JP4286828B2 - Webページ巡回装置及びWebページ巡回プログラム - Google Patents

Webページ巡回装置及びWebページ巡回プログラム Download PDF

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Description

この発明は、Webページを自動的に巡回して情報の取得等を行なうための、Webページ巡回装置及びWebページ巡回プログラムに関する。
近年、インターネットを利用した電子商取引(Electronic Commerce)が広く普及してきており、Webページ上で開いた仮想的な店舗を介して一般消費者に商品を販売する仮想店舗も多数存在する。このような仮想店舗の普及に伴い、これに起因する様々な不正も発生しており、例えば、仮想店舗を利用して詐欺や悪徳商法を行なう事例が発生している。この問題を取り締まるためには、警察等の公的機関やWebサーバを管理するインターネットプロバイダの担当者が、各仮想店舗のWebページを閲覧して不正を発見することが考えられるが、仮想店舗の数が膨大であるため、これを逐一手動で閲覧することは事実上困難である。従って、Webページの情報を何らかの方法によって自動的に収集することが望まれる。
このようにWebページの情報を自動的に収集する手段として、従来から、自動巡回プログラムが利用されている。この巡回プログラムは、検索ロボットとも称され、Webページを自動的に巡回し、各Webページから取得した情報を用いてデータベースを構築する。このデータベースの情報に対しては、検索プログラムを用いた検索を行なうことができ、ユーザがキーワードを特定すると、このキーワードに合致する情報を取得することができる(例えば特許文献1参照)。
特開2000−276428号公報
しかしながら、このような従来の巡回プログラムは、膨大な数のWebページを順次巡回して情報を収集するものであり、収集された情報自体も膨大になるため、この情報を全て含んだデータベースを構築することや、この中から不正を行なっている仮想店舗を検索することが極めて困難であった。
この発明は、このような従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、不正を行なっている仮想店舗を容易に発見することを可能とする、Webページ巡回装置及びWebページ巡回プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の本発明は、Webページを巡回するためのWebページ巡回装置であって、巡回先のWebページを特定するための巡回先特定情報と、巡回先のWebページ又は当該Webページを開設する開設者のカテゴリを特定するためのカテゴリ特定情報とを、相互に関連付けて記憶する巡回先特定情報記憶手段と、巡回先のWebページが不正に関わっている可能性があることを示唆する不正情報を記憶する不正情報記憶手段と、前記不正情報記憶手段が記憶している前記不正情報の中から前記カテゴリに応じて除外すべき除外不正情報と、前記カテゴリ特定情報とを、相互に関連付けて記憶する除外不正情報記憶手段と、前記巡回先特定情報記憶手段が記憶している前記巡回先特定情報に基づいて特定したWebページに含まれるWebページ情報、又は、このWebページにリンクされている他のWebページに含まれるWebページ情報を取得するWeb情報取得手段と、前記Web情報取得手段にて取得されたWebページ情報の中に、前記不正情報記憶手段が記憶している前記不正情報が含まれるか否かを判定する不正判定手段と、前記Web情報取得手段にて取得されたWebページ情報に対応する前記巡回先特定情報に関連付けて記憶されている前記カテゴリ特定情報を前記巡回先特定情報記憶手段から取得し、当該取得したカテゴリ特定情報に関連付けて記憶されている前記除外不正情報を前記除外不正情報記憶手段から取得し、当該取得した除外不正情報を前記不正判定手段による判定結果から除外する不正情報除外手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の本発明は、Webページを巡回するためのWebページ巡回装置であって、巡回先のWebページを特定するための巡回先特定情報を記憶する巡回先特定情報記憶手段と、巡回先のWebページが不正に関わっている可能性があることを示唆する不正情報と、前記不正情報によって示唆される不正の可能性の程度を示す重み係数とを、相互に関連付けて記憶する不正情報記憶手段と、前記巡回先特定情報記憶手段が記憶している前記巡回先特定情報に基づいて特定したWebページに含まれるWebページ情報、又は、このWebページにリンクされている他のWebページに含まれるWebページ情報を取得するWeb情報取得手段と、前記Web情報取得手段にて取得されたWebページ情報の中に、前記不正情報記憶手段が記憶している前記不正情報が含まれるか否かを判定する不正判定手段と、前記不正判定手段の判定結果に基づいて、前記Webページ情報の中に含まれる前記不正情報の数を特定し、当該不正情報に関連付けて記憶されている前記重み係数を前記不正情報記憶手段から取得し、当該特定した不正情報の数と当該取得した重み係数とに基づいて前記Webページの不正度を算定する不正度算定手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の本発明において、前記不正判定手段は、前記Web情報取得手段にて取得された全てのWebページ情報の中に含まれる前記不正情報の累計数を当該不正情報毎に特定し、当該特定した累計数を、前記不正情報と相互に関連付けて前記不正情報記憶手段に記憶させ、前記累計数を前記不正情報記憶手段から取得し、当該取得した累計数に基づいて前記重み係数を算定し、当該算定した重み係数を、当該取得した累計数に関連付けて前記不正情報記憶手段に記憶させるキーワード調整手段を備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載の本発明は、請求項2又は3に記載の本発明において、前記不正度算定手段は、前記Web情報取得手段にて取得されたWebページ情報の中に、Webページへの巡回を回避するための巡回回避情報が含まれているか否かを判定し、当該判定結果に基づき前記不正度を算定することを特徴とする。
また、請求項5に記載の本発明は、請求項2から4のいずれか一項に記載の本発明において、前記不正度算定手段は、前記Webページ情報の中に含まれる前記不正情報毎に、当該不正情報の数と当該不正情報に対応する前記重み係数とを積算し、各不正情報についての当該積算結果を合算することにより、当該Webページ情報を含む前記Webページの不正度を算定することを特徴とする。
また、請求項6に記載の本発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の本発明において、前記巡回先特定情報記憶手段は、Webページにリンクされている他のWebページを巡回する際における巡回リンク回数の最大数を特定するためのリンク回数特定情報を記憶し、前記Web情報取得手段によるWebページ情報の取得先のWebページを、前記巡回先特定情報記憶手段が記憶している前記リンク回数特定情報に基づいて特定したリンク回数の最大数の範囲内に制限するリンク回数制限手段、を備えることを特徴とする。
また、請求項7に記載の本発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の本発明において、巡回先から除外すべきWebページを特定するための除外巡回先特定情報を記憶する除外巡回先特定情報記憶手段と、前記Web情報取得手段によるWebページ情報の取得先のWebページから、前記除外巡回先特定情報記憶手段が記憶している前記除外巡回先特定情報に基づいて特定したWebページを除外する巡回先除外手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項8に記載の本発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の本発明において、前記Web情報取得手段がWebページ情報を取得したWebページを特定するための巡回済み巡回先特定情報を記憶する巡回済み巡回先特定情報記憶手段と、前記Web情報取得手段によるWebページ情報の取得先のWebページから、前記巡回済み巡回先特定情報記憶手段が記憶している前記巡回済み巡回先特定情報に基づいて特定したWebページを除外する巡回済み巡回先除外手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項9に記載の本発明は、請求項1から8のいずれか一項に記載の本発明において、前記Web情報取得手段がWebページ情報を取得したWebページを提供するホストサーバを特定するためのホストサーバ特定情報と、このホストサーバに対するアクセス履歴を特定するためのアクセス履歴情報と、を記憶するホストサーバ情報記憶手段と、
