JP4293690B2 - 画像の特徴付け方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像の色又はテクスチャのコンテンツに基づいて画像を特徴付ける方法に関し、より詳細には、埋め込み空間情報を有する色又はテクスチャの統計値を用いて画像を特徴付ける方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像の特徴付けは、画像に予め選択された測度を適用した結果に基づきその画像を識別記述するプロセスである。画像の特徴付けは、画像コンテンツが画像のインデクシングと検索に有効であるディジタル画像ライブラリのような多数の用途に有効に用いられる。画像の特徴付けが実用的で有効であるためには、画像にその測度を適用した結果が、(1)異なる画像を十分に識別でき、(2)或る特定の種類の画像変換に対し不変であり、(3)ノイズに不感で、(4)計算が容易で、(5)コンパクト、でなければならない。画像を特徴づける種々の方法が、識別属性を示す画像記述子と共に使用されまた提案されている。
Swain他による論文「色インデクシング(COLOR INDEXING)」は、色ヒストグラムを用い画像を特徴付けることを記述している。画像の色ヒストグラムは、画素すなわちピクセルの頻度分布をピクセルの色の関数として計算することにより得る。色ヒストグラムは、視軸を中心とした画像の回転または平行移動に対し不変である。色ヒストグラムは、異なる特徴を有する画像の場合、著しい差異を示すことができる。しかしながら、画像中の特徴に関する全ての空間情報は、色ヒストグラムの作成時に破棄される。従って、2枚の画像が各色同数の画素を有する場合、これらの画像を色ヒストグラムで識別することは不可能である。これは、2枚の画像が全く異なるサイズと形状を特徴としていたとしても同じである。
【0003】
図8は、異なるスケールの特徴を有する2枚の画像を示す図である。例えば、図8(a)と図8(b)の2枚の画像は、2種の同色(同じ線影を付けた)の幾何学的な特徴を有し、各特徴図形の総面積は同じで、画素数も同一である。これら2枚の画像は、各々の特徴はサイズと数が明らかに異なっているのに色ヒストグラムでは識別できない。一方、これらの画像は、人間の目で容易に識別できる。
【0004】
色ヒストグラムの種々の実施性能を改善するために幾つかの方法が提案されている。Stricker他は、論文「カラー画像の類似性(SIMILARITY OF COLOR)」において、色モーメントの使用を提案している。色モーメントは、ピクセルの色の母集団分布の形状と位置に関する統計的な測度である。特に、色モーメントは、平均,標準偏差及び歪度を含んでいる。色ヒストグラムに含まれている情報を色モーメントで表現すると、非常にコンパクトな画像記述子が得られる。Funt他は、その論文「色定数色インデクシング(COLOR CONSTANT COLOR INDEXING)」において、画像の隣接領域からの三原色である赤緑青(RGB)のピクセルの割合を用いて強度変化の効果を低減させることを提案している。Rubner他は論文「カラー画像の1空間のナビゲーション(NAVIGATING THROUGH A SPACE OF COLOR IMAGES)」において、RGB色空間における類似色のクラスタのプロットである色シグニチャを用いることを提案している。色シグニチャを用いると、1画像を記述するのに必要なデータ量を色ヒストグラムに要するデータ量と比較して減少させることができる。これらの方法は、色ヒストグラムより、画像記述子の実施性能を幾つかの面において改善する。しかしながら、色ヒストグラムと同様、空間情報が全然保存されない。
【0005】
色ヒストグラムの構成時に破棄される幾つかの空間情報を保存することを試みた幾つかのプロセスが提案されている。Pass他は、論文「コンテンツベースによる画像検索用ヒストグラムの更新(HISTOGRAM REFINEMENT FOR CONTENT BASED IMAGED RETRIEVAL)」において、色ヒストグラムを色コヒーレンスベクトルで更新することを提案している。このプロセスにおいて、画素の色のコヒーレンスは、隣接領域中の他の画素のコヒーレンスに関連して決定される。これは、各色の画素数が同数で、従って2枚の画像の色ヒストグラムが同一であっても、画像中の特徴の差異により、色のコヒーレンスである各色の画素数が変化することを意味する。色コヒーレンスベクトルは、若干の空間情報を記述子に埋め込む。残念ながら、これには、従来のヒストグラムと比較し2倍の付加的な記憶容量を要する。
【0006】
