JP4296005B2

JP4296005B2 - Rotating / stopping device for chair seat

Info

Publication number: JP4296005B2
Application number: JP2003043767A
Authority: JP
Inventors: 利明川上
Original assignee: Oohiro Works Ltd
Current assignee: Oohiro Works Ltd
Priority date: 2003-02-21
Filing date: 2003-02-21
Publication date: 2009-07-15
Anticipated expiration: 2023-02-21
Also published as: JP2004248943A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、理美容用等の椅子の座部を回動及び停止させることができる、椅子座部の回動・停止装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
【特許文献１】
特開平８−５６７７０号公報
【０００３】
理美容院で用いられる椅子は、カット等の施術時には、着席者が鏡に対向する方向に椅子座部を向けることができ、着席者が着席・離席する際には、鏡とは反対の方向や横方向等、使い易い方向に向けられるように、椅子座部を回動及び停止可能としている。
【０００４】
上記のように、椅子座部を回動及び停止可能とするために、椅子には椅子座部の回動・停止装置が設けられる。
これは、特開平８−５６７７０号公報（特許文献１）に記載のようなものが存在しており、例えば床面に固定されるベース部に、油圧駆動により昇降可能な昇降台が設けられ、その昇降台の先端部分に回動軸が設けられている。そして、この回動軸に椅子座部が接続される。
この回動軸には、外周方向に突出するようにして円盤部が形成されている。この円盤部には切欠が形成されており、昇降台に弾性支持されたローラーが円盤部の外周に常時、回動可能に当接している。この円盤部は、椅子座部の回動に伴って回動し、上記のローラーが円盤部の切欠に嵌まった際には、円盤部の回動が停止し、これにより椅子座部の回動も停止させることができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の椅子座部の回動・停止装置においては、上記のような、切欠を有する円盤部が必要であり、この円盤部が昇降台の外部に露出していたため、椅子座部の回動・停止装置をコンパクト化する際の障害になっていた。
よって本願発明は、椅子座部の回動を停止させるための円盤部が特に必要でなく、コンパクト化に貢献することのできる、椅子座部の回動・停止装置を提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本願の請求項１に記載の発明は、床面に置かれたり、壁面に固定される等して、着座時には不動の状態となるベース部１に対し、椅子座部４を回動可能に支持するために設けられる、椅子座部の回動・停止装置において、この装置は、回動部材２と固定部材３とを有するものであり、回動部材２は、ベース部１に対して回動可能に配位されたものであり、回動部材２の側面には回動停止用凹部２１を備えたものであり、固定部材３は、ベース部１に形成された固定用穴１７に配位されたものであり、固定部材３は、先端固定子３１と、先端固定子３１を回動部材２の側面に対して常時当接させるための付勢手段３２とを有し、上記の回動停止用凹部２１に先端固定子３１の少なくとも一部が嵌まることによって、回動部材２の回動を停止させることができ、ベース部１には、有底の受容穴１４が形成されており、回動部材２は、受容穴１４の内部に回動可能に配位される挿入部２ａと、挿入部２ａの上部に形成され、椅子座部４に連結される連結部２ｂとを有し、回動部材２は、上下方向に伸びる中心軸Ｃに対して回転対称である立体形状を有するものであり、回動部材２の底面２２の中央部分は、受容穴１４の底面１５に対して点接触する接触点２３ａを有するものであり、これにより、回動部材２が中心軸Ｃを中心として回動可能であり、ねじ、リベット、ピン、キーのいずれか１６が受容穴１４の内側面から突出しており、上記いずれか１６が、上記の固定部材３に対して受容穴１４における上記中心軸Ｃを挟んだ反対側に設けられたことを特徴とする、椅子座部の回動・停止装置を提供する。
【０００８】
本願発明にあっては、ベース部１の固定用穴１７に配位された固定部材３の先端固定子３１が、回動部材２の回動停止用凹部２１に嵌まることによって、回動部材２の回動を停止させることができるため、従来、ベース部から露出していた円盤部が不要となり、その分コンパクトな椅子座部の回動・停止装置とすることができる。
【０００９】
又、ベース部１における、受容穴１４の底面１５に対して、接触点２３ａにて点接触する回動部材２を配位するものであり、これにより、回動部材２が受容穴１４に対して回動する際の抵抗を少なくでき、従来、滑りを良くするために受容穴に施していた、ふっ素樹脂加工等の特殊加工を廃することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき、本願発明の実施の一例を取り上げて説明する。図１は、本例の椅子座部の回動・停止装置を取り付けたベース部を示す斜視説明図であり、図２は、本例の椅子座部の回動・停止装置における回動部材を示す側面視説明図であり、図３は、本例の椅子座部の回動・停止装置を取り付けたベース部の要部拡大端面図である。
【００１１】
まず、本例の椅子座部の回動・停止装置を取り付けるためのベース部１について説明する。このベース部１は、図１に示すようなものであり、本例では、床に置くための基台１１と、基台１１の上部に設けられた昇降台１２とを備え、カバーで覆ったものである。なお、図１に示したものは、床に置いて使用する形態のものであるが、壁面に固定できる形態としても良い。つまり、着席者が着席した際において不動の状態にできるものであれば、種々の形態に変更して実施し得る。
