JP4287096B2 - 組電池システムおよび組電池システムの漏洩電流計測方法 - Google Patents

組電池システムおよび組電池システムの漏洩電流計測方法 Download PDF

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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、組電池システムおよびその漏洩電流計測方法に係り、特に、組電池システムにおける絶縁性の評価に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、環境問題などから、ハイブリッド自動車や電気自動車等が注目されており、そのために各種の二次電池が開発されている。リチウムイオン二次電池は、エネルギー密度が高く、密閉性に優れ、かつ、メンテナンスフリーであるため、ハイブリッド自動車や電気自動車用のバッテリとして優れているが、大型のものは実用化されていない。そこで、複数個の小型の電池セルを直列または並列に接続することにより組電池化し、この組電池ユニットを用いて所望の電圧や容量を確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、組電池と負荷とを含む組電池システムでは、回路系における絶縁性の確保が重要となる。なぜなら、システムの回路系より電流が漏洩すると、組電池の消耗が促進されるからである。また、一般に、絶縁性は温度に依存しており、システムが高温になるほど絶縁性が低下する傾向がある。そのため、システム停止時はともかく、システム稼働時には高温になるため、絶縁性が大きく低下してしまう可能性がある。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、組電池システムにおける絶縁性を、システム稼働時に近い状態で検出することにより、検出精度の向上を図ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、第1の発明は、複数の電池セルが直列に接続された組電池と、負荷と、前段に組電池が接続され、後段に負荷が接続されたメインスイッチと、メインスイッチの後段側において、負荷と並列に接続されたキャパシタと、制御回路とを有する組電池システムを提供する。この制御回路は、メインスイッチのオンまたはオフを制御する。また、制御回路は、メインスイッチをオンからオフに切り替えた場合、キャパシタに蓄積された電荷により生じる電位差に基づいて、メインスイッチの後段側の回路系に関する絶縁性を評価する。
【0006】
ここで、第1の発明において、制御回路は、メインスイッチの後段側の回路系に関する漏洩抵抗を第1の漏洩抵抗として計測することによって、絶縁性を評価することが好ましい。
【0007】
また、第1の発明において、メインスイッチと並列に設けられたプリ抵抗負荷スイッチをさらに設けてもよい。この場合、制御回路は、プリ抵抗負荷スイッチのオンまたはオフを制御する。また、制御回路は、メインスイッチをオフに設定し、かつ、プリ抵抗負荷スイッチをオンに設定する期間において、プリ抵抗負荷スイッチを一時的にオフに設定することによって、第2の漏洩抵抗を計測してもよい。この場合、制御回路は、第1の漏洩抵抗と第2の漏洩抵抗との大小を比較する。これにより、漏洩の原因が、システム稼働時の温度上昇に起因した絶縁性の低下によるものか否かが判断できる。
【0008】
第2の発明は、複数の電池セルが直列に接続され、所定の高電圧を発生させる組電池と、負荷と、前段に組電池が接続され、後段に負荷が接続されたメインスイッチと、メインスイッチの後段側において、負荷と並列に接続されたキャパシタと、メインスイッチのオンまたはオフを制御するとともに、メインスイッチをオンからオフに切り替えた場合、キャパシタに蓄積された電荷を高電圧電源として用いて、メインスイッチの後段側の回路系に関する絶縁性を評価する制御回路とを有する組電池システムを提供する。
【0009】
ここで、第2の発明において、制御回路は、電池電圧、漏洩電流、または、漏洩抵抗の少なくとも一つを含む高電圧電源情報を、メインスイッチの後段側より取得することが好ましい。
【0010】
また、第2の発明において、制御回路に対する電力は、高電圧電源とは別の電源であって、かつ、高電圧電源よりも低い低電圧電源より絶縁トランスを介して供給されることが望ましい。
【0011】
