JP4278306B2 - 喫煙装置のヒーター器具のためのブラシクリーニングユニット - Google Patents
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Description
【０００１】
発明の分野
本発明は紙巻きタバコ喫煙システムの一構成要素で使用するためのクリーニングユニットに関する。特に、本発明はブラシ装置によって構成要素をクリーニングするクリーニングユニットに関する。
【０００２】
関連出願
本願は１９９８年１１月１０日に出願された米国特許出願Ｎｏ．０９／１８８４４６に関し、それは参考としてここに組み入れられる。
【０００３】
発明の背景
本願と同じ出願人の米国特許Ｎｏ．５３８８５９４，５５０５２１４，５５３０２２５及び５５９１３６８は電気ライター及び紙巻きタバコを含む様々な電気出力喫煙システムを開示し、これらは参考としてここに明確に組み入れられる。そのシステムは副流煙を顕著に減らしかつ喫煙者が喫煙を選択的に中断及び再開できるようにしながら喫煙の楽しみを提供する。かかる喫煙システムの操作中、ヒーター器具の様々な部分に凝縮物が集まる場合がありうる。かかる凝縮物を除去するために、喫煙装置はかかる凝縮物を蒸発させるために使用される加熱構成要素を含んでもよい。かかる加熱構成要素を用いても、望むように多量の凝縮物を除去できないかも知れない。さらに、喫煙システムから導かれる喫煙の楽しみは凝縮物を蒸発するために十分加熱されることができない領域における凝縮物の形成によって悪影響を受けるかもしれない。
【０００４】
同じ出願人の米国特許出願Ｎｏ．０９／１７６０２８（発明の名称“Cleaning Unit for the Heater Fixture of a Smoking Device”、発明者Jon Banyaszら、１９９８年１０月２１日出願）は凝縮物を除去するためにヒーター器具の選択された位置上に水をスプレーするためのクリーニングユニットの幾つかの例を開示し、それは参考としてここに明確に組み入れられる。これらのクリーニングユニットによる問題は一定時間にわたって水で凝縮物を除去するために水の十分な供給、通常蛇口を持つ必要性である。これらのクリーニングユニットは典型的には蛇口に接続され、もし標準的な蛇口が利用できないなら簡単に使用されることはできないかもしれない。ヒーター器具から凝縮物を除去するために多量の水を必要とせず、かつ水供給蛇口に接続される必要のないクリーニング装置を提供することが望ましい。
【０００５】
発明の概要
本発明の一側面によれば、喫煙装置のヒーター器具のためのブラシクリーニングユニットは第１端及び第２端を有する管を含み、前記管は管に対してヒーター器具を向けかつ取り付けるためのヒーター器具上のキーの対応する部分と協働するためのキーの部分を含む。ブラシクリーニングユニットはまた管に取り付けられたブラシを含む。ブラシは管及びそれに取り付けられたヒーター器具に対して軸方向に移動可能である。ブラシは管に対して回転できない。
【０００６】
本発明の別の側面によれば、喫煙装置のヒーター器具を清浄するための方法が開示されている。その方法によれば、ヒーター器具は第１及び第２端を有する管の第２端に取り付けられる。水性媒体が管及びヒーター器具中の開口を通って管の第２端の外に流れるように水性媒体が管の第１端に供給される。ブラシの剛毛部分（前記ブラシは管の壁を通る開口に対して軸方向に移動可能でありかつその開口に配置されたハンドルを有する）はヒーター器具中の開口を通して動かされる。
【０００７】
本発明の一つの側面によれば、喫煙システムのヒーター器具のためのブラシクリーニングユニットは第１端及び第２端を有する管を含み、前記管は管に対してヒーター器具を向けかつ取り付けるためのヒーター器具上のキーの対応する部分と協働するためのキーの部分を含む。ブラシクリーニングユニットはまた管に取り付けられたブラシを含む。ブラシは管及びそれに取り付けられたヒーター器具に対して軸方向に移動可能である。ブラシは管に対して回転できない。
【０００８】
本発明の別の側面によれば、喫煙システムのヒーター器具をクリーニングするための方法が開示されている。その方法によれば、ヒーター器具は第１及び第２端を有する管の第２端に取り付けられる。水性媒体が管及びヒーター器具中の開口を通って管の第２端の外に流れるように水性媒体が管の第１端に供給される。ブラシの剛毛部分（前記ブラシは管の壁を通る開口に対して軸方向に移動可能でありかつその開口に配置されたハンドルを有する）はヒーター器具中の開口を通して動かされる。
【０００９】
本発明の一つの側面によれば、ブラシクリーニングユニットは第１端及び第２端を有する管を含み、前記管はヒーター器具受け部分を含み、さらに前記管は管へのクリーニング流体の進入のための半径方向開口を含む。ブラシクリーニングユニットは管に取り付けられかつ管に対して軸方向に移動可能であるブラシをさらに含む。ブラシクリーニングユニットは管の開口に脱着可能に接続できる開放第１端を有する流体溜めをさらに含み、流体溜めはヒーター器具受け部分に脱着可能に接続できる。
【００１０】
本発明のさらに別の例によれば、ブラシクリーニングユニットは第１端及び第２端を有する管を含み、前記管は第１端と第２端の間のヒーター器具受け部分を含み、さらに前記管はヒーター器具受け部分と流体連通する管の第２端において軸方向開口を含む。ブラシは管の第１端に取り付けられ、管に対して軸方向に移動できる。流体容器は管の軸方向開口のまわりで管の第２端に脱着可能に接続できる開放第１端及び閉鎖第２端を有する。
【００１１】
本発明のさらに別の例によれば、ブラシクリーニングユニットは第１部分及び第２部分を有するシリンダーを含み、シリンダーの第１及び第２部分は脱着可能に接続され、内部ヒーター器具受け部分を規定する。ブラシはシリンダーの第１部分に取り付けられかつシリンダーに対して軸方向に移動可能である。シリンダーの第１部分はヒーター器具受け部分へのクリーニング流体の導入を容易にする可動ドアを含む。
【００１２】
図面の簡単な記述
本発明の特徴及び利点は図面と関連して以下の詳細な記述を読むことによって良好に理解される。図面において同じ数字は同様の要素を示す。
図１は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
図２は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
図３は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットのための支持体の正面図である。
図４は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
図５は本発明の一例による喫煙システムの概略的透視図である。
図６は本発明によるブラシクリーニングユニットで使用するための喫煙システムの透視図である。
図７は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
図８は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
図９は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
図１０は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの部分横断側面図である。
図１１は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの部分横断側面図である。
図１２は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
図１３は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
図１４は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
図１５はブラシクリーニングユニットの底部上に取り付けられた容器又は漏斗を示す図１４のブラシクリーニングユニットの側面図である。
図１６は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
図１７は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