前記ホストサーバ情報記憶手段が記憶している前記ホストサーバ特定情報及び前記アクセス履歴情報に基づいて、前記ホストサーバに対するアクセス状態が所定状態に達しているか否かを判定し、所定状態に達している場合には、当該ホストサーバにて提供されるWebページを、前記Web情報取得手段によるWebページ情報の取得先のWebページから除外するホストアクセス制限手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項10に記載の本発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載の本発明において、Webページを特定するための情報であって、不正に関与している可能性がある開設者を特定するための告発情報を掲示しているWebページを特定するための告発元特定情報、を記憶する告発元特定情報記憶手段と、開設者の開設者名を特定する開設者名特定情報を記憶する開設者名特定情報記憶手段と、前記告発元特定情報記憶手段が記憶している前記告発情報にて特定されるWebページに含まれるWebページ情報に、前記開設者名特定情報記憶手段が記憶している前記開設者名特定情報にて特定される前記開設者名が含まれるか否かを判定する開設者名告発判定手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項11に記載の本発明は、請求項10に記載の本発明において、前記開設者名告発判定手段は、前記開設者名特定情報記憶手段が記憶している前記開設者名特定情報にて特定される前記開設者名に対して、所定パターンで拡張情報を付加又は削除して構成された開設者名称候補が含まれるか否かを判定することを特徴とする。
また、請求項12に記載の本発明は、Webページの巡回をコンピュータに実行させるためのWebページ巡回プログラムであって、前記コンピュータに、巡回先のWebページを特定するための巡回先特定情報と、巡回先のWebページ又は当該Webページを開設する開設者のカテゴリを特定するためのカテゴリ特定情報とを、相互に関連付けて記憶する巡回先特定情報記憶ステップと、巡回先のWebページが不正に関わっている可能性があることを示唆する不正情報を記憶する不正情報記憶ステップと、前記不正情報記憶ステップで記憶した前記不正情報の中から前記カテゴリに応じて除外すべき除外不正情報と、前記カテゴリ特定情報とを、相互に関連付けて記憶する除外不正情報記憶ステップと、 前記巡回先特定情報記憶ステップで記憶した前記巡回先特定情報に基づいて特定したWebページに含まれるWebページ情報、又は、このWebページにリンクされている他のWebページに含まれるWebページ情報を取得するWeb情報取得ステップと、前記Web情報取得ステップで取得したWebページ情報の中に、前記不正情報記憶ステップで記憶した前記不正情報が含まれるか否かを判定する不正判定ステップと、前記Web情報取得ステップで取得したWebページ情報に対応する前記巡回先特定情報に関連付けて前記巡回先特定情報記憶ステップで記憶した前記カテゴリ特定情報を取得し、当該取得したカテゴリ特定情報に関連付けて前記除外不正情報記憶ステップで記憶した前記除外不正情報を取得し、当該取得した除外不正情報を前記不正判定ステップにおける判定結果から除外する不正情報除外ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、Webページ情報が自動的に取得され、このWebページ情報の中に、不正情報が含まれるか否かが自動的に判定されるので、不正を行なっている可能性があるWebページやその開設者を容易に発見することができる。
また、本発明によれば、Webページのリンク先を自動的に巡回する際、このリンク回数が所定の最大数の範囲内に制限されるので、巡回対象になるWebページの範囲を自動的に制限でき、巡回サーバの負荷をリンク回数の観点から軽減できる。
また、本発明によれば、Webページの開設者のカテゴリに応じた除外不正情報を巡回結果から自動的に除外できるので、開設者に特有のキーワードについては、不正の可能性を示唆するものではないとしてこれを結果から除外でき、開設者毎の特性を加味した不正判定を行なうことで、不正判定の信頼性を高めることができる。
また、本発明によれば、特定のWebページを巡回先から除外できるので、有名なポータルサイトや各クレジット会社のWebページ等、各開設者のWebページのリンク先になることが多い一方で、不正が行なわれていない可能性が極めて高いWebページを不用意に巡回することを回避でき、巡回サーバの負荷をWebページの信頼性の観点から軽減できる。
また、本発明によれば、巡回済みのWebページを巡回先から除外できるので、既に巡回したWebページを再度巡回対象とするような無駄を省くことができ、巡回サーバの負荷をWebページの重複性の観点から軽減できる。
また、本発明によれば、同一のホストサーバに対する所定数以上や所定頻度以上の巡回を制限できるので、同一のホストサーバに過度な負荷を与えることを回避でき、ホストサーバの負荷を軽減できる。
また、本発明によれば、不正情報の包含数(ヒット数)を、これに重み係数を乗じることで修正できるので、各不正情報と不正との関連性の程度を考慮した包含数を得ることができ、不正判定の信頼性を高めることができる。
また、本発明によれば、各加盟店の不正度を算定するので、単なる不正情報のヒット数ではなく、このヒット数やその他の情報を総合的に加味した統一の指標値を得ることができるので、各開設者の不正の程度を容易かつ正確に把握できる。
また、本発明によれば、開設者に対する告発の有無を自動的に判定できるので、開設者の信頼性や不正への関与の程度を、告発という観点から把握できる。
また、本発明によれば、開設者名に拡張情報を付加した上で告発の有無を判定できるので、開設者名が省略して登録されているような場合においても、この開設者に対する告発の有無を自動的に判定でき、開設者の信頼性や不正への関与の程度を一層確実に把握できる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るWebページ巡回装置及びWebページ巡回プログラムを実施するための最良の形態について詳細に説明する。まず、〔I〕本実施の形態の基本概念を説明した後、〔II〕本実施の形態の具体的内容について説明し、〔III〕最後に、本実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、これら実施の形態や変形例によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕本実施の形態の基本概念
まず、本実施の形態の基本概念について説明する。本実施の形態に係るWebページ巡回装置及びWebページ巡回プログラムは、Webページを自動的に巡回して情報の取得等を行なうためのものである。
(前提)
本実施の形態では、複数のクレジット会社のそれぞれに、複数の加盟店が加盟しており、各加盟店がWebページで仮想店舗を開いていることを前提に説明を進める。そして、クレジット会社からの依頼を受けたASP(Application Service Provider)が、各加盟店の仮想店舗における不正の有無に関する情報の収集等を行なうものとする。なお、不正に関する情報のうち、一部の情報は、警察や通商産業省等の公的機関や消費者団体(以下、告発元)が開設するWebページに掲載されているものとする。
(自動巡回の概要)
このような前提において、ASPが提供する巡回サーバの巡回プログラムにより、各加盟店のWebページが自動巡回される。ここで、Webページのうち、不正を行なっている可能性が高いWebページを自動的に巡回し、このWebページや当該Webページを開設している加盟店に関する情報を、巡回サーバから各クレジット会社の担当者に自動的に送信する。
(自動巡回の特徴の概要)
このような自動巡回の特徴の一部を概説する。Webページに不正を行なっている可能性が高いWebページを自動的に巡回するため、Webページが不正に関わっている可能性があることを示唆するキーワードを巡回サーバに予め記憶しておき、このキーワードを含んだWebページを、不正の可能性があるWebページと判定する。このWebページの自動巡回の際には、Webページのトップページの巡回後、このトップページにリンクされている各Webページの巡回を行なうが、全てのリンク先のWebページを巡回するとその数が膨大になり過ぎる可能性が高いので、リンク先を巡回する際のリンク回数を所定数以下に限定する。また、不正を示唆するキーワードのうち、仮想店舗が取り扱う商品によっては不正の示唆にならない場合があるため、仮想店舗のカテゴリに応じて、一部のキーワードを除外する。この他、Webページの巡回の正確性や負荷軽減等を行なうため、様々な特徴を有するが、その内容については後述する。
〔II〕本実施の形態の具体的内容
次に、本実施の形態の具体的内容について説明する。以下では、まず巡回サーバを含むネットワークシステムの各装置の構成について説明し、次いで、このシステムを用いて実行される各処理の内容について説明する。
(システム構成)
まず、本実施の形態に係る巡回サーバを含むネットワークシステムの概要を説明する。図1は、本実施の形態に係るネットワークシステムの構成図である。この図1に示すように、ネットワークシステムは、ASPが管理する巡回サーバ1、各クレジット会社の加盟店が開設している仮想店舗のWebページをホストするWebサーバ211〜2nn、各クレジット会社の担当者のクライアント端末3〜3、及び、告発元のWebページをホストするWebサーバ4〜4を、インターネットの如き任意のネットワーク5を介して、相互に通信可能に接続して構成されている。
(システム構成−巡回サーバ1)
このうち、巡回サーバ1は、Webページを巡回する装置であり、特許請求の範囲におけるWebページ巡回装置に対応する。図2は巡回サーバ1の構成を機能概念的に示すブロック図である。この巡回サーバ1は、記憶部10、通信インターフェース20、及び、制御部30を備えて構成されている。
