JP4296324B2 - 遊技台データ管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、遊技場に設置された遊技台のデータを管理するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技場に設置された遊技台の遊技台データは、ホールコンピュータが集計して、遊技場情報として管理していた。ホールコンピュータでは、遊技台毎の、売上げ、アウト数、セーフ数、割数、特賞回数などを集計していた。なお、アウト数とは、その遊技台に投入された玉数のことで、セーフ数とは、遊技台から払い出された玉数のことである。割数は、(景品金額/売上げ金額)×10で計算される値のことである。また、上記特賞回数の特賞とは、特定の条件を満たすことによって通常よりも多数の玉が払い出される状態のことである。例えば、特定の入賞口に玉が入賞して図柄が変動した後に、特定の図柄パターンとなったとき、多数の玉が払い出される状態のことである。
【0003】
そして、これらホールコンピュータで集計した遊技台データを、チェーン店本部が集計して、遊技場外の端末で閲覧できるようにしている。
例えば、図19に示すように、個々の遊技台1には、その遊技台データを収集するための台コンピュータ2を接続し、これら複数の台コンピュータ2のデータを集計する遊技場のホールコンピュータ3をインターネットIに接続している。さらに、インターネットIには、チェーン店本部の本部コンピュータ4と、通信端末5とを接続している。
【0004】
各ホールコンピュータ3は、本部コンピュータ4に対して、集計した自店の遊技台データを出力し、本部コンピュータ4は、自社チェーンに加盟している遊技場のホールコンピュータ3から収集したデータを集計処理して記憶している。
このようなシステムにおいて、上記端末5は、遊技場の管理者の端末などである。そして、遊技場管理者は、自店の、個々の遊技台の遊技台データは、自店のホールコンピュータ3から閲覧することができるし、他店のデータや、チェーン店全体のデータは、本部コンピュータ4にアクセスして、閲覧することができるようにしている。
【0005】
さらに、本部コンピュータ4は、店舗毎の遊技台データのうち遊技者に公開してもかまわないデータを遊技者用のホームページに掲載して閲覧させることもあった。
なお、上記のように遊技場にホールコンピュータを設置して遊技場毎のデータを集計する発明として、特願2002−196846号に係わる出願が有る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のシステムでは、ホールコンピュータ3は、自店の台データのみを収集しているので他店の情報や、店舗の枠を越えたデータの集計はできなかった。しかも、本部コンピュータ4へは、他店や、チェーン店全体として必要なデータのみを出力していた。
そのため、ホール内の細かなデータを見るためには、ホールコンピュータ3にアクセスし、他店の情報を含んだデータを見るためには本部コンピュータ4にアクセスしなければならなかった。つまり、必要なデータの種類によって、閲覧先を切り替える必要があった。
【0007】
しかも、本部コンピュータ4は、ホールコンピュータ3によって店舗単位で集計された遊技台データの集計結果を収集しているので、これらのデータから、店舗の枠に関係なく、データを集計することは難しかった。例えば、遊技台メーカーが、機種毎に売上金額の合計を知りたいというような場合、ホールコンピュータ3から店舗単位で、集計された機種別売上げデータをさらに集計しなければならなかった。また、ホールコンピュータ3が店舗単位で機種毎の売上げ集計を行っていなかった場合には、本部コンピュータ4が、機種別売上げを集計することはできないこともあった。
この発明の目的は遊技台単位の遊技台データを、店舗の単位に関係なく、自由に集計することができるようにすることである。また、必要なデータの種類によって、閲覧先を替えなくても、閲覧できる遊技台データ管理システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、複数の遊技場のそれぞれに設置され、複数の遊技台と対応させるとともに、インターネットに接続可能な複数の台コンピュータと、この台コンピュータとインターネットを介して接続可能にした管理コンピュータと、この管理コンピュータとインターネットを介して接続可能にした通信端末とを備え、台コンピュータは、対応する遊技台の機種を特定する機種特定情報を記憶する機能と、台コンピュータが設置されている遊技場単位のグループを特定するグループ特定情報を記憶する機能と、対応する遊技台の遊技台データを収集する機能と、遊技台毎の遊技台データを上記管理コンピュータへ出力する機能とを備え、管理コンピュータは、複数の遊技場に設置されたそれぞれの台コンピュータが出力する遊技台データを収集する機能と、各台コンピュータに記憶されている上記機種特定情報およびグループ特定情報を取得する機能と、上記グループ特定情報に基づいて各遊技台のグループを特定する機能と、許可されたデータのみを通信端末に出力する機能とを備えた点に特徴を有する。
【0009】
第2の発明は、複数の遊技場のそれぞれに設置され、複数の遊技台と対応させるとともに、インターネットに接続可能な複数の台コンピュータと、この台コンピュータとインターネットを介して接続可能にした管理コンピュータと、この管理コンピュータとインターネットを介して接続可能にした通信端末とを備え、台コンピュータは、対応する遊技台の機種特定情報を記憶する機能と、対応する遊技台の遊技台データを収集する機能と、遊技台毎の遊技台データを上記管理コンピュータへ出力する機能とを備え、管理コンピュータは、複数の遊技場に設置されたそれぞれの台コンピュータが出力する遊技台データを収集する機能と、各台コンピュータに記憶されている上記機種特定情報を取得する機能と、各台コンピュータから情報を受信した際にこの情報取得経路を特定する機能と、この特定した情報取得経路から各台コンピュータのグループを分類する機能と、許可されたデータのみを通信端末に出力する機能とを備えた点に特徴を有する。
【0010】
第3の発明は、複数の遊技場のそれぞれに設置され、複数の遊技台と対応させるとともに、インターネットに接続可能な複数の台コンピュータと、この台コンピュータとインターネットを介して接続可能にした管理コンピュータと、この管理コンピュータとインターネットを介して接続可能にした通信端末と、プログラムの利用を管理するプログラム利用管理コンピュータを備え、台コンピュータは、対応する遊技台の遊技台データを収集する機能と、遊技台毎の遊技台データを上記管理コンピュータへ出力する機能とを備え、管理コンピュータは、複数の遊技場に設置されたそれぞれの台コンピュータが出力する遊技台データを収集する機能と、許可されたデータのみを通信端末に出力する機能とを備えるとともに、上記プログラム利用管理コンピュータは、このプログラム利用管理コンピュータ外部からの要求を受信する機能およびあらかじめ設定された条件を満たしているかどうかを判定する機能のうち少なくとも一方の機能と、このプログラム利用管理コンピュータが上記要求を受信したときあるいは上記条件を満たしたと判定したときに、台コンピュータから管理コンピュータへのデータ送信を可能にする機能とを備えた点に特徴を有する。
【0011】
第4の発明は、複数の遊技場のそれぞれに設置され、複数の遊技台と対応させるとともに、インターネットに接続可能な複数の台コンピュータと、この台コンピュータとインターネットを介して接続可能にした管理コンピュータと、この管理コンピュータとインターネットを介して接続可能にした通信端末と、プログラム利用管理コンピュータとを備え、台コンピュータは、対応する遊技台の遊技台データを収集する機能と、遊技台毎の遊技台データを上記管理コンピュータへ出力する機能とを備え、管理コンピュータは、複数の遊技場に設置されたそれぞれの台コンピュータが出力する遊技台データを収集する機能と、それを処理する機能と、遊技台データおよびその処理データを記憶する機能と、許可されたデータのみを通信端末に出力する機能とを備えるとともに、上記プログラム利用管理コンピュータは、このプログラム利用管理コンピュータ外部からの要求を受信する機能と、このプログラム利用管理コンピュータが上記要求を受信したとき、上記管理コンピュータから上記通信端末へのデータ出力を許可する機能とを備え、上記通信端末は、上記管理コンピュータから出力されたデータを出力する機能を備えた点に特徴を有する。
【0012】
第5の発明は、複数の遊技場のそれぞれに設置され、複数の遊技台と対応させるとともに、インターネットに接続可能な複数の台コンピュータと、この台コンピュータとインターネットを介して接続可能にした管理コンピュータと、この管理コンピュータとインターネットを介して接続可能にした通信端末とを備えるとともに、上記複数の台コンピュータのうち、少なくとも1台を選別台コンピュータとし、上記選別台コンピュータは、対応する遊技台の遊技台データを収集する機能と、遊技台毎の遊技台データを上記管理コンピュータへ出力する機能と、当該選別台コンピュータが設置されている遊技場単位の同一グループに属する他の台コンピュータを検出する機能と、検出した同一グループの台コンピュータのアドレスをグループ内アドレスとして記憶する機能と、上記グループ内アドレスを管理コンピュータへ出力する機能とを備え、上記選別台コンピュータ以外の台コンピュータは、対応する遊技台の遊技台データを収集する機能と、遊技台毎の遊技台データを上記管理コンピュータへ出力する機能とを備え、管理コンピュータは、複数の遊技場に設置されたそれぞれの台コンピュータが出力する遊技台データ及び選別台コンピュータから出力されるグループ内アドレスを収集する機能と、上記選別台コンピュータから出力されたグループ内アドレスに基づいて各遊技台のグループを特定する機能と、許可されたデータのみを通信端末に出力する機能とを備えた点に特徴を有する。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1、図2に示す第1実施例は、遊技台1に接続した台コンピュータ2を、ルーター6を介して、インターネットIに接続し、インターネットIには、複数の通信端末5と管理コンピュータ7とを接続している。
