JP4288105B2 - 水素製造装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高純度の水素が得られる水素製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、水素製造装置では、メタンやメタノールなどの炭化水素や含酸素炭化水素からなる原料ガスと水蒸気を供給し、この原料ガスから水蒸気改質反応によって主に水素と二酸化炭素を生成すると共に、水素を選択的に分離して回収するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特許第3202440号公報
【0004】
図12及び図13は、従来の水素製造装置の一例を示している。この水素製造装置51は、上部を閉じた外筒52と、その内側に順次配設された中筒53及び内筒54とを備えており、これら中筒53及び内筒54間に形成される環状空間55の上部は閉塞されている。環状空間55内には、水素のみを透過する金属膜を有する複数本のメンブレン管56が円周方向に一定の間隔を置いて挿入配置されていると共に、粒子状あるいは板状に成形した改質触媒57が充填されている。また、内筒54の内側の空間部は、供給された空気58と燃料59を燃焼バーナ60によって燃焼させ、高温の燃焼ガスを製造する燃焼室61となっている。
【0005】
このような水素製造装置51では、燃焼バーナ60による燃焼室61の加熱状態で、軽質炭化水素またはメタノールガスと水蒸気との混合ガスからなるプロセスフィードガス(都市ガス、プロセス蒸気)62が環状空間55の下部側方から供給されると、プロセスフィードガス62は改質触媒57の中を流れ、高温下で水素63に転化する。生成された水素63は、金属膜により選択的に分離され、メンブレン管56内に収集されて水素出口64から抜き出して回収されることになる。また、改質触媒57を通過した未反応の原料ガスや二酸化炭素65は、図示しないオフガス出口より系外に排出されている。さらに、燃焼室61で製造された燃焼ガス66は、外筒52の上部などを経て燃焼ガス出口67から外部に排出されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の水素製造装置51においては、構造上、燃焼室61が大きくなるため、装置のコンパクト化が困難であり、大きな設置面積を要する大規模な水素製造装置に適さないという不具合があった。また、メンブレン管56及び改質触媒57を収納した環状空間55への伝熱は、輻射伝熱が主体となるので、伝熱効率が悪かった。しかも、伝熱面となる環状空間55部の内面及び外面の面積が小さいので、更に伝熱効率が悪かった。
一方、従来の水素製造装置51においては、一体化構造である環状空間55内のメンブレン管56に亀裂が生じたり、あるいは改質触媒57が劣化した場合に、性能が低下することになり、得られた水素63の純度が悪くなる。この場合、不具合の生じたメンブレン管56のガス抜出し部を遮断するか、あるいは他のメンブレン管56及び改質触媒57に問題はなくても、内筒及び中筒を取外して全体を交換する必要が生じ、コスト高を招くという不具合があった。
【0007】
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、装置のコンパクト化及び反応の効率化を図り、簡単な作業で迅速に不具合を有する反応管のユニットのみを部分的に交換でき、コストを低減させながら高純度の水素を製造することが可能な水素製造装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明においては、水素のみを透過する金属膜を用いた水素透過管と、水蒸気改質反応を行う改質触媒とを組み込んだ複数の反応管によって1つのユニットを形成すると共に、該ユニットを複数配置することによって反応器を構成し、該反応器の一端側に加熱部を設ける一方、前記反応器の他端側に原料供給及び水素回収用のヘッダ部を設けている。
【0009】
また、本発明において、前記加熱部は、前記反応器の下部に設けられ、前記ヘッダ部は、前記反応器の最上部に設置されていることが好ましい。
さらに、本発明において、前記加熱部は、高温の燃焼ガスを製造する燃焼室として構成されていることが好ましい。
そして、本発明において、前記反応管は、一定の間隔を置いて並列に設けられ、前記反応管同士及びユニット端板の間には、前記燃焼室からの燃焼ガスを流すための補強部材で構成された流路がそれぞれ配置されていることが好ましい。
【0010】
また、本発明において、前記ユニットの上端部にフランジ状の支持構造体を設け、該支持構造体によりユニットをケーシング内に設置して前記反応器が構成されていることが好ましく、さらにケーシング上端部にはフランジが設けられていると共に、前記ユニットと前記ヘッダ部との間には自重落下可能なプレートが設けられ、前記フランジにて前記プレートの外周を支持することが好ましい。
