JP4287951B2 - 造船生産ラインの自動配材仮組方法および装置 - Google Patents

造船生産ラインの自動配材仮組方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4287951B2
JP4287951B2 JP17654899A JP17654899A JP4287951B2 JP 4287951 B2 JP4287951 B2 JP 4287951B2 JP 17654899 A JP17654899 A JP 17654899A JP 17654899 A JP17654899 A JP 17654899A JP 4287951 B2 JP4287951 B2 JP 4287951B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base panel
panel
parts
temporary assembly
production line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17654899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001001979A (ja
Inventor
昭一 稲見
宏 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd, Mitsui E&S Holdings Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP17654899A priority Critical patent/JP4287951B2/ja
Publication of JP2001001979A publication Critical patent/JP2001001979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4287951B2 publication Critical patent/JP4287951B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は造船生産ラインの自動配材仮組方法および装置に係り、特に建造工程の中で小組立におけるベースプレートへの部品プレートの配材と仮組の工程に適用するための自動配材仮組方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
国内の主要造船会社では、ここ数年来の三次元CADの導入により、詳細な船殻、配管部材を一品レベルまで、形状だけでなく、重量・重心などの属性情報を含んだ三次元電子データとして、コンピュータ内に格納し、この電子設計情報を元に、コンピュータにより、板材、骨材のNC情報を自動生成したり、小組パネルなどの組立要領図を出力することが可能となっている。また、その溶接工程では、同じく三次元CAD情報を用い、多関節溶接ロボットなどによる製造の自動化(FA)が進んできている。
【0003】
図4は上記方法による設計工程とこれに基づく造船生産工程を示している。全体設計の完了した船殻(図4a)は搭載ブロック毎に分割され(図4b)、各ブロックは更に大組・中組ブロックに分割される(図4c)。大組・中組ブロックは更に小組パネルに分割され(図4d)、この小組パネルを構成する部材一品毎の属性データが抽出される(図4e)。このようなCADデータを元にして造船生産工程に入るが、これはまずCADデータからNCカッティングにより型材のネスティング、裁断(図4A)が行われる。このtlこのようにして得られた部品は小組パネルを構成するベースプレートに対して仮組され(図4B),次いで小組パネルの本溶接施工が行われる(図4C).
【0004】
本溶接された小組パネルは、中組ブロックや大組ブロックに組み立てられる。図5〜図6は船尾部の大組ブロックと平行部(船底部)の中組ブロックの例を示している。これらには多くの小組パネルが存在し、特に船尾部(図5)は船首部と同様にブロックが曲がり外板で構成され、小組パネル形状は一つ一つ異なっている。特に船尾部は機関室があり、複雑な構造となっているため、小組パネルの数も多くなっている。小組パネルの最大のものは平行部にあり、ガーダーやフロアが小組パネルで最大である。大きさは船の大きさに依存するが、幅は1.5〜4mで長さは設備によるが10数mの小組パネルも存在する。
【0005】
ところで、部品の切断工程と小組パネルの本溶接工程間の、配材や仮組(溶接仮付け)についての自動化は、規則的な形状を除いては殆ど手付かずで人手に頼っており、この部分の自動化が実現して初めて造船製造ラインの真のFA化、ひいては造船のCIMの完成が実現することになる。
【0006】
