JP4278255B2 - 蛍光灯異常検出装置の集光器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種照明用蛍光灯をはじめとして、建物内の非常口を示す案内灯として使用されている蛍光灯の異常を検出するための、蛍光灯異常検出装置に用いられる集光器に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種照明用としては勿論のこと、建物内の非常口を示す案内灯として蛍光灯が多く使用されている。例えば広い室内に多数の蛍光灯が照明用として設置されている場合は、その中の1本の蛍光灯が劣化して、照度不足となったとしてもそれほど緊急的な不都合は生じない。しかし、劣化がさらに進んで蛍光灯が点滅を繰り返すようになったり、不点灯になると、見苦しくもあり、室内にいる人の気持ちをいらつかせることにもなるので、そのような状況が生じた際には、可及的すみやかに蛍光灯の交換を行うのが常である。
【0003】
しかし、狭い部屋例えば、化粧室、風呂場、エレベータの乗りかごなどのように、照明灯として1本ないし数本の蛍光灯しか備えられていない空間で、1本の蛍光灯が劣化して、照度不足や点滅を繰り返すようになると、利用者に大きな不安感を与えることになる。また、非常口を知らせる案内灯として使用されている蛍光灯が劣化したままに放置されていると、非常時に大きな混乱を招くおそれがある。そのため、特にホテルやデパート、劇場など一般の利用者が多く集まるところでは、常時これらの蛍光灯の良否を点検する必要があった。
【0004】
ところが、従来の点検は、作業者の目視によるものであり、蛍光灯が点滅状態に至る寸前の劣化状態を客観的に判定することは容易でなく、特に、案内灯のようにカバーで覆われた照明器具に備えられている蛍光灯の劣化状態の判定は極めて困難であった。
【0005】
そこで従来、エレベータかご室内に設けられた、照明器具としての蛍光灯について、寿命や異常を光度により検出する方法が提案されている。そして、このような方法として、特開平10−139317号公報には、光センサーを蛍光灯付近に設置する方法が開示されており、特開平9−249364号公報には、光ファイバーにより光を検出器へ伝送する方法が開示されている。
【0006】
図5は、特開平10−139317号公報に記載された「エレベーター用照明灯の検定具」を示したものである。
【0007】
これは、不透光性の弾性帯状材を、蛍光灯1の横断面形に対応した形状に屈曲し、一部を開口してC字形状に形成したC字状湾曲部2aと、C字状湾曲部2aから外側に引退した凹所2bが形成され、弾性変形して蛍光灯1の外周に嵌合する嵌着体2から成っている。また、凹所2bにC字状湾曲部2aの一部を形成して、蛍光灯1の外周に接する遮光体3を充填状態に設け、この遮光体3に蛍光灯1の外周面に対向する導光孔4が配置されている。さらに、蛍光灯1の外周面に対向して、検出光の軸線が導光孔4に沿うように構成し、蛍光灯1からの光を検出する光センサー5を遮光体3に埋設状態に設けたものである。
【0008】
また図6は、特開平9−249364号公報に記載された「エレベータかごの蛍光灯寿命知らせ装置」を示したものである。
【0009】
これは、集光器6によって集光された蛍光灯1の光を、光ファイバー7を介して出光器8に送光し、送光された光は出光器8から照度検出器9に放射され、照度検出器9でその光の照度を検出する。照度検出器9の出力を比較器10で予め入力されている寿命管理照度基準値と比較し、蛍光灯1の照度が寿命管理照度基準値を下回った場合、比較器10からの出力により表示用発光ダイオード11を点灯させるものである。これにより、蛍光灯1が点滅状態に至る前の劣化状態を客観的に判定するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5に示したものは、嵌着体2が不透光性の材料で形成されているため、照明に影が生じ、意匠上好ましくないという難点があった。また、図6に示したものは、集光器6に劣化状態を検出すべき蛍光灯以外の外光が入光するおそれがあるとともに、埃等の付着も懸念され、そのため判定結果の信頼性に欠けるという問題があった。
【0011】
