JP4303093B2 - Agricultural machine - Google Patents
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Description
本発明は、走行車の走行により移動しながら土作業を行う農作業機に関するものである。 The present invention relates to an agricultural machine that performs soil work while moving by traveling of a traveling vehicle.
従来、例えば走行車に連結される固定枠部と、固定枠部に設けられ土作業手段を支持する移動可能な可動枠部と、固定枠部および可動枠部間に直接的に介装され可動枠部の移動を補助するガススプリングとを備え、ガススプリングの一端部(シリンダ部の基端部)が固定枠部に直結されかつガススプリングの他端部(ピストンロッド部の先端部)が可動枠部に直結された畦塗り機等の農作業機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来の農作業機では、ガススプリングを固定枠部および可動枠部間に介装する際に、ガススプリングを自由長より縮めた状態にしなければならないため、ガススプリングの取付けに手間取るおそれがある。 However, in the conventional agricultural machine described above, when the gas spring is interposed between the fixed frame portion and the movable frame portion, the gas spring must be in a state of being contracted from the free length, so there is a risk that it takes time to install the gas spring. is there.
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、ガススプリングの取付けが容易にできる農作業機を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of such a point, and it aims at providing the agricultural machine which can attach a gas spring easily.
請求項1記載の農作業機は、走行車の走行により移動しながら土作業手段で土作業を行う農作業機であって、前記走行車に連結される固定枠部と、この固定枠部に設けられ、第1回動部材および第2回動部材を有し、前記土作業手段が前記走行車の前進走行に基づいて土作業をする前進作業位置、前記土作業手段が前記走行車の後退走行に基づいて土作業をする後退作業位置および前記土作業手段が前記走行車の後方に位置する格納非作業位置に移動し、前記土作業手段を支持する可動枠部と、前記第1回動部材および前記第2回動部材間に回動アームを介して介装され、前記可動枠部の前進作業位置から格納非作業位置への移動および前記可動枠部の後退作業位置から格納非作業位置への移動を補助するガススプリングとを備え、前記第1回動部材の一端部が前記固定枠部に回動可能に連結されかつこの第1回動部材の他端部に前記第2回動部材が回動可能に連結され、前記ガススプリングは、前記第1回動部材に回動可能に連結された前記回動アームに連結され、前記可動枠部が前進作業位置に位置した状態および前記可動枠部が後退作業位置に位置した状態では自由長に比べて縮んだ状態となり、前記可動枠部が格納非作業位置に位置した状態では自由長の状態となり、自由長の状態で前記第1回動部材および前記第2回動部材間に前記回動アームを介して介装可能となっているものである。 請 Motomeko 1 agricultural machine according is an agricultural machine for performing soil working with soil working means while moved by the traveling of the vehicle, a fixed frame portion connected to the vehicle, provided on the fixed frame section A forward work position where the earth work means performs earth work based on forward travel of the traveling vehicle, and the earth work means moves backward of the traveling vehicle. A movable frame portion that supports the earth working means, and the first rotating member that moves to a retracted non-working position where the earth working means is located behind the traveling vehicle. And a second arm that is interposed between the second rotating members and moves the movable frame portion from the forward working position to the retracted non-working position and from the retracted working position of the movable frame portion to the retracted non-working position. A gas spring for assisting the movement of the first, One end portion of the moving member is rotatably connected to the fixed frame portion, and the second rotating member is rotatably connected to the other end portion of the first rotating member, and the gas spring is Compared to the free length in the state where the movable frame portion is located at the forward working position and the movable frame portion is located at the backward working position, which is coupled to the pivoting arm that is pivotally coupled to one pivoting member. When the movable frame portion is in the retracted non-working position, the movable arm portion is in a free length state. In the free length state, the rotating arm is interposed between the first rotating member and the second rotating member. It is possible to interpose it through.
請求項1記載の農作業機によれば、ガススプリングを自由長の状態で第1回動部材および第2回動部材間に介装できるため、介装の際にガススプリングを自由長より縮めた状態にする必要がなく、ガススプリングの取付けが容易にでき、しかも、ガススプリングの補助により可動枠部の前進作業位置から格納非作業位置への移動および可動枠部の後退作業位置から格納非作業位置への移動を比較的小さい力で行うことができる。 According to 請 Motomeko 1 agricultural machine according, since it interposed between the first rotating member and second rotating member of the gas spring in a state of free length, shortened than the free length of the gas spring during interposed The gas spring can be easily attached, and with the assistance of the gas spring, the movable frame is moved from the forward working position to the non-storage position and the movable frame is retracted from the backward working position. The movement to the work position can be performed with a relatively small force.