(システム構成−巡回サーバ1−記憶部10)
記憶部10は、当該巡回サーバ1の機能を実現するために必要な各種のデータやプログラムを記憶する記憶手段であり、例えば、HD(Hard Disk)にて構成されている。この記憶部10は、キーワードDB11、除外キーワードDB12、URLDB13、除外URLDB14、告発DB15、巡回結果DB16、及び、告発結果DB17を備える。
(システム構成−巡回サーバ1−記憶部10−キーワードDB11)
図2のキーワードDB11は、Webページが不正に関わっている可能性があることを示唆するキーワードを記憶するもので、特許請求の範囲における不正情報記憶手段に対応する。このキーワードDB11は、例えば図3のキーワードDB11の構成例に示すように、キーワード、各キーワードのヒット数の累計、及び、各キーワードの重み係数を、相互に関連付けて記憶する。キーワードは、特許請求の範囲における不正情報に対応するもので、巡回先のWebページが不正に関わっていることを示唆するための情報であり、ASPが任意の方法で決定して任意の方法で予め登録することができ、例えば、その時点において報告されている不正の状況や予想等に基づいて決定できる。このキーワードのデータ形式等は任意であるが、ここでは、テキストデータである。ただし、キーワードには、単語のみならず、文節や文章を含めることもできる。各キーワードのヒット数の累計は、後述する不正判定処理において、巡回先のWebページから取得したテキストデータに対する各キーワードのヒット数を累計した数である。重み係数は、各キーワードがどの程度の不正の可能性を示唆するものかを相対的に示す指標値である。この重み係数の具体的な決定方法は任意であるが、ここでは重み係数は、デフォルト値が1であり、後述する重み係数修正処理によって必要に応じて修正される。
(システム構成−巡回サーバ1−記憶部10−除外キーワードDB12)
図2の除外キーワードDB12は、Webページのカテゴリに応じて除外すべき除外キーワードを記憶するもので、特許請求の範囲における除外不正情報記憶手段に対応する。この除外キーワードDB12は、例えば図4の除外キーワードDB12の構成例に示すように、加盟店のカテゴリ、及び、除外キーワードを、相互に関連付けて記憶する。加盟店のカテゴリとは、各加盟店が運営する仮想店舗をその販売対象や営業形態等に応じて分類した場合における分類名称であり、特許請求の範囲におけるカテゴリ特定情報に対応する。このカテゴリのデータ形式等は任意であるが、ここではテキストデータである。除外キーワードは、特許請求の範囲における除外不正情報に対応するもので、ASPが任意の方法で決定して任意の方法で予め登録することができ、例えば、各カテゴリの仮想店舗で取り扱われる商品の商品名やその商品に特有の販売形態に基づいて決定できる。この除外キーワードのデータ形式等は任意であるが、ここでは、テキストデータである。ただし、除外キーワードには、単語のみならず、文節や文章を含めることもできる。
(システム構成−巡回サーバ1−記憶部10−URLDB13)
図2のURLDB13は、巡回先のWebページを特定するための巡回先特定情報を記憶するものであって、特許請求の範囲における巡回先特定情報記憶手段に対応する。このURLDB13は、例えば図5のURLDB13の構成例に示すように、クレジット会社名、クレジット会社の担当者のメールアドレス、加盟店名、加盟店のURL、加盟店のカテゴリ、及び、最大リンク回数、を相互に関連付けて記憶する。クレジット会社名は、ASPに不正情報の巡回を依頼している各クレジット会社の名称である。クレジット会社の担当者のメールアドレスは、ASPからの巡回結果のレポートの送信先になる、クレジット会社の担当者のメールアドレスである。加盟店名は、各クレジット会社が提携している加盟店の名称である。加盟店のURLは、各加盟店が運営している仮想店舗のWebページのトップページのURL(Uniformed Resource Locator)であり、特許請求の範囲における巡回先特定情報に対応する。加盟店のカテゴリは、除外キーワードDB12における加盟店のカテゴリと同じである。最大リンク回数は、巡回先とするWebページのリンク回数の最大数を特定するためのもので、特許請求の範囲におけるリンク回数特定情報に対応する。例えば、最大リンク回数=3の場合には、トップページを初期値1とし、このトップページから2つ目のリンク先のWebページまでを巡回することを示す。特に、ここでは、各加盟店毎に最大リンク回数を設定しているので、不正に関与している可能性が高い加盟店についてはより多くのリンク先まで巡回する等、加盟店毎に巡回リンク回数を変更できる。これら各情報は、クレジット会社から提供され、あるいは、クレジット会社から提供された情報に基づいてASPが決定し、これをASPが任意の方法で予めURLDB13に記憶する。
(システム構成−巡回サーバ1−記憶部10−除外URLDB14)
図2の除外URLDB14は、巡回先から除外すべきWebページを特定するための除外巡回先特定情報を記憶するもので、特許請求の範囲における除外巡回先特定情報記憶手段に対応する。この除外URLDB14は、例えば図6の除外URLDB14の構成例に示すように、巡回先から除外すべきWebページのURL(以下、除外URL)を含んで構成されている。この除外URLは、巡回先から除外すべきWebページを特定するためのもので、特許請求の範囲における除外巡回先特定情報に対応する。除外すべきWebページとしては、例えば、有名なポータルサイトや各クレジット会社のWebページ等、加盟店のWebページのリンク先になることが多い一方で、不正が行なわれていない可能性が極めて高いWebページが該当する。この除外URLは、クレジット会社から提供され、あるいは、クレジット会社から提供された情報に基づいてASPが任意の方法で決定し、これをASPが任意の方法で予め除外URLDB14に記憶させる。
(システム構成−巡回サーバ1−記憶部10−告発DB15)
図2の告発DB15は、不正に関与しているWebページを告発する告発情報を掲示しているWebページを特定するための告発元特定情報を記憶するもので、特許請求の範囲における告発元特定情報記憶手段に対応する。この告発DB15は、例えば図7の告発DB15の構成例に示すように、告発元名、及び、告発元URL(特許請求の範囲における告発元特定情報に対応する)を、相互に関連付けて記憶する。告発元名は、告発元の名称であり、例えば、警察署や通商産業省等の公的機関の名称、あるいは、消費者団体等の名称が該当する。告発元URLは、告発元が告発情報を掲示しているWebページのURLであり、公的機関のWebページのURLや、消費者団体のWebページのURLが該当する。
(システム構成−巡回サーバ1−記憶部10−巡回結果DB16)
図2の巡回結果DB16は、巡回の結果によって得られた巡回結果情報を記憶する結果情報記憶手段である。この巡回結果DB16は、例えば図8の巡回結果DB16の構成例に示すように、加盟店名、加盟店のURL、不正度、ヒットしたキーワード、ヒットしたキーワードの前後のテキストデータ、及び、巡回回避情報、を相互に関連付けて記憶する。加盟店名は、不正の可能性があると判定されたWebページを開設している加盟店の名称である。加盟店のURLは、不正の可能性があると判定されたWebページを開設している加盟店のWebページのトップページのURLである。不正度は、巡回の結果に基づいて算定される数値で、加盟店が不正を行なっている可能性を示す数値である。ヒットしたキーワードとは、加盟店のWebページに含まれるテキストデータのうち、キーワードDB11に記憶されているキーワードに一致したテキストデータである。ヒットしたキーワードの前後のテキストデータとは、加盟店のWebページに含まれるテキストデータのうち、ヒットしたキーワードの前後の所定範囲に含まれるテキストデータであり、例えば、前後10文字のテキストデータである。巡回回避情報とは、加盟店のWebページやこのWebページが記憶されているディレクトリに含まれる情報であって、巡回プログラムによるWebページの情報の取得を回避するための情報である。ここでは、巡回回避情報として、加盟店のWebページのルートディレクトリに記憶されているrobot.txt(又はrobots.txt。以下同じ)の内容と、加盟店のWebページに含まれているMETAタグの内容とを取得する。
(システム構成−巡回サーバ1−記憶部10−告発結果DB17)
図2の告発結果DB17は、告発処理の結果によって得られた告発結果情報を記憶する告発結果情報記憶手段である。この告発結果DB17は、例えば図9の告発結果DB17の構成例に示すように、加盟店名、加盟店のURL、及び、告発元のURL、を相互に関連付けて記憶する。加盟店名は、告発元により告発されている可能性があると判定されたWebページを開設している加盟店の名称である。加盟店のURLは、告発元により告発されている可能性があると判定されたWebページを開設している加盟店のWebページのトップページのURLである。告発元のURLは、加盟店を告発している告発元のWebページのURLである。
(システム構成−巡回サーバ1−記憶部10)
この他、記憶部10は、巡回済み巡回先特定情報(巡回されたWebページのURL)を記憶する巡回済み巡回先特定情報記憶手段として機能する。さらに記憶部10は、ホストサーバ特定情報(巡回されたホストサーバ名)を記憶するホストサーバ情報記憶手段として機能する。
