴とする乗員検出装置。
  3. 請求項記載の乗員検出装置において、前記支持プレートは、前記各フック部が形成された左右のばね連結部と、該各ばね連結部を連結すると共に前記係止穴が形成されたプレート連結部とを有することを特徴とする乗員検出装置。
  4. 請求項1からのいずれか一つに記載の乗員検出装置において、前記ばね部材は水平方向に沿って複数並設されており、前記支持プレートは該並設された各ばね部材のうちの中央部に位置する2つのばね部材に架設されたことを特徴とする乗員検出装置。
  5. 請求項1からのいずれか一つに記載の乗員検出装置において、前記ばね部材は水平方向に沿って複数並設されており、前記支持プレートは該並設された各ばね部材の全てのばね部材に架設されたことを特徴とする乗員検出装置。
  6. 請求項1からのいずれか一つに記載の乗員検出装置において、前記変位量測定センサは前記シートフレームの両側にそれぞれ装着され、各センサワイヤの先端部が前記支持プレートにおける複数のばね連結位置の間に連結されたことを特徴とする乗員検出装置。
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