JP4270295B2 - 遊技機釘角度測定ゲージ - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機のような遊技機の盤面上に打ち込まれた多数本の釘角度を測定し、盤面上の釘位置によって釘を上向き、下向き等所定の角度に調整し、設定するための遊技機釘角度測定ゲージに関するものである。
特に、本発明は、基本的に、パチンコ盤面のレールに架けたフレームとゲージとの組物測定ゲージに関するものである。
大衆の遊戯娯楽機としては種々のものが提供されているが、最も大衆に親しまれ、長年楽しまれている遊技機としてパチンコがあり、駅の周辺や商店街等において多数のパチンコ店が営業している。パチンコは、遊戯玉を打ち、入賞すると決められた遊戯玉が遊戯者(客)に還元され、遊戯玉の数によって商品が提供され、遊戯者に利益がもたらされるものである。
パチンコ盤面の釘の角度測定や調整は、ハンマーやペンチ等を使用し経験に基ずく目測で行っているが、この作業は非常に難しく熟練を要するために通常は釘師と呼ばれる専門家によってなされている。しかし、近年、釘師の数が少なく、パチンコ店ではその確保に苦慮しているが、熟練を要することなく釘角度を測定し、調整するための角度測定具が提供されている。
例えば、本出願人に係る特許文献1〜4には、本発明の基礎となる技術が示されている。
即ち、特許文献1には、馬蹄形型ゲージの支持脚の脚部の一辺に釘を沿わせて角度測定・調整を行うことが示されている。
特許文献2には、馬蹄形ゲージの応用であって、支持脚の脚部自体が角度測定面自体を構成させ、一方の支持脚をスライド体と一体に形成して役物等の障害物を避けるスライド式ゲージが示されている。
特許文献3には、馬蹄形型ゲージの支持脚の脚部に角度測定冶具を着脱自在に設けて釘をその冶具に沿わせて角度測定・調整を行う冶具着脱式ゲージが示されており、また、一方の支持脚をスライド体と一体に形成して、役物等の障害物を避けるスライド式ゲージが示されている。
特許文献4には、馬蹄形型ゲージを基本とし、その支持脚に角度測定冶具を一体に設けて釘をその冶具に沿わせて角度測定・調整を行うH型ゲージが示されている。
更に、パチンコ盤面上のフレームに縦レール、横レールを組立てた枠体補助具を用い、それら枠体にT字状ゲージを沿わせてパチンコ盤面上の釘角度を測定・調整する組物ゲージが示されている。
登録実用新案第3042663号 特開2001−269450号公報 特開2002−224320号公報 特開2002−272930号公報
また、パチンコ業界では、新台入替時等においては、一回に何十台、何百台と入替えする。しかも、一晩で行うわけです。
これを一台に約200本の釘があるとして、30台で6000本、100台では20,000本もの釘を測定・調整しなくてはならず、その労力は大変なものである。
ですから、如何に簡単に手早く、正確に調整できるツールが求められるわけです。
本発明は、これらの全てゲージの課題を解決したものである。
本発明は、従来のH型ゲージ、スライド式ゲージ等ではまだ捕捉しきれない釘が多く、また従来の組物ゲージではその組物ゲージ自体の着脱に手間がかかり過ぎる現状があり、このような課題を打開した画期的なゲージの開発が求められていた。
本発明は、上記課題について種々検討した結果、組物ゲージでは着脱に手間がかかり過ぎ、釘角度修正にはかなりの熟練を要する点を改良すべく、種々の構造上の改良、例えばゲージを載置するためのフレーム、フレームの取付け方の工夫(磁性固定具やパチンコ盤の枠板の利用等)、フレームの付属機構(フレーム押さバー、ホルダ、スライダ等)、ゲージの構造、ゲージに照明システムの取付け、ゲージを構成する基板に滑り止め、釘頭用段差等を試み、熟練を要することなく精度良く短時間で釘角度を測定し、角度の微調整をも可能とした遊技機釘角度測定ゲージを提供できることを発見した。
即ち、本発明は、以下の通りである。
(1)(a)パチンコ台68の左右縦枠板又は上下横枠板に沿って設けた褶動板82に夫々上下に又は左右にスライド可能に設けた褶動軸受83を介した褶動軸81に、(b)該褶動軸81に嵌合してスライド可能である空口を有する箱体89’又は円筒体89aである移動体89と、(c)該箱体89’の側面又は円筒体89aの周面に、該褶動軸8に直角に取付けられるとともに、自身の軸方向に対して回転可能に取付けられる棒状アーム84先端に設けた、下記ゲージ1が担持可能な下記フレーム6と、(d)下記ゲージ1とからなる組物ゲージであって(図41、42)、
(i)該フレーム6が該レール4に当接可能で且つゲージ1を構成する支持脚3の高さに相当する長さを持つ矩形状平板から構成され(図1、3(イ))、
(ii)該ゲージ1が、長方形の基板2と該基板の片側端部に突設した支持脚3から構成され(図1)、角度測定時に支持脚3がパチンコ盤面10上の釘9に添って直立し、しかも該支持脚3が、(イ)支持脚3の下方部に角度測定冶具8を一体に又は着脱自在に設けた支持脚(図4(ハ))、或いは(ロ)該基板2と同一平面上に連設した円周に沿って度数目盛23を表示した分度盤20と、該分度盤20の度数上の中心位置に設けた蝶ネジ66を支点として回動自在に動き、一方の先端が分度盤20の度数目盛を示す指針30となり他端の下方部に角度測定冶具8を一体に又は着脱自在に設けた支持脚(図16(ニ)20(ロ)、(ハ))のいずれかであることにより、釘調整を行えることを特徴とするパチンコ釘角度測定ゲージ。
(2)パチンコ台68と台間の仕切板88に直接取り付けたフレキシブルな棒状アーム84先端に(図45−(ニ))、或いはバネ体50によりパチンコ台面間に取り付けたフレキシブルな棒状アーム84先端に(図48−(イ)〜(ハ))、或いは吸盤93により仕切板に設けた褶動軸のアーム先端に(図49−(ロ))、下記ゲージが担持可能な下記フレームと、下記ゲージとからなる組物ゲージであって、
(i)該フレーム6が該レール4に当接可能で且つゲージ1を構成する支持脚3の高さに相当する長さを持つ矩形状平板から構成され(図1、3(イ))、
(ii)該ゲージ1が、長方形の基板2と該基板の片側端部に突設した支持脚3から構成され(図1)、角度測定時に支持脚3がパチンコ盤面10上の釘9に添って直立し、しかも該支持脚3が、(イ)支持脚3の下方部に角度測定冶具8を一体に又は着脱自在に設けた支持脚(図4(ハ))、或いは(ロ)該基板2と同一平面上に連設した円周に沿って度数目盛23を表示した分度盤20と、該分度盤20の度数上の中心位置に設けた蝶ネジ66を支点として回動自在に動き、一方の先端が分度盤20の度数目盛を示す指針30となり他端の下方部に角度測定冶具8を一体に又は着脱自在に設けた支持脚(図16(ニ)2(ロ)、(ハ))のいずれかであることにより、釘調整を行えることを特徴とするパチンコ釘角度測定ゲージ。
(3)パチンコ台48の盤面(図48−(イ)、(ロ))、脇板;褶動板82(図41、48−(イ)、(ハ))、幕板87(図48(ニ)、49−(イ))、カウンター86(図49−(ニ))のいずれかに直接取り付けたフレキシブルな棒状アーム84先端に設けた、下記ゲージ1が担持可能な下記フレーム6と、下記ゲージ1とからなる組物ゲージであって、
(i)該フレーム6が該レール4に当接可能で且つゲージ1を構成する支持脚3の高さに相当する長さを持つ矩形状平板から構成され(図1、3(イ))、
(ii)該ゲージ1が、長方形の基板2と該基板の片側端部に突設した支持脚3から構成され(図1)、角度測定時に支持脚3がパチンコ盤面10上の釘9に添って直立し、しかも該支持脚3が、(イ)支持脚3の下方部に角度測定冶具8を一体に又は着脱自在に設けた支持脚(図4(ハ))、或いは(ロ)該基板2と同一平面上に連設した円周に沿って度数目盛23を表示した分度盤20と、該分度盤20の度数上の中心位置に設けた蝶ネジ66を支点として回動自在に動き、一方の先端が分度盤20の度数目盛を示す指針30となり他端の下方部に角度測定冶具8を一体に又は着脱自在に設けた支持脚(図16(ニ)20(ロ)、(ハ))のいずれかであることにより、釘調整を行えることを特徴とするパチンコ釘角度測定ゲージ。
本発明は下記の実施の態様をも包含する。
1)該フレームが、矩形状平板単位から構成され、(イ)1枚の1段フレーム6(図3(イ))、(ロ)複数枚を上下、左右又は反転させ重ねた多段フレーム6、6’(図4(イ))、(ハ)1端又は両端に側板64を設けたフレーム6(図15)、(ニ)1端又は両端に脚部65付き惻板64付きフレーム(図15(ニ)〜(ト))、(ホ)スライド体67付きスライド式フレーム(図15−(リ)〜(ワ))、(ヘ)板状鋏60付きフレーム(図10(イ)、(ロ))、(ト)脚部挟み付きスライド式フレーム(図10−(ホ)、(ヘ))、(ト)L型バー付きフレーム(図10(ハ)、(チ))のいずれか又はその組合わせである点にも特徴を有する。また
2)フレーム6の盤面への固定具が(イ)L型具13’と両面テープ12の組物(図5−(イ))、(ロ)板型具(図5−(ニ))、(ハ)L型磁石具13(図5−(イ)))である点にも特徴を有する。また
)フレーム6とゲージ1との固定を助けるために、(イ)2枚のL状平板間にゲージ1挟持可能な空間を形成・固定したスライダ48と2枚の平板間にフレーム6挟持可能な空間を形成・固定したスライダ48’とを組合わせた固定具(図17)、或いは(ロ)2枚のL状平板間にゲージ挟持可能な空間を形成・固定したスライダ48とフレーム押えバー27を縦方向に挿入してフレーム6を押さえ可能な空間を形成・固定したスライダ48’とを組合わせた固定具(図18)を使用する点にも特徴を有する。また、
)フレーム6とレール4、役物15、釘9の固定を助けるために、(イ)それらが鉄やステンレスの吸磁性体の場合には、種々の形状の磁石具13又は固定具13’を用い、(ロ)それらがプラスチック製の場合には、両面テ−プ12を用いるか(図5〜7、14)、或いは(ハ)フレーム6に設けた板状鋏60、脚状鋏60(図10)、(ニ)フレーム6に重ねたL型バー60a (図10)、(ホ)フレーム6の端部にホルダ54(図11(イ)、12、13)、(ヘ)洗濯鋏み58(図11(ホ)〜(ヌ)、14)を用いる点にも特徴を有する。また、
)フレーム6と釘9等との固定を助けるために、一体型の各種ホルダ59(図12、13)を用いる点にも特徴を有する。また、
即ち、(i)フレーム6の端部に一体に設けた図12の(イ)半円ホルダ59、(ロ)縦・横鋏み型ホルダ59a、59a’、(ハ)逆横鋏み型ホルダ59b、(ニ)横半円型ホルダ59’、(ホ)逆L型ホルダ59b、(ヘ)横半円ホルダ59(ト)L型ホルダ59c、(チ)変形L型ホルダ59c”、(リ)カーブ型ホルダ59d、(ヌ)変形カーブ型ホルダ59d”(図12(イ)〜(ヌ))、
或いは図13の(ホ)L型ホルダ59c、(ヘ)逆L型ホルダ59c’、(ト)逆カーブ型ホルダ59d’のいずれかであり、 (ii)フレーム6の端部に別体に設けた(ル)筒型ホルダ59e、(オ)縦鋏み型ホルダ59e’である(図12)或いは
(イ)三日月筒型ホルダ59f、(ロ)横向型ホルダ59f’、(ハ)逆横向型ホルダ59f”、(ニ)三日月筒鋏み型ホルダ59fである(図13)
)組物ゲージを構成する各種要素の内ゲージ1、フレーム6、フレーム押えバー27の水平度又は垂直度を維持するために、下げ振り31、水準器32又はレーザーレベラーを以下のように用いる点にも特徴を有する。また、
即ち、(イ)下げ振り取付T字状;ゲージ1を構成する基板2の支持脚3近傍に取付けた下げ振り31又は(ロ)水準器取付T字状;基板2の下端に取付けた水準器32によるゲージ1の垂直度の確認(図29)
(ロ)補助板とフレームとの組物ゲージ;ゲージ1を構成する基板2の先端に設けた矩形状補助板40上方縁に取り付けた下げ振り31、水準器32によりフレーム6の水平度の確認(図27)、
(ハ)該補助板40端縁に取り付けた下げ振り31、水準器32によりゲージ1の垂直度の確認(図28)、
(ニ)フレーム押えバー27の下方部に設置されたレーザーレベラーから発生するレーザー光線79によるフレーム押えバー27の水平度の確認(図40)。
)固定具が、(イ)L型磁石具(図5−(イ)、図6−(ロ)、(ハ))、(ロ)リング状バネ型固定具(図9−(イ)、(ハ))、クリップ型固定具(図9−(ホ))、板状挟み型固定具(図10−(イ)、(ロ))、L型バー組立型固定具(図10−(ハ)、(ト))、スライド体脚状挟付固定具(図10−(ホ)、(ヘ))のいずれかであるか、
(ハ)フレーム取付ホルダ(図11−(イ))、フレーム取付首振りホルダ(図11−(ハ))、洗濯挟み型ホルダ(図11−(ホ))、半円型ホルダ(図12−(イ))、挟み型ホルダ(図11−(リ)〜(ル))、図12−(ハ)〜(ホ)、(オ))、カーブ型ホルダ(図12−(リ))、筒型ホルダ(図12−(ル))のいずれかであるか、
(ニ)円弧状レールとフレームとの固定には、レールの角度変化に対応した固定具であるか、
(ホ)釘等へのフレームの固定には、三日月筒型ホルダ(図13−(イ)、(ニ))、横向型ホルダ(図13−(ロ)、(ハ))、L型ホルダ(図13−(ホ)、(ヘ))、カーブ型ホルダ(図13−(ト)、(チ))のいずれかであるか、
(ヘ)役物へのフレームの固定には、L型又は板型フレームでは両面テ−プによる固定又は洗濯挟み型クリップによるか(図14)、
(ト)丸形役物へのカーブ型フレームの固定には、両面テ−プによるか、
(チ)ゲージとフレームとの固定には、フレーム挿入用コ字状横スライダとゲージ挿入用L字状縦スライダとを互いに十字状に固着した固定具を用いる点にも特徴を有する。また、
