JP4283428B2 - Endoscopic inflatable treatment tool - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内視鏡用膨縮型処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡用処置具には、例えばポリープ切除用のスネア、バスケット型異物回収具、或いは三本爪把持具等のように、自然状態において自己の弾性により広がるように形成された先端処置部材を、可撓性チューブ等の先端に出入りさせて膨縮させる構成をとるものが少なくない。
【0003】
そのような内視鏡用膨縮型処置具の場合、目標物を捕獲する際に、スネアループやバスケット等のような先端処置部材を窄ませるために可撓性チューブ内に引き込むように移動させると、小さい目標物の場合には先端処置部材からすり抜けてうまく捕獲することができない。
【0004】
そこで、可撓性外套管内に固定ワイヤを軸線方向に移動しないように挿通配置して、その固定ワイヤの先端に先端処置部材を連結し、可撓性外套管内に軸線方向に進退自在に挿通配置した可撓性内管を先側に押し進めることにより、先端処置部材を移動させることなく可撓性内管の先端内に収納できるように改良したものがある(特開平10−5242号、特開平10−5234号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来の内視鏡用膨縮型処置具は、全長にわたって可撓性外套管と可撓性内管の二重管構造になっているため、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通されて曲がりくねった状態で使用されると、外套管と内管との間の摩擦抵抗が非常に大きくなって、内管を進退操作するのに支障が生じる場合が少なくない。
【0006】
そこで本発明は、先端処置部材を移動させることなく膨縮させて小さな目標物でも容易に捕獲、処置することができ、しかも操作時には、大きな摩擦抵抗が作用することなく先端処置部材を容易に膨縮させることができる内視鏡用膨縮型処置具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡用膨縮型処置具は、可撓性外套管内に挿通配置されて先端が可撓性外套管の先端から突出するように基端側が固定された可撓性のある固定ワイヤの先端に、自然状態において自己の弾性により広がるように形成された先端処置部材が連結され、軸線方向に進退自在に可撓性外套管内に配置された可撓性内管を進退させることにより、先端処置部材が可撓性内管内に出入りして膨縮する内視鏡用膨縮型処置具において、可撓性内管を可撓性外套管の先端付近のみに配置して、可撓性外套管内に軸線方向に進退自在に挿通配置した操作ワイヤの先端に可撓性内管を連結したことを特徴とするものである。
【0008】
なお、固定ワイヤの後端が可撓性外套管の先端近傍に固定されていてもよく、或いは可撓性外套管の基端付近に固定されていてもよい。
また、棒状部材の手元側端部に第1の指掛けが形成されて、棒状部材に対して軸線方向に移動自在に第2の指掛けが係合する操作部が設けられていて、操作ワイヤの基端が棒状部材に連結固定され、可撓性外套管の基端が第2の指掛けに連結固定されていてもよく、或いは、可撓性外套管の基端が棒状部材に連結固定され、操作ワイヤの基端が第2の指掛けに連結固定されていてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、内視鏡用膨縮型処置具の先端部分を示しており、1は、図示されていない内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱される可撓性外套管であり、例えば、外径が2mm程度で長さが1〜2m程度の四フッ化エチレン樹脂チューブによって形成されている。
【0010】
可撓性外套管1の先端付近には、可撓性を有するステンレス鋼撚り線等からなる短い(例えば10〜30cm程度の)固定ワイヤ2が挿通配置されていて、その固定ワイヤ2の基端はワイヤ固定筒体3によって可撓性外套管1の内周面に固定されている。
【0011】
ワイヤ固定筒体3は、図3の斜視図にも示されるように、可撓性外套管1の内周にきつく嵌め込まれて接合固定された太い円筒部と、固定ワイヤ2の基端部分が差し込まれて接合固定された細い円筒部とが、偏心して一体に連続形成されたものである。ただし、ワイヤ固定筒体3はその他の形状であっても差し支えない。
【0012】
可撓性外套管1の先端から突出する固定ワイヤ2の先端には、図1に示されるように、自然状態において自己の弾性によりループ状に広がるように形成された弾性ワイヤからなる先端処置部材5が、連結パイプ4を介して連結されている。
【0013】
先端処置部材5は、可撓性外套管1の先端より前方に突出した状態に配置されており、この実施例においては、先端処置部材5は、ポリープを緊縛するためのスネアループ5Aである。
【0014】
ただし先端処置部材5は、自然状態において自己の弾性により広がるように形成されたものであれば差し支えなく、例えば図4に示されるように3〜4本の弾性ワイヤによりかご状に形成されたバスケット5Bであってもよく、図5に示されるように、バネ材の単線を3〜4本先側へ広げて配置した爪型把持材5C等であってもよい。
【0015】
図1に戻って、可撓性外套管1の先端部付近には、例えば四フッ化エチレン樹脂チューブからなる可撓性内管7が軸線方向に進退自在に内挿配置されている。その長さは例えば5〜15cm程度である。
【0016】
可撓性内管7の後端(基端)部には、可撓性外套管1内に軸線方向に挿通配置された操作ワイヤ6の先端がワイヤ連結筒体8により連結されている。ワイヤ連結筒体8は、前述のワイヤ固定筒体3を一回り小さくしたほぼ相似形の形状に形成されているが、その他の形状であっても差し支えない。
【0017】
可撓性内管7の先端には、可撓性外套管1に引き込まれない最大外径を有し、先端処置部材5が窄まった状態で通過することができる先端チップ9が取り付けられている。ただし、先端チップ9は省いても差し支えない。
【0018】
操作ワイヤ6は、基端側からの操作によって可撓性外套管1に対して軸線方向に進退自在であり、図1に示されるように操作ワイヤ6が基端側に牽引された状態では、可撓性内管7が可撓性外套管1の先端内に引き込まれて先端処置部材5が膨らんだ状態になる。