【００１２】
昇降台１２は、それぞれ棒状である根元側昇降アーム１２ａと先端側昇降アーム１２ｂとからなり、先端側昇降アーム１２ｂには座取付部１３が形成されている。昇降台１２は油圧機構（図示しない）により、基台１１に対して昇降可能となっている。そして、先端側昇降アーム１２ｂは、昇降時に常時水平が保たれるようになされており、座取付部１３に取り付けられた椅子座部４が傾かないようになっている。
また、座取付部１３には、回動部材２と固定部材３が備えられている。そして、座取付部１３には、図３に示すような、有底の受容穴１４が形成され、回動部材２の挿入部２ａは、この受容穴１４の内部に配位される。
【００１３】
次に、回動部材２について説明する。回動部材２は、本例では、図２に示すようなものであり、略円筒状である。なお、本願発明における回動部材２の形態は、本例のような形態に限られるものではなく、上下方向に伸びる中心軸Ｃに対して回転対称である立体形状を有するものであれば、例えば、球形や円錐形等、他の形態で実施しても良い。
本例においては、回動部材２の下底面２２の中央に、半球状の接触用突起２３が形成されており、この接触用突起２３が、受容穴１４の底面１５に対して、接触用突起２３の下端部分の接触点２３ａにおいて点接触する。これにより、受容穴１４に対して回動部材２の挿入部２ａを配位した際において、回動部材２が回動可能に支持される。そして、この支持は点接触によるものであるから、回動部材２が受容穴１４に対して回動する際の抵抗を少なくできる。
従来においては、受容穴の内側面をふっ素樹脂等の樹脂で表面処理し、滑りを良くして、回動部材が回動する際の抵抗を減らしていたが、本願発明においては、受容穴１４に上記のような特殊な処理を施さなくても、少ない抵抗で回動させることができるため、椅子座部の回動・停止装置の製造工程を簡略化でき、製造コストを削減できる。
【００１４】
本例においては、回動部材２の側に接触用突起２３を設けたものとしたが、本願発明はこれに限られるものではなく、回動部材２の下底面２２を平坦に形成し、その代わりに受容穴１４の底面１５に突起を形成しても良い。また、接触用突起２３の形状についても、本例のような半球状のものに限られず、円錐形等、種々の形状での実施が可能である。
【００１５】
回動部材２には、抜け止め溝２４が側面に形成されており、ベース部の外部方向から止めねじ１６を取り付け、受容穴１４の内側面から突出させることにより、回動部材２が受容穴１４から抜けてしまうことを防止している。この回動部材２の抜け止めについては、本例のような止めねじ１６に限らず、リベットやピンやキーを受容穴１４の内側面から突出させたり、受容穴１４の上端部分に、リング状の部材を取り付けること等により、同様の効果を奏するものとしても良い。
なお、本例においては、受容穴１４と回動部材２との間の隙間にグリスが充填されており、止めねじ１６と回動部材２との間における、回動時の摩擦を軽減している。
【００１６】
回動部材２において、挿入部２ａの上方には連結部２ｂが形成されている。この連結部２ｂは、受容穴１４に挿入部２ａを配位した際に、受容穴１４から露出する部分であって、ここに、図３に示すように椅子座部４が固定される。
具体的には、図２に示すように、連結部２ｂを下方が広がったテーパー状に形成したものであり、この連結部２ｂで椅子座部４の荷重を受けるものである。
【００１７】
連結部２ｂの側面には、図２に示すようなストッパー棒２６が突出して形成されており、このストッパー棒２６に椅子座部４に形成された切欠（図示しない）を引掛けることにより、回動部材２に対して椅子座部４を回動不能に固定することができる。
このストッパー棒２６は、連結部２ｂにねじ込み可能なボルトで形成し、椅子座部４をねじ込んで止めることができるものとしても良い。
【００１８】
ところで、回動部材２の挿入部２ａの側面には、回動停止用凹部２１が形成されている。この回動停止用凹部２１は、本例においては、図２及び図３に示すように、断面形状が円形である有底の穴である。この回動停止用凹部２１に、後述する固定部材３の先端固定子３１が嵌まることにより、回動部材２の回動を停止させることができる。
従来においては、上記のように、受容穴の内側面をふっ素樹脂等の樹脂で表面処理し、滑りを良くして、回動部材が回動する際の抵抗を減らしていたため、円盤部に供えられていた切欠を、単純に本例の回動停止凹部２１に置き換えた場合、上記の表面処理した部分に、先端固定子３１を通す固定用穴１７を加工しなければならず、樹脂がこの固定用穴１７を設けた部分から剥がれてきてしまう恐れもあった。しかし、本例においては、接触用突起２３を形成するために、受容穴１４に上記のような表面処理をする必要もないため、製造が容易である。
なお、この回動停止用凹部２１は、本例では回動部材２の側面の１箇所に設けられているが、異なる複数の箇所に設けることにより、複数の位置で回動部材２の回動を停止できるものとしても良い。
【００１９】
次に、固定部材３について説明する。固定部材３は、先端固定子３１と付勢手段３２とを有するものであり、これらの各々は、ベース部１の座取付部１３に形成され、受容穴１４に対して連通して形成された固定用穴１７に配位されている。
先端固定子３１は、付勢手段３２により常時付勢され、その先端部が回動部材２の側面に当接し、回動停止用凹部２１に一致した際には、回動停止用凹部２１に嵌まるものである。本例においては、剛体により形成された先端チップとして実施され、その形状は略円筒状であって、先端側は円錐台状であり、その反対側には、付勢手段であるコイルばねの端部を受容できる凹部が形成されている。また、この先端固定子３１は、本例においては焼き入れにより硬化させた鋼材を用いており、耐久性を持たせている。この先端固定子３１の材料については、耐久性に優れるものであれば良く、セラミック等、種々の材料を用いることができる。また、この先端固定子３１は、従来のように先端側をローラーを備えるものとして、回動部材２の側面を回動しながら当接するものとしても良い。
【００２０】