)フレーム押さえバーが、板状押さえバー(図26(イ))、先端へこみ付き板状押さえバー(図26(ロ))、両溝レール嵌め込み板状押さえバー(図26(ハ))、把手付き円状外押さえバー(図26(ホ))のいずれかである点にも特徴を有する。また、
) 該ゲージBの形状が、L型ゲージ(図19(イ)、図21(イ)〜(ハ)、(ト)〜(リ))、十字型ゲージ(図19(ロ))、T字型ゲージ(図21(ニ)〜(ヘ))、分度盤付きゲージ(図20(ロ))、支持脚付きゲージ(図4(ハ))、蝶番纏め支持脚付きゲージ(図19(ハ)、(ニ))、上・下逆向支持脚付型ゲージのいずれかである点にも特徴を有する。また、
10) 角度測定冶具が、支持脚の下方部に着脱自在に設けられ、且つ(イ)支持脚下方部が角度測定用矩形を構成する冶具(図30(イ))、(ロ)楔型(図30(ロ)〜(ト)、図37(イ))、(ハ)3角柱型(図34(ヘ)〜(ト))、5角柱型(図35(イ)〜(ハ))、6角柱型(図35(ニ)〜(ヘ))、8角柱型等の多角柱型、(ニ)円錐型(図34(ハ))、逆円錐型(図34(ニ))、円筒型(図34(ホ))等の丸型、(ホ)上下丸み付き4角柱型(図35(ト))、3面丸み付き3角柱型(図35(チ))、4面丸み付き4角柱型(図35(リ))、4隅丸み付き4角柱型(図36(イ))等の丸み付き多角柱型、(ヘ)5面丸み付き円柱型(図36(ロ))、6面丸み付き円柱型(図36(ハ))、7面丸み付き円柱型(図36(ニ))、8面丸み付き円柱型(図36
(ホ))等の丸み付き円柱型、(ト)4隅角取り直方板型(図36(ヘ))、4隅角取り4角柱型(図36(ト))、4面・4隅角取り4角柱型(図36(チ))等の角取り型、(チ)柱状突起型(図30(チ)〜(ル)、図31(イ)、(ロ))、ピン型(図31(ハ)、図32(ト))、板型(図32(チ))、矩形型(図33(イ)、(ロ))、二股型(図32(ヘ)図37(ロ))、台形型(図33(ハ))、突起付きベース板型(図33(ト)〜(リ)、図34(イ)、(ロ))のいずれかである型であることを特徴とする。また、
11)着脱自在な角度測定冶具が磁性ゴム等の磁性材料から構成され、ゲージが鉄材等の磁性材料を吸着可能な吸磁性材料から構成される点にも特徴を有する。また、
12) 組物ゲージを構成する各種構成要素の内、少なくともフレーム、フレーム押えバー、ゲージ、ホルダが磁化されている(図1)点にも特徴を有する。また、
13)フレーム中に釘頭の逃げ溝を設ける(図3)点にも特徴を有する。また、
14)フレームに重ねて補助フレームを設け釘頭の支えとする(図3)点にも特徴を有する。また、
15)支持脚の下方に釘頭を係止するフック、段差(図32(ハ)、(ニ)図33(ニ)〜(ヘ))、柱状突起(図30(チ)〜(ル)、図31(イ)、(ロ))、へこみ(図33(ニ))、また釘軸合線(図32(ロ)、図37(イ))、支持脚の先端に丸み当接面(図30(イ)、図33(ロ)、図37(イ))のいずれかを設ける点にも特徴を有する。また、
16)ゲージBを構成する基板に滑り止め孔等の滑り止め機構を設ける(図19(ロ))点にも特徴を有する。また、
17)支持脚6の盤面当接面に近づけて照明システムを構成する照明16を設け、しかも該照明16が(イ)支持脚6への発光又は蛍光塗料の塗布面によるか、(ロ)支持脚内部に照明部の埋込み(図19−(イ)、図21−(イ)、(ニ))、或いは(ハ)支持脚の外側に豆球の設置によるものであり、及びスイッチ部18と電源部(電池)19を基板2、或いは支持脚のいずれかに設けて(図19−(イ))、ゲージ使用時の支持脚先端の明るさを維持する点にも特徴を有する。また、
18)照明システムとして、スイッチ部、電源部を磁性ベース板に載せ、照明部を豆電球としてその間を配線で連絡して取外し自在とした点にも特徴を有する。また、
19)照明システムとして、各スイッチ部、電源部と照明部との接続のために、両者の接続をコネクトを介してカールコード又はコードにより行う点にも特徴を有する。また、
20)ゲージを構成する基板端部の肩部に、持脚に設けた角度測定冶具の角度度数を表示する(図3(ハ)、図4(ハ))点にも特徴を有する。また、
21空口を有する箱体又は円筒体である移動体89中に嵌挿する褶動軸81が板又は棒であり、且つ移動体のパチンコ台の左右縦枠板又は上下横枠板に接する褶動板82上に、該褶動軸81を取付けた褶動軸受83が左右又は上下にスライドする(図41)点にも特徴を有する。また、
22)褶動軸81が伸縮可能である伸縮式褶動軸であり(図44−(イ))、且つアーム84が(i)蛇腹のようなフレキシブルアーム91であるか(図45(ハ))、又は(ii)ヒンジ90により連結した複数個の棒状体からなる屈折可能なアーム84(図45(ロ)、図46)である点にも特徴を有する。また、(23褶動軸81に嵌挿した移動体89或いは島85にアーム84を取り付けるのに(図45(ニ))、(i)アーム84をベース92に通して直接取り付けるか(図45(ロ))、(ii)アーム84を仕切板88を介して取り付けるか(図45(ハ))、(iii)アーム84先端に取り付けた板状バネ50dにより直接取り付けるか(図45(イ)、図46)のいずれかによる点にも特徴を有する。また、
24(i)板状バネ50dとアーム84との連結に円柱状根本又は球形状根本によるか(図46(ロ)、(ニ))、(ii)アーム84とフレーム6との連結にネジ52によるか(図46(ハ))、或いはヒンジ90とスプリング24aによるか(図47)の点にも特徴を有する。また、
25分度盤付き支持脚によるパチンコ釘角度測定法が、特許第37483359号公報の段落8、9並びに図5、6に従って行われる点にも特徴を有する
(1)パチンコ台の機種毎に盤面上の夫々の特定部分に於て、様々な釘の角度が求められる多様化の中で、希望する様々な角度に釘を手早く、初心者にも簡単に精度の高い測定、調整結果を提供できる。
(2)、基本的にパチンコ盤面のレールに架けたフレームとゲージとの組物ゲージの適用により、構造的にシンプルで、熟練を要することなく短時間で高精度の測定、調整結果が得ることができる。
(3)パチンコ盤面に打ち込んだ釘の上下方向又は左右方向の釘角度の測定を短時間で可能である。
(4)1°単位あるいは0.5°単位のように決められた度数単位毎の角度測定面付き支持脚を複数枚用意するか、種々の形状の角度測定冶具の選択により多様な範囲の角度測定が可能となる。
(5)片手で持ち易く、測定操作がし易いので、角度測定を効率よく短時間で行うことが可能である。
(6)熟練を要することなく釘角度の調整を行うことができ、入賞率や出玉率を制御することができる。しかも、釘角度の測定や微調整に限らず、複数台のパチンコ機の特定の
釘が同じ傾斜角度を有しているかどうかの確認作業にも使用できる。
(A)本発明の特徴;
(1)ゲージの一端をフレームに載せて計測するために、パチンコ盤面に接触するのは、従来法のスライド式ゲージでは2点接触であるのに対して本発明のゲージでは支持脚の1点だけで可能であり、釘、役物等の集合した狭い所でも計測可能である。
(2)従来の組物ゲージに比較してより構成が簡単な上、フレームの固定方法に様々なバリエーションがあるので、計測釘捕捉率が一段と飛躍させることができた。
(3)少なくともフレーム、フレーム押えバー、ゲージを磁気化しても良いので、パチンコ盤面上をフレーム、ゲージが移動し易く、バラバラに落ちたりしなくできる。
(4)本発明のゲージに水準器、レーザーレベラー又は下げ振りを併用することにより測定・調整の精度が一段と飛躍させることができた。
(5)このゲージはパチンコのみならず、雀球(ジャンキュウ)、アレンジボール、スマートボール盤面等と釘等からなる遊技体であれば、全てに有効な作用を与える。
本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
ここで言うレールとは、パチンコ盤面の内周に沿ってパチンコ盤輪郭と略似たステンレス等の金属製リングであって、打ち出されるパチンコ玉を弾発して外に飛び出ないようにする枠体を意味する。
図1は、パチンコ盤面10に設けてあるレール4に懸架したフレーム6の固定法の骨子を示し、本発明のゲージの一端を載せて計測・調整する状態を示した配置例を示す斜視図である。
図2は、本発明のゲージの使用例を示す模式図である。(イ)釘水平方向の計測例であって、盤面右側に釘9の存在する場合の例であり、(ロ)は盤面左側に釘9の存在する場合の例である。(ハ)は釘垂直方向の計測例であって、盤面下方に釘9の存在する場合の例である。
ここで言うフレームとは、パチンコ盤面上のレールに懸架してゲージによる釘角度の計測・調整を助ける補助具を意味し、必要に応じて釘頭を逃がすため等のためにフレーム面の表裏に補助フレームを設けても良い。
図3は、1段フレームの盤面への設置例1を説明する模式図である。
(イ)は基本的な1段フレームの構造を示し、1段フレーム6、ゲージ当接面7、盤面当接面7’との関係を示し、このフレームは左右・上下反転も可能であり、(ロ)は薄板状フレームの場合で、(イ)の場合のフレーム6を例えば2本の釘9、9上に載せた例を示し、この場合にはフレーム6は釘、役物等より低くなって、(ハ)は(ロ)の場合の垂直盤面での使用例を示し、盤面10上のフレーム6とゲージ1の支持脚3側面上の角度測定冶具8と釘9との関係を示し、フレーム6は釘9等より低くできる。また、ゲージ1の基板2の先端に角度測定冶具8、8’の角度表示を示し、計測・調整時の便宜を図る。
(ニ)は釘頭の逃げ溝を示し、フレーム6に釘9を確実に載せるための釘頭の逃げ溝21を設け、フレーム6を上下反転させた場合にはフレーム6の下方に釘頭の逃げ溝21’を設ける、(ホ)は厚板状フレームの場合で、(ロ)の場合のフレーム6に比して厚いフレーム6を使用し、(ヘ)は(ホ)の場合の盤面10上のフレーム6とゲージ1の支持脚3の角度測定冶具8と釘9との関係を示し、ゲージ1を釘、役物等より高くできる。
(ト)は釘頭を逃がすための補助フレーム22を設けた場合を示し、フレーム6の裏側にも補助フレーム22を設けても良い。また、上下・左右反転しても良い。
図4は、2段フレームの設置例2を示す模式図である。
(イ)は2段フレーム6、6の構造を示し、(ロ)は(イ)の場合のフレームと釘との関係を示し、フレーム6、6’を例えば2本の釘9、9上に載せた場合、フレーム6は釘、
役物等より高くできる。(ハ)は(イ)の垂直盤面での使用例を示し、2つのフレーム6、6’は同長であれば、上下・左右反転しても良い。また、ゲージ1の基板2の先端に角度測定冶具8、8’の角度表示を示し、計測・調整時の便宜を図る。
ここで言う固定具とは、フレームとレールとの固定を助ける補助具を指し、固定具自身が他者に強力に吸着できる磁性を有する磁性具でも、また磁性を持たせず両面テープにより他者への固着を助けても良い。
図5は、フレームの盤面への設置例3を示す模式図である。
(イ)はフレームにL型磁石具又はL型具付きフレームを示し、フレーム6にL型磁石具13を取り付け又はプラスチック等の(吸磁性のない)L型具13’を両面テープ12で止めで取り付けた場合を、(ロ)は(イ)の設置例を、(ハ)は両面テープ付きフレームを示し、両面テープ12のみでフレーム6に取り付けた場合を、(ニ)は板型具付きフレームを示し、板型具49aを両面テープ12でフレーム6に取り付けた場合を、又は板型具とフレームを一体に設けても良い。
(ホ)は(ハ)の設置例を、(ヘ)はL型具付きフレームを示し、両面テープ12で取り付けた場合を、(ト)は(ヘ)の設置例を示す。
これら磁石具は、プラスチック等の(吸磁性のない)固定具でも良い。
図6は、フレームのレール又は役物への設置例1を示す模式図である。
(イ)は(板状)フレーム6の盤面10への設置例を示し、フレーム6の上面をゲージ当接面7、下面を盤面当接面7’として利用する。
(ロ)は厚L型、又はサイコロ型磁石具付きフレームを示し、レール4にフレーム6の取付けに用いる種々の形状の磁石具(厚L型磁石具13a、サイコロ型磁石具13b)を、(ハ)は他の薄L型磁石具付きフレームを示し、例えば薄L型磁石具13cを、(ニ)プラスチック製が普通の役物15では例えば薄L型具13cに両面テープ12を使用した例を示す。また、全てのフレームにおいて、予め磁石具、接続具等をフレームと一体に形成又は接着剤等で固定しておいても良い。
また、これら磁石具13は、樹脂製等にして両面テープ12等での固定も可能である(図6〜8)。
図7は、L型フレームのレール又は役物への設置例2を示す模式図である。
(イ)はL型フレームの構造を示し、板型フレームに側板64を取り付けた構造である。(ロ)は厚板型磁石具を示し、厚板型磁石具13dによるL型フレーム6’のレールへの設置例を、(ハ)は薄L型磁石具を示し、薄L型磁石具13eによりL型フレーム6’のレールへの設置例を、(ニ)は役物15がプラスチック製の場合に両面テープ12のみの使用例を示す。
図8は、レールに設置する接続具(例えば磁石具)例を示す模式図である。
以下に示した磁石具等は、その形状、大きさは一例であってこれに限定されず、任意の形状、大きさとしても良い。更に、本発明の磁石具等は磁石製に代えて例えばプラスチック系等で形成し、レール4、フレーム6の接触面に両面テ−プ等で取り付けても良い。
(a)は互いに平行な同長の複数個のフレーム1〜3を間隔を置いて磁石具1〜3によりレール4に設置した例を、(a)’は互いに方向が異なり、長さに長短のある複数個のフレーム1’〜3’を間隔を置いて磁石具1’〜3’によりレールに設置した例を示し(これによると、フレームは盤面に対して垂直、水平でなくても使用可能であり、計測精度等で問題はない)、
