JP4267312B2

JP4267312B2 - Vehicle sun visor

Info

Publication number: JP4267312B2
Application number: JP2002357801A
Authority: JP
Inventors: 尚樹梅村; 真也徳永
Original assignee: Toyota Motor Corp; Kyowa Sangyo Co Ltd
Current assignee: Toyota Motor Corp; Kyowa Sangyo Co Ltd
Priority date: 2002-12-10
Filing date: 2002-12-10
Publication date: 2009-05-27
Anticipated expiration: 2022-12-10
Also published as: JP2004189061A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の車室内に光が差し込むことを防止する車両用サンバイザに関する。
【０００２】
【従来の技術】
車両用サンバイザは、従来様々の種類のものが知られていた。例えば、下記の特許文献１に記載の車両用サンバイザが知られていた。
特許文献１に記載の車両用サンバイザによると、バイザ本体には、遮光面積を拡張するための拡張板が引出し可能に設けられていた。そして拡張板とバイザ本体との間には、拡張板がバイザ本体から抜けることを防止するために、例えば拡張板からバイザ本体の厚み方向に突出する抜止部が設けられていた。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００２−１７８７５０号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし近年の車両用サンバイザは、安全対策に重点が置かれており、拡張板がバイザ本体に対して抜けにくい構造が求められていた。例えば、車両用サンバイザをサイドガラスに沿った位置にした状態で拡張板を引出す。そしてその状態でカーテンシールドエアバックが展開した場合に、拡張板がエアバックからの衝撃を受けてもバイザ本体から抜けない構造が求められていた。
そこで本発明は、バイザ本体から拡張板が抜けることを強く防止する構造を備える車両用サンバイザを提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、前記各請求項に記載のとおりの構成を備える車両用サンバイザとしたことを特徴とする。
請求項１に記載の発明によると、拡張板とバイザ本体との間には、拡張板がバイザ本体から抜けることを防止する第一抜止構造と、第一抜止構造が外れてバイザ本体に対して移動可能となった拡張板がバイザ本体から抜けることを防止する第二抜止構造とを有する。
すなわち車両用サンバイザは、少なくとも二つの抜止構造を備える。そして拡張板は、先ず第一抜止構造によって抜け止めがなされ、次に第二抜止構造によって抜け止めがなされる。したがって拡張板は、バイザ本体から抜けることが強く防止される。
【０００６】
また請求項１または５に記載の発明によると、第二抜止構造は、拡張板側に形成された抜止爪と、バイザ本体側に形成された掛止部とを備える。そして抜止爪は、拡張板の引出し方向の後端一部から先端側へ向けて延出し、拡張板本体部との間に抜止溝を形成する。また掛止部は、抜止溝に嵌り込むことで拡張板のバイザ本体からの抜けを防止する構成になっている。
すなわち拡張板側に形成された抜止爪は、拡張板の引出し方向の後端一部から先端側へ向けて延出する。そのため係止爪と拡張板本体部との間に形成された抜止溝は、引出し先端側に開口部を備える。そして拡張板がバイザ本体に対して抜ける方向へ移動することで、係止溝もバイザ本体に対して移動し、係止溝にバイザ本体側に形成された掛止部が嵌り込む。
したがって第二抜止構造は、拡張板の抜け方向への移動によって係止溝に掛止部が嵌り込む構造である。そのため第二抜止構造は、拡張板がバイザ本体に対して抜けることを強く防止する。
【０００７】
請求項２または３に記載の発明によれば、第一抜止構造は、拡張板本体部からバイザ本体の厚み方向に突出する抜止部と、バイザ本体から拡張板側へ突出する突部とを有する。そして第一抜止構造は、抜止部と突部が当たることで拡張板がバイザ本体に対して抜けることを防止する構成である。また第二抜止構造の抜止爪は、拡張板本体部の外周端縁から拡張板の板幅方向へ延出する構成になっている。また請求項４に記載の発明によれば、第二抜止構造の抜止爪は、その先端が拡張板の抜け方向へ延出する構成になっている。
【０００８】
すなわち第一抜止構造は、抜止部と突部がバイザ本体の厚み方向に突出する構造である。そのため第一抜止構造は、バイザ本体の厚み方向の力に対しては比較的外れやすい構造であるが、他の方向の力に対しては比較的外れにくい構造である。
