JP4299461B2 - 回線切替チャネルへ時間スロットを割付ける方法および装置 - Google Patents
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Description
この発明は、時分割多重ネットワークの循環フレームに1個以上の時間スロットを含めて確立した回線切替チャネルへ、時間スロットを割付ける方法および装置に関する。
【0002】
今日、時分割多重ネットワークの回線切替チャネルにおける情報転送用の新形式の通信ネットワークが開発されている。そのようなネットワークでは、ネットワークの循環フレームが時間スロットに分割され、かつ回線切替チャネルが循環フレームに1個以上の時間スロットを有するように確立される。このため、各チャネルには循環フレーム内に1個以上の組の時間スロットが割付けられ、これにより各組の時間スロットに対する排他的書込みアクセスを得ている。
【0003】
そのようなネットワークの一例として、いわゆるDTMネットワーク(DTM-Dynamic Synchronous Transfer Mode(ダイナミック同期転送モード))がある。DTMは広帯域ネットワークアーキテクチャである(High Speed Network(高速ネットワーク)第3(2)巻第109-126頁、1994年発行、のChrister Bohm(クリステル ボーム),Per Lindgren(ペア リンドグレン),Lars Ramfelt(ラース ラムフェルト)およびPeter Sjodin(ペーター ジューディン)による「The DTM Gigabit Network(DTMギガビットネットワーク)」;およびComputer Network and ISDN Systems(コンピュータネットワークスおよびISDNシステムス),第24(2)巻第119-139頁,4月,1992年発行、のLars Gauffin(ラース ゴーフィン),Lars Hakansson(ラース ヘケンソン)およびBjorn Pehrson(ブジェーン ピエスン)による「Multi-gigabit Networking Based on DTM(DTMに基づくマルチギガビットネットワーキング)」を参照)。
【0004】
この従来技術は、ノードが他ノードの時間スロットへ書込みアクセスを許容するとき、すなわち、他ノードの便宜のために時間スロットを再割付けする場合、のネットワークのノードでの判別のルールについて記載している。たとえば、WO 97/36402に記載されているように、ノードに利用可能な自由スロット、すなわち、ノードを供されたいずれの末端ユーザに対しても割付けられていないスロット、が存在する場合、ノードはそのような時間スロットを利用するであろう。しかし、多くの場合、時間スロットの割付けおよび再割付けの制御に際してより多数の選択肢を付与するような、より多数のルールが必要になる。また、この従来技術では、付加的なスロット転送容量の要請に応じ得る自由スロットが当該フレーム中に得られない場合には、リソース不足の問題が生じる。
【0005】
それゆえに、この発明の目的は、たとえば利用可能な自由スロットが存在しない場合の状況を考慮したチャネルに対する時間スロットの割付けおよび割付解除を制御可能なより柔軟かつ簡易な方法を提供することである。
【0006】
したがって、この発明の第1のおよび第2の局面に従えば、上述の種類の方法および装置が提供される。チャネルに割付けた時間スロットは少なくとも2種類の利用可能な優先レベルのうちの選択したレベルに関連付けられる。この時間スロットをチャネルから割付解除すべきか否かについての判断は、上記選択した優先レベルと他のチャネル等他目的用時間スロットの要求に関連付けた優先レベルとの比較に基づいて行われる。
【0007】
たとえば、時間スロットがチャネルAに割付けられかつ低い優先レベルに関連付けられた場合、チャネルAが上記時間スロットを「所有する」優先度ということもできる。その要求が、チャネルAに割付けた時間スロットに関連付けた優先レベルより高い優先レベルを満たす場合は、より多くのリソースを必要とするが自由スロットによって充足され得ない他チャネルBに対してチャネルBの利用のためチャネルAから割付けたスロットを強制的に割付解除してもよい。
【0008】
理解されるように、この種の要求はネットワークの単一のポイント即ちノードで発生されおよび収容される。要求の収容は、従って、ネットワークの他のポイントへ要求を送出する必要を何ら要さない。しかし、要求の収容は、もちろんその要求のネットワーク上の他ポイントやノードへの送出を含めてもよい。
【0009】
この発明の実施例に従えば、この発明はもちろんそれら実施例に限定されない。上述の種類の要求をネットワーク上のポイント間やノード間で伝送する状況で発明を用いるとき、要求が他のノードへ送出される場合は、自由スロットのみをノード間で再割付けして要求を収容する。すなわち、そのような場合は要求に関連付けた優先度を無視して上記他のノードでの動作を簡素化する。その要求に関連付けた優先度は、ネットワーク内の1個の単一ノードまたは1個の単一ポイントで取扱うチャネル間にスロットを割付けるときにのみ考慮するような実施例におけるものである。
【0010】
しかし、この発明の代替的実施例に従えば、上述の種類の要求をネットワークのポイント間またはノード間で伝送する状況で発明を用いるとき、他ノードにより取扱われるチャネルへ割付けた時間スロットをノード間で再割付けして要求を終了させてもよい。これにより要求に関連付けた優先度を他ノードでなされる決定に対して影響を及ぼしめるができる。これは例えばマルチホップ(multi-hop)チャネルを確立するときに有利である。
【0011】
この発明の利点は、回線切替チャネルに割付けたリソースをより柔軟な方法で使用可能にすることにある。たとえば、フレーム内に自由なリソース例えば自由でかつ未割付けの時間スロットがある場合、これらのリソースに対するより高い優先度の第2チャネルが現れるまでは低い優先度の第1チャネルで一時的に使用できる。リソースをその後第1チャネルから割付解除して第2チャネルへ割付ける。リソースをこのようにより高位な優先度のチャネルを閉塞させる恐れなしに部分的に必要となるチャネル(回線)で使用することが出来る。この方式は、従って、回線切替ネットワークでのデータトラヒック等の部分的なトラヒックの場合にリソースをより効率的に使用可能にする。
【0012】