(b)はフレーム1用磁石具の例イ〜ニを、(c)はフレーム2用磁石具の例ホ〜チを、(d)はフレーム3用磁石具の例リ〜オを、(e)は角度変化に対応した薄板型又はカーブ型磁石具を示し、(ワ)蝶番14で結んだ2枚の板からなる薄板型磁石具13e、(カ)蝶番14で結んだ平面板とカーブ型板からなるカーブ型磁石具13f(カーブの向きを
逆向でも良い)であり、この磁石具は上下・左右の反転可能である。
図9は、フレームとレール、役物、釘等の固定具例1を示す模式図である。
(イ)はリング状バネ・抑え付き固定具を示し、リング状バネ50と抑え51からなる固定具を、(ロ)は(イ)のレールへの固定例を、(ハ)はリング状バネ・当板・ネジ付き固定具を示し、リング状バネ50と当板53とをネジ52で係止した固定具であり、
当板53はこれを持ってネジを回すハンドル、把手等の機能を持つ意味合いのものである。
(ニ)は(ハ)のレールへの固定例を、(ホ)は細クリップ又は厚クリップ付き固定具を示し、細クリップ54又は厚クリップ54’からなる固定具であり、図示のようにレール、役物等を挟む状態を示し、(ヘ)は(ホ)の固定具をフレーム6への固定例を示し、(ト)は(ヘ)の固定例にレール4を挟んだ状態を示す。
(イ)〜(ト)の場合には、レール、役物、釘等の固定が可能である。
図10は、フレームとレール、役物、釘等の固定具例2を示す模式図である。 この場合も含めて本発明の全てのフレームには、図8−eの蝶番14又は図11−(ハ)の首振り型を併用でき、また、フレームを図15−(チ)のようにスライド伸縮式に、又はフレームの脚部も以下(リ)、(ヌ)のようにスライド伸縮式にすると使い勝手が良い。
(イ)は間隔が狭い板状挟一体型であり、フレーム6の一端が板状挟60と一体になってレール4を挟む構成を示し、(ロ)は間隔が広い板状挟一体型であり、フレーム6の一端がかなり間隔を置いて板状挟60’となって役物等の大型物を挟む構成を示し、
(ハ)はL型バー組立型であり、フレーム6dにL型バー60aを一定間隔を置いて蝶ネジ66で固定した着脱自在なL型バー組立型固定具であり、レール、役物等をL型バー60aで挟んで固定する。
(ニ)は(ハ)の取付例を示し、
(ホ)はスライド体・脚状挟付きフレームであり、脚部付きスライド体67をスライド溝69内に設けたフレーム6eの一端が間隔が開いて板状挟60となってレール、役物等を挟むフレーム変形例1であり、脚部付きスライド体67と板状挟60との間で役物等を挟んで固定するが、この場合に点線の脚部付きスライド体67’で右側を安定にしてフレーム6eを支える。
(ヘ)は(ホ)の変形であってスライド体・板状挟付きフレームであり、2つの脚部付きスライド体67、67’をスライド溝69内に設けたフレーム6e’の一端が間隔を置いて板状となし、脚部付きスライド体65との間にレール、役物等を挟み、脚部付きスライド体65’で右側を安定にしてフレーム6e’を支えるフレーム変形例2であり、
(ト)はL型バー組立式フレームであり、両端が脚部65a、65a’をなしたフレーム6d’の上部に嵌合溝69’に、L型バー60aを挿入し、当板53と蝶ネジ66で固定するフレーム変形例3であり、L型バー60aとフレーム6d’の板状脚部65aとの間でレール、役物等を挟む構成である。(チ)は(ト)の取付例を示す。
ここで言うホルダとは、フレームに取り付けて釘軸を保持する補助具を指す。
図11は、フレームとレール、役物、釘等の固定具例3を示す模式図である。
(イ)はホルダ型固定具の構造であり、フレーム6の一端に係止されたホルダ54aからなるホルダ付きフレームを示す、(ロ)は(イ)の見下げ図を示す。(ハ)は首振型ホルダ固定具の構造であり、スライド溝69内に嵌合した蝶ネジ66によりスライド可能なスライド式フレーム6bの両端に保持扞55をピン56を介して左右に着脱自在なホルダ54aを係止した横視図の首振型ホルダ付きフレームを示し、この場合に、スライド式フレーム6bが左右に伸縮し、左右の釘にホルダ54aで固定する。(ニ)は(ハ)のスライド式フレーム6bの右側がレール当接面7aとした場合を示す。
(ホ)は洗濯鋏み型固定具であって、板バネ50’を介して突起45、45’の孔にピ
ン56’で止めた2つの押さえ板58、58’からなる洗濯鋏み型固定具であって、この場合、2つの押え板58、58’の端に釘逃用くぼみ61を設けている。フレーム6を上記洗濯鋏み型固定具により釘、役物、レール等と挟んで固定する。
(ヘ)は(ホ)の固定具の2つの押さえ板58、58’の先端に釘用逃げ溝21を設けた先端分解図を示し、上記(ホ)と基本的に同じ機能を有するが先端の釘軸を受ける形状に一部違いがある。
(ト)は(ホ)による洗濯鋏み型固定具3により、フレーム6と釘との固定法を説明する横視使用図を、(チ)は(ホ)の正面使用図を示し、
(リ)は縦挟み型固定具を示し、コイルバネ50bの両面に長板62を合体し、コイルバネ50bの端に釘逃げ用くぼみ61を設けたものであって、(ホ)の固定具において、釘がくぼみ61に縦に入り固定するものである。
(ヌ)は(リ)の部分略図であって、釘逃げ用横溝21aを設け、釘を横方向から固定する構造である。
(ル)は(リ)の部分略図であって、前記(リ)の縦挟み型と同じく(ヌ)の横挟み型の合体型であって、釘を縦、横のどちらからも固定可能である。
(ヲ)は(ヌ)の上視使用例を示し、(ワ)は(リ)の横視使用例を示す。
図12は、フレームと釘等の固定具例4を示す模式図である。
この固定具は、全て上下・左右のどの方向にも使用可能である。
(イ)は半円ホルダ・フレーム一体型固定具を示し、半円ホルダ59の内側の釘軸当接面7bに釘軸を沿わせる、(ロ)は(イ)の釘当接図を示す。
(ハ)は縦挟み形ホルダ・フレーム一体型固定具を示し、挟み形ホルダ59aをフレーム6の一端に設けたものであり、(ニ)は横挟み形ホルダ・フレーム一体型固定具を示し、横挟み形ホルダ59a’をフレーム6の一端に設けたものであり、(ホ)は逆横挟み形ホルダ・フレーム一体型固定具を示し、逆横挟み形ホルダ59bをフレーム6の一端に設けたものであり、(ヘ)は横半円形ホルダ・フレーム一体型固定具を示し、横半円形ホルダ59’をフレーム6の一端に設けたものであり、
(ト)はL形ホルダ・フレーム一体型固定具を示し、L形ホルダ59cをフレーム6の一端に設けたものであり、
(チ)は変形L型ホルダ・フレーム一体型固定具を示し、変形L型ホルダ59c”をフレーム6の一端に設けたものであり、
(リ)はカーブ型ホルダ・フレーム一体型固定具を示し、カーブ形ホルダ59dをフレーム6の一端に設けたものであり、
(ヌ)は変形カーブ型ホルダ・フレーム一体型固定具を示し、変形カーブ型ホルダ59d”をフレーム6の一端に設けたものである。
(ル)は筒型ホルダ・フレーム別体型固定具を示し、筒型ホルダ59eを蝶番14を介してフレーム6の一端に設け、レバー47と板バネ50’により筒型ホルダ59eが常時閉じていて、釘を包むように構成される。
(ヲ)は板縦挟み型・フレーム別体型固定具を示し、板挟みホルダ59e’を蝶番14を介してフレーム6の一端に設け、レバー47と横方向(バネの取付け1例)に片バネ50cにより板挟みホルダ59e’が常時閉じていて、釘を着脱する時にレバー47をフレーム6側に寄せ、板挟み型ホルダ59e’をバネ力に反して開くことによって簡単に釘の着脱が可能となる。
図13は、フレームの釘等との固定具例5を示す模式図である。
以下の固定具例5は、図示する左側のみでなく、例えば右側に、逆向きに、または本発明のフレーム全てに適用可能である。
また、上下逆向きに使用する場合には、図左上の釘頭逃げの切り込みを左下に設けても
良い。
(イ)は三日月筒型ホルダを示し、フレーム6の左端に三日月筒型ホルダ59fを設ける、(ロ)は横向型ホルダを示し、(イ)のホルダの横向型ホルダ59f’である、(ハ)は逆横向型ホルダを示し、(ロ)のホルダの逆横向型ホルダ59f”である。
(ニ)は三日月筒挟みホルダ別体型を示し、(イ)の三日月筒型ホルダ59fを、フレーム6に板バネ50a又は片バネ50cを介して蝶番14により取り付けたものであって、板バネ50’の代わりにコイルバネ等を用いても良い。
(ホ)はL型ホルダ・一体型を示し、フレーム6の一端がL型ホルダ59cを示し、
(ヘ)は逆L型ホルダ・一体型を示し、フレーム6の一端が逆L型ホルダ59c’であり、
(ト)はカーブ型ホルダ・一体型を示し、フレーム6の一端がカーブ型ホルダ59dであり、
(チ)は逆カーブ型ホルダ・一体型を示し、フレーム6の一端が逆カーブ型ホルダ59d’を構成する。
図14は、フレームの役物等への固定例6を示す模式図である。
これらの固定例は、本発明の全ての磁石具、接続具、フレーム等に適用可能である。
(イ)は両面テープによるL型フレームの固定例を示し、L型フレーム6fを役物15に両面テ−プ12で固定する。
(ロ)は両面テープによる板型フレームの固定例を示し、板型フレーム6の役物15等への両面テープ12による固定例である。
(ハ)は洗濯挟み型クリップによるL型フレームの固定例を示し、フレーム6fと役物15とを図11−(ホ)に記載の洗濯挟み型クリップにより固定するものであり、
(ニ)は洗濯挟み型クリップ・フレーム一体型の固定例を示し、
(ホ)は丸型役物・カーブ型フレーム・両面テープによる固定例であり、丸型役物15’とカーブ型フレーム6aを両面テープ12による固定する。
この場合、カーブ型フレーム6aの反りを逆向き等としても良く、つまり、フレームに固定したい相手方の形状に併せた形状にすることが最も良い。また、フレキシブルホースのような素材を選択して形状変化が可能な素材でも良い。
図15は、フレームの形状例1を示す模式図である。
ここに示したフレームの形状、大きさは1例であって、これに限定されるものでなく、使い勝手良く任意な形状、大きさのもので行うことができる。
フレーム6の盤面10への固着法として、フレーム6の盤面当接面7’に両面テ−プ12、シリコン系粘着剤、ポリウレタン系粘着剤等の粘着剤を施し、固着することもできる。
これらの技術は、本発明の全てのフレーム、磁石具、接続具等に有効なものである。
(イ)は両側板付きフレームを示し、この両側板64によってふらつかず安定し、フレーム6の他端の側板63は役物固定面の機能を持つし、
(ロ)は逆側板付きフレームを示し、この逆側板64’によってふらつかず安定し、且つ役物との接合も可能であり、フレーム6の他端の側板63’は丸みを帯びレール等の固定面の機能を持つし、
(ハ)は両側板付きフレームを示し、両側板64をフレーム6に一体に形成して左右のどちら側の側板でも役物を固定できる。
(ニ)は両端脚部付きフレームを示し、この脚部65、65’は釘、役物等を回避できる。
(ホ)は側面脚部付きフレームを示し、側板64にも脚部65、65’を設けたフレーム6を示し、この側板64は安定板としての意味をも持ち、役物等との接合も可能である。
(ヘ)は両側面脚部付きフレームを示し、側板64、64に脚部65、65;65’、
65’付きフレーム6であり、(ホ)の場合より安定形であり、
(ト)は(ヘ)の逆向型両側面脚部付きフレームを示し、
(チ)は蝶ネジによるスライド式フレームを示し、図6−(イ)の板状フレーム6をスライド式フレームとしたもので、板状フレーム6のスライド溝69内に嵌合した2つの蝶ネジ66、66’によりスライドして板状フレーム6の長さが変えられる。
(リ)はスライド体によるスライド式フレームを示し、(チ)の変形フレームであって、板状フレーム6のスライド溝69内に嵌合した2つの脚部65付きスライド体67、67’が蝶ネジ66によりスライドして役物、釘等から回避することが可能である。
(ヌ)は側面脚部付きスライド体付きフレームを示し、側板64にも脚部付きL型フレーム6のスライド溝69内に嵌合した2つの脚部65付きスライド体67、67’が蝶ネジ66によりスライドして役物、釘等から回避することが可能である。しかも、側板64によってより安定度を増している。
(ル)は側面脚部付き蝶ネジによるスライド式フレームを示し、(チ)と同じく側板付き板状フレーム6のスライド溝69内に嵌合した2つの蝶ネジ66、66’によりスライドして板状フレーム6の長さが変えられる。
(ヲ)は両側面脚部付き蝶ネジによるスライド式フレームを示し、(ト)のスライド式に相当し、側板付き板状フレーム6のスライド溝69内に嵌合した2つの蝶ネジ66、66によりスライドして板状フレーム6の長さが変えられる。
(ワ)は両側面脚部付き蝶ネジによるスライド式フレームを示し、(ヘ)のスライド式に相当し、側板付き板状フレーム6のスライド溝69内に嵌合した2つの蝶ネジ66、66’によりスライドして板状フレーム6の長さが変えられる。
図16は、コ字状フレームの形状例2を示す模式図である。
この場合、図15におけるフレームの技術、スライド式、脚部付き等を併用しても良い。
(イ)はコ字型フレームを示し、2つの板型フレーム6、6を側板で一体としたものであり、
(ロ)はスライド体付きコ字型フレームを示し、蝶番14で接続した2つの板状フレーム6、6に設けたスライド溝69、69を介して、脚部65、65’付きスライド体67、67;67’、67’を設けスライド可能としたものである。
なお、(イ)において、蝶番14を設け、(ロ)では蝶番を不要としても良い。 この場合、フレームを2本設けたコ字状フレームとしたので、
(a)より一層安定し、
(b)ゲージの支持脚を盤面に接地させずに計測可能であり、(c)2本のフレームにより常に安定してゲージと盤面が平行を保つことが可能である。(ハ)は(イ)、(ロ)のコ字状フレームにゲージを載せた使用例を示し、釘の直近に役物がある場合等に有効であり、従来のゲージでは釘と役物との間隔が狭くて入らない。
(ニ)は同じコ字型フレームに分度盤付きゲージを載せた使用例を示し、2本のフレームによって釘がどのような角度でも安定して計測が可能である(度数表示は省略した)。
