JP4280613B2 - 動画像再生装置及びその制御方法、並びに、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 - Google Patents
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Description
ISO/IEC-15444-1:JPEG2000規格書 part-3
圧縮符号化された動画像データを再生する動画像再生装置であって、
前記圧縮符号化された動画像データに含まれるフレームの全域或いは一部の領域の符号化データを復号する復号手段と、
前記復号して得られた画像を表示出力する表示出力手段と、
動画像の再生速度を設定する再生速度設定手段と、
該再生速度設定手段で設定された再生速度に応じて再生すべきフレーム中の領域を決定し、決定した領域を復号対象として前記復号手段に設定する設定手段と、
前記再生速度設定手段で設定された再生速度が通常再生速度を越える高速再生速度の場合に、前記領域の位置を前記復号手段に設定する領域位置設定手段とを備え、
前記領域位置設定手段は、ユーザが操作可能な指示部による指示に応じて前記領域を移動させる領域移動手段を含むことを特徴とする。
図1は、本発明の動画像再生装置が使用される再生システムの一例を示す概略図であり、1はパーソナルコンピュータなどの汎用の情報処理装置(以下「PC」という)、2はDVD−ROM等の記憶媒体からデータを読み出すドライブである。本第1の実施形態では、PC1が備え付けられたHDDやDVD−ROMなどのメディアに記録されている動画像符号化データを読み出して復号し、ディスプレイに再生画像を表示する。なお、本第1の実施形態におけるPC1は、所定サイズの画像の符号化データの全データを最大30fps(フレーム/秒)で復号する処理能力を有する場合について説明する。また、ディスプレイの表示周波数(垂直同期信号周波数)は60Hz以上であるものとするが、これは一般的なものでもある。更に、本第1の実施形態の再生システムは、通常再生を30fpsにより行うものとする。
図2は本実施形態における動画像符号化装置200の構成を示すブロック図であり、図2のフレームデータ符号化部202の構成を図3に示す。また、動画像符号化装置200の処理のフローチャートを図4に示す。以下、各構成をその動作処理内容とも説明する。
Y(2n+1) = X(2n+1)-floor{ (X(2n)+X(2n+2))/2 } …(1)
Y(2n),Y(2n+1)は離散ウェーブレット変換係数列であり、Y(2n)は低周波サブバンド、Y(2n+1)は高周波サブバンドである。また、上記変換式(1)においてfloor{X}はXを超えない最大の整数値を表す。この離散ウェーブレット変換を模式的に表わしたのが図9である。
本第1の実施形態における各周波数成分と量子化ステップとの対応テーブルを図11に示す。同図に示すように、よりレベルが高いサブバンドの方に、大きい量子化ステップを与えている。なお、各サブバンド毎の量子化ステップは予め不図示のRAMやROMなどのメモリに格納されているものとする。そして、一つのサブバンドにおける全ての変換係数を量子化した後、それら係数量子化値をエントロピー符号化部306へ出力する。
図19は本実施形態における動画像再生装置1000(図1におけるPC1の機能ブロック図でもある)の構成を示すブロック図であり、図19におけるフレームデータ復号部2003の構成を図20に、この動画像再生装置1000における処理のフローチャートを図21に示す。以下、これらの図を参照して復号再生処理を説明する。
Xr=Q×q
ただし、Qは量子化値、qは量子化ステップ、Xrは復元された離散ウェーブレット変換係数である。逆離散ウェーブレット変換部2105では、以下に記述する式に基づいて、逆離散ウェーブレット変換を行う(ステップS2505)。
X(2n)=Y(2n)-floor{(Y(2n-1)+Y(2n+1)+2)/4}
X(2n+1)=Y(2n+1)+floor{(X(2n)+X(2n+2))/2}
ここで、低周波サブバンドの離散ウェーブレット変換係数をY(2n)、高周波サブバンドの離散ウェーブレット変換係数をY(2n+1)とする。また、x(n)は復号データである。本変換式は一次元のデ−タに対するものであるが、この変換を水平方向、垂直方向の順に適用することで二次元の変換を行う。そして復号タイルデータが生成され、復号フレームデータ出力部2106に出力される(ステップS2506)。
次に、第2の実施形態について説明する。
本第2の実施形態における動画像再生装置の構成は図19に示すものと同様である。また、通常再生時と高速再生が指示された場合の処理は、第1の実施の形態における処理と同様である。ただ、ユーザーから表示領域の移動の指示が行われた場合、第1の実施の形態とことなる処理が行われる。
次に、第3の実施形態について説明する。