チャネルの時間スロットに対していかなるレベルの優先度を選択するかに関する決定は、多数の異なる種類の情報に基づけばよい。たとえば、チャネル確立時にネットワークオペレータが手動で優先レベルを指定すればよい。これに代えて、この発明の好ましい実施例によれば、優先レベルを当該チャネルに関連するトラヒックを授受するための物理的または仮想ポート、インタフェース、あるいはユーザの特定に基づいて、または当該チャネルで搬送するトラヒックに関連するアプリケーションのタイプに基づいて、自動的に選択できる。たとえば、高い優先度を、リアルタイム音声やビデオアプリケーション等のリアルタイムなアプリケーションに関連したトラヒックを搬送するためのチャネルへ対して与えればよく、一方低い優先度を集中的データトラヒックに対して与えればよい。また、他の実施例に従えばこの発明に従ってチャネルに対して選択する優先度は、ネットワーク上のプロトコルから導出した優先情報に基づいて自動的に選択すればよい。たとえば、ネットワーク上のプロトコルがパケットのヘッダーに含まれた優先情報を有するパケット送出を指す場合、そのような優先情報を当該パケットを搬送する回線切替チャネルに対する優先度の選択に使用すればよい。
【0013】
この発明の別の利点は、ネットワークのオペレータに対して末端ユーザまたは顧客へ異なるユーザサービス等級を提示可能な方式を得ることができることにある。たとえば、高い優先レベルに関連付けた時間スロットを割付けたチャネルへアクセスでき、従ってより高い信頼性で帯域に対するアクセスできる、高いサービス等級をテレビ放送会社等へのニーズを持った個客に対して提示できる。一方、低い優先レベルに関連付けた時間スロットを割付けたチャネルへのアクセス、従って帯域に対するより低い信頼性のアクセス、のより低いサービス等級をそのように限定したニーズの顧客に対して提示すればよい。
【0014】
理解されるように、別の実施例では、2以上の優先レベルを設け得る。また、各優先レベルおよび各サービス等級のタイプを、異なる種類の特性に関連付ければよい。たとえば、ある優先レベルのチャネル設定特性をそのレベルの割付解除特性と異ならせてもよい。
【0015】
たとえば、第1レベルの特性をその第1レベルを示す要求が同時に与えられた第2レベルを示す要求を超える優先度を有することがないようにすればよい。ただし、第1優先レベルのチャネルへすでに割付けた時間スロットが、その第2優先レベルを示す要求の結果として割付解除されることはない。好ましくは、異なる優先レベルの特性をネットワークオペレータによりこのように選択し決定すればよく、顧客および末端使用者の求めるニーズに基づいてカスタマイズしてもよい。
【0016】
チャネルが時間スロットを所有するときの選択優先レベルは、チャネル設定時に決定するのが好ましい。選択優先レベルをスロットへ割当てた後は、チャネルの耐用期間に変更を受けてその結果、帯域要件が変わる可能性がある。たとえば、チャネルを要求する末端使用者は当該チャネルへいつ帯域が割付けられるかに関しては要求度が低いが、要求帯域が一旦割付けられた後は継続的アクセスの重要性に関して要求度が高くなるであろう。これは例えば、低い優先度に関連付けた帯域要求を送出し、要求が一旦合致した後に時間スロットをチャネルに割付けて、かつこれらの時間スロットに高い優先レベルを割当てることによって達成されるであろう。
【0017】
チャネルは、その全時間スロットに割当てた同一優先レベルを有すればよい。たとえば、好ましい実施例では、チャネルへの選択優先レベルの関連付けはそのチャネルへ割付けた時間スロットの上記選択優先レベルの関連付けを、自動的に意味する。しかし、チャネルに異なる時間スロットを異なる優先レベルで割付けてもよい。たとえば、半分の時間スロットに利用可能な高い優先レベルを用いかつ残りの時間スロットに低い優先レベルを用いてチャネルを決定する場合、そのチャネルは高い優先度の時間スロットに対応した容量を常に確保できることになる。
【0018】
チャネルに割付ける時間スロットはネットワークの異なる個所に異なる優先レベルで割り当ててもよい。たとえば、木立状の階層型ビットストリーム構造では、上記使用してチャネルスロットが木立の大きな幹部分で高い優先度を有するが、木立の葉では低い優先度を有するようにできる。たとえば、この特徴はマルチキャストチャネルの運営において非常に有利なツールを付与する。
【0019】
理解されるように、帯域不足が存在するときに、全て同一優先レベルで時間スロットを有するチャネルから時間スロットを割付解除するためのさまざまな手法がある。たとえば、そのような手法は以下のルールに従う:(一定の優先度で)何れかのチャネルへ最後に割付けた時間スロットを最初に割付解除する(すなわちスタック型手法)、最長(時間)割付けの時間スロット最初に割付解除する(すなわちFIFO型手法)ラウンドロビン(round robin)状のスロット割付解除(すなわち各チャネルから同時に1個の時間スロットを割付解除する)、または関係するビットストリーム上で最適な時間スロット分断を与えるよう割付解除する。もちろん、これらの手法は先行技術で用いられるものと基本的には相違がない。すなわち、先行技術ではスロットは(割付け強度の選択、すなわち優先化なしに)未割付け、自由、であるかまたは割付けられたものである(割付け強度の選択、すなわち優先化なしに)。
【0020】
また、この発明は回線切替チャネルに関連するので、この発明に従った優先割当ては発信データをネットワークを介して通過させるための優先度,即ち、ネットワークを介したポケット通過路に沿う何れかの箇所で閉塞状況が生じた場合優先度を確保するためのパケット交換型ネットワーク等に使用される種類の優先度を指すものではないことに留意すべきである。即ち、ネットワークを介したポケット通過路に沿う何れかの箇所で閉塞状況が生じた場合優先度を確保するためのパケット交換型ネットワーク等に使用される種類の優先度。これに対して、この発明に従った優先レベルは回線切替チャネルに関連したチャネル設定およびチャネル帯域変更の運営に主に使用するものである。
【0021】
この発明に従った優先レベルが、時間スロットとそのスロットが割付けられたチャネルとの間の結合を指すことを上述したが、この発明に従ったそのような結合は、たとえば、時間スロットと末端ユーザとの間、チャネルとノードとの間、チャネルとユーザのアプリケーションとの間、等の結合を明らかに指した優先レベルの割付けを用いて実現されることが理解できる。
【0022】