各台コンピュータ2には、それぞれ、インターネットから直接接続が可能なアドレスが割り振られ、上記管理コンピュータ7からインターネットを介して直接アクセスできるようにしている。なお、上記インターネットから直接接続が可能なアドレスとしては、例えばIP(internet protocol)アドレスがある。
【0018】
そして、上記管理コンピュータ7は、個々の台コンピュータ2に直接アクセスして、対応する遊技台1の遊技台データを収集できるようにしている。管理コンピュータ7側には、台コンピュータ2のアドレスは公開されていることを前提とする。
なお、上記ルーター6は、遊技場毎に設けられ、遊技場内に設置されている全ての台コンピュータ2の通信を中継する機能を備えているが、管理コンピュータ7は個々の台コンピュータ2のアドレスにアクセスするのであって、ルーター6にアクセスするわけではないので、以下の説明では、ルーター6を省略して、台コンピュータ2と管理コンピュータ7間の通信について説明する。
【0019】
また、上記管理コンピュータ7は、遊技場のデータを管理するための管理センターに設置され、複数の遊技場に設置された複数の台コンピュータ2のデータを収集管理するコンピュータである。そして、インターネットIに接続される台コンピュータ2を設置する遊技場は、特に、チェーン店など系列店である必要はない。管理センターは、特定のチェーン店の本部でもかまわないが、本部の代わりに遊技台データの管理だけを行う所であってもよい。遊技台データの管理を専門に行う管理センターの場合、異なるチェーン店の台コンピュータ2と接続可能にすることもできる。
【0020】
図2に示すように、上記台コンピュータ2は、データ処理をする処理部2aと、データを記憶するデータ記憶部2bと、上記遊技台データを暗号化するためのキーを記憶した暗号化キー記憶部2cと、遊技台1の遊技台データを収集するデータ収集部2dとを備えている。
なお、上記遊技台データには、その遊技台の売上げや、アウト数、セーフ数など、上記従来例で説明したデータやその他、遊技台の製造番号や機種名等の遊技台に関連するあらゆるデータを含むことができる。ただし、この発明の遊技台データとは、売上げやアウト数などの個々の数値だけでなくそれらをひとまとめにしたデータも含む。
【0021】
また、上記データ記憶部2bは、データ収集部2dが収集した遊技台データそのものを記憶するが、このデータを暗号化キー記憶部2cに記憶している暗号化キーを用いて処理部2aが暗号化した暗号化データも記憶する。また、暗号化キー記憶部2cに記憶している暗号化キーは、後で説明する管理コンピュータ7に記憶されている復号化キーに対応している。
【0022】
一方、管理コンピュータ7は、データの処理部7aと、暗号化データを復号化するための復号化キーを記憶する復号化キー記憶部7bと、上記通信端末5に対して、データの出力を許可する出力許可部7cと、データ記憶部7dと、台コンピュータ2のアドレスを記憶したアドレス記憶部7eとを備えている。上記処理部7aは、復号化キーを用いて暗号化データを復号化したり、収集したデータを処理する機能を備え、データ記憶部7dは、台コンピュータ2から収集したデータをそのまま、あるいは、復号化してから記憶したり、それらのデータを集計処理したものを記憶したりする機能を備えている。
【0023】
また、通信端末5は、管理コンピュータ7にアクセスして、必要なデータを取り込んだり、それを処理したりする処理部5aと、データを記憶する記憶部5bと、データを表示する表示部5cとを備えている。
なお、複数の台コンピュータ2はどれも同じ構成なので、ここでは1つだけしか図示していない。また、通信端末5も全て同じ構成なので、他の通信端末5は省略している。
【0024】
次に、特定の通信端末5が、遊技台データを閲覧する手順を、図2を用いて説明する。
まず、台コンピュータ2のデータ収集部2dは、常時、あるいは定期的に、自身に接続された遊技台1から、遊技台データを収集する。そして、台コンピュータ2の処理部2aは、収集した遊技台データを暗号化キー記憶部2cに記憶している暗号化キーによって暗号化して、それをデータ記憶部2bに記憶させる。このデータ記憶部2bに、遊技台データを記憶させる際には、そのデータがどの時点での遊技台データであるのかということがわかるように時刻等を対応づけておく。
また、上記台コンピュータ2のデータ記憶部2bには、管理コンピュータ7へデータを出力するまでの間の、一定時間分のデータだけを記憶するようにしている。
【0025】
一方、管理コンピュータ7の処理部7aは、予め設定したタイミングで、アドレス記憶部7eに記憶しているアドレスを利用して、台コンピュータ2にアクセスする。
管理コンピュータ7からアクセスされた台コンピュータ2の処理部2aは、データ記憶部2bに記憶している暗号化データを出力する。
上記暗号化データを受信した管理コンピュータ7の処理部7aは、それを復号化キー記憶部7bで記憶している復号化キーを用いて復号化し、復号化した遊技台データをデータ記憶7dに記憶させる。ここで復号化したデータが、遊技台1から収集した生の遊技台データである。
【0026】
そして、遊技台データの閲覧を希望する通信端末5は、インターネットIを介して、管理コンピュータ7にアクセスする。管理コンピュータ7では、アクセスしてきた通信端末を特定し、その端末に対して出力許可されているデータのみを出力するようにする。
なお、アクセスしてきた通信端末の特定方法としては、通信端末5に割り振られているアドレスや、機械IDなどを用いて、端末装置そのものを特定する方法や、ユーザーIDやパスワードなどを入力させ、それによって通信端末5のユーザーを特定する方法などがある。ここでは、通信端末装置そのものを特定する場合と、ユーザーを特定する場合のどちらも、通信端末を特定するということにする。
【0027】
そして、処理部7aは、アクセスしてきた通信端末5を特定し、出力許可部7cが、その通信端末5に許可されたデータのみを出力する許可を処理部に対して与える。その結果、例えば、上記特定の通信端末5に対して出力許可されたデータ項目のみを表示するメニュー画面を、通信端末5へ送信し、通信端末5では、上記メニュー画面に表示されたデータ項目から、必要なデータを選択してデータを閲覧できるようにしている。
【0028】
また、管理コンピュータ7のデータ記憶部7dには、個々の台コンピュータ2が収集して出力した遊技台データをそのまま記憶している。つまり、遊技台単位という最小単位の遊技台データを記憶している。そのため、処理部7aでは、記憶している遊技台データを基に、店舗毎の集計のほか、店舗を越えた集計なども簡単にできる。そして、予め集計しておいたデータをデータ記憶部7dに記憶させておいて、アクセスしてきた通信端末5に応じて、データを出力することもできるし、アクセスしてきた通信端末5を特定した時点で、その通信端末5に応じた集計を行うようにしてもよい。
【0029】
したがって、通信端末5は、従来、ホールコンピュータ3が管理していた店舗毎の集計データも、店舗間の売上げなどを比較するためのデータも、どちらも上記管理コンピュータ7にアクセスするだけで、閲覧することができる。しかも、各店舗には、ホールコンピュータ3(図19参照)が不要になる。このように、店舗数分のホールコンピュータ3が不要になることにより、大幅なコスト削減が可能になる。
【0030】
なお、この第1実施例では、台コンピュータ2が収集した遊技台データを暗号化してから管理コンピュータ7へ出力するようにしているため、上記管理コンピュータ7以外のコンピュータが、台コンピュータ2のアドレスを用いて不正にアクセスしてきたとしても、遊技台データが漏洩する心配が無い。復号化キーを備えていなければ、遊技台データを見ることができないからである。
例えば、通信端末5が、台コンピュータ2へ直接アクセスしても、暗号化データが出力されるので、通信端末5が、生の遊技台データを閲覧することはできない。
ただし、台コンピュータ2への不正アクセスの心配が無ければ、台コンピュータ2で暗号化する必要は無い。
【0031】
また、各台コンピュータ2が収集した遊技台データを、台コンピュータ2から管理コンピュータ7へアクセスして送信するようにしても良い。その場合には、台コンピュータ2が管理コンピュータ7のアドレスを記憶しておく必要が有る。ただし、各台コンピュータ2のアドレスを公開する必要が無い。従って、不正アクセスの危険性も少ないので、暗号化の必要性も少なくなる。台コンピュータ2で、データの暗号化を必要としない場合には、管理コンピュータ7の復号化キー記憶部7bも必要はない。
【0032】
