JP4296237B2 - 蓄光性発光体 - Google Patents
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また地震や災害等により地下鉄内等で停電が起こった時、遠くにある蛍光灯等の光を吸収している従来の非常案内板よりも明るい輝度で自ら発光する高性能の非常案内板兼用の直接照明を提供することを目的とする。
またLED等の代わりに従来の蛍光灯を用いて同様な高性能を持つ非常案内板兼用の直接照明または常夜灯を提供することを目的とする。
解決しようとする第二の問題点は、従来の蓄光材で作った非常案内板は遠くにある蛍光灯のような人の目に優しく柔らかい光を吸収しているため、消灯時に蓄光材が発光する光も弱く、蓄光材で作った非常案内板はその残光時間が短いという欠点があるということである。
そうすればLED等の発する光が前記ペレットにより乱反射される結果、複数個のLED等の発する光がもはや複数個の点光源には見えないようになることが実験の結果判明した。
従来の非常案内板に用いている蓄光材を常用光源D65を用いて4分間照射する。常用光源D65と蓄光材との距離は、通常の非常案内板が廊下の蛍光燈で照らされている平均距離を考慮して1mとした。その後常用光源を消灯して停電とし5分間経過した後の蓄光材の残光輝度は50mcd/m2であったが、本発明の非常案内板兼用の常夜灯に用いている蓄光材を、本発明の常夜灯兼用非常案内板に用いているLED等のきわめて近傍に配置し、LED等で4分間照射した後、LED等を消灯して停電とし、5分間経過した後の蓄光材の残光輝度は250mcd/m2であった。
大きな違いの要因は従来の非常案内板は平均1mほど離れた蛍光燈・常夜灯などの弱い光を吸収して蓄光しているのに比べ、本発明の常夜灯兼用非常案内板はそれ自体の内部にLED等の光源を持っており、LED等にきわめて近接して配置された蓄光材は近接した光源の強力な光エネルギーを吸収して蓄光している点にある。
たとえて言えば従来の非常案内板が月であるのに比べ、本発明の常夜灯兼用非常案内板は太陽であり同時に月であるという事である。
蛍光灯の発する光が前記ペレットにより乱反射される結果、蛍光灯の発する光はもはや線光源には見えないようになることが確認された。
また日亜化学工業KK製の蓄光性セラミック粉末であるSr4Al14O25:Eu,Dyを用いても同様な結果が得られた。
用いる透明樹脂はアクリル樹脂の他に、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリプロピレン樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂なども用いうる。
また無機材料即ちある程度純粋なシリカやアルミナを3から4mm直径程度のペレットにすると透明度が増すので、これらペレットの内部に30μ程度の蓄光性セラミック粉末を分散させることもできる。
シリカやアルミナの中へ分散させる場合は、まずシリコンやアルミのアルコキシド溶液の中に蓄光性セラミック粉末を分散させ、シリコンやアルミのアルコキシドを加水分解し縮重合させてゲル化し、ゲルを焼成して粉砕しペレットとする所謂公知のゾルゲル法を用いうる。
このようにシリカやアルミナの中に蓄光性セラミック粉末を分散させたペレットは、樹脂の中に分散させたペレットに比べ耐熱性が優れているので温度の高いハロゲンランプやキセノンランプのような光源の発光面を覆う蓄光性ペレットとして好適である。蓄光性セラミック粉末そのものは無機材料でありそれ自体の耐熱性は大きい。
そうすればLED等14の発する光が前記ペレットにより乱反射される結果、複数個のLED等14の発する光がもはや複数個の点光源には見えないようになることが実験の結果判明した。前記複数個のLED等14はプリント基板13に半田付けして配置し、前記ペレット12を複数個のLED等14の発光面や側面の近傍に充填し、LED等14とペレット12を透明なケース11内に収納すれば、一体の蓄光性発光体が出来る。複数個のLED等14は図のような砲弾型LEDに止まらず、図示しない公知のフラット型、チップ型のLEDであっても、キセノンランプ、ハロゲンランプであってもよい。