この発明は、シングルまたはマルチホップ構成における通信ネットワークのノード間のリンク上の回線切替チャネルの状況下で有利に使用できる。マルチホップチャネルを扱うとき、チャネルの優先情報を当該チャネルの発生ノードからそのチャネルの下流側ホップノードの切替へ向けて伝送するのが好ましく、これにより下流側ノードがマルチホップチャネルを適宜な優先度で扱うことが可能になる。また、そのようなマルチホップの状況では、他のチャネルに関連する要求を受信するホップノードの優先度が如何に高くとも、ネットワークのノードはたとえばノードがすでに受容しかつ確立した切替チャネル「ホップ」ノードが一方のネットワークリンクから他方へ切替わりかつ当該ノードが選択したチャネル優先度を判別されかつ割当てられた発生ノードではないチャネル、を破壊することがないようなルールに従った動作をするように設定すればよい。この発明はまた内部回線切替チャネルを介した時分割多重データの切替または経路決定装置のポート間を接続するとき、接続チャネルに優先化を付与するのに有利に使用される。また、チャネルに対する時間スロットの割付けおよび割付解除に関する決定を、ネットワークポイント間のメッセージ交換を含めて、分散状にまたは集中的に行うことができる。後者の例としては、データ切替または経路決定装置のポート間の接続のとき、1個の単一部品で装置全体の内部でこの発明に従って優先化、割付け、および割付解除の全てを実際に制御できる。
【0023】
この発明はまた、リンクの設定およびネットワークの冗長度に対して有利な特徴を与える。この発明の好ましい実施例に従えば、上記選択優先度のレベルに基づいてチャネル障害が生じた場合、優先度によりチャネルを再確立することができる。そのようなチャネル障害は、たとえば、フレームを搬送するリンクが一時的に故障することによる等である。リンクがバックアップを有するときは、チャネルを選択優先レベルが高い順に再確立すればよい。または、チャネルに用いる冗長度もまた当該チャネルが有する時間スロットに対して選択優先レベルに基づいて決定すればよい。これらの特徴は末端ユーザに対して差別化したサービス等級を提供する場合にネットワークのオペレータの可能性を一層拡張する。
【0024】
また、第1ネットワーク区間上にあたって選択優先度でフレーム内に1以上の時間スロットが割付けられているチャネルは、その第1ネットワーク区間でそれら時間スロットに占有的に書込みアクセスが可能なことを意味するが、時間スロットを割付けていない他のネットワーク区間の他チャネルへこれらの時間スロットを割付け可能にする特徴を妨げるものではない。後者の状況はしばしば「スロットの再使用」と呼ばれる。
【0025】
この発明の他の局面、目的および特徴は添付の請求の範囲および添付図面を参照して以下に記述する例示の実施例からより明確に理解されるであろう。
【0026】
図1はこの発明が向けられる種類の時分割多重ネットワークの一例としてのネットワーク形態を示す。図1のネットワークは3個のノードN1,N2およびN3を含み、各々はこれら3個のノード全てを接続する2本の一方向性光ファイバB1およびB2を有するバスに接続される。光ファイバB1およびB2の端部に矢印で示すように、光ファイバB1はバスに沿う一方向の通信に使用する少なくとも1個のビットストリームを伝播し、光ファイバB2はバスに沿う他方向の通信に使用する少なくとも1個のビットストリームを伝播する。図1では単一の2方向式構成を示しているが、この発明を他の種々のネットワーク構成およびネットワーク形態に関連して同様に使用してもよい。以降に記述するように、光ファイバB1およびB2上の通信は同期的かつ時分割多重式に行われる。加えて、各々が異なる波長を用いた1個以上のビットストリームを伝播するファイバを有する波長分割多重を用いて、ネットワーク容量を増大させてもよい。
【0027】
図1に示すように、ノードN1およびN2は、光ファイバB1およびB2へのアクセスを付与することにより、末端ユーザが利用できるよう設けられる。このため、二人の末端ユーザ11、12は第1ノードN1に接続され、二人の末端ユーザ21、22は第2ノードN2へ接続される。第3ノードは第3光ファイバB3へ接続されてネットワーク内の切替ノードとして動作する。たとえば、第1ノードN1へ接続された末端ユーザ11が第2ノードN2に接続された末端ユーザ22に対して情報送出を望むとき、ノードN1およびN2は光ファイバB1上を伝播するビットストリームの通信チャネルを確立する。ノードN1は次いで送出側末端ユーザ11から受信した転送データを光ファイバB1上のビットストリームへ転送し、ノードN2はさらに光ファイバB1上のビットストリームからの上記データを受信側末端ユーザ22に対して転送する。情報を末端ユーザ22から末端ユーザ11へ向けて同様に転送する場合、同様のチャネルを光ファイバB2を伝播するビットストリーム上に設定する。同様に、光ファイバB3に接続された末端ユーザ即ちノードについても切替えノードN3を介した同様のチャネル確立により達成できる。このようなチャネルは、場合により、マルチホップ(multi-hop)チャネルと呼ばれる。図1中では、末端ユーザをコンピュータまたは類似のワークステーションとして示したが、末端ユーザはプリンタ、サーバ、ファクシミリ機、電話機、テレビジョン、ラジオ受信機等、ネットワークへのアクセスを要する如何なる形式の電子機器であってもよい。末端ユーザは、現実的には、イーサネット構築のローカルエリアネットワーク等の全体型ネットワークで構成できる。末端ユーザは、また、ソフトウェアのアプリケーションや仮想ポート等の仮想的末端ユーザであってもよい。
【0028】
図1の光ファイバB1、B2およびB3上を伝播する時分割多重ビットストリームの構成を、図2を参照して例示する。図2に示すように、各波長の帯域、即ち各ビットストリーム、はこの例では125μsのフレームに分割される。各フレームはさらに64ビットの時間スロットに分割される。このため、1フレーム内の時間スロット数はネットワークのビットレートに依存する。したがって、図2のビットストリームのフレーム内に示したスロット数は単なる例示であって、各フレーム内の実際のスロット数は典型的には図2に示したよりもはるかに多い。
【0029】
循環フレームの時間スロットは、この例では、制御スロットCとデータスロットDの2グループに分けられる。制御スロットCはネットワーク内のノード間の発信制御、すなわちチャネル確立や時間スロット割付け等のネットワークの内部動作用のノード間メッセージの伝達用に使用される。データスロットDはノードを利用する末端ユーザ間でのペイロードデータ(payload data)とも呼ばれるユーザデータの転送に使用される。
