JP4289008B2 - 空気調和システム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は空気調和装置や設備機器の遠隔監視や制御を行うための空気調和システム、集中リモコンの技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の技術である空気調和システムの構成を示すブロック図である(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000‐266390号公報(図1、図2等)
【0004】
図3において、複数台設置された室内機102a〜102cと室外機101a〜101cは冷凍サイクルや通信回線にて接続され空気調和装置を構成し、室内機の配置された室内に対し、室内機の熱交換器に室外機に内蔵する冷凍サイクルの熱源から循環させる冷媒を介して温冷熱を供給し室内機内の送風機により暖房や冷房などの空調を行う。この空気調和装置のオンオフや冷暖房運転、除湿,加湿、換気などは通信回線である伝送線104を介してデータの送受を行うことで運転制御される。この室内機102a〜102cの操作を行う個別のリモコン103a〜103cは通常室内機と同じ室内に置かれている。室内機102a〜102cをグループ制御する集中制御装置105は複数の空気調和装置の操作を一括して行うことが出来る様に集中制御室などに配置され、伝送線104を介して空気調和装置と接続され、室内機102a〜102cの運転操作を行っている。
【0005】
また設備コントローラ106は伝送線104を介して室内機102a〜102c、室外機101a〜101c、リモコン103a〜103c、集中制御装置105と接続されて、外部とのデータの送受信を行うビル設備として設けられる。設備コントローラ106は公衆回線接続機器であるモデム107を介して公衆回線108と接続される。また、遠隔監視端末機110a〜110cはモデム109a〜109cを介して公衆回線108と接続されて設備コントローラ106と通信を行うと共に、遠隔地である特定のビルなどの中の空気調和装置の状態を表示し編集するものであり、汎用的な機器としてパソコン等が使用される。
【0006】
なお、室外機101a〜101c、室内機102a〜102c、リモコン103a〜103c、集中制御装置105は、いずれも上記例示の台数に制限するものでなく、また、遠隔監視端末機110a〜110cの台数も制限されない。
【0007】
設備コントローラ106は、室外機101a〜101cや室内機102a〜102cの運転状態を監視し制御するもので、制御を司るマイクロコンピュータと、室外機101a〜101c、室内機102a〜102c、リモコン103a〜103c、集中制御装置105と通信を行うための通信手段と、公衆回線108及びモデム107,109a〜109cを介して遠隔監視端末機110a〜110cと通信するためのデータ変換を行う公衆回線通信手段と、現地で空気調和システムのシステム情報を入力する現地調整手段と、自己(以下「自己」とは設備コントローラ106自体のことを指す)の状態や空気調和装置等の状態を外部へ報知する表示手段と、本システム内の情報検索命令にトリガをかけるスイッチにより構成された検索指令手段等から構成されている。
【0008】
また、マイクロコンピュータは、現地調整手段にて設定された空気調和システムのシステム情報を記憶するシステム情報記憶手段と、空気調和装置の運転状態を記憶する運転状態記憶手段と、現地で設定登録されている空気調和システムのアドレス情報と自己が検出した現時点における空気調和システムのアドレス情報とを比較するアドレス情報比較手段と、空気調和装置等が存在する空気調和システムのシステム情報を自動的に収集するシステム情報収集手段等を具備している。
【0009】
集中制御装置105は、空気調和システム内に接続された空気調和装置の個々の運転操作を行うことが可能であるが、その運転制御のための通信プロトコルは空気調和装置として独自のものを有している。一般にこの通信プロトコルは空気調和装置の供給メーカ毎に異なるため、空気調和システムとして各々閉じたシステム形態を取っていると言える。
【0010】
また、設備コントローラ106は、遠隔監視端末機110a〜110cと通信を行うことができるが、通信情報であるシステム情報は、あくまで空気調和システムの通信プロトコルの閉じた制御範囲内の情報であって、異なる空気調和装置メーカの空気調和システムの情報を共有することはできない。加えて、空気調和装置との情報交換を行う集中制御装置105とは区別され、かつそのシステム専用の機器となっている。
【0011】