蓄光材ペレット12は楕円状円柱状の例を示し、蓄光材ペレット12の内部にはほぼ均一にSrAl2O4:Eu,DyまたはSr4Al14O25:Eu,Dyからなる平均粒子径約30μの蓄光性セラミックの粉末15が分散しており、蓄光性セラミックの粉末15の重量比が1〜30wt%である時、蓄光性セラミックの粉末15はLED等14からの光を吸収しやすいだけでなく、LED等14の光は透明樹脂等の部分16を通過して、LED等14から離れたところにある蓄光材ペレットにも光が到達する。また蓄光性セラミックの粉末15の平均粒子径が30μであればLED等14からの光は蓄光性セラミックの粉末15によってペレット12内でも程良く散乱される。また蓄光材ペレット同士の隙間を通過して到達する光もある。
その結果LED等14に近接した蓄光材ペレットは強い光を吸収し蓄光するのみならず、LED等14から離れたところにある蓄光材ペレットも光を吸収し蓄光できる。
もちろん透明ケース11に近接した蓄光材ペレットも光を乱反射するだけでなく光の一部は透明ケース11に近接した蓄光材ペレットを通過し、透明ケースの上表面から出てくる。その結果LED等はもはや点光源には見えず、面光源となる。しかもペレットは蓄光しているので消灯時に強い残光を発する。
このことは本発明の特徴の一つである。
蓄光性セラミックであるアルミン酸ストロンチュウムは水分に出会うと加水分解しやすい性質があるので、透明なケース11内に透明樹脂の液体を注入して固化させ、ペレット12とLED等14の隙間を透明樹脂で満たせば、ペレット12は外来の水分から遮断されペレット中の蓄光性セラミックは加水分解しにくくなることが解っている。
またプリント板13の下方を樹脂で封止すれば、外来の水分はもはや透明ケース11内には入ってこないので、透明ケース11内をすべて透明樹脂で満たさなくともペレット中の蓄光性セラミックは加水分解しにくくなることが解っている。透明ケース11そのものを蓄光材ペレットを用いて射出成型で作ることもできるが、ケース表面には蓄光性セラミックの粒子15が露出しており、外来水分によって加水分解しケースの表面に非蓄光性のくすんだ不透明層ができてしまうので、ケースそのものを蓄光性樹脂で作るときは外気に触れる表面を透明樹脂でコーティングしなければならない。
諸条件を考慮すると図1(a)のような透明ケース11の中に蓄光材を収納したほうがよい。透明ケース11は透明樹脂でもよいし透明ガラスでもよい。
番号21は透明ケースであり、番号23はプリント板である。
図3の(b)は乱反射面35の見取り図を示す。乱反射面35は番号36に示すようなピラミッド型突起を持っている。しかし乱反射面35の突起はピラミッド型突起36のような突起に限らず、その他任意の形状の突起であっても、LED等34からの光を乱反射できることは明白である。
また図4の(c)に示す見取り図は図4の(a)(b)に示す実施例の変種である。
図4の(c)において放物面鏡等の凹面鏡41の開口面を覆う透明板またはレンズ板の一部に蓄光板を貼り付けることもできる。実用的には凹面鏡41の開口面を覆う透明板またはレンズ板とほぼ同じ外形のドーナツ状の蓄光板42Aを、凹面鏡41の開口面を覆う透明板またはレンズ板の内又は外表面に貼り付けることができる。
このようにすると、光源からの直接光はドーナツ状の内径部の蓄光板の無い部分を通過して前方に投光される。またドーナツ状の蓄光板42Aのドーナツ部に当たった光源からの光は、ドーナツ状の蓄光板で蓄光され光源が消灯したときもドーナツ状の蓄光板が光る。そのため間欠的に光源を消灯した場合でも、消灯時にもある程度の明るさを確保できるので電池の省エネルギーに寄与できる。
実施例5の光源44を点灯する場合は従来のパルス点灯よりもOFF時間の永いパルスを用いることが出来る。たとえば1msの間だけ光源44を点灯し、3msの間は消灯するような間欠的なパルス点灯を自動的に行った場合、その消費電力は直流点灯に比べ1/4になるが、3msの消灯中でも蓄光材が発光しているので、ちらついて見えることはない。このLED等の消灯時間を3msよりも永くすることも可能で、その消灯時間は目視によるちらつきが目立たない消灯時間にまで永くすることが蓄光材の残光効果により可能である。
