JP4292225B2 - 情報記録装置および情報記録方法 - Google Patents
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Description
本発明は,データの書き換えにより消耗する記録媒体にデータを書き込む情報記録装置および情報記録方法に関する。
データの書き換えにより消耗する記録媒体(例えば,フラッシュメモリ)が存在する。このような記録媒体では,記録媒体全体での書き換え回数を均一化して,記録媒体の長寿命化が図られる。ここで,書き換え回数の均一化のための処理を高速化する技術が公開されている。メモリの消去単位を連鎖する制御情報によって,書き込みデータの転送先となる消去単位を決定する(特許文献1参照)。
特開平8−124393号公報,要約
しかしながら,前述の制御情報では,消去単位が連鎖されていることから,消去単位の決定には複雑な処理が必要となり,必ずしも効率的でない。
上記に鑑み,本発明は書き換え回数を効率的に管理可能な情報記録装置および情報記録方法を提供することを目的とする。
上記に鑑み,本発明は書き換え回数を効率的に管理可能な情報記録装置および情報記録方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る情報記録装置は,書き換えにより消耗する記録媒体にデータを書き込む情報記録装置であって,前記記録媒体上の書き込み対象である第1の領域内の物理アドレスと,この物理アドレスでの書き換え回数と,を対応して表す第1のテーブルを記憶する第1の記憶部と,前記記録媒体上の書き込み対象でない第2の領域内の物理アドレスと,この物理アドレスでの書き換え回数と,を対応して表す第2のテーブルを記憶する第2の記憶部と,前記第1のテーブルおよび書き込み先の物理アドレスに基づいて,前記第1,第2のテーブルの変更を決定する決定部と,前記決定に基づいて,前記第1,第2のテーブルを変更する変更部と,前記第1のテーブルに表される物理アドレスに基づいて,前記記録媒体にデータを書き込む書込部と,を具備する。
本発明の一態様に係る情報記録方法は,書き換えにより消耗する記録媒体上の書き込み対象である第1の領域内の物理アドレスと,この物理アドレスでの書き換え回数と,を対応して表す第1のテーブルを記憶する第1の記憶部と,前記記録媒体上の書き込み対象でない第2の領域内の物理アドレスと,この物理アドレスでの書き換え回数と,を対応して表す第2のテーブルを記憶する第2の記憶部と,を有する情報記録装置での情報記録方法であって,前記第1のテーブルおよび書き込み先の物理アドレスに基づいて,前記第1,第2のテーブルの変更を決定するステップと,前記決定に基づいて,前記第1,第2のテーブルを変更するステップと,前記第1のテーブルに表される物理アドレスに基づいて,前記記録媒体にデータを書き込むステップと,を具備する。
本発明によれば,書き換え回数を効率的に管理可能な情報記録装置および情報記録方法を提供できる。
以下,図面を参照して,本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る情報記録システム10を表すブロック図である。情報記録システム10は,ホスト装置100,情報記録装置200から構成される。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る情報記録システム10を表すブロック図である。情報記録システム10は,ホスト装置100,情報記録装置200から構成される。
情報記録装置200は,ハードディスク(HD)201,フラッシュメモリ202,SDRAM203,コントローラ210,ホストインターフェース(I/F)221,ディスクインターフェース(I/F)222,フラッシュメモリインターフェース(I/F)223,SDRAMインターフェース(I/F)224を有する。
ホスト装置100は,情報記録装置200に情報を書き込み,読み出す装置,例えば,パーソナルコンピュータに於けるコントロール部である。ホスト装置100は,ホストインターフェース221を介して,コントローラ210にコマンドを送ることができる。またホスト装置100は,ホストインターフェース221を介して,コントローラ210からのデータを受け取ることもできる。
コントローラ210は,HD201,フラッシュメモリ202,SDRAM203それぞれと,ディスクインターフェース222,フラッシュメモリインターフェース223,SDRAMインターフェース224を介して,データをやり取りできる。