さらに、本発明において、前記ユニットのケーシング上端部にはフランジが設けられていると共に、前記ユニットと前記ヘッダ部との間には断熱材を収納した自重落下可能な矩形容器が設けられ、組込み時において、前記断熱材が前記容器と前記ヘッダ部との間で圧縮された状態で、ヘッダ部への燃焼ガスの流入を防止するようにした構造が好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の水素製造装置を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は本発明の実施形態に係る水素製造装置であって、加熱部が下部に設けられたタイプを示す概略正面図、図2は図1のA−A線矢視図、図3は図1のB−B線矢視図、図4は図1のC−C線矢視図、図5は本発明の実施形態に係る水素製造装置の反応器を構成する1つのユニットを断面で示す平面図、図6は図5のユニットであって、ヘッダ部を取外した状態で示す側面図、図7は図5のユニットであって、ヘッダ部を取付けた状態で示す側面図、図8は本発明の実施形態に係る水素製造装置の反応器の支持構造体を示す概念図である。
【0012】
本発明の実施形態の水素製造装置1では、図1〜図4に示す如く、軸方向に配列した複数(本実施形態では6個)の反応管2によって1つの反応管ユニット3が形成されていると共に、この反応管ユニット3を縦横に複数(本実施形態では9列×2行の18個)にわたり配置することによって反応器4が構成され、かつ当該反応器4の一端側の下部には加熱部5が設けられている一方、反応器4の他端側の最上部には原料供給及び水素回収用のヘッダ部6が設けられており、高純度の水素7が製造できるようになっている。
【0013】
上記反応管2は、図5〜図7に示す如く、水平断面が長方形である有底の角型筒状(円筒状でも良い)に形成されており、一対の端板8a及び側板8bからなるボックス状のユニット枠8内に一定の間隔を置いて並列に設けて収納することにより、1つの反応管ユニット3を形成するように構成されている。そして、これら反応管2には、水素7のみを透過する金属膜9を用いた水素透過管10と、水蒸気改質反応を行う改質触媒の成形板触媒(例えば、波板触媒)及び粒状予備触媒と、プロセスガス(炭化水素またはメタノールガスと水蒸気との混合ガス)12を供給する原料供給管13と、製造した製品水素7を取り出す水素抜出管14と、未反応のプロセスガス12や二酸化炭素などのオフガス15を排出するオフガス管16とが組み込まれている。
しかも、成形板触媒は、図示しないが金属膜9との間隔を適切に保持して水素透過管10の外側に設けられ、当該水素透過管10の全長さ方向に沿って配置されている。また、粒状予備触媒は、加熱部が設置されている側の水素透過管10の先端側空間部に充填配置されており、加熱部5の高熱にて予めプロセスガス12の一部を水素7に転化させ、その際の吸熱によって水素透過管10の局部加熱を防止し、内部の温度を均一に保持するように構成されている。
【0014】
上記原料供給管13は、水素透過管10に沿って配置されており、その先端部は粒状予備触媒の充填箇所に開口され、その基端部はヘッダ部6の第1メインパイプ17及び第1連結パイプ18などを介して図外のプロセスガス供給源に接続されている。また、上記水素抜出管14の先端部は、水素透過管10のそれぞれに連通して配置され、その基端部はヘッダ部6の第2メインパイプ19及び第2連結パイプ20などを介して図外の水素回収系に接続されている。さらに、上記オフガス管16の先端部は、反応管2に連通して配置され、その基端部はヘッダ部6の第1メインパイプ17などを介して図外のオフガス回収系に接続されている。しかも、各反応管ユニット3の原料供給管13、水素抜出管14及びオフガス管16は、ヘッダ部6の第1メインパイプ17及び第2メインパイプ19に対して、適宜手段で切り離し可能に構成されている。なお、第1メインパイプ17及び第2メインパイプ19は、反応管ユニット3の交換作業が容易となるように、平面視で略コ字状に組み付けられて反応器4の上方周囲の外側に配置されている。
【0015】
これら原料供給管13、オフガス管16は、反応管ユニット3とヘッダ部6との間で真直な2重管として配置することができ、溶接箇所が少なくて製作容易な交換ユニットとすることができる。また、反応管ユニット3及びヘッダ部6の両支持部は、互いに近傍に配置され、かつ両者間で接続される各配管は可撓性を有する部材で構成されており、これによって発停時の熱変形量を軽減及び吸収するようになっている。
【0016】
一方、上記隣接する反応管2同士の間、及び反応管2とユニット枠8の端板8aとの隙間には、図6及び図7に示す如く、後述の燃焼室からの燃焼ガスを流す流路を兼ねた複数個の補強部材21が配設されており、これら補強部材21によってユニット枠8を含む反応管ユニット3の強度が増大すると共に、伝熱面積が大きくなるように構成されている。このため、補強部材21は、水平断面が角型の筒状に形成されている。
