JP4268824B2 - 複合材料を硬化させるシステム及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的には、硬化システムの分野に、及びより詳しくは複合材料を硬化させるためのシステム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複合構造は、多くの用途に対する多くの産業において望ましい。例えば、航空機、宇宙空間及び陸/海の乗り物は、それらの製作において様々な複合材料を用いる。他の材料での場合におけるように、複合材料を、時々、修理する必要がある。複合材料を修理する際に典型的に伴われる工程の一つは、硬化工程である。硬化工程は、通常、上昇した温度で実行される。この上昇した温度の硬化工程は、複合材料が、航空機又は他の乗り物中へ既に統合される複合構造の形態にあるとき、複合材料を修理する際における困難を引き起こす。
例えば航空機上で複合構造を修理する一つの方法は、複合構造を、オーブン又はオートクレーブ中で修理すると共に続いて硬化させてもよいように、航空機又はそれの一部分を分解することである。しかしながら、この方法は、航空機を修理するとき、しばしば極端に高価であり、かなりの量の時間を浪費する。
【0003】
航空機上で複合構造を硬化させる別の方法は、修理されている複合構造のエリアの最上に置く一つ以上の加熱ブランケットを使用することである。しかしながら、加熱ブランケットの使用に関連したいくつかの問題は、多くの加熱ブランケットが、おおよそ500°Fの温度までのみ良好であること、及び加熱ブランケットが、修理工程に不利益である場合もある、硬化されている複合材料に付着する傾向を有することである。
【0004】
航空機上で複合材料を硬化させる別の方法は、携帯用オーブンを使用することである。しかしながら、複合材料の航空機上の修理に使用されてきた多くの先の携帯用オーブンは、最高260°Fのような低い温度にのみ適切であり続けてきた。
【0005】
航空機上で複合材料を硬化させる別の方法は、以下のもの、内チャンバーを有する片開きオーブン、内チャンバーを囲む第一の断熱材、第一の断熱材を囲む外チャンバー、及び外チャンバーの外面に配置された第二の断熱材、を含む携帯用システムを使用することである。第一の断熱材の厚さ及び第二の断熱材の厚さは、第二の断熱材の外面の表面温度が、内チャンバーが、少なくとも華氏500度の温度にあるとき、わずかに華氏140度であるようなものである。熱風分配マニホールドは、内チャンバー内に配置され、冷風分配マニホールドは、外チャンバー内に配置され、それの外部連結された断熱性の材料を有する排気煙突は、外チャンバーに連結される。熱風分配マニホールドは、プレナム、プレナムに連結された複数の分散チューブ、及び各分散チューブに形成された複数のオリフィスを含む。
【0006】
システムは、熱風分配マニホールドへ過熱乾燥空気を供給するための熱風供給チューブを経由してオーブンの熱風分配マニホールドに連結された熱風供給システム、冷風分配マニホールドへ冷たい乾燥空気を供給するためのオーブンの冷風分配マニホールドに連結された冷風供給システム、及びオーブンの内壁に形成された複数の熱風排気道をさらに含む。熱風排気道を、外チャンバーへ内チャンバー内の熱風を輸送するように適合させる。分散チューブのオリフィスの全面積に対する熱風排気道の全面積の比は、少なくとも1に等しい。
【0007】
システムは、内壁の周囲に配置された断熱性のシール、内壁及び外壁を連結させるボルト及びナット、並びに、その場所に断熱性のシールを保持するための、その周囲に隣接した、内チャンバーの内部のまわりで延びる保持板をさらに含む。複数の熱風案内板は、内壁に連結され、外チャンバー内に配置される。各熱風案内板は、それぞれの熱風排気道から熱風を受けると共に外チャンバー内の熱風を輸送するように適合したトラフを有する。システムは、第一の断熱材に隣接した内箱及び外箱の間に配置されると共に内壁の周囲に延びる断熱性のロープをさらに含む。また、取り扱い構造は、オーブンの外部に連結される。
【0008】
この携帯用システムは、過去三年にわたってB−2爆撃機で実験的に試験されてきた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術の技術の問題点を解決することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の一つの実施例に従って、複合材料を硬化させるためのシステムは、内チャンバーを明確に定める内壁、内壁及び外壁の間における外チャンバーを明確に定める外壁、内チャンバー内に配置された熱風分配マニホールド、外チャンバー内に配置された冷風分配マニホールド、並びに、それに配置された、外チャンバーに連結された冷風分配導管を有する排気煙突、を有するオーブンを含む。システムは、熱風分配マニホールドへ熱風を供給するように動作可能であるオーブンの熱風分配マニホールドに連結された熱風供給システム、冷風分配マニホールド及びそれらへ冷風を供給するように動作可能である冷風分配導管に連結された冷風供給システム、及びオーブンの内壁に形成された複数の熱風排気道をさらに含む。熱風排気道を、外チャンバーへ内チャンバー内の熱風を輸送するように適合させる。
【0011】