HD201は,磁気ディスク,スピンドルモータ,磁気ヘッド,アームを有する。磁気ディスクは,情報を記録する記録媒体である。スピンドルモータは,磁気ディスクを回転させる。磁気ヘッドは,磁気ディスクにデータを書き込み,読み出す。アームは,磁気ヘッドを保持し,磁気ディスク上を移動させる。
フラッシュメモリ202は,データを記録する記録媒体であり,HD201に記録する際のキャッシュとしても使用される。即ち,フラッシュメモリ202のみへのデータの書き込み,HD201およびフラッシュメモリ202への並列的なデータの書き込みの双方が可能である。
フラッシュメモリ202は,不揮発性メモリでありながら,データの電気的消去および再書き込み,即ち,データの書き換えが可能である。このフラッシュメモリ202は,書き換え回数が多くなると素子が劣化し,エラー(例えば,リードディスターブ(Read disturb)やデータリテンション)が発生し,書き込み内容が壊れる可能性が有る。即ち,フラッシュメモリ202は,書き換えにより消耗する記録媒体である。なお,フラッシュメモリ202の性能を保証する情報として,書き換え回数を,例えば,10万回程度に規定している。
フラッシュメモリ202の記憶領域は,所定のバイト数の単位領域U毎に管理される。即ち,単位領域U毎にデータが一括して消去される。この単位領域Uの大きさは,フラッシュメモリ202のフォーマット時に適宜に設定できる。
図2は,フラッシュメモリ202の記憶領域を表す模式図である。フラッシュメモリ202の記憶領域は,アクセス領域A1,非アクセス領域A2に区分される。アクセス領域A1は,外部(ホスト装置100)からアクセスされる記憶領域である。非アクセス領域A2は,外部(ホスト装置100)からアクセスされない記憶領域(プール用の記憶領域)である。即ち,アクセス領域A1,非アクセス領域A2はそれぞれ,記録媒体上の書き込み対象である第1の領域,記録媒体上の書き込み対象でない第2の領域に対応する。
図2では,判りやすさのために,アクセス領域A1,非アクセス領域A2それぞれが纏まった1つの領域として表されている。これに対して,アクセス領域A1,非アクセス領域A2が分散して配置されていていても良い。
アクセス領域A1,非アクセス領域A2は,後述する領域管理テーブルT1,T2(アクセス領域管理テーブルT1,非アクセス領域管理テーブルT2)によって管理される。即ち,アクセス領域A1,非アクセス領域A2はそれぞれ,領域管理テーブルT1,T2に対応する。
SDRAM203は,領域管理テーブルT1,T2,アドレス変換テーブルT3を記憶する。また,SDRAM203は,HD201に記録する際のバッファとしても使用される。
図3,図4はそれぞれ,領域管理テーブルT1,T2の一例を表す模式図である。領域管理テーブルT1,T2にはそれぞれ,アクセス領域A1,非アクセス領域A2の物理アドレスと,書き換え回数が対応して表される。この「物理アドレス」は,アクセス領域A1,非アクセス領域A2それぞれの単位領域Uを代表するアドレス(例えば,単位領域Uの先頭アドレス)を意味する。「書き換え回数」は,その単位領域Uでの書き換えの回数である。領域管理テーブルT1,T2では,物理アドレスと書き換え回数の組からなる項目が書き換え回数の順序に配置される。即ち,書き換え回数の順に物理アドレスの情報が配置され,データ書き込み等の処理の高速化が図られる。
領域管理テーブルT1,T2は,管理対象のフラッシュメモリ202とは異なる媒体(SDRAM203)に記憶される。領域管理テーブルT1,T2を書き換えによって消耗し難い媒体に保存して,管理の安全を期している。
アクセス回数を記録する領域管理テーブルT1,T2は頻繁にアクセスされる。このため,フラッシュメモリ202上に領域管理テーブルT1,T2を配置すると,その部分での書き換え回数が増大し,エラーの原因となる可能性がある。これを避けるために,領域管理テーブルT1,T2が配置される場所を定期的に変更したりする必要が生じる。本実施形態では,領域管理テーブルT1,T2を別メディア(SDRAM203)上に配置することから,領域管理テーブルT1,T2を保護するための余分な操作が不要となり,操作が簡略化される。