一方、第二抜止構造は、抜止爪が板幅方向へ延出する構造である。そのため第二抜止構造は、拡張板の板幅方向への力に対しては比較的外れやすい（あるいは、嵌り込みにくい）構造であるが、他の方向の力に対しては比較的外れにくい構造である。
したがって第一抜止構造と第二抜止構造は、相互に補完し合うことで、拡張板がバイザ本体から抜けることを強く防止する。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明の一形態である車両用サンバイザ１は、図１に示すように板状のバイザ本体２と、バイザ本体２を回動可能に支持する支軸１５を有する。また車両用サンバイザ１は、バイザ本体２から引出し可能に設けられた拡張板３を有する。この拡張板３は、バイザ本体２の左右端寄りの一側に設けられた口枠体４を介してバイザ本体２の内部へ収納できるとともに、バイザ本体２から左右外方側へ引出すことができる。
支軸１５は、図１に示すように縦軸１５ａと横軸１５ｂを備えた略Ｌ字状に形成されている。そしてバイザ本体２に横軸１５ｂが差し込まれ、横軸１５ｂがバイザ本体２内に設けられた軸受体１６に回動可能に支持される。
【００１０】
また縦軸１５ａは、図２に示すようにブラケット１４を介して軸周り方向に回動可能に車室天井面１０に取付けられる。
したがってバイザ本体２は、横軸１５ｂ周りに回動されることでフロントガラス１１に沿った（仮想線で示す）遮光位置と、車室天井面１０に沿った（仮想線で示す）収納位置とに回動する。またバイザ本体２は、支軸１５が縦軸１５ａ周りに回動されることで遮光位置からサイドガラス１２に沿った（実線で示す）サイド位置とに回動する。
【００１１】
またバイザ本体２には、図２に示すように遮光位置における乗員対向面にミラーユニット５が取付けられている。
ミラーユニット５は、ミラー５０と、ミラー５０を支持する支持枠体５２と、バイザ本体２に対して横方向にスライド可能に取付けられたミラー蓋５１とを備えて構成されている。ミラー蓋５１は、バイザ本体２内にスライドされてミラー５０の鏡面を露出する開き位置と、ミラー５０の鏡面側を覆う閉じ位置とに移動可能にバイザ本体２に設けられている。
【００１２】
バイザ本体２は、図５に示すように中空板状に形成され、厚み方向に分割されたシェル状の分割体２ａ，２ｂを備える。
また分割体２ａと分割体２ｂの間には、図５に示すようにこれらを結合するための結合構造が設けられている。すなわち分割体２ａの内側面から突出する突出ピン２６と、分割体２ｂの内側面から突出し、突出ピン２６が圧入される取付部２５を有する。また結合構造（突出ピン２６、取付部２５）は、図１に示すようにバイザ本体２の外周に沿って複数設けられている。
またバイザ本体２の外表面には、図５に示すように表皮材１７が被覆されている。
【００１３】
拡張板３は、図３に示すように板状の拡張板本体部３０と、拡張板本体部３０の外周に沿って形成された外周部３１を有する。外周部３１は、拡張板本体部３０の中心部分よりも肉厚が厚く、拡張板３の抜き方向の先端縁（図３の左側端縁）と上下両端縁に沿って形成されている。
抜け方向の先端縁に沿って形成された外周部３１は、バイザ本体２から拡張板３を引出す際のつまみを構成する。また上下両端縁に沿って形成された外周部３１は、拡張板３をスライドする際のレールを構成する。
【００１４】
またバイザ本体２は、図３に示すように拡張板３を案内する略並行に延びる一対の第一のレール２０と、略並行に延びる一対の第二のレール２１を有する。
第一のレール２０は、拡張板３の引出し口寄りに設けられており、拡張板３のスライド方向に沿って帯状に延出する。また第二のレール２１は、第一のレール２０よりも後方側に形成されており、拡張板３のスライド方向に沿って帯状に延出する。
また第二のレール２１は、図５に示すように分割体２ａに一体に形成され、分割体２ａの内側面から分割体２ｂ側へ突出する。また第一のレール２０も図５には記載していないが分割体２ａに一体に形成され、分割体２ａから分割体２ｂ側へ突出する。
【００１５】
第一のレール２０には、図３に示すように拡張板３に摺動トルクを付与する弾性体２２が取付けられている。弾性体２２は、板バネから形成されており、第一のレール２０から拡張板３側に突出し、拡張板３に弾性変形された状態で当接することで拡張板３に摺動トルクを付与する。
またバイザ本体２には、図３に示すように拡張板３がバイザ本体２内に入り込みすぎることを防止するためのストッパー２４が形成されている。このストッパー２４は、図４に示すように分割体２ａの内側面から分割体２ｂ側へ突出し、拡張板３の後端縁が当接されることで拡張板３の移動を規制する。
【００１６】
また分割体２ｂは、図３に示すように一対の第三のレール２７を有する。第三のレール２７は、拡張板３のスライド方向に帯状に延出する。また第三のレール２７は、図５に示すように分割体２ｂの内側面から拡張板３側へ突出し、拡張板３の裏側面を支持する。