複数の電池セルが直列に接続された組電池と、負荷と、前段に組電池が接続され、後段に負荷が接続されたメインスイッチと、メインスイッチの後段側において、負荷と並列に接続されたキャパシタとを有する組電池システムの漏洩電流計測方法を提供する。この計測方法は、メインスイッチをオンからオフに切り替えるステップと、キャパシタに蓄積された電荷により生じる電位差を検出するステップと、電位差に基づいて、メインスイッチの後段側の回路系に関する漏洩電流を計測するステップとを有する。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、ハイブリッド自動車に適用される組電池システムの構成図である。この組電池システムは、組電池ユニット9、キャパシタ8、インバータ10およびモータ11を主体に構成されている。組電池ユニット9と外部装置8,10,11とは、コネクタ15a,15bを介して接続されている。組電池ユニット9は、負荷に相当するモータ11に対して電力を供給する。車両の動力源となるモータ11は、図示しないコントローラによる制御下において、インバータ10によって出力が設定される。インバータ10は、組電池ユニット9から供給された直流電流を三相交流電流に変換する。モータ11は、三相交流モータであり、インバータ10から三相交流電流が供給される。また、キャパシタ8は、インバータ10およびモータ11に並列に接続されており、数千μF程度の大容量を有する。後述するように、イグニッションキーをオフからオンにした場合、すなわち、組電池システムの稼働初期の段階では、まず、このキャパシタ8がプリチャージされる。
【0013】
組電池ユニット9は、組電池2、各種スイッチ1,3,4、制御回路14および低電圧電源系5,6,7,13を主体に構成されている。組電池2は、複数の電池セルを直列に接続することによって、所定の高電圧を発生する。本実施形態では、マンガン系、コバルト系、ニッケル系等に代表されるリチウムイオン電池をラミネートシートで覆った薄板状のラミネートセルを用いている。
【0014】
組電池2の正極と正極側コネクタ15aとの間は、正極側配線16aによって接続されている。この配線16aには、メインスイッチ1aが設けられているとともに、このスイッチ1aと並列にプリ抵抗負荷スイッチ3aが設けられている。プリ抵抗負荷スイッチ3aは、スイッチと抵抗とを直列に接続した構造を有する。また、メインスイッチ1aの後段側(すなわちモータ11側)は、リレースイッチ4aを介して制御回路14と接続されている。
【0015】
一方、組電池2の負極と負極側コネクタ15bとの間は、負極側配線16bによって接続されている。この配線16bには、メインスイッチ1bが設けられているとともに、このスイッチ1bと並列にプリ抵抗負荷スイッチ3bが設けられている。プリ抵抗負荷スイッチ3bは、スイッチと抵抗とを直列に接続した構造を有する。また、メインスイッチ1bの後段側は、リレースイッチ4bを介して制御回路14と接続されている。
【0016】
制御回路14に対する電力は、低電圧電源系より供給される。この低電圧電源系は、前縁トランス6と、その一次側に設けられた装置7,13と、その二次側に設けられた装置5,12とで構成されている。低電圧電源13は、高電圧電源である組電池2とは別の電源であり、組電池2の電圧よりも低い電圧を有する。このような電源13としては、例えば、車両に搭載されたバッテリ(12V)を用いることができる。この電源13からの直流電圧は、所定の周波数でオン・オフを繰り返すスイッチング回路7で交流化された後、絶縁トランス6の一次側に供給される。また、絶縁トランス6の二次側に出力された交流電圧は、ブリッジ回路12において整流された後に、三端子レギュレータ5において直流化される。そして、この直流電圧(例えば5V)が、制御回路14用の電源電圧として、制御回路14に供給される。
【0017】
制御回路14は、メインスイッチ1、プリ抵抗負荷スイッチ3およびリレースイッチ4のオンまたはオフを制御する。具体的には、組電池システムが停止している状態では、全てのスイッチ1,3,4がオフになっている。これにより、組電池2は、その後段側の回路系と電気的に完全に分離される。つぎに、イグニッションキーをオフからオンにして組電池システムを始動させる場合、プリ抵抗負荷スイッチ3のみがオンになり、メインスイッチ1およびリレースイッチ4はオフのままである。システムの稼働初期においてメインスイッチ1をオンさせない理由は、過大なプリチャージ電流(大容量のキャパシタ8を最初に充電するのに必要な電流)が流れるのを防止するためである。この初期段階では、メインスイッチ1と並列に設けられたプリ抵抗負荷スイッチ4を用いて、その抵抗で電流を絞りながら、キャパシタ8のプリチャージを行う。そして、キャパシタ8がプリチャージが完了した後は、プリ抵抗負荷スイッチ4がオフして、メインスイッチ1がオンになる。システムの稼働時には、メインスイッチ1のみがオンし、メインスイッチ1の前段の組電池2と後段のモータ11とが電気的に接続される。イグニッションキーをオンからオフにして組電池システムを停止させる場合、リレースイッチ4のみがオンになり、メインスイッチ1およびリレースイッチ4はオフになる。
