JP4268025B2 - 送信機及び受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のアンテナに対応する空間軸方向及び時間軸方向に特定パターンで配置されている信号を送受信する送信機及び受信機に関する。
近年、高速信号伝送技術として「MIMO(Multi Input Multi Output)チャネル伝送技術」が盛んに研究されている。MIMOチャネル伝送技術として様々な送受信形態が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
図17乃至図21を参照して、従来のMIMOチャネル伝送技術で採用されている送信機及び受信機について説明する。
従来技術に係る送信機100は、図17に示すように、分割器101と、符号器・マッパ102と、時間-空間インターリーバ103と、N個の変調器104乃至104と、N個の送信アンテナ105乃至105とを具備している。
分割器101は、入力された情報ビット列を、所定のデータブロック(図18の破線で示されているブロック)に分割するものである。符号器・マッパ102は、分割された各々のデータブロックに対して符号化及びシンボルマッピングを施すものである。
時間-空間インターリーバ103は、符号器・マッパ102から出力されたデータブロックの各々を、複数のアンテナに対応する空間軸方向及び時間軸方向に特定パターンで配置するものである。
例えば、時間-空間インターリーバ103は、図18に示すように、符号器・マッパ102から出力されたデータブロックを構成する信号成分1-1乃至1-4を、4つの送信アンテナスロット及び4つの送信時間スロットからなる2次元空間における対角線上に配置する。なお、図18において、部分A内の信号成分には、ヌル信号が挿入されている。また、図18における破線が、符号器・マッパ102における符号化単位を示す。
時間-空間インターリーバ103からの出力信号の各々は、N個の変調器104乃至104及びN個の送信アンテナ105乃至105を介して送信される。
また、従来技術に係る受信機200は、図19に示すように、M個の受信アンテナ201と202と、対角方向キャンセラ202と、対角方向検出器203と、デマッパ・復号器204と、レプリカ生成部205とを具備している。
なお、図18に示すように、送信機100は、同一時刻、同一周波数で、4つの信号を送信しているため、受信機200は、これらの信号を分離して、各データブロックを復号する必要がある。
図20及び図21を参照して、従来技術に係る受信機200の動作について説明する。ここでは、受信機200が4つの受信アンテナを介して信号を受信し、データブロックが4つの信号成分から構成されている場合を例とする。
図20に示すように、ステップ1001において、受信機200の対角方向検出器203が、信号成分1-1を検出する。この際、干渉となる信号成分は存在しない。
ステップ1002において、対角方向検出器203は、ヌリングフィルタを用いて信号成分1-2に対して干渉となる信号成分2-1を抑圧した後、信号成分1-2を検出する。
ステップ1003において、対角方向検出器203は、ヌリングフィルタを用いて信号成分1-3に対して干渉となる信号成分3-1、2-2を抑圧した後、信号成分1-3を検出する。
ステップ1004において、対角方向検出器203は、ヌリングフィルタを用いて信号成分1-4に対して干渉となる信号成分4-1、3-2、2-3を抑圧した後、信号成分1-4を検出する。
ステップ1005において、デマッパ・復号器204が、信号成分1-1乃至1-4からなる第1の信号ブロックに対して、デマッピング処理及び復号化処理を施す。
ステップ1006において、レプリカ生成部205が、第1の信号ブロックに対して、再び符号化処理及びシンボルマッピング処理を施して、第1の信号ブロックのレプリカを生成する。
ステップ1007において、対角方向検出器203が、信号成分2-1乃至2-4からなる第2の信号ブロックを検出する前処理として、対角方向キャンセラ202が、特定パターンに従って(対角線に沿って)、受信信号から、第1の信号ブロックのレプリカをキャンセルする。
以下、受信機200は、ステップ1001乃至ステップ1007を繰り返すことで、第2の信号ブロック乃至第4の信号ブロックを検出して復号化することができる。また、受信機200は、図20に示すように、第4の信号ブロックを検出して復号化した後は、再び第1の信号ブロックの検出及び復号化を行うように構成されている。
なお、図21における破線が、デマッパ・復号器204における復号化単位を示す。
特開平10−84324号公報
上述のように、従来技術に係る受信機200は、検出及び復号化済みの信号ブロックのレプリカを受信信号から順次キャンセルしていくことで、それ以降の信号ブロックの検出を容易にするように構成されている。
