JP4274750B2 - Microbial pesticide with good storage stability - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、保存安定性を向上させた微生物農薬に関する。
【0002】
【従来の技術】
化学農薬や化学肥料などの化学物質による環境汚染問題が地球的規模の広がりを見せる中、安全で環境への負荷が少ない微生物農薬への需要は高まりつつある。そのような需要の高まりを背景に、これまで、様々な生物農薬の開発が試みられてきた。例えば、特開昭63−227570号には、糸状菌のフザリウム菌を用いた微生物農薬が開示されている。しかし、この微生物農薬を始めとする多くの従来品は、常温下での長期保存により微生物の生存率が著しく低下し、農薬としての効果が損なわれるという重大な欠点を有していた。そのため、近年、微生物農薬の保存安定性を向上させる試みもなされている。例えば、特開2000−264807号は、エルビニアなどの細菌を用いた微生物農薬に特定の吸着剤を添加し、保管中に発生するアンモニアガスを吸着剤に吸着させることにより、微生物農薬の品質の安定化を試みている。しかし、その技術はあくまでも細菌を用いた微生物農薬を対象としたものであり、糸状菌を用いた微生物農薬についての効果は不明であった。また、微生物農薬の保存安定性についても、十分に向上しているとは言えなかった。従って、常温下での保存安定性を十分に向上させた微生物農薬、とりわけ糸状菌を用いた微生物農薬が強く望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記観点からなされたものであり、常温下での保存安定性に優れた微生物農薬製剤の提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、乾燥剤を添加することにより、常温下での微生物農薬製剤の保存安定性を向上させることができることを初めて見い出した。本発明は上記の知見からなされたものであり、その要旨は以下のとおりである。
(1)微生物農薬製剤に対して0.1〜70重量%の乾燥剤を含有することを特徴とし、かつタラロマイセス属に属する糸状菌を有効成分とする微生物農薬製剤であって、前記微生物農薬製剤に直接触れている気体の相対湿度が20%以下であることを特徴とする微生物農薬製剤。
(2)前記タラロマイセス属に属する微生物がタラロマイセス・フラバスである、(1)に記載の微生物農薬製剤。
(3)前記タラロマイセス・フラバスがY−9401株である、(2)に記載の微生物農薬製剤。
(4)前記乾燥剤が、酸化ケイ素化合物、カルシウム化合物から選ばれる1種又は2種以上のものを含む乾燥剤である、(1)〜(3)のいずれかに記載の微生物農薬製剤。
(5)前記微生物農薬製剤の平均粒径が1μm〜100μmである(4)に記載の微生物農薬製剤。
(6)前記微生物農薬製剤の水分含有量が2重量%以下であることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載の微生物農薬製剤。
(7)タラロマイセス属に属する糸状菌を有効成分とする微生物農薬製剤に対し0.1〜70重量%の乾燥剤を配合し、該微生物農薬製剤に直接触れている気体の相対湿度を20%以下にすることを特徴とする、微生物農薬製剤の保存安定性を向上する方法。
(8)糸状菌を有効成分とする微生物農薬製剤の水分含有量を2重量%以下にすることを特徴とする、(7)に記載の微生物農薬製剤の保存安定性を向上する方法。
(9)タラロマイセス属に属する糸状菌を有効成分として含む微生物農薬製剤を、常温下で、36ヶ月間以内の期間保存する方法であって、タラロマイセス属に属する糸状菌を有効成分として含む微生物農薬製剤に対し0.1〜70重量%の乾燥剤を配合し、該微生物農薬製剤に直接触れている気体の相対湿度を20%以下とすることを特徴とする、方法。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0006】
本発明の微生物農薬製剤は、乾燥剤を含む微生物農薬製剤である。本発明の微生物農薬は、乾燥剤を含むこと以外は通常の微生物農薬と同様であってよい。
【0007】
本発明に用いる微生物は、微生物農薬として使用できるものであれば、微生物の種類に関して特に限定されるものではなく、例えば、市販の微生物農薬を使用することもできる。