Rickman他は、論文「色要素ヒストグラムを用いたコンテンツベースによる画像検索(CONTENT-BASED IMAGE RETRIEVAL USING COLOUR TUPLE HISTOGRAMS)」において、無作為に位置決めした三角形色要素の各頂点における色相ヒストグラムを構成することによる画像の特徴付けを提案している。三角形要素の各頂点は離れているので、若干の空間情報は保留される。残念ながら、色要素データから画像の優勢色を決定することは困難である。さらに、保持された空間情報は、通常の解釈が困難であり、従って、画像データベースのインデクシングにこの情報を用いることは困難である。
【0007】
画像の特徴付けのための“色コレログラム(Color correlograms)”が、Huang他の論文「色コレログラムを用いた画像インデクシング(IMAGE INDEXING USING COLOR CORRELOGRAMS)」に提案されている。色コレログラムは、特定色のピクセルが、画像中の特定色のピクセルから特定の半径距離にある確率を量子化する。色コレログラムは、画像上の1点からの異なるスケール又は距離における色コヒーレンスを測定する技法を提供する。しかしながら、コレログラムから画像の優勢色を決定することは困難であり、通常の人間のセンスでのコレログラムの解釈も困難である。
【0008】
Smith他は、論文「視覚的探査コンテンツベースによる視覚クエリーシステムを用いた色領域によるクエリー(QUERYING BY COLOR REGIONS USING THE VISUALSEEK CONTENT-BASED VISUAL QUERY SYSTEM)」において、色の領域を用いる画像の特徴付け方法を提案している。色データを変換し、画像の色を量子化し、次にフィルタで処理し優勢色領域を強調する。“色セット”値を抽出し、しきい値レベルを越える色セット値を保持することによりヒストグラムを近似させる。この画像の特徴付け方法は画像の分割を必要とし、プロセスが難しく、計算量が多大である。領域表現はリジッドであり、画像の回転又は平行移動により変化する。
【0009】
“ブロブワールド”は、Carson他が論文「領域にベースによる画像クエリー(REGION-BASED IMAGE QUERYING)」中で提案した画像の表現方法である。この方法において、画像は、“ブロブ”と呼ばれる色とテクスチャの1セットの局部的コヒーレント領域に分割される。画像の“ブロブワールド”表現は、分割された色ブロブの位置,サイズ及び色を記録した結果である。この方法は、画像に関するかなりの空間情報を提供するが、しかし、画像の“ブロブワールド”表現はリジッドであり、画像の回転又は平行移動により変化する。さらに、画像の分割プロセスは容易でなく、かなりの計算機資源を要する。
【0010】
従って、要望されているのは、記述子に十分な空間情報を埋め込み、画像をそのコンテンツに基づき識別できる画像の特徴付け方法である。さらに、その方法は、或る種の画像変換に対し不変であり、計算機と蓄積装置の資源を保持し、ノイズに不感で、通常のセンスで容易に解釈できなければならない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、複数の画素を含む空間構成要素を規定するステップと、前記空間構成要素に対応する多数のテスト領域の輪郭を画像上に配置するステップと、前記輪郭を描いたテスト領域における前記画像の色又はそれに代わるテクスチャを量子化するステップと、量子化された色又はそれに代わるテクスチャを含む前記テスト領域の数を計数するステップと、より成る画像の特徴付け方法を提供する。この発明の方法を用いて得られたデータは、画像の回転又は平行移動に対する高い不変性を示す一方で、異なるスケールの特徴を持つ画像を識別するための十分な埋め込み空間情報を含んでいる。さらに、統計的方法を用いデータを非常にコンパクトに表現できる。又、計算も簡単である。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、画像を特徴付ける方法において、(a)空間構成要素規定手段が、複数の画素を含む空間構成要素を規定するステップと、(b)テスト領域配置手段が、前記空間構成要素に対応するテスト領域を前記画像上に複数配置するステップと、(c)量子化手段が、各々の前記テスト領域の色を量子化する色量子化ステップと、(d)計数手段が、前記色量子化ステップで量子化された色を含んだ前記テスト領域の数を、色毎に計数するステップと、を有し、前記色量子化ステップは、前記テスト領域中の色が均一の色である場合には該均一の色を量子化し、前記テスト領域中の色が非均一な色で構成される場合には複数の量子化レベルの色に量子化することを特徴としたものである。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記色量子化ステップは、各々の前記テスト領域の色を、平均色と代表色の少なくとも1つとして量子化することを特徴としたものである。