図１８はヒーター器具を伴って示された、本発明の一例による蓋付ブラシクリーニングユニットの部分横断側面図である。
図１９はヒーター器具なしで示された、図１８の断面１９−１９でとられた蓋付ブラシクリーニングユニットの部分横断側面図である。
図２０は本発明の一例によるヒンジ付ドアブラシクリーニングユニットの側面図である。
図２１は本発明の別の例によるヒンジ付ドアブラシクリーニングユニットの側面図である。
【００１３】
好ましい例の詳細な記述
米国特許Ｎｏ．５３８８５９４，５５０５２１４，５５３０２２５及び５５９１３６８は電気ライター及び紙巻きタバコを含む様々な電気出力喫煙システムを開示し、それは参考としてここに明確に組み入れられる。本発明が使用可能である喫煙システムのタイプの代表的な喫煙システムが図５に示されている。図１及び５においてわかるように、これらの喫煙システムの電気ライター又はヒーター器具は典型的に二つの開放端を有する管状要素２１である。図１においてわかるように、複数の相互に平行な長手方向ヒーターブレード２３が管の内部周囲に沿って配置され、使用時に特別に適応された紙巻きタバコに接触して紙巻きタバコを加熱する。ヒーターブレード２３は円筒形筒２５によって包囲されている。喫煙中、凝縮物は筒２５及びブレード２３上で形成することができる。ブレード２３の部分はブレードに隣接する幾らかの凝縮物が時々焦がされるように極めて高い温度に加熱される。ヒーターブレード２３の先端上の凝縮物はあまり容易には除去されない。ヒーターブレード２３、筒２５、及び管２１の隣接部分から凝縮物を除去するためにヒーター器具を周期的にクリーニングすることが望ましいと考えられている。
【００１４】
本発明の一例によるブラシクリーニングユニット２７が図１に示されている。ユニット２７は第１端３１及び第２端３３を有する管２９を含む。管２９は管に対してヒーター器具を向けかつ取り付けるためのヒーター器具２１上のキーの対応する部分３７と協働するためのキーの部分３５を含む。
【００１５】
本発明の好ましいヒーター器具２１は電気喫煙システムの出力供給及び制御部分における対応する開口とかみ合うことによって出力供給及び制御部分にヒーター器具を固定するための撤回可能なピン又は熊手を有する。かかる撤回可能なピン又は熊手はキーの対応する部分３７を形成すること及びキーの部分３５が管２９のピン又は熊手受け開口の形であることが好ましい。部分３５及び対応する部分３７によって形成されたキーは前記部分及び対応する部分がかみ合うときにヒーター器具２１の軸方向又は回転方向の動きを防止することが好ましい。もし望むなら又は必要なら、キーは回転方向の動きのみ防止してもよく、また管の内側の溝（図示せず）に配置されたＯ−リング（図示せず）又は管２９とヒーター器具２１の間の圧縮可能な嵌め合いの如き別の構造体を与えて軸方向の動きを防止又は制限してもよい。
【００１６】
管２９に加えて、ブラシクリーニングユニット２７は管に取り付けられかつ管に対して軸方向に移動可能であるブラシ３９及びそれに取り付けられたヒーター器具を含む。ブラシ３９は管に対して回転できない。
【００１７】
管２９は第１端３１から曲げ部分４３まで延びる第１直線長さ４１、及び前記曲げ部分から第２端３３まで延びる第２直線長さ４５を含むことが好ましい。直線長さ４１及び４５はそれらが直線軸のまわりで実質的に対称的であるという意味で直線的であることが好ましい。図１においてわかるように、第１端３１は曲げ部分４３の内側寸法Ｄｂより大きい内側寸法Ｄ１を有することが好ましく、管２９の第１端への水の如き水性媒体の導入を容易にするために漏斗形状であることが好ましい。
【００１８】
ブラシ３９は管２９の外側から曲げ部分４３の開口４９を通って第２直線長さ４５の内側に延びるハンドル部分４７を含むことが好ましい。ハンドル部分４７及び開口４９は好ましくは円形でないか（例えば三角形、四角形、五角形など）及び／又は第２キー５１及び第２キーが軸方向に移動できる第２キーのための受け口５３を伴って形成されるものである（例えばその長さ又はその長さの一部にそって延びるキー又はキー受け口を伴う円形ハンドル）。
【００１９】
複数の剛毛５５は好ましくはハンドル４７に取り付けられ、ヒーター器具中の長手方向に配置されたヒーター要素又はブレード２３の間の空間の位置に相当する複数の長手方向列に配置される。特に、剛毛５５は剛毛がデリケートなブレードに接触せずに筒２５に突き当たるようにヒーターブレード２３間に適合するように列で配置されることが好ましい。ブラシ３９は管２９に対して回転できないので、もしヒーター器具２１も管に対して回転できないなら、剛毛５５との接触から生じるブレード２３の損傷の可能性は低下され、ヒーター器具の寿命が延ばされる。
【００２０】
図２に示された第２例においてわかるように、ハンドル４７′は中空であってもよく、開放端５７及び閉鎖端５９を有してもよい。開放端５７は管２９の外側に配置され、閉鎖端５９は管の内側に又は第２端３３から下流の管の外側に配置される。ハンドル４７′は閉鎖端５９のすぐ近くに複数の半径方向開口６１を有することが好ましい。開放端５７は水性媒体供給源、例えば蛇口に接続された管に取り付けられるか、又は圧縮可能な球状部６３をハンドルの開放端に取り付けることが好ましい。ハンドル４７′の閉鎖端５９は本願と出願人が同じ米国特許出願シリアルＮｏ．０９／１７６０２８（発明の名称“Cleaning Unit for the Heater Fixture of a Smoking Device”、発明者Jon Banyaszら、１９９８年１０月２１日出願）に開示されたスプレーヘッドの形であってもよい。この特許出願は参考としてここに明確に組み入れられる。水性媒体は圧力下で強制的に開放端５７から半径方向開口６１を通って筒２５に対して突きあたり、さらに凝縮物を除去するのを助けることが好ましい。
【００２１】
図１及び２においてわかるように、支持体６５は管２９の内側に配置されることが好ましい。図３においてわかるように、支持体６５は中央開口６７を有することが好ましい。支持体６５は中央開口６７の外側に半径方向に配置された少なくとも一つの、好ましくは複数の第２開口６９を有することが好ましく、支持体はワゴン車輪形状の形であり、中央開口６７から外側に延びる複数の半径方向に延びるスポークを伴うことが好ましい。図１及び２においてわかるように、ブラシ３９は中央開口６７を通って延びる。支持体６５はまた支持体の主要体部分７５から管の第２端３３に向かって（即ち下流方向に）管２９の長手方向に延びるシールド７３を含むことが好ましい。シールド７３は管の第２端に向かって狭くなり狭い端７７になる円錘台の形であることが好ましく、狭い端はヒーター器具の内側寸法より狭いことが好ましい。好ましくは、ヒーター器具２１の内側寸法は圧縮嵌め合いを通してシールドの外側寸法と接触する。喫煙システムの出力供給及び制御部分にヒーター器具を電気的に接続するための熊手の如きヒーター器具２１の構成要素はシールド７３によって管２９を通って流れる水性媒体との接触に対して保護されることが好ましい。図４においてわかるように、もし望むなら又は必要なら、支持体６５は完全に省略されることができる。もし望むなら又は必要なら、シールド７３′はヒーター器具２１の後端に近づくにつれて狭くなるように第２直線長さ４５の内側寸法を形成することによって支持体の不存在下で与えられることができる。また図４においてわかるように、管２９は別個の第１直線長さ４１、第２直線長さ４５、及び曲げ部分４３の如き複数の部分で形成されることができ、別個の構成要素は例えば好適な内部及び外部ねじ、接着剤などによって一緒に接合されてもよい。
【００２２】
ヒーター器具２１が管２９の第２直線長さ４５に関して位置されるとき、可撓性管７９は管の第２端３３に取り付けられることが好ましい。可撓性管７９は使用者の便宜のため管２９を通って流れる水性媒体を直接排水に向けることを容易にする。
【００２３】
通常、水の如き水性媒体は管の第１端３１における漏斗形状を通って管２９に導入される。管２９の第１端３１における漏斗形状に加えてまたはその代わりに、蛇口への取り付けのための迅速な分離取付部品８１を管の第１端に取り付けてもよく、それによって使用中水性媒体のはねかけの可能性を最小にする。
【００２４】
本発明による喫煙装置のヒーター器具をクリーニングするための方法では、ヒーター器具２１は管２９の第２端３３に取り付けられる。ヒーター器具２１は第２直線長さ４５の内側に、図１及び２に示されたような第２直線長さの部分的に内側に、又は第２直線長さの外側に配置されてもよく、管の第２端３３に固定されもよい。