【0008】
本発明の微生物農薬製剤に使用しうる微生物としては、糸状菌が挙げられる。糸状菌としては、タラロマイセス属、グリオクラディウム属、ペニシリウム属、ケトシウム属、トリコデルマ属、バーティシリウム属、フザリウム属、へテロコニウム属に属するものなどが挙げられ、タラロマイセス属に属するものが特に好ましい。そして、このタラロマイセス属に属する菌の中でも、タラロマイセス・フラバス(Talaromyces flavus)種、タラロマイセス・バシリスポラス(Talaromyces bacillisporus)種、タラロマイセス・ヘリカム(Talaromyces helicum)種、タラロマイセス・ルテウス(Talaromyces luteus)種、タラロマイセス・ロタンダス(Talaromyces rutundus)種に属する菌が、これらの中でもタラロマイセス・フラバス(Talaromyces flavus)種に属する菌が好適に用いられる。さらに、タラロマイセス・フラバス(Talaromyces flavus)種に属する菌の中でも、タラロマイセス・フラバス(Talaromyces flavus)Y−9401株菌がより好ましい。また、Y−9401株は、平成8年9月2日に通商産業省技術院生命工学工業技術研究所特許微生物寄託センター(現独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センター)に、FERM P−15817として寄託されている。
また、本発明の微生物農薬製剤に用いる微生物は、上記のものを1種単独で用いてもよいし、複数種の微生物を混合して用いてもよい。
【0009】
本発明の微生物農薬製剤に用いる糸状菌の培養条件、例えば、培地の組成、培地のpH、培養温度、培養湿度、培養する際の酸素濃度、培養期間などについては、糸状菌の増殖が可能であれば特に制限はない。しかし、培養の終期において糸状菌が胞子化させるため、培地の組成、培地のpH、培養温度、培養湿度、培養する際の酸素濃度などの培養条件を、培養している糸状菌の胞子形成条件に適合させるように調製することが好ましい。そのようにして糸状菌に胞子を形成させた後、糸状菌培養物を乾燥させ、ふるいやサイクロンなどを用いて糸状菌の乾燥胞子を得る。本発明の微生物農薬は、微生物として、この糸状菌の乾燥胞子を用いる。糸状菌の培養物を乾燥させるには、例えばこの培養物に乾燥空気を通気して、糸状菌培養物に含まれる水分を蒸発させるなどの方法があるが、特にこれに制限されるものではない。
【0010】
糸状菌の乾燥胞子の水分含有量が高すぎると、微生物胞子の生命活動が活発化し発芽するなどして、微生物の死滅する割合が増加し、微生物農薬製剤の保存性が低下する。したがって、糸状菌の乾燥胞子に含まれる水分量は、10%以下にすることが好ましい。
【0011】
本発明の微生物農薬製剤は、乾燥剤を含むことを特徴とする。本発明における乾燥剤は、一般に乾燥剤として認識されているものに限らず、水分を吸収するものであれば種類・形状・粒径等を問わず使用することができる。また、本発明における乾燥剤は、合成物であっても天然物であってもよく、乾燥剤を一部に含む物質を用いてもよい。また、本発明の乾燥剤は、微生物農薬用の乾燥剤として使用できるものであれば他にどのような性質を持つものであってもよい。本発明で用いることができる乾燥剤として、例えば、二酸化珪素、シリカゲル、ゼオライト、モレキュラーシーブスなどの酸化ケイ素化合物、酸化カルシウム、塩化カルシウム、硫酸カルシウムなどのカルシウム化合物などが挙げられるが、
二酸化珪素、シリカゲル、ゼオライト、モレキュラーシーブスなどの酸化ケイ素化合物、酸化カルシウム、塩化カルシウム、硫酸カルシウムなどのカルシウム化合物などが好ましい。また、乾燥剤は、1種類のものを単独で使用してもよいし、複数種の乾燥剤を混合して使用することもできる。
【0012】
本発明の微生物農薬製剤は、微生物及び乾燥剤以外の任意成分を含んでいてもよい。そのような成分として、界面活性剤、増量剤などが挙げられる。
【0013】