本発明の農作業機の関連技術を図面を参照して説明する。 A related technique of the agricultural machine according to the present invention will be described with reference to the drawings.
図1および図2において、1は農作業機で、この農作業機1は、走行車であるトラクタ(図示せず)に連結して使用する牽引式のものである。
In FIGS. 1 and 2,
そして、農作業機1は、トラクタの走行により圃場を畦に沿って進行方向に移動しながら、片側の土作業手段2で土作業である畦塗り作業(畦修復作業)を行う畦塗り機である。なお、農作業機1は、土作業手段2を前後反転させた状態でトラクタを後退走行させることにより圃場の端部でも畦塗り作業を行えるリターン作業(後退作業)可能なものである。
The
農作業機1は、図示しないトラクタの3点リンク部(作業機昇降支持装置)に連結された固定枠部4と、この固定枠部4に移動可能に設けられ土作業手段2がトラクタの前進走行に基づいて畦塗り作業をする前進作業位置、土作業手段2がトラクタの後退走行に基づいて畦塗り作業をする後退作業位置および土作業手段2がトラクタの後方に位置する格納非作業位置に移動し土作業手段2を支持する可動枠部5と、この可動枠部5をそれら各位置に固定するための固定手段6とを備えている。
The
固定枠部4は、トップピンを先端部に有するトップマストとロワピンを先端部に有する左右のロワアームとにて構成された3点連結部(走行車連結部)を有し、この3点連結部にはトラクタの3点リンク部が連結されている。
The
また、固定枠部4は、ギアボックス等の軸受け部を有し、この軸受け部には前後方向の入力軸が回転可能に設けられている。入力軸には、トラクタのPTO軸がユニバーサルジョイントおよび伝動シャフト等を介して接続されている。
Moreover, the
さらに、固定枠部4は、例えば固着したコ字枠にて構成された被連結部7を有し、この被連結部7の端部には例えば上下方向のピンにて構成されたストッパ部8が設けられている。
Further, the
可動枠部5は、互いに長さの異なるそれぞれ長手状の第1回動アーム体11および第2回動アーム体12と、可動フレーム体13とを有している。
The
第1回動アーム体11の一端部は固定枠部4に上下方向の軸15を中心として回動可能に連結され、第1回動アーム体11の他端部は可動フレーム体13に上下方向の軸16を中心として回動可能に連結されている。同様に、第2回動アーム体12の一端部は固定枠部4に上下方向の軸17を中心として回動可能に連結され、第2回動アーム体12の他端部は可動フレーム体13に上下方向の軸18を中心として回動可能に連結されている。なお、第2回動アーム体12の長手方向中間部には、被連結部20が一体的に突出形成されている。
One end of the first rotating
そして、可動枠部5の可動フレーム体13には、所定方向に駆動回転しながら土を耕耘して盛り上げる盛土手段であるロータリ21が回転可能に設けられている。ロータリ21は、入力軸からの動力を動力伝達手段を介して受けて所定方向に駆動回転する回転軸と、この回転軸の外周面側から放射状に突出した複数のロータリ爪22とを有している。なお、ロータリ21は、ロータリ爪22の回転時である作業時に土が上方および前方等へ飛散しないように可動フレーム体13のロータリカバー部23にて覆われている。
The
また、可動枠部5の可動フレーム体13には、所定方向に駆動回転しながら進行方向前方のロータリ21にて盛り上げられた土を締め固めて新たな畦を形成する略筒状の畦形成手段である畦塗り体(ディスク)26が回転可能に設けられている。畦塗り体26は、入力軸からの動力を動力伝達手段を介して受けて所定方向に駆動回転する回転軸と、回転軸に取着され傾斜面状の畦側面を形成する略円錐台状の畦側面形成部材27と、回転軸に取着され水平面状の畦上面を形成する略円筒状の畦上面形成部材28とを有している。
Further, the
さらに、可動枠部5の可動フレーム体13には、ロータリ21より進行方向前方の位置で畦上面を前処理する前処理ロータリ30が回転可能に設けられている。なお、前処理ロータリ30、盛土用のロータリ21および畦塗り体26等にて、土作業である畦塗り作業をする土作業手段2が構成されている。
Further, the
また、可動枠部5の可動フレーム体13には、ロータリ21の側方位置、すなわち例えばロータリ21の進行方向右側方の位置で修復前の畦上面に追従しながら進行方向外側方への土の飛散を防止する略板状のサイドカバー31が支持リンク32を介して設けられている。
In addition, the
また一方、農作業機1は、固定枠部4および可動枠部5間にやや長手状の1つの回動体である回動アーム40を介して介装され、トラクタの3点リンク部による持上げ状態時において可動枠部5を比較的小さい力で移動操作できるよう徐々に伸びながら可動枠部5の前進作業位置から格納非作業位置への移動(斜め上方移動)および可動枠部5の後退作業位置から格納非作業位置への移動(斜め上方移動)を補助する伸縮可能な1本のガススプリング41を備えている。