しかしながら、従来技術に係る受信機200には、上述の信号ブロックの生成誤差が、それ以降の信号ブロックの検出に伝搬して受信特性を劣化させるという問題点があった。
そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、信号ブロックのレプリカの生成精度を向上させることによって、受信機における誤差伝搬を抑制し、受信特性(信号分離性能)を向上させることができる送信機及び受信機を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、複数のアンテナに対応する空間軸方向及び時間軸方向に特定パターンで配置されている信号を受信する受信機であって、前記特定パターンに従って、受信した前記信号から、所定単位の第1の信号ブロックを検出する検出部と、検出した前記第1の信号ブロックを復号する復号部と、前記第1の信号ブロックに付加されている信頼度情報に基づいて、前記復号結果に対する誤り検出を行う誤り検出部と、前記誤り検出結果に基づいて、前記第1の信号ブロックのレプリカを生成するレプリカ生成部とを具備し、前記検出部が、前記所定単位の第2の信号ブロックを検出する際に、前記特定パターンに従って、前記受信した信号から、前記第1の信号ブロックのレプリカをキャンセルすることを要旨とする。
本発明の第1の特徴において、前記復号部が、前記第1の信号ブロックについての硬判定復号化ビット列及び符号化ビット列の尤度値を算出し、前記レプリカ生成部が、誤りが検出されなかった場合、前記硬判定復号化ビット列を用いて前記第1の信号ブロックのレプリカを生成し、誤りが検出された場合、前記符号化ビット列の尤度値を用いて前記第1の信号ブロックのレプリカを生成するように構成されていてもよい。
かかる発明によれば、復号された信号ブロックに誤りが検出された場合、尤度値を用いた軟判定レプリカを受信信号からキャンセルするため、キャンセル時に発生する誤差を抑制することができる。
本発明の第1の特徴において、前記信頼度情報が、前記第1の信号ブロックを構成する信号成分ごとに付加されていてもよい。かかる発明によれば、細かい単位で信頼度情報を付加することによって、受信機における誤り検出特性が向上する。
本発明の第1の特徴において、前記検出部が、再度特定の信号ブロックを検出する際に、前記特定パターンに従って、前記受信した信号から、前記誤りが検出されなかった信号ブロックのレプリカをキャンセルするように構成されていてもよい。かかる発明によれば、信号ブロックの検出及び復号化を繰り返し行うことによって、受信機における信号の受信特性を向上させることができる。
本発明の第1の特徴において、前記検出部が、前記特定パターンに従って、前記信号の送信フレームの先頭及び末尾の両方から順番に、前記第1の信号ブロック及び前記第2の信号ブロックを検出するように構成されていてもよい。かかる発明によれば、信号検出時の誤りの伝播をさらに抑制することができる。
本発明の第2の特徴は、複数のアンテナに対応する空間軸方向及び時間軸方向に特定パターンで配置されている信号を送信する送信機であって、前記信号に対して空間軸方向又は時間軸方向の少なくとも1つに第1の信頼度情報を付加する第1の信頼度情報付加部と、前記信号に対して空間軸方向又は時間軸方向の少なくとも1つに第2の信頼度情報を付加する第2の信頼度情報付加部とを具備することを要旨とする。
本発明の第2の特徴において、前記第2の信頼度情報を付加した後の信号ブロックに対して符号化を行う符号化部を具備するように構成されていてもよい。
本発明の第2の特徴において、入力された情報ビット列を第1の信頼度情報付加ブロックに分割する第1の分割部と、前記第1の信頼度情報付加ブロックに対して符号化を行う符号化部と、符号化された前記第1の信頼度情報付加ブロックを空間軸方向及び時間軸方向にインターリーブするインターリーブ部と、インターリーバの出力ビット系列を第2の信頼度情報付加ブロックに分割する第2の分割部とを具備し、前記第1の信頼度情報付加部が、第1の分割部によって分割された前記第1の信頼度情報付加ブロックに対して前記第1の信頼度情報を付加し、前記第2の信頼度情報付加部が、前記第2の分割部によって分割された前記第2の信頼度情報付加ブロックに対して前記第2の信頼度情報を付加するように構成されていてもよい。
かかる発明によれば、受信機側で、第1の信頼度情報及び第2の信頼度情報を用いた2段階の誤り検出を行うことが可能となり、レプリカの生成精度を向上させることができる。