【００２５】
水の如き水性媒体は水性媒体が管及びヒーター器具２１中の開口を通って管２９の第２端３３の外に流れるように管２９の第１端３１に供給される。管２９の壁を通る開口４９に対して軸方向に移動可能でありかつその開口に配置されたハンドル４７を有するブラシ３９の剛毛部分５５はヒーター器具中の開口を通して動かされ、筒２５上の凝縮物に対して突きあたる。ブラシ４７は管２９の壁を通る開口４９に対して回転できないことが好ましく、しかもヒーター器具２１は管に対して回転できないことが好ましいので、剛毛５５はそれらがヒーター器具のブレード２３の間に適合し筒２５の表面に対してだけ突きあたるように長手方向に配列されることが好ましい。ブラシ３９のハンドル４７はまた管に配置された軸方向支持体６５を通って動かされることが好ましい。可撓性管７９は管２９の第２端３３に取り付けられることが好ましく、管の第２端から流出する水性媒体は流し排水の如き所望の位置に向けられる。
【００２６】
本願と同じ出願人の米国特許出願シリアルＮｏ．０９／１８８４１６（発明の名称“Pump Cleaning Unit for the Heating Fixture of a Smoking Device”、発明者 Nicholsら、１９９８年１０月１０日出願）に開示されているように、水性媒体にヒーター器具を浸けることが特に有利であることが認識されている。ヒーター器具は約１０分間浸けられることが好ましく、浸漬のために使用される水性媒体は好ましくは約１００°Ｆ〜約１５０°Ｆ、より好ましくは約１１０°Ｆ〜約１３０°Ｆ、最も好ましくは約１１５°Ｆである。
【００２７】
本発明によるブラシクリーニングユニットはそのクリーニングユニットに使用される水の一部だけを使用しながら水の源を使用することが好ましい米国特許出願シリアルＮｏ．０９／１７６０２８によるクリーニングユニットに少なくとも匹敵するクリーニング仕事を実施できることが見出された。さらに、本発明によるポンプクリーニングユニットは使用される蛇口が標準的なサイズの取付部品であるかどうかにかかわらず水を与えることができるほとんどいかなる設定にも使用されることができる。
【００２８】
図６は喫煙システム３００のライター３０１及び紙巻きタバコ３０４を示す。ライター３０１は除去可能なヒーター器具１２３を含む。ヒーター器具１２３は紙巻きタバコ３０４に沿って領域３０２を加熱するために電気的に出力されるヒーター要素を含む。ヒーター器具１２３は紙巻きタバコ受け区域３２２、ターミナルベース３２４、及び複数の長手方向に延びるヒーター要素３２６を含む。紙巻きタバコ３０４はライター３０１の開口３０５に紙巻きタバコ３０４を挿入することによって喫煙される。喫煙システム３００は電池３０８、論理回路３１０、及び喫煙されることができる残りの吸煙数を表示するためのディスプレイ３１２を含む。喫煙システム３００の使用中、紙巻きタバコ煙からの凝縮物はヒーター器具１２３に蓄積される。ヒーター器具１２３をクリーニングするために、ヒーター器具は喫煙システム３００から除去され、本発明によるクリーニングユニットのホルダーに置かれる。
【００２９】
ブラシクリーニングユニット１２１の一例が図７に示されている。ブラシクリーニングユニット１２１は上部端のすぐ近くの外部ねじ１２５、下部端のすぐ近くの半径方向開口１２７、及び軸方向開口１２９を含むことが好ましい下部分１２４を含む。軸方向開口１２９は好ましくは下部分１２４の長さにわたって延び、ヒーター要素が下部分に対する回転を防止されるようにヒーター要素１２３の不均整な形状に対応する不均整な形状を有する。下部分１２４の下部端は軸方向に閉じられてもよいが、開放されていることが好ましい。
【００３０】
ブラシクリーニングユニット１２１は外部ねじ１２５とかみ合うための内部ねじ１３３を有しかつヒーター要素１２３が配置されるキャビティの上部分を規定する内部軸方向開口を有する上部分１３１をさらに含む。上部分１３１は開口中のブラシの往復運動がブラシの剛毛をヒーター要素の内部表面に接触させて凝縮物を除去するようにブラシ１３９のハンドル１３７が延びる開口１３５をさらに有する。好ましくはハンドル１３７のシャフトは例えば上部分の対応する非円形開口においてスライドするキー形状の如き非円形横断面形状を持つことによって上部分１３１に対して回転できない。
【００３１】
ブラシクリーニングユニット１２１の下部分１２４における半径方向開口１２７はブラシクリーニングユニットが図７の点線で示されるようなグラス又はボウル１４１中の水に部分的に又は実質的に浸漬されるとき、水又はせっけん水の如きクリーニング流体の出入を可能にする。ブラシクリーニングユニット１２１は図８において側部から示されている。
【００３２】
ブラシクリーニングユニット２２１の別の例は図９に示され、図７に示されたブラシクリーニングユニット１２１と同様である。ブラシクリーニングユニット２２１は上部分２３１において半径方向開口２２７を含み、好ましくは下部分２２４の底まで延びる軸方向開口２２９を有する。水又はせっけん水の如きクリーニング流体はブラシクリーニングユニットが水平に配置されるとき半径方向開口２２７を通ってブラシクリーニングユニット２２１に導入されることが好ましく、ブラシクリーニングユニットの底において軸方向開口２２９を通ってブラシクリーニングユニットから流出することが好ましい。
【００３３】
本発明による別のブラシクリーニングユニット４２１の一例が図１０に示されている。ブラシクリーニングユニット４２１は上部端のすぐ近くの外部ねじ４２５、下部端４２７、及び軸方向開口４２９を含むことが好ましい管状下部分４２４を含むことが好ましい。軸方向開口４２９は下部分４２４の長さにわたって延び、ヒーター要素が下部分に対する回転を防止されるようにヒーター要素４２３の不均整な形状に対応する不均整な形状を有する。下部分４２４の下部端４２７は軸方向に閉じられてもよいが、開放されていることが好ましい。
【００３４】
ブラシクリーニングユニット４２１は外部ねじ４２５とかみ合うための内部ねじ４３３を有しかつヒーター要素４２３が配置されるキャビティの上部分を規定する内部軸方向開口４３４を有する上部分４３１をさらに含む。上部分４３１は開口中のブラシの往復運動がブラシの剛毛をヒーター要素の内部表面に接触させて凝縮物を除去するようにブラシ４３９のハンドル４３７が貫通して延びる開口４３５をさらに有する。好ましくはハンドル４３７のシャフトは例えば上部分における対応する非円形の開口においてスライドするキー形状の如き非円形横断面形状を有することによって上部分４３１に対して回転できない。
【００３５】
図１０に示された例では、上部分４３１は半径方向開口４４１をさらに含み、そこには開放上部端４４５及び開放下部端４４７を有する漏斗の形であってもよい溜め４４３が存在し、それを通って例えば蛇口４４９からの水がクリーニングユニットに導入される。別の形の溜めは図１０において点線でみられるような閉鎖上部端４４５′及び開放下部端を有する容器であり、それは半径方向開口４４１への取り付け前にクリーニング流体で満たされている。上部分４３１への溜めの取り付けはねじ込み接続、摩擦嵌め合い、スナップ接続の如きいかなる好適な手段によってもよい。溜め４４３は図１０に見られるように切頭円錘下部端４４７を含んでもよく、あるいはもし望むなら又は必要ならその全長さに沿って実質的に円筒形であってもよい。溜め４４３及び下部分４２４はクリーニングユニットが使用されないとき、溜めが半径方向開口４４１から分離可能でありかつ下部分４２４上にスライドされるような形状であることが好ましい。溜め４４３はねじ込み接続、摩擦嵌め合い、又はスナップ嵌めの如きいかなる好適な手段によっても下部分４２４に固定されてもよい。
【００３６】
図１０は示された例では、ブラシクリーニングユニット４２１の下部分４２４における下部端４２７はクリーニング流体が溜め４４３から半径方向開口４４１を通して導入されるとき、水又はせっけん水の如きクリーニング流体の退出を可能にする。もし望むなら又は必要なら、下部分４２４における下部端４２７は閉じられてもよく、水は上部分４２３及び下部分４２４を分離することによって又は半径方向開口４４１を通ってブラシクリーニングユニット４２１から除去されてもよい。
【００３７】