一方、拡張板３の表側は、分割体２ａの内側表面に対して面当りによって支持される。したがって拡張板３は、第三のレール２７と分割体２ａによってバイザ本体２の厚み方向に支持され、第三のレール２７と分割体２ａが拡張板３のスライドを案内する。
【００１７】
また拡張板３とバイザ本体２の間には、拡張板３がバイザ本体２から抜けることを防止するために複数の（例えば二つの）抜止構造が設けられている。
第一抜止構造は、図１に示すように拡張板３側に形成された抜止部３２と、バイザ本体２側に形成された突部２３を備えて構成されている。また第二抜止構造は、拡張板３側に形成された抜止爪３４と、バイザ本体２側に形成された掛止部２０ａを備えて構成されている。
【００１８】
第一抜止構造の抜止部３２は、図３に示すように拡張板３の抜け方向の後端側に形成されている。この抜止部３２は、拡張板本体部３０に形成された略コ字状に形成された切込みにより片持ち梁状に形成されるとともに、拡張板本体部３０から切り起こし状に形成されている。また抜止部３２は、拡張板本体部３０の幅方向に対して半分以上の幅長さを有する。
また抜止部３２は、図４に示すように拡張板本体部３０から分割体２ａに向けて（バイザ本体２の厚み方向に）突出する。そして抜止部３２は、その先端側が拡張板３の抜け先端側に向けて傾斜する。そのため抜止部３２は、先端が突部２３に対して面当りする構造になっている。
【００１９】
第一抜止構造の突部２３は、図４に示すように分割体２ａの内側面から拡張板３に向けて（バイザ本体２の厚み方向に）突出する。したがって拡張板３がバイザ本体２に対して抜ける方向へ移動した場合、突部２３と抜止部３２が当たる。そのため拡張板３は、突部２３と抜止部３２によってバイザ本体２に対する抜け方向への移動が規制される。
【００２０】
したがって拡張板３は、第一抜止構造によって使用状態における最大引出し位置が決定される。すなわち拡張板３は、図３に示すように通常、第一抜止構造によって移動量が規制された最大引出し位置と、ストッパー２４によって移動量が規制された最大挿入位置との間で移動可能である。
また第一抜止構造の抜止部３２と突部２３は、面当りによって拡張板３の移動を規制する。そのため利用者は、最大引出し位置を第一抜止構造によってコツンという当りによって認識することができ、第一抜止構造は、拡張板３の節度感を向上させている。
【００２１】
第二抜止構造は、第一抜止構造が外れてバイザ本体に対して移動可能となった拡張板３がバイザ本体２から抜けることを防止する構造を有する。
すなわち第二抜止構造の抜止爪３４は、図３に示すように拡張板３の抜け方向の後端側に設けられている。そして抜止爪３４は、拡張板本体部３０の上端および下端の外周端縁から拡張板３の板幅方向へ延出し、かつ抜止爪３４の先端が拡張板３の抜け方向へ延出する。換言すると抜止爪３４は、拡張板３の抜け方向の先端に向けて延出し、除々に拡張板３の端縁から離れる方向へ延出する。
また抜止爪３４は、拡張板３の他の部分と同様に一体状に形成されており、その厚さは、拡張板本体部３０とほぼ同じ厚さを有する。
【００２２】
また拡張板３は、図３に示すように抜止爪３４と拡張板本体部３０との間に抜止溝３５を有する。すなわち抜止溝３５は、抜止爪３４によって形成されており、拡張板３の抜け方向に延出する。そして抜止溝３５は、抜け方向の先端側に開口部を有し、抜け方向の後端側に底部を有する。
【００２３】
また第二抜止構造の掛止部２０ａは、図３に示すように第一のレール２０の後端一部（図中右側）によって形成されている。また掛止部２０ａと第二のレール２１の間には、抜止爪３４が入り込むための隙間２０ｂが形成されている。
また掛止部２０ａは、図５などへの記載は省略しているが第一のレール２０と同じ高さを有し、第一のレール２０は、第二のレール２１とほぼ同じ高さを有する（図５参照）。
【００２４】
そして掛止部２０ａは、拡張板３がバイザ本体２に対して抜ける方向に移動した際に、抜止溝３５に嵌り込む構造になっている。
したがって拡張板３は、第一抜止構造から外れて抜け方向に移動した際に、掛止部２０ａが抜止溝３５に嵌り込み、バイザ本体２に対して抜けることが防止される。
【００２５】
以上のようにして車両用サンバイザ１が構成される。
ところで拡張板３は、図２に示すようにバイザ本体２をサイド位置へ移動させ、この状態において拡張板３を横方向へ引出して利用される場合がある。そしてその状態においてサイドガラス１２の上方に位置する車室天井面１０側からカーテンシールドエアバック１３が展開する場合、拡張板３がそのエアバック１３によって大きな力を受ける恐れが有る。このように拡張板３は、大きな外力を受ける場合も想定される。
【００２６】
これに対して車両用サンバイザ１は、二つの抜止構造を備える。そして拡張板３は、先ず第一抜止構造（抜止部３２、突部２３）によって抜け止めがなされ、次に第二抜止構造（抜止爪３４、掛止部２０ａ）によって確実に抜け止めがなされる。したがって拡張板３は、バイザ本体２から抜けることが確実に防止される。
【００２７】