図3に示す第2実施例は、台コンピュータ2が、データの暗号化を行う代わりに、アクセス権を判定して、不正アクセスによるデータの漏洩を防止する例である。ただし、このシステムの全体構成は、図1に示す第1実施例と同じである。図3に示すように、台コンピュータ2は、アクセス権判定部2eを備えている。
また、管理コンピュータ7は、処理部7aと、出力許可部7cと、台コンピュータのアドレスを記憶したアドレス記憶部7eとを備えている。
なお、第1実施例と同じ符号を付けている構成要素は、第1実施例と同じ機能を備えている。
【0033】
このシステムの作用を以下に説明する。
台コンピュータ2は、データ収集部2dによって、接続されている遊技台1の遊技台データを収集して、データ記憶部2bにそのデータを記憶させる。
そして、管理コンピュータ7は、アドレス記憶部7eに記憶されているアドレスを用いて、個々の台コンピュータ2にアクセスする。
台コンピュータ2のアクセス権判定部2eは、アクセスしてきたコンピュータを特定して、それがアクセス権を有するコンピュータかどうかを判定する。例えば、図3の管理コンピュータ7がアクセスしてきたときには、アクセス権が有ると判断し、通信端末5がアクセスしてきたときには、アクセス権が無いと判断する。
【0034】
そして、アクセス権判定部2eがアクセス権が有ると判断した場合には、処理部2aがデータ記憶部2bに記憶されている遊技台データを出力する。これにより、管理コンピュータ7の処理部7aが遊技台データを受信し、そのデータをデータ記憶部7dに記憶させる。データ記憶部7dには、遊技台1単位の遊技台データを記憶させるが、これらのデータを集計したデータを記憶させてもよい。
なお、通信端末5が、管理コンピュータ7にアクセスして、遊技台データを閲覧する手順は、上記第1実施例と同様である。
【0035】
以上のようにこの第2実施例においても、管理コンピュータ7が、個々の遊技台データを取得して、それらを様々な単位や基準で集計することができる。そして、通信端末5は、管理コンピュータ7にアクセスすることによって、必要なデータを閲覧することができる。
なお、この第2実施例のように、台コンピュータ2がアクセスしてきた管理コンピュータ7のアクセス権を判定するとともに、台コンピュータ2から管理コンピュータ7へ出力する遊技台データを暗号化するようにしても良い。このようにすれば、不正アクセス者へのデータの漏洩をより確実に防止できる。
【0036】
図4に示す第3実施例は、台コンピュータ2が、処理部2aと、データ記憶部2bと、データ収集部2dの他に、機種特定情報記憶部2fと、グループ特定情報記憶部2gとを備えている点が、上記第2実施例と異なる。上記機種特定情報記憶部2fは、この台コンピュータ2に接続されている遊技台1の機種を特定するための機種IDなどの機種特定情報を記憶している。機種特定情報は、遊技場において、遊技台1と台コンピュータ2とを接続する際に機種特定情報記憶部2fに手入力するようにしてもよいし、遊技台1などから自動的に入力されるようにしてもよい。
【0037】
また、グループ特定情報記憶部2gに記憶しているグループ特定情報とは、この台コンピュータ2が設置されている遊技場に対応して付けられた、グループIDなどである。このグループIDは、単なる文字列からなるグループ名やグループ番号のようなもので、直接その遊技場を特定できる情報ではない。ただし、上記グループ特定情報は、直接遊技場を特定できる遊技場特定情報であってもよい。そして、上記グループ特定情報記憶部2gには、台コンピュータ2が設置されたときに、グループ特定情報を、例えば、遊技場内に設けられた図示しない入力端末から入力し、記憶させておく。
【0038】
この第3実施例では、遊技場Aに対応するグループ特定情報として、グループa、遊技場Bに対応するグループ特定情報としてグループbを記憶させておくものとする。そして、同一グループ内、つまり、同一遊技場内に設置された全ての台コンピュータ2のグループ特定情報記憶部2gは、同一のグループ特定情報を記憶している。
【0039】
以下に、管理コンピュータ7が、各遊技場の機種構成を把握する手順を説明する。
まず、管理コンピュータ7の処理部7aが、台コンピュータ2にアクセスすると、台コンピュータ2の処理部2aは、データ記憶部2bに記憶されている遊技台データと、機種特定情報記憶部2fに記憶されている機種IDと、グループ特定情報記憶部2gに記憶されているグループIDとをセットにして出力する。
上記機種IDと、グループIDとを受信した管理コンピュータ7の処理部7aはそのデータをデータ記憶部7dに記憶させる。管理コンピュータ7は、アドレス記憶部7eに記憶しているアドレスを用いて、次々と、インターネットIに接続している台コンピュータ2にアクセスして、遊技台データとともに、上記機種IDとグループIDのセットになったデータを取得する。
【0040】
上記の手順を繰り返して、管理コンピュータ7が、全ての台コンピュータ2からデータを取得したら、処理部7aは、データ記憶部7dに記憶されたデータから、各機種のグループを特定して、グループ毎の機種構成を求める。具体的には、グループID毎に、対応する機種IDを集計する。同一のグループIDに対応する機種は、同一遊技場内に設置されているということなので、遊技場毎の機種数と、各機種の台数がわかる。さらに、各遊技場における機種構成もわかる。
【0041】
これらの機種構成データは、個々の遊技場に出かけなくても、上記通信端末5によって取得することができる。
台コンピュータ2と遊技台は、1対1の対応でなくともよい。1台の台コンピュータに複数の遊技台が接続されている場合には、通信端末が台コンピュータにアクセスして、この台コンピュータに接続されている全ての遊技台の機種特定情報を読み出すことができる。
【0042】
上記グループ特定情報であるグループIDが、単なるグループ名のようなものであって、個々の遊技場を特定できない場合には、グループ名と遊技場名とが一致しない。それでも、メーカー別、機種別の設置台数や、店舗内の機種構成の傾向などを把握することができるので、遊技場や遊技台メーカーにとっては、かなり有用なデータである。例えば、各機種の設置台数の合計、各機種の導入率(設置されている遊技場の割合)、導入店における平均設置台数、各機種の併設の傾向(機種Aを設置している遊技場は機種Bも設置している場合が多い等)、各遊技場の平均設置機種数等を把握することができる。また、通信端末側5で、1日毎にこの情報を取得して記憶しておくことで、各機種の平均設置日数(新台入替から撤去までの日数)を把握することもできる。
【0043】
さらに、上記グループ特定情報が、遊技場特定情報そのものであった場合には、具体的な遊技場の機種構成を把握できることになる。この場合に、通信端末5を遊技者が利用すれば、各遊技場の機種構成から、遊技する遊技場を選ぶこともできる。
【0044】
この第3実施例では、遊技台1の単位で収集された遊技台データを、様々に集計することができ、その集計データを、通信端末5に対して出力することができる。例えば、遊技台データを、上記グループ毎、すなわち、遊技場毎に集計することもできるし、グループを越えて集計することもできる。
そのうえ、管理コンピュータ7が、遊技台の機種構成のデータを作成することができるので、遊技台1を設置している遊技場に行かなくても、通信端末5によって、遊技台の機種構成を把握することができる。また、遊技台データを遊技場に係わり無く、機種毎に集計することもできる。
【0045】
図5〜図7に示す第4実施例は、台コンピュータ2が、グループ特定情報記憶部2gを備えていない点が上記第3実施例と異なる。
この第4実施例は、台コンピュータ2にグループ特定情報記憶部が無いので、各機種のグループを特定する機能を管理コンピュータ7の処理部7aが備えている例である。
【0046】
そして、管理コンピュータ7が、台コンピュータ2にアクセスして、データ記憶部2bに記憶されている遊技台データとともに、機種特定情報記憶部2fに記憶されている機種特定情報を取得する。
さらに、管理コンピュータ7の処理部7aは、機種特定情報に対応するグループを特定して、各台コンピュータ2をグループに分類する機能を備えている。上記機種特定情報に対応するグループを特定するために、上記処理部7aは、上記機種特定情報の取得経路を特定する機能を備え、その情報取得経路からグループを特定するようにしている。
【0047】
なお、上記情報取得経路の特定方法には、様々な方法があるが、その中の一例として、管理コンピュータ7が、TCP/IP(transmission control protocol/internet protocol)のトレースコマンドを使って、経路情報を特定する方法を、図6,図7を用いて説明する。
管理コンピュータ7が台コンピュータ2にアクセスして、機種特定情報を取得するインターネット上の経路には、複数のルーターがある。例えば、図6に示すように、管理コンピュータ7から、ある台コンピュータ2までの経路r1→r2→r3→r4→r5の間に、4個のルーターR1,R2,R3,6があるとする。これらのルーターのうち、ルーター6は、遊技場に対応しているルーターであり、他のルーターR1〜R3は、インターネットI内のルーターである。
【0048】
そして、管理コンピュータ7が、台コンピュータ2にアクセスする際には、経路中にどんなルーターが、何段、存在しているかということはわからない。しかし、上記トレースコマンドを使って、段数を指定してアクセスすれば、指定した段数のルーターに到着したという応答がそのルーターから返信される。その返信信号を、記憶しておけば、最終的に目的の台コンピュータ2に到達したとき、その前段にあるルーター6の返信情報から、ルーター6を特定することができる。