【0030】
上述の制御スロットおよびデータスロットに加えて、各フレームには各フレームに関連するノード動作の同期化に使用する1以上の同期化スロットSを含む。また、同期化を容易化するために、各フレームの端の最終スロット以降に保護バンドGを付加する。図2に示すように、ビットストリームフレームは連続的に反復する。
【0031】
各ノードは、典型的には、少なくとも1個の制御スロットCと動的個数のデータスロットDに対してアクセスを行う。各ノードは制御スロットCを使用してネットワーク内での他のノードと通信を行う。ノードがアクセスするデータスロットD数は、典型的には、それぞれのノードを使用する末端ユーザに要求される転送容量に依存する。末端ユーザがある帯域のチャネルを要するとき、その末端ユーザに供するノードはそれがアクセスする個数の時間スロットを割付けることにより上記のチャネルを確立する。この個数は上記チャネルに要される帯域に相当する。ノードに、データスロットへのアクセスを行わせてもよい。これらのデータスロットはユーザに要される転送能力を満たす必要はない。すなわちそれらはチャネルへ割付けるものではないからである。これらのスロットは未割付け、または自由、スロットと呼ばれる。あるノードの末端ユーザが大転送容量を要する場合、ノードにはその目的のためにより多数のスロットが割付けられる。これには、異なるノード間での自由時間スロットの再割付けを含めてもよい。他方、あるノードでの末端ユーザが小転送容量しか必要としない場合、ノードはそれがアクセスするデータスロットの数を制限してもよい。しかし、ユーザにより現時点で要される転送容量を満たす必要のない時点で、ノードをデータスロットへアクセスさせ続けてもよい。また、各ノードがアクセスする制御スロットの個数を、ノードの発信容量要件に応じて増大または減少させてもよい。このため、ノードがアクセスするデータスロット数並びに制御スロットの数は、ネットワーク負荷の変化に従って動的に調整すればよい。
【0032】
図2の例に示すように、第1ノードN1は1個の制御スロットと1個のデータスロットに対してアクセスする。第2ノードN2はその末端ユーザが現時点でデータを転送する必要が増大した結果として1個の制御スロットと3個のデータスロットに対してアクセスし、第3ノードN3は単に制御スロットへアクセスし、その時点でデータスロットへはアクセスしない。
【0033】
図3を参照して、この発明に従ったチャネルへの時間スロット割付けを行う装置の例示実施例について記述する。図3は時分割多重ネットワークにおけるネットワークノード100例の基本要素を示す。このノードは、例えば図1のノードN1、N2およびN3の何れであってもよい。ノード100は同期化検出器110、時間スロットカウンタ120、論理ユニット130、ネットワークインタフェース140、ユーザインタフェース150、メモリ160およびノード制御器170を含む。ノード制御器170はチャネルへ時間スロットを割付けるためのユニット180とスロット利用テーブル176とを含む。メモリ160は書込データテーブル162と読出データテーブル164とを含む。ユーザインタフェース150は図1の末端ユーザ11および12等の、ノード100に設置された末端ユーザに接続される。
【0034】
同期化検出器110はネットワークインタフェース140を介してノード100に接続された光ファイバ(図示せず)を通過するビットストリームからフレーム同期化信号(図2中Sで示す)を導出すように設ける。フレーム同期化信号は時間スロットカウンタ120をリスタートするように用いる。カウンタ120は所定ビットレートで光ファイバを通過する時間スロット数をカウントしかつ対応する信号を論理ユニット130とネットワークインタフェース140に与える。論理ユニット130はカウンタ20からの信号を用いて、現時点で処理を行っているフレーム内の時間スロットの軌道を維持する。ネットワークインタフェース140はカウンタからの信号を用いて、通過するビットストリームの時間スロットへの書込または読出同期化を行う。
【0035】
制御器170は異なるノードおよび異なるチャネルへのスロット割付けに関しての必要な全情報を維持するように設ける。制御器は、例えばユーザインタフェース150に接続した末端ユーザ用の新チャネルを確立するときに用いる。この制御器はメモリ170の書込データテーブル162内に、ノードがどのスロットに対して制御データおよびユーザデータを書込めるかを特定している。メモリ170の読出データテーブル164には、ノードコントローラがどのスロットからノードが制御データおよびユーザデータを読出すべきかを特定してある。制御データは制御器に転送され、かつユーザデータはノードに接続された適当なユーザへ転送される。スロット利用テーブル176には、チャネルへスロットを割付けるためのユニット180がスロットを割付けて各時間スロットを所有すべきチャネルでの優先レベルを特定している。最高優先レベルから最低優先レベルに至るまでの異なる優先レベルで、異なるスロットが異なるチャネルに若しくは同一チャネルに所有される。図3中で、テーブル176に例えば時間スロット位置(3)が優先レベル(2)でチャネルAに所有され、時間スロット(5)がチャネルAに優先レベル(3)で所有され、かつ時間スロット(9)がチャネルCにやはり優先レベル(3)で所有されている。
【0036】
チャネルへのスロット割付け用ユニット180は、優先割付手段182とスロット割付手段184とを含んでいる。優先割付手段182は、チャネルに所有され(または所有されるべき)若しくは割付けられた時間スロットを優先レベルに、スロット利用テーブル176中の当該レベルを指定する書込情報により、関連付けるように設ける。本実施例におけるこのような関連レベルは、末端ユーザがその当初の帯域需要またはその変更帯域需要の何れかに対して要求を行ったときに末端ユーザが指示したレベルに基づいて選択される。「帯域需要(bandwidth needs)」の用語は、ここでは帯域のサイズまたは帯域の優先レベルを指す。スロット割付手段184は、帯域を要するチャネルに対して時間スロットを要求し、この要求内にユーザが選択した優先レベルが含まれるように設けられる。スロット割付手段184は、また、そのような要求を当該ノードに接続されたエンドユーザまたはそれに接続された末端ユーザを代表する他ノードから受信し、そのような要求を以下の如く処理するよう設けられる。
【0037】