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、蛍光灯に嵌着した集光器からの光を検出して、前記蛍光灯の減光あるいは点滅などの異常を検出する蛍光灯異常検出装置において、
前記蛍光灯の横断面形に対応した形状に屈曲されるとともに、一部が開口してC字形状を呈するように帯状に弾性を有する材料で形成された嵌着部と、
前記嵌着部の一部から連なって外側へ突出するように一体的に形成された導光部と、
前記導光部の外側から前記嵌着部へ向けて次第に絞り込まれる1段目のテーパー部と2段目のテーパー部とが順に形成されて、光ファイバーが前記導光部の外側から前記嵌着部へ向かって貫通するように前記導光部に穿設された光ファイバー取付穴とを具備し、
前記導光部の外側から前記光ファイバーを挿入する挿入口となる前記1段目のテーパー部は、寸法d1の開口と、長さl1のストロークと、寸法d2の出口とを備え、
前記導光部へ前記光ファイバーを固定するための取付け部となる前記2段目のテーパー部は、前記1段目のテーパー部の前記出口に連なる寸法d2の開口と、長さl2のストロークと、寸法d3の出口とを備え、
寸法d1〜寸法d3は、d1>d2>d3、
寸法d3は、前記光ファイバー取付穴に挿入される前記光ファイバーの直径よりも小であり、
ストロークl1,l2の長さは、l1<l2、
であることを特徴とするものである。
【0013】
これにより、嵌着部および導光部に穿設されている光ファイバー取付穴は、蛍光灯の表面から導光部の中心を通って鉛直方向に開けられているので、蛍光灯からの光だけを確実に光ファイバーへ導くことができる。そして、光ファイバー取付穴に挿入された光ファイバーの先端面と蛍光灯の表面との間は、閉鎖された空間になるため、この空間に埃などの遮光物が侵入するおそれがなく、障害の原因を排除することができる。また、光ファイバー取付穴は蛍光灯に向かって、テーパー形状に絞り込まれているので、光ファイバーの挿入と固定が容易であり、かつ、光ファイバーは光ファイバー取付穴の端で折れ曲がり難く、折損事故を防止することができる。
【0014】
また、請求項2に記載の発明は、蛍光灯に嵌着した集光器からの光を検出して、前記蛍光灯の減光あるいは点滅などの異常を検出する蛍光灯異常検出装置において、
前記蛍光灯の横断面形に対応した形状に屈曲されるとともに、一部が開口してC字形状を呈するように帯状に弾性を有する材料で形成された嵌着部と、
前記嵌着部の一部から連なって外側へ突出するように一体的に形成された導光部と、
前記導光部の外側から前記嵌着部へ向けて次第に絞り込まれる1段目のテーパー部と2段目のテーパー部とが順に形成されて、光ファイバーが前記導光部の外側から前記嵌着部へ向かって貫通するように前記導光部に穿設され、かつ前記嵌着部側の先端部にレンズ部材を有する光ファイバー取付穴とを具備し、
前記導光部の外側から前記光ファイバーを挿入する挿入口となる前記1段目のテーパー部は、寸法d1の開口と、長さl1のストロークと、寸法d2の出口とを備え、
前記導光部へ前記光ファイバーを固定するための取付け部となる前記2段目のテーパー部は、前記1段目のテーパー部の前記出口に連なる寸法d2の開口と、長さl2のストロークと、寸法d3の出口とを備え、
寸法d1〜寸法d3は、d1>d2>d3、
寸法d3は、前記光ファイバー取付穴に挿入される前記光ファイバーの直径よりも小であり、
ストロークl1,l2の長さは、l1<l2、
であることを特徴とするものである。
【0015】
これにより、請求項1に記載の発明の作用に加えて、光ファイバーに導入される光量を適宜調節することができるので、定格の異なる蛍光灯に適用することが可能となる。
【0016】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の蛍光灯異常検出装置の集光器において、前記嵌着部および前記導光部は、透明な材料で形成されていることを特徴とするものである。
【0017】
これにより、集光器全体が透明であるため、蛍光灯に取り付けても遮光を少なくすることができ、かご室内等より蛍光灯を見た際、集光器の影が見えず、意匠的にも美観を損ねることがなくなる。
【0018】
そして、請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1項に記載の蛍光灯異常検出装置の集光器において、前記導光部の周りに突起部が一体的に形成されていることを特徴とするものである。