図5は,アドレス変換テーブルT3の一例を表す模式図である。アドレス変換テーブルT3は,論理アドレスとアクセス領域A1の物理アドレスとが対応して表され,論理アドレスからアクセス領域A1の物理アドレスへのアドレス変換に用いられる。即ち,アドレス変換テーブルT3の物理アドレスは,アクセス領域A1のみが対象となり,非アクセス領域A2は含まない。ホスト装置100とコントローラ210間で論理アドレスを指定したとき,この論理アドレスに対応する物理アドレスはアクセス領域A1上の物理アドレスのみとなる。この結果,ホスト装置100から非アクセス領域A2へのアクセスが制限される。
HD201,フラッシュメモリ202に記録されるデータには,エラー訂正コードが付加される。フラッシュメモリへの記録データ,ハードディスクへの記録データに対しては,再生時のエラー訂正が可能なようにECC処理が施される。
コントローラ210は,コマンド解析部211,アドレス変換部212,領域管理部213,アドレス変換管理部214,書込・読出部215を有する。
コマンド解析部211は,ホスト装置100から送られるコマンドを解析する。このコマンドには,データの書き込み命令,データの読出し命令,データの転送,メモリ,情報の読み取り命令などがある。コマンド解析部211は,ホスト装置100からの書き込みコマンドを検出する書込検出部として機能する。
アドレス変換部212は,アドレス変換テーブルT3を用いて,論理アドレスを物理アドレスに変換する。
領域管理部213は,領域管理テーブルT1,T2を管理する。具体的には,領域管理部213は,以下の(1)〜(5)として機能する。
(1)第1のテーブルおよび書き込み先の物理アドレスに基づいて,第1,第2のテーブルの変更を決定する決定部
(2)第1,第2のテーブルを変更する変更部
(3)第2のテーブル上の物理アドレスを前記第1のテーブル上に移動する移動部
(4)第1のテーブル上の物理アドレスを前記第2のテーブル上に移動する第2の移動部
(5)書き換え回数の順序に対応するように,第1,第2のテーブルを更新する第2の更新部
(1)第1のテーブルおよび書き込み先の物理アドレスに基づいて,第1,第2のテーブルの変更を決定する決定部
(2)第1,第2のテーブルを変更する変更部
(3)第2のテーブル上の物理アドレスを前記第1のテーブル上に移動する移動部
(4)第1のテーブル上の物理アドレスを前記第2のテーブル上に移動する第2の移動部
(5)書き換え回数の順序に対応するように,第1,第2のテーブルを更新する第2の更新部
アドレス変換管理部214は,アドレス変換テーブルT3を管理する。アドレス変換管理部214は,論理アドレスと,第1のテーブル上の物理アドレスと,を対応して表す第3のテーブルを更新する更新部として機能する。
書込・読出部215は,HD201,フラッシュメモリ202,SDRAM203にデータの書き込み,読み出す。書込・読出部215は,記録媒体にデータを書き込む書込部および磁気記録媒体にデータを書き込む第2の書込部として機能する。
(情報記録装置200の動作)
以下,情報記録装置200の動作手順を説明する。
図6は,情報記録装置200の動作手順の一例を表すフロー図である。
(1)書き込みコマンドの検出(ステップS11)
コマンド解析部211がホスト装置100から送られる書き込みコマンドを検出する。即ち,ホスト装置100からコントローラ210にデータの書き込みを指示する書き込みコマンドが送られ,コマンド解析部211によって検知される。このコマンドには,書き込み先の論理アドレスが含まれ,書き込むデータが添付される。
以下,情報記録装置200の動作手順を説明する。
図6は,情報記録装置200の動作手順の一例を表すフロー図である。
(1)書き込みコマンドの検出(ステップS11)
コマンド解析部211がホスト装置100から送られる書き込みコマンドを検出する。即ち,ホスト装置100からコントローラ210にデータの書き込みを指示する書き込みコマンドが送られ,コマンド解析部211によって検知される。このコマンドには,書き込み先の論理アドレスが含まれ,書き込むデータが添付される。
(2)アドレスの変換(ステップS12)
アドレス変換部212が,アドレス変換テーブルT3を用いて,論理アドレスをアクセス領域A1内の物理アドレスに変換する。
アドレス変換部212が,アドレス変換テーブルT3を用いて,論理アドレスをアクセス領域A1内の物理アドレスに変換する。
(3)アクセス領域A1の変更の要否の判断(ステップS13)
領域管理部213が,アクセス領域A1の変更の要否を判断する。なお,この詳細は後述する。