ユニットの上端部には、フランジ状の支持構造体を有し、該支持構造体を用いてユニットをケーシング内に設置することで反応器4が構成されている。さらに上記ユニットケーシング35の上端部両側には、図8に示す如く、上方へ延びるフランジ22が設けられている。また、反応管ユニット3とヘッダ部6との間には、自重落下可能なプレート23が水平方向に沿って設けられている。プレート23は、フランジ22にて外周縁部下面を支持することによって構成されており、後述の燃焼室からの燃焼ガスがフランジ22とプレート23との係合及び圧接作用によって燃焼ガス流路以外の箇所から漏れないようなっている。すなわち、反応管ユニット3を挿入するだけで燃焼ガスの流路遮断と遮温が可能となり、発停時における熱変形の際にも変形に対応してプレート23が自重昇降して機能保持するようにしている。
【0017】
上記加熱部5は、高温の燃焼ガス24を製造する燃焼室25として構成されている。このため、燃焼室25の底面には、複数本の燃焼バーナ26が並列的に配設されており、これら燃焼バーナ26により、供給された空気及び燃料(図示せず)の炭化水素を燃焼させて燃焼ガス24を製造し、燃焼ガス24が上昇して補強部材21の内部を流れ、上方位置の反応器4の各反応管ユニット3に対流して加熱し、吸熱反応を促進するように構成されている。燃焼ガス24は、上昇して反応器4を通過した後、外側を折り返して下部側方に設けた燃焼ガス出口27から外部に排出されるようになっている。
なお、燃焼室25は、反応器4の下部に一体に設ける必要はなく、別個に設けた燃焼室で製造した燃焼ガス24を加熱部3に導くような構造にしても良い。また、燃焼バーナ26としては、ラインバーナ、高流速バーナ等、各種バーナを使用することが可能である。さらに、反応管ユニット3間の隙間と対応した下方位置には、図1に示す如く、燃焼ガス24の乱流を抑える整流板28をそれぞれ設けても良い。
【0018】
本発明の実施形態に係る水素製造装置1では、燃焼室25の燃焼バーナ26にて燃焼ガス24を製造することにより加熱部5を加熱する。この高温状態で、プロセスガス12をヘッダ部6の第1メインパイプ17及び第1連結パイプ18、原料供給管13を介して上方から供給すると、プロセスガス12は粒状予備触媒及び成形板触媒の中を流れ、反応管ユニット3の各反応管2の表面から燃焼ガス24の熱により吸熱反応が進行し、水素7と、一酸化炭素及び二酸化炭素のオフガス15と水を生成する。そして、生成された水素7のみが金属膜9により選択的に分離され、金属膜9を透過して水素透過管10の内部に収集されて流れ、水素抜出管14からヘッダ部6の第2メインパイプ19及び第2連結パイプ20を介して回収され、純度の高い水素7が得られることになる。
なお、粒状予備触媒及び成形板触媒を通過したオフガス15は、オフガス管16及びヘッダ部6の第1メインパイプ17などを介して系外に排出される。さらに、加熱部5の燃焼室25で製造された燃焼ガス24は、反応管2の間などの隙間に設けられた補強部材21の内部を経て燃焼ガス出口27から外部に排出される。
【0019】
本発明の実施形態に係る水素製造装置1では、複数の反応管2で形成した反応管ユニット3を縦横に複数列にわたって配置することにより反応器4が構成され、反応器4の下部に加熱部5が設けられていると共に、反応器4の上部に原料供給及び水素回収用の配管からなるヘッダ部6が設けられており、反応管ユニット3とヘッダ部6とが分離可能な構造になっているため、性能低下が発生した場合に、不良の反応管ユニット3のみを短時間で交換することができ、反応器全体を交換するのに比べてコストを低減させ、高純度の水素7を得ることができる。
また、本実施形態の水素製造装置1は、複数の燃焼バーナ26を配置した燃焼室25からなる加熱部5が反応器4の下部に設けられ、ヘッダ部6が反応器4の最上部に設置されているため、反応管ユニット3の組立及び交換時の開放箇所が最少で済む上、作業性向上を図ることができる。しかも、本実施形態の水素製造装置1では、隣接する反応管2同士の間、並びに反応管2とユニット枠8の端板8aとの隙間に燃焼ガス24の流路を兼ねた角型筒状などの補強部材21が配設されているため、反応管ユニット3の小型軽量化を図ることができる。
【0020】
以上、本発明の実施形態につき述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
【0021】
例えば、本実施形態の反応器4の支持構造体としては、図8に示すプレート23に代えて、図9に示すような自重落下可能である矩形容器33を用いても良い。この矩形容器33は、反応管ユニット3とヘッダ部6との間に設けられ、内部には断熱材34が所定量にわたり収納されている。この支持構造体では、組込み時において、断熱材34が反応管ユニット3の自重により図9(a)に示す状態から図9(b)に示す状態に、矩形容器33とヘッダ部6との間で圧縮される(圧縮量F)と、矩形容器33がユニットケーシング35のフランジ22にて支持されることになるため、両者間だけでなく給排気配管部の隙間も無くなって、遮蔽効果を向上させることができる。
また、本発明は、既述の実施形態と異なり、図10及び図11に示す如く、加熱部5を反応器4の上部に設ける一方、ヘッダ6を反応器4の下部に設けた水素製造装置31に適用することもできる。
【0022】
【発明の効果】
