JP4298287B2 - データ処理装置およびデータ処理方法および制御プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、文書画像を読み取って得られる画像に対して所定の文字認識処理を実行してテキストデータを生成する文書処理を実行可能なデータ処理装置およびデータ処理方法およびコンピュータが読み取り可能な記録媒体およびプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のデータ処理装置を含む種々の画像処理を行う複合機が数多く提案されており、従来書面で扱っていた情報を文字認識処理を伴って電子化して管理する要求にも対応できるように構成されたものもある。
【0003】
そして、上記のデータ処理装置を利用して膨大な書面データを電子化しようとする試みも、官民を問わず行われている。例えば官庁等における、いわゆる電子政府において、膨大な過去の紙文書を如何に効率良く電子化し活用しり、関連する民間企業で該電子化された情報を利用するシステムを構築しよとする動きも具体化されようとしている。
【0004】
そして、上記のようなデータ処理装置を利用して、紙文書をOCR処理することにより電子化し、全文検索を可能にすることで行政の効率化や情報公開請求に応えられるようにしたいという要求も高まっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、実際に膨大な紙文書を上記のような従来のデータ処理装置で電子化するに当たっては多くの課題が残されている。
【0006】
例えばユーザが入力した書誌情報と画像データの関連付けを失敗すれば、いざ文書を参照しようとしても、例え正しい書誌情報を入力していても、該当する画像データを参照できなくなってしまう。
【0007】
一方、文書全部をOCRで一括してテキスト化すれば書誌情報の入力は必要ないが、OCRの精度は以前より大幅に改善されたものの、なお完全ではない。
【0008】
そこで、文書画像の電子化では、全部OCR処理し、テキスト化された一部を目視でチェック・修正する方法等が考えられる。
【0009】
なお、特開2002−290661公報(従来技術1)には、この種のデータ処理の従来技術として、複写機側でインデックス情報(分類やキーワード)等を入力後、付加情報と画像データとをパソコン(PC)側に送信する。そして、PC側ではデータベース用のデータ形式に変換した上でハードディスク等のDBに登録して管理する技術が開示されている。
【0010】
しかしながら、従来技術1では、複写機でキーワード入力後に1件ずつ画像データをPCに送信するので、付加情報と画像データの関連付けは容易な反面、キーワード入力と画像読み込みを同時に行うことができず、すなわち、複写機が実際に画像を読み込んでいる時間が短いにもかかわず、全体として作業効率が悪い。
【0011】
また、従来技術1において、もし、同時に複数件のキーワード入力と画像読み込みを同時に行うと関連付けができなくなるという不具合も発生する。特に、文書の検索を容易にするためにキーワードの量を多くするとこの作業効率の問題は顕著になる。
【0012】
また、文書の分類とキーワードの組み合わせで検索する方法では、複数の部門に関連する文書をどの部門の分類とするか迷ったり基準が統一されなくなる問題、いわゆる蝙蝠問題が生じてしまう。
【0013】
結局、分類とキーワードに頼る方式では、たとえば部門を跨る文書の検索に困難が生じ、それを避けようとすれば同一の文書を関係部門の数だけ記憶する必要が生じ、記憶装置の必要容量が大きくなる。更にキーワードが不適切であれば、文書が検索時にヒットせず、文書が死蔵化される恐れがある。
【0014】
また、特開平10−21380号公報(従来技術2)には、タイトルエリアの文書タイトルをOCRで文字認識するとともに、文書の先頭ページに総ページ数を記載しておき、その総ページ数を文字認識して文書の区切りを判定しながら画像ファイル処理を行う電子ファイリングシステムが開示されている。
【0015】
しかしながら、従来技術2においては、古い様様の文書では一定のタイトルエリアが用意されていないことが多く、この方法は新しい文書(ワープロ等もともと電子データがある文書)に対してしか使えないという問題がある。
【0016】
また、文書作成時には総ページ数が記入されていたとしても、文書の改訂時に内容が追加され、総ページが増えたり、内容の一部の削減時に総ページ数が減少することは頻繁に生じる。
【0017】
更に、元文書に当初なかった添付文書が追加される場合や、文書のページ書式を変更しただけでも総ページ数は違ってしまう。
【0018】
しかし、この総ページ数を文字認識して文書の区切りを判定する方法だと、随時総ページ数を確認し直すなど、文章作成側の負担が大きい。
【0019】
結局、ファイル処理の変動により、文書登録時に記載された文書の先頭ページの総枚数と実際の文書の総枚数とが不一致となる場合が生じることは否めず、該不一致が発生した場合、電子化時に各文書の再度総枚数を数え直し、総枚数が間違っていた場合、元文書を訂正するか、枚数データを別途手入力する必要があり運用が非常に煩雑になる。