なお室外機101及び室内機102の接続台数が多い大規模な従来の空気調和システムの場合、例えば50台ずつの空気調和装置を設備コントローラでデータ管理させ、この設備コントローラを複数統括して2000台の空気調和装置の集中制御を行うため、一方が複数の設備コントローラ106と接続され、他方がモデム107に接続された統括コントローラを設けることもある。この統括コントローラは複数の設備コントローラ106からの運転情報を集約し、室内機102a〜102c、室外機101a〜101cの運転情報を、モデム107、公衆回線108及びモデム109a〜109cを介して遠隔監視端末機110a〜110cに送信する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来の空気調和システムは以上のように構成されているので、以下のような課題があった。一般に空気調和装置は製造者に応じて各々異なる専用の通信プロトコルを有している。また、空気調和装置が設置された建物から離れた場所で空気調和装置の状態を遠隔監視する場合には、情報通信経路として公衆回線108を使用する必要があり、公衆回線108へ接続するためパソコンなどに標準的に付いているインタフェースであるモデム107は汎用の通信手段を有している。空気調和装置の運転情報を遠隔監視端末機110a〜110cに送信するには、このため設備コントローラ106又は統括コントローラのように、空気調和装置の専用の通信プロトコルを汎用の通信手段に変換する装置が特別に必要となり、設備費用が増大してしまうという課題があった。
【0013】
また、モデム107の汎用の通信手段であるRS232Cインタフェースは1対1通信に制約されるため、設備コントローラ106はモデム107に1台しか接続できず、接続可能な空気調和装置の台数が制約されるという課題があった。そのため、空気調和装置が多いシステムを遠隔監視するには、複数の設備コントローラ106の情報を統括してモデム107に接続するための統括コントローラが必要となり、大規模システムにおいては、さらに費用が増大すると共に取付場所のスペースや意匠面での制約等が発生するという課題があった。
【0014】
さらに、新しい機能を有する新型の空気調和装置を従来のシステムに付加した場合に、新しい機能の信号を中継する設備コントローラ106及び統括コントローラのプログラムを変更しなければならず、費用の増大に加えサービスにおいても多大な負荷がかかるという課題があった。
【0015】
さらに、遠隔監視端末機110a〜110cには、監視専用の画面やプログラムを搭載する必要があった。遠隔監視端末機110a〜110cとして事務処理等を兼ねてパソコンを使用する要求が多く、この監視専用のプログラムと事務用プログラム等を同時に使用した場合に、その使用によって相互に悪影響があるかどうかが不明であるため、遠隔監視端末機110a〜110cは監視専用にしなければならず装置が増え大掛かりとなるという課題があった。さらに、空気調和装置を新製品に置き換えた場合やオペレーティングシステムがバージョンアップした場合に、従来使用していたプログラムの変更が必要になり、費用の増大に加えサービスにおいても多大な負荷がかかるという課題があった。
【0016】
上記のような課題への対応策として、統括コントローラなしでシステム構築するために、複数機器が高速で通信が可能な伝送媒体であるLAN(Local Area Network)を利用する方法や、設備コントローラ106の機器設置及び配線工事費の削減のために空気調和装置の集中制御装置105に設備コントローラ106の機能を搭載する方法や、遠隔監視端末機110a〜110cに監視専用のプログラムを搭載不要とするために、遠隔監視端末機110a〜110cに汎用で遠隔監視を行うことができるブラウザソフトを利用し、設備コントローラ106又は統括コントローラにおいて、上記ブラウザで表示できる画面を生成して送信する方法が考えられる。しかしながらこのような解決策では設備投資費用が大きくなりすぎる課題があった。更にブラウザはOSに付属する形でパソコンにプリインストールされているがバージョンによって表示、操作などを行う標準の部品が違っており、せっかく監視専用プログラムではなく標準のブラウザを利用しているのにも関わらずバージョン管理などが必要となってしまうという課題があった。又ビル内の空気調和装置以外の機器を含めた複数の種類の機器を監視し操作しようとする場合,それぞれの監視や操作に必要な画面の内容などを多数準備する必要があるという課題があった。
【0017】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、大規模な投資を伴わず、簡単な構成で多数の機器を操作監視できる装置を得ることを目的とする。又、本発明はサービスが簡素化でき、信頼性の高い装置を得ることを目的とする。