On the other hand, the
そして、このガススプリング41は、自由長(最大長)の状態で固定枠部4および可動枠部5間に回動アーム40を介して介装可能、すなわち例えば自由長のまま着脱可能となっている。
The
なお、このガススプリング41は、移動補助の機能に加え、トラクタの3点リンク部による持上げ状態時において可動枠部5がこの可動枠部5の自重および土作業手段2の自重等により急激に移動(斜め下方移動)することがないよう徐々に縮みながら可動枠部5の格納非作業位置から前進作業位置への移動速度および可動枠部5の格納非作業位置から後退作業位置への移動速度を減少させる速度減少の機能(ダンパー機能)も発揮する。
In addition to the movement assist function, the
ここで、図3および図4にも示すように、ガススプリング41は、窒素ガス等の高圧ガスが内側に充填された略筒形状をなすシリンダ部42と、このシリンダ部42内にこのシリンダ部42に対して突出長さ変更可能に挿入されこのシリンダ部42の先端部から突出するピストンロッド部43とを有している。
Here, as shown in FIGS. 3 and 4, the
そして、ガススプリング41のピストンロッド部43の先端部が、固定枠部4の被連結部7に1つの回動アーム40を介して連結されている。
The distal end portion of the
すなわち、ピストンロッド部43の略コ字枠状の先端部は、一端部が固定枠部4の被連結部7のストッパ部8側とは反対側の端部に上下方向の軸44を中心として回動可能に連結された回動アーム40の他端部に、上下方向の軸45を中心として回動可能に連結されている。
In other words, the substantially U-shaped frame-shaped tip of the
この回動アーム40は、固定枠部4に対して回動可能でかつガススプリング41に対して回動可能なもので、互いに上下に離間対向した対向板47と、両対向板47の前端縁部同士を連結した連結板48とを有し、この連結板48の前面一部が固定枠部4のストッパ部8と当接する当接面49となっている。
The
そして、この回動アーム40の当接面49は、図2から明らかなように、可動枠部5が前進作業位置に位置した状態および可動枠部5が後退作業位置に位置した状態では自由長に比べてやや縮んだ状態のガススプリング41の弾性復元力(付勢力)に基づいてストッパ部8と当接し、可動枠部5が格納非作業位置に位置した状態ではストッパ部8から離れて位置し、この可動枠部5が格納非作業位置に位置した状態ではガススプリング41は自由長の状態となっている。なお、シリンダ部42の略板状の基端部が、可動枠部5の被連結部20に上下方向の軸50を中心として回動可能に連結(直結)されている。
As is apparent from FIG. 2, the
次に、上記農作業機1の作用等について説明する。
Next, the operation and the like of the
トラクタの前進走行により土作業手段2で畦塗り作業を行う場合、図1に示すように、土作業手段2を支持する可動枠部5を前進作業位置まで動かして固定し、その土作業手段2を構成する前処理ロータリ30、盛土用のロータリ21および畦塗り体26を所望の前進作業状態に設定し、サイドカバー31をその自重により畦上面に接地させる。
When the earth work means 2 performs the wiping work by the forward traveling of the tractor, as shown in FIG. 1, the
そして、トラクタを前進走行させると、農作業機1が進行方向前方に移動し、トラクタ側からの動力が入力軸および動力伝達手段を経て土作業手段2まで伝達される。
Then, when the tractor is moved forward, the
トラクタ側からの動力が土作業手段2に伝わると、前処理ロータリ30、盛土用のロータリ21および畦塗り体26の各々が所定方向に駆動回転する。すると、畦上面が前処理ロータリ30にて前処理され、畦塗り用の土がロータリ21にて耕耘されて畦に盛り上げられ、この畦に盛り上げられた土が畦塗り体26にて締め固められ、強固な新畦が形成される。
When the power from the tractor side is transmitted to the earth working means 2, each of the
そして、圃場の端部では、塗り残しがないよう、土作業手段2を支持した可動枠部5を後退作業位置まで動かして固定してリターン作業を行う。
Then, at the end of the field, the
このリターン作業をするに際し、作業者は、トラクタの3点リンク部にて農作業機1全体を所定高さまで持上げ、その後、手動操作により可動枠部5を土作業手段2とともに後退作業位置まで移動させる。
When performing this return work, the operator lifts the entire