付勢手段３２は、先端固定子３１を回動部材２に当接する方向に付勢するものである。本例では、この付勢手段３２としてコイルばねを用いているが、他の形状のばねや、ゴム等の弾性を有する樹脂等、その他の弾性体を用いたものであっても良く、種々に変更できる。
【００２１】
固定用穴１７は、本例においては、受容穴１４の内側面に対して直交するようにして、ベース部１の座取付部１３に形成された貫通穴であり、先端固定子３１と付勢手段３２とを内部に配位しており、受容穴１４と反対側の端部はプラグ３４によって封鎖されている。
固定用穴１７の穴径は、先端固定子３１の外径よりもやや大きく形成されており、固定用穴１７の内部を先端固定子３１が摺動可能となっている。
【００２２】
上記の各要素から椅子座部の回動・停止装置を構成することにより、従来必須であった円盤部を省略することができる。よって、椅子座部の回動・停止装置の高さを減らすことができ、椅子のコンパクト化に貢献することができる。
【００２３】
この椅子座部の回動・停止装置の使用方法は、従来のものと同じであり、回動停止用凹部２１と固定部材３とが一致し、回動停止用凹部２１に先端固定子３１が嵌まった際に、椅子座部４の回動を停止させることができ、その他の状態では椅子座部４が回動自在となる。
よって、回動部材２に設ける回動停止用凹部２１の位置を、例えば、椅子座部が鏡に対向する方向（施術時）と、９０°ずらせた方向（着・離席時）に合わせて形成することにより、上記の２つの方向で、椅子座部を停止させることができる。
なお、回動停止凹部２１に対して先端固定子３１が嵌まっている状態は、椅子座部４を少し力を入れて回動させることにより、容易に解除できるようになされている。
【００２４】
【発明の効果】
本願発明にあっては、ベース部の固定用穴に配位された固定部材の先端固定子が、回動部材の回動停止用凹部に嵌まることによって、回動部材の回動を停止させることができるため、従来、ベース部から露出していた円盤部が不要となり、その分コンパクトな椅子座部の回動・停止装置とすることができる。
【００２５】
又、上記の効果に加え、ベース部における、受容穴の底面に対して、接触点にて点接触する回動部材を配位するものであり、これにより、回動部材が受容穴に対して回動する際の抵抗を少なくでき、従来、滑りを良くするために受容穴に施していた、ふっ素樹脂加工等の特殊加工を廃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本願発明の実施の一例に係る椅子座部の回動・停止装置を取り付けたベース部を示す斜視説明図である。
【図２】本例の椅子座部の回動・停止装置における回動部材を示す側面視説明図である。
【図３】本例の椅子座部の回動・停止装置を取り付けたベース部の要部拡大端面図である。
【符号の説明】
１ベース部
１４受容穴
１５底面（受容穴）
１７固定用穴
２回動部材
２ａ挿入部
２ｂ連結部
２１回動停止凹部
２２底面（回動部材）
２３ａ接触点
３固定部材
３１先端固定子
３２付勢手段
４椅子座部
Ｃ中心軸[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a chair seat part rotation / stop device capable of rotating and stopping a chair part for barber and beauty use.
[0002]
[Prior art]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 8-56770
The chair used at the hairdressing salon can have the chair seat facing the mirror in the direction facing the mirror when performing cuts, etc. The chair seat portion can be rotated and stopped so that it can be directed in a direction that is easy to use, such as a direction and a lateral direction.
[0004]
As described above, in order to enable the chair seat to be turned and stopped, the chair is provided with a turning / stopping device for the chair seat.
This is the one described in JP-A-8-56770 (Patent Document 1), for example, a base that is fixed to the floor is provided with a lifting platform that can be lifted and lowered by hydraulic drive, A rotating shaft is provided at the tip of the lifting platform. And a chair seat part is connected to this rotation axis.