上述の如く、本発明に係る水素製造装置は、水素のみを透過する金属膜を用いた水素透過管と、水蒸気改質反応を行う改質触媒とを組み込んだ複数の反応管によって1つのユニットを形成すると共に、該ユニットを複数配置することによって反応器を構成し、該反応器の一端側に加熱部を設ける一方、前記反応器の他端側に原料供給及び水素回収用のヘッダ部を設けているので、装置のコンパクト化及び反応の効率化を図り、簡単な作業で迅速に不具合を有する反応管のユニットのみを部分的に交換でき、従来のように反応管の全体を交換する必要がなく、コストを低減させながら高純度の水素を大量に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る水素製造装置であって、加熱部が下部に設けられたタイプを示す概略正面図である。
【図2】図1のA−A線矢視図である。
【図3】図1のB−B線矢視図である。
【図4】図1のC−C線矢視図である。
【図5】本発明の実施形態に係る水素製造装置の反応器を構成する1つのユニットを断面で示す平面図である。
【図6】本発明の実施形態に係る水素製造装置の反応器を構成する1つのユニットであって、ヘッダ部を取外した状態で示す側面図である。
【図7】本発明の実施形態に係る水素製造装置の反応器を構成する1つのユニットであって、ヘッダ部を取付けた状態で示す側面図である。
【図8】本発明の実施形態に係る水素製造装置の反応器の支持構造体を示す概念図である。
【図9】本発明の実施形態に係る水素製造装置の反応器の支持部の変形例であって、(a)は断熱材の圧縮前の状態を示す概念図、(b)は断熱材の圧縮状態を示す概念図である。
【図10】本発明の実施形態の他の変形例に係る水素製造装置であって、加熱部が上部に設けられたタイプを示す概略正面図である。
【図11】本発明の実施形態の他の変形例に係る水素製造装置であって、加熱部が上部に設けられたタイプを示す概略側面図である。
【図12】従来の水素製造装置を一部を破断して示す概略斜視図である。
【図13】図12におけるD部を拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
1,31 水素製造装置
2 反応管
3 反応管ユニット
4 反応器
5 加熱部
6 ヘッダ部
7 水素ガス
8 ユニット枠
9 金属膜
10 水素透過管
11a 成形板触媒
11b 粒状予備触媒
12 プロセスガス
13 原料供給管
14 水素抜出管
15 オフガス
16 オフガス管
17,19 メインパイプ
18,20 連結パイプ
21 補強部材
22 フランジ
23 プレート
24 燃焼ガス
25 燃焼室
26 燃焼バーナ
27 燃焼ガス出口
33 矩形容器
34 断熱材
35 ユニットケーシング

Claims (8)

  1. 水素のみを透過する金属膜を用いた水素透過管と、水蒸気改質反応を行う改質触媒とを組み込んだ複数の反応管によって1つのユニットを形成すると共に、該ユニットを複数配置することによって反応器を構成し、該反応器の一端側に加熱部を設ける一方、前記反応器の他端側に原料供給及び水素回収用のヘッダ部を設けたことを特徴とする水素製造装置。
  2. 前記加熱部は、前記反応器の下部に設けられ、前記ヘッダ部は、前記反応器の最上部に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の水素製造装置。
  3. 前記加熱部は、前記反応器の上部に設けられ、前記ヘッダ部は、前記反応器の最下部に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の水素製造装置。
  4. 前記加熱部は、高温の燃焼ガスを製造する燃焼室として構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の水素製造装置。
  5. 前記反応器の前記加熱部に、別個に設けた燃焼装置からの高温の燃焼ガスを供給することを特徴とする請求項1または2に記載の水素製造装置。
  6. 前記反応管は、一定の間隔を置いて並列に設けられ、前記反応管同士及びユニット端板の間には、前記燃焼室からの燃焼ガスを流すための補強部材で構成した流路がそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項4に記載の水素製造装置。
  7. 前記ユニットの上端部にフランジ状の支持構造体を設け、該支持構造体によりケーシング内にユニットを設置して前記反応器を構成し、さらに前記ユニットのケーシング上端部にはフランジが設けられていると共に、前記ユニットと前記ヘッダ部との間には自重落下可能なプレートが設けられ、前記フランジにて前記プレートの外周を支持することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の水素製造装置。
  8. 前記ユニットのケーシング上端部にはフランジが設けられていると共に、前記ユニットと前記ヘッダ部との間には断熱材を収納した自重落下可能な矩形容器が設けられ、組込み時において、前記断熱材が前記容器と前記ヘッダ部との間で圧縮された状態で、ヘッダ部への燃焼ガスの流入を防止したことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の水素製造装置。
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