【0020】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、書誌情報をクライアントPCから取得すると共に一意の管理番号を採番して管理し、この管理番号を含む原稿入力管理票形式に従う原稿仕切シートを印刷し、原稿仕切シートと各原稿とからなる一連の原稿画像を順次読み取って得られる画像データを入力して、原稿仕切シートの画像データに文字認識処理を施してフォーム番号と管理番号を生成し、原稿仕切シートで認識された管理番号と書誌情報部で管理される管理番号とを照合し、照合結果が一致していると判断した場合に、原稿仕切シート上の書誌情報に応じて特定される保管フォルダに、原稿画像の画像データを蓄積し、保管フォルダに蓄積された画像データから生成される書誌情報のテキストデータと既に管理されている書誌情報とを照合し、照合結果が一致しない場合に、エラーであることを示す情報を設定することにより、印刷した原稿仕切シートを紙文書保管時の表紙として用いることができ、紙を無駄にせずに、効率よく文書の蓄積を行わせ、また、原稿仕切シートと電子化すべき文書のペアをユーザが間違った場合にも、書誌情報の照合を取ることで誤りを見つけて認識させるデータ処理装置およびデータ処理方法および制御プログラムを提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ネットワークを介して原稿画像を読み取る画像読取り装置及びクライアントPCと通信可能なデータ処理装置であって、クライアントPCより前記画像読取り装置から読み取らせる原稿画像に対する書誌情報を取得すると共に一意の管理番号を採番して管理する書誌情報管理手段と、前記書誌情報管理手段で管理される書誌情報に基づいて前記管理番号を含む原稿入力管理票形式に従う原稿仕切シートを印刷部で印刷させる印刷実行手段と、前記画像読取り装置が読取った前記原稿仕切シートと各原稿とからなる一連の原稿画像を順次読み取って得られる画像データに対して、前記原稿仕切シートの画像データに文字認識処理を施してフォーム番号と管理番号を生成し、前記原稿画像の画像データに文字認識処理を施して書誌情報のテキストデータを生成する文字認識処理手段と、前記文字認識手段が前記原稿仕切シートと認定するためのフォーム番号を検出できたか否かにより前記画像データを前記原稿仕切シートであると判断した場合に、該原稿仕切シートで認識された管理番号と前記書誌情報管理手段で管理される管理番号とを照合する第一の照合手段と、前記第一の照合手段において照合結果が一致していると判断した場合に、前記文字認識処理手段が認識する前記原稿仕切シート上の書誌情報に応じて特定される保管フォルダに、前記原稿画像の画像データを蓄積する画像蓄積手段と、前記書誌情報管理手段に管理されている書誌情報と、前記画像蓄積手段により前記保管フォルダに蓄積された画像データから前記文字認識処理手段により生成された前記書誌情報のテキストデータとを照合する第二の照合手段と、前記第二の照合手段による照合結果で、前記書誌情報管理手段に管理されている書誌情報と、前記画像蓄積手段により前記保管フォルダに蓄積された画像データから前記文字認識処理手段により生成された前記書誌情報のテキストデータとが一致しない場合に、エラーであることを示す情報を設定する設定手段とを有することを特徴とする。
【0041】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示すデータ処理装置を適用可能な文書ファイルシステムの一例を示すブロック図である。
【0042】
図1において、50は所定のOS(例えばUNIX(登録商標)やWINDOWS(登録商標)が含まれる)でデータ処理を行う情報処理サーバである。
【0043】
51は制御部で、OCR処理部53,ジョブ制御部54,登録処理部59を統括的に制御して、文書ファイルシステムを制御する。
【0044】
OCR処理部53は、例えばネットワーク10を介して受信する画像データ中の文字認識処理を行うプログラム及び認識用辞書を備えている。
【0045】
ジョブ制御部54は、夜間あるいは休日等所望の時間(詳述するように指定される)にOCR処理等のジョブを実行させる為のプログラム及び実行パラメータ、OCR処理結果情報を記憶する。
【0046】
登録処理部59は一意の管理番号の採番や、画像の登録の為のフォルダ生成や、書誌情報及び画像情報及びテキスト情報のデータベース81への登録処理を行う。
【0047】
55は書誌情報部で、クライアントPC62あるいはクライアントPC63から入力される収受文書名、収受年月日、文書作成元、主管部門、文書区分、検索キーワード、保管期限、OCR区分の他、文書の保管部門等を含む書誌情報を一時的に管理記憶する。クライアントPC62あるいはクライアントPC63は、ユーザから入力される書誌情報を書誌情報部55へ登録指示を行う。
【0048】
56は画像情報部で、ネットワーク10介して通信可能な複合機70のスキャンエンジン72によって読み込まれた画像データを一時的に保管管理する。なお、画像情報部56は、管理番号と同じ又は管理番号に対応付けられたフォルダ名に1つの文書の各ページに対応した画像データを一時的に記憶管理するものとする。
【0049】
57はテキスト情報部で、OCR処理部53によるOCR処理によって文字認識されたテキストデータを一時的にデータ保管管理する。テキスト情報部57は管理番号と同じ又は管理番号に対応付けられたファイル名でページ区切り記号付のテキストデータを一時的に管理記憶する。
【0050】
なお、複合機70は、CCD等の撮像素子を備えたスキャンエンジン72と、入力されるPDLデータを印刷する機能と、スキャンエンジン72から出力される画像データを印刷する機能とを備えたプリントエンジン73を備え、スキャンエンジン72とプリンタエンジト73とは相互に通信可能に構成されている。また、図示しないネットワークコントローラと通信I/Fを備えて、ネットワーク10を介して、情報処理サーバ50あるいはクライアント62あるいはクライアント63と通信可能に構成されている。
【0051】
また、プリントエンジン73は、例えばカラーレーザビームプリントエンジンで構成されるものとするが、インクジェットプリントエンジンで構成されたり、モノクロレーザビームプリントエンジンで構成されていてもよい。
【0052】