【0049】
この手順を、図7を用いて簡単に説明する。管理コンピュータ7が、段数1を指定して台コンピュータ2へのアクセスを試みると、1段目のルーターR1から、そこまで届いたという信号がルーターR1のアドレスとともに返信される。つまり、信号は、図7の(a)に示す矢印▲1▼のように経路r1(図6)を往復する。次に、2段を指定すると、図7(b)の矢印▲2▼のように、ルーターR2からの応答が返信される。
【0050】
このように、次々に段数を増やしていくと、図7(c)〜(e)の矢印▲3▼〜▲5▼のように応答がある。これにより、台コンピュータ2から管理コンピュータ7に情報が到達するまでに、どのルーターを経由したのかという経路情報が得られる。ただし、図7(e)の矢印▲5▼は、目的の台コンピュータ2へのアクセスと応答信号なので、この応答信号には、台コンピュータ2の機種特定情報記憶部2fから出力された機種特定情報が含まれている。
【0051】
そして、上記経路情報を取得した管理コンピュータ7の処理部7aは、上記台コンピュータ2から取得した機種特定情報と、この台コンピュータ2に到達する1つ手前のルーター6のアドレスとをセットにしてデータ記憶部7dに記憶させる。
以上の手順を、他の全ての台コンピュータ2に対して行い、管理コンピュータ7のデータ記憶部7dに、個々の機種特定情報と、この情報の取得経路におけるルーター6のアドレスとをセットにして記憶する。このようにして、各台コンピュータ2の最寄りのルーター6、すなわち、台コンピュータ2が設置されている遊技場に対応したルーター6のアドレスと、個々の遊技台1の機種特定情報とが対応づけて記憶される。
【0052】
そこで、上記処理部7aは、これらのデータの中から、上記ルーター6のアドレスに基づいて、機種特定情報をグループ分けする。つまり、対応するルーター6のアドレスが同一である機種は、同一の遊技場に設置されているはずだから、それらを同じグループにする。
このように、第4実施例においても、機種をグループ分けできる。そして、そのデータを基にして、各グループにおける機種構成を把握することもできるし、対応する遊技台情報をグループ分けすることもできる。
【0053】
図8に示す第5実施例は、管理コンピュータ7が、経路情報を特定する手段が、第4実施例とは異なるが、台コンピュータ2の最寄りのルーター6のアドレスを基にして、グループ分けを行う点は、上記第4実施例と同様である。
この第5実施例では、管理コンピュータ7の処理部7aは、個々の台コンピュータ2にアクセスする際に、その台コンピュータ2に対して自身の最寄りのルーター6のアドレスを調査して返信するように要求する。この要求は、図8では、矢印▲1▼で示しているが、管理コンピュータ7から、個々の台コンピュータ2に対して、別々に行われる。
【0054】
この調査要求に対して、各台コンピュータ2の処理部2aは、最寄りのルーター6のアドレスを調査して、そのアドレスを、自身の機種特定情報記憶部2fに記憶されている機種特定情報とともに返信する。これを受信した管理コンピュータ7の処理部7aは、機種特定情報とルーター6のアドレスとをセットにして、データ記憶部7dに記憶させる。その後、処理部7aが、この発明の台コンピュータのグループ分けを行い、機種のグループ分けを行う。その手順は、上記第4実施例と同様なので、ここでは省略する。
【0055】
なお、台コンピュータ2が、最寄りのルーター6のアドレスを調査する方法は、どのような方法でもかまわない。例えば、台コンピュータ2の処理部2aが、上記第4実施例で説明したようなトレースルートコマンドを利用しても良いし、予め、最寄りのルーター6のアドレスを台コンピュータ2に記憶させておいてもかまわない。遊技場において、遊技台1の入れ替えは頻繁に行われるが、台コンピュータ2が、他の遊技場に移動することはほとんどないので、台コンピュータ2とルーター6の設置時にルーター6のアドレスを各台コンピュータ2に記憶させておくだけでもよい。
また、台コンピュータは、要求があった通信端末に対して、返信する際に、遊技場内のルーター6のIPアドレス等を通信経路として指定し、通信端末が台コンピュータが指定したルーターのアドレス情報を把握できるようにしてもよい。
【0056】
図9〜図11に示す第6実施例は、1つの遊技場内に設置されている台コンピュータ2のなかに、少なくとも1台の選別台コンピュータ2Aを設けたものである。
図9に示すように、インターネットIに接続したルーター6A,6B,6C,…,は、それぞれ、別々の遊技場A〜C,…,に設置したルーターでる。
図9では、ルーター6Aに接続された台コンピュータ2,2Aを表しているが、他のルーター6B,6C,…,にも、同様に複数の台コンピュータ2と選別台コンピュータ2Aが接続されている。そして、ここでは、ルーター6Aを設置している遊技場Aについて説明する。
【0057】
図10に示すように、台コンピュータ2は、上記第4、第5実施例の台コンピュータ2と同様に、処理部2aと、データ記憶部2bと、データ収集部2dと、機種特定情報記憶部2fとを備えていて、上記選別台コンピュータ2Aは、その他にグループ内アドレス記憶部2hを備えている。
台コンピュータ2と選別台コンピュータ2Aとは、自身に接続されている遊技台1の機種特定情報を、機種特定情報記憶部2fに記憶して、処理部2aは、管理コンピュータ7からのアクセスがあったときに、上記機種特定情報を出力する機能を備えている。
【0058】
ただし、選別台コンピュータ2Aの処理部2aだけは、上記機能の他に、自分のグループに属する、すなわち、同一遊技場内に設置されている他の台コンピュータ2を検出して、そのアドレスを記憶する機能を備えている。
選別台コンピュータ2Aが、同一遊技場内に設置されている他の台コンピュータ2を検出する方法を説明する。
選別台コンピュータ2Aは、接続可能な全ての台コンピュータ2に対して、応答を求める信号を発信する。このとき、選別台コンピュータ2Aが信号を発信する台コンピュータ2は、同一遊技場内に設置されたものに限らない。
【0059】
上記選別台コンピュータ2Aからの応答要求を受信した台コンピュータ2は、自身のアドレスを返信するが、上記選別台コンピュータ2A側では、要求を発信してから応答を受信するまでの時間に制限を設けておく。そして、その制限時間内に返信されたアドレスを、同一グループ内の台コンピュータ2のアドレスと見なして、グループ内アドレス記憶部2hに記憶させる。そして、この同一グループに属する台コンピュータ2のアドレスを、機種特定情報とともに、管理コンピュータ7に対して出力する。
なお、このグループ内の台コンピュータ2のアドレス取得は、処理部2aが定期的に行うようにしたり、管理コンピュータ7からのデータ要求があるたびに行うようにして、台コンピュータ2の増減やアドレスの変更に対応する。
【0060】
一方、管理コンピュータ7の処理部7aは、アクセスした全ての台コンピュータ2と選別台コンピュータ2Aから受信した機種特定情報を、それぞれ台コンピュータ2のアドレスと対応させてデータ記憶部7dに記憶させる。また、選別台コンピュータ2Aや、他の選別台コンピュータからは、グループ内アドレスデータも取得する。そして、これらのグループ内アドレスデータも、選別台コンピュータ2Aなどのアドレスに対応づけてデータ記憶部7dに記憶させる。
【0061】
データ記憶部7dに記憶されているデータは、図11の表1に示すようなデータである。すなわち、台コンピュータ2と選別台コンピュータ2Aのアドレスに、機種特定情報である機種IDと、グループ内アドレスデータとが対応づけられている。ただし、上記グループ内アドレスデータは、選別台コンピュータ2Aのアドレスにのみ対応している。
管理コンピュータ7の処理部7aは、上記グループ内アドレスデータから、同一グループに属する台コンピュータ2,2Aを特定して、グループ分類する機能を備えている。これにより、管理コンピュータ7では、遊技場単位での機種構成を把握できるようになる。
【0063】
以上、第1〜第6実施例のように、管理コンピュータ7が、遊技台単位の遊技台データを収集するようにすれば、処理部7aが、遊技場単位に集計したり、遊技場を越えて集計したり、様々な角度から、遊技台データを集計することができる。
さらに、上記第3〜第6実施例のように、管理コンピュータ7が、遊技台の機種情報を把握できれば、遊技台データと機種とを対応させたデータや、機種毎に集計したデータなどを作成することもできる。
【0064】
また、通信端末5は、管理コンピュータ7だけにアクセスすることによって、許可されたデータの中から必要なデータを閲覧することができる。
なお、上記管理コンピュータ7のデータ記憶部7dに、各遊技台データに時刻や日付等を対応づけて記憶するようにしておけば、収集したデータを時刻で検索することもできるし、データの経時変化を表やグラフにして表示させることもできる。
【0065】
さらに、この発明のシステムでは、上記管理コンピュータ7が、データ収集や集計、閲覧などを全て管理するようにしたため、各遊技場には従来のようなホールコンピュータが不要になる。
また、上記管理コンピュータが、異なるチェーン店のデータも収集するようにすれば、店舗を越えたデータの集計だけでなく、チェーンの枠を越えたデータの集計も可能になる。例えば、チェーン店の枠を越えた遊技台の機種構成などは、遊技台メーカーにとって有用なデータである。