上記フレームの形状例は、本発明に係わる全てのフレームの形状・形態に適用可能である。
殊に、(ロ)におけるフレーム6とフレーム6を継ぐ蝶番14の構成は、図15におけるフレームにおいてもコ字状フレームとして使用可能である。
ここで言うスライダとは、フレームとゲージとを1つの固定具により収納・組立て可能とした収納・補助具を指す。
図17は、フレームとゲージの固定具例1を示す模式図である。
(イ)は板状横・L字状縦スライダ組立式固定具を示し、2枚のL形板と当板をネジ5
2で止めたゲージ1挿入隙間を2枚のL形板間に設けた縦スライダ48と、複数の横板をネジ52で止めたフレーム6挿入隙間を設けた横スライダ48’からなり、フレーム6の挿入孔が横スライダの縦側面にあり、ゲージ1の挿入孔が縦スライダの前方下側にある構造である。
(ロ)はL字状縦・板状横スライダ組立式固定具を示し、(イ)の一部改良型であって、フレーム6の挿入孔が横スライダの横側面にあり、ゲージ1の挿入孔が縦スライダの前方下側にある構造である。
(ハ)はL字状縦・板状横スライダ組立式固定具を示し、(ロ)の一部改良型であって、フレーム6の挿入孔が横スライダの縦側面にあり、ゲージ1の挿入孔が縦スライダの前方上側にある。
(ニ)はL字状縦・板状横スライダ組立式固定具を示し、(ロ)の一部改良型であって、フレーム6の挿入孔が横スライダの横側面にあり、ゲージ1の挿入孔が縦スライダの前方上側にある。
(ホ)は(ロ)の使用例を示し、フレーム6両端に脚部65を設け、横スライダ48’中に設けた蝶ネジ52(図示しない)の加減によりフレーム6を左右にスライドでき、また、縦スライダ48中に設けた蝶ネジ52(図示しない)の加減によりゲージ1の基板2を上下にスライドでき、フレームの2本の脚部65、65’により水平方向が安定する。また、支持脚3とフレームの2本の脚部65、65’により垂直方向が安定する。従って、この固定具例1は、縦・横全てのがしっかりと安定するので、より正確な計測が可能となる。また、脚部65、65’を更に役物15、釘9、レール4等と固定具等によって固定しても良い。
(ヘ)は(ホ)と同様な方法で(ロ)の使用例を示す。
(イ)〜(ニ)に共通して、これらスライダの構成板は一体に形成しても良い。(イ)〜(ニ)に共通して、使い勝手を良くするために、スライダ、ゲージ、フレームを磁気化させると、それぞれの部品がバラバラにならずに使い勝手が良くなる。
ここで言うフレーム押えバーとは、フレームを押さえてパチンコ台から外れないようにする補助具を意味する。
図18は、フレーム押えバーとゲージの固定具例2を示す模式図である。
ゲージとフレームとの固定には、フレーム挿入用コ字状横スライダとゲージ挿入用L字状縦スライダとを互いに十字状に固着した固定具を用いる。
具体的には、(イ)はL字状縦・コ字状横スライダ固定具を示し、L字状縦スライダ48と図16(イ)に示すコ字状横スライダ48’とを組立てた基本型であり、横スライダ48’が横に広く開いてフレーム押えバー27が入り、縦スライダ48の上方隙間にゲージ1が入る。
(ロ)はL字状縦・枠付きコ字状横スライダ固定具を示し、(イ)の一部改良型であって、L字状縦スライダ48と枠付きコ字状横スライダ48’との組立式であり、枠付きコ字状横スライダ48’の枠内にフレーム押さえバー27が入り、縦スライダ48の上方隙間にゲージ1が入る。
(ハ)はL字状縦・コ字状一体式横スライダ固定具を示し、(イ)の一部一体型固定具であって、コ字状一体式横スライダ48’とL字状縦スライダ48との組立構造であって、横スライダ48’が横に広く開いてフレーム押えバー27が入り、縦スライダ48の上方隙間にゲージ1が入る(即ち、コ字状横スライダを一体に形成したものである)。
(ニ)はL字状縦・箱状横スライダ固定具を示し、(ロ)の一部改良型であって、箱状横スライダ48’とL字状縦スライダ48との組立式であって、横スライダ48’の箱内にフレーム押さえバー27が入り、縦スライダ48の上方隙間にゲージ1が入る。
(ホ)は(イ)の使用例を示し、この場合に、下げ振り31、水準器32を付けた。これによって精度が高められ、特に図27−(イ)のような釘角360度方向の計測には最大限の効果を発揮する。
これらの場合、(i)図17と特徴は同じである。(ii)図17のようにフレーム6に対してでなく、フレーム押さえバー27のB、C点によって水平方向が安定となる。(ロ)−(iii)フレーム押さえバー27と支持脚Aによって、垂直方向が安定する。(ロ)−(iv)よって、縦・横が全て安定した状態で計測するので、精度が向上する。(ロ)−(v)図17と同様に、使い勝手を良くするために、スライダ、ゲージ、フレームを磁気化させると、それぞれの部品がバラバラにならずに使い勝手が良くなる。
(ロ)、(ニ)はスライダとフレーム押えバーが外れないので使い安い。
図19は、ゲージの種類例1を示す模式図である。
(イ)は照明システム付きL型ゲージを示し、支持脚3の側部に照明16と基板2にスイッチ18、電池19とを回路17により接続した照明システムである。(ロ)は滑り止め孔付長・短支持脚十字型ゲージを示し、基板2に2個等の滑り止め孔11、11’を設け、支持脚は短支持脚3a、3a’;長支持脚3b、3b’を備え、フレーム、フレーム押えバー当接面として支持脚3b用が裏側の7a’1、支持脚3a用が側面の7a’2、支持脚3a’用が他側面の7a’3、支持脚3b’用が表面の7a’4である。
(ハ)は蝶番纏めL型ゲージを示し、ゲージ複数枚(4枚)のL型ゲージを蝶番14で纏め、簡単に両側に開くようにしたゲージであり、ゲージの枚数は制限されない。
(ニ)は蝶番纏め上下逆向L型ゲージを示し、複数枚(4枚)の基板両端に支持脚付きゲージを蝶番14纏めとしたゲージであり、簡単に両側に開くようにしたゲージであって、ゲージの枚数は制限されず、1枚でも良い。
図20は、ゲージの種類例2を示す模式図である。
(イ)は図19−(ニ)のゲージの使用例を示し、(ロ)はスプリング・スライド付き分度盤付きゲージを示し、(ハ)は別のスプリング・スリット付き分度盤付きゲージ2を示す。
(ロ)、(ハ)は支持脚3がスライドすることにより90°(0°)を中心に支持脚3が傾斜しても、支持脚3と盤面が浮くことがなく、常に盤面との接触を可能とする。
図21は、ゲージの種類例3を示す模式図である。
(イ)は図19−(イ)の標準型ゲージの照明システム付きL型ゲージを示し、(ロ)は(イ)のゲージの上向L型ゲージを、(ハ)は(イ)のゲージの下向L型ゲージを、(ニ)は図1−(イ)のゲージの照明システム付きT字型ゲージを示し、
(ホ)は(ロ)のゲージの両上向T字型ゲージを示し、(ヘ)は(ハ)のゲージの両下向T字型ゲージを示し、
(ト)は照明システム付き・上下逆向L型ゲージを示し、基板2の上下に直角的に支持脚3、3’を設け、その支持脚に照明16、16’;スイッチ18;電池19が互いに回路17、17’で電気的導通し、コイル状コード26で接続した照明システム付きゲージを示し、
(チ)は上下逆向L型ゲージを示し、(ロ)のゲージの変形であって、基板2の上下に上向き・下向きに傾斜して支持脚3、3’を設けた、
(リ)は下上逆向L型ゲージを示し、(ハ)のゲージの変形であって、基板2の上下に下向き・上向きに傾斜して支持脚3、3’を設けている。
図22は、縦・横取り付け押さえバーによるフレーム固定法の別例を示す模式図である。
(イ)はパチンコ盤面10上に縦に取付けたフレーム押さえバー27によるゲージ1の使用例を示し、押さえバー27は盤面10を360°回転できる。
(ロ)はパチンコ盤面10上に横に取付けたフレーム押さえバー27によるゲージ1の使用例を示し、押さえバー27は盤面10を360°回転できる。
一般的に、パチンコ盤面10上にガラスは2枚入っている。盤面10の円、例えば一方の内側のガラス溝等にフレーム押さえバー27を差し込み使用する(図26−(イ)、(ロ)、(ハ)参照)。
図23は、スライド式ゲージを用いる従来法による計測例を示す模式図である。
スライド式ゲージも役物に邪魔されて計測不能である。例えば、18本の釘の内、A、B、Cの釘をスライド式ゲージの状態で計測すると、役物に邪魔されて計測不能である。図示すると;
(i)A釘群→1Aスライド式ゲージで→15A役物にて不能(図25−(イ))。
(ii)B釘群→1Bスライド式ゲージで→15A役物にて不能(図25−(ロ))。
(iii)C釘群→1Cスライド式ゲージで→15C役物にて不能(図25−(ロ))。
図24は、本発明によるフレームとゲージとの組物ゲージによる計測例を示す模式図である。
図示によると、全ての釘は完全に捕捉でき計測可能である。
(i)A’釘群→1A’ゲージで→計測可能(図25−(ハ))。
(ii)B’釘群→1B’ゲージで→計測可能(図25−(ニ))。
(iii)C’釘群→1C’ゲージで→計測可能(図25−(ニ))。
図25は、本発明によるフレームとゲージとの組物ゲージと、従来法のスライド式ゲージとを比較した釘角度の測定・調整法を示す模式図である。
(イ)、(ロ)が従来ゲージ使用上の課題を示し、スライド式ゲージは役物の上に乗ってしまい、盤面10に接地できずに計測不能である。
(ハ)、(ニ)は本発明のフレームとゲージとの組物ゲージ使用上の便利さを示し、フレーム6がしっかりと盤面10に密着してゲージを安定に支える。
図26は、フレーム押えバーの種類例を示す模式図である。
但し、フレーム押えバーの取付方法等については、フレーム押えバー27の遊戯機との取付方法、位置等については、下記(ホ)に示すように、両溝付きレール4aと役物15等との間に固定しても良く、また、これらは1例であって、その機能を効果的に発揮できる構成であれば、他の構成であることを妨げない。
(イ)は板状フレーム押えバーを示し、ガラス嵌込み用レール4’に嵌め込んだ板状フレーム押えバー27による使用例であり、
(ロ)は先端へこみ28付き板状フレーム押えバー27による使用例であり、
(ハ)は両溝レール嵌め込み板状フレーム押えバーを示し、両溝付きレール4aに嵌め込む又は図のように両溝付きレール4aと役物15の間に挟んだ板状フレーム押えバー27を使用しても良い。
別例として、図26−(ハ)のように、金属製のガラス枠4aに磁性フレーム押えバーを取り付けても良い。また、ガラス枠4bがプラスチック系であれば両面テープ12等で取付けても良い。
(ニ)は(ロ)の先端へこみ28付きフレーム押えバー27の拡大図を示し、予め長短幾つかのサイズのフレーム押えバーを用意しておいても良い。
(ホ)は把手付きフレーム押えバーを示し、把手29’付き外フレーム押えバー27aと把手29付き内フレーム押えバー27bとの組合わせであり、両方の把手29、29’を掴んで上下に伸縮又はスライド可能である。
(ヘ)はフレーム押えバー27の形状例を示し:フレーム押えバー27を上から見た各形状の種類例であり(a)矩形状、(b)1突起付き矩形状、(c)2突起付き矩形状、(d)(ホ)の外フレーム押えバー27a;リング押さえ状、(e)(ホ)の内フレーム押えバー27b;横長リング状を示し、(d)のリング押さえバーの中に挿入してスライド可能となり、(ホ)と同様のスライド機能を持たせることができる。
(i)(a)〜(e)のフレーム押えバーをガラスレール又は隙間等に差し込んでフレームを盤面に圧着する。
(ii)(a)〜(e)は、単独でフレーム押えバーとしても可能であるが、(ヘ)−(d)の中に挿入して(ホ)のフレーム押えバーのようにスライド型としても可能である。
(iii)フレーム押えバーの形状、大きさ等は一例であって、こらに限るものではない。
(iv)フレーム押えバーの伸縮の理由;盤面は一般的に円形のため、直径を最長として端に寄るにつれて短くなるためである。例えば、中心付近の釘計測では、フレームを長く伸ばし、逆に右端の釘ではフレームを短くする必要がある。図24の3通りの長さの違いを参照することが望ましい。
(v)また、別例として図示していないが、(ホ)のように内側等にコイルスプリング等を内蔵し、伸長方向にバネ力が働くようにしておき、把手29、29’を縮めてガラス嵌め込み用レール4’に嵌め込めば、フレーム押えバー27の落下を防止することが可能となる。
ここで言う補助板とは、ゲージに水準器、下げ振りを取り付けるための矩形板であって、ゲージを構成する基板に接続して設けるものを指す。
図27は、ゲージ取付・下げ振り、水準器付き補助板とフレームとの組物ゲージを説明する模式図である。
(イ)は、6角柱冶具の場合の、ゲージ取付・下げ振り・水準器付き補助板とL型フレームとの組物ゲージの使用例を示し、ゲージ1付き補助板40には、その上端に6角柱冶具8付き支持脚3と基板2とを備えたゲージ1がネジ52により固定され、補助板40には下げ振り31とその基点38と水準器32が設けられている。フレーム6に該補助板を当て、盤面上の釘角度を該補助板40の下げ振り31及び/又は水準器32により計測・調整する。
この場合、6角柱冶具8の側面71で上下・左右360°の計測が可能である。
(ロ)はその6角柱角度測定冶具8に釘を当てた図を示し、その1つの側面71’で左右方向の計測面を、他の側面71aで上下方向の計測面を示す。
・上記(イ)、(ロ)の組物ゲージによると、(i)従来はAB方向が支持脚と支持脚等により正確であったが、基板下部におけるCD方向については目測で行っていたため不正確であった。特に、(ロ)のように、上下・左右の釘角度360°方向の計測では正確性に欠けていた。(ii)本発明の組物ゲージでは、下げ振り31及び/又は水準器32の使用により精度を高めることができた。