界面活性剤としては、例えば、脂肪酸石けん、アルキルエーテルカルボン酸、N−アシルアミノ酸、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸エステル塩、高級アルコール硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩、アルキルテーテルリン酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩、脂肪族アミン塩、脂肪族四級アンモニウム塩、ベンザルコニウム塩、塩化ベンゼトニウム、ピリジウム塩、イミダゾリウム塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシルエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アルキルアミンオキシド、カルボキシベタイン、アミノカルボン酸塩及びイミダゾリニウムベタインの群から選択される1種又は2種以上の界面活性剤が挙げられる。また、増量剤としては、例えば、カオリンクレー、パイロフェライトクレー、ベントナイト、モンモリロナイト、珪藻土、合成含水酸化珪素、酸性白土、タルク、粘土、セラミック、石英、セリサイト、バーミキュライト、パーライト、大谷石、アンスラ石、石灰岩、石炭灰、ゼオライト及びアタパルジャイトから選択される1種又は2種以上の増量剤が挙げられる。
【0014】
乾燥剤の添加方法としては、特に制限はないが、乾燥剤を微生物と混ぜ合わせる方法や、乾燥剤を充填した小袋を微生物農薬製剤の保存容器内に入れる方法などがある。
【0015】
微生物農薬製剤の常温下での保存安定性を向上するのに必要な乾燥剤の添加量については、乾燥剤の種類などによって異なるので一概には言えないが、微生物農薬製剤に直接触れている気体の相対湿度が通常25%以下、好ましくは20%以下、より好ましくは17%以下に保持されるような量の乾燥剤を添加する。これは、相対湿度が25%以下になると、発芽や菌糸伸長などの微生物の生命活動が低下し、休眠状態になることによるものだと考えられる。一方、相対湿度が25%以上になると、微生物の生命活動が活発化して発芽するなどして、微生物の死滅する割合が増加し、微生物農薬製剤中の菌数が低下すると考えられる。また、過乾燥は逆に菌体に弊害を及ぼすのではないかという懸念があるかもしれないが、通常、微生物の耐久体はその細胞組織の中に極微量の水分を保持しており、その水分を用いて生命活動を持続することができる。この細胞組織内の微量の水分を除去するには、化学的にその水分を他の溶媒などに置換することが必要であり、本発明が提案するような乾燥剤の添加によっては、細胞組織内の微量水分は除去し得ない。したがって、乾燥剤を多量に添加しても、相対湿度が低下することによる微生物への悪影響を懸念する必要はない。
【0016】
以上のことから、乾燥剤を添加し、微生物農薬を上記範囲の相対湿度の条件下で保持することが好ましい。
【0017】
本発明における相対湿度は、Thermo Recorder おんどとりRH TR-72S((株)ティアンドディ製)を用いて測定した。
また、微生物農薬製剤に直接触れている気体の相対湿度を、上記範囲内に安定的に制御しておくためには、製剤中の水分含有量を通常5重量%以下、好ましくは2重量%以下、より好ましくは1重量%以下にするとよい。その結果、微生物農薬製剤に直接触れている気体の相対湿度が上記範囲内に安定的に制御され、微生物農薬製剤の常温下での保存安定性を向上させることができる。微生物農薬製剤の水分含有量が5重量%以上である場合は、常温下での保存安定性を向上させる効果が十分でない場合がある。また、水分含有量が1重量%以下である場合は、前記効果が頭打ちになることがある。したがって、微生物農薬製剤の水分含有量は上記範囲であることが好ましい。
【0018】
本発明における水分含有量は、赤外線水分計FD−620((株)ケット科学研究所製)を用いて測定した。
本発明の微生物農薬製剤としての形態は特に制限されず、粒状、粉状、顆粒状であっても良いし、それを繊維状、ネット状などの担体に吸着させてもよい。
【0019】
微生物農薬製剤の平均粒径は、特に制限されないが、1μm〜100μmの範囲内であることが好ましい。1μm以下の粒径では微生物が死滅してしまい、100μm以上の粒径では微生物農薬を散布する際、散布機のノズルに詰まってしまうことがあるからである。従って、微生物農薬製剤をその範囲内の平均粒径にするために、粉砕するのが好ましい。粉砕の方法、粉砕機の種類、型式は問わず、ジェット粉砕機、ハンマーミール、ボールミル、パルペライザーなどの粉砕機を用いて粉砕することができるが、特にジェット粉砕機で粉砕すると効率よく粉砕することができる。