さらに、71はハードディスク等の記憶装置で、例えば複合機70に印刷すべきジョブ(画像情報)を記憶したり、電子ソート機能を実行させる際に、ラスタイメージファイルを記憶する等に利用される。
【0053】
61はジョブ管理を行うクライアントPCで、負荷の重いOCR処理をジョブが込み合わない時間帯、例えば昼休み中や、夜間及び休日に行うためのジョブ制御情報をジョブ制御部54に登録して、OCRジョブの結果を確認することができるように構成されている。なお、クライアントPC62あるいはクライアントPC63において、OCRジョブの結果を確認することができるように構成することは任意である。
【0054】
80はデータベースサーバで、外部記憶装置で構成されるデータベース81を備え、図示しないネットワークコントローラ,通信I/Fを介して情報処理サーバ50から受信する書誌情報、画像情報、テキスト情報を関連づけされた状態のファイルを一元管理する。
【0055】
なお、仕切用紙の印刷を不図示の他のプリンタ(例えばクライアントPC62またはクライアントPC63にローカル接続されているプリンタ)で実行させるように構成してもよい。
【0056】
図2は、図1に示した情報処理サーバ50の構成を説明するブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0057】
図2において、CPU21は、HD(ハードディスク)28に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OSやネットワークプリンタ制御プログラム等を実行し、RAM22にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。
【0058】
ROM23には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。22はRAMであり、CPU21の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
【0059】
24はLANI/Fで、ネットワーク10を介して所定プロトコルでクライアントPC61〜63や複合機70あるいはデータベースサーバ80と通信可能に構成されている。
【0060】
27はCD−ROMドライブであり、CD−ROMを通じてアプリケーションまたはデータロードすることができる。
【0061】
28はHDであり、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、ネットワークプリンタ制御プログラム、関連プログラム等を格納している。
【0062】
26はキーボードであり、ユーザがクライアントPCに対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するものである。29はモニタであり、キーボード26から入力したコマンドや、プリンタの状態等をビデオアダプタ25を介して表示したりするものである。30はシステムバスであり、クライアントコンピュータ内のデータの流れを司るものである。
【0063】
図3は、図1に示したクライアントPC61〜63の構成を説明するブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0064】
図2において、CPU31は、HD(ハードディスク)38に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OSやネットワークプリンタ制御プログラム等を実行し、RAM22にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。
【0065】
ROM33には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。32はRAMであり、CPU31の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
【0066】
34はLANI/Fで、ネットワーク10を介して所定プロトコルでクライアントPC61〜63間や複合機70(図1)あるいはデータベースサーバ80と通信可能に構成されている。
【0067】
37はCD−ROMドライブであり、CD−ROMを通じてアプリケーションまたはデータロードすることができる。38はHDであり、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、ネットワークプリンタ制御プログラム、関連プログラム等を格納している。
【0068】
36はキーボードであり、ユーザがクライアントコンピュータに対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するものである。40はモニタであり、キーボード36から入力したコマンドや、プリンタの状態等をビデオアダプタ35を介して表示したりするものである。39はシステムバスであり、クライアントPC内のデータの流れを司るものである。
【0069】
図4は、図2に示したクライアントPC62あるいはクライアントPC63のモニタ40に表示される書誌情報入力画面の一例を示す図であり、図1に示した書誌情報部55から受信する画面情報に基づいて、あらかじめ設定されたフォーマットで表示される画面例に対応する。なお、クライアントPC62あるいはクライアントPC63で書誌情報の登録指示がなされると、当該画面データを示すIDと設定データが情報処理サーバ50の書誌情報部55に転送されて登録される。
【0070】
図4において、401は収受文書名で、受け取った文書の名称が設定される。402は収受年月日で、文書を受け取った年月日が設定される(原則として入力時のシステム日付が表示されるが修正することができる)。403は文書作成元で、受取った文書を作成した組織(省庁や会社等)の名称が設定される。