この発明の実施例に従った時間スロットのチャネル即ち末端ユーザへの割付および割付解除の使用例を、図4aおよび4bを参照して記述する。本実施例では、チャネルは3種類の異なる優先レベルの何れかに時間スロットを所有即ち割付けられる。3種類の別個のレベルは以下の特性を有する。
【0038】
最高優先レベルは図4bでRで示す「予約(reserved)」レベルと呼ばれる。この優先レベルでチャネルに割付けた時間スロットを「予約」時間スロットと呼ぶ。予約時間スロットは、この実施例では、当該時間スロットを予約済のチャネルがデータ転送に時間スロットを用いない場合であっても、他のチャネル、ユーザまたはノードからの転送容量の要求により、チャネルから割付解除されることはない。すなわち、使用中でない予約時間スロットが自由時間スロットとなることはない。たとえば、専用ライン(leased line)は多数の予約時間スロットを含むであろう。
【0039】
2番目に高位の優先レベルは、図4b中Hで示す「硬(hard)」レベルと呼ばれる。この優先レベルでチャネルに割付けた時間スロットを「硬」時間スロットと呼ぶ。硬時間スロットは、この実施例では、予約時間スロットの要求の結果としてのみ割付解除される。したがって、以下に記述する軟時間スロットに対する要求も硬時間スロットに対する要求も、硬時間スロットの割付解除を行い得ない。チャネルに硬時間スロットのデータを送信したときには、硬時間スロットの割付けを解除して自由スロットとすることが好ましい。
【0040】
最低位の優先レベルは図4b中Sで示す「軟(soft)」レベルと呼ばれる。この優先レベルでチャネルに割付けた時間スロットを「軟」時間スロットと呼ぶ。軟時間スロットは、この実施例では、予約時間スロットまたは硬時間スロットに対する要求の結果として割付解除される。軟時間スロットに対する要求で軟時間スロットの割付解除をせしめることはできない。チャネルを介して軟時間スロットデータの送出がされたとき、軟時間スロットの割付けを解除して自由スロットとするのが好ましい。
【0041】
最高優先レベル即ち予約レベルを実施するための他の代替的方法は、その所有者がデータ転送に一時的に用いない予約時間チャネルを一時的に他チャネルに貸与することである。この場合、時間スロットを予約したスロットを使用する必要が生じたら直ちに時間スロットを当該他のチャネルから割付解除する。
【0042】
図4aはビットストリームのフレーム内に15個の時間スロットを割付ける例を示す。上述したように図4aで、時間スロットは自由FまたはチャネルA,B,CまたはDの何れかに所有、即ち割付けられる。所有者による使用外の予約時間スロットをNU(Not Used)で示す。図4bに、異なる優先レベル間のスロット分布を示す。したがって、図4bはフレーム内の時間スロットが自由Fまたはチャネルにより所有されているか否か、およびチャネルにより所有されている場合には当該チャネルが所有するそれぞれの時間スロット、すなわち予約レベルR、硬レベルHまたは軟レベルSによる優先レベル、を示している。
【0043】
この例では、チャネルAが2個(2)の予約時間スロットを要求し、チャネルBが2個(2)の硬スロットおよび8個(8)の軟スロットを要求し、チャネルCが4個(4)の硬スロットを要求し、かつチャネルDが4個(4)の硬スロットおよび4個(4)の軟スロットを要求するものと想定する。
【0044】
図4aおよび4bで使用する時間(水平)軸はフレーム内への時間スロット割付けに影響を及ぼすある種の動作の相対順序を単に示すためのもので、垂直軸は同期化スロット等を除いて例示の循環フレームの15個の利用可能時間スロットの位置を示している。
【0045】
時間t=0で、チャネルAが2個の予約時間スロットを要求し、フレームに13個の自由時間スロットが残されていると想定する。これら2個の予約スロットの転送容量は、図4aのスロット利用に示すように、チャネルAにより初期使用されるものではない。
【0046】
t=2で、チャネルBが2個の硬時間スロットおよび8個の軟時間スロットを要求すると想定する。13個の自由スロットがフレーム内に存在するので、その要求に従って2個の硬スロットと8個の軟スロットがチャネルBに割付けられチャネルBに所有される。図4aでは10個のスロットが現時点でチャネルBにより利用されていることがわかり、図4bでフレームが現時点で2個の予約スロット、2個の硬スロット、8個の軟スロットおよび3個の自由スロットを含んでいることがわかる。
【0047】
t=4で、チャネルCが4個の硬時間スロットを要求していると想定する。3個の自由スロットがこのためチャネルCに硬スロットとして割付けられる。加えて、チャネルBに割付けられている軟スロットのうちの1個が現時点で割付解除される。なぜならば、これらのスロットは硬スロットに関連するチャネルCからの要求による優先度に比べて低い優先レベルでチャネルBに所有されているためである。チャネルBから割付解除された軟スロットは、チャネルCへ硬スロットとして割付けられる。図4aで、チャネルBにより9個のスロットが現時点で利用され、チャネルCにより4個のスロットが利用されていることがわかる。図4bで、フレームが現時点で2個の予約スロット、6個の硬スロットおよび7個の軟スロットを含んでいることがわかる。
【0048】
t=6で、チャネルAが事前に予約した転送容量を使用し始めると想定する。次に、t=8で、チャネルBの帯域要求がこの時点で一時的に終了する結果としてチャネルBに割付けられている全てのスロットが割付解除されて自由スロットとなる。t=10で、チャネルDが4個の硬スロットおよび4個の軟スロットの帯域要求を行い、かつ9個の自由スロットのうち8個がこのためチャネルDに割付けられると想定する。
【0049】
t=12で、チャネルBが再び2個の硬スロットおよび8個の軟スロットに対する要求を行うと想定する。残る1個の自由スロットは硬スロットとしてBに割付けられ、Dに割付けられた軟スロットのうちの1個は割付解除されてBに対して二次的硬スロットとして割り付けられる。しかし、チャネルB’による8個の軟スロットに対する要求は満たされず、この要求部分は拒否されなければならない。
【0050】
t=14で、チャネルAがデータ転送用の予約スロットの使用を停止すると想定する。前に記述したように、これらのスロットは割付解除されずにチャネルAへの予約が維持される。t=17で、チャネルCがその転送容量を使用するのを停止し、その4個の硬スロットがそのために割付解除されて自由スロットとなる。
【0051】