本発明の実施例は、多くの技術的な利点を提供する。本発明の実施例は、これらの利点の全て若しくはいくつかを含んでもよく、又はこれらの利点のいずれも含まなくてもよい。本発明の一つの実施例に従って製造された携帯用システムは、複合材料の航空機上での修理に関して安全要求を満たす。例えば、このようなシステムのオーブンの外面は、華氏140度より低い最高温度を得る。これは、航空機の整備作業員が、火傷をする心配なしに働くことを可能にする。オーブンを出る空気の排気温度は、材料又は他の物質の燃焼性を回避するための適切な温度である、わずかに華氏約350度の温度を得る。このようなシステムは、航空機上の複合材料に対してオーブンの内部の高い硬化温度を達成すると共に長期間この温度を持続させることもまた可能である。これは、修理用の航空機又は航空機の部分を分解することが必要であることと関連したコストを著しく減少させ、加熱ブランケットを使用する必要があるという問題を除去する。また、このようなシステムは、整備作業員によって容易に取り扱われると共に輸送されるために、十分に小さく及び十分軽くてもよい。
【0012】
他の技術的な利点は、以下の図及び説明、並びに請求項から、当業者には容易に明白である。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の、並びにさらなる特徴及び利点に対する、より完全な理解のために、添付する図面と併せて理解される以下の説明をここで参照する。
【0014】
本発明の例の実施例及びそれらの利点は、同様の符号が同様の部品を参照する、図面の図1乃至6Cをここで参照することによって、最もよく理解される。
【0015】
図1は、本発明の一つの実施例に従って複合構造101の航空機上での材料の硬化用のシステム100の斜視図である。システム100は、オーブン102、熱風供給システム104、冷風供給システム106、及び取り扱い構造108を含む。本発明の教示に従って、システム100は、オーブンに対して安全な表面温度及び排気ガス温度を維持すると同時に、航空機、乗り物、及び他の構造における複合材料に対する高い硬化温度を長期間達成することが可能である、携帯用の比較的軽量なシステムである。本発明のいくつかの実施例の重要な技術的利点は、システム100が、修理用の航空機又は他の乗り物を分解する必要があることに関連したコストを著しく減少させると共に複合材料を硬化させるための先のシステムを使用する必要があるという問題を除去することである。
【0016】
ここでは、複合構造101を、航空機の一部分であるとして記載する。しかしながら、複合構造101は、それらの製作において複合構造を用いる他の乗り物又は他の適切な構造の一部分であってもよい。複合構造101は、典型的には複合材料からなる。しかしながら、複合構造101は、また、修理されることを必要とするその表面上に様々なコーティングを有してもよい。複合構造101のような複合材料を有する構造を修理するとき、典型的には要求される一つの加工ステップは、上昇した温度の硬化ステップである。システム100は、安全な、信頼できる、及び費用効率の高い様式で、この高い温度の硬化ステップを行う。
【0017】
オーブン102を、図2乃至6Cと併せて以下により詳細に記載する。一般的に、オーブン102は、複合構造101と関連した複合材料を硬化させる目的で複合構造101の表面上へ過熱乾燥空気を衝突させる。一般的に長方形の形状を有するオーブン102を図1に図説するが、他の適切な形状は、システム100に関する用途並びに修理されている複合構造101の大きさ及び形態に依存して、可能である。本発明の一つの実施例の教示に従って、オーブン102は、複合構造101と関連した複合材料の硬化を促進するために、600°F以上の温度に到達する及び600°F以上の温度を長期間持続させることが可能である。しかしながら、他の温度を利用してもよい。オーブン102は、様々な安全要求を満たすと共に整備作業員に対する傷害を回避する様式でこれを成し遂げる。
【0018】
熱風供給システム104は、オーブン102へ過熱乾燥空気を供給する。任意の適切な熱風供給システムを利用してもよい。例えば、一つのこのような熱風供給システムは、Heat Transfer Technologiesによって製造されたMoen Gas Heating Console,ModelNo.HT253である。別の例は、米国特許第6,018,614号明細書に記載された携帯用圧縮空気加熱システムである。熱風供給システム104は、任意の適切な大きさ、形状、又は電力の必要条件を有してもよい。熱風供給システム104は、任意の適切な様式でオーブン102へ連結する。
【0019】
冷風供給システム106は、ガスがオーブン102を出る前に熱い排気ガスを冷やす目的で、オーブン102へ冷たい乾燥空気を供給するように機能する。任意の適切な製造プラントで見つけられる典型的な作業所の空気のような、任意の適切な冷風供給システムを利用してもよい。冷風供給システム106によって供給された冷風は、圧力調整器110によって調整される。一つ以上の冷風導管112は、図5と併せて以下により詳細に記載するように、圧力調整器110からオーブン102上の様々な場所へ冷風を輸送する。
【0020】