しかしながら、配材仮組に関するデータをコンピュータは持っているものの、そのデータは、通常、文字(部品番号を印字)や図面情報(部品上のマーキング線や組立要領図)の形でアウトプットされ、それを人が読み取り、解釈して人手で組み立てているのが現状である。部品番号を機械に伝えること自体は簡単であり、もともと電子データが存在しているので、オンラインであれば読み取らせる必要性はない。オフラインでもバーコードなどを用いるなどの手段を利用することができるはずである。また、仮組についても、トランス材にロンジ材を差し込むといった程度であれば、それ程難しいことではなく、既に実施例もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の方式の延長で自動化を検討すると、部品の供給方法にかなりの制約を受けていることが、配材仮組の自動化の障害となっている。例えば、NCカッティングされた部材の位置を当所コンピュータは知っているが、配材のためにパレットに入れられた時点でその位置情報は失われてしまうという問題がある。人間にとっては何の問題にもならないが、自動化装置で仮組するには、部品が作業ステージ上のどの位置にあり、どんな姿勢をしているかを正確な情報が伝達される必要がある。このため、従来は逆に部品の種類毎に治具を用い、機械的接触を利用して配置することにより、部品の位置と姿勢を決めていた。このような従来方式では、同形部品を連続して供給しないと効率が悪く、部品の種類も限定されてしまうので、フレキシブルな自動配材仮組ができないという問題がある。
【0008】
本発明は、上記従来の問題点に着目し、特に小組パネルに必要な部材のカッティングから本溶接に至る過程の配材仮組の自動化を実現して造船生産ラインの一括したFA化を図ることができるようにした造船生産ラインの自動配材仮組方法および装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述したように、配材仮組に関する設計CADデータをコンピュータは既に持っている。問題は、そのデータと現物の部品との照合と複数の部品を合わせて組み立てる際の相対位置の確認である。自動組立システムをより進化させ、特に三次元曲がり部のような異形部品が多数存在する小組工程にも対応できるようにするためには、ランダムな部品供給に対し、その照合と相対位置の確認を可能にする必要がある。本システムの基本的な考え方は、視覚センサを用いて部品の位置、姿勢情報を取り込み、視覚フィードバック制御を行なうことによってフレキシブルな自動配材仮組機能を実現しようとするものである。
【0010】
センシングの中核は、部品の基点と方向を三次元上で把握することである。位置、姿勢認識補助情報を例えば部品にバーコードなどを印字してそれを読み取らすなど、視覚センサの負担を軽くするための工夫も種々併用する。もちろん、人手を全く排除するものでもなく、その選択は費用対効果の観点から判断することとする。
【0011】
本システムの効果は部品の供給がランダムでも充分に対応できるフレキシブルなことである。このようなことは、以下のように構成することによって上記目的を達成することができる。
【0012】
すなわち、本発明に係る造船生産ラインの自動配材仮組方法は、造船生産ラインにおける小組パネルの配材仮組方法であって、切断加工工程から小組パネルを構成するベースパネルとこれに仮付けされる部品とを分別供給して連続的に搬送させておき、搬送ライン上にあるベースパネルとこれに配材される部品の位置・姿勢情報を画像認識処理により制御演算部に取り込むとともに、仮組対象部材に付帯させた識別マークにより設計CADデータを制御演算部に取り込み、前記ベースパネルに対する部品の配材位置を設定しつつ前記位置・姿勢情報に基づいてハンドリング手段により前記部品をピックアップし取付姿勢に変更した後にベースパネル上に配材し、仮付け溶接機により前記ベースパネルと部品の仮付けをなすように構成したものである。
【0013】
また、本発明に係る造船生産ラインの自動配材仮組装置は、造船生産ラインにおける小組パネルの配材仮組装置であって、切断加工工程から小組パネルを構成するベースパネルとこれに仮付けされる部品とを分別供給して連続的に搬送させるコンベアを併設しておき、ベースパネルと部品の搬送ラインに沿って移動可能にした部品のハンドリング手段を設けるとともに、前記ベースパネル搬送ライン上にて溶接処理をなす仮付け溶接機を設け、前記ベースパネルと部品を撮像する視覚センサを有し、この視覚センサにより取り込まれた画像データに基づいて、前記パネルの位置・姿勢データを演算するとともに、仮組対象部材に付帯させた認識マークにより設計CADデータを読み込むことにより前記ハンドリング手段による部品ピックアップ操作とベースプレートへの配材指令を出力し、ベースパネルに対する部品の接合部位にて仮付け溶着をなす仮付け指令を前記仮付け溶接機に出力する制御演算部とを備えたことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る造船生産ラインの自動配材仮組方法および装置の具体的実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は実施形態に係る造船生産ラインの自動配材仮組装置の全体構成を示している。実施形態に係る自動配材仮組装置は、図示のように、前段に切断加工工程から小組パネルを構成するベースパネル10とこれに仮付けされる部品12とが、平行ラインとして併設されているベースパネル搬送コンベア14と部品搬送コンベア16に分別供給されて連続的に流れるようになっている。このとき、ベースパネル10とこれに仮付けされる部品12とは作業領域に同時的に到達するようにコンベア14,16への供給タイミングを調整することが望ましい。