(システム構成−巡回サーバ1−通信インターフェース20)
図2に戻り、通信インターフェース20は、ネットワーク5に対して巡回サーバ1を通信可能に接続するためのインターフェースであり、例えば、ネットワークボードとして構成される。
(システム構成−巡回サーバ1−制御部30)
制御部30は、巡回サーバ1の各部を制御する制御手段である。この制御部30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)の如き中央演算処理装置や、このCPUの制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を組合せて構成されており、記憶部10に記憶された巡回プログラムをRAMにロードして解釈及び実行することにより、この巡回プログラムにて規定される巡回方法を実行する。この制御部30は、機能概念的に、巡回処理部40、告発処理部50、及び、キーワード調整部60を備えて構成されている。
(システム構成−巡回サーバ1−制御部30−巡回処理部40)
巡回処理部40は、Webページの自動巡回を制御するための巡回処理手段であり、機能概念的に、巡回先特定部41、巡回データ取得部42、不正判定部43、及び、巡回結果処理部44を備える。
(システム構成−巡回サーバ1−制御部30−巡回処理部40−巡回先特定部41)
巡回先特定部41は、巡回先Webページを特定するための巡回先特定手段である。この巡回先特定部41は、機能概念的に、リンク回数制限部41a、巡回先除外部41b、巡回済み巡回先除外部41c、及び、同一ホストアクセス制限部41dを備える。このうち、リンク回数制限部41aは、巡回データ取得部42によるテキストデータの取得先のWebページを、URLDB13が記憶している最大リンク回数の範囲内に制限するもので、特許請求の範囲におけるリンク回数制限手段に対応する。巡回先除外部41bは、巡回データ取得部42によるテキストデータの取得先のWebページから、除外URLDB14が記憶している除外URLに基づいて特定したWebページを除外するもので、特許請求の範囲における巡回先除外手段に対応する。巡回済み巡回先除外部41cは、巡回データ取得部42による巡回先のURLの候補の中から、既に巡回したURLを除外するもので、特許請求の範囲における巡回済み巡回先除外手段に対応する。同一ホストアクセス制限部41dは、記憶部10が記憶しているホストサーバのホスト名やそのアクセス日時に基づいて、ホストサーバに対するアクセス状態が所定状態に達しているか否かを判定し、所定状態に達している場合には、当該ホストサーバにて提供されるWebページを、巡回データ取得部42によるテキストデータの取得先のWebページから除外するもので、特許請求の範囲におけるホストアクセス制限手段に対応する。
(システム構成−巡回サーバ1−制御部30−巡回処理部40−巡回データ取得部42)
巡回データ取得部42は、URLDB13にて記憶されたURLに基づいて特定した加盟店のWebページに含まれるWebページ情報、又は、このWebページにリンクされている他のWebページに含まれるWebページ情報を取得するもので、特許請求の範囲におけるWeb情報取得手段に対応する。この巡回データ取得部42は、機能概念的に、マルチスレッド処理部42aを備える。このマルチスレッド処理部42aは、巡回データ取得部42がテキストデータを取得する際に、マルチスレッド処理の要否を判断するマルチスレッド要否判定手段である。例えば、スレッド処理部は、Webページに所定数以上のリンクが含まれる場合には、これら各リンク先のWebページからのテキストデータの取得を、マルチスレッド処理にて実行するための所定の処理を行なう。
(システム構成−巡回サーバ1−制御部30−巡回処理部40−不正判定部43)
不正判定部43は、巡回データ取得部42にて取得されたテキストデータの中に、キーワードDB11にて記憶されたキーワードが含まれるか否かを判定するもので、特許請求の範囲における不正判定手段に対応する。この不正判定部43は、取得されたテキストデータに含まれる単語、文節、あるいは、文章と、キーワードDB11にて記憶されたキーワードとのマッチングを行い、この結果を、キーワードDB11や結果DBに記憶させる。
(システム構成−巡回サーバ1−制御部30−巡回結果処理部44)
巡回結果処理部44は、不正判定部43の判定結果に基づいて、クレジット会社の担当者に送信すべき巡回結果情報を処理する巡回結果情報処理手段である。この巡回結果処理部44は、機能概念的に、キーワード除外部44a、結果修正部44b、不正度算定部44c、及び、レポート生成送信部44dを備える。キーワード除外部44aは、URLDB13にて記憶された各加盟店のカテゴリに基づいて巡回先のWebページの除外キーワードを除外キーワードDB12から取得し、この除外キーワードを不正判定部43の判定結果から除外するための所定の処理を行なうもので、特許請求の範囲における不正情報除外手段に対応する。結果修正部44bは、Webページ情報の中に含まれているものとして不正判定部43にて判定されたキーワードのヒット数(特許請求の範囲における包含数)と、キーワードDB11に記憶された重み係数とを、相互に乗じることにより、キーワードのヒット数を修正するもので、特許請求の範囲における不正情報修正手段に対応する。不正度算定部44cは、結果修正部44bにて修正された不正情報のヒット数を各加盟店毎に累計し、さらにWebページやディレクトリに含まれる巡回回避情報の有無を考慮して、各加盟店の不正度を算定するもので、特許請求の範囲における不正度算定手段に対応する。レポート生成送信部44dは、これら不正度算定部44cの処理結果等に基づいて、クレジット会社の担当者に送信する巡回結果レポートの作成やその送信を行なうレポート生成送信手段である。
(システム構成−巡回サーバ1−制御部30−告発処理部50)
告発処理部50は、加盟店に対する告発の有無を自動巡回する告発処理手段であり、機能概念的に、告発データ取得部51、告発判定部52、及び、告発結果処理部53を備える。このうち、告発データ取得部51は、告発元のWebページから告発に関する情報を取得する告発データ取得手段である。告発判定部52は、告発元のWebページにおいて各加盟店等が告発されているか否かを判定するもので、特許請求の範囲における開設者名告発判定手段に対応する。告発結果処理部53は、告発判定部52の判定結果等をクレジット会社の担当者に報告する告発結果処理手段である。
(システム構成−巡回サーバ1−制御部30−キーワード調整部60)
キーワード調整部60は、巡回処理で使用するキーワードの調整するためのキーワード調整手段である。このキーワード調整部60は、統計的手法を用いることにより、各キーワードの重み係数を調整する。
(システム構成−その他の構成)
次に、図1に戻り、巡回サーバ1以外の装置の構成について説明する。Webサーバ211〜2nn及びWebサーバ4〜4は、例えば公知のWebサーバと同様に構成されており、HTML(Hyper Text Markup Language)やXML(eXtensible Markup Language)の如き所定言語で記述されたWebページのデータ(HTMLデータ、XMLデータ)を記憶し、このデータを各種のサーバやクライアント端末からの要求に応じて配信する。クライアント端末3〜3は、例えば公知のパーソナルコンピュータと同様に構成されており、電子メールプログラムを記憶し、電子メールの受信を行なう。ネットワーク5は、図1の各装置を相互に通信可能に接続するもので、例えば、インターネットが該当する。
(処理内容)
次に、上記のように構成されたシステムを用いて行なわれる巡回処理の処理内容について詳細に説明する。まず、処理全体の流れについて説明する。本実施の形態では、大別して、巡回処理、告発処理、及び、キーワード調整処理が行なわれる。巡回処理は、Webページを巡回してテキストデータを取得し、その不正の可能性を判定して、この判定結果を出力する処理である。告発処理は、告発元が開設しているWebデータに、加盟店の加盟店名等が含まれるか否かを判定して、この判定結果を出力する処理である。キーワード調整処理は、巡回処理で使用するキーワードの重み係数を自動的に調整する処理である。
(処理内容−巡回処理)
最初に、巡回処理について説明する。図10は、巡回処理全体のフローチャートである。この巡回処理は、巡回先特定処理(ステップSA−1)、巡回データ取得処理(ステップSA−4)、不正判定処理(ステップSA−5)、及び、巡回結果処理(ステップSA−6)に大別される。そして、巡回処理の開始タイミングが到来した場合に、巡回先特定処理を行なって巡回先のWebページを特定し(ステップSA−1)、巡回先のWebページが存在する場合には(ステップSA−2、Yes)、次回の巡回先特定処理にて使用するパラメータとして記憶部10に記憶されている処理回数(初期値=1)を1つ増分した後(ステップSA−3)、この巡回先のWebページに対して巡回データ取得処理を行なってテキストデータを取得し(ステップSA−4)、このテキストデータに対して不正判定処理を行なってキーワードとのマッチングを行なう(ステップSA−5)。これら各処理は、各クレジット会社に加盟している各加盟店毎に行い、全てのクレジット会社の全ての加盟店に対するこれらの処理が終了した場合には、もはや巡回先のWebページが存在しないと判定し(ステップSA−2、No)、巡回結果処理を実行する(ステップSA−6)。そして、この巡回結果処理において、巡回の結果を修正等してクレジット会社の担当者に報告する。なお、この巡回処理の開始タイミングは任意の方法で決定でき、例えば、ASPの担当者が任意の方法で巡回サーバ1にアクセスして巡回開始を指示した場合や、あるいは、所定周期(例えば1ヶ月毎)の到来を巡回サーバ1が自動的に監視し、当該所定周期が到来した場合に、巡回サーバ1の制御部30は、開始タイミングが到来したものと判定して巡回処理を実行する(以下、告発処理及びキーワード調整処理において同様)。