領域管理部213が,アクセス領域A1の変更の要否を判断する。なお,この詳細は後述する。
(4)データの書き込み,領域管理テーブルT1の更新(ステップS14,S15)
アクセス領域A1の変更が必要でないと判断された場合,変換された物理アドレスに対応する単位領域Uにデータが書き込まれる(ステップS14)。
アクセス領域A1の変更が必要でないと判断された場合,変換された物理アドレスに対応する単位領域Uにデータが書き込まれる(ステップS14)。
その後,領域管理部213が,領域管理テーブルT1を更新する(ステップS15)。即ち,データが書き込まれた単位領域Uの物理アドレスに対応する書き換え回数が書き換えられ(書き換え回数の加算),物理アドレスと書き換え回数の組からなる項目が書き換え回数の順序に配置される。即ち,ある単位領域Uに書き込みが発生したとき,その単位領域Uの物理アドレスが領域管理テーブルT1の下位方向(書き換え回数大)に移動される。このとき,領域管理テーブルT1のみが書き換えられ,フラッシュメモリ202の記憶領域上の単位領域U間での入れ替え(スワップ)は発生しない。
(5)領域管理テーブルT1の変更,アドレス変換テーブルT3の更新(ステップS16,S17)
領域管理テーブルT1の変更が必要と判断された場合,領域管理部213が,領域管理テーブルT1を変更する(ステップS16)。その後,必要に応じて,領域管理テーブルT1,T2がソートされ,書き換え回数の順序に従って,項目が配置される。
領域管理テーブルT1の変更が必要と判断された場合,領域管理部213が,領域管理テーブルT1を変更する(ステップS16)。その後,必要に応じて,領域管理テーブルT1,T2がソートされ,書き換え回数の順序に従って,項目が配置される。
領域管理テーブルT1の変更に伴い,アドレス変換管理部214が,アドレス変換テーブルT3を更新する(ステップS17)。領域管理テーブルT1の変更と対応させるためである。
以下,領域管理テーブルT1の変更の詳細を説明する。領域管理テーブルT1の変更の例として,以下のA〜Cを挙げることができる。図7〜図8は,これらA〜Cに対応する模式図である。図7〜図8の(A),(B)はそれぞれ,変更前後での領域管理テーブルT1,T2を表す。
A.アクセス領域A1,非アクセス領域A2間での単位領域Uの入れ替え
領域管理テーブルT1の変更の一例として,アクセス領域A1,非アクセス領域A2間での一又は複数の単位領域Uの入れ替え(スワップ)を挙げることができる。
領域管理テーブルT1の変更の一例として,アクセス領域A1,非アクセス領域A2間での一又は複数の単位領域Uの入れ替え(スワップ)を挙げることができる。
(1)この場合,ステップS13において,変換された物理アドレスおよび領域管理テーブルT1に基づいて,この入れ替えの要否が判断される。例えば,変換された物理アドレスに対応する単位領域U1が,アクセス領域A1内で書き換え回数が最大の場合に,アクセス領域A1,非アクセス領域A2の入れ替えが必要と判断される。
(2)また,ステップS16において,例えば,領域管理テーブルT1の最下位(書き換え回数が最大)の単位領域U1が削除され,領域管理テーブルT2に移動する。また,領域管理テーブルT2の最上位(書き換え回数が最小)の単位領域U2が領域管理テーブルT1に移動する。即ち,領域管理テーブルT1,T2間で単位領域Uが入れ替わる(図7参照)。単位領域U2がアクセス領域A1に配属され,新たな書き込み対象となる。一方,単位領域U1は非アクセス領域A2に配属され,書き込み対象から除外される(メモリの開放)。領域管理テーブルT1,T2の書き換えによって,アクセス領域A1,非アクセス領域A2間で単位領域U1,U2が入れ替えられる。
(3)ステップS17において,アドレス変換テーブルT3に単位領域U1の物理アドレスに替えて,単位領域U2の物理アドレスが配置される。
フラッシュメモリ202でのデータの書き換えが繰り返されると,書き換え回数の増大に伴い,領域管理テーブルT1の項目(物理アドレスと書き換え回数の組)がその下位に移動していく。領域管理テーブルT1の最下位の項目に対応する単位領域U1に書き換えが発生した場合,非アクセス領域A2のうち書き換え回数が最も小さい単位領域U2と入れ替えられる。即ち,単位領域U1が領域管理テーブルT2に移動される。一方,単位領域U2(領域管理テーブルT2の最上位の項目に対応)がアクセス領域A1に移動される。また,領域管理テーブルT2の最下位の項目に対応する単位領域Uは,後から追加される単位領域Uによって領域管理テーブルT2の最上位に押し上げられるまで使われない。
