JP4284296B2 - 吊下式コンベアベルト構成用ユニット - Google Patents

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Description

本発明は吊下式コンベアベルト構成用ユニット、より詳細には、直線的には固より、円形、楕円形その他任意の形状に組立てることができ、殊に、食品製造工場のように衛生面が重視される工場等に配備されるのに好適な吊下式コンベアを構成するためのユニットに関するものである。
ハンバーグ、コロッケ、グラタン、魚の切り身等の調理品、半調理品、生鮮食品、冷凍食品等の食品製造工場においては、加工工程において製品をネットコンベアに載せて搬送するが、搬送対象が食品という性質上、コンベアは逐次殺菌消毒処理する必要がある。
上記殺菌消毒は、一般にコンベアを浸水式洗浄タンク内に導入することにより行われるが、ネットコンベアは、固定状態にある支持レール上を移動するために、上記方法によってコンベアの殺菌消毒はできても支持レールの消毒はできず、片手落ちとなる。
上述したように、従来の食品搬送用コンベア装置においては、コンベア自体の殺菌消毒はできても支持レールの殺菌消毒を十分になし得ない結果、コンベアの殺菌消毒が十分とは言い得ない状況にあった。そこで本発明はそのような問題のない、即ち、食品の接する搬送部を余す所なく殺菌消毒することができ、常時衛生状態を維持しつつ食品の搬送を行なうことができる吊下式コンベアベルトを提供すべく、連結していくことによって簡単に吊下式コンベアベルトを製造することができる吊下式コンベアベルト構成用ユニットを提供することを課題とする。
本発明は、上端部に水平方向に延びる吊下用引掛部を設け、下部にピン取付孔を穿設した側板と、前記側板を上面視クランク状となるように横方向に延長して形成し、前記ピン取付孔と同じ高さ位置にピン挿通孔を形成した連結片とから成る吊下部材を一対対置し、前記ピン取付孔間に搬送面を構成するピンを渡して結合して成るユニットであって、前記ユニットは、前記ピン取付孔から突出させた前記ピンの端部を、隣接する前記ユニットの前記連結片に形成したピン挿通孔に挿入することによって前記隣接するユニットとの連結が可能であって、前記ユニットを多数連結することによって吊下式のコンベアベルトが構成されることを特徴とする吊下式コンベアベルト構成用ユニット、を以て上記課題を解決した。
通例、前記ピンは2本であるがそれに限られる訳ではなく、また、前記ピンは非直線状に湾折曲されることもある。前記ピンを挿通するためのピン挿通孔は、横長孔とされる。
前記吊下部材の下端は、前記吊下用引掛部と反対方向に延長されて受部とされることがある。更に、前記一対の吊下部材は同じ向きに対置されることがあり、あるいは、反対向きに対置されることもある。
本発明は上述した通りであって、このユニットを用いて製造されるコンベアは吊下式であって固定状態の受け部分がないため、製品の触れる部分を余すところなく殺菌消毒槽に浸漬して洗浄することができ、常に衛生状態を保持でき、また、スパイラル状その他の湾曲形状の構成が容易で、その他任意の構成を、従来のように複数のコンベア装置を用いての受け渡し方法を採らずに構築できる効果があり、このユニットを用いれば、上記吊下式コンベアを簡単に組み立てることができる効果がある。
本発明の実施の形態を添付図面に依拠して説明する。図1は本発明に係る吊下式コンベアベルト構成用ユニットを構成する吊下部材1の形状例を示すものである。
吊下部材1は、金属製又はプラスチック製の側板2の下端を水平方向に折曲して受部3を形成し、上部を受部3の方向に斜めに折曲して傾斜部4を設け、傾斜部4の上端を垂直に立上げた後水平方向に折曲して引掛部5を形成し(垂直立上部を形成しないこともある。)、更に、側板2を上面視クランク状にして横方向に延長して連結片6を形成して成る。側板2の下部には1つ又は2つのピン取付孔7、8が透設され、連結片6の下部にはピン挿通孔9が透設される。
この吊下部材1が一対、向き(引掛部5の形成方向)を同じくして、あるいは、反対向き(この場合は、ピン取付孔7、8及びピン挿通孔9を対向するように形成する。)にして対置され、各吊下部材1、1のピン取付孔7、7間及びピン取付孔8、8間に、それぞれ、通例2本のピン(金属製線材)11、12が渡され、それぞれ端部が若干外方に突出するようにして固定されることにより、1つのユニットが構成される(図2、図3参照)。ピン11、12は、必ずしも図示したような直線である必要はなく、必要に応じ適宜湾折曲することができる。また、ピン11、12間には、製品が挟まったり落下したりすることを防止するために、メッシュ13が張設されることもある(図3参照)。
図2はユニットの連結方法を示すもので、多数のユニットを用意して並置し、1つのユニットの吊下部材1の外側のピン11の端部を、隣接するユニットの吊下部材1のピン挿通孔9に挿入することにより、各ユニットを連結していく(図2、図3参照)。ピン挿通孔9は、通例図示したように横長にされる。そうすることにより、進行方向への伸縮が可能となってコンベアベルトの湾曲が容易となる。本発明に係るユニットを用いて組み立てられる吊下式コンベアベルトは、このようにしてユニットを必要長さ分連結することによって構成される。
本発明に係るユニットを用いて組み立てられたコンベアベルトを利用した吊下式コンベア装置は、スパイラル構造とする場合は、例えば、必要数巻回し、上端及び下端を引出し、両端を連結して無端化する。その場合、必要に応じてスパイラル部の内側及び/又は外側に、振れ止めフレームを配置する。
駆動手段15としては、チェーン、ベルト、ホイール等が用いられる。スパイラル構造の場合の駆動手段15は、例えば、最上段のみ、あるいは、最上段とその下の周回部分の内側及び/又は外側に添設し、その部分の吊下部材1を駆動手段15に懸けることにより、スパイラル構造部を懸架状態に支持させると共に、コンベアに循環駆動力を伝達させるようにすることができる。これに加えて更に、コンベアの直線走行部にも駆動手段15が配置されることもある。
駆動手段15とコンベアベルト(各吊下部材1)との接触は滑り摩擦関係としてもよいし、噛合関係にしてもよい。また、複数の駆動手段15間において同期をとる必要はない。というのは、コンベアベルトは無端であって、各ユニット間の粗密状態が自然に調整されるからであり、また、コンベアベルト各部における進行速度は均一である必要がないからである。
このスパイラル構造において、図7に示すように直線移動してきたコンベアAがスパイラル部の最下段に引き込まれて湾曲していく際、各ユニットの各吊下部材1の引掛部5が、先行して周回してきた上段コンベアBの各吊下部材1の受部3に引掛かっていく(図は内側の吊下部材の乗り移り状態を示している)。このようにして、各段の吊下部材が1つ上の段の吊下部材1にブラ下がった状態が連続することにより、スパイラル構造が構築される。
コンベアは、スパイラル部の最上段において直線走行して抜けるが、この抜けをスムーズに行わせるために、最上段の周回半径を径々に小さくしていくことが好ましい(図4及び図8参照)。この点を図8について説明すると(図は内側の吊下部材間の抜け状態を示している。)、最上段の下を周回するコンベアBは最上段のコンベアCにブラ下がっているが、コンベアCが内側に寄せられることにより、コンベアBの側の引掛部5がコンベアCの側の受部3から次第に離れ、図中矢印Dで示す位置において完全に離れ、コンベアCはその後直線走行する。
図5に示すようにコンベアを楕円形に構成する場合は、駆動手段15は楕円形部分全体に添設することとしてもよいし、その直線部分のみに添設することとしてもよい。
図9乃至図11に示す吊下部材1は、引掛部5のみを有し、受部3のないものである。この吊下部材1によるユニットは、主として二次元的移動をするコンベア用であり、前記吊下部材1と同様にして連結した後、引掛部5をベルト、チェーン等の駆動手段15に掛けることによって循環駆動される。
この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
本発明に係る吊下式コンベアベルト構成用ユニットの吊下部材を示す図である。 上記ユニットの連結方法を示す図である。 上記ユニットの連結時の平面図である。 本発明に係るユニットを用いたコンベアをスパイラル構造にした際の平面図である。 本発明に係るユニットを用いたコンベアを楕円形に構成にした際の平面図である。 上記ユニット間の懸架状況を示す図である。 本発明に係るユニットを用いたコンベアをスパイラル構造とした場合における吊下部材間の引掛り状況を示す図である。 本発明に係るユニットを用いたコンベアをスパイラル構造とした場合における吊下部材間の離脱状況を示す図である。 本発明に係るユニットを用いたコンベアの他の構成例を示す図である。 本発明に係るユニットを用いたコンベアの更に他の構成例を示す図である。 本発明に係るユニットを用いたコンベアの更に他の構成例を示す図である。
符号の説明
1 吊下部材
2 側板
3 受部
4 傾斜部
5 引掛部
6 連結片
7 ピン取付孔
8 ピン取付孔
9 挿通孔
11 ピン
12 ピン
13 メッシュ
15 駆動手段