t=19で、チャネルBが再びその必要帯域の全域に対するアクセスを試みる。2個の硬スロットが既にチャネルBへ割付けられているので、要求は追加の8個の軟スロットに対するものである。この時点で、4個の自由スロットが軟スロットとしてBに割付けられる一方、4個の軟スロットに対する要求は依然拒否される。
【0052】
上述の例ではノード間並びにノード内での時間スロットの再割付けを含みかつチャネルは例えば同一リンク上に設けたノード間、異なるリンクに設けたノード間、すなわちマルチホップ(Multi-hop)チャネル、または例えば単一装置のポート間のチャネルを含み得ることに留意すべきである。
【0053】
この発明の実施例に従ったチャネルへの時間スロットの割付け運用例を実施するための処理ステップのフロー図を、図5aおよび5bを参照して記述する。
【0054】
図5aで、スロットを選択指定した優先レベルでのチャネル割付け要求の受信により、ステップ510で処理が開始される。図5aで、上記要求は図示したステップを実施するためのノードに接続した末端ユーザから入力される。
【0055】
ステップ520で、ノードはそのスロット利用テーブルに利用可能な自由スロットが在るかのチェックを行う。答えがyesの場合、処理はステップ580へ進み、次いでステップ590へ続く。ステップ580では、そのような自由スロットが要求チャネルに割付けられ、続くステップ590でステップ580で割付けたスロットに対して選択した優先レベルを関連付ける。しかし、ステップ520での答えがnoの場合、処理は530へ進む。
【0056】
ステップ530で、ノードのスロット利用テーブルに対して、ステップ510で受信した要求により特定したレベルより低い優先レベルのスロットを調べる。そのようなスロットが在る場合、処理はステップ570へ進む。ステップ570で、ステップ530で見出したスロットを、このスロットを現時点で有しているチャネルから割付解除する。この割付解除したスロットを前述したようにステップ580および590で処理する。しかし、ステップ530でそのようなスロットが無い場合、処理はステップ540へ進む。ステップ540で、スロット要求を所望スロットに対する選択優先レベルの識別と共に他のノードへ送出する。
【0057】
ステップ550で、ステップ540で他のノードへ発信した要求の結果受信して得た回答について調べる。この回答は、あるスロットへの書込みアクセス権を他のノードから図5aのステップを実行するノードに対して転送してもよいか否かを示す。回答がスロットへのアクセス権を転送した旨を示すものなら、上述のステップ580および590をこれらのスロットに対して実行する。しかし、スロットへのアクセス権を転送していない場合、ステップ560を実行する。ステップ560で、選択した優先レベルのスロットへの要求は拒否される。
【0058】
他の例として、図5aの処理を「他のノード」に対するスロットの再割付けの可能性が存在しないシステムで行う場合、ステップ540および550は処理から省略する。したがって、ステップ530でスロットを何ら見出さない場合、処理は直接ステップ560へ進む。
【0059】
図5bで、図示の処理ステップは選択優先レベルを割当てるスロットに受信した要求についての処理を指す。この要求は、図示ステップの実行とは異なるノードに接続した末端ユーザから導出される。この要求は、例えば、図5のステップ540の実行の結果として送出される。
【0060】
この処理は、ステップ610で上記要求を受信することで開始する。要求の受信後、ステップ620で図5bのステップを実行するノードのスロット利用テーブルに、利用可能な自由スロットが在るか否かについてチェックする。回答がyesの場合、ステップ680に続くステップ650を実行する。それ以外の場合は、ステップ630を実行する。ステップ650で、ステップ610で要求を受信したノードに対して、ノードが自由スロットへのアクセス権の転送を開始する。ステップ680で、転送したスロットをスロット利用テーブルから除外する。しかし、ステップ620で回答がnoの場合、処理はステップ630へ進む。ステップ630で、ノードのスロット利用テーブルに対して、要求レベルよりも低い優先レベルのスロットを調べる。そのようなスロットを見出した場合、ステップ660が処理される。そのようなスロットが存在しない場合、ステップ640が処理される。
【0061】
ステップ660で、ブロック630で見出したスロットを、このスロットを現時点で所有しているチャネルから割付解除する。この割付解除したスロットを、次いで、ステップ670で処理し、引き続きステップ680で処理する。ステップ670で、ブロック610での要求を受信したノードに対して、ノードがブロック660で割付解除したスロットへのアクセス権転送を開始する。ステップ680で、転送したスロットをスロット利用テーブルから除外する。ステップ640で、要求に関連付けた優先レベルの割付解除可能スロットが無い場合、ステップ610で受信した要求に対する拒否を行う。
【0062】
図5aおよび5bでの処理は単一スロットに対する要求について記述したが、複数スロットに対する要求の処理を行うステップを同様に実施してもよい。たとえば、要求した個数の時間スロットの一部分のみについて異なるステップで得るようにした場合は、部分的な要求拒否を含めればよい。
【0063】
図6aないし6dは、図4aおよび4bに関連して記述したスロット利用に関する本実施例でのスロット利用テーブルを示し、図4aおよび4bと同様の表記を用いて優先レベルを示すことにする。各テーブルには、時間スロット位置を示すカラムSI、各時間スロットが割付けられるチャネルを示すカラムCH、およびスロットを各チャネルに割付ける優先度を示すカラムPRを含む。これらのスロット利用テーブルは、この例では、図3を参照して前述した種類のものである。図6aおよび6cは第1ノードのそれぞれの時点(図4aでのそれぞれt=3およびt=5)でのスロット利用テーブルを示し、6bおよび6dは各時点における第2ノードのスロット利用テーブルを示すものと想定する。チャネルAが第2ノードから確立されチャネルBおよびCが第1ノードから確立されると想定する。
【0064】
図4aに記載の図中のt=3に対応する時間に、第1および第2ノードは図6aおよび6bのスロット利用テーブルをそれぞれ有している。図4のt=4で、第1ノードにより確立されるチャネルCは4個の硬スロットを要求する。図6aで、この要求前の第1ノードのみが1個の自由スロットにアクセスできかつノードN2が2個の自由スロットにアクセスできることがわかる。
