JP4267380B2 - Control device and control program - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、既存の空調システムに適用されることで省エネルギーを実現する空調機の制御装置、および制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
空調制御においては、適正な室内温熱環境をできる限り少ないエネルギー消費で確保することが求められており、そのようなものとして、実際の人間感覚に適応した快適性指標を学習でき、その快適性指標の快適範囲内に空調機の制御量設定値を維持することのできる空調制御装置がある(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特許3049266号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般的な空調機、例えば、4管式の空調機において湿度制御を行う場合、湿度設定値に対して居室空間内の現在湿度が低ければ加湿運転し、高ければ除湿再熱運転(空調機内で空気を一度過冷却し、除湿してから再び所定の温度に加熱する)を行うようになっており、このうち除湿再熱運転は、その性質上、冷却・再熱ともに多大なエネルギーを消費することが知られている。
【0005】
一方で、除湿運転を行う時期は梅雨から夏場であり、この期間は冷房負荷がもともと高いため、冷却に伴ってある程度除湿できてしまうため、あえて除湿再熱運転を行わなくてもよい。
【0006】
しかしながら、居室空間内の湿度は冷房運転や外部との空気循環によってたえず変動する傾向がある。現在湿度と設定値が同一であれば加湿運転や除湿再熱運転は行われないが、一般的な空調機では居室空間内の湿度設定値を1つしかもたないため、その設定値に対して多少の差を検出することによって空調機は加湿運転や除湿再熱運転を行ってしまう。そのため、加湿除湿運転を特に必要としない場合でも運転を行ってしまい、無駄なエネルギーを消費していた。特に除湿再熱運転では多大なエネルギーを無駄に消費していた。
【0007】
また、このような無駄なエネルギーを消費する運転制御を行わないようにするためには、空調機の制御プログラムや制御装置を変更する必要があるが、その変更には多大なコストが必要とされていた。
【0008】
本発明は上記事情に鑑み、既存の空調機の制御システムを生かしつつ、省エネルギー運転を低コストで実現する制御装置、および制御プログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明である制御装置は、空調制御対象の空気を過冷却した後所定の温度に加熱する除湿再熱運転により除湿を行う空調機が接続され、前記空調機の除湿再熱運転を制御する制御信号を出力する切っ掛けとなる湿度設定値を記憶し、前記湿度設定値に従って制御信号を前記空調機に出力するコントローラに接続される制御装置であって、居室空間内の現在湿度の値を取得し、この居室空間内の現在湿度の値が前記湿度設定値に対して高いが除湿を必要としない場合に、当該現在湿度の値を、前記コントローラが前記空調機の除湿再熱運転を停止させる制御信号を出力する切っ掛けとなる湿度設定値として生成する設定値生成手段と、前記設定値生成手段によって生成される当該湿度設定値を前記コントローラに対して送出する送出手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
請求項1の発明によれば、居室空間内の現在湿度の値を湿度設定値にすることによってエネルギー消費の激しい除湿再熱運転を停止することができ、省エネルギーを実現することができる。
また、既存のコントローラの制御ロジックを変更することなく、安価に省エネルギーを実現する空調システムを構築することができる。
【0015】
また、請求項2に記載の発明である制御装置は、空調制御対象の空気を過冷却した後所定の温度に加熱する除湿再熱運転により除湿を行う空調機が接続され、前記空調機の除湿再熱運転を制御する制御信号を出力する切っ掛けとなる湿度設定値を記憶し、前記湿度設定値に従って制御信号を前記空調機に出力するコントローラと、入力された前記湿度設定値を前記コントローラに供給する監視装置とを含む空調システムに接続される制御装置であって、居室空間内の現在湿度の値を取得し、この居室空間内の現在湿度の値が前記湿度設定値に対して高いが除湿を必要としない場合に、当該現在湿度の値を、前記コントローラが前記空調機の除湿再熱運転を停止させる制御信号を出力する切っ掛けとなる湿度設定値として生成する設定値生成手段と、前記設定値生成手段によって生成される当該湿度設定値を前記監視装置に対して送出する送出手段とを備えることを特徴とする。
【0016】
請求項2の発明によれば、居室空間内の現在湿度の値を湿度設定値にすることによってエネルギー消費の激しい除湿再熱運転を停止することができ、省エネルギーを実現することができる。
また、既存のコントローラの制御ロジックを変更することなく、安価に省エネルギーを実現する空調システムを構築することができる。
【0017】