【0071】
404は主管部門で、当該文書を管理する部門が設定される。405は文書区分で、データベース81で登録される画像ファイルを、例えば一般文書、機密文書、極秘文書の区別で管理するための情報が設定される。
【0072】
406は検索キーワードで、検索時にキーワードとして役立つと思われる言葉が設定される。なお、検索キーワードは、単数でも複数でもよく、必ずしも入力する必要はない。
【0073】
407は保管期限で、データベース81で登録される画像ファイルとしての文書の保管年数が設定される。408はOCR区分で、OCR処理形態を自動/手動/対象外のいずれかで設定可能に構成されている。「対象外」とはOCR処理の対象文章ではない旨を意味する。409は登録ボタンで、該ボタンが押下指示されると、設定された内容の情報がコマンドとともに、情報処理サーバ50に送信される。410は終了ボタンで、該ボタンが押下指示されると、書誌情報入力処理が終了する。なお、上記401〜408の各項目は、ユーザが適宜設定可能とする。
【0074】
図5は、図1に示した複合機70のプリントエンジン73で印刷される文書管理票(OCR用仕切用紙)の一例を示す図であり、例えば書誌情報部55で管理される書誌情報に基づいて登録処理部59が作成して、例えば所定のPDLデータとして、プリントエンジン73で印刷されるものとする。なお、仕切用紙のイメージ出力は、複合機70で印刷するのが望ましいが、クライアントPC61〜63にローカル接続されるプリンタから印刷される構成であってもよい。
【0075】
図5において、91はフォーム番号領域で、仕切用紙上の所定位置(例えば右上隅)に一意のフォーム番号(図1に示した書誌情報部55に記憶される)が印刷される。このフォーム番号は同一の仕切用紙では同一の番号が用いられる。
【0076】
92は管理番号エリアで、OCR認識効率を高めるため所定サイズ以上で一意の管理番号が印刷される。この管理番号は登録処理部59により一意の番号が採番され、書誌情報部55に他の書誌項目の情報と共に記憶される。なお、フォームを一元化するための、OCR負担を軽減するため、管理番号の印刷位置は一定としている。なお、この管理番号にはOCR認識エラーを検出又は訂正するためのチェック桁(チェックディジット)を含んでも良い。この管理番号は通常数字のみ又は英数字で構成される記号を含んでも良い。
【0077】
また、それ以外の印刷項目は、図4に示した書式事項に準ずるが、全ての書誌入力項目を印刷するかどうかは、任意とする。なお、仕切用紙を回覧要(決済用)の表紙としても良い。
【0078】
93は文書名エリアであり、図4に示した収受文書名401に設定された文書名が設定される。
【0079】
図6は、本発明に係るデータ処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、情報処理サーバ50による図1に示したクライアントPC62またはクライアントPC63からの書誌情報に基づく仕切用紙作成印刷にかかる一連の処理手順に対応する。なお、S501は、クライアントPC62またはクライアントPC63におけるステップで、S521〜S526は情報処理サーバ50のステップに対応する。また、各手順は、クライアントPC62またはクライアントPC63においては、ハードディスク38からRAM32に当該処理プログラムをロードして、CPU31が実行することにより達成され、また、情報処理サーバ50においては、ハードディスク28からRAM22に当該処理プログラムをロードして、CPU21が実行することにより達成されるものとする。
【0080】
まず、クライアントPC62またはクライアントPC63において、図4に示した書誌情報入力画面で設定された書誌情報が情報処理サーバ50に送信される(S501)。
【0081】
そして、該書誌情報を情報処理サーバ50が受信すると、ステップS521で、該書誌情報を書誌情報部55に登録する。次に、ステップS522で、管理番号エリア92に印刷する管理番号を採番する。そして、管理番号が付与されたら、受信している書誌情報に基づいて、ステップS523で、図5に示した文書管理票を印刷するための仕切紙印刷情報を生成する。そして、ステップS524で、図示しない印刷指定画面で、文書管理票を彩色指定があるかどうかを判断して、NOならばステップS526へ進み、YESならば、ステップS525で、ステップS523で生成した仕切紙印刷情報をカラー出力に更新し、ステップS526で、ステップS525で更新した文書管理票の印刷データを複合機70に転送して、処理を終了する。これにより、図5に示した文書管理票がプリントエンジン73から出力される。この彩色指定により文書管理票の一部が着色されるので、目視で仕切用紙であることを識別するのが容易になる。
【0082】
図7は、本発明に係るデータ処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、情報処理サーバ50による図1に示した複合機70からの文書管理票処理にかかる一連の処理手順に対応する。なお、S601,S602は、複合機70におけるステップで、S603〜S612は情報処理サーバ50のステップに対応する。また、各手順は、情報処理サーバ50においては、ハードディスク28からRAM22に当該処理プログラムをロードして、CPU21が実行することにより達成されるものとする。
【0083】
なお、本処理前に、ユーザにより、図6に示したステップS526に基づいて、複合機70で印刷された管理票(仕切紙)と電子化対象の文書(原稿束(通常複数文書))を一まとめにして、複合機の図示しないドキュメントフィーダ(ADF)にセットされているものとする。
【0084】