【0015】
仮付け作業領域には、併設されているコンベア14,16を跨ぐように、門型走行フレーム18が設備されており、これはコンベアラインの側方に敷設された軌条20によりパネルの搬送方向に走行移動可能とされている。このような門型走行フレーム18にはコンベアラインを横断する方向に移動できるハンドリングロボット22が取り付けられ、部品12をコンベア16からピックアップし、これをベースパネル搬送コンベア14の上方に移送可能としている。ハンドリングロボット22は部品12をピックアップするために吸盤もしくは電磁石などを利用した吸着ハンド24を有し、またピックアップした部品12の姿勢を変更できるように前記吸着ハンド24を多軸構造とし、若しくは吸着ハンド24を取り付けているアーム自体を多関節アーム構造としている。これによりハンドリング機構として部品12のピックアップ機能と姿勢変更機能を持たせることができる。
【0016】
また、前記門型走行フレーム18には仮付け溶接機26が装備されている。これは前記ハンドリングロボット22によってベースプレート10にセットされた部品12を仮付け溶接するためのものである。このため、多関節アーム28の先端に溶接トーチ30を備えて構成され、溶接によってパネル同士の突き合わせ部分を仮付け溶着できるようにしている。
【0017】
したがって、搬送コンベア14,16で運ばれたベースパネル10に対して組み付けるべき部品プレート12が選択されると、ハンドリングロボット22を操作して部品12をピックアップし、対応するベースパネル10の上方位置まで移送し、部品12の姿勢をセット状態に変更してベースパネル10上に配材させることができる。この配材状態において、前記仮付け溶接機26によって両者の突き合わせ位置で溶接を適宜に行なわせることで仮組することができる。このような処理を行なわせるために、コンベア14,16上のベースパネル10,部品12を撮像する視覚センサ32と、この視覚センサ32からの画像データを入力して上述のアクチュエータを作動させるための指令信号を出力する制御演算手段としてのシステムコントローラ34とを設けている。
【0018】
システムコントローラ34の概略構成のブロック図を図2に示す。視覚センサ32はCCDカメラ及び画像処理装置により構成されており、ベースパネル搬送コンベア14と部品搬送コンベア16のそれぞれの上方位置に配置され、コンベア上のベースパネル10,部品12を撮像し、システムコントローラ34に画像信号を送出するようにしている。前記視覚センサ32は2次元情報であるため、部材厚さやコンベア平坦度(パネルの傾き)が判別できない。そこで、補助測定手段36としてレーザ距離計38を設けている。このレーザ距離計38により例えば3点計測をなすことにより、コンベア精度を補償して部材の水平面の検出をなし、対象部材位置・姿勢情報を正確に捉えるようにしている。また、補助測定手段36には識別マーク読取機40を設けており、予めベースパネル10,部品12に付された例えばバーコードなどの識別マークを認識し、数千、数万のCADデータベース42から対象部材のCADデータを抽出するための処理時間を短くするように設定している。
【0019】
上記の視覚センサ32、補助測定手段36の検出信号は画像処理部44に入力され、ハンドリングロボット22や仮付け溶接機26への操作信号を求めるための画像処理を主体でなすが、付帯的に表示器への表示処理をなす。すなわち、視覚センサ32による画像情報を検出部材表示器46に表示させるとともに、識別マーク読取機40により検出された部材識別信号に基づいてCADデータベース42から抽出した部材の寸法、重心位置、重量などの属性データをCAD情報表示器48に表示させるようにしている。
【0020】
この画像処理部44による前記操作信号を求めるための処理は次のようになる。まず、ベースパネル10の画像情報から形状・寸法を読み取り、この読取データをCADデータと照合してその属性データを抽出する。ベースパネル10に識別マークを付しておき、これを読取機40により読み取らせるようにすれば簡単に選択抽出ができる。そして、補助計測手段36による計測信号と合わせて搬送コンベア14上の位置・姿勢情報を取得し、これに搭載される部品12との溶接ラインを設定する(溶接ライン設定部50)。このとき、同時に選択されたベースパネル10への搭載部品12の部品リストをCADデータから取得し、これを画像表示させる。そして、搭載部品搬送コンベア16上の視覚センサ32により対応部品12の抽出をなす。これは撮像されている部品12を補助計測手段36による信号を得て修正し、修正画像とCADデータに基づく表示画像との照合によって部品12の抽出をなせばよい。また、ベースパネル10の場合と同様に、部品12に識別マークを付しておき、これを読取機40により読み取ることで簡単に照合して選択抽出ができる。選択された部品12の位置・姿勢情報に基づき、ハンドリングロボット22に対して、ベースプレート10への配材位置までの移動経路を設定された座標上で演算し、駆動信号を出力させるようにしている(偏差信号演算処理部52)。