【0066】
なお、上記管理コンピュータ7の処理部7aが集計や閲覧用にデータを処理するために必要なプログラムを、ASP(application service provider)センターなどから提供をうける場合がある。その実施例を第7〜第12実施例として以下に示す。
そして、以下の第7〜第12実施例は、管理コンピュータ7が、データ処理をするプログラムをASPセンターからダウンロードして利用するものである。
管理コンピュータ7が収集したデータをASPセンターで処理するようにすると、データ漏洩の危険があるからである。
【0067】
なお、以下に説明する第7〜第12実施例のシステムにおいては、プログラム提供者側から提供される処理プログラムは、あらかじめ、管理コンピュータ7にダウンロードし、その処理部7aに記憶した状態で自由に利用できるようにしている。そして、上記処理プログラムには、集計や解析プログラムのほか、データを表示させる表示プログラムや閲覧プログラムなどが含まれる。そして、上記プログラム提供者側から提供されるプログラム全てを処理プログラムということにする。
【0068】
図12、図13に示す第7実施例は、図1に示す上記第1実施例のシステムに、インターネットIに接続したプログラム利用管理コンピュータ8を追加したシステムである。
上記管理コンピュータ7は、管理センターに設置され、上記台コンピュータ2が遊技場の遊技台1に接続して設置され、さらに、通信端末5が管理コンピュータ7から遊技台データを閲覧できる点は、他の実施例と同様である。
そして、通信端末5が、管理コンピュータ7にアクセスし、それに対して、管理コンピュータ7が許可されたデータのみを出力する点や、その手順は、上記第1〜第6実施例と同じなので、ここではその説明は省略する。また、図13では、上記通信端末5を省略している。
【0069】
上記台コンピュータ2は、遊技場に設定された遊技台1に接続したコンピュータで、各遊技台1における売上げ情報などの遊技台データ収集するデータ収集部2dと、データを集計したりデータを管理コンピュータ7に対して送信したりする処理部2aと、データを記憶する記憶部2bとを備えている。
上記管理コンピュータ7は、処理部7aと、出力許可部7cと、データ記憶部7dとを備えている。
【0070】
また、上記プログラム利用管理コンピュータ8は、上記管理コンピュータ7にデータ処理のためのプログラムを提供する提供者側のコンピュータで、データ送受信許可部8aと、記憶部8bとを備えている。
【0071】
上記プログラム利用管理コンピュータ8が、管理コンピュータ7にダウンロードさせた処理プログラムの利用状況を管理する方法もあるが、この方法の場合、ASPの利用を打ち切った後に、ASPを利用していた期間のデータを集計や解析をおこなうことができないという問題がある。このため、この第7実施例のシステムでは、プログラム利用管理コンピュータ8が、上記処理プログラムでなく、上記台コンピュータ2から、管理コンピュータ7へのデータの送信を管理するようにしている。つまり、管理コンピュータ7では、各台コンピュータ2からの遊技台データを統括的に処理しているので、そのためには、台コンピュータ2からのデータ送信が必須である。したがって、プログラム利用管理コンピュータ8は、データ送信をチェックすることにより、上記処理プログラムの利用状況を間接的に管理したことになる。このため、使用期間を過ぎても過去の使用期間中に集められたデータの閲覧や集計等は可能である。
【0072】
次に、台コンピュータ2から管理コンピュータ7への遊技台データの送信手順を、図13を用いて説明する。
図13は、台コンピュータ2、管理コンピュータ7、プログラム利用管理コンピュータ8間のデータの流れを、矢印▲1▼〜▲4▼で示している。図13では、台コンピュータ2を1つしか表していないが、実際には複数の台コンピュータ2が設けられている。ただし、それぞれの台コンピュータ2の機能は同じなので、図13では省略している。
【0073】
この第7実施例は、各台コンピュータ2側で、遊技台データを送るタイミングを決める例である。まず、台コンピュータ2の処理部2aが、データ送信しようとするタイミングで、プログラム利用管理コンピュータ8のデータ送受信許可部8aにアクセスして、自店の遊技台データを、管理コンピュータ7へ送信したいという要求信号▲1▼を出力する。この要求信号▲1▼の出力は、台コンピュータ2が自動的に行うようにすることもできるし、オペレータが行うようにしてもかまわない。この要求信号▲1▼が、この発明の、プログラム利用管理コンピュータ外部からの要求にあたる。
【0074】
これに対し、データ送受信許可部8aは、上記要求信号を出力した台コンピュータ2を特定し、その台コンピュータ2のデータ送信要求を履歴データ▲2▼として記憶部8bに記憶させる。それとともに、データ送受信許可部8aは、データ送信を許可するかどうかを判定して、許可する場合には上記台コンピュータ2の処理部2aに対して、データ送信許可信号▲3▼を出力する。データ送信許可しないと判定した場合には、上記データ送信許可信号▲3▼を出力しない。
上記データ送信許可信号▲3▼を受信した台コンピュータ2の処理部2aは、データ送信可能状態になり、管理コンピュータ7へ、データ記憶部2bに記憶されている遊技台データ▲4▼を送信する。
管理コンピュータ7の処理部7aは、受信した遊技台データをデータ記憶部7dに記憶させる。なお、管理コンピュータ7が受信した遊技台データの処理は、処理部7aで自由にできる。
【0075】
以上の手順で、矢印▲4▼で示す遊技台データが、台コンピュータ2から管理コンピュータ7へ送信されるが、この際に、プログラム利用管理コンピュータ8のデータ送信許可が必要になる。そのため、台コンピュータ2から管理コンピュータ7への遊技台データ送信履歴を、プログラム利用管理コンピュータ8が管理できる。
このように、台コンピュータ2から管理コンピュータ7への遊技台データの送信履歴を管理できれば、遊技台データの送信に対して課金することができる。また、課金方法を利用量に応じたものではなく、定額制にした場合でも、契約が切れたときや、支払いが滞っているときなどには、プログラム利用管理コンピュータ8側で、データ送信許可信号を出力しないという方法によって処理プログラムの利用を制限することもできる。
【0076】
すなわち、台コンピュータ2から管理コンピュータ7へデータの送信ができない場合には、管理コンピュータ7では、処理プログラムを自由に利用できるといっても、処理の対象となる新しいデータが入力されないので、古いデータに基づいた処理しかできないことになる。
【0077】
なお、この第7実施例では、プログラム利用管理コンピュータ8のデータ送受信許可部8aが、台コンピュータ2の処理部2aに対する許可信号を与えるようにしているが、同様のタイミングに、管理コンピュータ7処理部7aに対する受信許可信号を処理部7aへ送信するようにしてもよいし、上記送信側の処理部2a、受信側の処理部7aの両者に対する許可信号を出力するようにしてもかまわない。
【0078】
図14に示す第8実施例は、管理コンピュータ7から、遊技台データを受信したいという要求を出力する例である。なお、この第8実施例の全体構成も図12に示す第7実施例と同じである。
この第8実施例において台コンピュータ2から管理コンピュータ7へ遊技台データを送信する手順を以下に説明する。まず、管理コンピュータ7の処理部7aから、データの受信要求信号▲1▼を、プログラム利用管理コンピュータ8のデータ送受信許可部8aへ送信する。この受信要求信号▲1▼が、この発明のプログラム利用管理コンピュータの外部からの要求である。データ送受信許可部8aは、上記データの受信要求を、管理コンピュータ7の履歴データ▲2▼として、記憶部8bに記憶させる。
【0079】
次に、データ送受信許可部8aが、データ送信を許可した場合、データ送信許可信号▲3▼を台コンピュータ2の処理部2aへ送信する。
上記データ送信許可信号▲3▼を受信した処理部2aは、処理部2aを送信可能状態にして、管理コンピュータ7へ、データ記憶部2bの遊技台データ▲4▼を送信する。管理コンピュータ7は、受信した遊技台データをデータ記憶部7dに記憶させる。
【0080】
以上のように、この第8実施例でも、台コンピュータ2から管理コンピュータ7へ遊技台データを送信する際に、プログラム利用管理コンピュータ8の許可を得なければならない。したがって、第7実施例と同様の効果を得られる。
また、データ送受信許可部8aは、データ送信許可信号▲3▼の代わりに、管理コンピュータ7の処理部7aへの受信許可信号を出力するようにしてもよいし、送信許可信号と、受信許可信号の両方を出力するようにしてもかまわない。
【0081】
図15に示す第9実施例は、台コンピュータ2から、管理コンピュータ7へのデータの送信タイミングをプログラム利用管理コンピュータ8が決める例である。
プログラム利用管理コンピュータ8には、台コンピュータ2から管理コンピュータ7へのデータ送信タイミングを設定しておく。このタイミングは、どのようなものでもかまわないが、管理コンピュータ7において、台コンピュータ2のデータを処理するタイミングに基づいて決めておけば、管理コンピュータ7の処理がいつも更新されたデータに基づいて行われるようにできる。例えば、毎日定時になったら、データ送信指令とともにデータ送信許可信号を出力するという設定を、プログラム利用管理コンピュータ8の記憶部8bにしておく。なお、上記プログラム利用管理コンピュータ8に設定しておくデータ送信のタイミングが、この発明のあらかじめ設定された条件にあたる。