【0018】
また、制御回路14は、メインスイッチ1の後段側の回路系に関する絶縁性の評価も行う。イグニッションキーをオンからオフに切り替えた場合、その直後において、制御回路14は、メインスイッチ1をオンからオフに切り替えるとともに、リレースイッチ4をオフからオンに切り替える。メインスイッチ1をオフにすることで、メインスイッチ1の後段は、組電池2と電気的に分離される。ただし、キャパシタ8には、蓄積された電荷が残っているため、この蓄積電荷に応じた電位差(キャパシタ電圧)が、正極側の配線16aと負極側の配線16bとの間に生じる。制御回路14は、この電位差を検出することによって、システム停止直後におけるシステムの絶縁性を評価する。換言すれば、キャパシタ8に蓄積された電荷を高電圧電源として用いて、メインスイッチ1の後段側の回路系に関する絶縁性が検出・評価される。
【0019】
図2は、制御回路14の一部を構成するブリッジ回路の回路図である。このブリッジ回路は、5つの抵抗17a〜17eで構成されている。正極側のリレースイッチ4aの接点と負極側のリレースイッチ4bとの間には、2つの抵抗17a,17bが直列に設けられている。システム停止直後には、リレースイッチ4a,4bがオンするため、上述したキャパシタ電圧を2つの抵抗17a,17bで抵抗分割した電圧値がノードAの電圧となる。そして、ノードAの電圧に応じたアナログ値が、A/Dコンバータを介してデジタル化される。したがって、A/Dコンバータからの出力データは、キャパシタ電圧に応じて一義的に特定される。制御回路14は、このデジタル化された出力データに基づいて漏電抵抗を計測し、この漏電抵抗に基づいて、メインスイッチ1の後段側の回路系に関する絶縁性を評価する。
【0020】
例えば、漏電抵抗の経時的な変化率を算出することによって、絶縁性の低下の有無、換言すれば、漏洩電流の発生の有無を判断することができる。この場合、この変化率が所定値よりも大きい場合には、絶縁性が低下していると判断し、これが所定値以下の場合には、絶縁性が低下していないと判断する。また、システム停止時から所定時間(例えば5秒〜10秒程度)が経過した時点における漏洩抵抗の値に基づいて、絶縁性の低下の有無を判断してもよい。この場合、漏洩抵抗の値が所定値以下の場合には、絶縁性が低下していると判断し、これが所定値よりも大きい場合には、絶縁性が低下していないと判断する。さらに、図3のような漏電パターンに基づいて、絶縁性の低下を評価してもよい。
【0021】
このように、本実施形態によれば、組電池システムを停止させた直後に、組電池システムの絶縁性の評価、換言すれば、漏洩電流の計測を行うため、良好な精度を確保できるという効果がある。上述したように、システムの温度が上昇すると、これに起因してシステムの絶縁性が低下する傾向がある。したがって、低温状態において、メインスイッチ1の後段の回路系の絶縁性を精度よく評価することは困難である。そこで、本実施形態では、システム停止直後、すなわちシステム稼働時とほぼ同等の高温状態において、絶縁性を評価しているため、稼働状態における絶縁性を良好に検出・評価することが可能になる。
【0022】
また、リチウムイオン電池は、電池内部の漏洩電流が著しく小さく、長期間にわたってエネルギーを保存できるという特性を有する。メインスイッチ1の前段から信号や電源を得る場合には、長期保存時の過放電の要因となるのに対して、本実施形態のようにメインスイッチ1の後段から得る場合には、かかる過放電を回避できる。
【0023】
さらに、電池関係情報処理を高電圧系に配置することにより、信号のアイソレーション(分離)を簡略化で、コストの低減を図ることが可能になる。
【0024】
なお、制御回路14は、システム停止直後とともにシステム始動時においても、上述した算出手法に基づいて漏洩抵抗を計測してもよい。この場合、メインスイッチ1をオフにし、かつ、プリ抵抗負荷スイッチ3をオンに設定する期間(システム始動時)において、プリ抵抗負荷スイッチ3を一時的にオフに設定する。これにより、プリ抵抗負荷スイッチ3の後段の回路系は、組電池2と電気的に分離される。この状態で、制御回路14は、第2の漏洩抵抗を計測する。そして、システム停止直後(高温時)に計測した第1の漏洩抵抗と、システム起動時(低温時)に計測した第2の漏洩抵抗との大小を比較する。これにより、漏洩の原因が、システム稼働時の温度上昇に起因した絶縁性の低下によるものか否かが判断できる。具体的には、高温時の第1の漏洩抵抗と低温時の第2の漏洩抵抗との差が所定値以下の場合、漏洩が生じた原因が温度上昇以外の要因であると判断できる。また、高温時の第1の漏洩抵抗と低温時の第2の漏洩抵抗との差が所定値よりも大きい場合、漏洩が生じた原因が温度上昇にあると判断できる。
【0025】