Claims (7)

  1. 上端部に水平方向に延びる吊下用引掛部を設け、下部にピン取付孔を穿設した側板と、前記側板を上面視クランク状となるように横方向に延長して形成し、前記ピン取付孔と同じ高さ位置にピン挿通孔を形成した連結片とから成る吊下部材を一対対置し、前記ピン取付孔間に搬送面を構成するピンを渡して結合して成るユニットであって、
    前記ユニットは、前記ピン取付孔から突出させた前記ピンの端部を、隣接する前記ユニットの前記連結片に形成したピン挿通孔に挿入することによって前記隣接するユニットとの連結が可能であって、前記ユニットを多数連結することによって吊下式のコンベアベルトが構成されることを特徴とする吊下式コンベアベルト構成用ユニット。
  2. 前記一対の吊下部材のピン取付孔間に渡されるピンは2本である、請求項1に記載の吊下式コンベアベルト構成用ユニット。
  3. 前記ピンは非直線状である、請求項1又は2に記載の吊下式コンベアベルト構成用ユニット。
  4. 前記ピンを挿通するためのピン挿通孔は、横長孔である、請求項1乃至3のいずれかに記載の吊下式コンベアベルト構成用ユニット。
  5. 前記吊下部材の下端は、前記吊下用引掛部と反対方向に延長されて受部とされる、請求項1乃至4のいずれかに記載の吊下式コンベアベルト構成用ユニット。
  6. 前記一対の吊下部材は同じ向きに対置される、請求項1乃至5のいずれかに記載の吊下式コンベアベルト構成用ユニット。
  7. 前記一対の吊下部材は反対向きに対置される請求項1乃至5のいずれかに記載の吊下式コンベアベルト構成用ユニット。
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