理想的には点灯時間1msのとき、消灯時間を10msにまで永くすることもできる。
これにより直流点灯時に比べ消費電力は1/10となり、特に電源が電池である懐中電灯のときに電池寿命が10倍に延伸する。
従来の懐中電灯のパルス点灯はデューティが50%で1MHz程度の矩形波パルス点灯を用いており、直流点灯に比べ消費電力は高々1/2程度であった。この懐中電灯・パルス点灯用の市販のICを用いて2msの間デューティが50%で1MHzのパルス点灯を行い、3msの間自動的に消灯すれば消費電力は直流点灯に比べ1/4となる。
また登山時に樹海に迷い込んで夜になった時、上記のような蓄光性懐中電灯を持っていると生存率が向上する。
即ち星明りなどで足元が見えるときは懐中電灯をOFFにして蓄光の光のみを用い、足元の見えない暗いときにのみ蓄光性懐中電灯をONにして強い光で照らし、また救助班への合図に用いうる。
このように懐中電灯ONの時間を低減できるので電池の寿命が長くなり生存率が向上する。
上記のような蓄光性懐中電灯はまた、災害時に停電になった時に用いる民生用懐中電灯としても好適であるに止まらず軍用にも用いうる。
光源を強烈な超高輝度LEDまたは高輝度キセノンランプにすると、暴漢撃退用の所謂コンバット・ライトになる。コンバット・ライトは発熱による光源の寿命維持のため5分以上は点灯できないが、蓄光性コンバット・ライトならば消灯時にもある程度の照明になるので、夜道の一人歩きのための婦人用・懐中電灯としても用いうる。
図4の(a)(b)(c)において同一番号のものは同一物を示す。番号43は光源44の放熱板である。
このとき電流がゼロになる時間を可及的に目の残像時間である30msに近づけても電流ゼロの区間でも蓄光材が発光しているので、LED等のちらつきは少ない。またそのちらつかない限界まで前記矩形波の電流波形を近づけることが出来る。
実用的には一個のLED等55に流れる電流を前記矩形波のON区間1msには定格電流が流れ、OFF区間3msには0mAであるようにすれば、直流点灯の時に比べ消費電力は1/4となる。このON、OFF比率の最適値を実験により許容できるLED等55のちらつきを目視で測定し決定できるのは電池を電源とする懐中電灯の場合と同様である。
番号51は交流電源(商用電源)、番号54はスイッチングレギュレータ52の出力電圧53をON、OFFする半導体スイッチを示し、半導体スイッチ54がONの時LED等55には定格電流が流れ、半導体スイッチ54がOFFの時にはLED等55には電流は流れず0mAとなる。その結果LED等55に流れる電流は間欠的に電流0になる矩形波となる。
2msの間、デューティが50%で1MHzのパルス点灯を用い、その後3msの間LED等を自動的にOFFにすれば直流点灯に比べ消費電力は1/4になる。
例えば図7に示す断面図のように少なくとも表面の一部が透明または半透明のケース71にLED等72を収納し、LED等72の発光面を覆うように蓄光性の板73、及びまたは蓄光性のペレットやビーズ74を配置し、LED等72から発する光を前記蓄光性の板73、及びまたは蓄光性のペレットやビーズ74に入射させてもよい。このとき蓄光性のペレットやビーズ74の量を図1の(a)の量より少なくしてもLED等は面光源化できる。また蓄光性のペレットやビーズ74を用いず蓄光性の板73のみを用いても面光源化できる。
次に図8に示す回路図のようにLED等72を点灯する電流を供給している交流電源75が遮断された時、予め前記交流電源75とスイッチング電源76によって充電されている電池77からの電流を用いてLED等72を間欠的に点灯し、前図の蓄光性の板73または蓄光性のペレットやビーズ74に光エネルギーを与えると、交流電源75が停電のため遮断されてもLED等72からの光エネルギーは前図の蓄光性の板73、及びまたは蓄光性のペレットやビーズ74を励起し、蓄光材を光らせることが出来る。
この持続時間は図10のパルス波形図に示すように電池77の容量(Ah)と、LED等72を間欠的に点灯するための間欠点灯パルス波形V3の電流ONの時間τと、その累計時間Tとにより決定される。