ブラシクリーニングユニット５２１の別の例が図１１に示され、図１０に示されたブラシクリーニングユニット４２１と同様のものである。ブラシクリーニングユニット５２１は上部端のすぐ近くの外部ねじ５２５、下部端５２７、及び軸方向開口５２９を含むことが好ましい下部分５２４を含む。軸方向開口５２９は下部分５２４の長さにわたって延びることが好ましく、ヒーター要素が下部分に対する回転から防止されるようにヒーター要素４２３（図１１に示さず）の不均整な形状に対応する不均整な形状を有する。下部分５２４の下部端５２７は開放されていることが好ましい。
【００３８】
ブラシクリーニングユニット５２１は外部ねじ５２５とかみ合うための内部ねじ５５３を有しかつヒーター要素が配置されるキャビティの上部分を規定する内部軸方向開口５３４を有する上部分５３１をさらに含む。上部分５３１は開口５３５をさらに有し、それを通ってブラシ５３９のハンドル５３７が延び、開口中のブラシの往復運動によってブラシの剛毛がヒーター要素の内部表面に接触させられ凝縮物を除去するようになっている。好ましくはハンドル５３７のシャフトは上部分５３１に対して回転できず、例えば上部分における対応する非円形の開口においてスライドするキー形状の如き非円形横断面形状を持つことによって回転できない。
【００３９】
図１１に示された例では、溜め５４３は閉鎖上部端５４５及び開放下部端５４７を有する容器の形であることが好ましく、開放下部端を通して水がクリーニングユニットに導入される。溜め５４３はねじ込み接続、摩擦嵌め合い、又はスナップ嵌めの如きいかなる好適な手段によっても下部分５２４に脱着可能に固定されることが好ましい。溜め５４３はクリーニング流体で満たされ、次いで下部分５２４に固定されることが好ましい。
【００４０】
図１２−１７は図１０に示されたクリーニング装置４２１の例について変形例を示す。各場合において、溜め４４３は使用後上部分４３１における半径方向開口から脱着可能であり、例えばねじ込み接続によって下部分４２４の下部端４２７上に取付可能であることが好ましい。同じブラシクリーニングユニットの操作のためのセットアップ及び保管のためのセットアップをそれぞれ示す、例えば図１２及び１３に見られるように、溜め４４３は上部分４３１における半径方向開口から脱着可能であり、下部分の下部端上に取付可能である。図１２−１７に示された例は上部分において半径方向開口を与えず、溜めの上部端を閉じることによって図１０の例の方法で使用するために適応されうることが認識されるだろう。
【００４１】
本発明の別の例が図１８及び１９に示されている。クリーニングユニット６２１は上部分６２３及び下部分６２５を含む。下部分６２５は上部分６２３の内部ねじ６２９とかみ合うために適応された外部ねじ６２７を含むことが好ましい。一緒に、上部分６２３及び下部分６２５はヒーター器具４２３を包囲するために十分なサイズのキャビティを規定する。例４２１及び５２１のように例６２１のキャビティは非円形ヒーター器具４２３がキャビティに対して回転できないようなサイズを持つことが好ましい。下部分６２５は例えばねじ、スナップ嵌め、又は摩擦嵌め合いの如きいかなる好適な手段によっても下部分６２５に固定されてもよい、一体的な下部分又は脱着可能な下部分６３３によってその下部端６３１において閉じられることが好ましい。脱着可能な下部分６３３はキャビティからクリーニング流体の除去を容易にする。
【００４２】
クリーニングユニット６２１は上部分６２３における開口６３９を通って延びるシャフト６３７を有するブラシ６３５をさらに含む。上部分６３３は旋回可能な又は除去可能な蓋６４１を含むことが好ましい。蓋６４１は蓋の平面に対して実質的に垂直でありかつまわりで蓋が旋回可能であるピン６４３によって上部分６２３上の適所に保持されることが好ましい。蓋６４１は旋回中ヒーター器具４２３及びクリーニングユニット６２１の他の構成要素の蓋による隙間を促進するためにピン６４３に沿って少なくとも限られた距離でスライド可能であることが好ましい。蓋６４１は例えばピン６４３とのスナップ嵌めによって又は他の好適な手段によって閉鎖された状態でロック可能であってもよい。蓋は使用者の手によって適用された圧力によって上部分６２３に対する位置で保持されてもよい。クリーニングユニッット６２１の操作中、クリーニング流体は蓋６４１によってカバー可能な上部分における開口を通してヒーター器具を含むキャビティ中に導入されることが好ましい。蓋６４１は開口上で閉じられ、ブラシはヒーター器具をクリーニングするために往復運動される。
【００４３】
図２０及び２１は本発明によるクリーニングユニット７３１のさらなる例を示す。図２０及び２１では、クリーニングユニット７３１はドアの平面に実質的に平行なヒンジ７３５のまわりで旋回する旋回可能な蓋７３３を与えられ、ここに開示された他の例の方式で一緒に固定される上部分７３７及び下部分７３９によって規定されるキャビティ中にクリーニング流体を導入させられる。
【００４４】
本発明を好ましい例に従って図示及び記載したが、特許請求の範囲に述べた本発明から逸脱せずにその中で変形及び変化をなしてもよいことが認識される。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
【図２】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
【図３】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットのための支持体の正面図である。
【図４】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
【図５】 本発明の一例による喫煙システムの概略的透視図である。
【図６】 本発明によるブラシクリーニングユニットで使用するための喫煙システムの透視図である。
【図７】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
【図８】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
【図９】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
【図１０】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの部分横断側面図である。
【図１１】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの部分横断側面図である。
【図１２】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
【図１３】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
【図１４】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
【図１５】 ブラシクリーニングユニットの底部上に取り付けられた容器又は漏斗を示す図１４のブラシクリーニングユニットの側面図である。
【図１６】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
【図１７】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
【図１８】 ヒーター器具を伴って示された、本発明の一例による蓋付ブラシクリーニングユニットの部分横断側面図である。
【図１９】 ヒーター器具なしで示された、図１８の断面１９−１９でとられた蓋付ブラシクリーニングユニットの部分横断側面図である。
【図２０】 本発明の一例によるヒンジ付ドアブラシクリーニングユニットの側面図である。
【図２１】 本発明の別の例によるヒンジ付ドアブラシクリーニングユニットの側面図である。
発明の分野
本発明は紙巻きタバコ喫煙システムの一構成要素で使用するためのクリーニングユニットに関する。特に、本発明はブラシ装置によって構成要素をクリーニングするクリーニングユニットに関する。
【０００２】
関連出願
本願は１９９８年１１月１０日に出願された米国特許出願Ｎｏ．０９／１８８４４６に関し、それは参考としてここに組み入れられる。
【０００３】
発明の背景