また、上述した実施形態において、制御回路14は、キャパシタ電圧より漏洩抵抗を算出しているが、制御回路14は、電池電圧、漏洩電流、または、漏洩抵抗の少なくとも一つを含む高電圧電源情報を、メインスイッチ1の後段側より取得することも可能である。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、システムを停止させた直後の状態で組電池システムにおける絶縁性を検出・評価することで、良好な精度を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】組電池システムの構成図
【図2】制御回路の一部を構成するブリッジ回路の回路図
【図3】漏電パターンの説明図
【符号の説明】
1a,1b メインスイッチ
2 組電池
3a,3b プリ抵抗負荷スイッチ
4a,4b リレースイッチ
5 三端子レギュレータ
6 絶縁トランス
7 スイッチング回路
8 キャパシタ
9 組電池ユニット
10 インバータ
11 モータ
12 ブリッジ回路
13 低電圧電源
14 制御回路
15a,15b コネクタ
16a,16b 配線
17a〜17e 抵抗

Claims (8)

  1. 組電池システムにおいて、
    複数の電池セルが直列に接続された組電池と、
    負荷と、
    前段に前記組電池が接続され、後段に前記負荷が接続されたメインスイッチと、
    前記メインスイッチの後段側において、前記負荷と並列に接続されたキャパシタと、
    前記メインスイッチのオンまたはオフを制御するとともに、前記メインスイッチをオンからオフに切り替えた場合、前記キャパシタに蓄積された電荷により生じる電位差に基づいて、前記メインスイッチの後段側の回路系に関する絶縁性を評価する制御回路と
    を有することを特徴とする組電池システム。
  2. 前記制御回路は、前記メインスイッチの後段側の回路系に関する漏洩抵抗を計測することによって、前記絶縁性を評価することを特徴とする請求項1に記載された組電池システム。
  3. 前記メインスイッチと並列に設けられたプリ抵抗負荷スイッチをさらに有し、
    前記制御回路は、前記プリ抵抗負荷スイッチのオンまたはオフを制御するとともに、前記メインスイッチをオフに設定し、かつ、前記プリ抵抗負荷スイッチをオンに設定する期間において、前記プリ抵抗負荷スイッチを一時的にオフに設定することによって、前記漏洩抵抗を計測することを特徴とする請求項2に記載された組電池システム。
  4. 前記制御回路は、
    前記メインスイッチをオンからオフに切り替えることによって計測された第1の漏電抵抗と、前記メインスイッチをオフに設定し、かつ、前記プリ抵抗負荷スイッチをオンに設定する期間において、前記プリ抵抗負荷スイッチを一時的にオフに設定することによって計測された第2の漏洩抵抗との大小を比較することを特徴とする請求項3に記載された組電池システム。
  5. 組電池システムにおいて、
    複数の電池セルが直列に接続され、所定の高電圧を発生させる組電池と、
    負荷と、
    前段に前記組電池が接続され、後段に前記負荷が接続されたメインスイッチと、
    前記メインスイッチの後段側において、前記負荷と並列に接続されたキャパシタと、
    前記メインスイッチのオンまたはオフを制御するとともに、前記メインスイッチをオンからオフに切り替えた場合、前記キャパシタに蓄積された電荷を高電圧電源として用いて、前記メインスイッチの後段側の回路系に関する絶縁性を評価する制御回路と
    を有することを特徴とする組電池システム。
  6. 前記制御回路は、電池電圧、漏洩電流、または、漏洩抵抗の少なくとも一つを含む高電圧電源情報を、前記メインスイッチの後段側より取得することを特徴とする請求項5に記載された組電池システム。
  7. 前記制御回路に対する電力は、前記高電圧電源とは別の電源であって、かつ、前記高電圧電源よりも低い低電圧電源より絶縁トランスを介して供給されることを特徴とする請求項5または6の記載された組電池システム。
  8. 複数の電池セルが直列に接続された組電池と、負荷と、前段に前記組電池が接続され、後段に前記負荷が接続されたメインスイッチと、前記メインスイッチの後段側において、前記負荷と並列に接続されたキャパシタとを有する組電池システムの漏洩電流計測方法において、
    前記メインスイッチをオンからオフに切り替えるステップと、
    前記キャパシタに蓄積された電荷により生じる電位差を検出するステップと、
    前記電位差に基づいて、前記メインスイッチの後段側の回路系に関する漏洩電流を計測するステップと
    を有することを特徴とする組電池システムの漏洩電流計測方法。
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