本発明の第3の特徴は、複数のアンテナに対応する空間軸方向及び時間軸方向に特定パターンで配置されている信号を受信する受信機であって、前記特定パターンに従って、受信した前記信号から、所定単位の第1の信頼度情報付加ブロックを検出する検出部と、検出した前記第1の信頼度情報付加ブロックを復号する復号部と、前記第1の信頼度情報付加ブロックに付加されている第1の信頼度情報に基づいて、前記復号結果に対する第1の誤り検出を行う第1の誤り検出部と、前記第1の誤り検出結果に基づいて、前記第1の信頼度情報付加ブロックのレプリカを生成する第1のレプリカ生成部と、複数の前記第1の信頼度情報付加ブロックを復号した後、時間軸方向の第2の信頼度情報付加ブロックに付加されている第2の信頼度情報に基づいて、前記復号結果に対する第2の誤り検出を行う第2の誤り検出部と、前記第2の誤り検出結果に基づいて、前記第2の信頼度情報付加ブロックのレプリカを生成する第2のレプリカ生成部とを具備し、前記検出部が、前記第1の信頼度情報付加ブロックを検出する際に、前記受信した信号から、前記第1の信頼度情報付加ブロックのレプリカ又は前記第2の信頼度情報付加ブロックのレプリカのいずれか一方をキャンセルすることを要旨とする。
かかる発明によれば、検出部が、第1の信頼度情報付加ブロックのレプリカと第2の信頼度情報付加ブロックのレプリカとを比較して、信頼度の高いものを受信信号からキャンセルするため、レプリカの信頼度を更に向上させることが出来る。
以上説明したように、本発明によれば、信号ブロックのレプリカの生成精度を向上させることによって、受信機における誤差伝搬を抑制し、受信特性(信号分離性能)を向上させることができる送信機及び受信機を提供することができる。
(本発明の第1の実施形態に係る送信機及び受信機)
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態に係る送信機及び受信機について、従来技術に係る送信機100及び受信機200との相違点について主として説明する。
図1は、本実施形態に係る送信機100の機能ブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る送信機100は、従来技術に係る送信機100の構成に加えて、CRCビット付加器110を具備している。
CRCビット付加器110は、分割器101から出力された信号ブロック(データブロック)に対して、信頼度情報として、CRC(Cyclic Redundancy Check)ビットを付加するものである。
図2に、時間-空間インターリーバ103から出力される信号の一例を示す。時間-空間インターリーバ103から出力される信号は、N本の送信アンテナ105乃至105を介して送信されるが、本明細書では、簡単のため、4本の送信アンテナを介して送信される場合について説明する。
図2に示すように、時間-空間インターリーバ103から出力される各信号ブロックは、4本の送信アンテナに対応する空間軸方向及び時間軸方向に特定パターンで配置されている。
例えば、時間-空間インターリーバ103から出力される第1の信号ブロックを構成する信号成分1-1乃至1-4、第2の信号ブロックを構成する信号成分2-1乃至2-4、第3の信号ブロックを構成する信号成分3-1乃至3-4、及び、第4の信号ブロックを構成する信号成分4-1乃至4-4は、それぞれ、4つの送信アンテナスロット及び4つの送信時間スロットからなる2次元空間における対角線上に配置されている。
なお、図2における破線が、符号器・マッパ102における符号化単位、かつ、CRCビット付加器110におけるCRC挿入単位を示す。
また、時間-空間インターリーバ103から出力される各信号ブロックは、4本の送信アンテナに対応する空間軸方向及び時間軸方向に、対角線上以外のランダムな特定パターンで配置されるように構成されていてもよい。
図3は、本実施形態に係る受信機200の機能ブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る受信機200は、デマッパ・復号器204の代わりにデマッパ・軟出力復号器204aを用いる点、及び、誤り検出部210を具備している点で、従来技術に係る受信機200の構成と相違する。
デマッパ・軟出力復号器204aは、対角方向検出器203から出力された信号ブロックについての硬判定復号化ビット列及び符号化ビット列の尤度値(対数尤度比)を算出するものである。
また、デマッパ・軟出力復号器204aは、硬判定復号化ビット列をレプリカ生成部205及び誤り検出部210に送信し、軟値である符号化ビット列の尤度値をレプリカ生成部205に送信する。
誤り検出部210は、受信した硬判定復号化ビット列(信号ブロックに対応)に付加されているCRCビット(信頼度情報)に基づいて、復号結果に対する誤り検出を行うものである。また、誤り検出部210は、誤り検出結果をレプリカ生成部205に送信する。
レプリカ生成部205は、誤り検出部210からの誤り検出結果に基づいて、各信号ブロックのレプリカを生成するものである。
具体的には、レプリカ生成部205は、誤りが検出されなかった場合、硬判定復号化ビット列を用いて、信号ブロックのレプリカを生成する、すなわち、硬判定復号化ビット列を再符号化及びシンボルマッピングして、信号ブロックの硬判定レプリカを生成して対角方向キャンセラ202に出力する。
一方、レプリカ生成部205は、誤りが検出された場合、符号化ビット列の尤度値を用いて、信号ブロックのレプリカ(軟判定レプリカ)を生成して対角方向キャンセラ202に出力する。