(ハ)は下げ振り31の構造を示し、その構造は、糸72とその頂点の糸止めフック74、捩じれ止め73(無用なふらつきを止める機能を有し、具体的には輪に糸72を通し、補助板40に固定する)、下げ振り31、その基点38からなる。
(ニ)は(ロ)の上視図を、(ホ)は(ロ)の横視図を示し、(ニ)、(ホ)は(ロ)の冶具を用いた場合の計測例である。
(ヘ)は水準器32の構造を示し、図示の位置が水平の状態である。
これらの場合、(ハ)の下げ振り31、又は(ヘ)の水準器32は、どちらか一方があれば十分である。また、この技術は本発明の組物ゲージの全てに適用可能である。
(ト)は奥面から見た5角形角度測定冶具を示し:(a)先端3角形、(b)先端線状、(c)先端点状の図を示し、
(チ)は奥面から見た8角形角度測定冶具を示し:(a)先端4角形、(b)先端3角形、(c)先端丸状の図を示す。
これら(ト)、(チ)の角度測定冶具の場合、(i)奥面方向から見た正面図である。
(ii)利用者によって任意の希望角度とした場合、冶具は様々な形状に変えられる1例である。(iii)図30〜37に示された角度測定冶具においても、形状、大きさ等はあくまでも1例であって、使い勝手良くするために、それらは任意に変更が可能である。
図28は、補助板使用のゲージの種類例を示す模式図である。
(イ)は1個の支持脚付き板状補助板ゲージを示し、板状補助板ゲージ40の下方に水準器32を、上方にゲージ1の基板2をネジ52により固定する。
(ロ)は両支持脚付き下げ振り付きL型補助板を示し、互いに一体な2個の支持脚3、3’を固定したL型補助板40’であり、且つ該補助板40’の長手板面に下げ振り31が設けられ、該補助板の上方板に2個の支持脚3、3’がネジ52’により固定されている。
(ハ)は両支持脚付き嵌合くぼみ付き板状補助板を示し、2個の一体な支持脚がネジ52により固定された嵌合くぼみ61付き板状補助板40aである。 これら(ロ)、(ハ)の場合、補助板に直接支持脚を着脱自在に取付けた例である。
(ニ)は両面支持脚付板状補助板を示し、(イ)の支持脚付き補助板40の片側にも支持脚3’を付けた板状補助板である。
これらの場合、(i)図27−(イ)における下げ振り31、水準器32等が、取付け易い。(ii)角度の異なった支持脚3を用意しておき、必要に応じて補助板40に着脱自在に使用可能である。(iii)支持脚3又は基板2を補助板40に一体に形成しても良い。(iv)補助板40の形状、大きさは使い勝手良いように任意な形状、大きさを採用できる。
図29は、下げ振り、水準器直接付きゲージの例を示す模式図である。
(イ)は下げ振り付きT字状ゲージを示し、ゲージ1の基板2に下げ振り31を取付けた下げ振り付きゲージ1を示し、このゲージは、本発明の全てのゲージにおいて、例えば予め糸止めフック74、基点38、等を必要に応じて設けおき、下げ振り31を着脱自在に必要な箇所に取付けた例である。例えば、このゲージの基板2の裏側に下げ振り31を設けても良い。
(ロ)は水準器付きT字状ゲージを示し、水準器32も(イ)と同様に、例えば水準器32を取付ける位置に線を入れ、正確な取付位置とすることもでき、また、ゲージ、水準器に溝を設けて嵌め合わせても良く、ゲージが金属系であれば磁石とし、プラスチック系であれば両面テープ等で取付けて使用できる。
〔まとめ〕
上記図1〜29に示す組物ゲージにおいて、各構成要素の特徴を以下に説明する。
(1)フレームについて
(i)フレームに設けている蝶ネジ66の代わりにリベットでかしめてスライド自在にしても良い。
(ii)フレーム又はゲージを磁石化して、フレームとゲージが固着すると、手を離してもゲージが落下せず、使い勝手が良くなる。
(2)蝶番について
蝶番14は金属製、プラスチック製等が可能である。
(3)照明システム、角度表示技術、滑り止め技術等は、本発明の全ての組物ゲージに適用可能である。
(4)クリップ54、54’(ホルダ54a)等の固定具等は、単独の使用も良いし、またフレーム6、磁石具5、他の固定具と一体に設けても良い。
(5)固定具又はその補助具として、両面テ−プ12の使用だけでなく、他の素材、例えばシリコン系、ポリウレタン系等の仮着性粘着剤をも含む。
なお、仮着性粘着剤とは弱い力では固着を解除できないが、強い力では解除可能となる
ことである。
(6)水準器について
通常の水準器は、横方向に長い細管中に水と気泡とを注入し、気泡がその中心を保つことで水平状態を計測するものである。
一方、デジタル水準器も同様に使用できる。電気的に液晶表示により水平状態を計測するものである。
図30は、角度測定冶具の種類1の(形状)と(使用例)を示す。
ここで言う角度測定冶具とは、ゲージを構成する支持脚の下方部に一体に及び/又は着脱自在に設けて釘軸角度の計測・調整に用いる補助具を指す。
(イ)は下方部分が矩形状の支持脚自体を用いる角度測定用矩形面付き先端半円型冶具を示し、その先端半円型であるとパチンコ盤面に安定して接することが可能であるので好ましく、また、先端の型としては縦又は横方向に楕円型でも良く任意の先端形状を採用できる;
(ロ)〜(ト)は各種楔型冶具であって、(ロ)は上側一体型の楔型冶具、(ハ)は上側着脱型の楔型冶具、(ニ)は下側一体型の楔型冶具、(ホ)は下向着脱型の楔型冶具、(ヘ)は両側一体型の楔型冶具、(ト)は両側着脱型の楔型冶具を示しており;
(チ)は上向柱状突起一体型、(リ)は上向柱状突起着脱型、(ヌ)は下向柱状突起一体型、(ル)は下向柱状突起着脱型を示し、その柱状突起は釘軸を安定して載置できるために一定間隔で離して少なくとも2個を要し、釘軸との接触面は安定して載置できるためには平面であることが好ましく、また、該突起の高さは特に制限されないが、釘軸の方向に対応するように高低差を設けても良い。
図31は、角度測定冶具の種類2の(形状)と(使用例)を示す。
(イ)、(ロ)は図30の(チ)〜(ル)の別の態様であって、(イ)は両側柱状突起一体型冶具、(ロ)は両側柱状突起着脱型冶具であり、該柱状突起〔図30の(チ)〜(ル)及び図31の(イ)(ロ)〕の形状は4角形の柱状に限らず三角形等の多角形でも良い、また、該柱状突起の設置位置は支持脚の左右・上下のいずれに設けても良い。
(ハ)はピン型冶具であり、その形状は細丸棒が代表的であるが、それに限定されず任意の形状で良く、また、上記柱状突起型の場合と同じく支持脚の左右・上下のいずれに設けても良い。
ピン型冶具は、上記柱状突起型の変形に相当するからその各種態様もそのまま適用できる。例えば、ピン型冶具の数は2つにかぎらず3つ、4つ等幾つでも良い。
(ニ)は右付け板型冶具、(ホ)は左付け板型冶具、(ヘ)は両側付け板型冶具であり;板型冶具の支持脚への取り付け位置は、上記柱状突起型、ピン型冶具の場合と同じく支持脚の左右・上下のいずれに設けても良い。
(ト)は支持脚の下方に突設した先細4面体型冶具であり、また先細正4面体型でも良い。(チ)は上(下)面付先細板型冶具、(リ)は上(下)面付先広板型冶具、(ヌ)は上(下)面付先薄板型冶具であり、先薄広板形でも良い。
図32は、角度測定冶具の種類3の(形状)と(使用例)を示し、支持脚自体を角度測定矩形面としての利用のケースに相当し、その先端は特に図20(ハ)のゲージとしての使用のために鋭角としている。
(イ)は支持脚の先端鋭角で角度測定面用矩状冶具冶具であり、図30(イ)のケースの態様と同じであり、(ロ)(イ)の角度測定面用矩形状冶具において、角度測定面用矩形に釘軸合線24をその中心に設けた場合を示し、支持脚の左側に設けても良いし、(ハ)は(イ)の矩形状冶具の途中の一側面に段差33を設けて釘傘の回避のためのものであり、また、段差は冶具の下側に設けても良い。(ニ)は(イ)の矩形状冶具の途中の両側面に段差33、33’を設けて釘頭の回避のためのものであり、(ホ)は(イ)の矩形状冶具のパチンコ盤面への当接面を丸み39を付けたものであり、冶具8の角度変化の時に、
パチンコ盤面とスムースに接触可能とするものであり、本発明の冶具全てに応用可能である。
(ヘ)は二股状型冶具であって、先端が釘軸を中心に上下水平に伸長し分かれ、その二股部が釘軸を包み得る長さであって釘軸を収納できる釘軸収納部44が形成され、図32−(ヘ’)に示すように釘軸をa−b、c−dの平行で合わせ得る冶具であり、
(ト)は右付けピン型冶具を示し、特に図31(ハ)のピン型冶具を図20(ハ)のゲージとしての使用のために構成したものであって、その態様をそのまま適用できる。
(チ)は右付け板型冶具であって、板型冶具の支持脚への取り付け位置は、上記ピン型冶具の場合と同じく支持脚の左側に、また、左右・上下のいずれに設けても良い。
図33は、角度測定冶具の種類4の(形状)と(使用例)を示す。
(イ)支持脚の先端に矩形板を設けた矩形型冶具であり、これは着脱自在式又は一体式も可能であって、上下2面で計測が可能であり、また冶具を水平にしての使用も可能である。
(ロ)は丸み付き矩形型冶具において、パチンコ盤への当接面に半円状丸み39を有し、これは当接面が直線(ロ’)の場合のように支持脚がパチンコ盤面10から浮くことがなく、盤面上に冶具が安定して接地できる(ロ”)。また、この半円状丸みは、縦又は横方向に楕円型でも良く任意の先端形状を採用できる;
(ハ)支持脚の先端が縦長の台形状を呈した台形板型であり、当接面の傾斜角度を調整することによって釘軸角度に合わせるのに好ましい。
(ニ)〜(ヘ)は釘頭を引掛けための空所を設けたものである。
(ニ)へこみ41付き冶具であり、また、へこみは冶具の下側、上下に設けても良い。(ホ)段差33付き冶具であり、その冶具は一体型、着脱型に適用可能であり、また、段差は冶具の下側に設けても良く、また、冶具の先端が丸み39を有して、この技術は本発明の全ての冶具に応用可能であり、(ヘ)両側段差付き33、33’冶具である。
(ト)〜(リ)はベース板の両端に丸み付き突起を設けたベース板型冶具であり、
(ト)、(チ)は低壁部着脱式突起付きベース板型冶具、(リ)は高壁部着脱突起付きベース板型であり、突起は、低壁部42、高壁部42’とすることができ、低壁部42、高壁部42’の数は、ベース板43上に2個に限らず幾つでも可能であり、また、この突起付きベース板型は壁部の高低差によって、上下に角度変化が可能である。突起の上面は釘軸を載せ易くするために半月状の丸みとすることが好ましく、突起の上面形状は釘軸を載せ得るなら特に制限されない。
また、支持脚とベース板43とをネジにより固着することによりベース板を左右に移動させることもできる。更に、支持脚とベース板43との位置によって左右に角度変化が可能であり、釘角度360°計測が可能である。
図34は、度測定冶具の種類5の(形状)と(使用例)を示す。
(イ)、(ロ)は図33−(ト)〜(リ)の他の態様ある。
(イ)低壁部一体式(着脱式)突起付きベース板型での使用例は(イ’)横視図であり、(ロ)高壁部一体式(着脱式)突起付きベース板型では、(ロ’)の見下し図の使用例で分かるように左右の角度変化が可能である。
(ハ)〜(ホ)は丸形であり、(ハ)円錐型では、丸形なので釘角度360°の計測可能であり、円錐面に釘軸合線34を入れるとそれに合わせて計測を行い得て使い易く、(ハ’)の横視図による使用例で分かるように、大きく、小さく、楕円状にしたりして、多様なパターンが可能であり、
(ニ)逆円錐型であり、縦横に潰れても良い。(ホ)円筒型であり、丸形の他に楕円等でも良い。
(ヘ)〜(ト)は三角柱型であり、三面体型でも良く、断面が三角形でも希望角度で形状変化できる。
(ヘ)逆先細型であり、その斜面を利用して釘角度360°の計測可能であり、また斜面
に釘軸合線34を入れるとそれに合わせて計測を行い得て使い易い。
(ト)正三角柱型である。
図35は、角度測定冶具の種類6の(形状)と(使用例)を示す。
(イ)〜(ハ)は5角柱型又は5面体型であり、釘角度360°の方向で計測可能であるが、勿論5角柱型以上の多角柱でも良い。
、(イ)先細型であって、5面での計測可能であり、5つのパターンの釘角度が可能であり、(ロ)逆先細型、(ハ)正5角柱型であり;
(ニ)〜(ヘ)は6角柱型または6面体型であり、(ニ)先細型であって6面にて計測可能で6つのパターンが取れ、この応用として8面体も可能であり、(ホ)逆先細型、(ヘ)正六角柱型であり;これらの冶具を活用することにより360°の計測が可能である。
(ト)〜(リ)は丸み付角柱型であり、
(ト)上下面に釘軸を載置可能な丸みを形成してなる4角柱である丸み付4角柱型であって、2つのパターンが取れ、また、計測部は上部のみ、下部のみ、左右等に設けても良い。
(チ)3面丸み付3角柱型であって、3つのパターンが取れ、(リ)4面丸み付4角柱型であって、4つのパターンが取れる。
これらの冶具を活用することにより360°の計測が可能である。
これらの丸みは半月状の丸みとすることが好ましく、釘軸を載せ得るなら特に制限されない。
図36は、角度測定冶具の種類7の(形状)と(使用例)を示す。
(イ)〜(チ)は角に丸み付きの角柱、円柱であって、全て釘角度360°方向の計測可能であり、各丸みの間隔は等間隔が好ましい。
角柱の場合に例示の5角柱以上でも良い。
(イ)4隅丸み付4角柱型であって、4つのパターンが取れ、(ロ)5面丸み付円柱型であって、5つのパターンが取れ、(ハ)6面丸み付円柱型であって、6つのパターンが取れ、(ニ)7面丸み付円柱型であって、7つのパターンが取れ、(ホ)8面丸み付円柱型であって、8つのパターンが取れ、また、それ以上の丸みを設けても良い。
(ヘ)支持脚の下方に(直方板の4隅に釘軸を載せるべく四方角に切り込みを入れた)4隅角取り直方板を2枚又はそれ以上を釘軸を支え得る間隔を開けて配置した4隅角取り直方板型であって、4面計測可能で4つのパターンが取れ、直方板は矩形でも良く、1隅、2隅等幾つも設けても良い。
