JP4276522B2 - タイヤセンサ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤに装着した各種センサからの情報を収集して処理し車体側に送信するタイヤセンサ装置とタイヤ情報の伝達方法に関するものである。
従来、タイヤ内に充填された気体の空気圧や温度を検出し、この空気圧や温度の情報を車体側に送信してタイヤの異常を運転手に知らせるタイヤ監視システムが知られている。図4(a),(b)はその一例を示す図で、車両5の各ホイール2(2A〜2D)のバルブ装置3にそれぞれセンサと通信装置とを備えたタイヤセンサ装置50(50A〜50D)を取付け、このタイヤセンサ装置50から車体側に設けられた受信装置60に各タイヤ1内の空気圧や温度の情報を送信する。上記タイヤセンサ装置50は、詳細には、図5に示すように、タイヤ1とホイール2とに囲まれたタイヤ内に充填された気体の圧力を検出する圧力センサ51と、上記気体の温度を検出する温度センサ52と、タイヤセンサ装置50の図示しない内蔵電池の電圧を検出する電源電圧センサ53と、これらのセンサ51〜53からのタイヤ情報の信号を送信データに変換する送信データ制御部54と、上記送信データを上記受信装置60に無線送信するためのトランスミッター55とを備え、上記送信データ制御部54にて上記タイヤ情報及び電源電圧情報を予め設定された換算式に基づいた数値データに変換するとともに、上記変換された数値データを、トランスミッター55を介して、所定の順序で車体側に送信する。図6は、上記受信装置60の構成を示す図で、この受信装置60は、上記送信された数値データをレシーバ61で受信し、受信データ制御部62にて上記受信データを表示データに変換し、これを出力部63を介して図示しない運転席近傍に設置された表示部64に送り、運転者に上記タイヤ情報を視認させる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−25817号公報
しかしながら、上記タイヤセンサ装置50は、タイヤ情報を検出するセンサ51,52と送信データ制御部54やトランスミッター55、更には内蔵電池とが一体に構成され、これがバルブ装置3に取付けられているため、、同一のセンサを複数個配置したりするなど、タイヤ1の複数箇所でのタイヤ情報を検出することが困難であるだけでなく、一つのセンサが故障した場合には、装置全体を交換する必要があった。また、上記タイヤセンサ装置50では、その構造上、センサの種類を増やしたり、センサを変更することができないといった問題点があった。
この問題を解決する方法として、通信装置を有する複数台の通信装置付センサ装置をタイヤに搭載し、各センサ装置からそれぞれタイヤ情報を車体側に送信することが考えられるが、この場合には、上記センサと通信装置の両方を駆動する電池も内蔵させる必要があるので、センサ装置が大型化してしまうといった問題点があった。また、各センサ装置からタイヤ情報を直接車体側に送信するためには高性能な通信装置を備える必要があるが、通信装置が高性能である場合には、上記タイヤ情報が外部へ洩れてしまう恐れがあった。
一方、電池を有しない小型の通信手段としては、製品を移動させるコンベヤなどの搬送装置に設置されるRFIDシステムに用いられる、無線タグが知られている。上記RFIDシステムは、図7に示すように、製品70を搬送する搬送装置71の近傍に設置されるRFIDシステムの本体72に設けられた質問器72aと質問器アンテナ72bにより、上記製品70に取付けられたバッテリレス無線タグ(以下、RFIDチップという)73と交信して上記製品70を識別する。上記RFIDチップ73は、アンテナと、このアンテナで受信された微弱電波により発生する誘導起電力により稼動する通信機能を有するICチップとから成り、上記質問器72aに応答して、上記ICチップの不揮発メモリの情報を図示しないアンテナから上記質問器72aに送信するもので、自由空間で数cm〜2m程度の通信距離を持っている(例えば、特許文献2参照)。
そこで、センサと上記RFIDチップ73に相当する通信手段とを備えたセンサ・モジュールを作製し、各センサからのタイヤ情報の信号を、上記通信手段を用いて車体側に送信する構成とすれば、上記通信装置付センサ装置を小型化できる可能性がある。
しかしながら、上記のような通信手段をタイヤに適用した場合には、上記RFIDチップ73をタイヤに密着させて配置したり、タイヤを横切るような通信を行う箇所に配置したりすると、タイヤを構成するゴムや繊維等の部材、特に、ベルトやカーカスプライなどのスチール製品の影響で、上記RFIDチップ73からの情報をほとんど読み取れないと行った問題点があった。