本願と同じ出願人の米国特許Ｎｏ．５３８８５９４，５５０５２１４，５５３０２２５及び５５９１３６８は電気ライター及び紙巻きタバコを含む様々な電気出力喫煙システムを開示し、これらは参考としてここに明確に組み入れられる。そのシステムは副流煙を顕著に減らしかつ喫煙者が喫煙を選択的に中断及び再開できるようにしながら喫煙の楽しみを提供する。かかる喫煙システムの操作中、ヒーター器具の様々な部分に凝縮物が集まる場合がありうる。かかる凝縮物を除去するために、喫煙装置はかかる凝縮物を蒸発させるために使用される加熱構成要素を含んでもよい。かかる加熱構成要素を用いても、望むように多量の凝縮物を除去できないかも知れない。さらに、喫煙システムから導かれる喫煙の楽しみは凝縮物を蒸発するために十分加熱されることができない領域における凝縮物の形成によって悪影響を受けるかもしれない。
【０００４】
同じ出願人の米国特許出願Ｎｏ．０９／１７６０２８（発明の名称“Cleaning Unit for the Heater Fixture of a Smoking Device”、発明者Jon Banyaszら、１９９８年１０月２１日出願）は凝縮物を除去するためにヒーター器具の選択された位置上に水をスプレーするためのクリーニングユニットの幾つかの例を開示し、それは参考としてここに明確に組み入れられる。これらのクリーニングユニットによる問題は一定時間にわたって水で凝縮物を除去するために水の十分な供給、通常蛇口を持つ必要性である。これらのクリーニングユニットは典型的には蛇口に接続され、もし標準的な蛇口が利用できないなら簡単に使用されることはできないかもしれない。ヒーター器具から凝縮物を除去するために多量の水を必要とせず、かつ水供給蛇口に接続される必要のないクリーニング装置を提供することが望ましい。
【０００５】
発明の概要
本発明の一側面によれば、喫煙装置のヒーター器具のためのブラシクリーニングユニットは第１端及び第２端を有する管を含み、前記管は管に対してヒーター器具を向けかつ取り付けるためのヒーター器具上のキーの対応する部分と協働するためのキーの部分を含む。ブラシクリーニングユニットはまた管に取り付けられたブラシを含む。ブラシは管及びそれに取り付けられたヒーター器具に対して軸方向に移動可能である。ブラシは管に対して回転できない。
【０００６】
本発明の別の側面によれば、喫煙装置のヒーター器具を清浄するための方法が開示されている。その方法によれば、ヒーター器具は第１及び第２端を有する管の第２端に取り付けられる。水性媒体が管及びヒーター器具中の開口を通って管の第２端の外に流れるように水性媒体が管の第１端に供給される。ブラシの剛毛部分（前記ブラシは管の壁を通る開口に対して軸方向に移動可能でありかつその開口に配置されたハンドルを有する）はヒーター器具中の開口を通して動かされる。
【０００７】
本発明の一つの側面によれば、喫煙システムのヒーター器具のためのブラシクリーニングユニットは第１端及び第２端を有する管を含み、前記管は管に対してヒーター器具を向けかつ取り付けるためのヒーター器具上のキーの対応する部分と協働するためのキーの部分を含む。ブラシクリーニングユニットはまた管に取り付けられたブラシを含む。ブラシは管及びそれに取り付けられたヒーター器具に対して軸方向に移動可能である。ブラシは管に対して回転できない。
【０００８】
本発明の別の側面によれば、喫煙システムのヒーター器具をクリーニングするための方法が開示されている。その方法によれば、ヒーター器具は第１及び第２端を有する管の第２端に取り付けられる。水性媒体が管及びヒーター器具中の開口を通って管の第２端の外に流れるように水性媒体が管の第１端に供給される。ブラシの剛毛部分（前記ブラシは管の壁を通る開口に対して軸方向に移動可能でありかつその開口に配置されたハンドルを有する）はヒーター器具中の開口を通して動かされる。
【０００９】
本発明の一つの側面によれば、ブラシクリーニングユニットは第１端及び第２端を有する管を含み、前記管はヒーター器具受け部分を含み、さらに前記管は管へのクリーニング流体の進入のための半径方向開口を含む。ブラシクリーニングユニットは管に取り付けられかつ管に対して軸方向に移動可能であるブラシをさらに含む。ブラシクリーニングユニットは管の開口に脱着可能に接続できる開放第１端を有する流体溜めをさらに含み、流体溜めはヒーター器具受け部分に脱着可能に接続できる。
【００１０】
本発明のさらに別の例によれば、ブラシクリーニングユニットは第１端及び第２端を有する管を含み、前記管は第１端と第２端の間のヒーター器具受け部分を含み、さらに前記管はヒーター器具受け部分と流体連通する管の第２端において軸方向開口を含む。ブラシは管の第１端に取り付けられ、管に対して軸方向に移動できる。流体容器は管の軸方向開口のまわりで管の第２端に脱着可能に接続できる開放第１端及び閉鎖第２端を有する。
【００１１】
本発明のさらに別の例によれば、ブラシクリーニングユニットは第１部分及び第２部分を有するシリンダーを含み、シリンダーの第１及び第２部分は脱着可能に接続され、内部ヒーター器具受け部分を規定する。ブラシはシリンダーの第１部分に取り付けられかつシリンダーに対して軸方向に移動可能である。シリンダーの第１部分はヒーター器具受け部分へのクリーニング流体の導入を容易にする可動ドアを含む。
【００１２】
図面の簡単な記述
本発明の特徴及び利点は図面と関連して以下の詳細な記述を読むことによって良好に理解される。図面において同じ数字は同様の要素を示す。
図１は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
図２は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
図３は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットのための支持体の正面図である。
図４は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
図５は本発明の一例による喫煙システムの概略的透視図である。
図６は本発明によるブラシクリーニングユニットで使用するための喫煙システムの透視図である。
図７は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
図８は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
図９は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
図１０は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの部分横断側面図である。
図１１は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの部分横断側面図である。
図１２は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
図１３は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
図１４は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
図１５はブラシクリーニングユニットの底部上に取り付けられた容器又は漏斗を示す図１４のブラシクリーニングユニットの側面図である。
図１６は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
図１７は本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
図１８はヒーター器具を伴って示された、本発明の一例による蓋付ブラシクリーニングユニットの部分横断側面図である。
図１９はヒーター器具なしで示された、図１８の断面１９−１９でとられた蓋付ブラシクリーニングユニットの部分横断側面図である。
図２０は本発明の一例によるヒンジ付ドアブラシクリーニングユニットの側面図である。
図２１は本発明の別の例によるヒンジ付ドアブラシクリーニングユニットの側面図である。
【００１３】
好ましい例の詳細な記述
米国特許Ｎｏ．５３８８５９４，５５０５２１４，５５３０２２５及び５５９１３６８は電気ライター及び紙巻きタバコを含む様々な電気出力喫煙システムを開示し、それは参考としてここに明確に組み入れられる。本発明が使用可能である喫煙システムのタイプの代表的な喫煙システムが図５に示されている。図１及び５においてわかるように、これらの喫煙システムの電気ライター又はヒーター器具は典型的に二つの開放端を有する管状要素２１である。図１においてわかるように、複数の相互に平行な長手方向ヒーターブレード２３が管の内部周囲に沿って配置され、使用時に特別に適応された紙巻きタバコに接触して紙巻きタバコを加熱する。ヒーターブレード２３は円筒形筒２５によって包囲されている。喫煙中、凝縮物は筒２５及びブレード２３上で形成することができる。ブレード２３の部分はブレードに隣接する幾らかの凝縮物が時々焦がされるように極めて高い温度に加熱される。ヒーターブレード２３の先端上の凝縮物はあまり容易には除去されない。ヒーターブレード２３、筒２５、及び管２１の隣接部分から凝縮物を除去するためにヒーター器具を周期的にクリーニングすることが望ましいと考えられている。