このとき、可動枠部5の前進作業位置から格納非作業位置への移動時においては、ガススプリング41がその弾性復元力により可動枠部5の前進作業位置から格納非作業位置への移動を補助するため、作業者は可動枠部5を比較的小さい力で容易に移動操作でき、可動枠部5の格納非作業位置から後退作業位置への移動時においては、ガススプリング41が可動枠部5の格納非作業位置から後退作業位置への移動速度を減少させるため、可動枠部5が自重で急激に下動するようなことがなく、作業者にとって安全である。
At this time, when the
なお、リターン作業終了後、可動枠部5を前進作業位置に戻す場合においてもガススプリング41は移動補助の機能および速度減少の機能を発揮する。
Note that the
そして、上記農作業機1によれば、ガススプリング41を自由長の状態で固定枠部4および可動枠部5間に回動アーム40を介して介装できるため、従来とは異なりガススプリング41を圧縮治具等を用いて自由長より縮めた状態にする必要がなく、ガススプリング41の取付けが容易かつ適切にでき、またガススプリング41の取り外しも自由長の状態のまま容易にでき、しかも、ガススプリング41の補助により可動枠部5の格納非作業位置への上動操作を比較的小さい力で容易に行うことができる。
According to the
なお、農作業機1は、ピストンロッド部43の先端部を固定枠部4の被連結部7に回動アーム40を介して連結した構成について説明したが、例えば、図示しないが、シリンダ部42の基端部を固定枠部4の被連結部7に回動アーム40を介して連結するようにしてもよい。
The
また、農作業機1は、例えば図5ないし図7に示すように、ガススプリング41のピストンロッド部43の先端部を可動枠部5の第2回動アーム体12の被連結部20にやや長手状の回動体である回動アーム40を介して連結した構成でもよい。
Further, as shown in FIGS. 5 to 7, for example, the agricultural working
この図5ないし図7に示す農作業機1の回動アーム40は、可動枠部5に対して回動可能でかつガススプリング41に対してこのガススプリング41の長手方向に沿ってスライド可能なものである。
The
そして、この回動アーム40は、可動枠部5の第2回動アーム体12の被連結部20に上下方向の軸51を中心として回動可能に連結され、この回動アーム40にピストンロッド部43の先端部が回動アーム40の長手方向に沿ってスライド(移動)可能に連結されている。この回動アーム40には、長孔部52およびガイド部53が回動アーム40の長手方向に沿って形成されている。
The
また、図5ないし図7に示す農作業機1のピストンロッド部43は、ロッド部材56と、ロッド部材56の先端に取着され回動アーム40に対してガイド部53に沿ってスライドするスペーサ部材(スライド部材)57と、スペーサ部材57およびロッド部材56の両方に貫通固定された第1ピン58と、スペーサ部材57のみに貫通固定された第2ピン59とを有している。第1ピン58および第2ピン59の各先端部にはEリング等の止め輪60が固着されている。
Further, the
そして、第2ピン59は、図5から明らかなように、可動枠部5が前進作業位置に位置した状態時および可動枠部5が後退作業位置に位置した状態時に、自由長に比べてやや縮んだ状態のガススプリング41の弾性復元力(付勢力)に基づいて回動アーム40の長孔部52の一端部と当接する。一方、第1ピン58は、可動枠部5が格納非作業位置に位置した状態時に回動アーム40の長孔部52の他端部近傍に位置し、この可動枠部5が格納非作業位置に位置した状態ではガススプリング41は自由長の状態となっている。
As is apparent from FIG. 5, the
また、シリンダ部42の略板状の基端部が、固定枠部4の被連結部7に上下方向の軸61を中心として回動可能に連結(直結)されている。
Further, the substantially plate-like base end portion of the
そして、このような図5ないし図7に示す農作業機1でも、図1等に示す農作業機1と同様、ガススプリング41を自由長の状態で固定枠部4および可動枠部5間に回動アーム40を介して介装できるため、従来とは異なりガススプリング41を圧縮治具等を用いて自由長より縮めた状態にする必要がなく、ガススプリング41の取付けが容易かつ適切にでき、またガススプリング41の取り外しも自由長の状態のまま容易にでき、しかも、ガススプリング41の補助により可動枠部5の格納非作業位置への上動操作を比較的小さい力で容易に行うことができる。
5 to 7 as in the
なお、この農作業機1は、ピストンロッド部43の先端部を可動枠部5の被連結部20に回動アーム40を介して連結した構成について説明したが、例えば、図示しないが、シリンダ部42の基端部を可動枠部5の被連結部20に回動アーム40を介して連結するようにしてもよい。
In addition, although this agricultural working