取り扱い構造108は、整備作業員がオーブン102を取り扱うことを可能にする任意の適切な構造的形態である。また、取り扱い構造108は、熱風供給システム104及び/又は冷風供給システム106並びにそれらの関連した構成要素を支持するように機能してもよい。例えば、図1に示すように、取り扱い構造108は、熱風供給システム104を受け入れるために形成された複数の角鉄114を有する。オーブン102及びオーブン102の形状及び/又は形態を取り扱うために利用可能な設備に依存して、取り扱い構造108の任意の適切な配列を利用してもよい。
【0021】
図2は、オーブン102の追加の詳細を図説するオーブン102の断面図である。オーブン102は、オーブン102の概略の形状を集合的に明確に定める内チャンバー200、内壁202、外チャンバー204、及び外壁206を含む。オーブン102は、熱風分配マニホールド208、冷風分配マニホールド210、排気煙突212、シール214、複数の熱風排気道216、及び複数の熱風排気案内板218をさらに含む。取り扱い構造108を、記載の目的を明瞭にするために図2に示さない。
【0022】
内チャンバー200は、過熱乾燥空気が、複合構造101の複合材料を硬化させるためのその機能を行う所である。内チャンバー200の形態及び容積は、内箱220によって明確に定められる。よって、内チャンバー200は、任意の適切な形態において任意の適切な容積を有してもよい。図説した実施例において、内チャンバー200は、おおよそ5インチの深さをもつ一般に長方形の形態を有する。しかしながら、内チャンバー200は、熱風の量及び内チャンバー200に入る熱風の温度と一緒に修理されている複合構造101の表面積に依存して、任意の適切な形態及び任意の適切な深さを有してもよい。一つの実施例において、内チャンバー200は、おおよそ600°Fの温度に維持される。しかしながら、内チャンバー200を、複合構造101で硬化されている複合材料のタイプに依存して、より低い又はより高い温度で維持してもよい。内箱220は、上述したように、内チャンバー200の容積及び形態を明確に定める金属又は他の適切な材料の薄板である。一つの実施例において、内箱220は、おおよそ0.032インチの厚さを有するステンレス鋼から形成される。しかしながら、任意の適切な厚さを有する他の適切な材料を、内箱220を形成するために、使用してもよい。
【0023】
オーブン102の内壁202は、内箱220、中間の箱222、及びそれらの間に配置された断熱材224を含む。以下でさらに記載するように外チャンバー204が適切な温度で維持されるように、内壁200は、内チャンバー200から外チャンバー204を断熱するように機能する。内壁202は、オーブン102の概略の形態に一致する形態を有する。しかしながら、他の適切な形態を利用してもよい。中間の箱222は、典型的に内箱220と同じ概略の形状を有する金属又は他の適切な材料の薄板である。一つの実施例において、中間の箱222は、おおよそ0.032インチの厚さを有するアルミニウムから形成される。しかしながら、任意の適切な厚さを有する他の適切な材料を、中間の箱222を形成するために使用してもよい。任意の適切な様式において内箱220及び中間の箱22の間に配置してもよい断熱材224は、任意の適切な厚さを有する任意の適切な断熱材から形成してもよい。特定の実施例において、断熱材224は、5/8インチの厚さまで内壁220及び中間の壁222の間で圧縮される前に、おおよそ1と1/4インチの厚さを有するSaffillの断熱材から形成される。また、内壁202は、以下でさらに記載するように、その壁のまわりで間隔を空けた熱風排気道216を含む。また、内壁202は、その周囲に配置されたガラス繊維ロープ400を含む。ガラス繊維ロープ400及び内壁202の他の詳細を、図4と併せて以下により詳細に記載する。
【0024】
外チャンバー204は、中間の箱222及び外箱226によって明確に定められる空間である。外チャンバー204は、熱風排気道216を通じて排気される内チャンバー200からの熱風を受け入れ、また冷風分配マニホールド210からの冷風を受け入れ、排気煙突212へ混合した熱風及び冷風を輸送する。外チャンバー204は、典型的に、オーブン102と同じ概略の形状を有する。しかしながら、外チャンバー204は、他の適切な形状を有してもよい。外箱226を、任意の適切な厚さを有する任意の適切な材料から形成してもよい。特定の実施例において、外箱226は、0.05インチの厚さのアルミニウムから形成される。また、外チャンバー204は、内チャンバー200から熱風を受け入れる熱風排気案内板218を含む。熱風排気案内板218の詳細を、図6A乃至6Cと併せて以下に記載する。
【0025】
外壁206は、オーブン102の外壁を含む。外壁206は、外箱226及び断熱材228を含む。任意の適切な方法で外箱226に連結してもよい、断熱材228を、任意の適切な厚さを有する任意の適切な断熱材から形成してもよい。特定の実施例において、断熱材228は、おおよそ5/16インチの厚さ有するNomex(商標)のフェルトから形成され、結合剤としての46146の灰色のシリコン接着剤を使用して、外箱226に取り付けられる。使用される断熱材のタイプ及びその厚さの組み合わせに依存して、重要な考察は、断熱材228の外部表面温度である。例えば、断熱材228の外面が、整備作業員に対して露出されるので、その表面温度は、整備作業員が負傷しないように、安全な温度であるべきである。例えば、一つの実施例において、断熱材228の最高の外部表面温度は、おおよそ140°Fである。連邦政府及び/又は会社の安全基準は、断熱材228の表面温度がより低い温度にあることを義務付けてもよい。