(ト)4隅角取り4角柱型であって、4つのパターンが取れ、1隅、2隅等幾つも設けても良い。
(チ)4面・4隅角取り4角柱型であって、8つのパターンが取れ、1隅、2隅等幾つも設けても良い。
(ト)、(チ)の応用型として4面及び/又は4隅角取りの5角柱以上でも適用できる。
図37は、角度測定冶具の種類1〜7の一部改良であって、その(形状)と(使用例)を示す。
(イ)は、両側一体楔型であり、
(ロ)は二股型であって、図32−(ヘ)の応用であり、
(ハ)は右付け板型であり、この板型は図示の2枚に限らず何枚でも良く、また冶具の左右等に設けても良い。
(ニ)は4角柱型に先細に各斜面を設けた8角先細型である。これは図35(ニ)の6角柱先細型に対応する。
図38は、角度の呼称例を示し、(イ)釘9をパチンコ盤面8に垂直方向に、(ロ)は釘9を水平方向にセットした場合を示す。
図39は、パチンコ盤面上にレーザーレベラー(水準器)による設置例を示す模式図である。
(イ)レーザーレベラーによるフレーム押えバー横置の計測例である。(ロ)はレーザーレベラーによるフレーム押えバー縦置の計測例である。
即ち、図39−(イ)では、パチンコ台68にフレーム押えバー27と、レーザーレベラー77を設置した図である。
図40の(イ)図に示されるように、レーザーレベラー77の発した垂直線のレーザー光79はフレーム押えバー27に印された基線38′に当り、いずれかの基線38′に合うようにレーザーレベラー77とフレーム押えバー27を動かし合せる。
この合った位置でフレーム押えバー27は正確に水平状態となる(レーザーレベラー77はどの位置に動かしても垂直を表示する)。
図39−(ロ)では、フレーム押えバー27をパチンコ台68に縦に設置し、レーザーレベラー77の発した水平線のレーザー光で図39−(イ)図と同様にフレーム押えバー27の基線38′とを合せることで、フレーム押えバー27は正確に垂直状態となる(この場合フレーム押えバー27と基線38′は直角に印する事が必要である)。
図40は、レーザーレベラーの構造及びその設置例を示す模式図である。
(イ)はレーザーレベラーの計測例であり、(ロ)はレーザーレベラーの構造を示し、(ハ)はレーザーレベラーの上視図である。
即ち、図40−(イ)は、図39−(イ)で設置したレーザーレベラーの拡大部分図である。
図40−(ロ)は、レーザーレベラー77が上方正面と奥側とにピン56aで2ヶ所回動自由にホルダー小54cに軸支され、さらにレーザー発生装置78内下部には電池19とボタンスイッチ18′が設けてある。
更に、この状態で、図40−(イ)に示すように、レーザーレベラー77はホルダー大54b内に挿入される。
図40は、ゲージ等の垂直状態を計測・調整するためのレーザーレベラー又は水準器、の機構を説明する模式図である。
(イ)レーザーレベラー77はホルダー小54c、ホルダー大54b内の左右のピン56aの2ヶ所で回動自由に軸支される。
以上によってレーザーレベラー77は前後左右回動可能な状態となっている。 (ロ)では、(イ)に示すレーザー発生装置78はその下部に設けた電池19、ボタンスイッチ18′等又は任意に重りを設けても良く、それらの重力によって地球中心部に重力を発生しているので自らレーザー発生装置78の上部に設けたレーザー発射口から出たレーザー光は垂直に発光する仕組みとなっている。
(ハ)はレーザーレベラー77を上から見た図である。レーザーレベラー77上部のレーザー発射口には、レーザー光線の発射口(垂直線)80とレーザー光線の発射口(水平線)の2つを設け、図39−(イ)に示すようにフレーム押えバー27を水平にセットしてレーザー光線の発射口(垂直線)80を使用し、レーザー光と基線38′を合せる。
また、図39−(ロ)に示すようにフレーム押えバー27を垂直にセットしてレーザー光線の発射口(水平線)80′を使用し、レーザー光と基線38′を合せて使用する。
(レーザーレベラーのまとめ)
1.以上のようにフレーム押えバー27を正確に垂直・水平方向にセット可能となり、殊に図27−(イ)に示す釘角360度方向の測定にはこのレーザーレベラーは十分な効果を発揮する。
2.レーザーレベラー77のパチンコ台68への取付方法としては、両面テープ12に
よる固定法又は図6〜9に示すような各種固定具類を使用しても良い。
3.レーザーレベラー77は置いて使う事も可能なので、例えばパチンコ店の床に置いて使用する事も可能である。
4.レーザーレベラー77はどのような状態でも垂直にレーザー光線79を発生させるので、図40−(ハ)で分かるようにレーザーレベラー77を90°回転させることによってレーザー光線の発射口(垂直線)80はレーザー光線の発射口(水平線)80′へと変化でき、またその逆も可能であり、つまりどのように取付けても同様な効果が得られる。
5.レーザーレベラー77はフレーム押えバー27とのセットのみならず、フレーム、ホルダー、ゲージ等にも、組合せは可能である。
6.図示していないが、例えば、図1でフレーム6にパチンコ台68の左側、又は右側にレーザーレベラー77を取り付け、フレーム6の水平長手方向に直接レーザー光線79を当て、合せることも可能である。
7.このようにして合せる方法は、フレーム押えバー27にても同様の使用法が可能である。
8.図示していないが、レーザーレベラーに水準器又は小型化した下げ振りをネジ止め等により取付けても良い。
このようにすることによって、一体の物体で全てがコンパクトに納め、より多様な使用状況に対処し易くなる。
(A)組物ゲージ
本発明の組物ゲージは、基本的に、パチンコ盤面10に設けたレール4に懸架したフレーム6にゲージ1の一端を載せて計測・調整する(図1)。
組物ゲージを構成する各種要素の内、少なくともフレーム、ゲージを磁気化すると、パチンコ盤面を移動し易くなり、フレーム、ゲージは勿論のこと、各種要素もバラバラに落ちないようにできる。
(1)フレーム
(i)フレームの形状
フレームは、基本的に、単位として矩形状の平板から構成され、1段フレーム(図3(イ))、2段フレーム(図4(イ))、L型フレーム(図7(イ))、両側板付きフレーム(図15(イ)、(ハ))、逆側板付きフレーム(図15(ロ))、両端脚部付きフレーム(図15(ニ))、側面脚部付きフレーム(図15(ホ))、両側面脚部付きフレーム(図15(ヘ)、(ト))、蝶ネジによるスライド式フレーム(図15(チ)、(ル)、(オ)、(ワ))、スライド体によるスライド式フレーム(図15(リ)、(ヌ))、コ字状フレーム(図16(イ))、スライド体付きコ字状フレーム(図16(ロ))、脚状挟み付きフレーム(図10(イ)、(ロ))、スライド体・脚部付きフレーム(図10(ホ)、(ヘ))、L型バー付き組立式フレーム(図10(ト))等とその機能が発揮できれば特にその形状は限定されない。
(ii)逃げ溝等
(a)フレーム6中に釘頭の逃げ溝21、21’を設け、上下反転時にも使用できる(図3(ニ))。
(b)フレーム6中に釘頭を載せる補助フレーム22をフレーム6に重ねて設ける(図3(ト))。
(2)ゲージ
ゲージは、基本的に、基板Aとそれに突設した支持脚B単独又は、その支持脚Bの先端に角度測定冶具Cを設けた支持脚B、又は該支持脚Bの他端に分度盤D(図16(ニ)、図20(ロ)、(ハ))を設けた支持脚Bから構成される。
ゲージを構成する基板Aの他端に嵌挿して支持脚付きスライド体(図23、図25(イ
)、(ロ))Eを設けても良く、更に、ゲージには、照明システム(図19(イ)、)、滑り止め機構(図19(ロ))、角度表示(図3(ハ)、図4(ハ))等の付加機能を設けても良い。
ゲージの形状は、基本的には少なくとも基板Aとそれに突設した支持脚Bから構成されれば良く、具体的には 逆L字状ゲージ(図19(イ)、図21(イ))、T字状ゲージ(図3(ハ)、図21(ニ))、長・短支持脚付きゲージ(図19(ロ))、蝶番纏め逆L字状ゲージ(図19(ハ)、蝶番纏め上下支持脚付きゲージ(図19(ニ))、分度盤付きゲージ(図20(ロ)、(ハ))、上向型支持脚付き逆L字状ゲージ(図21(ロ))、下向型支持脚付き逆L字状ゲージ(図21(ハ))、両上向型支持脚付きT字状ゲージ(図21(ホ))、両下向型支持脚付きT字状ゲージ(図21(ヘ))、上下逆向支持脚付きゲージ(図21(ト))、上・下逆向支持脚付きゲージ(図21(チ))、下・上逆向支持脚付きゲージ(図21(リ))等を挙げることができる。
ゲージは、全てのフレーム6、フレーム押えバー27に使用可能である。
ただし、フレーム6とパチンコ盤面10、又はフレーム押えバー27とパチンコ盤面10とパチンコ盤面10との距離(図26)イ、ロハに示すようにフレーム押えバー27のパチンコ台68への取付位置によって、距離が異なるので、自ずとゲージの支持脚の長さも必要に応じた長さにしておく必要がある。
(3)フレーム押えバー
フレーム押えバー27とは、レール4に懸架するフレーム押えバーがフレーム6に対して安定させるための補強具であって、基本的には、縦長の細板状バーから構成され、例えば板状押えバー(図26(イ))、先端へこみ付き板状押えバー(図26(ロ))、両溝レール嵌め込み板状押えバー(図26(ハ))、把手付き円状外押えバー(図26(ホ))、例えば(a)矩形状、(b)1点突起付き矩形状、(c)2点突起付き矩形状、(d)リング状押えバー、(e)横長リング状押えバー(図26(ヘ))等を挙げることができる。
また、フレーム押えバーを図16のようにコ字状に複数本設け、ゲージを使用することも可能である。
(4)補助板付き特殊ゲージ
(i)下げ振り及び/又は水準器の取付 ・図27(イ)に示されるように、ゲージ付き補助板の傾きを計測するために、補助板40に下げ振り31及び/又は水準器を取付けると共に、基本的に、基板2と支持脚3から構成されるゲージをその補助板の上側面に取付けた特殊ゲージを釘角度の計測・調整に用いることができる。
・下げ振り及び/又は水準器の取付は、補助板40に限らず(図27(イ))、ゲージ自体にもその基板2に適用できる(図29(イ)(ロ))。
また、フレームに設ける或いはスライダに設けても良い(図17、18)。
(ii)角度測定冶具の選択
ゲージを構成する支持脚3の先端に着脱自在に及び/又は一体に設ける角度測定冶具8の選択が重要である。
角度測定冶具として、多角形冶具の使用が便利である、例えば、先端3角形、先端線状、先端点状の5角柱冶具(図27(ト)−(a)、(b)、(c))が、また先端4角形、先端3角形、先端丸状の8角柱冶具(図27(チ)−(a)、(b)、(c))等を挙げることができる。
(iii)補助板の形状
ゲージの把持機能を補うために、基板の補助的役割として補助板を使用しても良い。
補助板として、ゲージ1、下げ振り31及び/又は水準器32が取付けれるなら、その
形状は限定されないが、板状(図28(イ))、逆L字状(図28(ロ))、くぼみ付き(図28(ハ))、両面支持脚付き(図28(ニ))補助板を用いることができる。
(iv)支持脚の形状
補助板に取付けるゲージの先端部分の支持脚3の構成についても、補助板に取付け易い形状を選択する必要があり、例えば、片側1本の支持脚(図28(イ))、2本の一体型支持脚(図28(ロ))、2本の別体型支持脚(図28(ニ))等を挙げることができる。
(B)フレームとレール、役物、釘等との固定具
(i)フレームの盤面への固定具
フレームの盤面への固定を助けるために、種々の形状した磁石具又は固定具を使用しても良い。
(a)磁石具型
磁石具は、固定の対象となるフレームとレール、役物、釘等が吸磁性を持つものの場合に使用できるが、プラスチック製等の非吸磁性の場合には、各固定具との間を両面テープ等により固定する方法が採用できる。
磁石具としては、例えばL型磁石具13(図5(イ))、L型具13’(この場合に両面テープ12の使用;図5(ハ))、板型具(図5(ニ))、逆L型具(図5(ヘ))等を挙げることができる。
固定具がプラスチック製の場合には、両面テープ等を使用すれば良い。
盤面のレール4は通常円弧状であるため、基本的にその固定具はレールの湾曲に或る程度馴染む形状が必要がある。レールは通常吸磁性である鉄、ステンレス製であるが、最近ではプラスチック系も多いために、固定に便利な磁石具が代表的であるが、フレーム、役物等がプラスチック製の場合には、両面テープ又はプラスチック系固定具に両面テープの併用が良い。
例えば、厚L形磁石具13a、サイコロ形磁石具13b(図6(ロ))、薄L形磁石具13b(図6(ハ))或いは磁石具に代えたプラスチック系固定具等が使用できる。
・L型フレーム6’の場合、レールへの固定具としては、厚板状磁石具13d(図7(ロ))、薄板状磁石具(図7(ハ))が使用できる。
・フレームをレールに固定する固定具は、レールが円弧状であるため、フレームの固定の位置により固定具もレール面との接触面により選択される。
例えば、レールの上縁フレーム1用磁石具には、イ〜ニの形状のもの(図8(b))を選択し、レールの途中フレーム2用磁石具には、ホ〜チの形状のもの(図8(c))を選択し、レールの下縁フレーム3用磁石具には、リ〜オの形状のもの(図8(d))を選択し、レールの角度変化に対応した磁石具には、2枚の板又はカーブ板を蝶番で左右に開ける薄板状ワ又はカーブ状磁石具カを使用すれば良い(図8(e))。
(b)バネ型
リング状バネ・押さえ付き(図9(イ))、リング状バネ・当板・ネジ付き(図9(ハ))、細クリップ又は厚クリップ(図9(ホ));板状挟み一体型フレーム(図10(イ))、L型バー組立式フレーム(図10(ハ))、スライド体・脚付きフレーム(図10(ホ))等を挙げることができる。
(c)ホルダ型