又、本発明はハード機器の監視や操作を行うソフトウェアの品質を長期間良好に維持できる技術を提案するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る空気調和システムは、室外機と室内機を接続し室内の空調を行う空気調和装置と、この空気調和装置の操作情報をの伝送手段にて空気調和装置送信するとともに、空気調和装置の運転情報第一の伝送手段を介して受信する集中リモコンと、この集中リモコンが有する第二の伝送手段にて集中リモコンと通信し、搭載しているブラウザにより、集中リモコンを介して空気調和装置の運転状態遠隔監視するとともに、集中リモコンを介して空気調和装置の制御情報を空気調和装置に送信して、空気調和装置を遠隔操作する遠隔監視端末機と、を備え、集中リモコンが、操作情報が入力される操作設定手段と、操作情報や運転情報を表示する表示手段と、操作情報や運転情報を処理するとともに、表示手段に表示させる画面情報を生成する操作情報処理部と、制御情報を中継して空気調和装置に送信するとともに、運転情報を処理して遠隔監視端末機に表示させる監視操作画面を生成し遠隔監視端末機に送信する管理情報処理部と、を具備し、この管理情報処理部に搭載され、遠隔監視端末機に表示させる監視操作画面を生成して遠隔監視端末機に送信するソフトウェアが、ブラウザへの転送を行うWebサーバーを有するものであって、遠隔監視端末機で実行されるブラウザからのダウンロード要求に応じて、Webサーバーが監視操作画面をブラウザ上にロードさせるとともに、操作情報処理部に搭載され操作情報や前記運転情報を処理するとともに前記表示手段に表示させる画面情報を生成するソフトウェアとは異なる言語で作成されたものであって、両ソフトウェア間には、これらを連結して前記操作情報処理部に搭載されるソフトウェアが処理した情報を翻訳するインターフェースが設けられているものである。
【0019】
この発明に係る空気調和システムは、遠隔監視端末機集中リモコンとを接続する伝送媒体が、LANであるものである。
【0020】
この発明に係る空気調和システムは、遠隔監視端末機と集中リモコンとのデータの受け渡しには、拡張可能なマーク付き言語が使用されているものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による空気調和システムの構成を示すブロック図である。図において、空気調和装置は室外機1と、この室外機1に冷媒配管3を介して複数台接続された室内機2で構成され、室外機1と室内機2により単一の空気調和装置を構成している。室外機1と各室内機2間を接続する伝送媒体4は空気調和装置の専用の通信線である。
【0024】
集中リモコン5は室外機1及び室内機2と伝送媒体4を介して接続され、空気調和装置を複数のグループに分けてグループ毎に運転操作を行うと共に、空気調和装置の各々の運転情報を収集し運転状態の監視を行うものである。遠隔監視端末機15は汎用で遠隔監視を行うことができるブラウザソフト16を搭載しており、集中リモコン5が収集する空気調和装置の運転情報により、伝送媒体14を介して空気調和装置の運転状態を監視すると共に、制御情報を送信することにより空気調和装置の運転を制御する。ここで、遠隔監視端末機15としては、一般に市場に普及しているパソコンが使用され、伝送媒体14としては、例えばLAN(Local Area Network)や無線LANのようにパソコンと接続可能な伝送媒体であれば良い。この様に本発明の構成は操作される機器である空調装置は集中リモコン5を介して遠隔監視端末機15と伝送線で接続され直接信号を送受信して操作や監視が行われている。
【0025】
集中リモコン5は、室外機1及び室内機2と伝送媒体4を介して接続され空気調和装置と通信を行う伝送手段(第一の伝送手段)6および空気調和装置の運転操作を行うための操作決定手段7および運転切換スイッチ8a、冷房/暖房切換スイッチ8b、風量切換スイッチ8c等、機能別に独立した操作設定手段8および操作決定手段7の操作内容や空気調和装置の運転状態を表示する表示手段9を有している。
【0026】
更に集中リモコン内には空気調和装置の運転情報や操作情報の処理と空気調和システムの管理情報の処理を司る中央処理手段10および操作決定手段7による操作情報や伝送手段6を介して収集した空気調和装置の運転情報を処理すると共に、表示手段9に表示させるための画面情報を生成する操作情報処理部11および遠隔監視端末機15からの制御情報を中継し空気調和装置に送信して空気調和装置を制御すると共に、伝送手段6を介して収集した空気調和装置の運転情報を処理して、遠隔監視端末機15に表示させる画面情報を生成する管理情報処理部12aおよび伝送媒体14を介して遠隔監視端末機15と接続され遠隔監視端末機15と通信を行う伝送手段(第二の伝送手段)13を有している。
【0027】
次に動作について説明する。集中リモコン5に設けられている操作決定手段7における運転切換スイッチ8aや冷房/暖房切換スイッチ8b等の機能別に独立した操作設定手段8により入力された操作情報は、操作情報処理部11で処理され、伝送手段6及び伝送媒体4を介して送信されて空気調和装置の運転が行われる。
【0028】
この集中リモコン5は、空気調和装置を操作する操作設定手段8である各操作スイッチが機能別に独立して備えられているため、集中リモコン5におけるスイッチの設置面積の制約から、従来の集中制御装置105と同等の操作機能数に限定されている。しかし、例えば表示項目が多く、画面送り等を行うことで画面毎にキーの意味が変化するタッチキー液晶画面とは異なり、操作設定手段8は機能別に独立しているため一目瞭然であり、空気調和装置を実際に使用するユーザにとっては理解し易く操作し易い構成となっている。
【0029】
また、操作情報処理部11は、操作決定手段7からの操作情報と、空気調和装置から伝送媒体4及び伝送手段6を介して収集した運転情報により、例えば空気調和装置の運転における画面情報を生成して表示手段9に表示させる。
【0030】
管理情報処理部12aは伝送媒体14及び伝送手段13を介して受信した遠隔監視端末機15からの制御情報を中継して、伝送手段6及び伝送媒体4を介して空気調和装置に送信して空気調和装置の運転を制御する。
【0031】
また、管理情報処理部12aは、伝送媒体4及び伝送手段6を介して収集した空気調和装置の運転情報を処理して、遠隔監視端末機15に表示させる画面情報を生成し、伝送手段13及び伝送媒体14を介して遠隔監視端末機15に送信する。遠隔監視端末機15は、搭載しているブラウザソフト16により、送信された画面情報を内蔵の表示手段(図示せず)に表示して、空気調和装置の運転状態を監視する。
【0032】
図2は図1にて説明した集中リモコン及び遠隔監視端末機のソフトウエアブロック図で,図の中に使用するソフトウエアが記載されている。機器の操作を処理する集中リモコン5のソフトウエアはコントローラ基本部24で示される部分で画面を示す液晶、操作を示すスイッチなどのユーザインタフェースとなるユーザインタフェース部24aとスケジュールなどの自動制御を行うアプリケーション部24a、及び空気調和装置との送受信などを行う空調データ処理部24bに分かれていた。ユーザインターフェース部24a、アプリケーション部24aはそれぞれユーザの操作や自動実行による空気調和装置に対する運転操作などを空調データ処理部24bに対して行う場合、メッセージというOSが提供するインターフェース手段を用いてローカル通信ドライバを介して実行する。このコントローラ基本部24のアプリケーション部24aは、集中リモコン5の中のスイッチである冷暖などの運転モードを操作する操作設定手段8bからの入力により操作情報処理部11にて捜査情報を処理したり液晶である表示手段9への画面生成を行うソフトウェアである。
【0033】
このメッセージというOSは空調データ処理部24bに対する空気調和装置への運転操作、モード操作、設定温度操作などの操作順の整合性や同期、排他制御などをを行う目的で作成している。反面データの閲覧に関してはオーバーヘッド等の問題でアクセス関数を経由した直接データ参照形式となっている。このような操作に関するソフトウエアの動作はソフトウエアの独立性を高める目的でメッセージというデータ列の決められたパターンを解析して処理を進める方法を使用するが,その場合処理に時間がかかりソフトの独立性とのトレードになる。このため参照と設定を分け設定はメッセージを利用し,参照はデータにアクセスするための関数を作成して最悪その関数を変更することによりソフトウエアの独立性を維持させる。データアクセス関数の役割はデータを参照する個所全てにこの関数を使わせデータの形式などが変更されても関数1箇所の変更で良く,他のソフトウエアの個所に影響が出ないようにしている。このコントローラ基本部24におけるソフトウエアは原則として例えばC言語にて作成される。即ちコントローラ基本部24は図1中央処理手段における室外機室内機からなる空気調和装置とのデータのやり取り,集中リモコン5で行う操作に関する情報処理,液晶画面である表示手段への画面生成情報の処理を行っている。これにより集中リモコンを使用して空気調和装置の運転が簡単な操作で分かりやすい形で行える。
【0034】
集中リモコン5の中でのソフトウェアによる,即ちブラウザによる遠隔監視機能は、ブラウザで動作するソフトウエアの監視操作画面27の保持とダウンロード機能、及びやはり同様にブラウザ16で動作する遠隔監視端末機15のソフトウエアの監視操作画面17と集中リモコン5の間のデータ更新手段であるXMLの配送の仕組みをWebサーバー23ならびにXML配送クラス26により行なう。なお,XMLとは拡張可能なマーク付き言語(eXtensible Markup Language)の略でISOで標準化されたStandard Generalized Markup Languageをインターネットで活用しやすくするために,策定されている。Hyper Text Markup Languageではブラウザの表示に関連する標準化されたタグしか利用できないが、XMLでは独自のタグを利用できるため本発明の集中リモコンと遠隔監視端末機とのデータの受け渡しに使用している。XML配送クラスは遠隔監視端末機から送られてきた空気調和装置に対する操作などを指令したXMLコマンドを空調機のオブジェクト,即ちソフトウエア内部のイメージに渡すための構文解析部である。監視操作画面ソフトウエアにJava(R)アプレットを使用するが通常パソコンのOSに付随してインストールされているインターネット閲覧ソフトであるブラウザがJava(R)仮想マシーンを実行する環境を持っておりそこで動くソフトウエアを示している。但し標準アプレットにはXMLの送受信機能がないのでこれを追加したXML配送機能付きアプレットクラスとしている。
【0035】
コントローラ基本部24のソフトウエアがWebサーバー23や配送クラス16他にそのまま利用できるようJava(R) Native Interface(JNI)25を作成し、遠隔監視端末機にて動作する監視操作画面17からの空気調和装置への操作、監視を実行可能な形としたことによりコントローラ基本部24のソフトウエアをほぼそのまま流用できる形となった。本発明の例ではJava(R)言語によりソフトウェアを作成しているが,これはJava(R)仮想マシーン上で動作する言語である。Java(R)仮想マシーンが仮定している標準デバイスであるTCP/IP,シリアル,ファイルシステムなどに対するインターフェースは存在するが、空気調和装置との通信線に乗せられているプロトコルなどのドライバソフトウエアは存在しないため,これをJava(R)仮想マシーンに拡張する役割のものが必要である。Java(R)仮想マシーン自身はC言語,アセンブラ言語などでかかれたソフトウエアでこのソフトウエアに独自に空気調和装置に使用する通信プロトコルのドライバをC言語,アセンブラ言語で記述し、これをJava(R)仮想マシーンからアクセスできるようにしたインターフェースがJNIである。この様に集中リモコン5内の図のJava(R) VMより上部に記載されたソフトウェアはJava(R)言語を使用して作成されている。この場合コントローラ基本部24にて処理した中央処理手段における室外機室内機からなる空気調和装置とのデータのやり取り,集中リモコン5で行う操作に関する情報処理はJNI25にて翻訳するのでそのまま生の情報の空調機器クラスとしてやり取りできる。但しこの生の情報から監視操作画面27にて遠隔監視端末機へ送信する画面情報を生成する。
【0036】
図2の説明に示す様に画面情報の生成は、集中リモコン5の中にある表示手段9への画面情報はコントローラ基本部24のアプリケーション部24aにてC言語で行い、一方、遠隔監視端末機15へ送信する画面情報は監視操作画面ソフトウエア27であるJava(R)アプレットにて行う。これは、第1に集中リモコン5に設ける表示手段9はリモコンを小形にし価格低減などの目的で必要最小限の情報を表示すべく,シンプルな文字による液晶画面表示で簡単な装置とする。これに対し遠隔監視端末機15は市販のパソコンなどを使用するためコストが押さえられ,且つ,画面も大きく見やすい形態が可能で,この画面はアイコンなどによるグラフィカルな表示とすることが出来る。第2に集中リモコン5に付属するボタンにより操作し,液晶で表示する操作情報処理部は空気調和装置と送受信するデータの処理が容易でリモコン内部の処理が簡単であれば良く通常使用している最もポピュラーなソフトウェア言語,例えばC言語を利用する。一方電話などの外部回線を経由して遠隔監視端末機15と情報のやり取りをする管理情報処理部のソフトウエアはネットワーク処理のプログラミングが容易なJava(R)言語を使用し作成する。
【0037】
本発明の集中リモコンは従来品の集中制御装置や設備コントローラの機能を有している。即ち,空気調和システム内に接続された多くの空気調和装置の個々の運転操作を行うことや、各室外機や室内機の運転状態を監視し制御するもので、制御を司るマイクロコンピュータと、室外機、室内機、リモコンなどと通信を行うための通信手段と、公衆回線及びモデムを介して遠隔監視端末機と通信するためのデータ変換を行う公衆回線通信機能と、現地で空気調和システムのシステム情報を入力する現地調整機能と、自己の状態や空気調和装置等の状態を外部へ報知する表示機能と、本システム内の情報検索命令にトリガをかけるスイッチにより構成された検索指令機能等を有し,更に、空気調和システムのシステム情報を記憶する機能、空気調和装置の運転状態を記憶する機能、現地で設定登録されている空気調和システムのアドレス情報と自己が検出した現時点における空気調和システムのアドレス情報とを比較する機能、空気調和装置等が存在する空気調和システムのシステム情報を自動的に収集する機能などを具備させることが出来る。
【0038】
一方従来品の統括コントローラの機能は市販パソコン側にて実現させ多くの機器に対しても処理を簡単に出来るようにしてある。更に,複数のビルの空調機器を一括して監視したり,他の機器の管理などを監視する上位システムとのインターフェース機能は、上位装置との通信が多数対1が可能なLANにより行えることとWeb画面の配信機能を持たせるようにして,上位システム側に専用ソフトが不要でブラウザで良くなったため上位システムへの接続が簡単に行え柔軟なシステムを可能にしている。即ち本発明の集中リモコンは従来品より高機能化されたとともに,遠隔監視端末機での操作もアイコンなどを利用したグラフィカルで高度な操作や処理が可能になる。空気調和装置に対する起動停止,運転モード選択,設定温度の監視や変更,風向きや風量風速の表示など基本操作を多数の機器に対し同時に行えるのは当然ながらスケジュールによる運転機能に年間スケジュール化など高機能な画面生成を見やすい形で行える。
【0039】
またこのJNI25が実行されるXML配送クラス26はコントローラ基本部24に対して処理タイミングや実行性能などで問題となることがない様、優先度を下げたタスクにて実現している。
【0040】
遠隔監視端末機15上で実行されるブラウザ16より集中リモコン5に対して第二の伝送手段を介して監視操作画面27をダウンロードし、ブラウザ16上に監視操作画面17をロードする。監視操作画面27はファイル形式にて保存されており、ブラウザ16からのダウンロード要求をWebサーバー23が処理する形で実現する。ブラウザ16にロードされた監視操作画面17はXML通信プロトコルにより集中リモコン5と通信を行い、空気調和装置情報の閲覧や、運転停止、モード、設定温度の操作や各種履歴の閲覧などを行う。
【0041】
遠隔監視端末機15上で実行される監視操作画面27はJava(R)アプレットにより実現している。この監視操作画面27はXML配送に関する機能を追加したXML配送機能付アプレットクラスを継承した形で各画面が作成されており、各画面にて集中リモコン5とインターフェースをとるXMLコマンドの解析を行うXMLアナライザクラスのスタティクメソッドを利用してデータの解析を行う形としている。これは空気調和装置のグループ操作画面,空気調和装置の一括操作画面などが分かれていた時に画面毎にアプレットがあり,通信するXMLはどちらも空気調和装置に関する操作コマンドで同一のため,そのXMLコマンドの解析部を抽出して取り出したのがXMLアナライザクラスであって,それを各画面のアプレットが利用することによりデータのインターフェース部と画面処理の分離,ソフトウエアのコードの削減を行うことが出来る。各画面毎に利用するGUI部品はブラウザ、OSなどに付属して提供されているJava(R).awtパッケージのクラスのうちJDK1.1にて提供されているLabel,Button,Choice,TextField,Panel,ScrollPaneなどを利用して作成した。ブラウザに標準で入っていないJDK1.2から提供されたswingパッケージなどダウンロードが必要となるものは利用しないこととしたことでブラウザなどのバージョンに依存しない形で作成した。
【0042】
この様に遠隔監視端末側で実行される監視操作画面はJava(R)アプレットの標準クラスのみにて作成することでOS、バージョン、他ソフトとの干渉問題がなくなり、遠隔監視端末機は事務処理PCとの兼用が可能となった。以上の様に本発明の空気調和システムは,室外機と室内機により構成される空気調和装置と集中リモコンからなる空気調和システムにおいて、集中リモコンソフトウエアにJava(R)I/Fを作成することで従来のソフトウエア品質を維持させたまま遠隔操作端末を実現させたものである。即ち同一機能のソフトウエアを作成しなおすとその部分には不具合が入りこんでしまうので極力従来の機能を変更せずにソフトウエアのインターフェースを作成し機能を付加させる,或いはソフトウエアのバージョンアップを必要としないシステムとしてソフトウエア品質を維持するようにしている。これは寿命,即ち長期間に渡り使用する空気調和装置のようなハード製品の運転操作や監視というソフトに対し,ハードと同様に変更の少ないソフトウエアを異なるソフトウエアの組合せから構築して長期的な品質維持をハードとソフトで合わせるというものである。
【0043】
以上の様に本発明の空気調和システムは,室外機と室内機により構成される空気調和装置と集中リモコンからなる空気調和システムにおいて、ブラウザのバージョンやOSなどに依存しない遠隔操作画面を持たせたのでハードである空気調和装置が10年オーダーという長期間運転を続けている間,このハードを監視して操作する制御機器や遠隔監視機器に使用されるソフトに置いてもバージョンアップやOSの変更などに左右されないものが使用できソフトの変更を押さえることが出来るので長期的な品質維持が可能になるものである。以上の説明では空気調和システムを例に説明したが,必ずしもこれに限定されること無く,例えばビルの中で空調と併用してボイラーなど運転操作を行う熱機器監視システム,多数の列車の運行を監視操作する交通監視システム,複数の上下水道の監視や操作を行うシステム、電力システム監視、販売や金融システム監視など多くのシステムに使用される機器に対しても適用できることは当然である。また集中リモコン内の表示手段は液晶と説明し,この表示手段へ送信する情報を画面を生成する情報と説明しているが,簡単な情報が表示できるものであれば良いことは当然である。例えばICタグのような記憶手段とリーダーとの組合せを表示装置として読むことが出来るものでも良い。この場合集中リモコン内にライターとリーダーを設けることにより信号の処理伝達が簡単に行える。