また抜止爪３４は、拡張板３の引出し方向の後端一部から先端側へ向けて延出する。そのため抜止爪３４と拡張板本体部３０との間に形成された抜止溝３５は、引出し先端側に開口部を備える。そして拡張板３がバイザ本体２に対して抜ける方向へ移動することで、抜止溝３５もバイザ本体２に対して移動し、抜止溝３５にバイザ本体２側に形成された掛止部２０ａが嵌り込む。
したがって第二抜止構造は、拡張板３の抜け方向への移動によって抜止溝３５に掛止部２０ａが嵌り込む構造である。そのため第二抜止構造は、拡張板３がバイザ本体２に対して抜けることを確実に防止する。
【００２８】
そして第二抜止構造が外れる場合とは、第二抜止構造が破損する場合であるが、第二抜止構造は、破損しにくい構造になっている。
すなわち抜止爪３４と掛止部２０ａは、図６に示すようにどちらも拡張板３が抜ける方向へ延出している。したがって拡張板３が大きな力を受けた場合は、掛止部２０ａが抜止爪３４を変形させながら除々に抜止溝３５に嵌り込む。そして抜止爪３４は、抜止溝３５の底部側に移動する。そして掛止部２０ａが抜止溝３５の底部により移動が抑制される。そして拡張板３をさらに抜け方向へ移動させるためには、拡張板３の一部を破損させる必要がある。しかしその破損は、拡張板３をせん断させることで破損させる必要があって、大きなエネルギーが必要である。
【００２９】
また第一の抜止構造は、抜止部３２と突部２３がバイザ本体２の厚み方向に突出する構造である。そのため第一抜止構造は、バイザ本体２の厚み方向の力に対しては比較的外れやすい構造であるが、他の方向の力に対しては比較的外れにくい構造である。
一方、第二抜止構造は、抜止爪３４が板幅方向へ延出する構造である。そのため第二抜止構造は、拡張板３の板幅方向への力に対しては比較的外れやすい（あるいは、嵌り込みにくい）構造であるが、他の方向の力に対しては比較的外れにくい構造である。
したがって第一抜止構造と第二抜止構造は、相互に補完し合うことで拡張板３のバイザ本体２に対する抜けを強く防止できる。
【００３０】
また車両用サンバイザ１は、拡張板３が受けた外力や衝撃を第一抜止構造と第二抜止構造によって除々に吸収する構造を備える。すなわち第一抜止構造を解除するために拡張板３やバイザ本体２が変形することによって外力が吸収される。そして第二抜止構造では、抜止爪３４が除々に弾性変形することによって外力を除々に吸収する（図６参照）。したがって外力は、抜止構造によって除々に吸収される。そのため車両用サンバイザ１は、支軸１５などに外力が伝達されにくく、支軸１５などの他の部材も複数の抜止構造によってその破損が防止される。
【００３１】
また第一抜止構造の抜止部３２は、図３に示すように拡張板本体部３０の板幅略中央位置に設けられている。一方、第二抜止構造の抜止爪３４は、拡張板本体部３０の外周端縁に設けられている。したがって抜止部３２と抜止爪３４は、相互に邪魔されることなく拡張板３に設けられている。すなわち抜止部３２と抜止爪３４は、図３に示すようにどちらも拡張板３の引出し方向の後端寄りに設けられている。そのため抜止部３２と抜止爪３４は、拡張板３の長さを長くすることなく拡張板３に設けられる。
また第二抜止構造の掛止部２０ａは、第一のレール２０の一部に設けられている。したがって従来設けられていたレールの一部を利用して掛止部２０ａが形成されている。
【００３２】
また本発明は、上記の実施の形態に限定されず、以下の形態であってもよい。すなわち上記の実施の形態の車両用サンバイザ１は、二段の抜止構造を有していた。しかし車両用サンバイザが三段以上の抜止構造を備える形態であってもよい。
また上記の実施形態では、バイザ本体が厚み方向に分割されたシェル状の分割体を厚み方向に重ねることで形成されていた。しかしバイザ本体が他の構造を有する形態であってもよい。例えばバイザ本体が発泡体を主体に構成される形態であってもよいし、ブロー成形によって形成される形態であってもよい。
【００３３】
【発明の効果】
本発明によれば、車両用サンバイザは、拡張板がバイザ本体から抜けることを防止する複数の抜止構造を有する。したがって拡張板は、複数の抜止構造によってバイザ本体から抜けることが確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図１】車両用サンバイザの斜視図である。
【図２】車両用サンバイザを車室天井に取付けた状態を示す車室内の斜視図である。
【図３】バイザ本体の一部断面図と、拡張板を示す正面図である。
【図４】図１のＡ−Ａ線断面矢視図である。
【図５】図１のＢ−Ｂ線断面矢視図である。
【図６】図３に相当する図であって、第二抜止構造によって拡張板がバイザ本体に対して抜け止めされている状態を示す正面図である。
【符号の説明】
１…車両用サンバイザ
２…バイザ本体
３…拡張板
５…ミラーユニット
１０…車室天井面
１２…サイドガラス
１３…カーテンシールドエアバック（エアバック）
１５…支軸
２０…第一のレール
２０ａ…掛止部（第二抜止構造）
２１…第二のレール
２３…突部（第一抜止構造）