【0014】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記色量子化ステップは、各々の前記テスト領域の色を、赤,緑,青の各色の強度の平均として量子化することを特徴としたものである。
【0016】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、(e)テスト手段が、前記画像上の各々の前記テスト領域の色が十分に均一であるかを示す均一性をテストするステップを、さらに有することを特徴としたものである。
【0018】
請求項5の発明は、画像を特徴付ける方法において、(a)空間構成要素規定手段が、複数の画素を含む空間構成要素を規定するステップと、(b)テスト領域配置手段が、前記空間構成要素に対応するテスト領域を前記画像上に複数配置するステップと、(c)量子化手段が、前記画像上の各々の前記テスト領域のテクスチャを量子化するテクスチャ量子化ステップと、(d)計数手段が、前記テクスチャ量子化ステップで量子化されたテクスチャを含んだ前記テスト領域の数を、テクスチャ毎に計数するステップと、を有し、前記テクスチャ量子化ステップは、前記テスト領域中のテクスチャが均一のテクスチャである場合には該均一のテクスチャを量子化し、前記テスト領域中のテクスチャが非均一なテクスチャで構成される場合には複数の量子化レベルのテクスチャに量子化することを特徴としたものである。
【0019】
請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記テクスチャ量子化ステップは、各々の前記テスト領域のテクスチャを、平均テクスチャとして量子化することを特徴としたものである。
【0021】
請求項7の発明は、請求項5の発明において、(e)テスト手段が、前記画像上の各々の前記テスト領域のテクスチャが十分に均一であるかを示す均一性をテストするステップを、さらに有することを特徴としたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の上記及び他の目的、特徴及び利益は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明を読めば、容易に理解されよう。
本発明による画像の特徴付け方法においては、色又はテクスチャを予め規定したサイズと形状の複数の領域毎に量子化する。これらの領域は予め定めた計画に従って画像上に配置するのが好ましい。画像のこれら領域の色又はテクスチャのデータ或いは本方法を用いて得た関連統計データは、画像を記述し画像を識別する上で有効である。得られたデータは、画像の記述子として参照される。
【0024】
図1は、テスト領域を描いた異なる色又はテクスチャの特徴を含む画像を示す図で第1色の三角形特徴2と第2色の円形特徴4を持つ画像へ本方法の応用を示す図である。画像の残部の色は、第3の背景色である。多数の正方形テスト領域6を画像上に描く。テスト領域のサイズと形状は、複数の画素すなわちピクセルを取り囲む予め規定された空間構成要素のサイズと形状に対応することが好ましい。図1に図示されたテスト領域を規定する空間構成要素は正方形であるが、この要素のサイズと形状には制限は無い。テスト領域の特定の形状とサイズは、本発明の方法を用いる用途により規定することができる。矩形又は円形のような正則形状は、無定形状すなわちブロブ形状よりも多くの応用においてより好便である。又、テスト領域は、散乱弾に似た画素(ピクセル)の散乱パターンであって良い。同様に、画像上のテスト領域の配置プランは図1に示した直線で囲まれたパターンに制限されず、本方法を用いる用途によって規定できる。
【0025】
図1において多数のテスト領域6が完全に三角形特徴2の領域内に入っている。これらのテスト領域内の画像の色は均一な第1色である。同様に、多数のテスト領域が完全に円形特徴4の領域内又は背景内に入っている。これらのテスト領域内の画像の色は均一で、第2色又は背景色として各々量子化できる。程度は異なるが、残りのテスト窓は2つ以上の領域に重なり合っている。これらの領域中の色は均一ではない。
【0026】
図2は、図1の画像上により大きいスケールでテスト領域を描いた場合を示す図である。テスト領域の形状とテスト領域の配置プランと同様に、テスト領域のサイズはその用途において決定される。但し、画像に関する空間情報は、データ又は画像記述子に埋め込まれる。理由は、テスト領域はスケールを有する、即ちテスト領域は複数の画素を囲んでいるからである。図1,2を比較するとわかるようにテスト領域を変えると各色のテスト領域数が変化する。
【0027】