このような処理の結果,アクセス領域A1と非アクセス領域A2の間で,単位領域Uが循環して使われ,書き換え回数が平均化される。
また,アクセス領域A1と非アクセス領域A2間での単位領域Uの入れ替え(スワップ)は,領域管理テーブルT1の最下位に対応する単位領域Uに書き換えが発生したときのみ行われる。このため,スワップの負荷が小さく,フラッシュメモリ202への書き込み,読み出しのバックグラウンドでの処理が可能となり,処理速度が向上する。
フラッシュメモリ202を複数のバンクに区分し,バンクごとにスワップすると,一般に,スワップに時間を要する。本実施形態では,一度にスワップされる単位領域Uが小さいため,フラッシュメモリ202への書き込み,読み出しのバックグラウンドでの処理が可能となる。
B.アクセス領域A1への単位領域Uの追加
領域管理テーブルT1の変更の一例として,アクセス領域A1への一又は複数の単位領域Uの追加を挙げることができる。例えば,非アクセス領域A2上の単位領域U3をアクセス領域A1に追加する(図8参照)。なお,この処理は図6の手順とは無関係に実行できる。
領域管理テーブルT1の変更の一例として,アクセス領域A1への一又は複数の単位領域Uの追加を挙げることができる。例えば,非アクセス領域A2上の単位領域U3をアクセス領域A1に追加する(図8参照)。なお,この処理は図6の手順とは無関係に実行できる。
例えば,ホスト装置100からのアクセス領域A1の追加要求に対応して,この追加がなされる。具体的には,ホスト装置100からの書き込みコマンドに対して,コントローラ210からアクセス領域A1が不足すること,およびアクセス領域A1の追加が可能である旨が通知される。これに対して,ホスト装置100からアクセス領域A1の追加が要求される。この結果,例えば,領域管理テーブルT2の最上位の単位領域U3が領域管理テーブルT1の最上位に移動される。
C.アクセス領域A1からの単位領域Uの削除
領域管理テーブルT1の変更の一例として,アクセス領域A1からの一又は複数の単位領域Uの削除を挙げることができる。例えば,アクセス領域A1上の単位領域U4を削除し,非アクセス領域A2に移動する(図9参照)。なお,この処理は図6の手順とは無関係に実行できる。
領域管理テーブルT1の変更の一例として,アクセス領域A1からの一又は複数の単位領域Uの削除を挙げることができる。例えば,アクセス領域A1上の単位領域U4を削除し,非アクセス領域A2に移動する(図9参照)。なお,この処理は図6の手順とは無関係に実行できる。
例えば,ホスト装置100からアクセス領域A1上の単位領域A13の開放要求に対応して,この削除がなされる。このとき,単位領域U4の移動先を適宜に設定できる。例えば,非アクセス領域A2上で比率的に同じ位置,同一のバンクなどに単位領域U4を挿入する。平均化効率の良い位置を設定することで,領域管理テーブルT2のソートの手数が軽減される。
(第2の実施の形態)
図10は本発明の第2実施形態に係る情報記録システム20を表すブロック図である。情報記録システム20は,ホスト装置100,情報記録装置300から構成される。
図10は本発明の第2実施形態に係る情報記録システム20を表すブロック図である。情報記録システム20は,ホスト装置100,情報記録装置300から構成される。
情報記録装置300は,フラッシュメモリ302,SDRAM303,コントローラ310,ホストインターフェース(I/F)321,フラッシュメモリインターフェース(I/F)323,SDRAMインターフェース(I/F)324を有する。即ち,情報記録装置300は,情報記録装置200と異なり,HD201,ディスクインターフェース(I/F)222を有しない。このため,フラッシュメモリ302はキャッシュとしては機能しない。また,SDRAM303はバッファとしては機能しない。その他の点では,情報記録システム20は,情報記録システム10と本質的に異なるものではないので,詳細な説明を省略する。
(その他の実施形態)
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張,変更可能であり,拡張,変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張,変更可能であり,拡張,変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