実用的には地下鉄等のトンネル壁面のLED等の照明では、停電時には3秒間だけ電池77からの電流を用いてLED等を点灯し、その後30分消灯すれば電池からの電力を直流持続点灯に比べ600分の一に低減できるので、地下鉄の停電が数日間回復しなかったとしても地下鉄のトンネル内は約5mcd/m2以上の明るさで照明されることになる。このため大規模地震などで地下鉄、地下街の出口が塞がれ救出を待っているとき、水さえあれば数日程度の長期にわたり人が生き延びるのを助けることができる。
また図7に示す断面図の蓄光性発光体において、前記LED等72の発光面を覆うように蓄光性の板73、及びまたは蓄光性のペレットやビーズ74を配置するとき、蓄光性の板73と蓄光性のペレットやビーズ74を同時に用いても、あるいは一方のみを用いてもよい。
また図1、図2、図3、図7に示す断面図の蓄光性発光体において、図8、図9のような駆動回路を用いず、図5のような駆動回路でLED等を点灯することもできる。
PNPトランジスタQ1のエミッタ・ベース間の電圧は約0.5Vであるので、この定電流Iは、I=(3−0.5)/R1で定まる。
また交流電源75が遮断されていない時には、スイッチング電源76の+端子からの電流は抵抗R3による準定電流・充電回路により電池77を充電する。
たとえば電池がニッケル水素電池の場合、電池77は満充電時には1.2×3=3.6Vに昇圧するが、ダイオードD2とD1の作用によりスイッチング電源76の+端子側とPNPトランジスタQ1のコレクタ側には電池からの電流は逆流しない。
また電池77が空の時には電池77の端子電圧はほぼ0Vで、0Vの時にはダイオードD3の作用でLED等72の端子電圧は0Vにはならない。
電圧V1の検出は、例えばセイコーインスツルーメンツ社製の電圧監視用・集積回路であるS-80717ANのような集積回路Q2と抵抗R4、コンデンサC1、ダイオードD4と抵抗R5を用いて、電圧V1が0Vになったことを検出できる。
交流電源75が遮断されていない時、Q2の出力V2は4.5V程度になる。
交流電源75が遮断された時には、Q2の出力V2は0Vとなる。
図8の回路図中の長時間タイマー78のリセット端子RSTにQ2の出力V2を入力する。V2がたとえば4.5Vの時には、長時間タイマー78はリセットされ出力V3は0Vとなるので、Q3、Q4はOFFのままである。
その結果抵抗R1とQ1、D1を介してLED等72に電流が供給される。
交流電源75が遮断されたとき、V1は0VとなりQ2の出力V2も0Vとなるので長時間タイマー78の出力V3は図10のV3の波形のようにτ時間だけONでt時間だけOFFとなり、Q3をONにし抵抗R6、R7を介してQ4をτ時間だけONにする。その結果電池77からの電流はτ時間だけLED等72に供給される。
5mcd/m2は物体をはっきりと確認できる明るい輝度であり、3mcd/m2は物体の輪郭が確認できる輝度である。2mcd/m2は薄くぼやけて物体を何とか確認できる輝度である。また蓄光材の評価に用いられる0.3mcd/m2の輝度とは、真っ暗やみで数秒間目が暗闇に慣れたとき視認できる最低輝度である。
そのため実施例8のように図8の回路を備えると24時間以上、たとえば数日でも電池77の能力の許す限り蓄光材の輝度は最大輝度から5mcd/m2の輝度の間を行き来するようになる。復電すれば電池77は再充電される。
たとえばナショナルセミコンダクター社製のタイマーICであるLMC555のようなタイマーを用いて構成された自走マルチバイブレータ91の出力OUTは東芝製のカウンターICであるTC4040のようなカウンター92のクロック端子CKに入力される。カウンター92の出力O5〜O12は多入力AND93に入力される。多入力AND93はたとえばナショナルセミコンダクター社製のCD4068である。その結果多入力AND93の出力V3は図10に示すV3のような波形となり停電時にもLED等72に間欠的な電流を供給できる。
そのためV2が0V即ち停電時には自走マルチバイブレータ91の発振が始まり、またカウンター92の出力O5〜O12もカウントアップし、出力O5〜O12がすべてHighになると多入力AND93の出力V3もHighになる。