(処理内容−巡回処理−巡回先特定処理)
まず、図10の巡回先特定処理(ステップSA−1)について説明する。図11は、巡回先特定処理のフローチャートである。巡回先特定部41は、記憶部10に記憶されている処理回数を参照し(ステップSB−1)、この処理回数が1である場合(すなわち始めての巡回を行なう場合)には(ステップSB−1、Yes)、URLDB13を参照し、最初のクレジット会社の最初の加盟店のURLを、巡回先URLに設定して(ステップSB−2)、巡回先特定処理を終了する。これは、URLDB13に記憶されているURLは、リンク回数の制限対象や除外対象にはならないと仮定しているため、これら制限対象や除外対象に関するこれ以降の判定処理を行なう必要がないからである。
一方、処理回数が2以上である場合(ステップSB−1、No)、巡回先特定部41は、その時点の巡回先URL(前回の巡回データ取得処理でテキストデータが取得されたWebページのURL)にて特定されるWebページに、リンク先が存在するか否かを判定する(ステップSB−3)。具体的には、巡回先特定部41は、巡回先URLに基づいてネットワーク5を介してホストサーバにアクセスし、この巡回先URLにて特定されるWebページのテキストデータを取得する。そして、巡回先特定部41は、このテキストデータに、リンク先の存在を示す所定のタグ(例えば、<a href=・・・>)が含まれているか否かを判定し、含まれている場合にはリンク先があるものと判定する。
リンク先がない場合(ステップSB−3、No)、巡回先特定部41は、現在巡回を行なっているクレジット会社に加盟している他の加盟店があるか否かを判定し(ステップSB−4)、ある場合には(ステップSB−4、Yes)、当該加盟店のURLをURLDB13から取得して、このURLを巡回先URLに設定して(ステップSB−5)、巡回先特定処理を終了する。
一方、このような加盟店がない場合には(ステップSB−4、No)、次に巡回すべきクレジット会社があるか否かを判定し(ステップSB−6)、ある場合には(ステップSB−6、Yes)、当該クレジット会社に加盟している加盟店のURLをURLDB13から取得して、このURLを巡回先URLに設定して(ステップSB−7)、巡回先特定処理を終了する。また、次に巡回すべきクレジット会社がない場合には(ステップSB−6、No)、もはや巡回を行なうWebページが存在しないと考えられるので、巡回先URLを「なし」に設定し(ステップSB−8)、巡回先特定処理を終了する。また、ステップSB−3において、リンク先があるものと判定した場合(ステップSB−3、Yes)、巡回先特定部41は、このリンク先のURLを巡回先URLに仮設定し、この巡回先URLに対する様々な判定処理を行なう(なお、複数のリンク先がある場合には、これら各リンク先のURLを巡回先URLに設定する)。
まず、巡回先特定部41のリンク回数制限部41aは、記憶部10の所定領域に記憶されているリンク回数(リンク回数のデフォルト=1とする)を1つ増分することにより、リンク回数を更新する(ステップSB−9)。そして、リンク回数制限部41aは、その時点の巡回先URL(前回の巡回データ取得処理でテキストデータが取得されたWebページのURL)に対応する最大リンク回数をURLDB13から取得し、更新したリンク回数がこの最大リンク回数に達したか否かを判定する(ステップSB−10)。そして、達している場合には(ステップSB−10、Yes)、このリンク先に対するこれ以上の巡回を行なう必要がないため、ステップSB−4に移行して、次の加盟店の巡回に移る。なお、ここで制限するリンク回数は、リンク元のWebページから、同一階層にリンクするか他の階層にリンクするのかを問わず、全てのリンク回数を含むものであり、例えば、リンク元になる1つのWebページに複数のリンク先が含まれている場合には、当該複数回数の合計数が、リンク回数としてカウントされる。ただし、同一階層内でのリンク回数を制限したり、他階層へのリンク回数を制限することも可能である。
一方、更新したリンク更新数がこの最大リンク回数に未だ達していない場合(ステップSB−10、No)、巡回先除外部41bは、巡回先URLとして仮設定されているURLが、除外URLに含まれるか否かを判定する(ステップSB−11)。具体的には、巡回先除外部41bは、巡回先URLとして仮設定されているURLが、除外URLDB14が記憶している除外URLのいずれかに合致するか否かを判定する。そして、合致する場合(ステップSB−11、Yes)、巡回先除外部41bは、このURLは巡回先から除外すべきであるため、このURLを巡回することなく、ステップSB−4に移行して、次の加盟店の巡回に移る。一方、合致しない場合(ステップSB−11、No)、巡回先URLを変更することなく次のステップに進む。
次に、巡回済み巡回先除外部41cは、巡回先URLとして仮設定されているURLが、それまでの巡回データ取得処理において巡回先になったURLに含まれているか否かを判定する(ステップSB−12)。具体的には、巡回済み巡回先除外部41cは、巡回先URLとして仮設定されているURLが、記憶部10の所定領域に記憶されている既巡回済みURLのいずれかに合致するか否かを判定する。そして、合致する場合(ステップSB−12、Yes)、巡回済み巡回先除外部41cは、このリンク先を再度巡回することは無意味であるため、このURLを巡回することなく、ステップSB−4に移行して、次の加盟店の巡回に移る。一方、合致しない場合(ステップSB−12、No)、巡回先URLを変更することなく次のステップに進む。
次に、同一ホストアクセス制限部41dは、巡回先のWebページを提供するWebサーバ211〜2nnに対して、所定最大回数以上のアクセスを生じさせるものであるか否か、及び、所定最大頻度以上のアクセスを生じさせるものであるか否かを判定する(ステップSB−13)。具体的には、後述する巡回データ取得処理におけるWebページの取得時において、記憶部10の所定領域に、巡回先になったWebページのホストサーバのホストサーバ名、当該ホストサーバに対するアクセス回数の累計数、及び、当該ホストサーバに対するアクセス日時が、相互に関連付けて記憶される(ホストサーバ名、アクセス回数の累計数及びアクセス日時、記憶部10は、それぞれ、特許請求の範囲における、ホストサーバ特定情報、アクセス履歴情報、ホストサーバ情報記憶手段に対応する)。そして、本処理において、同一ホストアクセス制限部41dは、巡回先URLとして仮設定されているURLからホストサーバ名(例えば、URLがhttp://www.host1.com/products.html/page1.htmlである場合には、ホストサーバ名はwww.host1.com)を抽出し、このホストサーバ名に基づいて、記憶部10の上記所定領域を参照することで、同一のホストサーバに対するアクセス回数の累計数が所定最大回数(例えば1000回)以上であるか否か、あるいは、同一のホストサーバに対するアクセス頻度が所定最大頻度(例えば5秒に1アクセス)以上であるか否か、を判定する。そして、最大回数以上又は最大頻度以上である場合(ステップSB−13、Yes)、同一ホストアクセス制限部41dは、このホストサーバに再度のアクセスを行なうことは当該ホストサーバに過度の負荷をかける事になり好ましくないので、このURLを巡回することなく、ステップSB−4に移行して、次の加盟店の巡回に移る。
これにて、これまでの処理で巡回先URLに仮設定されているURL(リンク先のURL)が、次に巡回すべきURLであると特定できるので、この巡回先URLを最終的な巡回先URLとして(ステップSB−14)、次の処理に移行する。すなわち、図10に示すように、制御部30は、巡回先URLに設定されているURLがあるか否かを判定し(ステップSA−2)、巡回先URLが「なし」に設定されている場合には(ステップSA−2、No)、データ取得すべきWebページがこれ以上存在しないものと考えられるので、巡回結果処理に移行する(SA−6)。一方、巡回先URLに設定されているURLがある場合には(ステップSA−2、Yes)、処理回数を1つ増分した後(ステップSA−3)、巡回データ取得処理に移行する(ステップSA−4)。
(処理内容−巡回処理−巡回データ取得処理)
この巡回データ取得処理(ステップSA−4)について説明する。図12は、巡回データ取得処理のフローチャートである。まず、マルチスレッド処理部42aは、巡回先URLに設定されているURLの個数(すなわち、リンク先の数)の合計数を算定する(ステップSC−1)。そして、この合計数に基づいて、以下のマルチスレッド処理における適切なスレッド数を決定する(ステップSC−2)。例えば、リンク先の合計数が1つの場合にはスレッド数=1、リンク先の合計数が2つの場合にはスレッド数=2、リンク先の合計数が5つの場合にはスレッド数=5とする。そして、このように決定したスレッド数によるマルチスレッド処理にて、各リンク先のURLを巡回先として、これ以降の巡回データ取得処理を実行する(ステップSC−3)。すなわち、巡回データ取得部42は、各巡回先URLのそれぞれを用いて、公知の方法によって並列的にWebサーバ211〜2nnにアクセスし、この巡回先URLにて特定されるWebページのテキストデータを並列的に取得する。