図3は、8つの正方形の特徴及び8つの円形の特徴で特徴付ける画像を示す図、図4は、1つの正方形の特徴と1つの円形の特徴で特徴付ける画像で、各特徴が図3における8つの同一幾何学形状の特徴と等しい面積を有している画像を示す図である。同様に、2つの画像の個々の色領域のサイズが異なると、各色のテスト領域数が同様に変化する。例えば、図3の画像の8個の正方形特徴10と8個の円形特徴12の総面積は、それぞれ図4の画像の正方形特徴20と円形特徴22の総面積と等しい。その結果、色の関数としての画素の母集団分布は、2枚の画像とも等しくなる。しかしながら、画像の個々の色領域のサイズが異なるために、各均一色のテスト領域数はテスト領域の測度が一定である場合でも変化する。図4において、円形特徴の色を含むテスト領域の方が、図3の円形特徴で完全に満たされているテスト領域より多い。大きい均一色領域又は“ブロブ”を含む画像は、小さいより分散した色領域を有する画像より、これらブロブの均一色を有するテスト領域を多く生み出す。
【0028】
図1において、若干のテスト領域は均一色領域の中に完全に含まれているが、若干のテスト領域は、2つ以上の色領域に重なって含まれている。その結果、これらの領域の色は均一でなく、画像を記述する際に有利なように量子化されねばならない。例えば、各赤,緑,青(RGB)ピクセルの平均値、RGBピクセル値の変換,平均色又はRGB強度値のベクトル和が、非均一色のテスト領域の色を記述するために使用できる。非均一な色を持つ各テスト領域は、恐らく2つ又はそれ以上の色領域が重なっており、どの他のテスト領域からもある程度異なっていると考えられるので、非均一な色のテスト領域の数だけ、多数の平均色又はピクセル強度の組み合わせが有り得る。可能な入力値をより少数の量子化レベルにマッピングすれば色数を削減できる。例えば、RGB色データは、赤緑青の寄与割合が或る特定の範囲内にあるテスト領域の母集団として表現できる。
【0029】
図1及び図2に見られるように、小数のテスト領域のみが画像の特徴境界内に完全に含まれ、従って真に均一の色を有している。但し、図1のように若干の場合、テスト領域の殆ど(全部ではない)が特定の色をもつ。均一色を持つ領域の集合に含まれるテスト領域数は、その用途において、“殆ど”均一のデータ領域に含まれる均一性のテストを含めることにより増大させることができる。同様に、殆ど均一である画像領域を受け入れることは、多数の均一色領域を含まない画像の場合に必要である。
【0030】
例えば、均一性のテストは、テスト領域中の画素の色の標準偏差に基づき行うことができる。テスト領域ε内の色チャネルkのピクセル値の標準偏差をσkとすると、均一性は次式で定義される。
【0031】
【数式1】
【0032】
式中、wkは色チャネルkの重み係数である。
上記に代わる均一性テスト関数は、基本成分解析に基づくことができる。マトリックスAはA=(Pij)MXNとして定義される。ここで、Pijはテスト領域εのi番目のピクセルのj番目の色成分である。Aの特異値は、特異値の分解によって決められる。ρk(k=1,2,…)を大きさ降順のマトリックスAの特異値であるとすると、均一性は下式で定義される。
【0033】
【数式2】
【0034】
式中、Wkは特異値Pk(k>1)に対応する重み係数である。
画像を特徴付ける本方法により得られたデータは、この分野ではよく知られている統計的表現に組み込むことができる。“色ブロブ”のヒストグラムを作成し、それらの色の関数としてテスト領域の母集団の頻度分布を表すことができる。所与の画像Iに対して、色ブロブのヒストグラムは、スケールsの全テスト領域の母集団分布である。尚、sは画素中のテスト領域サイズである。この色ブロブのヒストグラムは、集合Cに属する各量子化色c(即ち、c∈C)に対して1つの要素hs,cを有する配列hsとして定義される。
【0035】
【数式3】
【0036】
式中、Cは全ての量子化された色の集合であり、Isは画像I中のサイズsの全ての色ブロブの集合である。
色関数としてのテスト領域の母集団分布は、色ブロブヒストグラムの統計的モーメントである色ブロブモーメントによって記述することもできる。この方法は、色ブロブモーメントが極めてコンパクトな画像記述子であると云う利点を提供する。所与の画像Iに対して、各色チャネルk内のサイズsのテスト領域の母集団分布の第1,第2及び第3の統計的モーメントは、次の通りである。
平均値(μ)(第1モーメント):
【0037】
【数式4】
【0038】
標準偏差(σ)(第2モーメント):
【0039】
【数式5】
【0040】
歪度(λ)(第3モーメント):
【0041】
【数式6】
【0042】
式中、ck(ε)は、c(ε)のk番目の色成分である。
図5は、本発明の第1実施例において得られた画像データ例を示す図で、処理画像より得られるデータは、量子化された色の集合μ0〜μ10として表現でき、その際、量子化した色の1つに一致する十分に均一な色を有するテスト領域の数を共に示すことができる。言い換えれば、μsが赤色で、6つのテスト領域が十分に均一な赤色であれば、μsは総計6を持つ。その結果、個々のピクセルの色の総和ではなく、各項目が十分に均一な色を有するテスト領域数を合計するヒストグラムが得られる。異なるテスト領域サイズsで画像を処理して追加データを得る。多数の画像から得たデータは、画像の比較目的に使用することができる。
【0043】
図6は、同一サイズ及び形状の特徴を有し、その特徴が平行移動及び回転した2枚の類似画像を示す図である。画像を特徴付ける本方法の第2の好ましい特性は、記述子が画像特徴の回転と平行移動に対し不変であることである。図6(a),(b)の2つの画像では、正方形の特徴領域は水平方向と垂直方向に移動し、三角形の特徴領域は90度回転している。各特徴の均一色を有するテスト領域数は不変である。等方性色領域の場合、色ブロブのヒストグラムと色ブロブのモーメントが画像特徴の平行移動と回転に対し不変であることを示すことができる。
【0044】
本発明による画像の特徴付け方法は、画像のテクスチャ又は表面外観に基づく画像の特徴付けにおいて同様に有利である。色は点特性であり、色ヒストグラム又は画素の色特性の他の表現法によって記述でき、一方、テクスチャは局部的な近傍特性であり、テクスチャ記述子は、画素の周辺領域の特性を記述する。画像を特徴付ける本方法を応用する際に、個別のテスト領域のテクスチャは、異方性,指向性及びコントラストのような平均テクスチャ記述子によって表現することができる。テクスチャ記述子はテクスチャブロブのヒストグラムで統計的に記述することができる。画像Iに対して、s画素を含むテスト領域に対するテクスチャブロブのヒストグラムは、Tに含まれる各量子化テクスチャモデルtに対し1個の要素hs,tを有する1つの配列hsとして定義されたサイズsのテスト領域の母集団分布である。
【0045】
【数式7】
【0046】
式中、Tは全ての量子化テクスチャモデルを含む集合である。
所与の画像Iに対して、スケールsのテスト領域に対するテクスチャブロブのモーメントは、各テクスチャバンドkにおけるサイズsのテスト領域の頻度分布の第1,第2及び第3の統計的モーメントである。即ち、
平均値(μ)(第1モーメント):
【0047】
【数式8】
【0048】
標準偏差(σ)(第2モーメント):
【0049】
【数式9】
【0050】
歪度(λ)(第3モーメント):
【0051】
【数式10】
【0052】
式中、tk(ε)は、t(ε)のk番目の成分である。
上記の技法は、色又はテクスチャの標準偏差に基づき、十分に均一なテスト領域の総数を計数する。残念ながら、標準偏差のためのしきい値の選択が難しい。しきい値がゼロであれば、十分に均一なテスト領域は無くなる。一方、しきい値が大きいと、多数のテスト領域があまり均一でなくても計数される。
【0053】
図7は、本発明の第2の実施例において得られた画像データ例を示す図で、本発明の追加の実施形態としては、各テスト領域毎に量子化色に関する色分布の割合の計算を含んでいる。結果として得られるマトリックスは、色の割合の関数として各量子化色の発現数を持つ。図7の100%の欄は図5に示した先述の技法の単一欄(s=x1)と同じであることに注意すべきである。
【0054】
再度図1乃至図4を参照する。便宜上、互いに間隔を置いたテスト領域のセットを示し、この技法を説明する。平行移動と回転に対する不変性を高めるために、この好ましい技法は、画像内の各ピクセルにテスト領域を配置することを含んでいる。
【0055】
テスト領域のサイズは、十分に均一なテスト領域数に十分な影響をもつ。図3及び図4を参照する。使用テスト領域を、図3の正方形,円形の特徴10,12より大きく、但し、図4の正方形,円形の特徴20,22より小さいように選択すると、図3の処理では十分に均一な領域は得られないという結果をもたらす。しかしながら、図4の処理では、幾つかの十分に均一な領域をもたらす。このように、十分に均一なテスト領域数の違いが増大し、かような測度を用いる画像間の識別が容易になる。
【0056】
ここに記述した技法は、Y/Cb/Crのような適当な色空間に適用できる。画像上のテスト領域のパターンとサイズは、要望に応じ変更またはランダムとすることができる。
【0057】
上記の説明に使用してきた用語と表現は、説明のために使用したものであり、限定するものではなく、図示し説明してきた特徴又はその部分の同等の用語及び表現を除外する意図は全く無い。
【0058】
【発明の効果】