【0065】
図6aないし6dは、第1および第2ノードのノード制御器により実行される処理ステップシーケンスを示す。第1ノードのノード制御器が時間t=4でチャネルCに対する4個の硬スロット要求を受信したとき、それがアクセスする自由スロット、この場合はスロット(13)、をまずチャネルに割付けかつそれに要求内で受信した選択「硬」優先レベルを割当てる。これにより3個の硬スロットが割付けられ、要求を満たすことになる。第1ノードのノード制御器は、次いで、3個の硬スロット要求を第2ノードへ送出する。第2ノードは2個のスロット、即ちスロット(14)と(15)、を有しているので、要求の結果として、これら2個のスロットへのアクセスを第1ノードへ転送する。第1ノードのノード制御器は、次いで、硬スロットとしてのこれら2個のスロットをチャネルCに割付ける。これにより1個の硬スロットが割り付けられ要求を満たすことになる。第1ノードは、このため、そのスロット利用テーブルに対して、スロットが要求された所有レベルより低い所有レベルを有してチャネルCの要求を満たすかを調べ、チャネルBに割付けられた軟スロットの1個、例えばスロット(12)を見つけ、このスロットをチャネルBから割付解除しそれをチャネルCへ硬スロットとして割付ける。全てについて、チャネルCからの要求がこのように満たされたに後は、時間t=5で第1および第2ノードは図6cおよび6dにそれぞれ示すスロット利用テーブルを有することとなる。
【0066】
上記したように、この例ではこれらの自由スロットへアクセスするノードのいかんにかかわらず、より高い優先レベルのスロット要求によりある優先レベルのスロット割付が解除される前ならば、全ての自由スロットが利用される。このことは図5aおよび5bに関連して上記した処理と比較すると幾分異なる。
【0067】
図7はこの発明のさらに他の実施例に従って動作するデータ切替えおよび経路決定(routing)装置200を概略的に示す。
【0068】
装置210は、入力ポート201、出力ポート202、共有フレームメモリ204として実施されるスイッチコア、および経路決定プロセッサ203を含む。
【0069】
入力ポート201は、例えば、イーサネットや従来の電話通信トラヒックの形態のデータを受信しかつ時間スロットに分割されたそのデータをフレームメモリ204のエントリに書込むように設けられる。同様に、出力ポート202は、フレームメモリ204のエントリからの時間スロットデータを読出しかつそのデータを典型的にはそれぞれのポートで用いる通信プロトコルに従って保護して出力リンクへ発信するように設けられる。各入力/出力ポートはそれぞれの物理的なリンクに関連してデータを受信/発信するよう設けた物理ポートで構成できる。しかし、これに代えて、1個以上の入力/出力ポートを、例えば、他の仮想ポートに対してデータを伝送する物理的な入力/出力リンク上のデータを受信/発信するよう設けた仮想ポートで構成することもできる。
【0070】
経路決定プロセッサ203は、入力ポート201および経路決定プロセッサ203がデータをメモリ204のエントリに書込むかを選択しかつ出力ポート202および経路プロセッサ203がデータをメモリ204のどのエントリから読出すかを選択できるように設けられ、これによりメモリ204を介した回線切替え接続ネットワークを形成する。図5に、そのようなマッピングを矢印で示している。経路決定プロセッサ103は、また、メモリ204を介して1個以上のポートから上記マッピングに続いて受信したデータパケットについての経路決定を行う。加えて、経路決定プロセッサにより得た経路情報をこのマッピングの修正に用い、それによりどのチャネルが装置200内の何処へ行くかやそのチャネルのサイズ等を修正する。さらに、経路決定プロセッサ203は、メモリ204を介して設定した各チャネルに対して優先レベルを割当てるように設けられる。そのようなチャネル割付けに変更要求があるとき、優先割当てはこの発明に従って検討される。
【0071】
図5を参照して記述した本実施例は、従って、それ(接続ネットワーク内)に基づく全ての優先情報並びに全ての決定および優先割当てを本質的に1個の単一ユニット即ち経路決定プロセッサで制御する状況で用いる本発明を例示するものである。
【0072】
この発明について上にその詳細な実施例の例を参照して記載したが、別の典型例、改変例およびここに開示した特徴の組合わせを添付の請求の範囲により既定する発明の範囲内で当業者により理解されるように実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明が向けられる種類の例示のネットワークを概略的に示す。
【図2】 図2は図1に示す光ファイバの1本に沿って伝播する時分割多重ビットスロットリームの例を概略的に示す。
【図3】 図3はこの発明に従った時間スロット割付装置の例示の実施例に従ったノードのブロック図を概略的に示す。
【図4】 図4aはこの発明の実施例に従った時間スロット割付け図の例を示す。図4bは図4aに示した時間スロット割付けに従った3種類の優先レベル間の時間スロット分布を示す。
【図5】 図5aおよび図5bはこの発明の実施例に従ったフロー図を示す。
【図6】 図6a、図6b、図6cおよび図6dは、それぞれ、この発明の実施例に従ったスロット利用テーブルの例を示す。
【図7】 図7はこの発明の他の実施例に従った切替および経路決定装置を概略的に示す。
Claims (32)
- 回線切替チャネルがネットワークの循環フレーム内に1以上の時間スロットを含んで確立される時分割多重ネットワーク内のチャネルへ時間スロットを割付ける方法であって、前記方法は下記のステップを含む:
チャネルへ割付けた時間スロットに少なくとも2種類の利用可能レベルのうちの選択した優先レベルを割当てる優先割当てステップ:および
前記選択した優先レベルと他チャネルへの時間スロットの要求に含まれる優先レベルとの比較に基づいて前記時間スロットを前記チャネルから割付解除すべきか否かを判別する判別ステップ。 - 前記判別ステップは前記要求に含まれる優先レベルが前記選択した優先レベルよりも高い場合に前記時間スロットを前記チャネルから割付解除する判別を含む、請求項1記載の方法。
- 前記判別ステップは前記要求が前記選択した優先レベルよりも高い優先レベルの他チャネルへ時間スロットを割付けるための要求である場合に前記時間スロットを前記チャネルから割付解除する判別を含む、請求項1または2記載の方法。