そしてさらにカウントアップしたときカウンター92の出力は全て0となり、V3も0Vとなり、そこから新たにカウントアップが始まる。
その結果NPNトランジスタQ3は間欠的にV3がHighになるときにONになり、抵抗R6とR7の作用でPチャネルFETであるQ4もONになるので電池77からの電流は間欠的にLED等72に供給されるようになる。
また実施例8で用いられる図8、図9、の回路は、この回路に限定されるものではない。交流電源75が遮断されていない時には交流電源75からの電流をLED等72に供給しつつ電池77をも充電し、交流電源75が遮断されたとき、電池77から間欠的にLED等72へ電流を供給できる回路なら、公知の種々な回路が可能である。また電池77はニッケル水素電池のみではなく、リチウムイオン電池他の二次電池なら何でもよい。電池を充電する元になるスイッチングレギュレータの+出力電圧も4.6Vに限られず種々な電圧を選ぶことができる。
さらにケース71そのものを蓄光性材料で製作して、ケース表面を透明樹脂で被覆してもよい。
また地下鉄等で停電事故が起こったときの避難誘導用の照明を提供できる。
特許出願を検索する検索式は、
検索式=(蓄光+夜光)&(LED+発光ダイオード)&(ビーズ+ペレット+レンズ+顆粒)
を用いた。その結果下記のように9件の特許文献1を発見したが、いずれも本発明
とは無関係な発明であり、本発明は下記9件に抵触しない。
検索式=(蓄光+夜光)&(LED+発光ダイオード)&(ビーズ+ペレット+レンズ+顆粒)
を用いた。その結果0件の先願が検索された。
12:蓄光材ペレット
13:プリント板
14:LED等
15:蓄光性セラミック粉末
16:蛍光燈
21:透明ケース
22:蓄光材ペレット
23:プリント板
24:LED等
25:透明ビーズ
31:透明ケース
32:蓄光材ペレット
33:プリント板
34:LED等
35:乱反射面
36:ピラミッド型乱反射面
41:放物面鏡等の凹面鏡
42:蓄光材の内張り
42A:放物面鏡等の凹面鏡の開口部に設けたドーナツ状の蓄光板
43:放熱板
44:高輝度LED等
51:商用電源
52:スイッチングレギュレータ
53:スイッチングレギュレータの出力電圧
54:半導体スイッチ
55:LED等
71:透明または半透明のケース
72:LED等
73:蓄光板
74:蓄光性ペレットまたはビーズ
75:交流電源(商用電源)
76:スイッチングレギュレータ
77:二次電池
78:長時間タイマー
V1:スイッチングレギュレータ76の+出力電圧
V2:電圧監視ICQ2の出力
V3:カウンター102の出力
R1〜R7:抵抗器
D1〜D4:ダイオード
Z1:ツエナーダイオード
Q1:PNPトランジスタ
Q2:電圧監視IC
Q3:NPNトランジスタ
Q4:PチャネルFET
91:タイマーIC
92:カウンターIC
93:多入力AND
94:インバータ IC
RA:抵抗
RB:抵抗
Ct:コンデンサ
Cd:デカップリング・コンデンサ
τ:V3のON期間
t:V3のOFF期間
Claims (1)
- (a)透明樹脂に1〜30wt%の蓄光材粉末を分散させたペレットであって、一辺が0.5mm以上6mm以下の直方体状のペレットまたは長短径が0.5mm以上6mm以下で、高さが0.5mm以上6mm以下の楕円円柱状のペレットと、
(b)プリント板に装着した複数個のLED(発光ダイオード)を収納するケース内の空間に前記ペレットを充填し、前記複数個のLEDの少なくともその発光面を覆うように前記ペレットを配置し、LEDから発する光を前記ペレットに入射させ、かつLEDの発する光を前記ペレット表面で乱反射させ、
(c)LEDの発する光が前記ペレットにより乱反射される結果、複数個のLEDの発する光がもはや複数個の点光源には見えないようにしたことを特徴とし、
(d)LEDが消灯した時には前記ペレット内に分散している蓄光材粉末が発光するようにしたことを特徴とする蓄光性発光体。
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