また、請求項3に記載の発明である制御プログラムは、空調制御対象の空気を過冷却した後所定の温度に加熱する除湿再熱運転により除湿を行う空調機が接続され、前記空調機の除湿再熱運転を制御する制御信号を出力する切っ掛けとなる湿度設定値を記憶し、前記湿度設定値に従って制御信号を前記空調機に出力するコントローラに接続され、入力された湿度設定値を前記コントローラに対して送出する監視装置が実行可能な制御プログラムであって、前記制御プログラムは、前記監視装置を、居室空間内の現在湿度の値を取得し、この居室空間内の現在湿度の値が前記湿度設定値に対して高いが除湿を必要としない場合に、当該現在湿度の値を、前記コントローラが前記空調機の除湿再熱運転を停止させる制御信号を出力する切っ掛けとなる湿度設定値として生成する設定値生成手段として機能させることを特徴とする。
【0018】
請求項3の発明によれば、居室空間内の現在湿度の値を湿度設定値にすることによってエネルギー消費の激しい除湿再熱運転を停止することができ、省エネルギーを実現することができる。
また、既存のコントローラの制御ロジックを変更することなく、安価に省エネルギーを実現する空調システムを構築することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、図1〜図6に基づいて説明する。
【0020】
図1に本実施形態における空調システム1の構成を示す。本実施形態における空調システム1は、監視装置2、制御装置3、1つ以上のダイレクトデジタルコントローラ4(以降、DDC4と略す)、複数の空調機5、温度センサ6や湿度センサ7等の複数の計測装置から構成される。監視装置2と制御装置3はDDC4に接続される。
【0021】
監視装置2は、空調機5の運転状況や各種計測装置の計測結果を集約、ディスプレイ等の表示装置に表示する機能、また、入力された空調機5の制御に係る設定値13をDDC4に対して送出する機能を有する。通常、人が設定値13を決定する場合は、設定値13はこの監視装置2に対して入力される。
【0022】
また、DDC4は、室内設定温度や室内設定湿度等の設定値13を受信すると、受信した設定値13を記憶し、その設定値13に従って空調機5を制御するための各種制御信号を出力する機能を有する。さらに、DDC4は、温度センサ6や湿度センサ7等、各種計測装置からの入力信号を基に算出される計測値12を、所定のタイミングで送出する機能を有する。
【0023】
なお、DDC4が有するこれらの機能については、従来からあるものと変わりは無い。例えば、湿度の設定値13が50%であり、湿度センサ7からの入力信号を基に算出される居室空間内の現在湿度が70%であれば、DDC4は空調機5に対して除湿運転を開始させる制御信号を出力し、現在湿度が50%に達したところで除湿運転を停止させる制御信号を出力する。また、居室空間内の現在湿度が20%であれば、DDC4は空調機5に対して加湿運転を開始させる制御信号を出力し、現在湿度が50%に達したところで加湿運転を停止させる制御信号を出力する。
【0024】
また、制御装置3は、図2に示すように、送受信部10と設定値生成部11を備える。送受信部10は、DDC4が送出する計測値12を受信する機能、および設定値生成部11が生成する設定値13を送出する機能を有する。また、設定値生成部11は、送受信部10が受信する計測値12に基づいて、空調機5の制御を行うための制御信号を出力する切っ掛けとなる設定値13を生成する機能を有する。
【0025】
次に本実施形態における制御装置3の動作について説明する。なお、実施形態の一例として、空調機5の加湿および除湿運転の設定を無効にするための処理について説明する。湿度センサ7から入力される信号を基に算出される居室空間内の湿度の値を計測値12、DDC4が空調機5の除湿、または加湿運転を制御する制御信号を出力する切っ掛けとなる湿度の値を設定値13とする。
【0026】
今DDC4は、湿度センサ7から入力される信号を基に、居室空間内の現在湿度の値を算出し、計測値12として定期的に監視装置2、および制御装置3に対して送出している。制御装置3が制御処理を開始すると、送受信部10は計測値12の取得処理を開始する(ステップS01)。
【0027】
送受信部10は、DDC4から送出される計測値12を取得すると(ステップS02)、設定値生成部11へ取得した計測値12を供給する。設定値生成部11は、送受信部10から計測値12が供給されると、その計測値12に基づいて空調機5制御に係る設定値13を生成する(ステップS03)。
【0028】
計測される現在湿度の値と、除湿、または加湿運転を停止するため設定される設定値13とが同じ値であれば、必然的にDDC4は空調機5を停止させるための制御信号を出力することになる。従って、空調機5の加湿および除湿運転の設定を無効にする制御を行う場合は、設定値生成部11は、現在湿度の値が供給されると、その現在湿度の値を加湿または除湿運転の設置値として、送受信部10へ供給する。
【0029】
送受信部10は、設定値生成部11から設定値13が供給されると、DDC4に対してその設定値13を送出し(ステップS04)、計測値12の取得処理へ移行する(ステップS05)。以上の処理が行われることで居室空間内の湿度と設定値13が同じ値となるので、DDC4は、加湿運転中または除湿運転中であればその運転を停止する制御信号を出力する。
【0030】
従来は、居室空間内の現在湿度の値が設定値13と多少の差を生じるだけで加湿運転または除湿運転を行っていたが、このように現在の湿度の値を設定値13にすることによってエネルギー消費の激しい加湿運転または除湿運転の設定を無効にすることができ、省エネルギーを実現することができる。また、制御装置3から設定値13を送出することによって加湿運転または除湿運転の設定を無効にすることができるので、既存のDDC4の制御ロジックを変更することなく、安価に省エネルギーを実現する空調システム1を構築することができる。