【００１４】
本発明の一例によるブラシクリーニングユニット２７が図１に示されている。ユニット２７は第１端３１及び第２端３３を有する管２９を含む。管２９は管に対してヒーター器具を向けかつ取り付けるためのヒーター器具２１上のキーの対応する部分３７と協働するためのキーの部分３５を含む。
【００１５】
本発明の好ましいヒーター器具２１は電気喫煙システムの出力供給及び制御部分における対応する開口とかみ合うことによって出力供給及び制御部分にヒーター器具を固定するための撤回可能なピン又は熊手を有する。かかる撤回可能なピン又は熊手はキーの対応する部分３７を形成すること及びキーの部分３５が管２９のピン又は熊手受け開口の形であることが好ましい。部分３５及び対応する部分３７によって形成されたキーは前記部分及び対応する部分がかみ合うときにヒーター器具２１の軸方向又は回転方向の動きを防止することが好ましい。もし望むなら又は必要なら、キーは回転方向の動きのみ防止してもよく、また管の内側の溝（図示せず）に配置されたＯ−リング（図示せず）又は管２９とヒーター器具２１の間の圧縮可能な嵌め合いの如き別の構造体を与えて軸方向の動きを防止又は制限してもよい。
【００１６】
管２９に加えて、ブラシクリーニングユニット２７は管に取り付けられかつ管に対して軸方向に移動可能であるブラシ３９及びそれに取り付けられたヒーター器具を含む。ブラシ３９は管に対して回転できない。
【００１７】
管２９は第１端３１から曲げ部分４３まで延びる第１直線長さ４１、及び前記曲げ部分から第２端３３まで延びる第２直線長さ４５を含むことが好ましい。直線長さ４１及び４５はそれらが直線軸のまわりで実質的に対称的であるという意味で直線的であることが好ましい。図１においてわかるように、第１端３１は曲げ部分４３の内側寸法Ｄｂより大きい内側寸法Ｄ１を有することが好ましく、管２９の第１端への水の如き水性媒体の導入を容易にするために漏斗形状であることが好ましい。
【００１８】
ブラシ３９は管２９の外側から曲げ部分４３の開口４９を通って第２直線長さ４５の内側に延びるハンドル部分４７を含むことが好ましい。ハンドル部分４７及び開口４９は好ましくは円形でないか（例えば三角形、四角形、五角形など）及び／又は第２キー５１及び第２キーが軸方向に移動できる第２キーのための受け口５３を伴って形成されるものである（例えばその長さ又はその長さの一部にそって延びるキー又はキー受け口を伴う円形ハンドル）。
【００１９】
複数の剛毛５５は好ましくはハンドル４７に取り付けられ、ヒーター器具中の長手方向に配置されたヒーター要素又はブレード２３の間の空間の位置に相当する複数の長手方向列に配置される。特に、剛毛５５は剛毛がデリケートなブレードに接触せずに筒２５に突き当たるようにヒーターブレード２３間に適合するように列で配置されることが好ましい。ブラシ３９は管２９に対して回転できないので、もしヒーター器具２１も管に対して回転できないなら、剛毛５５との接触から生じるブレード２３の損傷の可能性は低下され、ヒーター器具の寿命が延ばされる。
【００２０】
図２に示された第２例においてわかるように、ハンドル４７′は中空であってもよく、開放端５７及び閉鎖端５９を有してもよい。開放端５７は管２９の外側に配置され、閉鎖端５９は管の内側に又は第２端３３から下流の管の外側に配置される。ハンドル４７′は閉鎖端５９のすぐ近くに複数の半径方向開口６１を有することが好ましい。開放端５７は水性媒体供給源、例えば蛇口に接続された管に取り付けられるか、又は圧縮可能な球状部６３をハンドルの開放端に取り付けることが好ましい。ハンドル４７′の閉鎖端５９は本願と出願人が同じ米国特許出願シリアルＮｏ．０９／１７６０２８（発明の名称“Cleaning Unit for the Heater Fixture of a Smoking Device”、発明者Jon Banyaszら、１９９８年１０月２１日出願）に開示されたスプレーヘッドの形であってもよい。この特許出願は参考としてここに明確に組み入れられる。水性媒体は圧力下で強制的に開放端５７から半径方向開口６１を通って筒２５に対して突きあたり、さらに凝縮物を除去するのを助けることが好ましい。
【００２１】
図１及び２においてわかるように、支持体６５は管２９の内側に配置されることが好ましい。図３においてわかるように、支持体６５は中央開口６７を有することが好ましい。支持体６５は中央開口６７の外側に半径方向に配置された少なくとも一つの、好ましくは複数の第２開口６９を有することが好ましく、支持体はワゴン車輪形状の形であり、中央開口６７から外側に延びる複数の半径方向に延びるスポークを伴うことが好ましい。図１及び２においてわかるように、ブラシ３９は中央開口６７を通って延びる。支持体６５はまた支持体の主要体部分７５から管の第２端３３に向かって（即ち下流方向に）管２９の長手方向に延びるシールド７３を含むことが好ましい。シールド７３は管の第２端に向かって狭くなり狭い端７７になる円錘台の形であることが好ましく、狭い端はヒーター器具の内側寸法より狭いことが好ましい。好ましくは、ヒーター器具２１の内側寸法は圧縮嵌め合いを通してシールドの外側寸法と接触する。喫煙システムの出力供給及び制御部分にヒーター器具を電気的に接続するための熊手の如きヒーター器具２１の構成要素はシールド７３によって管２９を通って流れる水性媒体との接触に対して保護されることが好ましい。図４においてわかるように、もし望むなら又は必要なら、支持体６５は完全に省略されることができる。もし望むなら又は必要なら、シールド７３′はヒーター器具２１の後端に近づくにつれて狭くなるように第２直線長さ４５の内側寸法を形成することによって支持体の不存在下で与えられることができる。また図４においてわかるように、管２９は別個の第１直線長さ４１、第２直線長さ４５、及び曲げ部分４３の如き複数の部分で形成されることができ、別個の構成要素は例えば好適な内部及び外部ねじ、接着剤などによって一緒に接合されてもよい。
【００２２】
ヒーター器具２１が管２９の第２直線長さ４５に関して位置されるとき、可撓性管７９は管の第２端３３に取り付けられることが好ましい。可撓性管７９は使用者の便宜のため管２９を通って流れる水性媒体を直接排水に向けることを容易にする。
【００２３】
通常、水の如き水性媒体は管の第１端３１における漏斗形状を通って管２９に導入される。管２９の第１端３１における漏斗形状に加えてまたはその代わりに、蛇口への取り付けのための迅速な分離取付部品８１を管の第１端に取り付けてもよく、それによって使用中水性媒体のはねかけの可能性を最小にする。
【００２４】
本発明による喫煙装置のヒーター器具をクリーニングするための方法では、ヒーター器具２１は管２９の第２端３３に取り付けられる。ヒーター器具２１は第２直線長さ４５の内側に、図１及び２に示されたような第２直線長さの部分的に内側に、又は第２直線長さの外側に配置されてもよく、管の第２端３３に固定されもよい。
【００２５】
水の如き水性媒体は水性媒体が管及びヒーター器具２１中の開口を通って管２９の第２端３３の外に流れるように管２９の第１端３１に供給される。管２９の壁を通る開口４９に対して軸方向に移動可能でありかつその開口に配置されたハンドル４７を有するブラシ３９の剛毛部分５５はヒーター器具中の開口を通して動かされ、筒２５上の凝縮物に対して突きあたる。ブラシ４７は管２９の壁を通る開口４９に対して回転できないことが好ましく、しかもヒーター器具２１は管に対して回転できないことが好ましいので、剛毛５５はそれらがヒーター器具のブレード２３の間に適合し筒２５の表面に対してだけ突きあたるように長手方向に配列されることが好ましい。ブラシ３９のハンドル４７はまた管に配置された軸方向支持体６５を通って動かされることが好ましい。可撓性管７９は管２９の第２端３３に取り付けられることが好ましく、管の第２端から流出する水性媒体は流し排水の如き所望の位置に向けられる。
【００２６】