- 前記時間スロットを前記チャネルから割付解除する前記判別ステップは利用可能な未割付けスロットがない場合にのみ前記時間スロットを前記チャネルから割付解除する前記判別ステップを行う、請求項1、2または3記載の方法。
- 前記時間スロットに割当てた優先レベルが最高優先レベルよりも低い場合にのみ前記時間スロットを前記チャネルから割付解除する前記判別ステップを行う、請求項1ないし4のいずれかに記載の方法。
- 前記時間スロットを前記チャネルから割付解除する前記判別ステップは、更にいずれのチャネルへ時間スロットが最後に割付けられたかに関する決定に基づく、請求項1ないし5のいずれかに記載の方法。
- 前記時間スロットを前記チャネルから割付解除する前記判別ステップは、更にいずれのチャネルで時間スロットが最も長い期間割付けられたかに関する決定に基づく、請求項1ないし6のいずれかに記載の方法。
- 前記時間スロットを前記チャネルから割付解除する前記判別ステップは、更にいずれのチャネルから時間スロットが最後に割付解除されたかに関する決定に基づく、請求項1ないし7のいずれかに記載の方法。
- 前記時間スロットを前記チャネルから割付解除する前記判別ステップは、更に関係するビットストリーム上での時間スロットの分断を防止するためにいずれのチャネルから時間スロットを割付解除すべきかに関する決定に基づく、請求項1ないし8の何れかに記載の方法。
- 前記優先割当てステップは、前記チャネルへ割付けた全ての時間スロットへの同一選択優先レベルの割当てを含む、請求項1ないし9のいずれかに記載の方法。
- 前記優先割当てステップは、前記チャネルへの前記選択した優先レベルの割当てを含み、それにより前記チャネルへ割付けた各時間スロットに同一選択優先レベルを割当てる、請求項1ないし10のいずれかに記載の方法。
- 前記優先割当てステップは、前記チャネルへ割付けた異なる時間スロットへの異なる優先レベルの割当てを含む、請求項1ないし9のいずれかに記載の方法。
- 前記優先割当てステップは前記ネットワークの第1部分に恒って前記チャネルへ割付けた時間スロットへの選択した優先レベルの割当ておよび前記ネットワークの他部分に恒って前記チャネルへ割付けた時間スロットへの他の選択した優先レベルの割当てを含む、請求項1ないし9のいずれかに記載の方法。
- 前記優先割当てステップは前記チャネルへ割付けた時間スロットに割当てた優先レベルの変更を含む、請求項1ないし13のいずれかに記載の方法。
- 優先度を判別するステップを含みそれによりチャネル障害の場合に前記選択した優先レベルに基づいて前記チャネルを再確立する、請求項1ないし14のいずれかに記載の方法。
- 前記選択した優先レベルに基づいて前記チャネルに対して要求した冗長度を判別するステップを含む、請求項1ないし15の何れかに記載の方法。
- 前記優先割当てステップは物理的または仮想的ポートの識別または前記チャネルに関するトラヒックを授受するインタフェースに基づいた前記選択した優先レベルの選択を含む、請求項1ないし16のいずれかに記載の方法。
- 前記優先割当てステップは前記チャネルで運搬されるべきトラヒックに関係するアプリケーションの形式の識別に基づいて前記選択した優先レベルを選択することを含む、請求項1ないし17のいずれかに記載の方法。
- 前記優先割当てステップはネットワーク上のプロトコルから導出した優先情報に基づいて前記選択した優先レベルを選択することを含む、請求項1ないし18のいずれかに記載の方法。
- 前記時間スロットに割当てた前記選択した優先レベルの情報をネットワークの1以上の他のノードへ発信して前記他のノードをして前記優先レベルを考慮して前記チャネルを切替えせしめることを含む、請求項1ないし19のいずれかに記載の方法。
- 帯域を要するチャネル用の時間スロットを要求し、前記要求は優先レベルを含む、要求ステップ;および
前記判別に基づいて他のチャネルから時間スロットを割付解除すると共に、前記要求の結果として前記チャネルにより所有されるべき時間スロットを前記チャネルに割付けるスロット割付けステップをさらに含む、請求項1ないし20のいずれかに記載の方法。 - 前記選択した優先レベルは前記要求に含まれる優先レベルとは異なる、請求項21記載の方法。
- 前記選択した優先レベルは前記要求に含まれる優先レベルと同一である、請求項21記載の方法。
- 回線切替チャネルが1以上の時間スロットをネットワークの繰返しフレーム内に有して確立される時分割多重ネットワークのチャネルに時間スロットを割付ける装置であって、前記装置は下記を含む:
前記チャネルに割付けた時間スロットに少なくとも2種類の利用可能な優先レベルのうちの選択したレベルを割当てる優先割当て手段(182);および
時間スロットの要求を受信しかつ前記選択した優先レベルと前記要求に含まれる優先レベルとの比較に基づいて前記時間スロットを前記チャネルから割付解除する判別を行うように設けたスロット割付け手段(184)。 - 前記時間スロットに割当てた選択した優先レベルを示すスロット利用テーブル(176)を含む、請求項24記載の装置。
- 前記優先割当て手段は前記チャネルへ割付けた前記時間スロットに前記選択した優先レベルが割当てられている旨を示す情報を書込むように配置される、請求項25記載の装置。
- 帯域を要するチャネル用の時間スロットを要求し、前記要求は優先レベルを含むように設けた、要求手段をさらに含み、
前記スロット割付け手段は、前記判別に基づいて他のチャネルから時間スロットを割付解除すると共に、前記要求の結果として前記チャネルにより所有されるべき時間スロットを前記チャネルに割付ける、請求項24ないし26のいずれかに記載の装置。 - 前記装置は前記ネットワークの数個のノードを代表して時間スロットの割付/割付解除を司る、請求項24ないし27のいずれかに記載の装置。
- 通信ネットワークを稼動するとき前記優先レベルに基づいて異なるトラヒックサービス等級を特定する、請求項1ないし23のいずれかに記載の方法。
- データ切替えまたは経路決定装置のポートを相互接続するとき前記優先レベルに基づくチャネル優先化を与える、請求項1ないし23のいずれかに記載の方法。
- 通信ネットワークを稼動するとき前記優先レベルに基づいて異なるトラヒックサービス等級を特定する、請求項24ないし28のいずれかに記載の装置。
- データ切替えまたは経路決定装置のポートを相互接続するとき前記優先レベルに基づくチャネル優先化を与える、請求項24ないし28のいずれかに記載の装置。
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