【0082】
プログラム利用管理コンピュータ8のデータ送受信許可部8aは、記憶部8bに記憶されたタイミングになったら、データの送信許可信号▲1▼を台コンピュータ2の処理部2aへ送信する。このとき、上記データ送受信許可部8aは、データ送信許可信号を出力したことを、履歴データ▲2▼として記憶部8bに記憶させる。一方、台コンピュータ2の処理部2aは、上記データの送信許可信号▲1▼を受信して、データ記憶部2bに記憶されている遊技台データ▲3▼を管理コンピュータ7へ送信する。管理コンピュータ7側での処理は、上記他の実施例と同様である。
【0083】
また、この第9実施例においても、台コンピュータ2から管理コンピュータ7へのデータの送信の際に、プログラム利用管理コンピュータ8が、送信許可信号▲1▼を出力しなければならないので、データ送信の事実を、プログラム利用管理コンピュータ8で管理することができる。
なお、プログラム利用管理コンピュータ8が、上記データの送信許可信号▲1▼の出力と同様のタイミングで、送信許可信号▲1▼の代わりに、管理コンピュータ7に対し、データの受信許可信号を出力するようにしてもよいし、送信許可信号と、受信許可信号の両方を出力するようにしてもかまわない。
【0084】
どちらにしても、プログラム利用管理コンピュータ8が、データ送信のタイミングを管理して、データ送信履歴を管理することができるので、データ送信履歴に基づいて課金することもできるし、データ送信許可信号を出力しないということによってデータ送信を制限することもできる。
【0085】
なお、上記第6〜第8実施例において、データ送受信許可部8aが、送信許可信号や受信許可信号を出力することは、送信禁止状態の解除および受信禁止状態の解除と同じことである。つまり、あらかじめ設定されている送信プログラムや、受信プログラムを禁止状態にしておいて、上記許可信号によって、その禁止を解除して、送信側である台コンピュータ2の処理部2aを送信可能状態にしたり、受信側である管理コンピュータ7の処理部7aを受信可能状態にしたりする。ただし、ここでいう、受信可能状態にすることは、この発明のデータの送信を可能にすることに含まれる。
【0086】
さらに、上記処理部2aや7aを、それそれ送信可能、受信可能にする方法は、上記実施例に限らない。例えば、台コンピュータ2の処理部2aにはあらかじめ送信プログラムが設定されているのではなく、送信要求に対して、その都度、送信プログラムをデータ送受信許可部8aがダウンロードさせるという方法もある。データ送受信許可部8aでは、送信プログラムを貸し出すようなもので、その貸し出し履歴を、システムの利用履歴として記憶部8bに記憶させておくようにする。
【0087】
あるいは、上記処理部2aや7aに、あらかじめ有効期限付きの送受信プログラムを設定し、有効期間中は自由にデータの送信ができるが、期限が来たら、データの送信や受信ができないようにする方法もある。そして、上記有効期限の更新は、プログラム利用管理コンピュータ8のデータ送受信許可部8aが行うようにする。つまり、上記送受信プログラムの有効期限の更新が、この発明の、データ送信を可能にする機能に相当する。
【0088】
そして、上記送信プログラムの有効期限が切れたときには、データ送信ができなくなるので、台コンピュータ2の処理部2aが、プログラム利用管理コンピュータ8に対して図13の送信要求▲1▼と同様に、送信プログラムの有効期限更新要求を送信し、期限を更新した送信プログラムをダウンロードしなければならない。
上記有効期限は、送信プログラム、受信プログラムのどちらか一方、または両方に設定することができ、有効期限を設定しないプログラムは、常時自由に利用できるようにしておく。
場合によっては、台コンピュータ2の遊技台データを管理コンピュータ7へ送信する際に、遊技台データを暗号化して送信し、管理コンピュータ7に送信された遊技台データは、プログラム利用管理センターの復号化鍵によって、復元されるという方法を更に追加しても良い。
【0089】
第10実施例は、図12に示す第6実施例と同様の構成をしているが、プログラム利用管理コンピュータ8が、管理コンピュータ7から通信端末5へのデータの流れを管理する点が、上記第7実施例と異なる。その他の構成や作用は、他の実施例と同じである。
したがって、ここでは、図16を用いて、管理コンピュータ7から通信端末5へのデータ送信手順について説明する。
なお、台コンピュータ2が、管理コンピュータ7に対して、データ記憶部2bに記憶した遊技台データを送信する方法は、どのようなものでもかまわないので、ここでは説明を省略する。
【0090】
上記管理コンピュータ7およびプログラム利用管理コンピュータ8は、図13に示した第7実施例と同様の構成である。
また、上記通信端末5は、上記管理コンピュータ7のデータ記憶部7dで記憶しているデータを出力するための端末である。つまり、各台コンピュータ2から送信されたデータや、それらを加工したデータを、この通信端末5によって閲覧することができる。そして、通信端末5は、上記管理コンピュータ7が出力したデータを受信したり、データを処理したりする処理部5aと、データを記憶するデータ記憶部5bと、データを表示する表示部5cとを備えている。
【0091】
なお、この第10実施例においては、上記通信端末5は、例えば、経営者などが利用するパソコンや、携帯電話など、インターネットIを介して、上記管理コンピュータ7にアクセスできるものならば、どのようなものでもかまわない。また、遊技場に設置された台コンピュータ2に、通信端末5と同様の機能を備え、台コンピュータ2がデータを出力するようにしてもかまわない。
いずれにしても、この通信端末5の機能によって、各遊技台データや、それらの集計データなどを閲覧することができる。
【0092】
そして、この発明のシステムでは、プログラム利用管理コンピュータ8が、上記処理プログラムの利用状況を直接管理する代わりに、上記管理コンピュータ7から、通信端末5へのデータの出力を管理するようにしている。つまり、管理コンピュータ7では、各台コンピュータ2からの遊技台データを統括的に処理しているが、その処理結果を見ることができなければ意味がない。従って、データ出力をチェックすることにより、上記処理プログラムの利用状況を間接的に管理したことになる。
【0093】
次に、通信端末5が、管理コンピュータ7のデータを表示させる手順を、図16を用いて説明する。
図16は、管理コンピュータ7、プログラム利用管理コンピュータ8、通信端末5間のデータの流れを、矢印▲1▼〜▲5▼で示している。なお、ここでは、台コンピュータ2から上記管理コンピュータ7へ遊技台データの送信の過程は省略している。上記管理コンピュータ7のデータ記憶部7dには、遊技台データやそれらを処理したデータが記憶されているものとする。この点は、以下の実施例においても同じである。
【0094】
まず、通信端末5の処理部5aが、管理コンピュータ7の処理部7aに対して、閲覧したいデータを指定して、閲覧要求信号▲1▼を出力する。この閲覧要求信号▲1▼の出力は、通信端末5が自動的に行うようにすることもできるし、オペレータが行うようにしてもかまわない。
【0095】
上記閲覧要求信号▲1▼を受信した処理部7aは、プログラム利用管理コンピュータ8のデータ送受信許可部8aに対して、データ出力許可要求信号▲2▼を送信する。このとき、通信端末5から指定されたデータに係わる処理プログラムを特定するためのデータも一緒に送信する。ただし、管理コンピュータ7において、データを集計したり、表示させたりするための処理プログラムが1種類しか無い場合や、処理プログラムの種類別に履歴を管理する必要が無い場合には、特にプログラムを特定するデータを送信する必要は無い。
なお、上記データ出力許可要求信号▲2▼が、この発明の、プログラム利用管理コンピュータに対する外部からの要求にあたる。
【0096】
一方、管理コンピュータ7からデータ出力許可要求信号▲2▼を受信したプログラム利用管理コンピュータ8のデータ送受信許可部8aは、データ出力を許可する場合、管理コンピュータ7の処理部7aに対して、データ出力許可信号▲3▼を送信する。これとともに、データ出力許可信号▲3▼を出力したことを履歴データ▲4▼として、記憶部8bに記憶させる。この際、データ送受信許可部8aは、管理コンピュータ7から送信されたデータに基づいて、処理プログラムを特定し、その処理プログラムに対してデータ出力許可を与えるということを履歴データとする。
【0097】
上記データ出力許可信号▲3▼を受信した管理コンピュータ7の処理部7aは、データ記憶部7dから必要なデータを抽出し、出力手段5dを介して、通信端末5の処理部5aへ、閲覧データ▲5▼を出力する。通信端末5の処理部5aは、受信したデータを、表示部5cに表示させる。
以上の手順で、管理コンピュータ7が処理した閲覧データ▲5▼を、通信端末5から閲覧することができるようにしているが、この閲覧の過程で、管理コンピュータ7は、プログラム利用管理コンピュータ8のデータ出力許可が必要である。
そのため、管理コンピュータ7から、通信端末5へのデータの出力履歴を、プログラム利用管理コンピュータ8が管理できる。
【0098】