【0026】
熱風分配マニホールド208は、図3と併せて以下により詳細に記載するように、熱風供給チューブ209を経由して熱風供給システム104(図1)から過熱乾燥空気を受け、内チャンバー200の中へ過熱乾燥空気を届ける。
【0027】
図3は、熱風分配マニホールド208の追加の詳細を図説する底面図である。図説するように、熱風分配マニホールド208は、プレナム300、及びそれに形成された複数の穴304を有する複数の分散チューブ302を含む。過熱乾燥空気は、熱風供給チューブ209を経由してプレナム300に入る。熱風分配マニホールド208に入る過熱乾燥空気は、任意の適切な圧力で加圧される。一つの実施例において、過熱乾燥空気の圧力は、おおよそ10及び30プサイの間にある。過熱乾燥空気は、過熱乾燥空気が、穴304を経由して内チャンバー200に入ってもよいように、分散チューブ302の各々に分配される。図3に示すような熱風分配マニホールド208の全体的な形態は、単に、可能である多くの形態の一つである。熱風分配マニホールド208の形態は、オーブン102の形態及び/又は修理されている複合構造101の表面積によって決定される。プレナム300及び分散チューブ302の両方を、任意の適切な形態を有する任意の適切な材料から形成してもよい。一つの実施例において、プレナム300及び分散チューブ302の両方は、ステンレス鋼チューブのような金属チューブから形成される。特定の実施例において、プレナム300は、0.035インチの厚さの壁を有する1と1/4インチの直径のステンレス鋼チューブから形成され、分散チューブ302は、0.035インチの厚さの壁を有する3/8インチの直径のステンレス鋼チューブから形成される。
【0028】
穴304は、過熱乾燥空気を複合構造101の表面上で均等に分散させると共に衝突させるように、選択される。例として、穴304は、0.05インチの直径を有する。しかしながら、他の適切に一定の大きさにしたオリフィスを利用してもよい。加えて、任意の適切な数の穴304を利用してもよい。穴304の数及び直径の両方は、修理されている複合構造101の表面籍及び熱風分配マニホールド208に入っている熱風の量の両方に基づく。
【0029】
図2に戻って参照して、熱風分配マニホールド208は、任意の適切な様式で熱風供給チューブ209を経由してオーブン102に連結される。熱風供給チューブ209を、任意の適切な材料から形成してもよい。一つの実施例において、熱風供給チューブ209は、0.058インチの壁の厚さを有する3/4インチの直径のステンレス鋼チューブから形成される。加えて、熱風供給チューブ209を断熱材211で包んでもよい。断熱材211は、任意の適切な厚さを有してもよく、ガラス繊維材料のような任意の適切な材料から形成されてもよい。
【0030】
冷風分配マニホールド210は、オーブン102の開いた底の近くでオーブン102の周囲で外チャンバー204内に配置される。冷風分配マニホールド210の機能は、外チャンバー204の中へ冷風を届けることであり、それを、排気煙突212の外へ排気する前に内チャンバー200からの熱風と混合してもよい。図説した実施例において、冷風分配マニホールド210は、任意の適切な壁の厚さを有する任意の適切な材料であってもよい長方形の管材料から形成される。一つの実施例において、冷風分配マニホールドは、1インチ×1/2インチ×1/8インチの壁の長方形の管材料から形成される。冷風分配マニホールド210の追加の詳細を、図5と併せて以下に記載する。
【0031】
排気煙突212は、断熱材234によって包まれたチューブ232を含む。また、排気煙突212は、フランジ236及び冷風分配マニホールド238を有してもよい。排気煙突212は、外チャンバー204から大気へ混合した熱風及び冷風を排気するように機能する。本発明のいくつかの実施例の重要な技術的利点は、空気を排気する排気煙突212が、相対的に安全な温度にあることである。例えば、排気煙突212から排気する空気の温度は、350°Fの最高温度にある。加えて、排気煙突212の長さは、空気が、オーブン102の外壁206より上における適切な距離で排気するようなものである。一般的に、排気煙突212の高さは、連邦政府及び/又は会社の安全基準によって決定される。
【0032】
一つの実施例において、チューブ232は、0.049インチの壁の厚さを有する2インチの直径の6061−T6アルミニウムから形成される。しかしながら、チューブ232を、任意の適切な形状及び適切な壁の厚さを有する任意の適切な材料から形成してもよい。断熱材234は、任意の適切な厚さを有する任意の適切な断熱材であってもよい。一つの実施例において、断熱材234は、ガラス繊維から形成される。排気煙突212を、任意の適切な様式でオーブン102に連結させてもよい。図説した実施例において、排気煙突212は、フランジ236を経由して外壁206の外箱226に連結される。フランジ236を、リベット締め、ボルト締め、溶接、又は他の適切な方法によって外箱226に連結させてもよい。大気中へ出る前に外チャンバー204からの排気ガスを冷やす目的で、排気煙突212の中へ直接追加の冷風を注入するために、冷風分配マニホールド238をいくつかの実施例で使用してもよい。冷風分配マニホールド238から排気煙突212に入る冷風の量を、圧力調整器110(図1)によって制御してもよい。冷風分配マニホールド238を、任意の適切な方法を使用して、排気煙突212の内部で連結されてもよい。