特開2003−283365号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、各センサのタイヤ情報を車体側に送信することができるとともに、各センサのタイヤ情報が外部に洩れることを防止することのできるタイヤ情報の伝達方法と、これに用いられるタイヤセンサ装置とを提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討した結果、上記RFIDチップによる通信をタイヤ内に限定して、車体側との通信手段を別に設けることにより、上記問題点を解決することができることを見いだし、本発明に到ったものである。
すなわち、本発明の請求項に記載のタイヤセンサ装置は、タイヤの互いに異なる所定の箇所にそれぞれ配置された複数個のセンサ装置と、ホイールのリム部またはホイールに装着されたバルブ装置に配置されて上記複数個のセンサ装置と通信を行うベースステーションとを備え、
上記センサ装置はタイヤの状態を検出するセンサと通信装置とを備え、
上記ベースステーションは、第1のアンテナを有し上記センサ装置の通信装置との通信を行う内部通信装置、上記センサで検出されたタイヤの状態の情報であるタイヤ情報の信号を処理する信号処理部、及び、第2のアンテナを有し上記処理されたタイヤ情報を車体側に送信する外部通信装置を備え、
上記第1のアンテナはホイールのタイヤ気室側に配置されており、
上記第2のアンテナはホイールのタイヤ気室側とは反対側に配置されており、
上記センサ装置の通信装置は、タイヤ気室側に配置されたアンテナを有し上記ベースステーションとのみ通信可能な通信装置であり、
上記ベースステーションは、上記各センサ装置にタイヤ状態の測定を開始するためのタイミング信号を送信することを特徴とするものである
求項に記載の発明は、請求項1に記載のタイヤセンサ装置であって、上記センサ装置の通信装置、上記ベースステーションから送信される電波を受信し当該センサ装置のセンサを駆動するための電源電圧を発生させる手段を備えていることを特徴とするものである。
求項に記載の発明は、請求項1または請求項のいずれかに記載のタイヤセンサ装置であって、上記センサ装置の通信装置、免震装置を介してタイヤに取付けられていることを特徴とするものである。
本発明によれば、タイヤ内に配置された各センサ装置からのタイヤ情報を車体側に送信するベースステーションを設けるとともに、上記センサ装置に、上記ベースステーションとのみ通信可能な通信装置を設けてタイヤ内ネットワークを構成し、上記ベースステーションにて上記各センサ装置からのタイヤ情報の信号を処理して車体側に送信するようにしたので、簡単な構成で各センサで検出したタイヤ情報を車体側に送信することができる。
本発明においては、上記ベースステーションは、第1のアンテナを有し上記センサ装置の通信装置との通信を行う内部通信装置、上記センサで検出されたタイヤの状態の情報であるタイヤ情報の信号を処理する信号処理部、及び、第2のアンテナを有し上記処理されたタイヤ情報を車体側に送信する外部通信装置を備えており、
上記第1のアンテナはホイールのタイヤ気室側に配置され、
上記第2のアンテナはホイールのタイヤ気室側とは反対側に配置されている。
また、上記センサ装置の通信装置は、タイヤ気室側に配置されたアンテナを有し上記ベースステーションとのみ通信可能な通信装置で、上記ベースステーションは、上記各センサ装置にタイヤ状態の測定を開始するためのタイミング信号を送信する。
したがって、タイヤ情報を確実に車体側に伝達することができる。
また、上記各センサ装置の通信装置に、上記ベースステーションから送信される電波を受信し、当該センサ装置のセンサを駆動するための電源電圧を発生させる手段を設けたので、センサの電源が不要となり、センサ部を小型化することができる。
以下、本発明の最良の形態について、図面に基づき説明する。
図1は、本最良の形態に係るタイヤ情報の伝達方法の概要を示す図で、図2はタイヤセンサ装置の構成を示す機能ブロック図、図3は上記タイヤセンサ装置の取付け状態を示す図である。各図において、1はタイヤ、2はリム2aとホイールディスク2bとから成るホイール、10は上記タイヤ1に取付けられた複数のセンサ・モジュール20(20A〜20D)と、このセンサ・モジュール20とともにタイヤ内ネットワーク(以下、タイヤ内LANという)を構成し、上記センサ・モジュール20の各センサからのタイヤ情報の信号を処理して車体側に送信するベースステーション30とを備えたタイヤセンサ装置、40は車体側に設けられた車両制御装置である。