本願と同じ出願人の米国特許出願シリアルＮｏ．０９／１８８４１６（発明の名称“Pump Cleaning Unit for the Heating Fixture of a Smoking Device”、発明者 Nicholsら、１９９８年１０月１０日出願）に開示されているように、水性媒体にヒーター器具を浸けることが特に有利であることが認識されている。ヒーター器具は約１０分間浸けられることが好ましく、浸漬のために使用される水性媒体は好ましくは約１００°Ｆ〜約１５０°Ｆ、より好ましくは約１１０°Ｆ〜約１３０°Ｆ、最も好ましくは約１１５°Ｆである。
【００２７】
本発明によるブラシクリーニングユニットはそのクリーニングユニットに使用される水の一部だけを使用しながら水の源を使用することが好ましい米国特許出願シリアルＮｏ．０９／１７６０２８によるクリーニングユニットに少なくとも匹敵するクリーニング仕事を実施できることが見出された。さらに、本発明によるポンプクリーニングユニットは使用される蛇口が標準的なサイズの取付部品であるかどうかにかかわらず水を与えることができるほとんどいかなる設定にも使用されることができる。
【００２８】
図６は喫煙システム３００のライター３０１及び紙巻きタバコ３０４を示す。ライター３０１は除去可能なヒーター器具１２３を含む。ヒーター器具１２３は紙巻きタバコ３０４に沿って領域３０２を加熱するために電気的に出力されるヒーター要素を含む。ヒーター器具１２３は紙巻きタバコ受け区域３２２、ターミナルベース３２４、及び複数の長手方向に延びるヒーター要素３２６を含む。紙巻きタバコ３０４はライター３０１の開口３０５に紙巻きタバコ３０４を挿入することによって喫煙される。喫煙システム３００は電池３０８、論理回路３１０、及び喫煙されることができる残りの吸煙数を表示するためのディスプレイ３１２を含む。喫煙システム３００の使用中、紙巻きタバコ煙からの凝縮物はヒーター器具１２３に蓄積される。ヒーター器具１２３をクリーニングするために、ヒーター器具は喫煙システム３００から除去され、本発明によるクリーニングユニットのホルダーに置かれる。
【００２９】
ブラシクリーニングユニット１２１の一例が図７に示されている。ブラシクリーニングユニット１２１は上部端のすぐ近くの外部ねじ１２５、下部端のすぐ近くの半径方向開口１２７、及び軸方向開口１２９を含むことが好ましい下部分１２４を含む。軸方向開口１２９は好ましくは下部分１２４の長さにわたって延び、ヒーター要素が下部分に対する回転を防止されるようにヒーター要素１２３の不均整な形状に対応する不均整な形状を有する。下部分１２４の下部端は軸方向に閉じられてもよいが、開放されていることが好ましい。
【００３０】
ブラシクリーニングユニット１２１は外部ねじ１２５とかみ合うための内部ねじ１３３を有しかつヒーター要素１２３が配置されるキャビティの上部分を規定する内部軸方向開口を有する上部分１３１をさらに含む。上部分１３１は開口中のブラシの往復運動がブラシの剛毛をヒーター要素の内部表面に接触させて凝縮物を除去するようにブラシ１３９のハンドル１３７が延びる開口１３５をさらに有する。好ましくはハンドル１３７のシャフトは例えば上部分の対応する非円形開口においてスライドするキー形状の如き非円形横断面形状を持つことによって上部分１３１に対して回転できない。
【００３１】
ブラシクリーニングユニット１２１の下部分１２４における半径方向開口１２７はブラシクリーニングユニットが図７の点線で示されるようなグラス又はボウル１４１中の水に部分的に又は実質的に浸漬されるとき、水又はせっけん水の如きクリーニング流体の出入を可能にする。ブラシクリーニングユニット１２１は図８において側部から示されている。
【００３２】
ブラシクリーニングユニット２２１の別の例は図９に示され、図７に示されたブラシクリーニングユニット１２１と同様である。ブラシクリーニングユニット２２１は上部分２３１において半径方向開口２２７を含み、好ましくは下部分２２４の底まで延びる軸方向開口２２９を有する。水又はせっけん水の如きクリーニング流体はブラシクリーニングユニットが水平に配置されるとき半径方向開口２２７を通ってブラシクリーニングユニット２２１に導入されることが好ましく、ブラシクリーニングユニットの底において軸方向開口２２９を通ってブラシクリーニングユニットから流出することが好ましい。
【００３３】
本発明による別のブラシクリーニングユニット４２１の一例が図１０に示されている。ブラシクリーニングユニット４２１は上部端のすぐ近くの外部ねじ４２５、下部端４２７、及び軸方向開口４２９を含むことが好ましい管状下部分４２４を含むことが好ましい。軸方向開口４２９は下部分４２４の長さにわたって延び、ヒーター要素が下部分に対する回転を防止されるようにヒーター要素４２３の不均整な形状に対応する不均整な形状を有する。下部分４２４の下部端４２７は軸方向に閉じられてもよいが、開放されていることが好ましい。
【００３４】
ブラシクリーニングユニット４２１は外部ねじ４２５とかみ合うための内部ねじ４３３を有しかつヒーター要素４２３が配置されるキャビティの上部分を規定する内部軸方向開口４３４を有する上部分４３１をさらに含む。上部分４３１は開口中のブラシの往復運動がブラシの剛毛をヒーター要素の内部表面に接触させて凝縮物を除去するようにブラシ４３９のハンドル４３７が貫通して延びる開口４３５をさらに有する。好ましくはハンドル４３７のシャフトは例えば上部分における対応する非円形の開口においてスライドするキー形状の如き非円形横断面形状を有することによって上部分４３１に対して回転できない。
【００３５】
図１０に示された例では、上部分４３１は半径方向開口４４１をさらに含み、そこには開放上部端４４５及び開放下部端４４７を有する漏斗の形であってもよい溜め４４３が存在し、それを通って例えば蛇口４４９からの水がクリーニングユニットに導入される。別の形の溜めは図１０において点線でみられるような閉鎖上部端４４５′及び開放下部端を有する容器であり、それは半径方向開口４４１への取り付け前にクリーニング流体で満たされている。上部分４３１への溜めの取り付けはねじ込み接続、摩擦嵌め合い、スナップ接続の如きいかなる好適な手段によってもよい。溜め４４３は図１０に見られるように切頭円錘下部端４４７を含んでもよく、あるいはもし望むなら又は必要ならその全長さに沿って実質的に円筒形であってもよい。溜め４４３及び下部分４２４はクリーニングユニットが使用されないとき、溜めが半径方向開口４４１から分離可能でありかつ下部分４２４上にスライドされるような形状であることが好ましい。溜め４４３はねじ込み接続、摩擦嵌め合い、又はスナップ嵌めの如きいかなる好適な手段によっても下部分４２４に固定されてもよい。
【００３６】
図１０は示された例では、ブラシクリーニングユニット４２１の下部分４２４における下部端４２７はクリーニング流体が溜め４４３から半径方向開口４４１を通して導入されるとき、水又はせっけん水の如きクリーニング流体の退出を可能にする。もし望むなら又は必要なら、下部分４２４における下部端４２７は閉じられてもよく、水は上部分４２３及び下部分４２４を分離することによって又は半径方向開口４４１を通ってブラシクリーニングユニット４２１から除去されてもよい。
【００３７】
ブラシクリーニングユニット５２１の別の例が図１１に示され、図１０に示されたブラシクリーニングユニット４２１と同様のものである。ブラシクリーニングユニット５２１は上部端のすぐ近くの外部ねじ５２５、下部端５２７、及び軸方向開口５２９を含むことが好ましい下部分５２４を含む。軸方向開口５２９は下部分５２４の長さにわたって延びることが好ましく、ヒーター要素が下部分に対する回転から防止されるようにヒーター要素４２３（図１１に示さず）の不均整な形状に対応する不均整な形状を有する。下部分５２４の下部端５２７は開放されていることが好ましい。
【００３８】
ブラシクリーニングユニット５２１は外部ねじ５２５とかみ合うための内部ねじ５５３を有しかつヒーター要素が配置されるキャビティの上部分を規定する内部軸方向開口５３４を有する上部分５３１をさらに含む。上部分５３１は開口５３５をさらに有し、それを通ってブラシ５３９のハンドル５３７が延び、開口中のブラシの往復運動によってブラシの剛毛がヒーター要素の内部表面に接触させられ凝縮物を除去するようになっている。好ましくはハンドル５３７のシャフトは上部分５３１に対して回転できず、例えば上部分における対応する非円形の開口においてスライドするキー形状の如き非円形横断面形状を持つことによって回転できない。
【００３９】