このように、管理コンピュータ7から、通信端末5へのデータ出力履歴を管理できれば、データ閲覧に対して課金することができる。また、課金方法を利用量に応じたものではなく、定額制にした場合でも、契約が切れたときや、支払いが滞っているときなどには、プログラム利用管理コンピュータ8側で、データ出力許可信号を出力しないという方法によって閲覧を制限して、間接的に処理プログラムの利用を制限することもできる。
すなわち、管理コンピュータ7から、通信端末5へのデータ出力ができない場合には、管理コンピュータ7で、処理プログラムを自由に利用できるといっても、処理結果を見ることができないので、処理プログラムを利用する意味がない。
【0099】
また、通信端末5が、プログラム利用管理コンピュータ8へ、閲覧要求などの要求信号を送信する際に、自身の端末IDのような通信端末を特定する情報を上記要求信号に含んで送信するようにすれば、プログラム利用管理コンピュータ8は、要求してきた通信端末5を特定することができる。その通信端末特定情報を要求履歴として記憶するようにすれば、複数の通信端末が接続されていた場合にも、通信端末5毎の閲覧プログラムの利用状況を把握することもできる。そして、各出力用端末に対し、その利用量に応じた課金をすることもできる。
【0100】
なお、この第10実施例では、通信端末5が、閲覧要求を送信するたびに、プログラム利用管理コンピュータ8では、管理コンピュータ7の処理部7aに対して、データ出力許可要求信号▲2▼を送信するようにしているが、管理コンピュータ7に、閲覧データ出力用の処理プログラムを有効期限付きで提供しておくようにすることもできる。有効期限内なら、管理コンピュータ7は、プログラム利用管理コンピュータ8のデータ出力許可を受けなくても、通信端末5からの閲覧要求に応えることができる。
【0101】
ただし、上記閲覧用の処理プログラムの有効期限が切れた場合には、上記第10実施例のデータ出力許可要求信号▲2▼の代わりに、閲覧プログラムの有効期限更新要求信号を出力して、データ送受信許可部8aが、上記閲覧プログラムの期限更新を行うようにする。この場合には、上記有効期限更新要求信号の出力が、この発明のプログラム利用管理コンピュータに対する外部からの要求にあたる。
また、上記有効期限更新要求の代わりに、閲覧プログラム自体を要求するようにしてもよい。
【0102】
図17に示す第11実施例は、通信端末5が、閲覧要求プログラムを、プログラム利用管理コンピュータ8から有効期限付きで提供される例である。システム全体の構成は、上記第10実施例と同様である。
通信端末5の処理部5aは、プログラム利用管理コンピュータ8のデータ出力許可手段に、閲覧要求プログラム要求信号▲1▼を送信する。この閲覧要求プログラム要求信号の送信が、この発明のプログラム利用管理コンピュータに対する外部からの要求にあたる。
【0103】
データ送受信許可部8aは、通信端末5からの閲覧プログラムの要求を要求履歴データ▲2▼として記憶部8bに記憶させ、有効期限付きの閲覧要求プログラム▲3▼を通信端末5の処理部5aへ送信してダウンロードさせる。処理部5aは、ダウンロードした閲覧要求プログラムを利用して、閲覧要求信号▲4▼を管理コンピュータ7の処理部7aへ送信する。管理コンピュータ7の処理部7aは、通信端末5の要求に従って閲覧データ▲5▼を出力する。
通信端末5の処理部5aは、閲覧データ▲5▼を受信し、そのデータを表示部5cに表示させる。
【0104】
この第11実施例では、通信端末5は、プログラム利用管理コンピュータ8から閲覧要求プログラムを一度ダウンロードしたら、有効期限が切れるまで、そのプログラムを自由に利用して、管理コンピュータ7へ閲覧要求をすることができる。つまり、上記有効期間内なら、図17に示す矢印のうち、矢印▲4▼と矢印▲5▼の手順だけを実行するだけでデータ閲覧ができる。そして、上記閲覧要求プログラムの有効期限が切れた場合には、再度、矢印▲1▼のように、閲覧要求プログラムを要求する。
【0105】
なお、ここでは、閲覧要求プログラムの有効期限が切れた場合には、再度、閲覧要求プログラムを要求するようにしているが、通信端末5は、期限更新だけを要求するようにしてもよい。その場合、プログラム利用管理コンピュータ8は、閲覧要求プログラムをダウンロードさせるのではなく、すでに、通信端末5にダウンロードされているプログラムの有効期限を書き換える処理を行うことになる。
【0106】
図18に示す第12実施例は、通信端末5が、プログラム利用管理コンピュータ8に対して、閲覧要求を送信する例である。全体構成は、図12の第7実施例と同じである。
通信端末5が、管理コンピュータ7のデータの閲覧要求信号▲1▼を、プログラム利用管理コンピュータ8のデータ送受信許可部8aに対して送信する。なお、この閲覧要求信号▲1▼の出力が、この発明のプログラム利用管理コンピュータに対する外部からの要求である。また、上記閲覧要求信号には、管理コンピュータ7のデータ記憶部7dに記憶されているデータのうちの特定のデータを指定する信号を含むこともできる。
【0107】
閲覧要求信号▲1▼を受信したプログラム利用管理コンピュータ8では、上記通信端末5からの閲覧要求を要求履歴データ▲2▼として記憶部8bに記憶させる。そして、管理コンピュータ7の処理部7aに対しては、データ出力許可信号▲3▼を送信する。このデータ出力許可信号▲3▼を受信した処理部7aは、データ記憶部7dの中から、必要なデータを抽出して、それを閲覧データ▲4▼として、出力手段5dを介して通信端末5へ出力する。通信端末5は、処理部5aで受信した閲覧データ▲4▼を自身の表示部5cに表示させる。
なお、上記プログラム利用管理コンピュータ8から管理コンピュータ7へは、閲覧データの出力先である通信端末5を特定する情報を送信されるようにしている。また、出力すべきデータの内容を特定する情報なども、送信されるようにしてもよい。
【0108】
以上第10〜第12実施例のシステムでは、管理コンピュータ7のデータを通信端末5に出力させるために、プログラム利用管理コンピュータ8のデータ送受信許可部8aから、出力許可信号や、閲覧プログラムの提供を受けなければならないようにしている。つまり、データ送受信許可部8aの許可を得なければ、データの閲覧ができない。そのため、プログラム利用管理コンピュータ8では、通信端末5の閲覧履歴を管理することができる。
【0109】
そして、管理コンピュータ7のデータを、通信端末5から閲覧するということは、管理コンピュータ7が、閲覧プログラムを含んだ処理プログラムを利用しているということである。従って、上記閲覧履歴を管理できれば、それに基づいて、処理プログラムの利用量を推測することもできるし、上記閲覧量に応じた課金をすることもできる。また、処理プログラムの利用やデータ閲覧に対して、定額制の課金方法を採用した場合でも、契約が切れたときや、支払いが滞ってしまったときなどには、プログラム利用管理コンピュータ8側で、直ちに閲覧を制限することができる。そして、結果的に、処理プログラムの利用を制限することもできる。
しかも、上記第7〜第12実施例のシステムにおいては、台コンピュータ2の遊技台データは、プログラム利用管理コンピュータ8を経由することがないので、外部へ漏洩する心配もない。
【0110】
また、プログラム利用管理コンピュータ8で、閲覧履歴を管理する際に、どの処理プログラムに関連する処理データの閲覧なのかということを特定して、記憶するようにすれば、処理プログラム毎の利用頻度を管理することもできる。例えば、管理コンピュータ7に、複数のデータ解析プログラムを提供していた場合、それぞれの解析データの閲覧頻度がわかれば、プログラム利用管理コンピュータ側が提供するプログラムの中で、解析手法や、表示方法の人気度を判断することもできる。
【0111】
なお、上記の実施例では、台コンピュータ2から管理コンピュータ7への遊技台データの収集方法は、どのようなものでもかまわない。例えば、管理コンピュータ7が備えている処理プログラムに、集計機能や、閲覧機能とともに、データ収集機能を含んでいても良いし、上記処理プログラムとは別に、データ収集を専門に行う収集プログラムを備えるようにしても良い。このデータ収集プログラムは、管理コンピュータ7と台コンピュータ2のどちらに備えても良いし、両者に備えたものであってもかまわない。
【0112】
そして、上記データ収集プログラムを上記処理プログラムとは別に設けた場合には、特定の処理プログラムの契約をしなくても、台コンピュータ2の遊技台データを管理コンピュータ7に収集しておくことができるようになる。そのため、特定の処理プログラムの利用契約をした時点で、それ以前から収集しておいたデータをその処理プログラムで処理することができる。これにより、処理プログラムによって、閲覧情報が変化するような場合に、処理プログラムの契約を切り替えても、契約前に収集したデータを処理して見ることができるので、以前の処理プログラムによる処理結果と、全く同じ元データに関して比較することができて便利である。
【0113】
また、一時的に使用契約を解除して処理プログラムの利用を中止した場合にも、後から再び使用契約をすれば、処理プログラムの利用を中止していた間のデータを処理することができる。このため、処理プログラムの利用者は、必要なときに、必要な処理プログラムのみを使用することができ、利用者の負担を軽くすることができる。
なお、上記第1から第12実施例の各コンピュータ内の処理部や記憶部などの機能は、ハード的に構成してもよいし、ソフト的に実現してもかまわない。
【0114】
【発明の効果】
第1から第5の発明によれば、遊技場に設置された遊技台の遊技台データを、遊技台単位で管理コンピュータが収集でき、それらを必要な形で集計することができる。