【0020】
本明細書における微生物農薬製剤の粒径は農薬公定検査法で測定した。本発明の微生物農薬製剤に含まれる菌数については、特に制限はないが、103〜1018 cfu/gの範囲内であってもよい。また、本発明の微生物製剤の施用方法については、特に制限はなく、微生物農薬について一般に行われている施用方法により本製剤を使用することができる。一般の施用方法としては、土壌灌注等の土壌に施用する方法、茎葉散布、種子浸漬、根部浸漬等の植物に直接施用する方法などが挙げられる。施用する際の製剤の希釈倍率については、特に制限はないが、通常、10〜10000倍の範囲内で、製剤中の菌数、施用方法、施用対象となる植物の種類等に応じて決定される。
【0021】
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。
<製造例>微生物農薬用の微生物の製造方法
糸状菌タラロマイセス属フラバス種であるY−9401株を、フスマ、コメ、オートミール、粘土鉱物、ポテトデキストロースブロスを含む固体培地において、湿度90〜100%の条件下で約1週間培養した。培養終了後、培養物を乾燥させ、サイクロンを用いて糸状菌の乾燥胞子(水分含有量10%)を分離した。
<比較例1、2>比較例製剤の製造
上記の製造例のようにして得られた糸状菌の乾燥胞子を用いて、表1記載の組成物を表1の割合で混合し、比較例製剤を製造した。なお、界面活性剤としては、SORPOL5082:東邦化学(株)製のものを用いた。また、増量剤として、粘土鉱物であるKクレー:勝光山鉱業所(株)製を用いた。
【0022】
【表1】
数値は重量%
<実施例1〜4>実施例製剤の製造
次に、上述のようにして得られた比較例製剤1、2に対して、乾燥剤としてシリカゲル又は塩化カルシウムを表2に示した割合で加えた実施例製剤を用意した。シリカゲルは、豊田化工(株)製のものを、不織布製の小袋に充填して比較例製剤に加えた。また、塩化カルシウムは、2枚の板に塩化カルシウムが封入されているアイディ(株)製のもの(5cm×5cm×0.5cm 1個)を用いた。
【0023】
【表2】
数値は重量%
実施例製剤の水分含有量 実施例1:2.1%、実施例2:1.1%、実施例3:1.6%、実施例4:1.8%
<実施例5〜8>実施例製剤の製造
さらに、上記の実施例製剤1〜4とは異なる乾燥剤(サイリシア、石膏)を用いて、表3のような割合の組成物を用意した。その後、その組成物を混合機(ナウタミキサー)で混合し、ジェット粉砕機(セイシン企業製)で粉砕した。その結果、平均粒径約20μmの実施例製剤5〜8がそれぞれ得られた。なお、サイリシアとは合性シリカの一種であり、本実施例においては富士シリシア(株)製のものを用いた。また、III型無水石膏としては、サンエス石膏(株)製のものを用いた。
【0024】
【表3】
数値は重量%
実施例製剤の水分含有量 実施例5:1.7%、実施例6:2.3%、実施例7:1.4%、実施例8:1.3%
<試験例>保存性実験
上記のようにして得られた比較例製剤1〜2、実施例製剤1〜8を用いて、常温条件下(25℃)での保存性実験を行った。製造直後の製剤1g中に含まれる菌数をそれぞれ測定した後、製剤を常温条件下で放置して、製剤1g中に含まれる菌数を経時的に測定した。その結果を表4に示す。
【0025】
【表4】
単位: ×108 cfu/g
cfu: colony forming unit
ND: 検出限界(×104 cfu/g)以下であることを示す。
表4に示したように、乾燥剤を添加した実施例製剤1〜8は、乾燥剤を添加していない比較例製剤1〜2と比較して、常温下での保存安定性が著しく向上していることが明らかとなった。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、常温下での保存安定性に優れた微生物農薬製剤を提供することができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a microbial pesticide having improved storage stability.