センサ・モジュール20は、センサと上記RFIDチップ73に相当する通信手段とを備えたもので、詳細には、センサ21と、上記ベースステーション30及び他のセンサ・モジュール20との通信を行う復変調回路と、上記ベースステーション30から送信される電波を受信して上記センサ21を駆動する電源電圧を発生させる電源再生回路とを備えた通信モジュール22と、アンテナ23とを備えている。ここで、21Aはタイヤ1の気室内に設けられた、タイヤ内圧を検出する圧力センサ、21Bはタイヤ内に充填された気体の温度を検出する温度センサ、21Cはタイヤトレッド部の内面側に取付けられ、タイヤ1に入力する振動を検出する加速度センサである。なお、センサ・モジュール20Dは予備のモジュールである。
上記通信モジュール22は、ベースステーション30及び他のセンサ・モジュール20との通信のみを行い、車体側との通信などのような、タイヤを横切るような通信は行わないので、タイヤ1内の任意の箇所に配置することが可能である。また、上記通信モジュール22をタイヤ1から所定の間隔以上離隔した位置に配置すれば、タイヤ1の影響が十分小さいことから、本例では、図3に示すように、上記センサ・モジュール20を、上記間隔よりも大きな厚さの免震構造部材24を介して、タイヤ1に取付けるようにしている。上記間隔の大きさとしては、タイヤの構造や構成部材にもよるが、例えば、2.45GHzの周波数帯域を称する場合には、約1cmとなる。
これにより、センサ・モジュール20と上記ベースステーション30及び他のセンサ・モジュール20との通信が可能になるとともに、上記センサ・モジュール20への振動の伝達を低減して装置の耐久性を確保することができる。但し、加速度センサ21Cのみは、タイヤの振動を直接検出するため、タイヤ1の内面側に直接取付ける。
また、ベースステーション30は、上記センサ・モジュール20との通信を行うための第1のアンテナ31を備えた内部通信装置32と、上記センサ・モジュール20からの情報を一時蓄積するフラッシュメモリー33Mを備え、上記各センサ・モジュール20からのタイヤ情報の信号を処理する上記情報処理装置33と、車体側の車両制御装置40との通信を行うための第2のアンテナ34を備えた外部通信装置35と、内部電池36とを備え、上記タイヤ内LANを制御して上記各センサ・モジュール20から送信されるタイヤ情報信号を受信して処理し、当該タイヤの状態を車体側の車両制御装置40に送信するとともに、上記各センサ・モジュール20へ電源発生用の無線信号や、センサ・モジュール20が信号を返す時に使用する電波の元となる搬送波、測定を開始するためのタイミング信号などの電波を送信するもので、上記第1のアンテナ31と内部通信装置32と内部電池36とはタイヤ気室側に、第2のアンテナ34と外部通信装置35とは上記タイヤ気室側の反対側に配置され、情報処理装置33はホイール2のリム2a上に配置される。
なお、上記ベースステーション30は、従来のように、ホイール2に装着された図示しないバルブ装置に装着したバルブ一体型の構成としてもよい。
上記タイヤ内LANは、多重通信可能な無線通信区間を指すもので、ここで上記区間は、上記ベースステーション30の内部通信装置32と各センサ・モジュール20の通信モジュール22が収納されているタイヤ1の内部となる。このとき、センサ・モジュール20とベースステーション30あるいは他のセンサ・モジュール20との通信には、上記ベースステーション30と車体側の車両制御装置40との通信に使用するプロトコルとは異なるプロトコルを用いる。これにより、通信の非干渉性を確保できるとともに、上記タイヤ情報が外部へ洩れることを防止することができる。
また、タイヤ内センサ群通信とタイヤ外部(車体側)への通信に異なるプロトコルを使用することにより、タイヤ内LANのプロトコルを変更しなくても、車体側との通信に使用するプロトコルを変換するプロトコル変換装置を付加する等により、様々な車体側のプロトコルと対応することができる。
次に、上記タイヤセンサ装置10を用いたタイヤ情報の伝達方法について説明する。