対角方向キャンセラ202は、信号成分2-1乃至2-4からなる第2の信号ブロックを検出する際に、特定パターンに従って(空間軸方向及び時間軸方向の2次元空間における対角線に沿って)、受信信号から、第1の信号ブロックのレプリカをキャンセルするものである。
従来技術に係る受信機200では、常に硬判定レプリカを用いているため、検出した信号ブロックに誤りがある場合には、レプリカの生成誤差によって、対角方向キャンセラ202における特性が劣化する。一方、本実施形態に係る受信機200では、検出した信号ブロックに誤りがある場合には、軟判定レプリカを用いるため、レプリカの生成誤差を抑制することができ、対角方向キャンセラ202における特性劣化を抑制することができる。
以下、図4及び図5を参照して、本実施形態に係る受信機200の動作について説明する。ここでは、受信機200が4つの受信アンテナを介して信号を受信し、信号ブロック(データブロック)が4つの信号成分から構成されている場合を例とする。
図4に示すように、ステップ2001において、受信機200の対角方向検出器203が、信号成分1-1を検出する。この際、干渉となる信号成分は存在しない。
ステップ2002において、対角方向検出器203は、ヌリングフィルタを用いて信号成分1-2に対して干渉となる信号成分2-1を抑圧した後、信号成分1-2を検出する。
ステップ2003において、対角方向検出器203は、ヌリングフィルタを用いて信号成分1-3に対して干渉となる信号成分3-1、2-2を抑圧した後、信号成分1-3を検出する。
ステップ2004において、対角方向検出器203は、ヌリングフィルタを用いて信号成分1-4に対して干渉となる信号成分4-1、3-2、2-3を抑圧した後、信号成分1-4を検出する。
ステップ2005において、デマッパ・復号器204が、信号成分1-1乃至1-4からなる第1の信号ブロックに対して、デマッピング処理及び復号化処理を施す。
ステップ2006において、誤り検出部210が、第1の信号ブロック(硬判定復号化ビット列)に付加されているCRCビット(信頼度情報)に基づいて、復号結果に対する誤り検出を行う。
第1の信号ブロックに誤りが検出されなかった場合、ステップ2007において、レプリカ生成部205が、硬判定復号化ビット列に対して、再び符号化処理及びシンボルマッピング処理を施して、第1の信号ブロックのレプリカ(硬判定レプリカ)を生成する。
一方、第1の信号ブロックに誤りが検出された場合、ステップ2008において、レプリカ生成部205が、符号化ビット列の尤度値を用いて、第1の信号ブロックのレプリカ(軟判定レプリカ)を生成する。
ステップ2009において、対角方向検出器203が、信号成分2-1乃至2-4からなる第2の信号ブロックを検出する前処理として、対角方向キャンセラ202が、特定パターンに従って(対角線に沿って)、受信信号から、第1の信号ブロックのレプリカをキャンセルする。
以下、受信機200は、ステップ2001乃至ステップ2009を繰り返すことで、第2の信号ブロック乃至第4の信号ブロックを検出して復号化することができる。また、受信機200は、図4及び図5に示すように、第4の信号ブロックを検出して復号化した後は、再び第1の信号ブロックの検出及び復号化を行うように構成されている。
なお、図5における破線が、デマッパ・軟出力復号器204aにおける復号化単位、かつ、誤り検出部210におけるCRCチェック単位を示す。
本実施形態に係る受信機200によれば、復号された信号ブロックに誤りが検出された場合、尤度値を用いた軟判定レプリカを受信信号からキャンセルするため、キャンセル時に発生する誤差を抑制することができる。
(変更例1)
図6に示すように、本実施形態に係る送信機100及び受信機200において、CRC挿入単位を、符号化単位より短くしてもよい。図6に示す例では、CRCビット(信頼度情報)は、符号化単位の1/4、すなわち、信号ブロックを構成する信号成分ごとに付加されている。図6における点線が、CRC挿入単位を示す。
本変更例に係る送信機100及び受信機200によれば、細かい単位でCRCビット(信頼度情報)を付加することによって、受信機200における誤り検出特性が向上する。
(変更例2)
本実施形態に係る受信機200が、信号ブロックの検出及び復号化を繰り返し行うように構成されていてもよい。
図7に示すように、受信機200は、図4に示す方法で、第1の信号ブロック乃至第4の信号ブロックを構成する信号成分1-1乃至4-4を検出して復号化する。ここで、レプリカ生成部205は、かかる検出及び復号化過程で生成された硬判定レプリカ、軟判定レプリカ及び誤り検出結果のそれぞれを記憶しておく。
信号成分4-4まで復号化処理が完了した後、対角方向検出器203は、誤りが検出された信号ブロックについて2回目の検出及び復号化を行う。図7の例では、第1の信号ブロックにおいて誤りが検出されたものとする。