【0021】
なお、上記の例ではベースパネル10を基準にしてこれに搭載される部品12を選択するようにしているが、逆に部品12を基準にしてこれを搭載されるベースパネル10を選択するようにしても良い。
【0022】
このようなことから、視覚センサ32による画像の取込みとCADデータベース42から抽出された属性データとにより、搬送状態にあるベースパネル10、部品12の現状の位置・姿勢を求め、部品12をコンベア16からハンドリングロボット22を用いて移送し、ベースパネル10上に配材させることができる。配材された部品12とベースパネル10との溶接ラインは3次元座標として出力させることができるので、仮付け溶接機26による溶接操作は極めて簡単に行なえる。
【0023】
実際の自動配材仮組処理のフローは次のようになる。
ベースパネル10とこれに搭載される部品12とを並列しているそれぞれのベルトコンベア14,16に供給するようにしている(ステップ100)。これらのベルトコンベア14,16は、前段の切断加工工程とオンラインとなるように設置することにより、効率が高くなる。また、ベースパネル10とこれに搭載される部品12とは配材仮組ラインに同時に到達するように供給タイミングを設定しておくことにより、作業効率が高くなる。
【0024】
部品供給用ベルトコンベア16の上部に設けた視覚センサ32で部品12の認識を行なう(ステップ102)。ベルトコンベアも全体のシステム制御に組み込むことにより、一度認識した部品の場所は判別できる。また、上記部品供給用ベルトコンベア16に隣接しているベースパネル供給用ベルトコンベア14で搬送されているベースパネル10の認識を行なう(ステップ104)。門型走行フレーム18にある視覚センサ32で認識可能であるが、効率のためにはベースパネル10のベルトコンベア14の上部に設けた視覚センサで認識するようにすればよい。
【0025】
これらの部品認識、ベースパネル認識において、同形状の場合、レーザ距離計などの補助測定手段36が必要となる。これによりベースパネル10、部品12の寸法を同時に検査するようにする。ベルトコンベアの精度の問題から部品の水平面からの角度検出も必要となる。レーザ距離計38等で3点計測することによりこの角度は測定できる。
【0026】
上記認識作業の後、供給されたベースパネル12、部品から効率的な組立手順を判別する(ステップ106)。
最初の取付ける部品をピックアップするためにハンドリングロボット22を移動する(ステップ108)。
部品12の位置姿勢情報を取得する(ステップ110)。これはハンドリングロボット22の視覚センサ(図示せず)で情報を取得するようにすればよい。部品12の水平面(ベルトコンベアの精度)からの角度も必要になる。レーザ距離計32などで3点測定すればこの角度は測定できる。
【0027】
次に、ハンドリングロボット22により部品12をピックアップして部品12の姿勢を取り付け姿勢に変更する(ステップ112)。
そして、ハンドリングロボット22をベースパネル10へ部品12の取付のために移動させる(ステップ114)。また、ベースパネル10の部品12取付け位置姿勢情報の取得をなす。これはハンドリングロボット22の視覚センサで情報を取得するようにすれば良い(ステップ116)。ベースパネル10の水平面(ベルトコンベアの精度)からの角度も必要になる。これは部品の場合と同様に、レーザ距離計32などで3点計測すれば、この角度は測定できる。その後は、取得して情報を元にして部品の配置作業をなす(ステップ118)。次いで、仮付け溶接機26によって仮付けを行なう(ステップ120)。この場合、もちろん、ハンドリングロボット22と干渉しないように制御する。
【0028】
このような処理を各ベースプレート10に対して行なうことにより、小組パネルの仮組が自動的に行なうことができる。上記実施形態によれば、建造工程の中で小組立の配材仮組工程の自動化により、一般的な造船所の配材仮組の投入人員とこのシステムで対応できる作業の割合からすると、およそ年間10,000時間の削減効果を得ることができる。