まず、複合機70の図示しない操作パネル上より読み取りを指示すると、ステップS601で、セットされた原稿の画像読み取りを開始し、ステップS602で、セットされた原稿束の原稿(書類)が終了となるまで、ステップS601を繰り返す。そして、該ステップS601,S602で、原稿束の画像データは、ネットワーク10を介して画像情報部56の記憶エリアに一時的に蓄積される。
【0085】
次に、ステップS603で、OCR処理部53が画像情報部56から蓄積された画像データをページ単位に読み出し、あらかじめフォーム番号エリア91に限定される領域と管理番号エリア92に対してOCR処理を実行する。
【0086】
そして、ステップS604で、蓄積されたページ中に、仕切紙と認定するフォーム番号を検出できたか否かにより該画像データが仕切紙(仕切り紙は、通常各文書の先頭にセットされる)であるかどうかを判断して、仕切紙であると判断した場合は、ステップS605、そのフォーム番号に対応するエリアで認識された管理番号と書誌情報部55で管理される管理番号とを照合し、ステップS606で、管理番号の照合結果が一致したかどうかを判断して、照合結果が一致していると判断した場合は、ステップS607で、画像情報部56上に、画像保管のための保管フォルダを生成し、書誌情報とこの保管フォルダのフォルダ名の関連付け情報も生成し、この関連付け情報は書誌情報55に記憶される。ステップS612で、保管フォルダを対象フォルダに設定して、ステップS603へ戻る。これにより、管理票以外の画像データを保存するための対象フォルダが作成され、OCR蓄積準備が完了する。
【0087】
一方、ステップS606で、一致していないと判断した場合は、ステップS611で、画像情報部56上に、一時保存のための一時フォルダを生成し、ステップS612で、一時フォルダを対象フォルダに設定して、ステップS603へ戻る。この一時フォルダは個別にオペレータが確認するためのものである。
【0088】
一方、ステップS604で、仕切紙でないと判断した場合は、ステップS609で、画像データを蓄積するための対象フォルダに当該ページの画像データを保存する。そして、ステップS610で、管理番号に従属して管理されるページ数等を含む管理情報を更新して、ステップS603へ戻る。この管理情報も書誌情報55に記憶される。
【0089】
以上説明した図7の文書読込処理により、仕切り紙と各原稿とからなる一連の原稿画像を順次読み取って得られる画像データを仕切り紙上に印刷された書誌情報に応じたフォルダに格納することができる。
【0090】
図8は、本発明に係るデータ処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、情報処理サーバ50による図1に示した画像情報部56に保持される保管フォルダに蓄積された画像データのOCR処理を含む画像データ登録に関する一連の処理手順に対応する。なお、S701〜S709は情報処理サーバ50のステップに対応する。また、各手順は、情報処理サーバ50においては、ハードディスク28からRAM22に当該処理プログラムをロードして、CPU21が実行することにより達成されるものとする。
【0091】
まず、画像情報部56の記憶エリアに一時的に蓄積された画像データがあるかどうかを指定時間帯(昼休み中、夜間、祝日等(予め管理者により指定され、実行パラメータとして図1に示したジョブ制御部54に登録されている))に判定して、蓄積されていると判定した場合に処理を開始する。まず、ステップS701で、保管フォルダに蓄積された画像データをページ単位に読み込み、ステップS702で、画像読み込みが成功したか否かにより画像の終わりかどうかを判断して、画像の終わりでないと判断した場合は、ステップS703で、そのページ全体の画像データをスキャンして所定のOCR処理を実行する。
【0092】
そして、ステップS704で、ステップS703でOCR処理されたテキスト情報をテキスト情報部57に作成される登録ファイルにテキストデータを追加して、ステップS701へ戻る。
【0093】
一方、ステップS702で、画像の終わりと判断された場合は、ステップS705では、ステップS704で登録ファイルに登録されたテキストデータと、書誌情報部55で登録されている対応する書誌情報(テキストデータ)とを照合して、ステップS706で、照合結果が一致したかどうかを判断して、一致しないと判断した場合には、ステップS709で、OCR処理部53上のワークで管理されるOCR処理結果一覧の管理番号に従うエリアのフラグに処理結果「エラー」を示す情報をセットし、ステップS708へ進む。
【0094】
一方、ステップS706で、照合結果が一致したと判断した場合には、ステップS707で、OCR処理部53上のワークで管理されるOCR処理結果一覧の管理番号に従うエリアのフラグに処理結果「OK」を示す情報を、図1に示したジョブ制御部54で管理されるテーブル上にセットする。
【0095】
そして、ステップS708で、テキスト情報部57に確保された登録ファイルに記憶されたテキストデータに対して、ステップS707またはステップS709で設定されたフラグが付加された管理データを付加された登録ファイルをデータベースサーバ80に登録する指示を行い、処理を終了する。以後、テキストファイルが登録処理部59がネットワーク10を介して、データベースサーバ80へ転送される。
【0096】
図9は、図1に示したクライアントPC61〜63で表示される登録ファイルのOCR処理結果一覧画面の一例を示す図であり、クライアントPC62,63よりジョブ制御部54へ一覧要求を行うことにより取得されるOCR処理結果一覧をクライアントPC62,63に表示した状態に対応する。
【0097】
図9において、B1,B2はボタンで、ボタンB1が押下されると、OCR処理結果一覧に表示されているページの前ページへスクロールし、ボタンB2が押下されると、OCR処理結果一覧に表示されているページの次ページへスクロールする。