【0031】
<その他の実施形態>
図4〜図6に、図1とは異なる実施の形態を示す。
【0032】
図1では、制御装置3はDDC4と接続されていたが、図4の空調システム1aでは、制御装置3は監視装置2に接続されている。この場合、監視装置2は、DDC4から送出される計測値12を制御装置3へ提供する機能、制御装置3から送出される設定値13を受信する機能を備えている必要がある。一方、制御装置3については、図2で示されている機能構成で、図3のフローチャートで示されている処理を行えばよく、ただ設定値13の供給先がDDC4から監視装置2へ変更されるだけである。従って、ステップS01〜ステップS05までの処理は下記のようになる。
【0033】
まず、制御装置3が制御処理を開始すると、送受信部10は計測値12の取得処理を開始する。送受信部10は、監視装置2から送信される居室空間内の現在湿度の値である計測値12を取得すると、送受信部10は、その現在湿度の値を設定値生成部11に供給する。
【0034】
設定値生成部11は、現在湿度の値が供給されると、その現在湿度の値を加湿運転または除湿運転の設置値として送受信部10へ供給する。送受信部10は、設定値生成部11から設定値13が供給されると、監視装置2に対してその設定値13を送出し、計測値12の取得処理へ移行する。
【0035】
監視装置2は、設定値13が供給されると、人が設定値13を入力した場合と同様に、DDC4へその設定値13を送出する。従って、このような接続形態においても、上記の場合と同様の効果を得ることができる。
【0036】
また、図5の空調システム1bでは、制御装置3はインターフェース装置8を介して空調システム1bに接続されている。これは、制御装置3と空調システム1bの通信規格が異なる場合や、データ構造が異なる場合の実施形態であり、インターフェース装置8はその差異を吸収するために用いられ、プロトコルやデータ等を変換する機能を備えている必要がある。
【0037】
制御装置3については、図2で示されている機能構成で、図3で示されている処理を行えばよく、ステップS01〜ステップS05までの処理は何等変更するところはない。このような接続形態においても、上記の場合と同様の効果を得ることができる。
【0038】
また、図6の空調システム1cでは、監視装置2が制御プログラム9を備える実施形態が示されている。この実施形態においては、制御プログラム9は、図2に示されている制御装置3が備える送受信部10と設定値生成部11の機能を監視装置2に対して実現させる。
【0039】
まず、制御プログラム9が実行されると、監視装置2内部に送受信部10と設定値生成部11を実現する。送受信部10は計測値12の取得処理を開始すると、DDC4から送信される居室空間内の現在湿度の値である計測値12を取得し、その現在湿度の値を設定値生成部11に供給する。
【0040】
設定値生成部11は、現在湿度の値が供給されると、その現在湿度の値を加湿運転または除湿運転の設置値として送受信部10へ供給する。送受信部10は、設定値生成部11から設定値13が供給されると、監視装置2に対してその設定値13を設定し、計測値12の取得処理へ移行する。
【0041】
監視装置2は、設定値13が設定されると、人が設定値13を入力した場合と同様に、DDC4へその設定値13を送出する。従って、このような接続形態においても、上記の場合と同様の効果を得ることができる。
【0042】
なお、本実施形態においては、空調機5の加湿および除湿運転を停止させる処理を例に説明したが、制御装置3が制御する運転はこれに限定されるものではない。他にも温度センサ6からの温度を設定値とすることで、冷房運転や暖房運転を制御することも可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、居室空間内の室内環境の状態を示す環境値を設定値にすることによって特に必要とされない無駄な空調機の運転を制御することができ、省エネルギーを実現することができる。また、既存のコントローラの制御ロジックを変更することなく、安価に省エネルギーを実現する空調システムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 空調システムのシステム構成を示す図である。
【図2】 制御装置の機能ブロック図である。
【図3】 制御装置の処理手順を示すスローチャートである。
【図4】 他の実施形態における空調システムのシステム構成を示す図である。
【図5】 他の実施形態における空調システムのシステム構成を示す図である。
【図6】 他の実施形態における空調システムのシステム構成を示す図である。
【符号の説明】
1 空調システム
2 監視装置
3 制御装置
4 ダイレクトデジタルコントローラ(DDC)
5 空調機
6 温度センサ
7 湿度センサ
8 インターフェース装置
9 制御プログラム
10 送受信部
11 設定値生成部
12 計測値
13 設定値[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an air conditioner control device and a control program that realize energy saving by being applied to an existing air conditioning system.
[0002]
[Prior art]