次に、本発明の農作業機の一実施の形態を図8を参照して説明する。Next, an embodiment of the agricultural machine according to the present invention will be described with reference to FIG.
図8に示す農作業機1は、ガススプリング41を固定枠部4および可動枠部5間に回動アーム40を介して介装する構成ではなく、ガススプリング41を可動枠部5が有する第2回動アーム体(第1回動部材)12および可動フレーム体(第2回動部材)13間に回動アーム(回動体)40を介して介装する構成である。 The
この図8に示す農作業機1では、被連結部7は、固定枠部4ではなく、第2回動アーム体12の長手方向中間部に形成されている。被連結部20は、第2回動アーム体12ではなく、可動フレーム体13の端部に一体に形成されている。
In the
そして、ガススプリング41のピストンロッド部43の先端部が、第2回動アーム体12の被連結部7に1つの回動アーム40を介して連結されている。すなわち、ピストンロッド部43の略コ字枠状の先端部は、一端部が被連結部7のストッパ部8側とは反対側の端部に上下方向の軸44を中心として回動可能に連結された回動アーム40の他端部に、上下方向の軸45を中心として回動可能に連結されている。この回動アーム40は、第2回動アーム体12に対して回動可能でかつガススプリング41に対して回動可能なもので、互いに上下に離間対向した対向板47と、両対向板47の前端縁部同士を連結した連結板48とを有し、この連結板48の前面一部が第2回動アーム体12のストッパ部8と当接する当接面49となっている。
The distal end portion of the
そして、この回動アーム40の当接面49は、図8から明らかなように、可動枠部5が前進作業位置に位置した状態および可動枠部5が後退作業位置に位置した状態では自由長に比べてやや縮んだ状態のガススプリング41の弾性復元力(付勢力)に基づいてストッパ部8と当接し、可動枠部5が格納非作業位置に位置した状態ではストッパ部8から離れて位置し、この可動枠部5が格納非作業位置に位置した状態ではガススプリング41は自由長の状態となっている。なお、シリンダ部42の略板状の基端部が、土作業手段2を支持する可動フレーム体13の被連結部20に上下方向の軸50を中心として回動可能に連結(直結)されている。
As is apparent from FIG. 8, the
そして、このような図8に示す農作業機1でも、図1等に示す農作業機1と同様、ガススプリング41を自由長の状態で第2回動アーム体12および可動フレーム体13間に回動アーム40を介して介装できるため、従来とは異なりガススプリング41を圧縮治具等を用いて自由長より縮めた状態にする必要がなく、ガススプリング41の取付けが容易かつ適切にでき、またガススプリング41の取り外しも自由長の状態のまま容易にでき、しかも、ガススプリング41の補助により可動枠部5の格納非作業位置への上動操作を比較的小さい力で容易に行うことができる。
In the
なお、この農作業機1は、ピストンロッド部43の先端部を第2回動アーム体12の被連結部7に回動アーム40を介して連結した構成について説明したが、例えば、図示しないが、シリンダ部42の基端部を第2回動アーム体12の被連結部7に回動アーム40を介して連結するようにしてもよい。
In addition, although this agricultural working
また、農作業機1は、1本のガススプリング41のみを備えた構成には限定されず、例えば図9に示すように、自由長の状態で固定枠部4および可動枠部5間(或いは第1回動部材12および第2回動部材13間)に回動アーム40を介して介装可能で互いに平行に位置する複数本、例えば2本のガススプリング41を備えた構成でもよい。
Further, the
さらに、農作業機1は、土作業手段2を左右方向にオフセット可能としたもの等でもよい。
Further, the
また、農作業機1は、手動操作で可動枠部5を移動させる手動切換え式の構成には限定されず、例えば駆動力を出力して可動枠部5を移動させる駆動手段を備える自動切換え式の構成としてもよい。
Further, the
1 農作業機
2 土作業手段
4 固定枠部
5 可動枠部
12 第1回動部材である第2回動アーム体
13 第2回動部材である可動フレーム体
40 回動アーム
41 ガススプリング
DESCRIPTION OF
12 2nd rotation arm body which is the 1st rotation member
13 Movable frame body as second rotating member
40 Rotating arm
41 Gas spring
Claims (1)
前記走行車に連結される固定枠部と、
この固定枠部に設けられ、第1回動部材および第2回動部材を有し、前記土作業手段が前記走行車の前進走行に基づいて土作業をする前進作業位置、前記土作業手段が前記走行車の後退走行に基づいて土作業をする後退作業位置および前記土作業手段が前記走行車の後方に位置する格納非作業位置に移動し、前記土作業手段を支持する可動枠部と、