このようなテキストデータの取得の際、Webページによっては、巡回プログラムによる自動巡回の巡回先になることを回避するため、そのルートディレクトリにrobot.txtを記憶したり、そのWebデータにある種のMETAタグ(例えば、<meta name="robots" content="noindex,nofollow">や<meta name="robots" content="noarchive">)を埋め込んでいる場合がある。このような場合において、そのまま規定通りのWebデータの解釈を行なったのでは、これらWebページの内容を自動的に取得できず、不正を行なっているWebページを巡回できない可能性がある。そこで、巡回データ取得部42は、このようなrobot.txtやMETAタグの内容を解釈することなく、METAタグ以降のテキストデータのみを取得して、記憶部10の巡回結果DB16に記憶させる。これにて巡回データ取得処理を終了する。
(処理内容−巡回処理−不正判定処理)
次に、図10の不正判定処理(ステップSA−5)について説明する。図13は、不正判定処理のフローチャートである。不正判定部43は、巡回データ取得処理にて取得したテキストデータと、キーワードDB11に記憶されているキーワードとを、相互の対比し、両者のマッチングを行なう(ステップSD−1)。具体的には、例えば、テキストデータの最初に含まれる単語、文節、文章を、キーワードDB11の各キーワードと比較し、両者がマッチするか否かを判定する。そしてマッチする場合には、このヒットしたキーワードと、このヒットしたキーワードの前後のテキストデータとを、巡回結果DB16に記憶する(ステップSD−2)。また、この際、このヒットしたキーワードを含むWebページのURLと、このWebページを開設している加盟店の加盟店名とを、その時点の巡回URLに基づいてURLDB13を参照することで取得し、これらの情報を、ヒットしたキーワードに関連付けて巡回結果DB16に記憶させる。さらに、不正判定部43は、キーワードのヒット数だけ、キーワードDB11の各キーワードのヒット数を増分する。以降、巡回データ取得処理にて取得したテキストデータの全てについて同様のマッチングを行い(ステップSD−3)、不正判定処理を終了する。
(処理内容−巡回処理−巡回結果処理)
次に、図10の巡回結果処理(ステップSA−6)について説明する。図14は、巡回結果処理のフローチャートである。巡回結果処理部44のキーワード除外部44aは、その時点における巡回先URLに基づいてURLDB13を参照することにより、その時点の巡回先になっているWebページを開設している加盟店のカテゴリを取得する(ステップSE−1)。そして、キーワード除外部44aは、このカテゴリに合致する除外キーワードを除外キーワードDB12から取得する(ステップSE−2)。次いで、キーワード除外部44aは、巡回結果DB16に仮に記憶されているキーワードのうち、除外キーワードに合致しているものがあるか否かを判定し(ステップSE−3)、ある場合には(ステップSE−3、Yes)、このキーワードと、このキーワードに関連して記憶されているデータとを、巡回結果DB16から削除する(ステップSE−4)。このことにより、加盟店における販売商品や販売形態に特有のキーワードについては、不正の可能性を示唆するものではないとしてこれを結果から除外でき、加盟店毎の特性を加味した不正判定を行なうことで、不正判定の信頼性を高めることができる。
次に、巡回結果処理部44の不正度算定部44cは、各加盟店の不正度を算定する(ステップSE−5)。具体的には、不正度算定部44cは、その時点において巡回結果DB16に記憶されている各加盟店のWebページ(リンク先のWebページを含む)に含まれている各キーワードの数と、キーワードDB11に記憶されている各キーワードの重み係数とを積算し、この積算結果を加盟店毎に合算する。例えば、加盟店CP11に関して、そのWebページWP11aに、キーワード「タダ(重み係数=0.1)」が1つ含まれており、キーワード「友達を紹介すると(重み係数=1.3)」が2つ含まれている場合、合算結果は、(1×0.1)+(2×1.3)=2.7になる。さらに、不正度算定部44cは、その時点において結果DBに記憶されている各加盟店のWebページのURLを取得し、このURLにて特定されるWebページを参照して、各Webページに巡回プログラム回避のための所定の情報(上述したrobot.txtや所定のMETAタグ)が含まれているか否かを判定する。そして、含まれている場合には、先の合算結果に、さらに所定数値(例えば1)を加算する。そして、不正度算定部44cは、この加算結果を、各加盟店の最終的な不正度とし、これを、各加盟店の加盟店名に関連付けて巡回結果DB16に記憶させる。
次に、巡回結果処理部44は、巡回結果DB16に記憶させた情報を用いて、クレジット会社の担当者に送信する巡回結果レポートデータを生成する(ステップSE−6)。具体的には、巡回結果DB16に記憶させた情報を、各クレジット会社毎に抽出し、これを不正度をキーとして降順に並び替える。これにより、不正度が高い加盟店から順に、結果情報が並ぶことになる。さらに、巡回結果処理部44は、各加盟店に対応する結果情報を、そのキーワードの重み係数をキーとして、並び替える。これにより、各加盟店の結果情報の内容が、その重み係数の大きいキーワードから順に並ぶ。そして、巡回結果処理部44は、このように並び替えられたデータに所定フォーマットを適用して、巡回結果レポートデータを完成させる。このフォーマットの具体的な内容やフォーマットは任意であるが、例えば、結果情報の他、巡回を行った日時等を含めて、レポート形式にて生成する。
次に、巡回結果処理部44は、各クレジット会社の担当者のメールアドレスをURLDB13から取得し(ステップSE−7)、このメールアドレスを宛先とし、先に生成した巡回結果レポートデータを添付した電子メールデータを生成して、これをネットワーク5を介して送信する(ステップSE−8)。この電子メールデータは、各クレジット会社の担当者のクライアント端末3〜3にて受信され、巡回結果レポートが担当者によって閲覧等される。その後、巡回結果処理部44は、巡回結果DB16をクリアして、巡回結果処理を終了する。
(処理内容−告発処理)
次に、告発処理について説明する。図15は、告発処理全体の流れを示すフローチャートである。この告発処理は、告発データ取得処理(ステップSF−1)、告発判定処理(ステップSF−2)、及び、告発結果処理(ステップSF−3)に大別される。そして、告発処理の開始タイミングが到来した場合に、告発データ取得処理を行なって告発元のWebページからテキストデータを取得し(ステップSF−1)、このテキストデータに対して告発判定処理を行なって加盟店名等とのマッチングを行なう(ステップSF−2)。そして、告発結果処理において、告発データを修正等してクレジット会社の担当者に報告する(ステップSF−3)。
(処理内容−告発処理−告発データ取得処理)
まず、図15の告発データ取得処理(ステップSF−1)について説明する。図16は、告発データ取得処理のフローチャートである。告発データ取得部51は、告発DB15から告発元のWebページのURLを取得する(ステップSG−1)。そして、このURLを用いて公知の方法によってホストサーバにアクセスし、このURLにて特定される告発元のWebページのテキストデータを取得する(ステップSG−2)。また、告発データ取得部51は、URLDB13から各加盟店の加盟店名を取得する(ステップSG−3)。これにて告発データ取得処理を終了する。
(処理内容−告発処理−告発判定処理)
次に、図15の告発判定処理(ステップSF−2)について説明する。図17は、告発判定処理のフローチャートである。告発判定処理部は、告発データ取得処理において取得した加盟店名に対して、所定の拡張情報を所定のパターンで付加することにより、加盟店の拡張名を作成する(ステップSH−1)。例えば、加盟店の名称「○△×」の前後に、拡張情報「株式会社」「(株)」「有限会社」及び「(有)」を付加することで、「株式会社○△×」「(株)○△×」「○△×株式会社」「○△×(株)」「有限会社○△×」「(有)○△×」「○△×有限会社」「○△×(有)」を作成する。
そして、告発判定処理部は、告発元のWebページのテキストデータと、各加盟店の加盟店名及びその拡張名とを比較し、両者がマッチするか否かを判定する(ステップSH−2)。この結果、マッチする場合(ステップSH−2、Yes)、この加盟店名や拡張名を有する加盟店が、告発元からの告発を受けている加盟店である可能性が高いと考えられるので、告発判定処理部は、この加盟店名に関連付けて記憶されているURLをURLDB13から取得する(ステップSH−3)。そして、告発判定処理部は、加盟店名、加盟店のURL,及び、この加盟店が告発されている告発元のWebページのURLとを、告発結果DB17に相互に関連付けて記憶させる(ステップSH−4)。これにて告発判定処理を終了する。
(処理内容−告発処理−告発結果処理)