【0098】
B3は処理明細表示ボタンで、該ボタンB3が押下されると、選択されているファイルが開き、テキスト変換状態を確認することができる。B4は前の画面ボタンで、現在表示されている画面の直前の画面に復帰する際に押下される。
【0099】
これにより、原稿入力処理を通常の空き時間に高速に行い、処理時間を必要とするOCR処理については、通常ワークに影響のない指定日時(休日等)に連続処理させることが可能となる。従って、通常ワーク処理時に、大量の原稿入力を効率的に行い、OCR処理を夜間や休日に実行し、処理結果を翌日チェックすることが可能となる。
【0100】
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、複合機70と情報処理サーバ50とが通信可能な画像処理システムに本発明を適用する場合について説明したが、複合機70の機能を情報処理サーバ50が備える画像処理システムにも本発明を適用可能である。以下、その実施形態について説明する。
【0101】
図10は、本発明の第2実施形態を示すデータ処理装置を適用可能な画像処理システムの構成を説明するブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0102】
図10において、58はプリントエンジンで、入力されるPDLデータあるいはスキャンエンジン52から読み取られる画像データを記録媒体に印刷処理する。なお、スキャンエンジン52は、図示しないADFを備えて、原稿束を1枚ずつ分離して、原稿給紙,原稿読み取り,原稿排紙を繰り返して、原稿画像データを連続的に読み取り、画像情報部56に蓄積させる。
【0103】
なお、画像情報部56には、選択される画像処理モードに応じて、適宜保管フォルダが作成され、管理情報も同時に保持される。
【0104】
なお、他の構成および動作については、第1実施形態と同様である。
【0105】
また、本発明におけるOCR処理を伴う原稿画像の読み取り指示は、図示しない操作部より、当該OCR処理開始スケジュール(後述するスケジュールモード)に基づき、画像処理部56に蓄積された画像データに対して行うものとする。
【0106】
さらに、OCR対象原稿の画像入力処理と、該画像入力された画像データに対するOCR処理とは、連続的に行うモードと、スケジュールモードとを選択可能として、その実行タイミングを自在に変更設定できるように構成してもよい。
【0107】
そして、スケジュールモードが設定された場合は、指定されたスケジュールの指定時刻に、画像処理部56に該当する画像データが蓄積されているかどうかを確認して、該当する画像データが蓄積されている場合には、自動的にOCR処理を開始するものとする。そして、OCR結果は、図10に示したおCR処理結果一覧で表示可能とするように、ジョブ制御部54がOCR結果情報を記憶管理している。
【0108】
これにより、原稿入力処理を通常の空き時間に高速に行い、処理時間を必要とするOCR処理については、通常ワークに影響のない指定日時(休日等)に連続処理させることが可能となる。従って、通常ワーク処理時に、大量の原稿入力を効率的に行い、OCR処理を夜間や休日に実行し、処理結果を翌日チェックすることが可能となる。なお、仕切用紙は保管文書の表紙として使用することも可能である。
【0109】
なお、上記実施形態では、OCR処理部53が情報処理サーバ50内に構成される場合について説明したが、OCR処理部だけを独立した他のサーバ(OCRサーバ)として構成しても良い。
【0110】
このときテキスト情報57はOCRサーバに記憶される。又スキャンした画像情報と書誌情報をOCRサーバに一括して送信する構成にしても良い。
【0111】
このようにOCRサーバを独立させることによって、昼間に情報処理サーバに画像の読み込み処理を実行させつつ、OCRサーバに文字認識処理及びDBサーバへの登録を並行して実行することが可能になり処理速度を一層向上させることができる。
【0112】
以下、図11に示すメモリマップを参照して本発明に係るデータ処理装置で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0113】
図11は、本発明に係るデータ処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体のメモリマップを説明する図である。
【0114】
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0115】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0116】
本実施形態における図6〜図8に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0117】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0118】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0119】
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0120】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0121】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0122】
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0123】
