JP4270147B2 - マイクロ波回路装置 - Google Patents
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図1〜図4は、実施の形態1に係るマイクロ波回路装置について示したものである。図1は、マイクロ波回路装置の上面図である。図2は、図1に示すマイクロ波回路装置をX1方向から見た側面図である。図3は、図2に示すマイクロ波回路装置をY1方向から見た側面図である。また図4は、この実施の形態1の一実施例として、通信装置やレーダ装置で実用される1〜20GHzの周波数帯に対して計算したマイクロ波回路装置に係る反射特性を、特許文献1および特許文献2に記載の従来のマイクロ波回路装置に係る反射特性と比較して示したものである。
実施の形態1では、導体リボン4を導体芯線2bの上面部2cに半田などで接続したものを示したが、図5に示すように、導体リボン4の一端を導体芯線2bの下面部2dと誘電体基板3の間隙に差し込むようにして配設し、導体リボン4と導体芯線2bを半田などで接続してもよい。この場合、実施の形態1と同様の効果を奏する。なお、図5で使用した符号のうち、実施の形態1で使用した符号と同一のものは、同一または相当品を示す。
また、実施の形態2によれば、図5において、導体リボン4を導体芯線2bとマイクロストリップ線路3aの間で大きく彎曲するような形状のものを示したが、これは熱ストレスによる歪みを吸収するためのものであり、熱ストレスが吸収可能であれば、特に大きく彎曲させる必要はなく、例えば図6に示したような、彎曲の小さい導体リボン4を用いてもよい。この場合も、実施の形態1と同様の効果を奏する。なお、図6で使用した符号のうち、実施の形態1および2で使用した符号と同一のものは、同一または相当品を示す。
さらに、実施の形態1〜3によれば、同軸芯線2bとマイクロストリップ線路3aを所定の間隔を有して平行方向に配設し、同軸芯線2bとマイクロストリップ線路3aに対し直角方向に設けた導体リボン4により、同軸芯線2bとマイクロストリップ線路3aを接続した構成のものを示したが、この導体リボン4は、導体芯線2bとマイクロストリップ線路3aに対して直角方向に接続されていればよいのであり、例えば、図7に示すように、導体リボン4を途中で曲げることにより、導体リボン4を、導体芯線2bとマイクロストリップ線路3aに対して直角方向になるように接続するようにすれば、特に、同軸芯線2bとマイクロストリップ線路3aを所定の間隔を有して平行方向に配設する必要性は無くなる。この場合、実施の形態1と同様の効果を奏する。なお、図7で使用した符号のうち、実施の形態1で使用した符号と同一のものは、同一または相当品を示す。
図8〜図11は、実施の形態5に係るマイクロ波回路装置について示したものである。図8は、マイクロ波回路装置の上面図である。図9は、図8に示すマイクロ波回路装置をX2方向から見た側面図である。図10は、図9に示すマイクロ波回路装置をY2方向から見た断面側面図である。また図11は、この実施の形態5の一実施例として、通信装置やレーダ装置で実用される1〜20GHzの周波数帯に対して計算したマイクロ波回路装置に係る反射特性を、実施の形態1に係るマイクロ波回路装置に係る反射特性と比較して示したものである。なお、図8〜図11で使用した符号のうち、実施の形態1で使用した符号と同一のものは、同一または相当品を示す。
実施の形態5では、導体リボン4を導体芯線2bの上面部2cに半田などで接続する構成のものを示したが、図12に示すように、導体リボン4の一端を導体芯線2bの下面部2dと誘電体基板3の間隙に差し込むようにして配設し、導体リボン4と導体芯線2bを半田などで接続してもよい。この場合、実施の形態5と同様の効果を奏する。なお、図12で使用した符号のうち、実施の形態5で使用した符号と同一のものは、同一または相当品を示す。