図１１に示された例では、溜め５４３は閉鎖上部端５４５及び開放下部端５４７を有する容器の形であることが好ましく、開放下部端を通して水がクリーニングユニットに導入される。溜め５４３はねじ込み接続、摩擦嵌め合い、又はスナップ嵌めの如きいかなる好適な手段によっても下部分５２４に脱着可能に固定されることが好ましい。溜め５４３はクリーニング流体で満たされ、次いで下部分５２４に固定されることが好ましい。
【００４０】
図１２−１７は図１０に示されたクリーニング装置４２１の例について変形例を示す。各場合において、溜め４４３は使用後上部分４３１における半径方向開口から脱着可能であり、例えばねじ込み接続によって下部分４２４の下部端４２７上に取付可能であることが好ましい。同じブラシクリーニングユニットの操作のためのセットアップ及び保管のためのセットアップをそれぞれ示す、例えば図１２及び１３に見られるように、溜め４４３は上部分４３１における半径方向開口から脱着可能であり、下部分の下部端上に取付可能である。図１２−１７に示された例は上部分において半径方向開口を与えず、溜めの上部端を閉じることによって図１０の例の方法で使用するために適応されうることが認識されるだろう。
【００４１】
本発明の別の例が図１８及び１９に示されている。クリーニングユニット６２１は上部分６２３及び下部分６２５を含む。下部分６２５は上部分６２３の内部ねじ６２９とかみ合うために適応された外部ねじ６２７を含むことが好ましい。一緒に、上部分６２３及び下部分６２５はヒーター器具４２３を包囲するために十分なサイズのキャビティを規定する。例４２１及び５２１のように例６２１のキャビティは非円形ヒーター器具４２３がキャビティに対して回転できないようなサイズを持つことが好ましい。下部分６２５は例えばねじ、スナップ嵌め、又は摩擦嵌め合いの如きいかなる好適な手段によっても下部分６２５に固定されてもよい、一体的な下部分又は脱着可能な下部分６３３によってその下部端６３１において閉じられることが好ましい。脱着可能な下部分６３３はキャビティからクリーニング流体の除去を容易にする。
【００４２】
クリーニングユニット６２１は上部分６２３における開口６３９を通って延びるシャフト６３７を有するブラシ６３５をさらに含む。上部分６３３は旋回可能な又は除去可能な蓋６４１を含むことが好ましい。蓋６４１は蓋の平面に対して実質的に垂直でありかつまわりで蓋が旋回可能であるピン６４３によって上部分６２３上の適所に保持されることが好ましい。蓋６４１は旋回中ヒーター器具４２３及びクリーニングユニット６２１の他の構成要素の蓋による隙間を促進するためにピン６４３に沿って少なくとも限られた距離でスライド可能であることが好ましい。蓋６４１は例えばピン６４３とのスナップ嵌めによって又は他の好適な手段によって閉鎖された状態でロック可能であってもよい。蓋は使用者の手によって適用された圧力によって上部分６２３に対する位置で保持されてもよい。クリーニングユニッット６２１の操作中、クリーニング流体は蓋６４１によってカバー可能な上部分における開口を通してヒーター器具を含むキャビティ中に導入されることが好ましい。蓋６４１は開口上で閉じられ、ブラシはヒーター器具をクリーニングするために往復運動される。
【００４３】
図２０及び２１は本発明によるクリーニングユニット７３１のさらなる例を示す。図２０及び２１では、クリーニングユニット７３１はドアの平面に実質的に平行なヒンジ７３５のまわりで旋回する旋回可能な蓋７３３を与えられ、ここに開示された他の例の方式で一緒に固定される上部分７３７及び下部分７３９によって規定されるキャビティ中にクリーニング流体を導入させられる。
【００４４】
本発明を好ましい例に従って図示及び記載したが、特許請求の範囲に述べた本発明から逸脱せずにその中で変形及び変化をなしてもよいことが認識される。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
【図２】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
【図３】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットのための支持体の正面図である。
【図４】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
【図５】 本発明の一例による喫煙システムの概略的透視図である。
【図６】 本発明によるブラシクリーニングユニットで使用するための喫煙システムの透視図である。
【図７】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
【図８】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
【図９】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの概略的横断側面図である。
【図１０】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの部分横断側面図である。
【図１１】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの部分横断側面図である。
【図１２】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
【図１３】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
【図１４】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
【図１５】 ブラシクリーニングユニットの底部上に取り付けられた容器又は漏斗を示す図１４のブラシクリーニングユニットの側面図である。
【図１６】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
【図１７】 本発明の一例によるブラシクリーニングユニットの側面図である。
【図１８】 ヒーター器具を伴って示された、本発明の一例による蓋付ブラシクリーニングユニットの部分横断側面図である。
【図１９】 ヒーター器具なしで示された、図１８の断面１９−１９でとられた蓋付ブラシクリーニングユニットの部分横断側面図である。
【図２０】 本発明の一例によるヒンジ付ドアブラシクリーニングユニットの側面図である。
【図２１】 本発明の別の例によるヒンジ付ドアブラシクリーニングユニットの側面図である。
Claims (6)
- 第１端及び第２端を有する管であって、該管に対してヒーター器具を指向させ、かつ取り付けるためのヒーター器具上のキーの対応する部分と協働するためのキーの部分を含む管と、
前記管に取り付けられかつ前記管及び前記管に取り付けられたヒーター器具に対して軸方向に移動可能であるブラシであって、前記管に対して回転不能なブラシとを備えた喫煙装置のヒーター器具のためのブラシクリーニングユニット。 - ブラシがハンドル及びヒーター器具の長手方向に配置されたヒーター要素の間の空間の位置に相当する複数の長手方向列に配置されかつハンドルに取り付けられた複数の剛毛を含む請求項１に記載のブラシクリーニングユニット。
- 前記キーの部分がヒーター器具上の撤回可能なピンの形で協働するキー部分を受けるためのピン受け開口を含む請求項１に記載のブラシクリーニングユニット。
- 第１端及び第２端を有する管の第２端にヒーター器具を取り付け；
水性媒体が管及びヒーター器具中の開口を通って管の第２端の外に流れるように管の第１端に水性媒体を供給し；及び
管の壁を通る開口に対して軸方向に移動可能でありかつその開口に配置されたハンドルを有するブラシの剛毛部分をヒーター器具中の開口を通して動かす工程とを有する喫煙装置のヒーター器具をクリーニングするための方法。 - ブラシが管の壁を通る開口に対して回転不能になっている請求項４に記載の方法。
- 第１端及び第２端を有する管であって、ヒーター器具受け部分を含み、前記管は管へのクリーニング流体の進入のための半径方向開口を含む管と；
管に取り付けられかつ管に対して軸方向に移動可能であるブラシ；及び
管の開口に脱着可能に接続できる開放第１端を有する流体溜めであって、はヒーター器具受け部分に脱着可能に接続可能なできる流体溜めとを備えたブラシクリーニングユニット。
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