なお、上記実施形態ではベースパネルと部品の搬送ラインを別個に設けた例を示したが、両者を混在させた搬送ラインとして構成することができ、また、搬送ラインも2系統に限らないものである。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、小組パネルに必要な部材のカッティングから本溶接に至る過程の配材仮組の自動化を実現して造船生産ラインの一括したFA化を図ることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る自動配材仮組装置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】同装置のシステムコントローラ部の構成ブロック図である。
【図3】制御動作のフローチャートである。
【図4】従来の造船設計工程とこれに基づく造船生産工程である。
【図5】船尾部の大組ブロック構成例である。
【図6】平行部(船底部)の中組ブロック構成例である。
【符号の説明】
10 ベースパネル
12 部品
14 ベースパネル搬送コンベア
16 部品搬送コンベア
18 門型走行フレーム
20 軌条
22 ハンドリングロボット
24 吸着ハンド
26 仮付け溶接機
28 多関節アーム
30 溶接プローブ
32 視覚センサ
34 システムコントローラ
36 補助測定手段
38 レーザ距離計
40 識別マーク読取機
42 CADデータベース
44 画像処理部
46 検出パネル表示器
48 CAD情報表示器
50 溶接ライン設定部
52 偏差信号演算処理部

Claims (2)

  1. 造船生産ラインにおける小組パネルの配材仮組方法であって、切断加工工程から小組パネルを構成するベースパネルとこれに仮付けされる部品とを分別供給して連続的に搬送させておき、搬送ライン上にあるベースパネルとこれに配材される部品の位置・姿勢情報を画像認識処理により制御演算部に取り込むとともに、仮組対象部材に付帯させた識別マークにより設計CADデータを制御演算部に取り込み、前記ベースパネルに対する部品の配材位置を設定しつつ前記位置・姿勢情報に基づいてハンドリング手段により前記部品をピックアップし取付姿勢に変更した後にベースパネル上に配材し、仮付け溶接機により前記ベースパネルと部品の仮付けをなすことを特徴とする造船生産ラインの自動配材仮組方法。
  2. 造船生産ラインにおける小組パネルの配材仮組装置であって、切断加工工程から小組パネルを構成するベースパネルとこれに仮付けされる部品とを分別供給して連続的に搬送させるコンベアを併設しておき、ベースパネルと部品の搬送ラインに沿って移動可能にした部品のハンドリング手段を設けるとともに、前記ベースパネル搬送ライン上にて溶接処理をなす仮付け溶接機を設け、前記ベースパネルと部品を撮像する視覚センサを有し、この視覚センサにより取り込まれた画像データに基づいて、前記パネルの位置・姿勢データを演算するとともに、仮組対象部材に付帯させた認識マークにより設計CADデータを読み込むことにより前記ハンドリング手段による部品ピックアップ操作とベースプレートへの配材指令を出力し、ベースパネルに対する部品の接合部位にて仮付け溶着をなす仮付け指令を前記仮付け溶接機に出力する制御演算部とを備えたことを特徴とする造船生産ラインの自動配材仮組装置。
JP17654899A 1999-06-23 1999-06-23 造船生産ラインの自動配材仮組方法および装置 Expired - Fee Related JP4287951B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17654899A JP4287951B2 (ja) 1999-06-23 1999-06-23 造船生産ラインの自動配材仮組方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17654899A JP4287951B2 (ja) 1999-06-23 1999-06-23 造船生産ラインの自動配材仮組方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001001979A JP2001001979A (ja) 2001-01-09
JP4287951B2 true JP4287951B2 (ja) 2009-07-01

Family

ID=16015520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17654899A Expired - Fee Related JP4287951B2 (ja) 1999-06-23 1999-06-23 造船生産ラインの自動配材仮組方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4287951B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100614979B1 (ko) 2005-04-27 2006-08-25 목포해양대학교 산학협력단 선박 기기용 엔드 스토퍼 가용접 장치
JP5346681B2 (ja) * 2009-05-12 2013-11-20 株式会社Ihi 部材組立装置及び部材組立方法
JP5222222B2 (ja) * 2009-05-14 2013-06-26 株式会社Ihi 金属板位置決め装置