また、実施の形態6によれば、図12において、導体リボン4を導体芯線2bと低インピーダンスマイクロストリップ線路3cの間で大きく彎曲するような形状のものを示したが、これは熱ストレスによる歪みを吸収するためのものであり、熱ストレスが吸収可能であれば、特に大きく彎曲させる必要はなく、例えば図13に示すように、彎曲の小さい導体リボン4を用いてもよい。この場合も、実施の形態5と同様の効果を奏する。なお、図13で使用した符号のうち、実施の形態5および6で使用した符号と同一のものは、同一または相当品を示す。
さらに、実施の形態5〜7によれば、同軸芯線2bとマイクロストリップ線路3aを所定の間隔を有して平行方向に配設し、導体芯線2b近傍に位置するマイクロストリップ線路3aの端部から、順にマイクロストリップ線路3aの幅を変えて、低インピーダンスマイクロストリップ線路3cおよび高インピーダンスマイクロストリップ線路3dからなる整合回路を形成し、同軸芯線2bと低インピーダンスマイクロストリップ線路3cに対し直角方向に導体リボン4を接続するようにしたものを示したが、この場合、導体リボン4は、導体芯線2bと低インピーダンスマイクロストリップ線路3cに対して直角方向に接続されていればよく、例えば、図14に示すように、導体リボン4を途中で曲げることにより、導体リボン4を、導体芯線2bと低インピーダンスマイクロストリップ線路3cに対して直角方向になるように接続するようにすれば、特に、同軸芯線2bと低インピーダンスマイクロストリップ線路3cを所定の間隔を有して平行方向に配設する必要性は無い。この場合、実施の形態5と同様の効果を奏する。なお、図14で使用した符号のうち、実施の形態5〜7で使用した符号と同一のものは、同一または相当品を示す。
さらに、実施の形態5〜8によれば、マイクロストリップ線路3aの幅を変えて形成した低インピーダンスマイクロストリップ線路3cおよび高インピーダンスマイクロストリップ線路3dからなる整合回路を、導体芯線2b近傍のマイクロストリップ線路3aの端部に設けたものを示したが、例えば、図15に示すように、マイクロストリップ線路3aの一部に設けることも可能である。この場合も、実施の形態5と同様の効果を奏する。なお、図15で使用した符号のうち、実施の形態5〜7で使用した符号と同一のものは、同一または相当品を示す。
1a 貫通穴
2 同軸コネクタ
2a 固定ネジ
2b 導体芯線
2c 導体芯線の上面部
3 誘電体基板
3a マイクロストリップ線路
3b マイクロストリップ線路の上面部
4 導体リボン
Claims (3)
- 導体シャーシの外面に固定されたマイクロ波信号を入出力する同軸コネクタと、前記導体シャーシの内部に固定された誘電体基板と、前記同軸コネクタと前記マイクロ波信号を伝送するため前記誘電体基板上に形成されたマイクロストリップ線路とを電気的に接続する接続部を備えたマイクロ波回路装置において、
前記接続部は、前記導体シャーシ内に貫入された前記同軸コネクタが有する導体芯線と前記マイクロストリップ線路の中心導体それぞれに対し直角方向に接続された導体リボンより構成しており、
前記導体芯線を前記誘電体基板上に配設したことを特徴とするマイクロ波回路装置。 - 前記導体芯線と前記マイクロストリップ線路の中心導体は、所定の間隔を有して平行方向に配設したことを特徴とする請求項1に記載のマイクロ波回路装置。
- 前記マイクロストリップ線路に、前記マイクロストリップ線路の中心導体の幅を変えて、キャパシタンスとなる低インピーダンスマイクロストリップ線路とインダクタンスとなる高インピーダンスマイクロストリップ線路からなる整合回路を形成したことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載のマイクロ波回路装置。
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JP2005088874A JP4270147B2 (ja) | 2005-03-25 | 2005-03-25 | マイクロ波回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005088874A JP4270147B2 (ja) | 2005-03-25 | 2005-03-25 | マイクロ波回路装置 |
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