A disk portion is formed on the pivot shaft so as to protrude in the outer circumferential direction. The disk portion is formed with a notch, and a roller elastically supported by the lifting platform is always in contact with the outer periphery of the disk portion so as to be rotatable. The disk portion rotates as the chair seat rotates, and when the roller fits into the notch of the disk portion, the rotation of the disk portion stops, and thereby the rotation of the chair seat portion. The movement can also be stopped.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In this conventional chair seat pivoting / stopping device, a disk part having a notch as described above is required, and this disk part is exposed to the outside of the elevator, so the chair seat part pivots.・ It was an obstacle to downsizing the stop device.
Therefore, this invention makes it a subject to provide the rotation / stop apparatus of the chair seat part which can contribute to compactification without the disk part for especially stopping rotation of a chair seat part being required. .
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to claim 1 of the present application is based on the chair seat with respect to the base portion 1 which is placed on the floor surface or fixed to the wall surface, and which is immobile when seated. In the pivoting / stopping device for the chair seat provided to support the portion 4 so as to be pivotable, the device has a pivoting member 2 and a fixing member 3. The rotating member 2 is arranged so as to be rotatable with respect to the base portion 1, and a rotation stopping recess 21 is provided on a side surface of the rotating member 2, and the fixing member 3 is formed on the base portion 1. The fixing member 3 includes a tip stator 31 and a biasing means 32 for always bringing the tip stator 31 into contact with the side surface of the rotating member 2. And at least a part of the tip stator 31 is fitted into the rotation stopping recess 21 described above, The rotation of the moving member 2 can be stopped, the base portion 1 has receiving openings 14 of the bottom is formed, the rotating member 2 is rotatably coordinated to the interior of the receiving openings 14 The rotation member 2 is rotationally symmetric with respect to a central axis C extending in the vertical direction. The rotation member 2 is formed on the insertion portion 2a and connected to the chair seat portion 4. The center portion of the bottom surface 22 of the rotating member 2 has a contact point 23a that makes point contact with the bottom surface 15 of the receiving hole 14, whereby the rotating member 2 is The screw 16 is rotatable about the central axis C, and any one of a screw, a rivet, a pin, and a key protrudes from the inner surface of the receiving hole 14, and any one of the 16 receives the fixing member 3. characterized in that provided on the opposite side of the central axis C of the holes 14 To provide a rotation-stopping device of the chair seat.