ホルダ型取付フレーム(図11(イ))、首振型ホルダ付きフレーム(図11(ハ))、洗濯挟み型ホルダ(図11(ホ))、縦挟み型ホルダ(図11(リ))、横挟み型ホルダ(図11(ル))等を挙げることができる。
また、半円ホルダ一体型フレーム(図12(イ))、縦挟み型ホルダ一体型等を挙げることができる。
(d)釘等用
三日月筒状ホルダ(図13(イ))、横向きホルダ(図13(ロ))、逆横向きホルダ(図13(ハ))、挟み型ホルダ(図13(ニ))、L状ホルダ一体型(図13(ホ))、逆L状ホルダ一体型(図13(ヘ))、カーブ状ホルダ一体型(図13(ト))、逆カーブ状ホルダ一体型(図13(チ))等を挙げることができる。
(e)役物等への固定具
L状フレームの両面テ−プによる固定(図14(イ))、板状フレームの両面テ−プによる固定(図14(ロ))、洗濯挟み型クリップ(図14(ハ))、L状フレーム・洗濯挟み型クリップ一体型(図14(ハ))、丸形役物・カーブ状フレームの両面テ−プによる固定(図14(ホ))等を挙げることができる。
(f)ゲージへの固定具
コ字状横・L字状縦スライダ組立式(図17(イ))、L状縦・コ字状横スライダ一体式(図17(ロ))、枠付きコ字状横・L状縦スライダ組立式(図17(ハ))、箱状横・L状縦スライダ組立式(図17(ニ))等を挙げることができる。
(B)滑り止め穴
(イ)本発明のゲージでは、丸状の滑り止め孔11、11’を基板2の両端に(図19)を設ける。
例えば、図11のように、基板2に設けた場合、滑り止め孔11の位置で両側から基板2を指先で持てば、指先が滑り止め孔11内に入り、基板2を安定して持つことができ、滑り落とすことがない。
(ロ)滑り止め孔は1個でも良く、基板2の長さ方向にそって複数個形成しても良い。
(ハ)滑り止め孔に代え、基板2の表面に凹凸面を形成して滑り止めとしても良く、また、滑り難い材料であるゴム、シリコン等を施工するか又は指の当たる所に窪み加工やギザギザを施しても良い。
(ニ)丸状の滑り止め孔に代え、△状、四角状の角形等の形状にとらわれない穴のような多様な形状をも場合に応じて使用できる。
また、この滑り止め技術は、本発明の全てのゲージに応用可能である。
(C)照明システム
(イ)図19のゲージでは、ゲージにより釘角度の測定・調整時に、手元を明るく照らす照明システムとして、照明部を支持脚の下方部に付設及び/又は外付けして着脱自在にできる。
スイッチ18、電池19等を掲載する磁性ベース板(図示なし)の使用の場合を含めて、この照明システムは全てのゲージに着装可能である。
また、照明システムとして、上記照明部の代わりに発光又は蛍光塗料による塗布面を用いても良い。
照明16を用いる照明システムにおいて、電池等の電源19とスイッチ18を基板に設け、それらと照明16とを回路17、17’によりコネクト(図示なし)を介して接続することにより構成させることができる。
(ロ)図21に示すように、回路を2回路17、17’とすると、電池19、スイッチ18を2セット設けることや、切替えスイッチを設けることができて使い勝手が良い。
また、図21−(ト)に示すように、回路間の接続を配線又はコイル状コード26に限らず、伸縮可能なカールコードも使用でき、更に回路間の着脱をコネクト(図示なし)を介して行うこともできる。
(ハ)照明部としては、豆電球、LED、蛍光灯、液晶等任意の照明備品や照明用ICや発光又は蛍光塗布面等を含む発光機構を指す。
更に、電池等の電源19とスイッチ18を磁性ベース板(図示なし)に載せて、照明1
6として豆球を用いることにより、必要の場合に簡単に持ち運べる利点がある。
(ニ)スライド体のようにスライド部分には、電車のパンタグラフのような摺電部の電気供給装置で配線すれば良い。
この照明システムは本発明の全てのゲージに応用可能である。
(a)スイッチ18
スイッチとは、照明を作動・停止するためのオン・オフ又は回路の分岐機能を持つ押しボタンスイッチ、タッチスイッチ等のスイッチを指し、軽量、小粒なものが好ましい。
(b)電池等の電源19
電源とは、照明部を作動するための電気的エネルギーを貯えた電池等や収納室等又は外部からの供給部等を指す。
(c)回路17
回路とは、電源部、スイッチ部、照明部等を有効に作動させるためのコード、プリント配線(PC,FPC)、或いはスライド体のように基板に対して上下にスライドする場合には、スライド体と回路間を伸縮自在なカール(コイル状)コード26や緩めて配線したコードや電車のパンタグラフのような摺電部の電気供給装置で配線すれば良い。この配線には例えば銅線プリント回路を用いても良い。 更に、照明16を支持脚下方に、スイッチ部、電源部とをスライド体に設け、照明16、16’間を回路構成により連結させている。
更に、支持脚と基板、脚部とが一体化しない場合の回路構成は、支持脚が回転可能、支持脚が基板に解離・結合及び/移動可能、支持脚と基板が嵌合する場合の回路構成は、支持脚と基板との接点が互いに結合時に導通するコネクト機構を採用すれば良い。
(d)磁性ベース板
豆球ランプ等からなる照明16を設け、スイッチ18と電池等の電源19とを磁性ベース板に載せ、これを吸磁性の支持脚の基部に着脱自在としても良く、必要の場合に簡単に持ち運べる利点がある。勿論、ゲージ全体を吸磁性材料で構成させても良い。
この磁性ベース板の活用により照明を簡単に持ち運びでき、また照明の不使用時にはゲージとは別に簡単に保管できる。
この磁性ベース板は、支持脚の基部に載せるのに限らず、基板、スライド体等に載せても良い。
また、これら照明システムにおける部品構成については技術上有効な位置、数量として設けることが可能である。
(D)角度表示について
(a)本発明のゲージには、必要に応じてゲージの釘角度の選択がし易いように、図3−(ハ)、図4−(ハ)に示すように、各ゲージの基板端部の肩部の内外部分に支持脚の角度測定冶具の具体的な角度の度数を記入する。
この場合、例えば91°なら1°と、89°なら−1°等と直角(90°)を基準として表示しても良い。
その表示法としては基板等に印刷、レッテル、塗装、シール、刻印、研磨、レーザー加工、薬品等による角度表示も角度が認識可能であれば、その方法に制限はない。
(b)角度表示は、基板のみならず支持脚、角度測定冶具に設けても良い。
また、この角度表示技術は本発明の全てのゲージに応用可能である。
(c) 1°単位或いは0.1°単位等で角度測定面5、5’や角度測定冶具10、10’を異にする支持脚を交換するのみで多様な角度測定が可能である。
(d)このようにすることによって、支持脚の角度測定面の変更及び/又は角度測定冶具と着脱可能とすることで、多様な角度測定に対応することができ、全ての角度測定のためのゲージを多数用意することがなく、取り扱いが容易で、製品管理がし易く、経済的で
ある。
(e)支持脚の脚部に設ける角度測定冶具は、支持脚に一体型でも着脱自在型とすることも可能であり、着脱自在の場合に、角度測定冶具の材質を磁性材料で構成させ、ゲージの材質を鉄材等の磁性材料を吸着可能な鉄、ステンレス鋼等の吸磁性材料で構成させることが必要である。
以上述べた本発明の実施の形態は、あくまでも一例にすぎず、本発明の目的達成のためには、各構成の組合わせ、形状、大きさ等を任意とすることに何ら制限を設けるものではない。
図41は本発明の他の実施の態様を説明するものであり、即ち、フレームを固定するのにレール4を使用する代わりに、パチンコの縦・横枠板を利用して上下・左右にスライド自在に取り付けたコ字状板の使用を説明する模式図である。
図41−(イ)は摺動軸81を横置した例を示す模式図である。
(a)調整又は計測したいパチンコ台のパチンコ台68とパチンコ台68の台間に挿入可能な長方板、好ましくは薄手の略長方板を設けた摺動板82、82aをパチンコ台間に右側、左側に2部差込み固定する。一般的に台間は狭いのでしっかりと固定可能である。
(b)左右の摺動板82、82aの外側にはそれぞれ縦状の溝21bが例えばv字状に彫られてある。
この摺動板上を上下に摺動可能な摺動軸受83を摺動板82、82aの外側を挟むように2部設ける。
(c)摺動軸受83には左右の内側に摺動板82の縦状の溝21b(v字型)に互いに篏合するように受け手側の摺動軸受83にv字状(凸状)が設けてある。
従って、摺動板82上を摺動軸受83がスムースに上下にスライド移動を可能としてい
る。
(d)左右の摺動軸受83は水平に設けた摺動軸81、(好ましくは略4角棒状)によって連結され、摺動軸受83が摺動板82から外れないようになっている。
(e)摺動軸81上を移動体89(好ましくは略コ字状)が左右にスムースに移動可能となっている。
この移動体89に自在に方向を変え得るアーム84(好ましくは略丸棒状又は四角柱状)を設け、その先端にはフレーム6を設け、パチンコ盤面10に配置可能となっている。
(f)これによってフレームは上下、左右自由に移動可能となり、ゲージの釘調整、計測をスムースに行えるものとなっている。
図41−(ロ)は摺動軸81を縦置した例を示す模式図である。
即ち、パチンコ台68の上下に摺動板82を設けるものとなっている。
自在に方向を変え得るアーム84とは、例えば蛇腹ホース、フレキシブルホース又は管や、好ましくは可動しても潰れなく自由性のあるコイル状金属管やホース等を指す。
図42は、移動体の使用を説明する模式図である。
図42−(イ)は前記図41−(ロ)の移動体84の機能等を具体的に説明する模式図である。
自在に回転可能なアーム84が方向を変える時に、釘9、役物15に当ってスムースな移動が出来ない場合がある。
この時、移動体側面のヒンジ90dに篏挿しているアーム89が回転することによって釘9、役物15等から回避でき、フレーム6の移動を容易にする。
また、アーム84をフレキシブルとすることで同様に釘9、役物15等からの回避を容易としている。
図42−(ロ)は移動体89の形状を説明するものであって、使用上の便宜さから四角柱状の箱型を示している。勿論、移動体の機能を発揮できれば形状は特定する必要はない。
図42−(ハ)の移動体は円柱状であって、摺動軸は、図42−(ロ)の四角柱状の摺
動軸の場合と異なり円柱状となる。
これら移動体、摺動軸の形状は一例であって、それと近似の形状も含むものである。
図42−(ハ)の場合には、円柱状としたのでアーム84が水平に回動し易くなり、またヒンジ90fによってアーム84が垂直に回動して、フレームの移動時に釘9、役物15からの回避を容易としている。
図42−(ニ)〜(ホ)は、図42−(ハ)の移動体を摺動軸81bの周りに回転させて、上視した状態図である。
図43は、図41の本発明の他の実施態様において、ゲージ使用時の態様を示す模式図である。
図43−(イ)は本発明のゲージ使用の横方向から見た図である。
図43−(ロ)は図43−(イ)を斜め横方向から見た図である。
図43−(ハ)は図43−(イ)を上方向から見下ろした図である。
図44は、摺動軸として伸縮式摺動軸を使用する他の態様を示す模式図である。
図44−(イ)は図41の別例を示すものであって、摺動板82aと摺動軸受83bが篏合可能とされ(例えば断面をギザギザ状、一般的に言われるカマチ)、図示のようにする事で摺動板82aと摺動軸受83bとの離脱を防ぐ役割がある。
即ち、摺動板82aを矢印B方向に進めパチンコ台とパチンコ台の間に差し込み、摺動軸受83bを矢印A方向に進め摺動板82aに嵌め込むのである。
ここで言う島とはパチンコ台を並べ納める枠を含めた集合体を示す。
図44−(ロ)は、図44−(イ)を上から見た上視図である。
図44−(ハ)は図44−(イ)を島85に並べた台に装着した図である。
図45は、上記とは別の態様を示すものであって、パチンコ台と台との間の仕切板にベースを設け、該ベースにフレームを取り付けたアームを取り付ける場合を示す模式図であり、フレキシブル体の各種態様をも示すものである。
図45−(イ)はフレキシブル体91に設けられた板状バネ50dを矢印B方向のパチンコ台と台の間に差し込むフレーム6の使用例である。
図45−(ロ)はベース92を下記図45−(ニ)のように島85の仕切板88に設ける使用例である。
図45−(ハ)は島85の仕切板88にベース92’を設け、アーム84部をフレキシブル91とした例である。
図46はアーム84の種類1を示す模式図である。
図46−(イ)は図45(イ)に対応するアームの作動を示し、矢印B方向に台(上部)に板状バネ50dを差込み、アーム84に設けた各ヒンジ90によってフレーム6がパチンコ盤面10に水平に密着するようになっている。
図46−(ロ)はアーム84の上方板状バネ50dへの取付方法を説明するものであり、アーム84の端部は板状バネ50dに取付けの便のため円柱状の端部とされているため、アーム84の下方が上下に振子のように回動する構成となっており、アームの使用上好適である。
図46−(ハ)は図46−(イ)のフレーム6をパチンコ盤面10に垂直に設けた場合の例である。
図46−(ニ)はアーム84cと上部根本部分とが、図46(イ)、(ロ)の円柱状の場合と異なって、略球形状であるので、360度方向に自由に回動可能な形態となっている。
図46−(ニ’)はアーム84cを板状バネ50dから抜いた状態を示す図である。
図46−(ニ’’)は図46−(ニ)のアーム84c、板状バネ50dを横方向から見た図である。
図47はアーム84の種類2である。
図47−(イ)は、アーム84dの各ヒンジ90bにスプリング24aを設け、常
にパチンコ盤面10にフレーム6が圧着し、ゲージ計測の安定性を確保した状態となる状態を示す。
図47−(ロ)は、図47−(イ)のようなアーム84eとすることによってアーム84を伸縮した場合でも常にフレーム6が一定の方向を確保可能な状態となっている。
図47−(ハ)は、図47−(ロ)のアームに板状バネ50dを設けた例である。
板状バネ50dを矢印B方向にパチンコ台(上部)に差込み使用する。
図48は本発明のパチンコ台68、島85へアームを取付けた態様を示す模式図である。
図48−(イ)は台上部に取付けて、釘の上下方向の計測例を示す。
図48−(ロ)は(イ)の場合の釘の左右角計測例を示す。
図48−(ハ)は台の右側つまり台間への取付け例である。
図48−(ニ)は島85の下部幕板87’と台上部との間に取付けた態様を示す。
図49は島85へアームを取付けた態様を示す模式図である。
図49−(イ)は、上部幕板87に取付けてフレーム6の水平方向の態様を示す。
図49−(ロ)は、摺動軸81に吸盤93を設けて仕切板88に取付けた態様を示す。
図49−(ハ)は、アーム84hにベース92aを設け、カウンター86に置いて、アームに取り付けたフレーム6とゲージとを上下逆方向から使用する態様を示す。
本発明に用いた技術用語については、下記をも抱含する。
・アームはフレキシブルは好ましいが、その機能を損なわなければ折り曲げ方式、蛇腹方式、金属製で輪状としても良い。
・本発明の取付け位置については、台、仕切り板、又はこれに類似する物、台間玉貸機(図示しない)島全般又は、島以外に置台、テーブルワゴンのような架台に設置して用いても良い。
・本発明の台、島等への取付けについてはねじ止め、釘止め、隙間への差込、吸盤、両面テープ、接着剤、シリコン、ゲル状粘着剤、磁気化等の使用をも抱含する。
・また本発明の形状、大きさ等は本技術の本質を変えない限り、その制限を設けない。
・また遊技機製作時又はその後に設けても良い。
本発明に係わる、基本的にフレームとゲージからなる組物ゲージを使用することで熟練を要することなく釘の上下および左右の角度測定および角度調整を行うことができる。
また、このような組物ゲージを用いることによって、パチンコ業界において店の利益向上とともに客の満足感を共に達成することができ、パチンコの遊戯性を高め、パチンコ業界の発展に寄与するものである。
パチンコ盤面のレールに懸架したフレーム固定法を示し、本発明のゲージの一端を載せた配置例を示す斜視図である。 本発明のゲージの使用例を示す模式図である。 1段フレームの盤面への設置例を説明する模式図である。 2段フレームの盤面への設置例を説明する模式図である。 フレームの盤面への設置例を示す模式図である。 フレームのレール又は役物への設置例1を示す模式図である。 L型フレームのレール又は役物への設置例2を示す模式図である。 レールに設置する磁石具例の模式図である。 フレームとレール、役物、釘等の固定具例1を示す模式図である。 フレームとレール、役物、釘等の固定具例2を示す模式図である。
フレームとレール、役物、釘等の固定具例3を示す模式図である。 フレームとレール、役物、釘等の固定具例4を示す模式図である。 フレームの役物等への固定具例5を示す模式図である。 フレームと役物等との固定具例6を示す模式図である。 フレームの形状例1を示す模式図である。 コ字型フレームの形状例2を示す模式図である。 フレームとゲージの固定具例1を示す模式図である。
フレームとゲージの固定具例2を示す模式図である。 ゲージの種類例1を示す模式図である。 ゲージの種類例2を示す模式図である。 ゲージの種類例3を示す模式図である。
押さえバーによるフレーム固定法の別例を示す模式図である。 スライド式ゲージを用いる従来法による計測例を示す模式図である。 本発明のフレームとゲージとの組物ゲージによる計測例を示す模式図である。 本発明のフレームとゲージとの組物ゲージとスライド式ゲージの従来ゲージとの比較を示す模式図である。 フレーム押えバーの種類を示す模式図である。 下げ振り、水準器付きゲージとフレームとからなる組物ゲージを説明する模式図である。 補助板使用のゲージの種類例を示す模式図である。 下げ振り、水準器付きゲージの例を示す模式図である。
角度測定冶具の種類1〜7の(形状)と(使用例)を示す。 角度測定冶具の種類1〜7の(形状)と(使用例)を示す。 角度測定冶具の種類1〜7の(形状)と(使用例)を示す。 角度測定冶具の種類1〜7の(形状)と(使用例)を示す。 角度測定冶具の種類1〜7の(形状)と(使用例)を示す。 角度測定冶具の種類1〜7の(形状)と(使用例)を示す。 角度測定冶具の種類1〜7の(形状)と(使用例)を示す。 角度測定冶具の種類1〜7の一部改良であって、その(形状)と(使用例)を示す。 角度の呼称例を示し、(イ)釘9をパチンコ盤面8に垂直方向に、(ロ)は釘9を水平方向にセットした場合を示す。 パチンコ盤面上にレーザーレベラーによる設置例を示す模式図であり、(イ)はレーザーレベラーによるフレーム押えバー横置の計測例であり、(ロ)はレーザーレベラーによるフレーム押えバー縦置の計測例である。 レーザーレベラーの構造及びその設置例を示す模式図であり、(イ)はレーザーレベラーの計測例であり、(ロ)はレーザーレベラーの構造を示し、(ハ)はレーザーレベラーの上視図である。
本発明の他の実施の態様を説明するものであって、フレームを固定するのにレール4を使用する代わりに、パチンコ盤の縦・横枠板を利用して上下・左右にスライド自在に取り付けたコ字状板の使用を説明する模式図である。 移動体の使用を説明する模式図である。 本発明の他の実施態様において、ゲージ使用時の態様を示す模式図である。 摺動軸として伸縮式摺動軸を使用する他の態様を示す模式図である。 上記とは別の態様を示すものであって、パチンコ台と台との間の仕切板にベースを設け、該ベースにフレームを取り付けたアームを取り付ける場合を示す模式図であり、フレキシブル体の各種態様をも示すものである。 アーム84の種類1を示す模式図である。 アーム84の種類2を示す模式図である。 本発明のパチンコ台、島へアームを取付けた態様を示す模式図である。 島へアームを取付けた態様を示す模式図である。
符号の説明
1 ゲージ
2 基板
3、3’ 支持脚
3a、3a’:3b、3b’短支持脚:長支持脚
4、4’、4a、4b レール、ガラス嵌込み用レール、両溝付きレール
5 磁石具
6、6’フレーム、L型フレーム
6a カーブ型フレーム
6b、6b’、6b” スライド式フレーム
6c、6c’ 一体型フレーム
6d、6d’ 組立型フレーム
6e、6e’ 変形型フレーム
6f L型フレーム
7、7’ ゲージ当接面、盤面当接面
7a、7a’レール当接面、フレーム当接面、フレーム押えバー当接面
7b 釘軸当接面
8、8’ 角度測定冶具
9、9’ 釘、釘軸
10 パチンコ盤面
11 滑り止め孔
12 両面テープ
13、13’ L型磁石具、L型具
13a 厚L型磁石具
13b、13c サイコロ型磁石具、薄L型磁石具
13d、13e 厚板型磁石具、薄板型磁石具
13f カーブ型磁石具
14 蝶番
15、15’ 役物、丸形役物
16 照明
17、17’ 回路
18、18’ スイッチ、ボタンスイッチ
19 電池
20 分度盤
21、21’ 逃げ溝
21a、21b 横溝、溝
22 補助フレーム
23 度数目盛
24、24’ 24a スプリング
25、25’スリット
26 コイル状コード
27、27a、27b、27’ フレーム押えバー、外押えバー、内押えバー
28、28’ へこみ
29、29’把手
30 指針
31 下げ振り
32 水準器
33、33’ 段差
34 釘軸合線
35 角度測定面
36 板
37、37’ 板
38 基点
38’基線
39、39’ 丸み
40、40’40a 補助板
41 へこみ
42、42’ 低壁部、高壁部
43 ベース板
44 嵌挿部、釘軸収納部
45、45’、45a、45a’ 突起、柱状突起
46 角取り
47 レバー
48、48’、48a、48b、48c 縦スライダ、横スライダ、スライダ、一体式横スライダ、円
49a、49b 板型具、L型具
50、50’、50a、50b リング状バネ、板バネ、コイルバネ
50c、50d 片バネ、板状バネ
51 抑え
52、52’、52a ネジ、ネジ孔、孔
53 当板
54、54’ 細クリップ、厚クリップ
54a ホルダ
54b ホルダ大
54c ホルダ小
55、55’保持杆
56、56’、56a ピン
57 ネジ切
58、58’ 押え板
59、59’ 半円型ホルダ、横半円型ホルダ
59a、59a’ 挟み型ホルダ、横挟み型ホルダ
59b、59b’ 逆横挟み型ホルダ
59c、59c’、59c” L型ホルダ、逆L型ホルダ、変形L型ホルダ
59d、59d’、59d” カーブ型ホルダ、逆カーブ型ホルダ、変形カーブ
型ホルダ
59e、59e’ 筒型ホルダ、板挟み型ホルダ
59f、59f’、59f” 三日月筒型ホルダ
60、60’ 板状挟み
60a L型バー
61 くぼみ
62、62’ 長板
63、63’ 役物固定面、レール固定面
64、64’ 側板、逆側板
65、65’ 脚部
65a,65a’板状脚部
66、66’ 蝶ネジ
67、67a、67b、67’ スライド体
68 パチンコ台
69、69’ スライド溝、嵌合溝
70 スリット
71、71’、71a 360°方向の計測面、左右方向の計測面、上下方向
計測面
72 糸
73 捩れ止め
74 糸止めフック
75 気泡
76、76’ ネジ孔
77 レーザーレベラー(水準器)
78 レーザー発生装置
79 レーザー光線
80 レーザー光線の発射口(垂直線)
80’レーザー光線の発射口(水平線)
81、81a、81b 摺動軸、伸縮式摺動軸、円柱形摺動軸
82、82a 摺動板
83、83a、83b 摺動軸受
84、84a、84b、84c、84d、84e アーム
84f、84g、84h
85 島
86 カウンター
87、87’ 上部幕板、下部幕板
88 仕切板
89、89’、89a 移動体、箱形移動体、円柱形移動体
90、90’、90’’90a、 ヒンジ
90b、90c、90d、90e、90f、
90a’、90b’、90b’’、90c’、90c’’
91 フレキシブル
92、92’92a ベース
93 吸盤

Claims (3)

  1. (a)パチンコ台の左右縦枠板又は上下横枠板に沿って設けた褶動板に夫々上下に又は左右にスライド可能に設けた褶動軸受を介した褶動軸と、(b)該褶動軸に嵌合してスライド可能である空口を有する箱体又は円筒体である移動体と、(c)該箱体の側面又は円筒体の周面に、該褶動軸に直角に取付けられるとともに、自身の軸方向に対して回転可能に取付けられる棒状アーム先端に設けた、下記ゲージが担持可能な下記フレームと、(d)下記ゲージとからなる組物ゲージであって、
    (i)該フレームが該レールに当接可能で且つゲージを構成する支持脚の高さに相当する一辺の長さを持つ矩形状平板から構成され、
    (ii)該ゲージが、長方形の基板と該基板の片側端部に突設した支持脚から構成され、角度測定時に支持脚がパチンコ盤面上の釘に添って直立し、しかも該支持脚が、(イ)支持脚の下方部に角度測定冶具を一体に又は着脱自在に設けた支持脚、或いは(ロ)該基板と同一平面上に連設した円周に沿って度数目盛を表示した分度盤と、該分度盤の度数上の中心位置に設けた蝶ネジを支点として回動自在に動き、一方の先端が分度盤の度数目盛を示す指針となり他端の下方部に角度測定冶具を一体に又は着脱自在に設けた支持脚のいずれかであることにより、釘調整を行えることを特徴とするパチンコ釘角度測定ゲージ。
  2. パチンコ台と台間の仕切板に直接取り付けたフレキシブルな棒状アーム先端に、或いはバネ体によりパチンコ台面間に取り付けたフレキシブルな棒状アーム先端に、或いは吸盤により仕切板に設けた褶動軸のアーム先端に、下記ゲージが担持可能な下記フレームと、下記ゲージとからなる組物ゲージであって、
    (i)該フレームが該レールに当接可能で且つゲージを構成する支持脚の高さに相当する一辺の長さを持つ矩形状平板から構成され、
    (ii)該ゲージが、長方形の基板と該基板の片側端部に突設した支持脚から構成され、角度測定時に支持脚がパチンコ盤面上の釘に添って直立し、しかも該支持脚が、(イ)支持脚の下方部に角度測定冶具を一体に又は着脱自在に設けた支持脚、或いは(ロ)該基板と同一平面上に連設した円周に沿って度数目盛を表示した分度盤と、該分度盤の度数上の中心位置に設けた蝶ネジを支点として回動自在に動き、一方の先端が分度盤の度数目盛を示す指針となり他端の下方部に角度測定冶具を一体に又は着脱自在に設けた支持脚のいずれかであることにより、釘調整を行えることを特徴とするパチンコ釘角度測定ゲージ。
  3. パチンコ台の盤面、脇板、幕板、カウンターのいずれかに直接取り付けたフレキシブルな棒状アーム先端に設けた、下記ゲージが担持可能な下記フレームと、下記ゲージとからなる組物ゲージであって、
    (i)該フレームが該レールに当接可能で且つゲージを構成する支持脚の高さに相当する一辺の長さを持つ矩形状平板から構成され、
    (ii)該ゲージが、長方形の基板と該基板の片側端部に突設した支持脚から構成され、角度測定時に支持脚がパチンコ盤面上の釘に添って直立し、しかも該支持脚が、(イ)支持脚の下方部に角度測定冶具を一体に又は着脱自在に設けた支持脚、或いは(ロ)該基板と同一平面上に連設した円周に沿って度数目盛を表示した分度盤と、該分度盤の度数上の中心位置に設けた蝶ネジを支点として回動自在に動き、一方の先端が分度盤の度数目盛を示す指針となり他端の下方部に角度測定冶具を一体に又は着脱自在に設けた支持脚のいずれかであることにより、釘調整を行えることを特徴とするパチンコ釘角度測定ゲージ。
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