【0033】
シール214は、内チャンバー200内の熱風が漏れてはならないように、複合構造101に対するオーブン102の密閉を促進するためにオーブン102の周囲で延びる。シール214を、任意の適切な材料から形成してもよい。一つの実施例において、シール214は、ガラス繊維ロープから形成され、厚いガラス繊維のテープで包まれ、容易な設置のための適切な形状に縫い付けられる。シール214は、図4と併せて以下に記載するようなオーブン102へ連結する。シール214の形態及びタイプは、適切な密閉が起こってもよいように、複合構造101の輪郭に基づいて選ばれる。
【0034】
熱風排気道216は、外チャンバー204の中への内チャンバー200の内部における熱風の排気を促進する。熱風排気道216は、内壁202に形成され、内壁202のまわりにおおよそ等しく間隔を空けられる。熱風排気道216は、任意の適切な大きさ及び形状を有してもよい。しかしながら、一つの実施例において、熱風排気道216は、図説したように、複数の中空のリベット240を利用することによって形成される。中空のリベット240を、アルミニウムのような任意の適切な材料から形成してもよい。熱風道216の数及び大きさは、どの程度の空気が、熱風分配マニホールド208を経由して内チャンバー200に入っているかに依存する。熱風排気道216の全面積は、適切な排気が起こってもよいように、熱風分配マニホールド208の穴304の全面積以上である。一つの実施例において、熱風排気道216の全面積は、熱風分配マニホールド208の穴304の全面積の1乃至1と1/2倍である。しかしながら、他の適切な比を利用してもよい。
【0035】
熱風排気案内板218は、熱風排気道216を通過する熱風を受け入れるために、及び外チャンバー204に熱風を輸送するように機能し、それは、冷風分配マニホールド210から来る冷風と混合してもよい。熱風排気案内板218を、リベット締め、ボルト締め、溶接、又は他の適切な方法のような、任意の適切な様式で内壁202の中間の箱222に連結させてもよい。熱風排気案内板218の詳細を、図6A乃至6Cと併せて以下に記載する。
【0036】
図4は、より詳細にオーブン102の詳細を示すオーブン102の一部分の拡大図である。図説したように、内壁202及び外壁206は、ボルト230及びナット231を介して互いに連結される。この連結は、ガラス繊維ロープ400内に配置された中空のスペーサ402を有すると共に冷風分配マニホールド210で形成され開口を有することによって促進される。従って、ボルト230を設置するとき、ボルト230は、断熱材228、外箱226、冷風分配マニホールド210、中間の箱222、スペーサ402、内箱220、シール214及びチタン板404における開口を通じて配置される。ボルト230及びナット231の両方を、任意の適切な材料から形成してもよい。例えば、ボルト230は、3/16インチの直径、1−1/2インチの長さのアルミニウムボルトであってもよい。
【0037】
一つの実施例において、スペーサ402は、ガラス繊維ロープ400内に配置されると共に内箱220から中間の箱222まで延びる中空のアルミニウムチューブである。他の適切な材料及び構成要素を、スペーサ402として使用してもよい。スペーサ402が、中空のチューブであるとき、それは、1インチの5/8のような、任意の適切な直径を有してもよい。上述したように、ガラス繊維ロープ400は、内壁202の周囲で内箱220及び中間の箱222の間に設置される。ガラス繊維ロープ400を設置した後、46146の灰色のシリコーン接着剤又は他の適切な接着剤を、それにガラス繊維ロープ400を保持するために、それに塗る。
【0038】
チタン板404は、内箱220に隣接するオーブン102の周囲に延び、所定の位置にシール214を保持するように機能する。図説したように、シール214は、チタン板404及び内箱220の間に挟まれる尾405を有してもよい。ナット231は、この機能を行う。チタン板404は、任意の適切な厚さを有してもよく、チタン以外の他の適切な材料から形成されてもよい。
【0039】
図5は、冷風が、冷風分配マニホールド210を介して外チャンバー204の中へどのように注入されるかの詳細を示すオーブン102の一部分の拡大図である。図5で図説した断面は、オーブン102の周囲で、図4のものと異なる場所にある。この場所で、冷風は、一つ以上の取り付け具500を通じた冷風ライン112を通じて、及び冷風分配マニホールド210の中へ通過する。複数のおおよそ等しく間隔を空けた穴502は、冷風が、外チャンバー204の中へ入ると共に内チャンバー200からの熱風と結局混合してもよいように、冷風分配マニホールド210の頂上側に形成される。冷風は、圧力調整器110(図1)によって調整され、任意の適切な温度を有してもよい。典型的には、大気の温度が使用される。しかしながら、また、より冷たい温度又はより暖かい温度を利用してもよい。冷風を、どこでも2と1/2乃至10プサイの圧力まで加圧してもよい。
【0040】