対角方向検出器203は、再び第1のブロックを検出する際に、特定パターンに従って(上述の対角線に沿って)、受信信号から、レプリカ生成部205に記憶されている第2の信号ブロック乃至第4の信号ブロックのレプリカをキャンセルすることができる。
例えば、対角方向検出器203は、1回目の信号成分1-2の検出の際には、信号成分2-1からの干渉をヌリングする必要があったが、2回目の信号成分1-2の検出の際には、信号成分2-1のレプリカが利用可能であるため、対角方向キャンセラ202で事前に信号成分2-1のキャンセルが可能となり、信号成分2-1からの干渉をヌリングすることなく、信号成分1-2を検出することができる。
また、信号成分1-1乃至1-4からなる第1の信号ブロックに対する2回目の復号化が完了した時点で、レプリカ生成部205は、再度、第1の信号ブロックのレプリカを生成して、レプリカの精度を向上させることもできる。
なお、図7の例では、信号成分2-1乃至2-4において誤りが検出されていないため、再度信号成分2-1乃至2-4を検出する必要がない。よって、信号成分3-1乃至3-4の検出は、信号成分2-1乃至2-4からなる第2の信号ブロックの復号化が完了した時点で開始され得る。
なお、上述の説明では、信号ブロックの検出及び復号化の繰り返し処理が、信号成分1-1乃至1-4の単位で行われているが、別の単位で行われるように構成されていてもよい。
例えば、受信機200は、信号成分1-1乃至1-4からなる第1の信号ブロックに対する検出及び復号化処理を行った結果、誤りが検出されたとする。この際、受信機200は、信号成分2-1乃至2-4からなる第2の信号ブロックに対する検出及び復号化処理を行った結果、誤りが検出されなかった時点で、第3及び第4の信号ブロックに対する検出及び復号化処理の完了を待つことなく、第1の信号ブロックに対する検出を再度行うことができる。
かかる場合、信号成分1-2に対する干渉成分である信号成分2-1、信号成分1-3に対する干渉成分である信号成分2-2及び信号成分1-4に対する干渉成分である信号成分2-3のレプリカが正確に生成されているため、再度、第1の信号ブロックに対して、誤りの無い検出及び復号化処理を行うことができる可能性がある。
本変更例に係る受信機200によれば、誤り検出結果に基づいて、信号ブロックの検出及び復号化を繰り返し行うことによって、信号ブロックの復号化誤り率を低下させることが可能となり、受信機における信号の受信特性を向上させるとともに、信号の再送回数を減らすことができる。
(変更例3)
図8に示すように、本実施形態に係る受信機200の対角方向検出器203が、特定パターンに従って(上述の対角線に沿って)、信号の送信フレームの先頭及び末尾の両方から順番に、各信号ブロックを検出するように構成されていてもよい。
図8に示すように、信号が所定長の送信フレームに区切られていて、送信フレームの部分B(テイル部分の上ブロック三角部)にヌル信号が挿入されている場合、末尾からの信号ブロックの検出を効果的に行うことができる。
したがって、本変更例に係る受信機200によれば、対角方向検出器203が、送信フレームの先頭及び末尾の両方から順番に、各信号ブロックを検出することによって、レプリカの生成誤差伝搬に起因する受信特性の劣化を抑制することが可能となる。
(本発明の第2の実施形態に係る送信機及び受信機)
図9乃至図13を参照して、本発明の第2の実施形態に係る送信機及び受信機について、上述の第1の実施形態に係る送信機100及び受信機200との相違点について主として説明する。
図9は、本実施形態に係る送信機100の機能ブロック図である。図9に示すように、本実施形態に係る送信機100は、第1の分割器101aと、第1のCRCビット付加器120と、符号器102aと、時間-空間インターリーバ103と、N個の第2の分割器121乃至121と、N個の第2のCRCビット付加器122乃至122と、N個のマッパ123乃至123と、N個の変調器104乃至104と、N個の送信アンテナ105乃至105とを具備している。
第1の分割器101aは、入力された情報ビット列を、第1の信頼度情報付加ブロック(データブロック)に分割するものである。例えば、図10に示すように、第1の分割器101aは、入力された情報ビット列を、信号成分1-1乃至1-4からなる信号ブロックに分割する。
第1のCRCビット付加器120は、複数のアンテナに対応する空間軸方向及び時間軸方向に特定パターンで配置されている信号に対して、時空斜方向に第1の信頼度情報を付加するものである。
具体的には、第1のCRCビット付加器120は、第1の分割器101aによって分割された第1の信頼度情報付加ブロックに対して、図10における第1のCRC挿入単位で、第1のCRCビット(第1の信頼度情報)を挿入する。
符号器102aは、第1のCRCビットが挿入された第1の信頼度情報付加ブロックに対して符号化を行うものである。