[0008]
According to the present invention, the distal end stator 31 of the fixing member 3 arranged in the fixing hole 17 of the base portion 1 is fitted into the rotation stopping recess 21 of the rotation member 2, whereby the rotation member Since the rotation of 2 can be stopped, the disk part conventionally exposed from the base part is not necessary, and the rotation / stopping device for the chair seat part can be made compact accordingly.
[0009]
In addition, the rotating member 2 that makes point contact with the bottom surface 15 of the receiving hole 14 in the base portion 1 at the contact point 23 a is arranged. Thus, it is possible to reduce the resistance when rotating, and it is possible to eliminate special processing such as fluororesin processing, which has been conventionally applied to the receiving hole in order to improve sliding.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an example of implementation of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective explanatory view showing a base part to which a rotation / stop device for a chair seat portion of this example is attached, and FIG. 2 shows a rotation member in the rotation / stop device for a chair seat portion of this example. FIG. 3 is an enlarged end view of the main part of the base part to which the turning / stopping device for the chair seat part of this example is attached.
[0011]
First, the base part 1 for attaching the rotation / stop device of the chair seat part of this example will be described. This base portion 1 is as shown in FIG. 1. In this example, the base portion 1 is provided with a base 11 for placing on the floor and an elevating base 12 provided on the top of the base 11 and covered with a cover. Is. In addition, although what was shown in FIG. 1 is a thing of the form used on a floor, it is good also as a form which can be fixed to a wall surface. In other words, as long as the seated person can be in a stationary state when seated, it can be implemented in various forms.
[0012]
The lifting platform 12 includes a base-side lifting arm 12a and a distal-side lifting arm 12b each having a rod shape, and a seat mounting portion 13 is formed on the distal-side lifting arm 12b. The elevator 12 can be moved up and down with respect to the base 11 by a hydraulic mechanism (not shown). The tip-side lifting arm 12b is always kept horizontal during lifting, so that the chair seat portion 4 attached to the seat mounting portion 13 does not tilt.
The seat mounting portion 13 is provided with a rotating member 2 and a fixing member 3. The seat mounting portion 13 is formed with a bottomed receiving hole 14 as shown in FIG. 3, and the insertion portion 2 a of the rotating member 2 is arranged inside the receiving hole 14.
[0013]
Next, the rotating member 2 will be described. In this example, the rotating member 2 is as shown in FIG. 2 and has a substantially cylindrical shape. In addition, the form of the rotating member 2 in the present invention is not limited to the form as in the present example. For example, as long as it has a three-dimensional shape that is rotationally symmetric with respect to the central axis C extending in the vertical direction, Alternatively, other forms such as a spherical shape or a conical shape may be used.
In this example, a hemispherical contact protrusion 23 is formed at the center of the lower bottom surface 22 of the rotating member 2, and the contact protrusion 23 is in contact with the bottom surface 15 of the receiving hole 14. Point contact is made at a contact point 23 a at the lower end portion of 23. Thereby, when the insertion part 2a of the rotation member 2 is arranged with respect to the receiving hole 14, the rotation member 2 is supported so that rotation is possible. And since this support is based on point contact, the resistance when the rotating member 2 rotates with respect to the receiving hole 14 can be reduced.
In the past, the inner surface of the receiving hole was surface-treated with a resin such as a fluororesin to improve the sliding and reduce the resistance when the rotating member rotates. However, in the present invention, the receiving hole 14 In addition, since it can be rotated with a small amount of resistance without performing a special treatment as described above, the manufacturing process of the rotating / stopping device for the chair seat can be simplified, and the manufacturing cost can be reduced.
[0014]
In this example, the contact protrusion 23 is provided on the rotating member 2 side. However, the present invention is not limited to this, and the lower bottom surface 22 of the rotating member 2 is formed flat. Instead, a protrusion may be formed on the bottom surface 15 of the receiving hole 14. Further, the shape of the contact protrusion 23 is not limited to the hemispherical shape as in this example, and various shapes such as a conical shape are possible.
[0015]
A retaining groove 24 is formed on the side surface of the rotating member 2, and a fixing screw 16 is attached from the outside of the base portion and protrudes from the inner side surface of the receiving hole 14, whereby the rotating member 2 is received by the receiving hole. 14 is prevented from coming off. The retaining member of the rotating member 2 is not limited to the set screw 16 as in this example, but a rivet, a pin, or a key is projected from the inner surface of the receiving hole 14, It is good also as what has the same effect by attaching this member.
In this example, the gap between the receiving hole 14 and the rotating member 2 is filled with grease, so that friction during rotation between the set screw 16 and the rotating member 2 is reduced. Yes.
[0016]
In the rotating member 2, a connecting portion 2b is formed above the insertion portion 2a. The connecting portion 2b is a portion exposed from the receiving hole 14 when the insertion portion 2a is arranged in the receiving hole 14, and the chair seat portion 4 is fixed thereto as shown in FIG.
Specifically, as shown in FIG. 2, the connecting portion 2b is formed in a tapered shape with the lower portion extending, and the load of the chair seat portion 4 is received by the connecting portion 2b.
[0017]
A stopper rod 26 as shown in FIG. 2 protrudes from the side surface of the connecting portion 2b. By hooking a notch (not shown) formed in the chair seat portion 4 to the stopper rod 26, the rotation is performed. The chair seat 4 can be fixed to the moving member 2 so as not to rotate.
The stopper bar 26 may be formed of a bolt that can be screwed into the connecting portion 2b, and the chair seat portion 4 can be screwed and stopped.
[0018]
Incidentally, a rotation stopping recess 21 is formed on the side surface of the insertion portion 2 a of the rotation member 2. In this example, the recess 21 for rotation stop is a hole with a bottom having a circular cross section as shown in FIGS. 2 and 3. The rotation of the rotating member 2 can be stopped by fitting the distal end stator 31 of the fixing member 3 to be described later into the rotation stopping recess 21.
Conventionally, as described above, the inner surface of the receiving hole is surface-treated with a resin such as fluororesin to improve slipping and reduce the resistance when the rotating member rotates. When the cutout that has been made is simply replaced with the rotation stop recess 21 of this example, the fixing hole 17 through which the tip stator 31 is passed must be processed in the above-mentioned surface-treated portion, and the resin is this There is also a risk of peeling off from the portion where the fixing hole 17 is provided. However, in this example, since it is not necessary to perform the surface treatment as described above on the receiving hole 14 in order to form the contact protrusion 23, the manufacturing is easy.
In this example, the recess 21 for stopping rotation is provided at one place on the side surface of the turning member 2, but the turning member 2 can be turned at a plurality of positions by being provided at a plurality of different places. It is good also as what can stop.
[0019]
Next, the fixing member 3 will be described. The fixing member 3 has a tip stator 31 and an urging means 32, each of which is formed on the seat mounting portion 13 of the base portion 1 and formed in communication with the receiving hole 14. Coordinated to the fixing hole 17.
The distal end stator 31 is always urged by the urging means 32, and when the distal end abuts against the side surface of the rotation member 2 and coincides with the rotation stop recess 21, the rotation stop recess 21 is moved to the rotation stop 2. It fits. In this example, it is implemented as a tip formed of a rigid body, the shape thereof is substantially cylindrical, the tip side is a truncated cone, and the opposite side is the end of a coil spring that is a biasing means. A recess capable of receiving the portion is formed. In addition, the tip stator 31 uses a steel material hardened by quenching in this example, and has durability. About the material of this front-end | tip stator 31, what is excellent in durability should just be used, and various materials, such as a ceramic, can be used. Moreover, this front-end | tip stator 31 is good also as what contact | abuts rotating the side surface of the rotation member 2 as what is equipped with a roller at the front end side like the past.
[0020]
The urging means 32 urges the tip stator 31 in a direction in which the tip stator 31 abuts against the rotating member 2. In this example, a coil spring is used as the urging means 32, but other elastic bodies such as springs of other shapes and resins having elasticity such as rubber may be used. Can change.