【0019】
そして、操作ワイヤ6を手元側から先端側へ押す操作をすると、図2に示されるように、操作ワイヤ6の先端に連結された可撓性内管7が、可撓性外套管1の先端から押し出されて先端処置部材5に被さる状態になり、先端処置部材5が窄められる。
【0020】
したがって、先端処置部材5を全く移動させることなく膨縮させることができるので、小さな目標物でも一度先端処置部材5内に入れてしまえば外れ難く、容易に捕獲、処置することができる。
【0021】
また、可撓性内管7は可撓性外套管1の先端部分のみに配置された短いものであり、可撓性内管7を軸線方向に移動させるのは可撓性外套管1内に挿通された操作ワイヤ6なので、可撓性外套管1が曲がりくねった状態になっても可撓性内管7の進退操作に大きな摩擦抵抗が発生せず、先端処置部材5を容易に膨縮させることができる。
【0022】
図6は、内視鏡用膨縮型処置具の手元側に設けられる操作部10の第1の例であり、術者の手の親指を係合させるための第1の指掛け12が手元側端部に形成された棒状の操作部本体11の先端に、可撓性外套管1の基端が連結固定されている。
【0023】
操作部本体11に形成されたスリット13内には、操作ワイヤ6の基端が連結されたワイヤ連結ブロック14が配置され、そのワイヤ連結ブロック14が、操作部本体11にスライド自在に係合する第2の指掛け15内に係止されている。
【0024】
したがって、二つの指掛け12,15を接近させる方向に引き寄せると、操作ワイヤ6を介して可撓性内管7が手元側へ牽引されて先端の先端処置部材5が膨らみ、二つの指掛け12,15を離れる方向に引き離すと、操作ワイヤ6を介して可撓性内管7が先側へ押されて先端処置部材5が窄まる。
【0025】
図7は、内視鏡用膨縮型処置具の手元側に設けられる操作部20の第2の例であり、術者の手の親指を係合させるための第1の指掛け22が手元側端部に形成された棒状の操作部本体21に操作ワイヤ6の基端が連結固定されている。27は、その固定を行うための手動ネジである。
【0026】
操作部本体21に形成されたスリット23内には、可撓性外套管1の基端が連結パイプ26を介して連結された外套管連結ブロック24が配置され、その外套管連結ブロック24が、操作部本体21にスライド自在に係合する第2の指掛け25内に係止されている。28は、連結パイプ26を外套管連結ブロック24に固定する手動ネジである。
【0027】
したがって、二つの指掛け22,25を接近させる方向に引き寄せると、操作ワイヤ6を介して可撓性内管7が先側へ押されて先端の先端処置部材5が窄まり、二つの指掛け12,15を離れる方向に引き離すと、操作ワイヤ6を介して可撓性内管7が手元側に牽引されて先端処置部材5が膨らむ。
【0028】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば図8に示されるように、固定ワイヤ2の後端を可撓性外套管1の基端付近に固定しても差し支えない。この例では、固定ワイヤ2の基端に固着された短筒9が、可撓性外套管1の基端部分に圧入固定されている。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、先端処置部材を全く移動させずに膨縮させることができるので、小さな目標物でも一度先端処置部材内に入れてしまえば外れ難く、容易に捕獲、処置することができる。
【0030】
そして、可撓管内管は可撓性外套管の先端部分のみに配置された短いものであり、可撓性内管を軸線方向に移動させるのは可撓性外套管内に挿通された操作ワイヤなので、可撓性外套管が曲がりくねった状態になっても、可撓性外套管内での進退操作に大きな摩擦抵抗が発生せず、先端処置部材を容易に膨縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の内視鏡用膨縮型処置具の先端処置部材が膨らんだ状態の先端部分の側面断面図である。
【図2】本発明の実施例の内視鏡用膨縮型処置具の先端処置部材が窄んだ状態の先端部分の側面断面図である。
【図3】本発明の実施例の固定ワイヤの後端固定部の斜視図である。
【図4】本発明の実施例の先端処置部材の第2の例の側面図である。
【図5】本発明の実施例の先端処置部材の第3の例の側面図である。
【図6】本発明の実施例の内視鏡用膨縮型処置具の操作部の第1の例の側面断面図である。
【図7】本発明の実施例の内視鏡用膨縮型処置具の操作部の第2の例の側面断面図である。
【図8】本発明の第2の実施例の内視鏡用膨縮型処置具の側面断面図である。
【符号の説明】
1 可撓性外套管
2 固定ワイヤ
3 ワイヤ固定筒体
5 先端処置部材
6 操作ワイヤ
7 可撓性内管
8 ワイヤ連結筒体
10,20 操作部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an endoscope expansion / contraction treatment tool.
[0002]
[Prior art]
Endoscopic treatment tools, such as a snare for polyp excision, a basket-type foreign material collection tool, or a three-nail gripping tool, which are formed so as to spread by their own elasticity in a natural state, are used as endoscope treatment tools. Many of them have a configuration in which they are expanded and contracted by entering and exiting the tip of a flexible tube or the like.
[0003]
In the case of such an endoscopic inflatable treatment tool, when a target is captured, it is moved so as to be drawn into a flexible tube in order to constrict a tip treatment member such as a snare loop or a basket. In the case of a small target, it cannot slip through the distal treatment member and be captured well.
[0004]
Therefore, the fixed wire is inserted and arranged in the flexible mantle so as not to move in the axial direction, the distal treatment member is connected to the tip of the fixed wire, and is inserted and arranged in the flexible mantle so as to freely advance and retract in the axial direction. There is an improvement that can be accommodated in the distal end of the flexible inner tube without moving the distal treatment member by pushing the flexible inner tube forward (Japanese Patent Laid-Open No. 10-5242, Japanese Patent Laid-Open 10-5234).
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional endoscopic inflatable treatment tool as described above has a double tube structure of a flexible outer tube and a flexible inner tube over the entire length. When used in a meandering state by being inserted through a channel, the frictional resistance between the outer tube and the inner tube becomes very large, and there are many cases where the inner tube is moved forward and backward.
[0006]
Therefore, the present invention allows the tip treatment member to be inflated and contracted without being moved, so that even a small target can be easily captured and treated, and during operation, the tip treatment member can be easily inflated without any large frictional resistance acting. An object of the present invention is to provide an endoscopic inflatable treatment tool that can be contracted.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the endoscopic inflatable treatment tool of the present invention is inserted and arranged in a flexible mantle tube, and the proximal end side is fixed so that the tip protrudes from the tip of the flexible mantle tube. A distal end treatment member formed so as to spread by its own elasticity in the natural state is connected to the distal end of the flexible fixing wire thus formed, and is disposed in the flexible outer tube so as to be movable back and forth in the axial direction. In an endoscopic inflatable treatment tool in which the distal treatment member moves in and out of the flexible inner tube by advancing and retracting the sexual inner tube, the flexible inner tube is positioned near the distal end of the flexible outer tube The flexible inner tube is connected to the distal end of an operation wire which is disposed only in the flexible mantle tube and is inserted and disposed so as to be movable forward and backward in the axial direction.
[0008]
The rear end of the fixing wire may be fixed near the distal end of the flexible outer tube, or may be fixed near the proximal end of the flexible outer tube.
In addition, a first finger hook is formed at the proximal end of the rod-shaped member, and an operation portion is provided to engage the second finger hook so as to be movable in the axial direction with respect to the rod-shaped member. The end may be connected and fixed to the rod-like member, and the base end of the flexible mantle tube may be connected and fixed to the second finger hook, or the base end of the flexible mantle tube may be connected and fixed to the rod-like member and operated. The proximal end of the wire may be connected and fixed to the second finger hook.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a distal end portion of an endoscopic inflatable treatment tool, and
[0010]
In the vicinity of the distal end of the
[0011]
As shown in the perspective view of FIG. 3, the
[0012]
As shown in FIG. 1, a distal end treatment member made of an elastic wire formed so as to spread in a loop shape by its own elasticity as shown in FIG. 1 is attached to the distal end of the fixed
[0013]
The
[0014]
However, the
[0015]
Returning to FIG. 1, a flexible
[0016]
The distal end of the flexible
[0017]
At the distal end of the flexible
[0018]
The
[0019]
When the
[0020]
Accordingly, since the
[0021]
Further, the flexible
[0022]
FIG. 6 is a first example of the
[0023]
In the
[0024]
Accordingly, when the two finger hooks 12 and 15 are pulled in a direction in which they approach each other, the flexible
[0025]
FIG. 7 is a second example of the
[0026]
In the
[0027]
Therefore, when the two finger hooks 22 and 25 are pulled toward each other, the flexible
[0028]
The present invention is not limited to the above-described embodiment. For example, as shown in FIG. 8, the rear end of the
[0029]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the tip treatment member can be expanded and contracted without moving at all, even if a small target is once put in the tip treatment member, it is difficult to come off and can be easily captured and treated.
[0030]
The flexible inner tube is a short one disposed only at the distal end portion of the flexible mantle tube, and the flexible inner tube is moved in the axial direction because the operation wire is inserted into the flexible mantle tube. Even when the flexible mantle tube is in a tortuous state, a large frictional resistance is not generated in the advancing and retreating operation in the flexible mantle tube, and the distal treatment member can be easily expanded and contracted.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side cross-sectional view of a distal end portion in a state in which a distal treatment member of an inflatable / deflection treatment instrument for an endoscope according to an embodiment of the present invention is inflated.
FIG. 2 is a side cross-sectional view of the distal end portion of the endoscope inflating and deflating treatment tool according to the embodiment of the present invention in a state where the distal treatment member is narrowed.
FIG. 3 is a perspective view of a rear end fixing portion of the fixing wire according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a side view of a second example of the distal treatment member according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a side view of a third example of the distal treatment member according to the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a side cross-sectional view of a first example of an operation unit of an endoscopic inflatable treatment tool according to an embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a side cross-sectional view of a second example of the operation unit of the endoscope expansion / contraction treatment tool according to the embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a side sectional view of an endoscopic inflatable treatment tool according to a second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
上記可撓性内管が上記可撓性外套管の先端付近のみに配置されて、上記可撓性外套管内に軸線方向に進退自在に挿通配置された操作ワイヤの先端に上記可撓性内管が連結され、
上記固定ワイヤを上記可撓性外套管内に固定するためのワイヤ固定筒体が上記可撓性外套管の先端近傍であって上記可撓性内管の基端より後方位置に設けられて、
上記ワイヤ固定筒体は、上記可撓性外套管の内周にきつく嵌め込まれてそこに固定された太径円筒部と、その太径円筒部の先端縁から前方に向かって突出して上記固定ワイヤの基端部分が差し込まれて固定された細径円筒部とが偏心して一体に形成され、上記操作ワイヤが上記太径円筒部内を通過していることを特徴とする内視鏡用膨縮型処置具。In the natural state, it spreads by its own elasticity to the distal end of a flexible fixing wire that is inserted and arranged in the flexible outer tube and the proximal end is fixed so that the distal end protrudes from the distal end of the flexible outer tube. The distal treatment member formed as described above is connected, and the flexible inner tube disposed in the flexible mantle tube is moved forward and backward in an axial direction so that the distal treatment member is moved into the flexible inner tube. In an endoscopic inflatable treatment tool that enters and exits and expands and contracts,
The flexible inner tube is arranged only in the vicinity of the distal end of the flexible cannula, the inner flexible tube to the distal end of the operation wire which is movably inserted and arranged in the axial direction to the flexible jacket tube There are connected,
A wire fixing cylinder for fixing the fixing wire in the flexible outer tube is provided in the vicinity of the distal end of the flexible outer tube and at a rear position from the proximal end of the flexible inner tube,
The wire fixing cylinder is fitted into the inner periphery of the flexible outer tube and fixed to the large diameter cylindrical portion, and protrudes forward from the tip edge of the large diameter cylindrical portion to protrude the fixed wire. An endoscopic expansion and contraction type for an endoscope, characterized in that the proximal end portion of the endoscope is eccentrically formed integrally with a thin cylindrical portion fixed and the operation wire passes through the large cylindrical portion. Treatment tool.
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