時間-空間インターリーバ103は、符号化された第1の信頼度情報付加ブロックを、空間軸方向及び時間軸方向にインターリーブするものである。
具体的には、時間-空間インターリーバ103は、符号器102aから出力された第1の信頼度情報付加ブロックの各々を、複数のアンテナに対応する空間軸方向及び時間軸方向に特定パターンで配置するものである。
例えば、時間-空間インターリーバ103は、図10に示すように、符号器102aから出力された第1の信頼度情報付加ブロックを構成する信号成分1-1乃至1-4を、4つの送信アンテナスロット及び4つの送信時間スロットからなる2次元空間における対角線上に配置する。なお、図10における破線が、符号器102aにおける符号化単位を示す。
第2の分割器121乃至121の各々は、時間-空間インターリーバ103の出力ビット系列の各々を、第2の信頼度情報付加ブロックに分割するものである。
第2のCRCビット付加器122乃至122は、複数のアンテナに対応する空間軸方向及び時間軸方向に特定パターンで配置されている信号に対して、時間軸方向に第2の信頼度情報を付加するものである。
具体的には、第2のCRCビット付加器122乃至122の各々は、第2の分割器121乃至121の各々によって分割された第2の信頼度情報付加ブロックに対して、図10における第2のCRC挿入単位で、第2のCRCビット(第2の信頼度情報)を挿入する。
マッパ123乃至123の各々は、第2のCRCビットが挿入された第2の信頼度情報付加ブロックのそれぞれに対してシンボルマッピングを行うものである。
マッパ123乃至123からの出力信号の各々は、N個の変調器104乃至104及びN個の送信アンテナ105乃至105を介して送信される。
なお、上述の第1の実施形態の場合と同様に、第1のCRC挿入単位及び第2のCRC挿入単位は、可変であってもよい。
図11は、本実施形態に係る受信機200の機能ブロック図である。図11に示すように、本実施形態に係る受信機200は、M個の受信アンテナ201乃至202と、対角方向キャンセラ202と、対角方向検出器203と、デマッパ・軟出力復号器204aと、第1の誤り検出部・符号化ビット列レプリカ生成部220と、時間-空間デインターリーバ221と、第2の誤り検出部・符号化ビット列レプリカ生成部222と、選択部223と、シンボルマッピング部224とを具備している。
対角方向検出器203は、特定パターンに従って(上述の対角線に沿って)、受信信号から、所定単位の第1の信頼度情報付加ブロックを検出するものである。
デマッパ・軟出力復号器204aは、対角方向検出器203により検出された第1の信頼度情報付加ブロックに対して、デマッピング処理及び復号化処理を施すものである。
第1の誤り検出部・符号化ビット列レプリカ生成部220は、第1の信頼度情報付加ブロックに付加されている第1のCRCビット(第1の信頼度情報)に基づいて、デマッパ・軟出力復号器204aから出力された復号結果(硬判定復号化ビット列)に対する第1の誤り検出を行うものである。
また、第1の誤り検出部・符号化ビット列レプリカ生成部220は、第1の誤り検出結果に基づいて、第1の信頼度情報付加ブロックの符号化ビット列レプリカを生成するものである。
時間-空間デインターリーバ221は、デマッパ・軟出力復号器204aから出力された符号化系列の尤度値(軟値)に対してデインターリーバ処理を施して第2の誤り検出部・符号化ビット列レプリカ生成部222に出力するものである。
第2の誤り検出部・符号化ビット列レプリカ生成部222は、複数の第1の信頼度情報付加ブロックを復号した後、例えば、信号成分1-1乃至4-4を復号した後、時間軸方向の第2の信頼度情報付加ブロックに付加されている第2のCRCビット(第2の信頼度情報)に基づいて、時間-空間デインターリーバ221から出力された復号結果(符号化系列の尤度値)に対する第2の誤り検出を行うものである。
また、第2の誤り検出部・符号化ビット列レプリカ生成部222は、第2の誤り検出結果に基づいて、第2の信頼度情報付加ブロックの符号化ビット列レプリカを生成するものである。
選択部223は、第1の信頼度情報付加ブロックの符号化ビット列レプリカ又は第2の信頼度情報付加ブロックの符号化ビット列レプリカのうち、信頼度の高い符号化ビット列レプリカを選択するものである。
シンボルマッピング部224は、選択部223から出力された符号化ビット列レプリカに対してシンボルマッピングを行うものである。
対角方向キャンセラ202は、第1の信頼度情報付加ブロックを検出する際に、受信信号から、第1の信頼度情報付加ブロックのレプリカ又は第2の信頼度情報付加ブロックのレプリカのいずれか一方をキャンセルするものである。
以下、図12及び図13を参照して、本実施形態に係る受信機200の動作について説明する。ここでは、受信機200が4つの受信アンテナを介して信号を受信し、信号ブロック(データブロック)が4つの信号成分から構成されている場合を例とする。