In air conditioning control, it is required to secure an appropriate indoor thermal environment with as little energy consumption as possible, and as such, it is possible to learn a comfort index adapted to the actual human sense, and the comfort index There is an air conditioning control device that can maintain the control amount set value of the air conditioner within the comfort range (for example, Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 3049266 [0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when performing humidity control in a general air conditioner, for example, a four-pipe type air conditioner, a humidifying operation is performed if the current humidity in the room space is low relative to the humidity setting value, and a dehumidifying reheat operation (air conditioning is performed if the humidity is high Air is once supercooled in the machine, dehumidified and then heated again to the specified temperature). Of these, dehumidifying and reheating operation takes a lot of energy in both cooling and reheating. It is known to consume.
[0005]
On the other hand, the period for performing the dehumidifying operation is from the rainy season to the summer, and since the cooling load is originally high during this period, the dehumidifying reheating operation may not be performed because the dehumidifying operation can be performed to some extent with cooling.
[0006]
However, the humidity in the living room space tends to fluctuate constantly due to cooling operation or air circulation with the outside. If the current humidity and the set value are the same, humidification operation and dehumidification reheating operation are not performed. However, in general air conditioners, there is only one humidity set value in the living room space. By detecting a slight difference, the air conditioner performs a humidifying operation or a dehumidifying reheating operation. Therefore, even when the humidification / dehumidification operation is not particularly required, the operation is performed and wasteful energy is consumed. In particular, a large amount of energy was wasted in the dehumidifying and reheating operation.
[0007]
Moreover, in order not to perform the operation control that consumes such wasteful energy, it is necessary to change the control program and control device of the air conditioner, but the change requires a great deal of cost. It was.
[0008]
In view of the above circumstances, an object of the present invention is to provide a control device and a control program that can realize an energy-saving operation at low cost while utilizing an existing control system for an air conditioner.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the control device according to the first aspect of the present invention is connected to an air conditioner that performs dehumidification by dehumidification reheating operation in which air to be air-conditioned is supercooled and then heated to a predetermined temperature. A control device connected to a controller for storing a humidity setting value for outputting a control signal for controlling the dehumidifying and reheating operation of the air conditioner, and outputting the control signal to the air conditioner in accordance with the humidity setting value. The current humidity value in the room space is obtained, and when the current humidity value in the room space is higher than the humidity setting value but does not require dehumidification, the current humidity value is the co a set value generator, the humidity set value generated by the setting value generating means but which generates a humidity setting value as a chance for outputting a control signal for stopping the dehumidifying reheat operation of the air conditioner Characterized in that it comprises a sending means for sending relative controller.
[0012]
According to the invention of claim 1 , by setting the current humidity value in the living room space to the humidity setting value, it is possible to stop the dehumidifying and reheating operation that consumes a lot of energy, and to realize energy saving.
In addition, it is possible to construct an air conditioning system that realizes energy saving at low cost without changing the control logic of an existing controller.
[0015]
Further, the invention is a control apparatus according to
[0016]
According to the invention of
In addition, it is possible to construct an air conditioning system that realizes energy saving at low cost without changing the control logic of an existing controller.
[0017]
The control program is a third aspect of the invention, the air conditioner is connected to perform dehumidification by the dehumidifying reheat operation for heating the air of the air conditioning control target to a predetermined temperature after the supercooled, dehumidification of the air conditioner storing the humidity set value that trigger which outputs a control signal for controlling the reheating operation, is connected to the control signal according to the humidity set value in the controller to be output to the air conditioner, the input humidity set value to the controller A monitoring program that can be executed by the monitoring device to be sent, wherein the control program acquires the current humidity value in the living room from the monitoring device, and the current humidity value in the living room is the humidity if higher than the setting value but does not require dehumidification, the value of the current humidity and a chance to the controller outputs a control signal for stopping the dehumidifying reheat operation of the air conditioner Characterized in that to function as a setting value generating means for generating as that humidity setpoint.
[0018]
According to the invention of
In addition, it is possible to construct an air conditioning system that realizes energy saving at low cost without changing the control logic of an existing controller.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0020]
FIG. 1 shows a configuration of an air conditioning system 1 in the present embodiment. The air conditioning system 1 in this embodiment includes a
[0021]
The
[0022]
Further, when the
[0023]
In addition, about these functions which DDC4 has, there is no change from what is conventionally. For example, if the humidity set
[0024]
Moreover, the
[0025]
Next, operation | movement of the
[0026]
The
[0027]
When the transmission /
[0028]
If the measured current humidity value and the
[0029]
When the setting
[0030]
Conventionally, humidification operation or dehumidification operation is performed only by causing the current humidity value in the living room to slightly differ from the
[0031]
<Other embodiments>
4 to 6 show an embodiment different from that shown in FIG.
[0032]
In FIG. 1, the
[0033]
First, when the
[0034]
When the current humidity value is supplied, the set value generation unit 11 supplies the current humidity value to the transmission /
[0035]
When the setting
[0036]
Further, in the air conditioning system 1 b of FIG. 5, the
[0037]
The
[0038]
In the air conditioning system 1c of FIG. 6, an embodiment in which the
[0039]
First, when the
[0040]
When the current humidity value is supplied, the set value generation unit 11 supplies the current humidity value to the transmission /
[0041]
When the
[0042]
In addition, in this embodiment, although the process which stops the humidification and dehumidification operation | movement of the
[0043]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to control the operation of a useless air conditioner that is not particularly required by setting the environmental value indicating the state of the indoor environment in the living room to a set value, thereby saving energy. Can be realized. In addition, it is possible to construct an air conditioning system that realizes energy saving at low cost without changing the control logic of an existing controller.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a system configuration of an air conditioning system.