２７…第三のレール
３０…拡張板本体部
３２…抜止部（第一抜止構造）
３４…抜止爪（第二抜止構造）
３５…抜止溝[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle sun visor that prevents light from entering a vehicle interior of a vehicle.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various types of vehicle sun visors have been known. For example, a vehicle sun visor described in Patent Document 1 below has been known.
According to the vehicle sun visor described in Patent Document 1, the visor body is provided with an extension plate for extending the light shielding area so that it can be pulled out. In order to prevent the extension plate from coming off from the visor body, for example, a retaining portion that protrudes from the extension plate in the thickness direction of the visor body is provided between the extension plate and the visor body.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-178750 [0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, recent vehicle sun visors place emphasis on safety measures, and there has been a demand for a structure in which the extension plate is difficult to come off from the visor body. For example, the expansion plate is pulled out with the vehicle sun visor positioned along the side glass. When the curtain shield airbag is deployed in such a state, there has been a demand for a structure that does not come out of the visor body even if the expansion plate receives an impact from the airbag.
Then, this invention makes it a subject to provide the vehicle sun visor provided with the structure which prevents that an expansion board remove | deviates from a visor main body strongly.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention is characterized by a vehicle sun visor having the configuration as described in the above claims.
According to the first aspect of the present invention, the first retaining structure for preventing the expansion plate from coming off from the visor body and the first retaining structure are removed between the expansion plate and the visor body, and the visor body is separated. And a second retaining structure for preventing the movable extension plate from coming off the visor body.