穴502は、任意の適切な様式で、冷風分配マニホールド210の周囲に間隔を空けられる。一つの実施例において、1インチの間隔が使用される。加えて、任意の適切な直径を穴502に対して使用してもよい。一つの実施例において、穴502は、それらの直径がおおよそ0.098インチであることを意味する、#40の穴である。外チャンバー204に入る冷風は、典型的には、乾燥していると共に周囲温度にある作業所空気である。
【0041】
図6A乃至6Cは、熱風排気案内板218の一つの実施例を図説する。図説したように、熱風排気案内板218は、内チャンバー200から来る熱風用の通路を形成するために、平坦な一片の金属から形成され、その平坦な一片の金属は、それに形成されたトラフ600を有する。一つの実施例において、熱風排気案内板218は、0.020インチの厚さを有するアルミニウムから形成される。しかしながら、他の適切な材料及び厚さを利用してもよい。トラフ600は、任意の適切な長さを有してもよく、典型的には、外箱226上におけるホットスポットを回避する長さのものである。言いかえれば、内チャンバー200からトラフ600の中へ入る熱風は、外箱226に直接衝突しないが、外チャンバー204において冷風と混合する前にトラフ600を通じて上方へ通過する。熱風排気案内板218を、リベット締め、溶接、又はボルト締めのような、任意の適切な様式で中間の箱222に連結させてもよい。
【0042】
システム100の動作において、図2を参照して、オーブン102は、複合構造101の複合材料の硬化を促進するために、複合構造101の表面に置かれる。取り扱い構造108は、複合構造101の表面上へオーブン102を位置決めするために、整備作業員によって使用される。整備作業員は、良好なシールが、シール214及び複合構造101の表面の間で維持されることを保証する。そして、熱風供給システム104及び冷風供給システム106の両方並びにそれらの関連した配管類は、オーブン102に適切に接続される。例えば、熱風供給システム104は、熱風供給チューブ209へ連結され、冷風供給システム106は、圧力調整器110(図1)へ連結される。
【0043】
その後は、過熱乾燥空気を、熱風分配マニホールド208に供給する。過熱乾燥空気を、分散チューブ302の穴304を経由して複合構造101の表面上で衝突させる。一度、所望の硬化温度が得られると、それは、予め決められた量の時間の間、保たれる。硬化工程の間に、熱風は、それが冷風分配マニホールド210から来る冷風と混合する外チャンバー204の中へ、熱風排気道216を通じて排気する。この混合した熱風及び冷風は、追加の冷風が、オーブン102を出る前に排気ガスをさらに冷やすために、冷風分配マニホールド238を経由して注入される、排気煙突212に到達するまで、外チャンバー204を通過する。
【0044】
過熱乾燥空気は、10及び30プサイの間の圧力まで加圧され、冷風は、2と1/2乃至10プサイの間の圧力まで加圧される。断熱材224、冷風分配マニホールド210からの冷風、及び断熱材228の組み合わせは、整備作業員に対する負傷を回避するために、断熱材228の外面を適切な温度に保つ。加えて、熱風排気案内板218は、オーブン102の側部のまわりで、断熱材228の外面上におけるどんなホットスポットも防止する。複合構造101を十分に硬化させた後、熱風供給システム104及び冷風供給システム106の両方を止めてもよく、オーブン102を、別の所に移動させると共に他の複合構造を硬化させるために使用してもよいように、オーブン102を複合構造101から取り除いてもよい。オーブン102の携帯性及び軽量は、コスト効率の高い様式で、複合構造の容易かつ迅速な硬化を促進する。
【0045】
本発明の実施例及びそれらの利点を詳細に記載するが、当業者は、添付した請求項によって明確に定められるような本発明の主旨及び範囲から逸脱することなく、様々な変更、追加及び省略をすることができるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施例に従う航空機上での材料の硬化用のシステムの斜視図である。
【図2】図1のシステムのオーブンの断面図である。
【図3】本発明の一つの実施例に従う図2のオーブンの熱風分配マニホールドの平面図である。
【図4】オーブンの追加の詳細を示す図2のオーブンの片側の拡大図である。
【図5】冷風供給システムに対するオーブンの連結を示す図2のオーブンの片側の拡大図である。
【図6A】図2のオーブンと関連した熱風案内要素の一つの実施例を図説する。
【図6B】図2のオーブンと関連した熱風案内要素の一つの実施例を図説する。
【図6C】図2のオーブンと関連した熱風案内要素の一つの実施例を図説する。
【符号の説明】
100 システム
101 複合構造
102 オーブン
104 熱風供給システム
106 冷風供給システム
108 取り扱い構造
110 圧力調整器
112 冷風導管
114 角鉄
200 内チャンバー
202 内壁
204 外チャンバー
206 外壁
208 熱風分配マニホールド
209 熱風供給チューブ
210、238 冷風分配マニホールド
211、224、228、234 断熱材
212 排気煙突
214 シール
216 熱風排気道
218 熱風排気案内板
220 内箱
222 中間の箱
226 外箱
230 ボルト
231 ナット
232 チューブ
236 フランジ
240 中空のリベット
300 プレナム
302 分散チューブ
304、502 穴
400 ガラス繊維ロープ