[0002]
[Prior art]
While environmental pollution problems caused by chemical substances such as chemical pesticides and chemical fertilizers are spreading on a global scale, demand for microbial pesticides that are safe and have little environmental impact is increasing. Against the background of such an increase in demand, development of various biological pesticides has been attempted so far. For example, Japanese Patent Laid-Open No. 63-227570 discloses a microbial pesticide using a filamentous fungus Fusarium fungus. However, many conventional products such as this microbial pesticide have a serious disadvantage that the survival rate of the microorganism is remarkably lowered by long-term storage at room temperature, and the effect as a pesticide is impaired. Therefore, in recent years, attempts have been made to improve the storage stability of microbial pesticides. For example, Japanese Patent Laid-Open No. 2000-264807 describes the stabilization of the quality of microbial pesticides by adding a specific adsorbent to a microbial pesticide using bacteria such as erbinia and adsorbing ammonia gas generated during storage to the adsorbent. I am trying to make it. However, the technology is only intended for microbial pesticides using bacteria, and the effect on microbial pesticides using filamentous fungi has been unknown. Moreover, it could not be said that the storage stability of the microbial pesticide was sufficiently improved. Accordingly, there has been a strong demand for microbial pesticides that have sufficiently improved storage stability at room temperature, particularly microbial pesticides that use filamentous fungi.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
This invention is made | formed from the said viewpoint, and makes it a subject to provide the microbial pesticide formulation excellent in the storage stability in normal temperature.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies to solve the above problems, the present inventor found for the first time that the storage stability of a microbial pesticide preparation at room temperature can be improved by adding a desiccant. This invention is made | formed from said knowledge, The summary is as follows.
(1) A microbial pesticide formulation comprising 0.1 to 70% by weight of a desiccant relative to a microbial pesticide formulation , and comprising a filamentous fungus belonging to the genus Tallaromyces as an active ingredient, the microbial pesticide formulation A microbial pesticide preparation, characterized in that the relative humidity of the gas directly touching is 20% or less.
(2) The microbial pesticide preparation according to ( 1 ), wherein the microorganism belonging to the genus Talalomyces is Tallalomyces flavus.
(3) The microbial pesticide preparation according to ( 2 ), wherein the Tallalomyces flavus is Y-9401 strain.
(4) the drying agent, silicon oxide compounds, desiccants include one or more of those selected calcium compound or al, (1) microbial pesticide formulation any crab according to (3) .
(5) The microbial pesticide formulation according to ( 4 ), wherein the microbial pesticide formulation has an average particle size of 1 μm to 100 μm.
(6) The microbial pesticide preparation according to any one of (1) to ( 5 ), wherein the microbial pesticide preparation has a water content of 2% by weight or less.
(7) 0.1 to 70% by weight of a desiccant is added to a microbial pesticide preparation containing a filamentous fungus belonging to the genus Tallaromyces as an active ingredient, and the relative humidity of the gas directly touching the microbial pesticide preparation is 20% or less. characterized by, the method of improving the storage stability of the microbial pesticide formulation.
(8) The method for improving the storage stability of a microbial pesticide preparation according to ( 7 ), wherein the water content of the microbial pesticide preparation containing a filamentous fungus as an active ingredient is 2% by weight or less.
(9) A method for preserving a microbial pesticide preparation containing a filamentous fungus belonging to the genus Tallalomyces as an active ingredient at room temperature for a period of 36 months or less, comprising a microbial pesticide preparation containing a filamentous fungus belonging to the genus Tallaromyces as an active ingredient The method is characterized in that 0.1 to 70% by weight of a desiccant is added to the microbial pesticide preparation, and the relative humidity of the gas directly in contact with the microbial pesticide preparation is 20% or less.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
[0006]
The microbial pesticide preparation of the present invention is a microbial pesticide preparation containing a desiccant. The microbial pesticide of the present invention may be the same as a normal microbial pesticide except that it contains a desiccant.
[0007]
The microorganism used in the present invention is not particularly limited as long as it can be used as a microbial pesticide, and for example, a commercially available microbial pesticide can also be used.
[0008]
Examples of microorganisms that can be used in the microbial pesticide preparation of the present invention include filamentous fungi. Examples of the filamentous fungus include those belonging to the genera Talaromyces, Gliocladium, Penicillium, Ketosium, Trichoderma, Verticillium, Fusarium, and Heteroconium, and those belonging to the genera Talamomyces are particularly preferable. . Among the bacteria belonging to the genus Talaromyces, Talaromyces flavus, Talaromyces bacillisporus, Talaromyces helicum, Talaromyces lulicus, Talaromyces luteus, Talaromyces luteus, Among these, bacteria belonging to the species (Talaromyces rutundus) are preferably used. Among these, bacteria belonging to the species Talaromyces flavus are preferably used. Further, among the bacteria belonging to the Talaromyces flavus species, the Talaromyces flavus Y-9401 strain is more preferable. On September 2, 1996, Y-9401 shares were transferred to the FERM P on the Patent Microorganism Depositary Center of the Biotechnology Institute of Technology, Ministry of International Trade and Industry (currently the National Institute of Advanced Industrial Science and Technology). Is deposited as -15817.