各センサ・モジュール20A〜20Cの通信モジュール22から、各アンテナ23を介して送信される、タイヤ1内の各センサ21A〜21Cで検出された空気圧、温度、振動の各タイヤ情報の信号は、ベースステーション30の第1のアンテナ31で受信され、内部通信装置32を介して、情報処理装置33のフラッシュメモリー33Mに一時記憶される。情報処理装置33は、上記タイヤ情報の信号を車両制御装置40に送るための信号に変換するとともに、上記タイヤ情報を所定の順序に並べ替えたり圧縮処理するなどの加工を施した後、これを外部通信装置35に送り、第2のアンテナ34から車両制御装置40に送信する。車両制御装置40では、上記送信されたタイヤ内圧や温度の情報に基づいて車両の走行状態を制御したり、上記振動のデータから路面摩擦係数を推定し、この推定された路面摩擦係数に基づいて車両の走行状態を制御する。
このとき、ベースステーション30は、上記のように、各センサ・モジュール20A〜20Cからのタイヤ情報信号を連続して受信してフラッシュメモリー33Mに一時記憶するようにしてもよいし、上記フラッシュメモリー33Mを省略して、情報処理装置33にて逐次プロトコル変換し、タイヤ情報を車体側に送信するようにしてもよい。
また、上記ベースステーション30に、上記各センサ21A〜21Cを同期させて制御する機能を設け、各センサのタイヤ情報を測定するようにすれば、各センサ・モジュール20A〜20Cからのタイヤ情報のうち、必要なタイヤ情報を適宜選択して測定したり、所定の時間毎に任意のタイヤ情報を測定して車体側に送信することができるので、タイヤ情報を効率的に得ることができる。また、これにより、通信を常時行う必要がないので、内部電池の電力消費量を少なくでき、タイヤセンサ装置10を長寿命化できる。
なお、本例では、上記各センサ・モジュール20A〜20Cからのタイヤ情報信号は、周波数分割や時間分割などの公知の多重通信方式を採用することで、互いの情報非干渉性を確保するとともに、タイヤ内LANの通信に用いるプロトコルをタイヤ内LAN専用のプロトコルとし、ベースステーション30と車両制御装置40との通信に使用するプロトコルとして汎用プロトコルを用いている。これにより、上記タイヤ情報が外部へ洩れることを防止きるだけでなく、タイヤセンサ装置10の用途を広げることが可能となる。
このように、本最良の形態によれば、センサ21、通信機能と電源再生回路とを備えた通信モジュール22、及びアンテナ23を備えた複数のセンサ・モジュール20をタイヤ1に装着するとともに、上記センサ・モジュール20との通信を行うための第1のアンテナ31を備えた内部通信装置32、上記センサ・モジュール20からのタイヤ情報の信号を処理する上記情報処理装置33、車体側の車両制御装置40との通信を行うための第2のアンテナ34を備えた外部通信装置35、及び内部電池36を備えたベースステーション30をホイール2に装着し、上記センサ・モジュール20と上記ベースステーション30とにより、タイヤ内LANを構成して、上記センサ・モジュール20から送信されるタイヤ情報信号をベースステーション30にて処理し、これを車両制御装置40に送信するようにしたので、タイヤ内センサ群通信とタイヤ外部(車体側)への通信を切り分けることができるとともに、各センサのタイヤ情報が外部に洩れることを防止することができる。また、センサ部を小型化することができるので、小型・軽量のタイヤセンサ装置を提供することができる。
また、上記ベースステーションに、上記各センサを同期させて制御する機能を設けるようにすれば、必要なタイヤ情報を適宜選択して測定したり、所定の時間毎に任意のタイヤ情報を測定して車体側に送信することができるので、タイヤ情報を効率的に得ることができるとともに、電力の消費量を少なくでき、タイヤセンサ装置10を長寿命化できる。
更に、本例では、複数のセンサが一体化されていないので、センサ・モジュール20の交換も可能であるだけでなく、センサを装着するだけでベースステーション30と通信が可能な予備のモジュールであるセンサ・モジュール20Dを備えているので、必要に応じて新たなセンサを追加することができる。
なお、上記最良の形態では、ベースステーション30に内部電池36を設けたが、タイヤ1のホイール2に、タイヤの転動により発電する発電装置を設けて、上記ベースステーション30に電力を供給するようにしてもよい。あるいは、上記センサ・モジュール20と同様に、ベースステーション30に車両制御装置40から無線信号を受信して電源電圧を発生させる電源再生回路を設けてもよい。
また、上記例では、タイヤの状態を検出するセンサとして圧力センサ21A、温度センサ21B、及び、加速度センサ21Cを装着した場合について説明したが、装着するセンサの種類はこれに限るものではなく、タイヤトレッド部の歪状態を検出する歪センサや、タイヤの空気漏れを検出する音センサなどの種々のセンサを用いることができる。