【0019】
これにより、作業性の悪い蛍光灯付近においても、集光器の蛍光灯への脱着が容易となり、蛍光灯の交換時の作業効率が向上する。また、集光器に光ファイバーを固定する作業も容易となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る蛍光灯異常検出装置の集光器の一実施の形態について、図1ないし図4を参照して詳細に説明する。
【0021】
図1ないし図3は、本発明の第1の実施の形態を示したものであり、図1は、蛍光灯異常検出装置の集光器の外観図、図2は、集光器に光ファイバーを取付けるための光ファイバー取付穴部分の拡大断面図、図3は、図1に示した集光器に光ファイバーを取付けた状態で、これを蛍光灯に装着した様子を示した断面図である。
【0022】
これらの図に示されているように、蛍光灯異常検出装置の集光器(以下、集光器という)21は、外観的には、蛍光灯1の横断面形に対応した形状に屈曲されるとともに、一部が開口してC字形状を呈するように、弾性を有する材料で帯状に形成された嵌着部22と、この嵌着部22の一部から連なって外側へ突出するように一体的に形成された円筒状の導光部23と、この導光部23の周りに鍔状に形成された突起部24とを具備している。そして、導光部23にはその外側から前記嵌着部22へ貫通するように直線状に光ファイバー取付穴25が穿設されている。なお、これら嵌着部22、導光部23および突起部24は、透明なポリカーボネート樹脂などからなるプラスチック射出一体成形品として構成されており、嵌着部22と導光部23との接続部には補強用の脚23aが形成されている。
【0023】
また、光ファイバー取付穴15は図2に拡大して示してあるように、導光部23の外側から前記嵌着部22へ向けて絞り込まれる2段のテーパー状に形成されている。すなわち、1段目のテーパー部25aは、導光部23へ光ファイバーを挿入するための挿入口となるものであり、そのため、開口寸法d1を大きくしてあるもののストロークl1は短く、従って、テーパー角は比較的大きくなっている。
【0024】
一方、2段目のテーパー部25bは、導光部23に光ファイバーを固定させるための取付け部となるものであり、そのため、1段目のテーパー部25aの出口d2に連なり、嵌着部22に貫通している部分の開口寸法d3は小さく、さらにそのストロークl2は長くなっている。従って、2段目のテーパー部25bのテーパー角は小さく、ゆるやかに細くなるように形成されていて、開口寸法d3は、光ファイバー取付穴25に挿入される光ファイバーの直径よりも小さくなるように設定されている。
【0025】
上記のように構成された集光器21に、光ファイバー26を取付けた状態で、これを蛍光灯1に装着した様子が図3に示されている。
【0026】
すなわち、導光部23の端面開口部から光ファイバー取付穴25へ光ファイバー26を挿入し、嵌着部22側の開口へ向けて圧入する。この光ファイバー取付穴25は、先端へ向かうほど細くなっているので、光ファイバー26を圧入することにより、その外周面が光ファイバー取付穴25の内周面に密着して固定される。このような状態で集光器21を、その嵌着部22のC字形状に開口した部分を弾性変形させて蛍光灯1の外周に嵌合させる。そして、光ファイバー26の他端は、図6に示したような出光器8や光検出器などへ導かれて、蛍光灯1の劣化状態が判定される。
【0027】
よって、集光器21の嵌着部22および導光部23に穿設されている光ファイバー取付穴25は、蛍光灯1の表面から導光部23の中心を通って鉛直方向に向いているので、蛍光灯1からの光だけを確実に光ファイバー26へ導くことができる。そして、光ファイバー取付穴25に挿入された光ファイバー26の先端面と蛍光灯1の表面との間は、閉鎖された空間になるため、この空間に埃などの遮光物が侵入するおそれがなく、障害の原因を排除することができる。また、光ファイバー取付穴25は蛍光灯1に向かって、2段のテーパー形状に絞り込まれているので、光ファイバー26の挿入と固定が容易であり、かつ、光ファイバー26は光ファイバー取付穴25の端で折れ曲がり難く、折損事故を防止することができる。さらに、導光部23の周りに鍔状に突起部24が形成されているので、嵌着部22を蛍光灯1に取付けたり取外したりする際に、作業者は突起部24をつまんで作業すればよく作業性を向上することができる。さらに、導光部23に光ファイバー26を挿入して固定する際にもその作業性を向上することができる。
【0028】
次に、本発明の第2の実施の形態として、図4に、集光器21に光ファイバー26を取付けるための光ファイバー取付穴25の部分を拡大して示してあるので、これについて説明する。なお、図4において、図1ないし図3と同一部分には同一符号を付して、その説明は省略する。
【0029】
すなわち、導光部23から嵌着部22に連なるように穿設されている光ファイバー取付穴25は、第1の実施の形態ではこれが貫通していたが、本実施の形態では、嵌着部22側にレンズ部材27を形成してある。このレンズ部材27は、光ファイバー取付穴25を嵌着部22側で塞ぐように設けられており、集光器21を射出成形する際に、嵌着部22、導光部23および突起部24などと一緒に一体的に成形されるものである。
【0030】
このように構成された集光器21は、光ファイバー取付穴25に光ファイバー26を圧入し、光ファイバー26の先端面がレンズ部材27に接触するようにして固定する。そしてこの状態で、第1の実施の形態として説明したものと同様に、嵌着部22を蛍光灯1に装着して使用されるものである。ただし、この第2の実施の形態としての集光器は、レンズ部材27を通して光ファイバー26に蛍光灯1からの光が導入される。よって、レンズ部材27の拡大・縮小率や焦点などの特性値あるいは部材の厚さなどを適宜選択的に作成することによって、光ファイバー26へ入射する蛍光灯1からの光量を所望の値に調整することができる。
【0031】
従って、集光器21を装着する蛍光灯1が例えば20ワット、40ワットなど発光量の定格が違う場合に、蛍光灯1の発光量に応じた仕様のレンズ部材27を形成しておけば、光ファイバー26を通して蛍光灯1の劣化状態を判定する出光器や光検出器などの仕様を、蛍光灯1の定格に拘らず同一にすることができる。また、レンズ部材27は、集光器21として一体的に成形されるので、製作コストを低減することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1に記載の発明によれば、嵌着部および導光部に穿設されている光ファイバー取付穴は、蛍光灯の表面から導光部の中心を通って鉛直方向に穿設されているので、蛍光灯からの光だけを確実に光ファイバーへ導くことができる。そして、光ファイバー取付穴に挿入された光ファイバーの先端面と蛍光灯の表面との間は、閉鎖された空間になるため、この空間に埃などの遮光物が侵入するおそれがなく、清掃作業を省力化できるとともに、障害の原因を排除することができる。また、光ファイバー取付穴は蛍光灯に向かって、テーパー形状に絞り込まれているので、光ファイバーの挿入と固定が容易であり、かつ、光ファイバーは光ファイバー取付穴の端で折れ曲がり難く、折損事故を防止することができる。
【0033】
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、光ファイバーに導入される光量を適宜調節することができるので、定格の異なる蛍光灯に適用することが可能となる。
【0034】
また、請求項3に記載の発明によれば、集光器全体が透明であるため、蛍光灯に取り付けても遮光量は少なく、室内にて蛍光灯を見た際に、集光器の影が見えず、意匠的にも美観を損ねることがなくなる。
【0035】
さらに、請求項4に記載の発明によれば、作業性の悪い蛍光灯付近においても、工具を使わずに、集光器を蛍光灯へ容易に脱着させることができ、蛍光灯の交換時の作業効率が向上する。また、集光器に光ファイバーを固定する作業も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蛍光灯異常検出装置の集光器の第1の実施の形態を示した外観図である。
【図2】集光器に光ファイバーを取付けるための、光ファイバー取付穴部分を拡大して示した断面図である。
【図3】集光器に光ファイバーを取付けた状態で、これを蛍光灯に装着した様子を示した正面側から見た断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示した、図2と同様の光ファイバー取付穴部分を拡大して示した断面図である。