次に、図15の告発結果処理(ステップSF−3)について説明する。図18は、告発結果処理のフローチャートである。告発結果処理部53は、告発結果DB17に記憶させた告発結果情報を用いて、告発結果レポート情報を生成する(ステップSI−1)。この告発結果レポート情報の具体的な内容やフォーマットは任意であるが、例えば、告発結果情報の他、告発判定処理を行った日時等を含めることができる。そして、告発結果処理部53は、各クレジット会社の担当者のメールアドレスをURLDB13から取得し(ステップSI−2)、このメールアドレスを宛先とし、先に生成した告発結果レポート情報を添付した電子メールデータを生成して、これをネットワーク5を介して送信する(ステップSI−3)。この電子メールデータは、各クレジット会社の担当者のクライアント端末3〜3にて受信され、告発結果レポートが担当者によって閲覧等される。その後、告発結果処理部53は、告発結果DB17をクリアして、告発結果処理を終了する。
(処理内容−キーワード調整処理)
次に、キーワード調整処理について説明する。図19は、キーワード調整処理のフローチャートである。キーワード調整処理部は、その時点においてキーワードDB11に記憶されている各キーワードのヒット数の累計数を取得し(ステップSJ−1)、これら各キーワードのヒット数の累計数のそれぞれの分散を公知の統計手法により算定する(ステップSJ−2)。そして、この分散の逆数を、キーワードDB11に記憶されている各キーワードの重み係数に加算することにより、各キーワードの重み係数を更新する(ステップSJ−3)。これにてキーワード調整処理を終了する。
これは、多くヒットするキーワードについては、不正に強い関連性を持っていない可能性が高いと考えられるので、その重み係数を小さくし、逆に、あまりヒットしないキーワードについては、不正に強い関連性を持っている可能性が高いと考えられるので、その重み係数を大きくするためである。そして、このように調整されたキーワードの重み係数を用いて、上述した結果処理における不正度の算定やキーワードの並び替えを行なうことで、結果レポートの信頼性を向上させることができる。
(実施の形態の効果)
このように本実施の形態によれば、Webページのテキストデータが自動的に取得され、このテキストデータの中に、不正に関与している可能性を示すキーワードが含まれるか否かが自動的に判定されるので、不正を行なっているWebページや当該Webページを開設している加盟店を容易に発見することができる。また、Webページのリンク先を自動的に巡回する際、このリンク回数が最大リンク回数の範囲内に制限されるので、巡回対象になるWebページの範囲を自動的に制限でき、巡回サーバ1の負荷を軽減できる。また、各加盟店のカテゴリに応じた除外キーワードを巡回結果から自動的に除外できるので、加盟店に特有のキーワードについては、不正の可能性を示唆するものではないとしてこれを結果から除外でき、加盟店毎の特性を加味した不正判定を行なうことで、不正判定の信頼性を高めることができる。また、特定のWebページを巡回先から除外できるので、有名なポータルサイトや各クレジット会社のWebページ等、各加盟店のWebページのリンク先になることが多い一方で、不正が行なわれていない可能性が極めて高いWebページを不用意に巡回することを回避でき、巡回サーバ1の負荷をWebページの信頼性の観点から軽減できる。また、巡回済みのWebページを巡回先から除外できるので、既に巡回したWebページを再度巡回対象とするような無駄を省くことができ、巡回サーバ1の負荷を軽減できる。また、同一のホストサーバに対する所定数以上の巡回を制限できるので、同一のホストサーバに過度な負荷を与えることを回避でき、ホストサーバの負荷を軽減できる。また、キーワードのヒット数を、これに重み係数を乗じることで修正できるので、各キーワードと不正との関連性の程度を考慮したヒット数を得ることができ、不正判定の信頼性を高めることができる。また、各加盟店の不正度を算定するので、単なる不正情報のヒット数ではなく、このヒット数やその他の情報を総合的に加味した統一の指標値を得ることができるので、各加盟店の不正の程度を容易かつ正確に把握できる。また、加盟店に対する公的機関等からの告発の有無を自動的に判定できるので、加盟店の信頼性や不正への関与の程度を、告発という観点から把握できる。さらに、加盟店名に拡張情報を付加した上で告発の有無を判定できるので、加盟店名が省略してクレジット会社に登録されているような場合においても、この加盟店名に対する告発の有無を自動的に判定でき、加盟店名の信頼性や不正への関与の程度を一層確実に把握できる。
〔III〕各実施の形態に対する変形例
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び方法は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良できる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。例えば、不正を行なっている加盟店のWebページを完全に特定できない場合においても、その特定の可能性や信頼性が従来より若干でも向上している限りにおいて、本発明の課題は解決されている。
(構成及び制御について)
また、各実施の形態で自動的に行われるものとして説明した制御の全部または任意の一部を手動で行っても良く、逆に、手動で行われるものとして説明した制御の全部または任意の一部を公知技術または上述した思想に基づいて自動化しても良い。また、各実施の形態において示した制御部30の各機能ブロックは、ハードワイヤードロジックにて構成しても良い。また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成できる。また、各処理の分散形態も変更可能であり、例えば、除外キーワードを除外する処理は、巡回結果処理でなく、不正判定処理の中で行なってもよい。
(各種判定について)
また、不正情報は、Webページが不正に関わっている可能性があることを示唆する情報であればよく、キーワード以外にも、Webページに含まれる特定の文章パターンや、Webページに含まれる特定のイメージデータ、Webページに含まれる特定のタグ情報、あるいは、Webページに関連付けられた不正プログラムを特定する情報等を用いてもよい。また、巡回先特定情報としては、URL以外にも任意の情報を用いることができ、例えば、WebページのIPアドレスを用いてもよい。さらに、拡張情報については、加盟店名が「株式会社○△×」としてURLDBに登録されている場合には、この加盟店名から拡張情報である「株式会社」を削除して加盟店名を「○△×」とし、これを告発元のWebページのテキストデータと照合してもよい。また、同一ホストに対するアクセス制限の際には、アクセス回数やアクセス頻度の他、アクセスの累計時間を基準としてもよい。すなわち、Webデータ取得時のアクセス時間をアクセス履歴情報として記憶部10の所定領域に格納しておき、これを巡回先特定処理において呼び出して、アクセスの累計時間が所定最大時間を超えている場合には、当該ホストにて提供されるWebページを巡回先から除外してもよい。
以上のように、本発明は、インターネットのWWW(World Wide Web)等において公開されているWebページのデータを取得及び検索等するシステムに適用され、このWebページ上で行なわれている各種の不正を発見することに有用である。
本発明の実施の形態に係る巡回サーバを含むネットワークシステムの概要を示す構成図である。 実施の形態に係る巡回サーバの構成を機能概念的に示すブロック図である。 図2のキーワードDBの構成例を示す図である。 図2の除外キーワードDBの構成例を示す図である。 図2のURLDBの構成例を示す図である。 図2の除外URLDBの構成例を示す図である。 図2の告発DBの構成例を示す図である。 図2の巡回結果DBの構成例を示す図である。 図2の告発結果DBの構成例を示す図である。 巡回処理全体のフローチャートである。 巡回先特定処理のフローチャートである。 巡回データ取得処理のフローチャートである。 不正判定処理のフローチャートである。 巡回結果処理のフローチャートである。 告発処理全体の流れを示すフローチャートである。 告発データ取得処理のフローチャートである。 告発判定処理のフローチャートである。 告発結果処理のフローチャートである。 キーワード調整処理のフローチャートである。
符号の説明
1 巡回サーバ
10 記憶部
11 キーワードDB
12 除外キーワードDB
13 URLDB
14 除外URLDB
15 告発DB
16 巡回結果DB
17 告発結果DB
20 通信インターフェース
30 制御部
40 巡回処理部
41 巡回先特定部
41a リンク回数制限部
41b 巡回先除外部
41c 巡回済み巡回先除外部
41d 同一ホストアクセス制限部
42 巡回データ取得部
42a マルチスレッド処理部
43 不正判定部
44 巡回結果処理部
44a キーワード除外部
44b 結果修正部
44c 不正度算定部
44d レポート生成送信部
50 告発処理部
51 告発データ取得部
52 告発判定部
53 告発結果処理部
60 キーワード調整部
11〜2nn、4〜4 Webサーバ
〜3 クライアント端末
5 ネットワーク

Claims (12)

  1. Webページを巡回するためのWebページ巡回装置であって、
    巡回先のWebページを特定するための巡回先特定情報と、巡回先のWebページ又は当該Webページを開設する開設者のカテゴリを特定するためのカテゴリ特定情報とを、相互に関連付けて記憶する巡回先特定情報記憶手段と、