KR101599309B1 (ko) * 2010-06-22 2016-03-10 대우조선해양 주식회사 템포레리 홀 자동절단 방법
CN102513664B (zh) * 2011-12-29 2013-06-26 江南造船(集团)有限责任公司 超大型高精度基座的实船装焊工艺
KR101335637B1 (ko) * 2012-01-06 2013-12-03 삼성중공업 주식회사 평판 절단부재 계측장치 및 그 방법
CN103434609B (zh) * 2013-07-24 2016-05-25 华中科技大学 一种用于船体分段外板的自动划线方法
CN103963919B (zh) * 2014-03-14 2016-05-25 上海船厂船舶有限公司 可伸缩全回转辅助推进器的安装方法
CN104460694B (zh) * 2014-10-08 2017-07-18 华中科技大学 一种船舶双曲率外板空间定位标记方法及其标记装置
CN110883547A (zh) * 2019-11-19 2020-03-17 哈工大机器人南昌智能制造研究院 一种板类零件的加工装置及其加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001001979A (ja) 2001-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220339875A1 (en) Robotic assembly of transport structures using on-site additive manufacturing
CN109665307B (zh) 作业系统、对物品的作业实施方法以及机器人
CN205870513U (zh) 一种智能移动机械手
US10232512B2 (en) Coordinate system setting method, coordinate system setting apparatus, and robot system provided with coordinate system setting apparatus
CN108000524B (zh) 模拟装置、模拟方法、模拟程序以及存储介质
JP5561260B2 (ja) ロボットシステム及び撮像方法
CN111712355B (zh) 在装配线中装配零件
JP4287951B2 (ja) 造船生産ラインの自動配材仮組方法および装置
US20050273199A1 (en) Robot system
KR20190044496A (ko) 자동화 장치
JP2022121631A (ja) 倉庫システム、検査方法および検品システム
CN106078208A (zh) 一种基于工业机器人的智能制造系统
EP1650530B1 (en) Three-dimensional shape measuring method and measuring apparatus thereof
JP2007030087A (ja) 物流トラッキング装置
JP2008296330A (ja) ロボットシミュレーション装置
CN110465951A (zh) 用于机器人编程的方法、设备、计算机可读存储媒体和计算机程序
US11325261B2 (en) Transfer device and delivery system
EP3630404B1 (en) An apparatus and a method for automated seam welding of a work piece comprising a base plate with a pattern of upstanding profiles
CN112684727B (zh) 一种基于激光slam的机器人码垛控制系统
CN109175805A (zh) 金属线棒材吊牌自动焊接系统
CN210310341U (zh) 轨道交通机车车辆巡检机器人
CN210162104U (zh) 轨道交通机车车辆巡检装置及系统
CN113601501B (zh) 机器人柔性作业方法、装置及机器人
JP2002083282A (ja) 造船生産ラインの自動配材装置及び方法
JP2009020846A (ja) 車両用静電塗装ロボットの修正ティーチング方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080716

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090319

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090330

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140403

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees