JP4278584B2 - プール床の昇降装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プールの水深を変えることができるようにするためにプールに昇降可能に設置されるプール床の昇降装置に関する。
この種プール床を昇降させる装置としては、下記特許文献1に開示されるように、プールサイドの地下にプールサイドに沿って配設される回転軸と、該回転軸を回転駆動するモータと、プールサイドの地下上下に配置されるスプロケットと、回転軸に固着のスプロケットとに掛け渡される無端チェーンとよりなり、モータにより回転軸を回転駆動し、無端チェーンを循環駆動させて該チェーンに連結されるプール床を昇降させるようにしたタイプの装置が知られる。
プール床の昇降装置としてはこのほか、下記特許文献2に開示されるように、プールの底面に掘削されたピット内に水圧シリンダーを複数配置し、各水圧シリンダーでプール床を昇降可能に支持するタイプの装置が知られる。
特開2001−98782号 特開平9−119831号
特許文献1に開示されるプール床は、その両サイドで昇降装置に昇降可能に支持されるものであるため、その中間部を水中歩行したり、人が立つと凹んで撓みやすい。プール床が撓まないように剛性を上げるのは、プール床のコスト高をもたらし、またプール床を昇降させる動力を増大させる。
またプール床をプールの一部、例えばプールを二分割又は四分割した箇所に設置することが望まれることがあるが、こうしたニーズに対しては、プール床の両サイドを支持する昇降装置を用いることができないか、用いることが困難である。
特許文献2に開示されるプール床のように、水圧シリンダーでプール床を昇降させるタイプのものでは、上記の問題を解消することができるが、プールの底面にピットを形成するのは工事費が嵩み、コスト高をもたらす。
本発明は、低コストでプール床の撓みを解消することができるか、及び/若しくはプールの一部に設置されるプール床を昇降させることができるプール床の昇降装置を提供することを目的とする。
請求項1に係わる発明は、プールに昇降可能に設置されるプール床の昇降装置に関するもので、プールの底面に軸支される回転軸に1ないし複数、適当間隔をおいて固着されるスプロケットと、プールの底面に沿い、スプロケットに掛けられて垂直に方向転換し、プール床に連結されるプッシュチェーンと、上記回転軸を回転駆動するモータよりなるプール床の昇降装置において、前記プッシュチェーンは屈曲する向きと逆向きのモーメントが掛かるように偏心位置においてプール床に連結されることを特徴とする。
ここでプッシュチェーンは、例えば図1に示すように、チェーン1の各リンクに概略コ型断面の屈曲防止片2を取付け、屈曲防止片2同士が一方向にのみ屈曲できるようにしたものである。
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明において、プール床が浮力を持たせるための空洞部を有することを特徴とする。
また請求項に係わる発明は、請求項1又は2に係わる発明において、スプロケットからプール床に至る間のプッシュチェーン全体或いはその一部をガイドするガイド手段が設けられることを特徴とする。このガイド手段は、プッシュチェーンがスライドしてガイドされるもので、プッシュチェーンの一側、好ましくは両側に配置される。
請求項1に係わる発明の昇降装置によると、プッシュチェーンが水圧シリンダーと同様、プール床の垂直荷重を確実に支持し、この状態でプッシュチェーンがスプロケットにより垂直方向に繰り出され、或いは引込められることによりプール床が昇降する。プッシュチェーンはまた、プール床の中央部や側縁などプール床の所望位置に連結することが可能であり、撓みの多い箇所に連結することによりプール床の撓みを最も少なくすることができること、プールの一部、例えばプールを二分割或いは四分割した箇所に設置したプール床の昇降が可能となること、プール底にはスプロケットが配置されるだけで、ビットの形式などが不要であるため、昇降装置を設置するための構造が簡単となることなどの効果を奏する。
請求項2に係わる発明の昇降装置によると、プール床を軽量化することができ、プッシュチェーンの座屈を生じにくくさせることができる。