10…情報記録システム,100…ホスト装置,200…情報記録装置,201…HD201,202…フラッシュメモリ,203…SDRAM203,210…コントローラ,211…コマンド解析部,212…アドレス変換部,213…領域管理部,214…アドレス変換管理部,215…書込・読出部,221…ホストインターフェース,222…ディスクインターフェース,223…フラッシュメモリインターフェース,224…SDRAMインターフェース
Claims (9)
- 書き換えにより消耗する記録媒体にデータを書き込む情報記録装置であって,
前記記録媒体上の書き込み対象である第1の領域内の物理アドレスと,この物理アドレスでの書き換え回数と,を対応して表す第1のテーブルを記憶する第1の記憶部と,
前記記録媒体上の書き込み対象でない第2の領域内の物理アドレスと,この物理アドレスでの書き換え回数と,を対応して表す第2のテーブルを記憶する第2の記憶部と,
前記第1のテーブルおよび書き込み先の物理アドレスに基づいて,前記第1,第2のテーブルの変更を決定する決定部と,
前記決定部での決定に基づいて,前記第1のテーブル上で最大の書き換え回数に対応する物理アドレスと,前記第2のテーブル上で最小の書き換え回数に対応する物理アドレスと,を入れ替えることで,前記第1,第2のテーブルを変更する変更部と,
前記第1のテーブルに表される物理アドレスに基づいて,前記記録媒体にデータを書き込む書込部と,
を具備することを特徴とする情報記録装置。 - 前記第1のテーブル上で,前記書き込み先の物理アドレスでの書き換え回数が最大の場合に,前記決定部が前記第1,第2のテーブルの変更を決定する,
ことを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。 - 前記第2のテーブル上の物理アドレスを前記第1のテーブル上に移動する移動部,
をさらに具備することを特徴とする請求項1または2に記載の情報記録装置。 - 前記第1のテーブル上の物理アドレスを前記第2のテーブル上に移動する第2の移動部,
をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報記録装置。 - 論理アドレスと,前記第1のテーブル上の物理アドレスと,を対応して表す第3のテーブルを記憶する第3の記憶部と,
前記第3のテーブルに基づいて,論理アドレスを前記書き込み先の物理アドレスに変換するアドレス変換部と,
前記決定部での決定に基づいて,前記第3のテーブルを更新する更新部と,
をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報記録装置。 - 書き換え回数の順序に対応するように,前記第1,第2のテーブルを更新する第2の更新部
をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報記録装置。 - 前記第1,第2の記憶部のいずれもが,前記記録媒体と異なる
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報記録装置。 - 磁気記録媒体にデータを書き込む第2の書込部
をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報記録装置。 - 書き換えにより消耗する記録媒体上の書き込み対象である第1の領域内の物理アドレスと,この物理アドレスでの書き換え回数と,を対応して表す第1のテーブルを記憶する第1の記憶部と,
前記記録媒体上の書き込み対象でない第2の領域内の物理アドレスと,この物理アドレスでの書き換え回数と,を対応して表す第2のテーブルを記憶する第2の記憶部と,を有する情報記録装置での情報記録方法であって,
前記第1のテーブルおよび書き込み先の物理アドレスに基づいて,前記第1,第2のテーブルの変更を決定するステップと,
前記決定に基づいて,前記第1のテーブル上で最大の書き換え回数に対応する物理アドレスと,前記第2のテーブル上で最小の書き換え回数に対応する物理アドレスと,を入れ替えることで,前記第1,第2のテーブルを変更するステップと,
前記第1のテーブルに表される物理アドレスに基づいて,前記記録媒体にデータを書き込むステップと,
を具備することを特徴とする情報記録方法。
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