上記実施形態によれば、書誌情報を別途入力し、書誌情報に関連付けて一意の管理記号を生成するとともに、概管理記号と書誌情報を印刷した仕切り用紙を印刷するので、概仕切り用紙を文書の先頭ページに付加した状態でスキャンすることにより、文書の総枚数を確認しなくても、複数文書を正確な区切りで一括して読み込み、画像読み込み及びOCR処理(全文検索)を効率的に行うことができる。仕切り用紙は紙文書保管時の表紙として利用でき、廃棄期限を印刷しておけば文書廃棄時の確認も容易になる。更に、仕切り用紙を色地用紙または一部に着色すれば、スキャナから取り出し時の他文書の混入や文書の散逸を防止することが容易になる。
【0124】
さらに、書誌事項は手入力し、文書全体はOCR処理をかけるので、書誌事項の高い信頼度と文書全文検索の便宜を両立させることができる。
【0125】
また、画像データを記憶手段に蓄積し、OCR処理以降は休日や夜間に実行することもできるので、複写機の稼動時間のうち画像読み込み時間の比率を高め、1日当たりの電子化枚数を大幅に改善することができる。
【0126】
さらに、仕切用紙は紙文書保管の表紙として用いることができるので、紙を無駄にしない。
【0127】
また、書誌事項にはキーワードを入力する必要はなく、書誌情報入力作業者の負荷を軽減し、電子化効率を改善することができる。
【0128】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、書誌情報をクライアントPCから取得すると共に一意の管理番号を採番して管理し、この管理番号を含む原稿入力管理票形式に従う原稿仕切シートを印刷し、原稿仕切シートと各原稿とからなる一連の原稿画像を順次読み取って得られる画像データを入力して、原稿仕切シートの画像データに文字認識処理を施してフォーム番号と管理番号を生成し、原稿仕切シートで認識された管理番号と書誌情報部で管理される管理番号とを照合し、照合結果が一致していると判断した場合に、原稿仕切シート上の書誌情報に応じて特定される保管フォルダに、原稿画像の画像データを蓄積し、保管フォルダに蓄積された画像データから生成される書誌情報のテキストデータと既に管理されている書誌情報とを照合し、照合結果が一致しない場合に、エラーであることを示す情報を設定するので、印刷した原稿仕切シートを紙文書保管時の表紙として用いることができ、紙を無駄にせずに、効率よく文書の蓄積を行わせ、また、原稿仕切シートと電子化すべき文書のペアをユーザが間違った場合にも、書誌情報の照合を取ることで誤りを見つけて認識させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すデータ処理装置を適用可能な文書ファイルシステムの一例を示すブロック図である。
【図2】図1に示した情報処理サーバの構成を説明するブロック図である。
【図3】図1に示したクライアントPCの構成を説明するブロック図である。
【図4】図2に示したクライアントPCあるいはクライアントPCのモニタに表示される書誌情報入力画面の一例を示す図である。
【図5】図1に示した複合機のプリントエンジンで印刷される文書管理票(OCR用仕切用紙)の一例を示す図である。
【図6】本発明に係るデータ処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係るデータ処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係るデータ処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】図1に示したクライアントPCで表示される登録ファイルのOCR処理結果一覧画面の一例を示す図である。
【図10】本発明の第2実施形態を示すデータ処理装置を適用可能が画像処理システムの構成を説明するブロック図である。
【図11】本発明に係るデータ処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
10 ネットワーク
50 情報処理サーバ
51 制御部
53 OCR処理部
54 ジョブ制御部
55 書誌情報部
56 画像情報部
57 テキスト情報部
59 登録処理部
61〜63 クライアントPC
70 複合機
80 データベースサーバ
Claims (7)
- ネットワークを介して原稿画像を読み取る画像読取り装置及びクライアントPCと通信可能なデータ処理装置であって、
クライアントPCより前記画像読取り装置から読み取らせる原稿画像に対する書誌情報を取得すると共に一意の管理番号を採番して管理する書誌情報管理手段と、
前記書誌情報管理手段で管理される書誌情報に基づいて前記管理番号を含む原稿入力管理票形式に従う原稿仕切シートを印刷部で印刷させる印刷実行手段と、
前記画像読取り装置が読取った前記原稿仕切シートと各原稿とからなる一連の原稿画像を順次読み取って得られる画像データに対して、前記原稿仕切シートの画像データに文字認識処理を施してフォーム番号と管理番号を生成し、前記原稿画像の画像データに文字認識処理を施して書誌情報のテキストデータを生成する文字認識処理手段と、
前記文字認識手段が前記原稿仕切シートと認定するためのフォーム番号を検出できたか否かにより前記画像データを前記原稿仕切シートであると判断した場合に、該原稿仕切シートで認識された管理番号と前記書誌情報管理手段で管理される管理番号とを照合する第一の照合手段と、
前記第一の照合手段において照合結果が一致していると判断した場合に、前記文字認識処理手段が認識する前記原稿仕切シート上の書誌情報に応じて特定される保管フォルダに、前記原稿画像の画像データを蓄積する画像蓄積手段と、
前記書誌情報管理手段に管理されている書誌情報と、前記画像蓄積手段により前記保管フォルダに蓄積された画像データから前記文字認識処理手段により生成された前記書誌情報のテキストデータとを照合する第二の照合手段と、