    巡回先のWebページが不正に関わっている可能性があることを示唆する不正情報を記憶する不正情報記憶手段と、
    前記不正情報記憶手段が記憶している前記不正情報の中から前記カテゴリに応じて除外すべき除外不正情報と、前記カテゴリ特定情報とを、相互に関連付けて記憶する除外不正情報記憶手段と、
    前記巡回先特定情報記憶手段が記憶している前記巡回先特定情報に基づいて特定したWebページに含まれるWebページ情報、又は、このWebページにリンクされている他のWebページに含まれるWebページ情報を取得するWeb情報取得手段と、
    前記Web情報取得手段にて取得されたWebページ情報の中に、前記不正情報記憶手段が記憶している前記不正情報が含まれるか否かを判定する不正判定手段と、
    前記Web情報取得手段にて取得されたWebページ情報に対応する前記巡回先特定情報に関連付けて記憶されている前記カテゴリ特定情報を前記巡回先特定情報記憶手段から取得し、当該取得したカテゴリ特定情報に関連付けて記憶されている前記除外不正情報を前記除外不正情報記憶手段から取得し、当該取得した除外不正情報を前記不正判定手段による判定結果から除外する不正情報除外手段と、
    を備えることを特徴とするWebページ巡回装置。
  2. Webページを巡回するためのWebページ巡回装置であって、
    巡回先のWebページを特定するための巡回先特定情報を記憶する巡回先特定情報記憶手段と、
    巡回先のWebページが不正に関わっている可能性があることを示唆する不正情報と、前記不正情報によって示唆される不正の可能性の程度を示す重み係数とを、相互に関連付けて記憶する不正情報記憶手段と、
    前記巡回先特定情報記憶手段が記憶している前記巡回先特定情報に基づいて特定したWebページに含まれるWebページ情報、又は、このWebページにリンクされている他のWebページに含まれるWebページ情報を取得するWeb情報取得手段と、
    前記Web情報取得手段にて取得されたWebページ情報の中に、前記不正情報記憶手段が記憶している前記不正情報が含まれるか否かを判定する不正判定手段と、
    前記不正判定手段の判定結果に基づいて、前記Webページ情報の中に含まれる前記不正情報の数を特定し、当該不正情報に関連付けて記憶されている前記重み係数を前記不正情報記憶手段から取得し、当該特定した不正情報の数と当該取得した重み係数とに基づいて前記Webページの不正度を算定する不正度算定手段と、
    を備えることを特徴とするWebページ巡回装置。
  3. 前記不正判定手段は、
    前記Web情報取得手段にて取得された全てのWebページ情報の中に含まれる前記不正情報の累計数を当該不正情報毎に特定し、当該特定した累計数を、前記不正情報と相互に関連付けて前記不正情報記憶手段に記憶させ、
    前記累計数を前記不正情報記憶手段から取得し、当該取得した累計数に基づいて前記重み係数を算定し、当該算定した重み係数を、当該取得した累計数に関連付けて前記不正情報記憶手段に記憶させるキーワード調整手段を備えること、
    を特徴とする請求項2に記載のWebページ巡回装置。
  4. 前記不正度算定手段は、
    前記Web情報取得手段にて取得されたWebページ情報の中に、Webページへの巡回を回避するための巡回回避情報が含まれているか否かを判定し、当該判定結果に基づき前記不正度を算定すること、
    を特徴とする請求項2又は3に記載のWebページ巡回装置。
  5. 前記不正度算定手段は、
    前記Webページ情報の中に含まれる前記不正情報毎に、当該不正情報の数と当該不正情報に対応する前記重み係数とを積算し、各不正情報についての当該積算結果を合算することにより、当該Webページ情報を含む前記Webページの不正度を算定すること、
    を特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載のWebページ巡回装置。
  6. 前記巡回先特定情報記憶手段は、Webページにリンクされている他のWebページを巡回する際における巡回リンク回数の最大数を特定するためのリンク回数特定情報を記憶し、
    前記Web情報取得手段によるWebページ情報の取得先のWebページを、前記巡回先特定情報記憶手段が記憶している前記リンク回数特定情報に基づいて特定したリンク回数の最大数の範囲内に制限するリンク回数制限手段、
    を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のWebページ巡回装置。
  7. 巡回先から除外すべきWebページを特定するための除外巡回先特定情報を記憶する除外巡回先特定情報記憶手段と、
    前記Web情報取得手段によるWebページ情報の取得先のWebページから、前記除外巡回先特定情報記憶手段が記憶している前記除外巡回先特定情報に基づいて特定したWebページを除外する巡回先除外手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のWebページ巡回装置。
  8. 前記Web情報取得手段がWebページ情報を取得したWebページを特定するための巡回済み巡回先特定情報を記憶する巡回済み巡回先特定情報記憶手段と、
    前記Web情報取得手段によるWebページ情報の取得先のWebページから、前記巡回済み巡回先特定情報記憶手段が記憶している前記巡回済み巡回先特定情報に基づいて特定したWebページを除外する巡回済み巡回先除外手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のWebページ巡回装置。
  9. 前記Web情報取得手段がWebページ情報を取得したWebページを提供するホストサーバを特定するためのホストサーバ特定情報と、このホストサーバに対するアクセス履歴を特定するためのアクセス履歴情報と、を記憶するホストサーバ情報記憶手段と、
    前記ホストサーバ情報記憶手段が記憶している前記ホストサーバ特定情報及び前記アクセス履歴情報に基づいて、前記ホストサーバに対するアクセス状態が所定状態に達しているか否かを判定し、所定状態に達している場合には、当該ホストサーバにて提供されるWebページを、前記Web情報取得手段によるWebページ情報の取得先のWebページから除外するホストアクセス制限手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のWebページ巡回装置。
  10. Webページを特定するための情報であって、不正に関与している可能性がある開設者を特定するための告発情報を掲示しているWebページを特定するための告発元特定情報、を記憶する告発元特定情報記憶手段と、
    開設者の開設者名を特定する開設者名特定情報を記憶する開設者名特定情報記憶手段と、
    前記告発元特定情報記憶手段が記憶している前記告発情報にて特定されるWebページに含まれるWebページ情報に、前記開設者名特定情報記憶手段が記憶している前記開設者名特定情報にて特定される前記開設者名が含まれるか否かを判定する開設者名告発判定手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のWebページ巡回装置。
  11. 前記開設者名告発判定手段は、前記開設者名特定情報記憶手段が記憶している前記開設者名特定情報にて特定される前記開設者名に対して、所定パターンで拡張情報を付加又は削除して構成された開設者名称候補が含まれるか否かを判定すること、
    を特徴とする請求項10に記載のWebページ巡回装置。
  12. Webページの巡回をコンピュータに実行させるためのWebページ巡回プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    巡回先のWebページを特定するための巡回先特定情報と、巡回先のWebページ又は当該Webページを開設する開設者のカテゴリを特定するためのカテゴリ特定情報とを、相互に関連付けて記憶する巡回先特定情報記憶ステップと、
    巡回先のWebページが不正に関わっている可能性があることを示唆する不正情報を記憶する不正情報記憶ステップと、
    前記不正情報記憶ステップで記憶した前記不正情報の中から前記カテゴリに応じて除外すべき除外不正情報と、前記カテゴリ特定情報とを、相互に関連付けて記憶する除外不正情報記憶ステップと、
    前記巡回先特定情報記憶ステップで記憶した前記巡回先特定情報に基づいて特定したWebページに含まれるWebページ情報、又は、このWebページにリンクされている他のWebページに含まれるWebページ情報を取得するWeb情報取得ステップと、
    前記Web情報取得ステップで取得したWebページ情報の中に、前記不正情報記憶ステップで記憶した前記不正情報が含まれるか否かを判定する不正判定ステップと、
    前記Web情報取得ステップで取得したWebページ情報に対応する前記巡回先特定情報に関連付けて前記巡回先特定情報記憶ステップで記憶した前記カテゴリ特定情報を取得し、当該取得したカテゴリ特定情報に関連付けて前記除外不正情報記憶ステップで記憶した前記除外不正情報を取得し、当該取得した除外不正情報を前記不正判定ステップにおける判定結果から除外する不正情報除外ステップと、
    を実行させることを特徴とするWebページ巡回プログラム。
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