前記第1回動部材および前記第2回動部材間に回動アームを介して介装され、前記可動枠部の前進作業位置から格納非作業位置への移動および前記可動枠部の後退作業位置から格納非作業位置への移動を補助するガススプリングとを備え、
前記第1回動部材の一端部が前記固定枠部に回動可能に連結されかつこの第1回動部材の他端部に前記第2回動部材が回動可能に連結され、
前記ガススプリングは、前記第1回動部材に回動可能に連結された前記回動アームに連結され、前記可動枠部が前進作業位置に位置した状態および前記可動枠部が後退作業位置に位置した状態では自由長に比べて縮んだ状態となり、前記可動枠部が格納非作業位置に位置した状態では自由長の状態となり、自由長の状態で前記第1回動部材および前記第2回動部材間に前記回動アームを介して介装可能となっている
ことを特徴とする農作業機。 A farm machine that performs soil work with soil work means while moving by traveling of a traveling vehicle,
A fixed frame portion connected to the traveling vehicle;
A forward working position provided on the fixed frame portion, having a first rotating member and a second rotating member, wherein the earth working means performs earth work based on forward running of the traveling vehicle, and the earth working means A reversing work position for carrying out earth work based on reverse running of the traveling vehicle and a movable frame portion for supporting the earth working means, wherein the earth working means is moved to a retracted non-working position located behind the traveling vehicle;
A movement arm is interposed between the first rotation member and the second rotation member via a rotation arm, and the movement of the movable frame portion from the advance work position to the retracted non-work position and the reverse work position of the movable frame portion. And a gas spring that assists in the movement from the storage to the non-working position,
One end portion of the first rotating member is rotatably connected to the fixed frame portion, and the second rotating member is rotatably connected to the other end portion of the first rotating member,
The gas spring is connected to the rotating arm that is rotatably connected to the first rotating member, and the movable frame portion is located at the forward working position and the movable frame portion is located at the backward working position. When the movable frame portion is in the retracted non-working position, the movable frame portion is in a free length state, and the first rotating member and the second rotating member are in the free length state. An agricultural machine characterized in that it can be interposed between the members via the rotating arm.
Priority Applications (1)
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