402 中空のスペーサ
404 チタン板
405 尾
500 取り付け具
600 トラフ

Claims (31)

  1. 複合材料を硬化させるシステムであって、
    前記システムは、
    オーブンを含み、
    前記オーブンは、
    内チャンバーを明確に定める内壁、及び
    外壁、を含み、
    前記外壁及び前記内壁は、前記外壁及び前記内壁の間に外チャンバーを明確に定め、
    前記オーブンは、さらに、
    前記内チャンバー内に配置される熱風分配マニホールド、
    前記外チャンバー内に配置される冷風分配マニホールド、及び
    前記外チャンバーに連結される排気煙突、を含み、
    前記排気煙突は、前記排気煙突の中に配置される冷風分配導管を有し、
    前記システムは、さらに、
    前記熱風分配マニホールドに連結されると共に前記熱風分配マニホールドに熱風を供給するように動作可能な熱風供給システム、
    前記冷風分配マニホールド及び前記冷風分配導管に連結されると共に前記冷風分配マニホールド及び前記冷風分配導管に冷風を供給するように動作可能な冷風供給システム、並びに
    前記内壁に形成される複数の熱風排気道、を含み、
    前記熱風排気道は、前記外チャンバーへ前記内チャンバー内の熱風を輸送するように適合する、システム。
  2. 前記オーブンの外部へ連結される取り扱い構造をさらに含む請求項1記載のシステム。
  3. 前記内壁の周囲に配置される断熱性のシールをさらに含む請求項1記載のシステム。
  4. 前記内壁及び前記外壁を連結させるボルト及びナット、並びに
    前記周囲に隣接して前記内チャンバーの内部のまわりで延びる保持板、をさらに含み、
    前記保持板は、前記ボルト及び前記ナットと併せて働くように適合して、前記断熱性のシールを保持する請求項3記載のシステム。
  5. 前記内壁に連結されると共に前記外チャンバー内に配置される複数の熱風案内板をさらに含み、
    各々の前記熱風案内板は、それぞれの熱風排気道から熱風を受けると共に前記外チャンバー内の前記熱風を輸送するように適合するトラフを有する請求項1記載のシステム。
  6. 前記内壁は、内箱及び中間の箱の間に配置される第一の断熱材を含み、
    前記外壁は、外箱の外面に配置される第二の断熱材を含む請求項1記載のシステム。
  7. 前記第一の断熱材の厚さ及び前記第二の断熱材の厚さは、前記内チャンバーが、少なくとも摂氏260度の温度にあるとき、前記第二の断熱材の外部の表面温度が、摂氏60を超えるものではないようなものである請求項6記載のシステム。
  8. 前記第一の断熱材に隣接して前記内箱及び前記外箱の間に配置されると共に前記内壁の周囲に延びる断熱性のロープをさらに含む請求項6記載のシステム。
  9. 前記熱風供給システム及び前記熱風分配マニホールドの間に配置される熱風供給チューブをさらに含む請求項1記載のシステム。
  10. 前記熱風分配マニホールドは、前記熱風供給チューブに連結されるプレナム、プレナムに連結される複数の分散チューブ、及び各々の前記分散チューブに形成される複数のオリフィスを含む請求項9記載のシステム。
  11. 前記オリフィスの全面積に対する前記熱風排気道の全面積の比は、少なくとも1に等しい請求項10記載のシステム。
  12. 前記排気煙突は、前記排気煙突の外部に連結される断熱性の材料をさらに含む請求項1記載のシステム。
  13. 前記熱風供給システムは、過熱乾燥空気を供給するように動作可能であり、
    前記冷風供給システムは、冷たい乾燥空気を供給するように動作可能である請求項1記載のシステム。
  14. 複合材料を硬化させるシステムであって、
    前記システムは、
    オーブンを含み、
    前記オーブンは、
    内チャンバーを明確に定める内壁、を含み、
    前記内壁は、第一の断熱材を有し、
    前記オーブンは、さらに、
    第二の断熱材を有する外壁、を含み、
    前記外壁及び前記内壁は、前記外壁及び前記内壁の間に外チャンバーを明確に定め、
    前記オーブンは、さらに、
    前記内チャンバーの内部から前記外チャンバーの外部まで延びる熱風供給チューブ、及び、
    前記内チャンバー内に配置される熱風分配マニホールド、を含み、
    前記熱風分配マニホールドは、
    前記熱風供給チューブに連結されるプレナム、
    前記プレナムに連結される複数の分散チューブ、及び
    各々の前記分散チューブに形成される複数のオリフィス、を含み、
    前記オーブンは、さらに、
    前記外チャンバー内に配置される冷風分配マニホールド、及び、
    前記外チャンバーに連結される排気煙突を含み
    前記排気煙突は、前記排気煙突に配置される冷風分配導管を有し、
    前記システムは、さらに、
    前記熱風分配マニホールドに連結されると共に前記熱風分配マニホールドに過熱乾燥空気を供給するように動作可能な熱風供給システム、
    前記冷風分配マニホールド及び前記冷風分配導管に連結されると共に前記冷風分配マニホールド及び前記冷風分配導管に冷たい乾燥空気を供給するように動作可能な冷風供給システム、並びに
    前記内壁に形成される複数の熱風排気道、を含み、
    前記熱風排気道は、前記外チャンバーへ前記内チャンバー内の熱風を輸送するように適合し、