請求項に係わる発明の昇降装置によると、プッシュチェーンの座屈をより生じにくくさせることができる。
図2は、プール5を四分割して、その一部にプール床6を配置した例を示すもので、プールサイドの地下にはモータ7によって回転駆動される回転軸8が配置され、回転軸8と直交してプール底上に並設される軸9に回転軸8からベベルギアを介して回転が伝えられるようにしてある。
軸9には、モータ7、回転軸8及び後述のプッシュチェーンと共に、プール床6の昇降装置を構成する一対のスプロケット11が一定の間隔を存して固定され、各スプロケット11には図3に示すように、図1に示すプッシュチェーン12が掛けられて屈折し、立ち上がり部分の上端に取付けられる取付金具13がプール床6に偏心位置において、回動可能に軸着されるか、或いは固定され、矢印で示すように、プール床6の重量により取付金具13に掛かる力Fによりプッシュチェーン12に屈曲する向きと逆向きのモーメントが掛かるようにしてある。プッシュチェーン12のスプロケット11で横向きに方向転換された部分は、プール床に這わせて自由端としてある。
プッシュチェーン12にはまた、スプロケット11近くの立ち上がり部分の片側、好ましくは図示するように両側にガイド手段としてのスライドガイド14、15が配置され、プッシュチェーン12が座屈しないように、その昇降をガイドしている。なおプッシュチェーン12は水中で錆付かないようにステンレス製とされている。
プール床6は、中空の樹脂製で、内部を縦リブ16で仕切って複数の空気室17を形成してなるもので、空気室17によりプール床6に適度の浮力を持たせるようにしてある。
本実施形態の昇降装置によると、プール床6はプッシュチェーン12によって複数か所、図示する例では6か所で支持され、スプロケット11によるプッシュチェーン12の繰り出し、或いは繰り込みにより昇降すること、プッシュチェーン12はプール床6が中空構造をなして軽量であると共に、その偏心位置においてプール床6に連結され、またスライドガイド14、15によって両側から動きを拘束されることにより座屈を生じにくくしてプール床6を支持するようになっており、プール床6の支持を確実に行うことができる。またプール底にはスプロケット11が配置されてあるだけで、昇降装置を設置するための構造が簡単であり、既存のプールに対しても回転軸13を取り付けるためにプールサイドの構造に僅かな変更を加えるのみで取付けることができる。
図2に示すプール床6は、プール5を四分割してその一部に配置した例を示すものであるが、二分割してその一部に配置してもよいし、プール床をプールに例えば2〜4の複数個配置し、各プール床に段差を付けて、個々に昇降させるようにしてもよい。
本発明の昇降装置は、プールの一部のみに設置されるプール床のみならず、プール全面に設置されるプール床に対しても適用することができる。
プッシュチェーンの一部を示す正面図。 プールを四分割した箇所に設置されるプール床を昇降させるための装置の概略図。 プール床昇降装置の正面図。
符号の説明
1・・チェーン
2・・屈曲防止片
5・・プール
6・・プール床
7・・モータ
8・・回転軸
9・・軸
11・・スプロケット
12・・プッシュチェーン
13・・取付金具
14、15・・スライドガイド
16・・縦リブ
17・・空気室

Claims (3)

  1. プールに昇降可能に設置されるプール床の昇降装置であって、プールの底面に軸支される回転軸に1ないし複数、適当間隔をおいて固着されるスプロケットと、プールの底面に沿い、スプロケットに掛けられて垂直に方向転換し、プール床に連結されるプッシュチェーンと、上記回転軸を回転駆動するモータよりなるプール床の昇降装置において、前記プッシュチェーンは屈曲する向きと逆向きのモーメントが掛かるように偏心位置においてプール床に連結されることを特徴とするプール床の昇降装置
  2. プール床が浮力を持たせるための空洞部を有することを特徴とする請求項1記載のプール床の昇降装置。
  3. スプロケットからプール床に至る間のプッシュチェーン全体或いはその一部をガイドするガイド手段が設けられることを特徴とする請求項1又は2記載のプール床の昇降装置。
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