前記第二の照合手段による照合結果で、前記書誌情報管理手段に管理されている書誌情報と、前記画像蓄積手段により前記保管フォルダに蓄積された画像データから前記文字認識処理手段により生成された前記書誌情報のテキストデータとが一致しない場合に、エラーであることを示す情報を設定する設定手段と、
を有することを特徴とするデータ処理装置。 - 前記画像読取り装置は、前記原稿仕切シートを検出しながら、複数束の原稿画像を連続して読み取り処理可能とすることを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
- 前記印刷実行手段は、前記印刷部で、前記書誌情報管理手段で管理される書誌情報を識別する色画像を所定域に印刷することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデータ処理装置。
- ネットワークを介して原稿画像を読み取る画像読取り装置及びクライアントPCと通信可能であり、前記画像読取り装置から読み取られる画像データに文字認識処理を施してテキストデータを生成する文字認識処理手段を有するデータ処理装置におけるデータ処理方法であって、
クライアントPCより前記画像読取り装置から読み取らせる原稿情報に対する書誌情報を取得すると共に一意の管理番号を採番して書誌情報管理手段に管理する書誌情報管理ステップと、
前記書誌情報管理ステップで前記書誌情報管理手段に管理される書誌情報に基づいて前記管理番号を含む原稿入力管理票形式に従う原稿仕切シートを印刷部で印刷させる印刷実行ステップと、
前記画像読取り装置が読取った前記原稿仕切シートと各原稿からなる一連の原稿画像を順次読み取って得られる画像データの前記原稿仕切シートに対して、前記文字認識処理手段による文字認識処理を施してフォーム番号と管理番号を生成する第一の文字認識処理ステップと、
前記第一の文字認識処理ステップで前記原稿仕切シートと認定するためのフォーム番号を検出できたか否かにより前記画像データを前記原稿仕切シートであると判断した場合に、該原稿仕切シートで認識された管理番号と前記書誌情報管理手段で管理される管理番号とを照合する第一の照合ステップと、
前記第一の照合ステップにおいて照合結果が一致していると判断した場合に、前記第一の文字認識処理ステップにおいて認識した前記原稿仕切シート上の書誌情報に応じて特定される画像蓄積のための保管フォルダに、前記原稿画像の画像データを蓄積する画像蓄積ステップと、
前記原稿画像の画像データに文字認識処理を施して書誌情報のテキストデータを生成する第二の文字認識処理ステップと、
前記書誌情報管理手段に管理されている書誌情報と、前記画像蓄積ステップで前記保管フォルダに蓄積された画像データから前記第二の文字認識処理ステップにより生成された前記書誌情報のテキストデータとを照合する第二の照合ステップと、
前記第二の照合ステップによる照合結果で、前記書誌情報管理手段に管理されている書誌情報と、前記画像蓄積ステップで前記保管フォルダに蓄積された画像データから前記第二の文字認識処理ステップにより生成された前記書誌情報のテキストデータとが一致しない場合に、エラーであることを示す情報を設定する設定ステップと、
を有することを特徴とするデータ処理方法。 - 前記印刷実行ステップは、前記印刷部で、前記書誌情報管理手段で管理される書誌情報を識別する色画像を所定域に印刷することを特徴とする請求項4記載のデータ処理方法。
- ネットワークを介して原稿画像を読み取る画像読取り装置及びクライアントPCと通信可能なデータ処理装置で実行される制御プログラムであって、
前記データ処理装置を、
クライアントPCより前記画像読取り装置から読み取らせる原稿画像に対する書誌情報を取得すると共に一意の管理番号を採番して管理する書誌情報管理手段と、
前記書誌情報管理手段で管理される書誌情報に基づいて前記管理番号を含む原稿入力管理票形式に従う原稿仕切シートを印刷部で印刷させる印刷実行手段と、
前記画像読取り装置が読取った前記原稿仕切シートと各原稿からなる一連の原稿画像を順次読み取って得られる画像データに対して、前記原稿仕切シートの画像データに文字認識処理を施してフォーム番号と管理番号を生成し、前記原稿画像の画像データに文字認識処理を施して書誌情報のテキストデータを生成する文字認識処理手段と、
前記文字認識手段が前記原稿仕切シートと認定するためのフォーム番号を検出できたか否かにより前記画像データを前記原稿仕切シートであると判断した場合に、該原稿仕切シートで認識された管理番号と前記書誌情報管理手段で管理される管理番号とを照合する第一の照合手段と、
前記第一の照合手段において照合結果が一致していると判断した場合に、前記文字認識処理手段が認識する前記原稿仕切シート上の書誌情報に応じて特定される保管フォルダに、前記原稿画像の画像データを蓄積する画像蓄積手段と、
前記書誌情報管理手段に管理されている書誌情報と、前記画像蓄積手段により前記保管フォルダに蓄積された画像データから前記文字認識処理手段により生成された前記書誌情報のテキストデータとを照合する第二の照合手段と、
前記第二の照合手段による照合結果で、前記書誌情報管理手段に管理されている書誌情報と、前記画像蓄積手段により前記保管フォルダに蓄積された画像データから前記文字認識処理手段により生成された前記書誌情報のテキストデータとが一致しない場合に、エラーであることを示す情報を設定する設定手段として機能させるための制御プログラム。 - 前記印刷実行手段を、前記印刷部に、前記書誌情報管理手段で管理される書誌情報を識別する色画像を所定域に印刷するよう機能させることを特徴とする請求項6記載の制御プログラム。
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