Moreover, as for the microorganisms used for the microbial pesticide preparation of the present invention, the above-mentioned microorganisms may be used alone, or a plurality of microorganisms may be mixed and used.
[0009]
Filamentous fungi can be grown with respect to the culture conditions of the filamentous fungi used in the microbial pesticide preparation of the present invention, such as the composition of the medium, the pH of the medium, the culture temperature, the culture humidity, the oxygen concentration during culture, the culture period, etc. If there is no particular limitation. However, since filamentous fungi are formed into spores at the end of the culture, the culture conditions such as the composition of the culture medium, the pH of the culture medium, the culture temperature, the culture humidity, and the oxygen concentration at the time of culturing are the same as the spore formation conditions of the cultivated filamentous fungi. It is preferable to prepare so that it may be adapted to. Thus, after forming a spore in a filamentous fungus, the filamentous fungus culture is dried, and a dried spore of the filamentous fungus is obtained using a sieve or a cyclone. The microbial pesticide of the present invention uses dried spores of this filamentous fungus as microorganisms. In order to dry the filamentous fungus culture, for example, there is a method of evaporating moisture contained in the filamentous fungus culture by aerating dry air to the culture, but the method is not particularly limited thereto. .
[0010]
When the moisture content of the dried spore of the filamentous fungus is too high, the microbial spore life activity is activated and germinates, thereby increasing the rate at which the microorganism is killed and reducing the storage stability of the microbial pesticide preparation. Therefore, the amount of water contained in the dried spores of the filamentous fungus is preferably 10% or less.
[0011]
The microbial pesticide preparation of the present invention is characterized by containing a desiccant. The desiccant in the present invention is not limited to the one generally recognized as a desiccant, and any desiccant can be used as long as it absorbs moisture. In addition, the desiccant in the present invention may be a synthetic product or a natural product, and a substance partially containing the desiccant may be used. The desiccant of the present invention may have any other properties as long as it can be used as a desiccant for microbial pesticides. As a drying agent that can be used in the present invention, for example, silicon dioxide, silica gel, zeolite, silicon oxide compounds, such as molecular sieves, calcium oxide, calcium chloride, there may be mentioned etc. calcium compound such as calcium sulfate,
Silicon dioxide, silica gel, zeolite, silicon oxide compounds, such as molecular sieves, calcium oxide, calcium chloride, etc. calcium compounds such as calcium sulfate are preferable. In addition, one type of desiccant may be used alone, or a plurality of types of desiccants may be mixed and used.
[0012]
The microbial pesticide preparation of the present invention may contain optional components other than microorganisms and desiccants. Examples of such components include surfactants and extenders.
[0013]
Examples of the surfactant include fatty acid soaps, alkyl ether carboxylic acids, N-acyl amino acids, alkylbenzene sulfonates, alkyl naphthalene sulfonates, α-olefin sulfonates, dialkyl sulfosuccinates, higher alcohol sulfates. , Alkyl ether sulfate, polyoxyethylene alkyl phenyl ether sulfate, fatty acid alkylolamide sulfate ester, alkylteter phosphate ester salt, alkyl phosphate ester salt, aliphatic amine salt, aliphatic quaternary ammonium salt, benzalco Nium salt, benzethonium chloride, pyridium salt, imidazolium salt, polyoxyethylene alkyl ether, polyoxyethylene alkylphenyl ether, polyoxyethylene polyoxypropylene block polymer , Polyoxyethylene polyoxypropylene alkyl ether, polyoxyethylene glycerin fatty acid ester, polyoxyethylene castor oil, polyoxyl ethylene sorbitan fatty acid ester, polyoxyethylene sorbitol fatty acid ester, polyethylene glycol fatty acid ester, fatty acid monoglyceride, polyglycerin fatty acid ester, One or more interfaces selected from the group of sorbitan fatty acid ester, fatty acid alkanolamide, polyoxyethylene fatty acid amide, polyoxyethylene alkylamine, alkylamine oxide, carboxybetaine, aminocarboxylate and imidazolinium betaine An activator is mentioned. Examples of the bulking agent include kaolin clay, pyroferrite clay, bentonite, montmorillonite, diatomaceous earth, synthetic silicon hydroxide, acid clay, talc, clay, ceramic, quartz, sericite, vermiculite, pearlite, Otani stone, anthracite , One or more extenders selected from limestone, coal ash, zeolite and attapulgite.