図12に示すように、ステップ3001において、対角方向検出器203が、信号成分1-1乃至1-4からなる第1の信号ブロック(第1の信頼度情報付加ブロック)を検出する。
ステップ3002において、第1の誤り検出部・符号化ビット列レプリカ生成部220が、デマッパ・軟出力復号器204からの復号結果(硬判定復号化ビット及び符号化ビット列の尤度値)に基づいて、第1の信号ブロックの第1の符号化ビット列レプリカを生成する。
ここで、第1の誤り検出部・符号化ビット列レプリカ生成部220は、上述の第1の実施形態と同様に、第1の信号ブロック内に誤りが検出されなかった場合、硬判定復号化ビットを用いて硬判定レプリカを生成し、第1の信号ブロック内に誤りが検出された場合、符号化ビット列の尤度値を用いて軟判定レプリカを生成する。
第1の誤り検出部・符号化ビット列レプリカ生成部220は、生成した第1の信号ブロックの第1の符号化ビット列レプリカを記憶する。
この時点では、信号成分1-1乃至4-4の検出及び復号化処理が完了していないので(n<4k+1:kは正の整数)、第2の誤り検出部・符号化ビット列レプリカ生成部222は、動作せず、ステップ3003において、選択部223は、第1の誤り検出部・符号化ビット列レプリカ生成部220によって生成された第1の符号化ビット列レプリカを選択し、シンボルマッピング部224が、第1の信号ブロックのレプリカを生成する。
ステップ3004において、対角方向キャンセラ202が、以降の信号ブロック(第2乃至第4の信号ブロック)を検出する際に、受信信号から、第1の信号ブロックのレプリカをキャンセルする。
一方、信号成分1-1乃至4-4の検出及び復号化処理が完了した場合(n≧4k+1:kは正の整数)、ステップ3005において、第2の誤り検出部・符号化ビット列レプリカ生成部222が、第2のCRCチェック単位で、例えば、信号成分1-1乃至4-1、信号成分1-2乃至4-2、信号成分1-3乃至4-3及び信号成分1-4乃至4-4において、第2の誤り検出を行い、第2の誤り検出結果に基づいて、第2の符号化ビット列レプリカを生成する。
ステップ3005において、選択部223は、ビット単位で、第1の符号化ビット列レプリカと第2の符号化ビット列レプリカの選択を行う。ここで、信号成分1-1乃至4-4の符号化ビット列レプリカは、第1の符号化ビット列レプリカ及び第2の符号化ビット列レプリカの両方に含まれている。
選択部223は、ビット単位で、第1の符号化ビット列レプリカ及び第2の符号化ビット列レプリカの双方を比較し、硬判定ビットがあればそれを選択し、共に軟判定ビットである場合は、信頼度の大きいもの(絶対値の大きいもの)を選択する。
なお、図13における破線が、デマッパ・軟出力復号器204aにおける復号化単位、かつ、第1の誤り検出部・符号化ビット列レプリカ生成部220における第1のCRCチェック単位を示し、図13における点線が、第2の誤り検出部・符号化ビット列レプリカ生成部222における第2のCRCチェック単位を示す。
本実施形態に係る受信機200によれば、受信機200で、空間軸方向(対角線方向)に挿入された第1のCRCビット(第1の信頼度情報)及び時間軸方向に挿入された第2のCRCビット(第2の信頼度情報)を用いた2段階の誤り検出を行うことが可能となり、レプリカの生成精度を向上させることができる。
また、本実施形態に係る受信機200によれば、対角方向検出器203が、第1の信頼度情報付加ブロックのレプリカと第2の信頼度情報付加ブロックのレプリカとを比較して、信頼度の高いものを受信信号からキャンセルするため、レプリカの信頼度を更に向上させることが出来る。
(変更例4)
本発明は、使用する送信アンテナ105を選択する場合にも適用可能である。例えば、図14は、4本の送信アンテナのうち、3本の送信アンテナが用いられる場合の時間-空間インターリーバ103からの出力信号の一例を示す。使用されない2本目の送信アンテナに対応する信号成分には、ヌル信号が挿入される。
(変更例5)
図15に示すように、本実施形態に係る送信機100は、第2のCRCビット付加器122乃至122によって第2の信頼度情報を付加した後の信号ブロックに対して符号化を行う第2の符号化部131乃至131を具備するように構成されていてもよい。
かかる場合、図16に示すように、本実施形態に係る受信機200は、第2の符号化部131乃至131に対応する復号化を行う復号器231を具備するように構成される。