FIG. 2 is a functional block diagram of a control device.
FIG. 3 is a slow chart showing a processing procedure of the control device.
FIG. 4 is a diagram showing a system configuration of an air conditioning system in another embodiment.
FIG. 5 is a diagram showing a system configuration of an air conditioning system according to another embodiment.
FIG. 6 is a diagram showing a system configuration of an air conditioning system in another embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
5
Claims (3)
居室空間内の現在湿度の値を取得し、この居室空間内の現在湿度の値が前記湿度設定値に対して高いが除湿を必要としない場合に、当該現在湿度の値を、前記コントローラが前記空調機の除湿再熱運転を停止させる制御信号を出力する切っ掛けとなる湿度設定値として生成する設定値生成手段と、
前記設定値生成手段によって生成される当該湿度設定値を前記コントローラに対して送出する送出手段と、
を備えることを特徴とする制御装置。 Humidity that triggers the output of a control signal that controls the dehumidification / reheating operation of the air conditioner connected to an air conditioner that performs dehumidification / reheating operation that heats the air to be air-conditioned to a predetermined temperature after overcooling A control device that stores a set value and is connected to a controller that outputs a control signal to the air conditioner according to the humidity set value,
When the current humidity value in the room space is obtained and the current humidity value in the room space is higher than the humidity setting value but does not require dehumidification , the controller determines the current humidity value. A set value generating means for generating a humidity set value as a trigger for outputting a control signal for stopping the dehumidifying and reheating operation of the air conditioner;
Sending means for sending the humidity setting value generated by the setting value generating means to the controller;
A control device comprising:
居室空間内の現在湿度の値を取得し、この居室空間内の現在湿度の値が前記湿度設定値に対して高いが除湿を必要としない場合に、当該現在湿度の値を、前記コントローラが前記空調機の除湿再熱運転を停止させる制御信号を出力する切っ掛けとなる湿度設定値として生成する設定値生成手段と、
前記設定値生成手段によって生成される当該湿度設定値を前記監視装置に対して送出する送出手段と、
を備えることを特徴とする制御装置。 Humidity that triggers the output of a control signal that controls the dehumidification / reheating operation of the air conditioner connected to an air conditioner that performs dehumidification / reheating operation that heats the air to be air-conditioned to a predetermined temperature after overcooling storing the set value, the control device connected to the air conditioning system including a controller for outputting a control signal according to the humidity set value to the air conditioner, and a monitoring unit for supplying the inputted humidity set value to the controller There,
When the current humidity value in the room space is obtained and the current humidity value in the room space is higher than the humidity setting value but does not require dehumidification , the controller determines the current humidity value. A set value generating means for generating a humidity set value as a trigger for outputting a control signal for stopping the dehumidifying and reheating operation of the air conditioner;
Sending means for sending the humidity set value generated by the set value generating means to the monitoring device;
A control device comprising:
前記制御プログラムは、前記監視装置を、
居室空間内の現在湿度の値を取得し、この居室空間内の現在湿度の値が前記湿度設定値に対して高いが除湿を必要としない場合に、当該現在湿度の値を、前記コントローラが前記空調機の除湿再熱運転を停止させる制御信号を出力する切っ掛けとなる湿度設定値として生成する設定値生成手段として機能させることを特徴とする制御プログラム。 Humidity that triggers the output of a control signal that controls the dehumidification / reheating operation of the air conditioner connected to an air conditioner that performs dehumidification / reheating operation that heats the air to be air-conditioned to a predetermined temperature after overcooling storing the set value, which is connected to the control signal to the controller to be output to the air conditioner according to the humidity set value, a monitoring device is executable control program for sending the entered humidity set value to the controller ,
The control program causes the monitoring device to
When the current humidity value in the room space is obtained and the current humidity value in the room space is higher than the humidity setting value but does not require dehumidification , the controller determines the current humidity value. A control program that functions as a set value generation unit that generates a humidity set value that is a trigger for outputting a control signal for stopping a dehumidifying and reheating operation of an air conditioner.
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