また、従来各遊技場に設置していたホールコンピュータが、いっさい不要になり、その分のコストが削減できる。
【0116】
しかも、第1、第2の発明によれば、管理コンピュータが、各遊技場における遊技台の機種構成を把握することができるとともに、遊技台データと機種とを対応させて集計することもできる。
【0117】
第3の発明によれば、台コンピュータから送信されるデータを利用する処理プログラムを、管理コンピュータにダウンロードして、自由に利用させたとしても、端末から、管理コンピュータへのデータの送信が、プログラム利用管理コンピュータの許可なく行うことができないので、プログラム利用管理コンピュータは、必要に応じて、データの送信を制限することができる。その結果、上記端末から送信されたデータを利用した処理プログラムの利用を間接的に制限することもできる。
また、管理コンピュータで利用される処理プログラムの利用状況を間接的に管理することができるので、それに基づいて、課金することもできる。
したがって、端末および管理コンピュータのデータが、外部に漏洩する心配が無い状態で、プログラム利用管理コンピュータが管理するプログラムを利用することができるようになる。
【0118】
第4の発明によれば、情報処理プログラムを利用者側である管理コンピュータにダウンロードさせて、経営ノウハウが含まれている遊技台データの漏洩の心配なく自由に利用させながら、プログラム利用管理コンピュータが、処理プログラムの利用状況を管理したり、利用制限をしたりできるようになる。
また、第5の発明によれば、台コンピュータのアドレスによって、台コンピュータをグループ化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のシステムの全体構成図である。
【図2】第1実施例のデータの流れを説明する図である。
【図3】第2実施例のデータの流れを説明する図である。
【図4】第3実施例のデータの流れを説明する図である。
【図5】第4実施例のデータの流れを説明する図である。
【図6】第4実施例の情報取得経路を示す図である。
【図7】(a)から(e)は、第4実施例の情報取得経路の特定方法を説明する図である。
【図8】第5実施例のデータの流れを示す図である。
【図9】第6実施例のシステムの全体構成図である。
【図10】第6実施例のデータの流れを示す図である。
【図11】第6実施例の選別台コンピュータが記憶しているデータを示す表である。
【図12】第7実施例のシステムの全体構成図である。
【図13】第7実施例のデータの流れを示す図である。
【図14】第8実施例のデータの流れを示す図である。
【図15】第9実施例のデータの流れを示す図である。
【図16】第10実施例のデータの流れを示す図である。
【図17】第11実施例のデータの流れを示す図である。
【図18】第12実施例のデータの流れを示す図である。
【図19】従来例のシステム構成図である。
【符号の説明】
1 遊技台
2 台コンピュータ
2a 処理部
2b データ記憶部
2c 暗号化キー記憶部
2d データ収集部
2e アクセス権判定部
2f 機種特定情報記憶部
2g グループ特定情報記憶部
2h グループ内アドレス記憶部
5 通信端末
6 ルーター
7 管理コンピュータ
7a 処理部
7b 復号化キー記憶部
7c 出力許可部
7d データ記憶部
7e アドレス記憶部
8 プログラム利用管理コンピュータ
8a データ送受信許可部
I インターネット
Claims (5)
- 複数の遊技場のそれぞれに設置され、複数の遊技台と対応させるとともに、インターネットに接続可能な複数の台コンピュータと、この台コンピュータとインターネットを介して接続可能にした管理コンピュータと、この管理コンピュータとインターネットを介して接続可能にした通信端末とを備え、台コンピュータは、対応する遊技台の機種を特定する機種特定情報を記憶する機能と、台コンピュータが設置されている遊技場単位のグループを特定するグループ特定情報を記憶する機能と、対応する遊技台の遊技台データを収集する機能と、遊技台毎の遊技台データを上記管理コンピュータへ出力する機能とを備え、管理コンピュータは、複数の遊技場に設置されたそれぞれの台コンピュータが出力する遊技台データを収集する機能と、各台コンピュータに記憶されている上記機種特定情報およびグループ特定情報を取得する機能と、上記グループ特定情報に基づいて各遊技台のグループを特定する機能と、許可されたデータのみを通信端末に出力する機能とを備えた遊技台データ管理システム。
- 複数の遊技場のそれぞれに設置され、複数の遊技台と対応させるとともに、インターネットに接続可能な複数の台コンピュータと、この台コンピュータとインターネットを介して接続可能にした管理コンピュータと、この管理コンピュータとインターネットを介して接続可能にした通信端末とを備え、台コンピュータは、対応する遊技台の機種特定情報を記憶する機能と、対応する遊技台の遊技台データを収集する機能と、遊技台毎の遊技台データを上記管理コンピュータへ出力する機能とを備え、管理コンピュータは、複数の遊技場に設置されたそれぞれの台コンピュータが出力する遊技台データを収集する機能と、各台コンピュータに記憶されている上記機種特定情報を取得する機能と、各台コンピュータから情報を受信した際にこの情報取得経路を特定する機能と、この特定した情報取得経路から各台コンピュータのグループを分類する機能と、許可されたデータのみを通信端末に出力する機能とを備えた遊技台データ管理システム。
- 複数の遊技場のそれぞれに設置され、複数の遊技台と対応させるとともに、インターネットに接続可能な複数の台コンピュータと、この台コンピュータとインターネットを介して接続可能にした管理コンピュータと、この管理コンピュータとインターネットを介して接続可能にした通信端末と、プログラムの利用を管理するプログラム利用管理コンピュータを備え、台コンピュータは、対応する遊技台の遊技台データを収集する機能と、遊技台毎の遊技台データを上記管理コンピュータへ出力する機能とを備え、管理コンピュータは、複数の遊技場に設置されたそれぞれの台コンピュータが出力する遊技台データを収集する機能と、許可されたデータのみを通信端末に出力する機能とを備えるとともに、上記プログラム利用管理コンピュータは、このプログラム利用管理コンピュータ外部からの要求を受信する機能およびあらかじめ設定された条件を満たしているかどうかを判定する機能のうち少なくとも一方の機能と、このプログラム利用管理コンピュータが上記要求を受信したときあるいは上記条件を満たしたと判定したときに、台コンピュータから管理コンピュータへのデータ送信を可能にする機能とを備えた遊技台データ管理システム。
- 複数の遊技場のそれぞれに設置され、複数の遊技台と対応させるとともに、インターネットに接続可能な複数の台コンピュータと、この台コンピュータとインターネットを介して接続可能にした管理コンピュータと、この管理コンピュータとインターネットを介して接続可能にした通信端末と、プログラム利用管理コンピュータとを備え、台コンピュータは、対応する遊技台の遊技台データを収集する機能と、遊技台毎の遊技台データを上記管理コンピュータへ出力する機能とを備え、管理コンピュータは、複数の遊技場に設置されたそれぞれの台コンピュータが出力する遊技台データを収集する機能と、それを処理する機能と、遊技台データおよびその処理データを記憶する機能と、許可されたデータのみを通信端末に出力する機能とを備えるとともに、上記プログラム利用管理コンピュータは、このプログラム利用管理コンピュータ外部からの要求を受信する機能と、このプログラム利用管理コンピュータが上記要求を受信したとき、上記管理コンピュータから上記通信端末へのデータ出力を許可する機能とを備え、上記通信端末は、上記管理コンピュータから出力されたデータを出力する機能を備えた遊技台データ管理システム。
- 複数の遊技場のそれぞれに設置され、複数の遊技台と対応させるとともに、インターネットに接続可能な複数の台コンピュータと、この台コンピュータとインターネットを介して接続可能にした管理コンピュータと、この管理コンピュータとインターネットを介して接続可能にした通信端末とを備えるとともに、上記複数の台コンピュータのうち、少なくとも1台を選別台コンピュータとし、上記選別台コンピュータは、対応する遊技台の遊技台データを収集する機能と、遊技台毎の遊技台データを上記管理コンピュータへ出力する機能と、当該選別台コンピュータが設置されている遊技場単位の同一グループに属する他の台コンピュータを検出する機能と、検出した同一グループの台コンピュータのアドレスをグループ内アドレスとして記憶する機能と、上記グループ内アドレスを管理コンピュータへ出力する機能とを備え、上記選別台コンピュータ以外の台コンピュータは、対応する遊技台の遊技台データを収集する機能と、遊技台毎の遊技台データを上記管理コンピュータへ出力する機能とを備え、管理コンピュータは、複数の遊技場に設置されたそれぞれの台コンピュータが出力する遊技台データ及び選別台コンピュータから出力されるグループ内アドレスを収集する機能と、上記選別台コンピュータから出力されたグループ内アドレスに基づいて各遊技台のグループを特定する機能と、許可されたデータのみを通信端末に出力する機能とを備えた遊技台データ管理システム。
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