    前記システムは、さらに、
    各々の前記熱風排気道に関連する熱風案内板、を含み、
    前記熱風案内板は、前記内壁に連結されると共に前記外チャンバー内に配置され、
    前記熱風案内板は、前記熱風案内板の関連する熱風排気道から熱風を受けると共に前記外チャンバー内の前記熱風を方向付けるように適合するトラフを有し、
    前記システムは、さらに、
    前記内壁の周囲に配置される断熱性のシールを含む、システム。
  15. 前記オーブンの外部に連結される取り扱い構造をさらに含む請求項14記載のシステム。
  16. 前記内壁及び前記外壁を連結させるボルト及びナット、並びに
    前記周囲に隣接して前記内チャンバーの内部のまわりで延びる保持板をさらに含み、
    前記保持板は、前記ボルト及び前記ナットと併せて働くように適合して、前記断熱性のシールを保持する請求項14記載のシステム。
  17. 前記第一の断熱材は、内箱及び中間の箱の間に配置され、前記第二の断熱材は、外箱の外面に配置される請求項14記載のシステム。
  18. 前記第一の断熱材に隣接して前記内箱及び前記外箱の間に配置されると共に前記内壁の周囲に延びる断熱性のロープをさらに含む請求項17のシステム。
  19. 前記オリフィスの全面積に対する前記熱風排気道の全面積の比は、少なくとも1に等しい請求項14記載のシステム。
  20. 前記排気煙突は、前記排気煙突の外部に連結される断熱性の材料をさらに含む請求項14記載のシステム。
  21. 前記第一の断熱材の厚さ及び前記第二の断熱材の厚さは、前記内チャンバーが、少なくとも摂氏260度の温度にあるとき、前記第二の断熱材の外部の表面温度が、摂氏60を超えるものではないようなものである請求項14記載のシステム。
  22. 複合材料を硬化させる方法であって、
    前記方法は、
    オーブンを提供すること、を含み、
    前記オーブンは、
    内チャンバーを明確に定める内壁、及び
    外壁、を含み、
    前記外壁及び前記内壁は、前記外壁及び前記内壁の間に外チャンバーを明確に定め、
    前記オーブンは、
    前記内チャンバー内に配置される熱風分配マニホールド、及び
    前記外チャンバー内に配置される冷風分配マニホールドを含み、
    前記方法は、さらに、
    前記内壁の周囲が、前記複合材料を囲むように前記材料に隣接して前記オーブンを配置すること、
    熱風供給システムを経由して前記熱風分配マニホールドに熱風を供給すること、
    前記複合材料に向かって前記熱風を方向付けること、
    前記熱風が、前記内チャンバーから前記外チャンバーまで移動するように、前記内壁における複数の熱風排気道を提供すること、
    冷風供給システムを経由して前記冷風分配マニホールドに冷風を供給すること、
    前記外チャンバーにおいて前記熱風を前記冷風と混合すること、
    前記外壁に連結される排気煙突に前記混合した熱風及び冷風を方向付けること、
    前記排気煙突の内部に冷風分配導管を配置すること、並びに
    前記冷風供給システムを経由して前記冷風分配導管に冷風を供給することを含む方法。
  23. 記複合材料に隣接して前記オーブンを配置する前に、前記内壁の周囲に断熱性のシールを配置することをさらに含む請求項22記載の方法。
  24. 前記周囲に隣接して前記内チャンバーの内部のまわりに保持板を延ばすこと、
    前記内壁及び前記外壁をボルト及びナットで連結させること、並びに
    前記保持板及び前記内チャンバーの内部の間で前記断熱性のシールを保持することをさらに含む請求項23記載の方法。
  25. 前記外チャンバー内で前記内壁に複数の熱風案内板を連結させること、及び
    前記熱風案内板を経由して、前記外チャンバーにおいて前記熱風排気道から受ける前記熱風を方向付けることをさらに含む請求項22記載の方法。
  26. 前記内壁は、内箱及び中間の箱の間に配置される第一の断熱材を含み、
    前記外壁は、外箱の外面に配置される第二の断熱材を含む請求項22記載の方法。
  27. 前記内チャンバーが、少なくとも摂氏260度の温度にあるとき、前記第二の断熱材の外部の表面温度が、摂氏60を超えるものではないように、前記第一の断熱材の厚さを選択すること、及び前記第二の断熱材の厚さを選択することをさらに含む請求項26記載の方法。
  28. 前記第一の断熱材に隣接して前記内箱及び前記外箱の間に断熱性のロープを配置すること、並びに
    前記内壁の周囲で前記断熱性のロープを延ばすことをさらに含む請求項26記載の方法。
  29. 前記熱風分配マニホールドに複数の分散チューブを有するプレナムを提供すること、及び
    各々の前記分散チューブに複数のオリフィスを提供することをさらに含む請求項22記載の方法。
  30. 少なくとも1に等しい前記オリフィスの全面積に対する前記熱風排気道の全面積の比を提供することをさらに含む請求項29記載の方法。
  31. 前記熱風供給システムを経由して供給される前記熱風は、過熱乾燥空気であり、
    前記冷風供給システムを経由して供給される前記冷風は、冷たい乾燥空気である請求項22記載の方法。
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