[0014]
There are no particular restrictions on the method of adding the desiccant, but there are a method of mixing the desiccant with microorganisms, a method of putting a sachet filled with the desiccant into a storage container for the microbial pesticide preparation, and the like.
[0015]
The amount of desiccant added to improve the storage stability of microbial pesticide formulations at room temperature varies depending on the type of desiccant, etc., but it cannot be generally stated, but the gas directly touching the microbial pesticide formulation The amount of the desiccant is added so that the relative humidity is normally maintained at 25% or less, preferably 20% or less, more preferably 17% or less. This is considered to be due to the fact that when the relative humidity is 25% or less, the life activity of microorganisms such as germination and hyphal elongation is reduced, and a dormant state is caused. On the other hand, when the relative humidity is 25% or more, it is considered that the rate at which microorganisms are killed increases due to the vital activity of microorganisms and germination, and the number of bacteria in the microbial pesticide preparation decreases. In addition, there may be a concern that overdrying may adversely affect the fungus body, but usually the microbial durable body retains a very small amount of moisture in its cell tissue, Life can be sustained using moisture. In order to remove a trace amount of water in the cell tissue, it is necessary to chemically replace the water with another solvent. Depending on the addition of a desiccant as proposed by the present invention, The trace amount of water cannot be removed. Therefore, even if a large amount of desiccant is added, there is no need to worry about adverse effects on microorganisms due to a decrease in relative humidity.
[0016]
From the above, it is preferable to add a desiccant and maintain the microbial pesticide under conditions of relative humidity in the above range.
[0017]
The relative humidity in the present invention was measured using Thermo Recorder Ondori RH TR-72S (manufactured by T & D Co., Ltd.).
Further, in order to stably control the relative humidity of the gas directly in contact with the microbial pesticide preparation within the above range, the water content in the preparation is usually 5% by weight or less, preferably 2% by weight or less. More preferably, the content is 1% by weight or less. As a result, the relative humidity of the gas directly in contact with the microbial pesticide preparation is stably controlled within the above range, and the storage stability of the microbial pesticide preparation at room temperature can be improved. When the water content of the microbial pesticide preparation is 5% by weight or more, the effect of improving storage stability at room temperature may not be sufficient. Further, when the water content is 1% by weight or less, the effect may reach a peak. Therefore, the water content of the microbial pesticide preparation is preferably in the above range.
[0018]
The water content in the present invention was measured using an infrared moisture meter FD-620 (manufactured by Kett Science Laboratory).
The form of the microbial pesticide preparation of the present invention is not particularly limited, and may be granular, powdery or granular, or may be adsorbed on a fibrous or net carrier.
[0019]
The average particle size of the microbial pesticide preparation is not particularly limited, but is preferably in the range of 1 μm to 100 μm. This is because microorganisms are killed when the particle diameter is 1 μm or less, and when spraying microbial pesticides when the particle diameter is 100 μm or more, the nozzles of the sprayer may be clogged. Therefore, it is preferable to grind the microbial pesticide preparation to obtain an average particle size within the range. Regardless of the pulverization method, type and type of pulverizer, it can be pulverized using a pulverizer such as a jet pulverizer, hammer meal, ball mill, pulverizer, etc. Can do.
[0020]
The particle size of the microbial pesticide preparation in this specification was measured by an official pesticide inspection method. The number of bacteria contained in the microbial pesticide preparation of the present invention is not particularly limited, but may be in the range of 10 3 to 10 18 cfu / g. Moreover, there is no restriction | limiting in particular about the application method of the microbial formulation of this invention, This formulation can be used with the application method generally performed about the microbial pesticide. Examples of general application methods include a method of applying to soil such as soil irrigation, a method of applying directly to plants such as foliage spraying, seed soaking and root soaking. Although there is no restriction | limiting in particular about the dilution rate of the formulation at the time of application, Usually, it is determined in the range of 10 to 10,000 times according to the number of bacteria in the formulation, the application method, the kind of plant to be applied, and the like. The
[0021]
Hereinafter, the present invention will be described more specifically with reference to examples.