[0021]
In this example, the fixing hole 17 is a through hole formed in the seat mounting portion 13 of the base portion 1 so as to be orthogonal to the inner surface of the receiving hole 14, and is urged with the tip stator 31. The means 32 is arranged inside, and the end opposite to the receiving hole 14 is sealed by a plug 34.
The hole diameter of the fixing hole 17 is slightly larger than the outer diameter of the front end stator 31, and the front end stator 31 can slide inside the fixing hole 17.
[0022]
By constructing the chair seat pivoting / stopping device from each of the above elements, the disk portion that has been conventionally required can be omitted. Therefore, the height of the rotation / stop device for the chair seat portion can be reduced, and the chair can be made compact.
[0023]
The method of using the pivoting / stopping device for the chair seat is the same as the conventional one. The rotation stopping recess 21 and the fixing member 3 coincide with each other, and the distal end stator 31 is placed in the rotation stopping recess 21. When fitted, the rotation of the chair seat 4 can be stopped, and in other states, the chair seat 4 can be freely rotated.
Therefore, the position of the recess 21 for stopping rotation provided in the rotating member 2 is set in accordance with, for example, the direction in which the chair seat part faces the mirror (during treatment) and the direction shifted 90 degrees (during seating / seating). By forming, the chair seat can be stopped in the above two directions.
The state in which the tip stator 31 is fitted to the rotation stop recess 21 can be easily released by rotating the chair seat 4 with a little force.
[0024]
【The invention's effect】
In the present invention , the tip stator of the fixing member arranged in the fixing hole of the base portion is fitted into the rotation stopping recess of the rotation member, thereby stopping the rotation of the rotation member. Therefore, the disk portion that has been conventionally exposed from the base portion is not necessary, and the rotation / stop device for the chair seat portion can be made compact accordingly.
[0025]
Further, in addition to the above effects, a rotating member that makes point contact at the contact point with respect to the bottom surface of the receiving hole in the base portion is arranged. The resistance at the time of rotation can be reduced, and special processing such as fluororesin processing, which has been conventionally applied to the receiving hole in order to improve sliding, can be eliminated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective explanatory view showing a base portion to which a rotation / stop device for a chair seat portion according to an example of an embodiment of the present invention is attached.
FIG. 2 is an explanatory side view showing a turning member in the turning / stopping device for the chair seat portion of this example.
FIG. 3 is an enlarged end view of a main part of a base part to which a rotation / stop device for a chair seat part of this example is attached.
[Explanation of symbols]
1 Base 14 Receiving hole 15 Bottom (Receiving hole)
17 Fixing hole 2 Rotating member 2a Inserting portion 2b Connecting portion 21 Rotation stop recess 22 Bottom surface (rotating member)
23a Contact point 3 Fixing member 31 Tip stator 32 Energizing means 4 Chair seat C Center axis

Claims

For the base part (1), which is placed on the floor or fixed to the wall, etc.
In the chair seat part rotation / stop device provided for pivotally supporting the chair seat part (4),
This device has a rotating member (2) and a fixing member (3),
The rotating member (2) is arranged so as to be rotatable with respect to the base portion (1).
The rotation member (2) has a rotation stop recess (21) on a side surface thereof,
The fixing member (3) is arranged in a fixing hole (17) formed in the base portion (1),
The fixing member (3) has a tip stator (31) and a biasing means (32) for always bringing the tip stator (31) into contact with the side surface of the rotating member (2).
The rotation of the rotating member (2) can be stopped by fitting at least a part of the tip stator (31) into the rotation stopping recess (21),
The base portion (1) is formed with a bottomed receiving hole (14),
The rotating member (2) is formed on the insertion portion (2a) rotatably arranged in the receiving hole (14) and on the upper portion of the insertion portion (2a), and is connected to the chair seat portion (4). A connecting portion (2b)
The rotating member (2) has a three-dimensional shape that is rotationally symmetric with respect to the central axis (C) extending in the vertical direction.
The central portion of the bottom surface (22) of the rotating member (2) has a contact point (23a) that makes point contact with the bottom surface (15) of the receiving hole (14). 2) is rotatable about the central axis (C),
A screw, rivet, pin or key (16) protrudes from the inside surface of the receiving hole (14);
One of the above (16) is provided on the opposite side of the receiving hole (14) with respect to the central axis (C) with respect to the fixing member (3). Movement / stop device.