【0044】
以上の様に本発明の空気調和システムは,室外機と室内機により構成される空気調和装置と集中リモコンからなる空気調和システムにおいて操作端末を持つことで集中リモコンの高機能化によるシステムの高価格化を抑えるものである。
【0045】
この発明に係る空気調和システムは、集中リモコンが、空気調和装置と通信を行う第一の伝送手段と、遠隔監視端末機と通信を行う第二の伝送手段と、機能別に独立した操作設定手段からの操作情報を処理し、第一の伝送手段を介して空気調和装置に送信すると共に、第一の伝送手段を介して収集した空気調和装置の運転情報より画面情報を生成して表示手段に表示させる操作情報処理部と、第一の伝送手段を介して収集した空気調和装置の運転情報より画面情報を生成して、第二の伝送手段を介して遠隔監視端末機に送信すると共に、遠隔監視端末機から第二の伝送手段を介して受信した制御情報を中継して、第一の伝送手段を介して空気調和装置に送信する管理情報処理部とを備え、遠隔監視端末機が集中リモコンから送信された画面情報をブラウザにより監視、操作するので、安価に高機能化を図ることが出来る。
【0046】
また本発明の集中リモコンの遠隔監視端末機にブラウザにて監視、操作を行うためのソフトウエアは、Java(R)アプレットを利用して作成し、遠隔監視端末機のOSやブラウザのバージョンによる影響をなくすため、標準でインストールされている部品のみ使用して作成する形とする。このことにより客先からの要求が高い事務処理パソコンと遠隔監視端末機の併用が可能であり、また監視点数の増加などにも安価で対応が可能となり、各種運転操作を行う機器や多数の機器への対応が容易になる。遠隔監視端末側で実行される監視操作画面はJava(R)アプレットの標準クラスのみにて作成することでOS、バージョン、他ソフトとの干渉問題がなくなり、遠隔監視端末機は事務処理PCとの兼用が可能となる。
【0047】
又本発明の集中リモコンに搭載される遠隔監視機能を実現するためのソフトウエアは、監視、操作を行うためのJava(R)アプレットを保持するファイルシステムと、ブラウザへの転送などを行うWebサーバーならびに遠隔監視、操作の通信インターフェースであるXMLの解析機能が必要であるが、そのような部分に関してはJava(R)上に作成された既存のWebサーバー製品を利用し作成負荷の軽減と移植性の向上を実現したので,各種運転操作を行う機器や多数の機器への対応が容易になる。
【0048】
集中リモコンの基本機能である空気調和装置との伝送部や、集中コントローラ本体の表示ソフトウエアはμITROM OS上にC言語を用いて実装されている。その部分を上記Java(R) Webサーバーに連結するためインターフェースとなるJava(R) Native Interfaceを作成し、基本部のソフトウエアをほぼそのまま流用することにより開発工数の短縮と品質の維持を図ることが出来る。
【0049】
以上のように、この発明によれば、遠隔監視に特別な機器、プログラム及び工事の追加が不要となり、販売者、サービス業者、設備設計者にとって取り扱いが簡単になり、システム構築や運用のための費用を最小限に抑えることができるという効果がある。
【0050】
また、この発明によれば、空気調和装置と併設される設備機器や予め接続が想定されない設備機器を関連させて運転させる制御システムを、高価な制御機器を付加することなく安価に実現することができるという効果がある。
【0051】
【発明の効果】
以上の様にこの発明の空気調和システムによれば、空気調和装置の操作情報が入力される操作設定手段を有し、この操作情報を空気調和装置に送信する集中リモコンが、空気調和装置の操作情報や運転情報を表示する表示手段と、この表示手段に表示させる画面情報を生成する操作情報処理部と、遠隔監視端末機に表示させる監視操作画面を生成し遠隔監視端末機に送信する管理情報処理部と、を備えており、この管理情報処理部に搭載されるソフトウェアが、ブラウザへの転送を行うWebサーバーを有するものであって、遠隔監視端末機で実行されるブラウザからのダウンロード要求に応じて、Webサーバーが、監視操作画面をブラウザ上にロードさせるとともに、操作情報処理部に搭載されるソフトウェアとは異なる言語で作成されたものであって、両ソフトウェア間には、これらを連結して前記操作情報処理部に搭載されるソフトウェアが処理した情報を翻訳するインターフェースが設けられていることにより、遠隔監視端末機が集中リモコンから送信された監視操作画面をブラウザにより遠隔監視および遠隔操作できるので、遠隔監視端末機に専用の画面やプログラムを搭載する必要がなく、そのため事務用プログラムとの干渉問題もなくなって、遠隔監視端末機と事務処理パソコンとの兼用が可能となり、安価に遠隔監視および遠隔操作の高機能化を図ることができるとともに、遠隔監視および遠隔操作に特別な機器、プログラムおよび工事の追加が必要なく、取り扱いが簡単となって、システム構築や運用のための費用を最小限に抑えることができ、大規模な投資を伴わず、簡単な構成で空気調和装置遠隔監視および遠隔操作でき、また、管理情報処理部と操作情報処理部に搭載されるそれぞれ異なる言語のソフトウェア間に、これらソフトウェアを連結するインターフェースを設けているので、それぞれのソフトウェアを用途に適した言語で作成できるとともに、操作情報処理部に搭載され集中リモコンの基本機能である空気調和装置との操作情報や運転情報の送受信や集中リモコンの表示手段への表示を行うソフトウェアをほぼそのまま流用することができることにより、集中リモコンの基本機能を実現する操作情報処理部のソフトウェアの品質を維持させまま、集中リモコンに遠隔監視および遠隔操作機能を実現するためのソフトウェアを付加させることが可能となる空気調和システムを得ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による空気調和システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による空気調和システムのソフトウエア構成を示すソフトウエアブロック図である。
【図3】 従来の空気調和システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 室外機、 2 室内機、 3 冷媒配管、 4 空気調和システム専用ネットワーク、 5 集中リモコン、 6 第一の伝送手段、 7 操作決定手段、 8a 運転操作ボタン、 8b 冷房暖房切り替えボタン、 9 表示手段、 10 中央処理手段、 11 操作情報処理部、 12a 管理情報処理部、 13 第二の伝送手段、 14 遠隔監視用ネットワーク、 15 遠隔監視操作端末、 16 ブラウザ、 15 遠隔操作端末機、 16 ブラウザ17 監視操作画面(アプレット)、 23 Webサーバー、 24 コントローラ基本部、 24a アプリケーション部ならびにユーザインタフェース部、 24b 空調データ処理部、 25 Java(R) Native インタフェース、 26 XML配送クラス、 27 監視操作画面(Java(R)アプレット)、 101a、101b、101c 室外機、 102a、102b、102c 室内機、 103a、103b、103c リモコン、 104空気調和システム専用ネットワーク、 105 集中制御装置、 106 設備コントローラ、 107 モデム、 108 公衆回線、 109a、109b、109c モデム、 110a、110b、110c 遠隔監視端末機。

Claims (3)

  1. 室外機と室内機を接続し室内の空調を行う空気調和装置と、
    この空気調和装置の操作情報をの伝送手段にて前記空気調和装置送信するとともに、前記空気調和装置の運転情報前記第一の伝送手段を介して受信する集中リモコンと、
    この集中リモコンが有する第二の伝送手段にて前記集中リモコンと通信し、搭載しているブラウザにより、前記集中リモコンを介して前記空気調和装置の運転状態遠隔監視するとともに、前記集中リモコンを介して前記空気調和装置の制御情報を前記空気調和装置に送信して、前記空気調和装置を遠隔操作する遠隔監視端末機と、を備え、
    記集中リモコンが、
    前記操作情報が入力される操作設定手段と、
    前記操作情報や前記運転情報を表示する表示手段と、
    前記操作情報や前記運転情報を処理するとともに、前記表示手段に表示させる画面情報を生成する操作情報処理部と、
    前記制御情報を中継して前記空気調和装置に送信するとともに、前記運転情報を処理して前記遠隔監視端末機に表示させる監視操作画面を生成し前記遠隔監視端末機に送信する管理情報処理部と、を具備し、
    この管理情報処理部に搭載され、前記遠隔監視端末機に表示させる監視操作画面を生成して前記遠隔監視端末機に送信するソフトウェアが、前記ブラウザへの転送を行うWebサーバーを有するものであって、前記遠隔監視端末機で実行される前記ブラウザからのダウンロード要求に応じて、前記Webサーバーが前記監視操作画面を前記ブラウザ上にロードさせるとともに、前記操作情報処理部に搭載され前記操作情報や前記運転情報を処理するとともに前記表示手段に表示させる画面情報を生成するソフトウェアとは異なる言語で作成されたものであって、両ソフトウェア間には、これらを連結して前記操作情報処理部に搭載されるソフトウェアが処理した情報を翻訳するインターフェースが設けられていることを特徴とする空気調和システム。
  2. 記遠隔監視端末機前記集中リモコンとを接続する伝送媒体が、LANであることを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
  3. 前記遠隔監視端末機前記集中リモコンのデータの受け渡しには、拡張可能なマーク付き言語が使用されていることを特徴とする請求項1または請求項記載の空気調和システム。
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