<Manufacturing Example> Method for Producing Microorganisms for Microbial Pesticides Y-9401 strain, which is a filamentous fungus Talaromyces sp. Cultured for about 1 week under the conditions. After completion of the culture, the culture was dried, and dried spores of filamentous fungi (water content 10%) were separated using a cyclone.
<Comparative Examples 1 and 2> Production of comparative preparations Using the dried spores of filamentous fungi obtained as in the above production examples, the compositions shown in Table 1 were mixed in the proportions shown in Table 1 to produce comparative preparations. Manufactured. As the surfactant, SORPOL5082: manufactured by Toho Chemical Co., Ltd. was used. Moreover, K clay which is a clay mineral: manufactured by Katsumiyama Mining Co., Ltd. was used as an extender .
[0022]
[Table 1]
Number is weight%
<Examples 1-4> Production of Example Formulation Next, silica gel or calcium chloride was added as a desiccant in the proportions shown in Table 2 to Comparative Formulations 1 and 2 obtained as described above. Example preparations were prepared. As silica gel, a product made by Toyoda Chemical Co., Ltd. was filled in a non-woven sachet and added to the comparative preparation. In addition, calcium chloride manufactured by IDY Co., Ltd. (one piece of 5 cm × 5 cm × 0.5 cm) in which calcium chloride was sealed between two plates was used.
[0023]
[Table 2]
Number is weight%
Water content of example formulations Example 1: 2.1%, Example 2: 1.1%, Example 3: 1.6%, Example 4: 1.8%
<Examples 5 to 8> Production of Example Formulations Further, compositions having ratios as shown in Table 3 were prepared using a desiccant (Silicia, gypsum) different from the above Example Formulations 1 to 4. Thereafter, the composition was mixed with a mixer (Nauta mixer) and pulverized with a jet pulverizer (manufactured by Seishin Enterprise). As a result, Example preparations 5 to 8 each having an average particle diameter of about 20 μm were obtained. Note that silicia is a type of synthetic silica, and in this example, one manufactured by Fuji Silysia Co., Ltd. was used. In addition, as type III anhydrous gypsum, one manufactured by San-S Gypsum Co., Ltd. was used.
[0024]
[Table 3]
Figures are weight percent
Example 5: Water content of formulation Example 5: 1.7%, Example 6: 2.3%, Example 7: 1.4%, Example 8: 1.3%
<Test example> Preservability experiment The preservability experiment under normal temperature conditions (25 degreeC) was done using the comparative example preparations 1-2 and the example preparations 1-8 which were obtained as mentioned above. After measuring the number of bacteria contained in 1 g of the preparation immediately after production, the preparation was allowed to stand at room temperature, and the number of bacteria contained in 1 g of the preparation was measured over time. The results are shown in Table 4.
[0025]
[Table 4]
Unit: × 10 8 cfu / g
cfu: colony forming unit
ND: Indicates that it is below the detection limit (× 10 4 cfu / g).
As shown in Table 4, Example preparations 1 to 8 to which a desiccant was added had significantly improved storage stability at room temperature compared to Comparative preparations 1 to 2 to which no desiccant was added. It became clear that.
[0026]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the microbial pesticide formulation excellent in the storage stability at normal temperature can be provided.
Claims (9)
前記微生物農薬製剤に直接触れている気体の相対湿度が20%以下であることを特徴とする微生物農薬製剤。 A microbial pesticide preparation characterized by containing 0.1 to 70% by weight of a desiccant with respect to the microbial pesticide preparation , and comprising as an active ingredient a filamentous fungus belonging to the genus Tallaromyces ,
A microbial pesticide formulation, wherein the relative humidity of the gas directly touching the microbial pesticide formulation is 20% or less.
タラロマイセス属に属する糸状菌を有効成分として含む微生物農薬製剤に対し0.1〜 0.1 to 0.1% for microbial pesticide preparations containing filamentous fungi belonging to the genus Talalomyces
70重量%の乾燥剤を配合し、該微生物農薬製剤に直接触れている気体の相対湿度を20%以下とすることを特徴とする、方法。A method wherein 70% by weight of a desiccant is blended, and the relative humidity of the gas directly in contact with the microbial pesticide preparation is 20% or less.
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