本発明の画像の特徴付け方法によって、記述子に十分な空間情報を埋め込み、画像をそのコンテンツに基いて識別可能になる。さらに、その方法は、或る種の画像変換に対し不変であり、計算機と蓄積装置の資源を保持し、ノイズに不感で、通常のセンスで容易に解釈可能である。本発明の方法を用いて得られたデータは、画像の回転又は平行移動に対する高い不変性を示す一方で、異なるスケールの特徴を持つ画像を識別するための十分な埋め込み空間情報を含んでいる。さらに、統計的方法を用いデータを非常にコンパクトに表現できる。又、計算も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】テスト領域を描いた異なる色又はテクスチャの特徴を含む画像を示す図である。
【図2】画像上により大きいスケールで描いたテスト領域を有する図1の画像を示す図である。
【図3】8つの正方形の特徴及び8つの円形の特徴で特徴付ける画像を示す図である。
【図4】1つの正方形の特徴と1つの円形の特徴で特徴付ける画像で、各特徴が図3における8つの同一幾何学形状の特徴と等しい面積を有している画像を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例において得られた画像データ例を示す図である。
【図6】同一サイズ及び形状の特徴を有し、その特徴が平行移動及び回転した2枚の類似画像を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例において得られた画像データ例を示す図である。
【図8】異なるスケールの特徴を有する2枚の画像を示す図である。
【符号の説明】
2…第1色の三角形特徴、4…第2色の円形特徴、6…テスト領域、10,20…正方形特徴、12,22…円形特徴。
Claims (7)
- 画像を特徴付ける方法において、(a)空間構成要素規定手段が、複数の画素を含む空間構成要素を規定するステップと、(b)テスト領域配置手段が、前記空間構成要素に対応するテスト領域を前記画像上に複数配置するステップと、(c)量子化手段が、各々の前記テスト領域の色を量子化する色量子化ステップと、(d)計数手段が、前記色量子化ステップで量子化された色を含んだ前記テスト領域の数を、色毎に計数するステップと、を有し、
前記色量子化ステップは、前記テスト領域中の色が均一の色である場合には該均一の色を量子化し、前記テスト領域中の色が非均一な色で構成される場合には複数の量子化レベルの色に量子化することを特徴とする画像を特徴付ける方法。 - 前記色量子化ステップは、各々の前記テスト領域の色を、平均色と代表色の少なくとも1つとして量子化することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記色量子化ステップは、各々の前記テスト領域の色を、赤,緑,青の各色の強度の平均として量子化することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- (e)テスト手段が、前記画像上の各々の前記テスト領域の色が十分に均一であるかを示す均一性をテストするステップを、さらに有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 画像を特徴付ける方法において、(a)空間構成要素規定手段が、複数の画素を含む空間構成要素を規定するステップと、(b)テスト領域配置手段が、前記空間構成要素に対応するテスト領域を前記画像上に複数配置するステップと、(c)量子化手段が、前記画像上の各々の前記テスト領域のテクスチャを量子化するテクスチャ量子化ステップと、(d)計数手段が、前記テクスチャ量子化ステップで量子化されたテクスチャを含んだ前記テスト領域の数を、テクスチャ毎に計数するステップと、を有し、
前記テクスチャ量子化ステップは、前記テスト領域中のテクスチャが均一のテクスチャである場合には該均一のテクスチャを量子化し、前記テスト領域中のテクスチャが非均一なテクスチャで構成される場合には複数の量子化レベルのテクスチャに量子化することを特徴とする画像を特徴付ける方法。 - 前記テクスチャ量子化ステップは、各々の前記テスト領域のテクスチャを、平均テクスチャとして量子化することを特徴とする請求項5に記載の方法。
- (e)テスト手段が、前記画像上の各々の前記テスト領域のテクスチャが十分に均一であるかを示す均一性をテストするステップを、さらに有することを特徴とする請求項5に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/183,598 US6516100B1 (en) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | Method for image characterization using color and texture statistics with embedded spatial information |
US09/183598 | 1998-10-29 |
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