本第3の実施形態における動画像再生装置の構成は図19に示すものと同様である。また、通常再生時と高速再生が指示された場合の処理は、第1の実施の形態における処理と同様である。また、表示領域が移動していて、かつ表示領域がコードブロック境界に接している場合、動画像再生装置が行う処理は第2の実施形態における処理と同様である。ただ、図26のように、表示領域がコードブロックに接していない場合、以下のように処理を実施する。
なお、上記第1〜第3の実施形態では、フレームデータの系列変換に離散ウェーブレット変換を使用したが、本発明はこれに限定されるわけではなく、例えば系列変換に離散コサイン変換等を使用しても構わない。
Claims (8)
- 圧縮符号化された動画像データを再生する動画像再生装置であって、
前記圧縮符号化された動画像データに含まれるフレームの全域或いは一部の領域の符号化データを復号する復号手段と、
前記復号して得られた画像を表示出力する表示出力手段と、
動画像の再生速度を設定する再生速度設定手段と、
該再生速度設定手段で設定された再生速度に応じて再生すべきフレーム中の領域を決定し、決定した領域を復号対象として前記復号手段に設定する設定手段と、
前記再生速度設定手段で設定された再生速度が通常再生速度を越える高速再生速度の場合に、前記領域の位置を前記復号手段に設定する領域位置設定手段とを備え、
前記領域位置設定手段は、ユーザが操作可能な指示部による指示に応じて前記領域を移動させる領域移動手段を含むことを特徴とする動画像再生装置。 - 前記設定手段は、前記再生速度設定手段で設定された再生速度が前記通常再生速度の場合にはフレーム全域を復号対象として前記復号手段に設定し、前記再生速度設定手段で設定された再生速度が前記高速再生速度の場合には、前記高速再生速度と前記通常再生速度の比率に応じた部分領域を復号対象として前記復号手段に設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の動画像再生装置。 - 前記領域移動手段は、符号化単位であるタイルのサイズ単位で前記領域を移動することを特徴とする請求項1に記載の動画像再生装置。
- 前記領域移動手段は、符号化単位であるタイルに含まれるコードブロックサイズ単位で前記領域を移動することを特徴とする請求項1に記載の動画像再生装置。
- 前記領域移動手段は、画素単位で前記領域を移動するものであって、
前記復号手段は、前記領域移動手段によって画素単位で前記領域が移動された場合に、前記領域の移動方向に対して逆方向となる少なくとも領域境界部では、前記領域内の前記境界部以外よりも低い画質の画像となるように復号処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の動画像再生装置。 - 圧縮符号化された動画像データを再生する動画像再生装置の制御方法であって、
復号手段が、前記圧縮符号化された動画像データに含まれるフレームの全域或いは一部の領域の符号化データを復号する復号工程と、
表示出力手段が、復号して得られた画像を表示出力する表示出力工程と、
再生速度設定手段が、動画像の再生速度を設定する再生速度設定工程と、
設定手段が、該再生速度設定工程で設定された再生速度に応じて再生すべきフレーム中の領域を決定し、決定した領域を復号対象として前記復号手段に設定する設定工程と、
領域位置設定手段が、前記再生速度設定工程で設定された再生速度が通常再生速度を越える高速再生速度の場合に、前記領域の位置を前記復号手段に設定する領域位置設定工程とを備え、
前記領域位置設定工程は、ユーザが操作可能な指示部による指示に応じて前記領域を移動させる領域移動工程を含むことを特徴とする動画像再生装置の制御方法。 - コンピュータに読込ませ実行させることで、圧縮符号化された動画像データを再生する動画像再生装置として機能させるコンピュータプログラムであって、
前記圧縮符号化された動画像データに含まれるフレームの全域或いは一部の領域の符号化データを復号する復号手段と、
前記復号して得られた画像を表示出力する表示出力手段と、
動画像の再生速度を設定する再生速度設定手段と、
該再生速度設定手段で設定された再生速度に応じて再生すべきフレーム中の領域を決定し、決定した領域を復号対象として前記復号手段に設定する設定手段と、
前記再生速度設定手段で設定された再生速度が通常再生速度を越える高速再生速度の場合に、前記領域の位置を前記復号手段に設定する領域位置設定手段として機能させ、
前記領域位置設定手段は、ユーザが操作可能な指示部による指示に応じて前記領域を移動させる領域移動手段を含む
ことを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項7に記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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