【図5】従来のエレベーター用照明灯の検定具を示した断面図である。
【図6】従来のエレベータかごの蛍光灯寿命知らせ装置を示した系統図である。
【符号の説明】
1 蛍光灯
21 集光器
22 嵌着部
23 導光部
24 突起部
25 光ファイバー取付穴
26 光ファイバー
27 レンズ部材
Claims (4)
- 蛍光灯に嵌着した集光器からの光を検出して、前記蛍光灯の減光あるいは点滅などの異常を検出する蛍光灯異常検出装置において、
前記蛍光灯の横断面形に対応した形状に屈曲されるとともに、一部が開口してC字形状を呈するように帯状に弾性を有する材料で形成された嵌着部と、
前記嵌着部の一部から連なって外側へ突出するように一体的に形成された導光部と、
前記導光部の外側から前記嵌着部へ向けて次第に絞り込まれる1段目のテーパー部と2段目のテーパー部とが順に形成されて、光ファイバーが前記導光部の外側から前記嵌着部へ向かって貫通するように前記導光部に穿設された光ファイバー取付穴とを具備し、
前記導光部の外側から前記光ファイバーを挿入する挿入口となる前記1段目のテーパー部は、寸法d1の開口と、長さl1のストロークと、寸法d2の出口とを備え、
前記導光部へ前記光ファイバーを固定するための取付け部となる前記2段目のテーパー部は、前記1段目のテーパー部の前記出口に連なる寸法d2の開口と、長さl2のストロークと、寸法d3の出口とを備え、
寸法d1〜寸法d3は、d1>d2>d3、
寸法d3は、前記光ファイバー取付穴に挿入される前記光ファイバーの直径よりも小であり、
ストロークl1,l2の長さは、l1<l2、
であることを特徴とする蛍光灯異常検出装置の集光器。 - 蛍光灯に嵌着した集光器からの光を検出して、前記蛍光灯の減光あるいは点滅などの異常を検出する蛍光灯異常検出装置において、
前記蛍光灯の横断面形に対応した形状に屈曲されるとともに、一部が開口してC字形状を呈するように帯状に弾性を有する材料で形成された嵌着部と、
前記嵌着部の一部から連なって外側へ突出するように一体的に形成された導光部と、
前記導光部の外側から前記嵌着部へ向けて次第に絞り込まれる1段目のテーパー部と2段目のテーパー部とが順に形成されて、光ファイバーが前記導光部の外側から前記嵌着部へ向かって貫通するように前記導光部に穿設され、かつ前記嵌着部側の先端部にレンズ部材を有する光ファイバー取付穴とを具備し、
前記導光部の外側から前記光ファイバーを挿入する挿入口となる前記1段目のテーパー部は、寸法d1の開口と、長さl1のストロークと、寸法d2の出口とを備え、
前記導光部へ前記光ファイバーを固定するための取付け部となる前記2段目のテーパー部は、前記1段目のテーパー部の前記出口に連なる寸法d2の開口と、長さl2のストロークと、寸法d3の出口とを備え、
寸法d1〜寸法d3は、d1>d2>d3、
寸法d3は、前記光ファイバー取付穴に挿入される前記光ファイバーの直径よりも小であり、
ストロークl1,l2の長さは、l1<l2、
であることを特徴とする蛍光灯異常検出装置の集光器。 - 前記嵌着部および前記導光部は、透明な材料で形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蛍光灯異常検出装置の集光器。
- 前記導光部の周りに突起部が一体的に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1項に記載の蛍光灯異常検出装置の集光器。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110127474A (zh) * | 2018-02-08 | 2019-08-16 | 奥的斯电梯公司 | 用于电梯带的保护套筒 |
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1999
- 1999-12-27 JP JP37169799A patent/JP4278255B2/ja not_active Expired - Lifetime
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