あるいは、全く同等な、もしくは、測定レンジ・精度の異なる同種のセンサ・モジュールを、タイヤ1の複数箇所に設置してもよい。
また、上記例では、予備のセンサ・モジュールであるセンサ・モジュール20Dを設け、必要に応じて新たなセンサを追加するようにしたが、上記ベースステーション30に、予め、初期に搭載するセンサの数よりも多い複数のタイヤ情報信号を処理して送信する機能を設けておけば、新たなセンサの追加のみならず、新たなセンサ・モジュールの追加も可能となる。
また、上記例では、タイヤの状態の情報を車両制御装置40に送信する場合について説明したが、タイヤ状態の情報の送信先はこれに限るものではなく、上記従来例のように、タイヤの状態を監視するタイヤ監視システムなどのような、車体側に設けられた他の装置あるいは他のシステムに送信してもよい。
また、本発明のタイヤセンサ装置10は、タイヤ1と車体側との通信に用いられるだけでなく、整備工場などでのメンテナンス用機器との通信など、従来のタイヤ状態監視システムから陸運トラックの管理システム、更には、高性能タイヤやモータースポーツ用タイヤのタイヤ状態監視システムなどタイヤ情報を収集するための幅広い用途に適応可能である。
本発明によれば、簡単な構成で、タイヤ内センサ群通信とタイヤ外部(車体側)への通信を切り分けることができるとともに、センサ部を小型化できるので、タイヤ情報を確実に伝達することのできる小型で高性能なタイヤセンサ装置を提供することができる。
また、各センサを同期させ、必要なタイヤ情報を選択して測定したり、所定の時間毎に任意のタイヤ情報を測定して車体側に送信することができるようにしたので、タイヤ情報を効率的に得ることができるとともに、電力の消費量を少なくできるので、タイヤセンサ装置を長寿命化できる。
本発明の最良の形態に係るタイヤ情報の伝達方法の概要を示す図である。 本最良の形態に係るタイヤセンサ装置の機能ブロック図である。 本最良の形態に係るタイヤセンサ装置の取付け状態を示す図である。 従来のタイヤ情報の伝達方法を示す図である。 従来のタイヤセンサ装置を示す機能ブロック図である。 従来の受信装置の構成を示す機能ブロック図である。 従来のRFIDシステムの一例を示す図である。
符号の説明
1 タイヤ、2 ホイール、10 タイヤセンサ装置、
20,20A〜20D センサ・モジュール、21 センサ、21A 圧力センサ、
21B 温度センサ、21C 加速度センサ、22 通信モジュール、23 アンテナ、24 免震構造部材、30 ベースステーション、31 第1のアンテナ、
32 内部通信装置、33 情報処理装置、33M フラッシュメモリー、
34 第2のアンテナ、35 外部通信装置、36 内部電池、40 車両制御装置。

Claims (3)

  1. タイヤの互いに異なる所定の箇所にそれぞれ配置された複数個のセンサ装置と、ホイールのリム部またはホイールに装着されたバルブ装置に配置されて上記複数個のセンサ装置と通信を行うベースステーションとを備え、
    上記センサ装置はタイヤの状態を検出するセンサと通信装置とを備え、
    上記ベースステーションは、第1のアンテナを有し上記センサ装置の通信装置との通信を行う内部通信装置、上記センサで検出されたタイヤの状態の情報であるタイヤ情報の信号を処理する信号処理部、及び、第2のアンテナを有し上記処理されたタイヤ情報を車体側に送信する外部通信装置を備え、
    上記第1のアンテナはホイールのタイヤ気室側に配置されており、
    上記第2のアンテナはホイールのタイヤ気室側とは反対側に配置されており、
    上記センサ装置の通信装置は、タイヤ気室側に配置されたアンテナを有し上記ベースステーションとのみ通信可能な通信装置であり、
    上記ベースステーションは、上記各センサ装置にタイヤ状態の測定を開始するためのタイミング信号を送信することを特徴とするタイヤセンサ装置。
  2. 上記センサ装置の通信装置、上記ベースステーションから送信される電波を受信し当該センサ装置のセンサを駆動するための電源電圧を発生させる手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤセンサ装置。
  3. 上記センサ装置の通信装置、免震装置を介してタイヤに取付けられていることを特徴とする請求項1または請求項のいずれかに記載のタイヤセンサ装置。
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