本発明の第1の実施形態に係る送信機の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る送信機によって送信される信号の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る受信機の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る受信機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る受信機によって受信される信号の一例を示す図である。 本発明の変更例1に係る受信機によって受信される信号の一例を示す図である。 本発明の変更例2に係る受信機によって受信される信号の一例を示す図である。 本発明の変更例3に係る受信機によって受信される信号の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る送信機の機能ブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る送信機によって送信される信号の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る受信機の機能ブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る受信機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る受信機によって受信される信号の一例を示す図である。 本発明の変更例4に係る受信機によって受信される信号の一例を示す図である。 本発明の変更例5に係る送信機の機能ブロック図である。 本発明の変更例5に係る受信機の機能ブロック図である。 従来技術に係る送信機の機能ブロック図である。 従来技術に係る送信機によって送信される信号の一例を示す図である。 従来技術に係る受信機の機能ブロック図である。 従来技術に係る受信機の動作を示すフローチャートである。 従来技術に係る受信機によって受信される信号の一例を示す図である。
符号の説明
100…送信機
101…分割器
101a…第1の分割器
121、121…第2の分割器
102…符号器・マッパ
102a…符号器
103…時間-空間インターリーバ
104、104…変調器
105、105…送信アンテナ
110…CRCビット付加器
120…第1のCRCビット付加器
122、122…第2のCRCビット付加器
123、123…マッパ
200…受信機
201、202…受信アンテナ
202…対角方向キャンセラ
203…対角方向検出器
204…デマッパ・復号器
204a…デマッパ・軟出力復号器
205…レプリカ生成部
210…誤り検出部
220…第1の誤り検出部・符号化ビット列レプリカ生成部
221…時間-空間デインターリーバ
222…第2の誤り検出部・符号化ビット列レプリカ生成部
223…選択部
224…シンボルマッピング部

Claims (2)

  1. 複数のアンテナに対応する空間軸方向及び時間軸方向に特定パターンで配置されている信号を送信する送信機であって、
    入力された情報ビット列を第1の信頼度情報付加ブロックに分割する第1の分割部と、
    前記第1の分割部によって分割された前記第1の信頼度情報付加ブロックに対して、空間軸方向又は時間軸方向の少なくとも1つに第1の信頼度情報を付加する第1の信頼度情報付加部と、
    前記第1の信頼度情報が付加された前記第1の信頼度情報付加ブロックに対して符号化を行う符号化部と、
    符号化された前記第1の信頼度情報付加ブロックを空間軸方向及び時間軸方向にインターリーブするインターリーブ部と、
    前記インターリーブ部の出力ビット系列を第2の信頼度情報付加ブロックに分割する第2の分割部と、
    前記第2の分割部によって分割された前記第2の信頼度情報付加ブロックに対して、空間軸方向又は時間軸方向の少なくとも1つに第2の信頼度情報を付加する第2の信頼度情報付加部とを具備することを特徴とする送信機。
  2. 複数のアンテナに対応する空間軸方向及び時間軸方向に特定パターンで配置されている信号を受信する受信機であって、
    前記特定パターンに従って、受信した前記信号から、所定単位の第1の信頼度情報付加ブロックを検出する検出部と、
    検出した前記第1の信頼度情報付加ブロックを復号する復号部と、
    前記第1の信頼度情報付加ブロックに付加されている第1の信頼度情報に基づいて、前記復号結果に対する第1の誤り検出を行う第1の誤り検出部と、
    前記第1の誤り検出結果に基づいて、前記第1の信頼度情報付加ブロックのレプリカを生成する第1のレプリカ生成部と、
    複数の前記第1の信頼度情報付加ブロックを復号した後、時間軸方向の第2の信頼度情報付加ブロックに付加されている第2の信頼度情報に基づいて、前記復号結果に対する第2の誤り検出を行う第2の誤り検出部と、
    前記第2の誤り検出結果に基づいて、前記第2の信頼度情報付加ブロックのレプリカを生成する第2のレプリカ生成部とを具備し、
    前記検出部は、前記第1の信頼度情報付加ブロックを検出する際に、前記受信した信号から、前記第1の信頼度情報付加ブロックのレプリカ又は前記第2の信頼度情報付加ブロックのレプリカのいずれか一方をキャンセルすることを特徴とする受信機。
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