That is, the vehicle sun visor includes at least two retaining structures. The expansion plate is first prevented from being removed by the first retaining structure, and is then retained by the second retaining structure. Therefore, the extension plate is strongly prevented from coming off from the visor body.
[0006]
Moreover, according to the invention described in claim 1 or 5, the second retaining structure comprises a retaining claw formed on the extension plate side, and a hook portion formed on the visor body. The retaining pawl extends from a part of the rear end of the extension plate in the pull-out direction toward the distal end, and forms a retaining groove with the extension plate main body. Moreover, the latching | locking part is the structure which prevents the expansion | swelling from the visor main body of an expansion board by fitting in a securing groove.
That is, the retaining pawl formed on the extension plate side extends from the rear end part of the extension plate in the drawing direction toward the tip side. Therefore, the retaining groove formed between the locking claw and the extension plate main body has an opening on the leading end side of the drawer. Then, the extension plate moves in the direction in which the expansion plate is removed from the visor body, so that the locking groove also moves with respect to the visor body, and the latching portion formed on the visor body side is fitted into the locking groove.
Therefore, the second retaining structure is a structure in which the latching portion is fitted into the retaining groove by the movement of the extension plate in the removal direction. For this reason, the second retaining structure strongly prevents the extension plate from coming off from the visor body.
[0007]
According to the invention described in claim 2 or 3 , the first retaining structure has a retaining portion projecting from the expansion plate body portion in the thickness direction of the visor body, and a projecting portion projecting from the visor body to the expansion plate side. . The first retaining structure is configured to prevent the expansion plate from coming out of the visor body when the retaining part and the projecting part come into contact with each other. Further, the retaining pawl of the second retaining structure is configured to extend in the plate width direction of the expansion plate from the outer peripheral edge of the expansion plate main body . According to the invention described in claim 4, the retaining pawl of the second retaining structure is configured such that the tip thereof extends in the extending direction of the expansion plate.
[0008]
That is, the first retaining structure is a structure in which the retaining part and the projecting part project in the thickness direction of the visor body. Therefore, the first retaining structure is a structure that is relatively easily detached with respect to the force in the thickness direction of the visor body, but is relatively difficult to be detached with respect to the force in the other direction.
On the other hand, the second retaining structure is a structure in which the retaining claws extend in the plate width direction. Therefore, the second retaining structure is a structure that is relatively easily detached (or difficult to be fitted) with respect to the force in the width direction of the expansion plate, but is relatively difficult to be detached with respect to the force in the other direction. .
Therefore, the first retaining structure and the second retaining structure complement each other to strongly prevent the extension plate from coming off the visor body.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A vehicle sun visor 1 according to one embodiment of the present invention includes a plate-like visor body 2 and a support shaft 15 that rotatably supports the visor body 2 as shown in FIG. The vehicle sun visor 1 has an extension plate 3 provided so as to be able to be pulled out from the visor body 2. The expansion plate 3 can be housed inside the visor body 2 via the mouth frame 4 provided on one side near the left and right ends of the visor body 2 and can be pulled out from the visor body 2 to the left and right outer sides. .
As shown in FIG. 1, the support shaft 15 is formed in a substantially L shape having a vertical axis 15a and a horizontal axis 15b. The horizontal shaft 15b is inserted into the visor main body 2, and the horizontal shaft 15b is rotatably supported by the bearing body 16 provided in the visor main body 2.
[0010]
Further, as shown in FIG. 2, the vertical axis 15a is attached to the passenger compartment ceiling surface 10 via a bracket 14 so as to be rotatable in the direction around the axis.
Therefore, the visor main body 2 is rotated around the horizontal axis 15b, so that the light shielding position along the windshield 11 (indicated by the phantom line) and the storage position along the vehicle interior ceiling surface 10 (indicated by the imaginary line) To turn. The visor body 2 rotates from the light shielding position to a side position (shown by a solid line) along the side glass 12 by rotating the support shaft 15 around the vertical axis 15a.
[0011]
As shown in FIG. 2, the visor body 2 has a mirror unit 5 attached to the occupant facing surface at the light shielding position.
The mirror unit 5 includes a mirror 50, a support frame 52 that supports the mirror 50, and a mirror lid 51 that is slidably attached to the visor body 2 in the lateral direction. The mirror lid 51 is provided in the visor body 2 so as to be movable between an open position where it is slid into the visor body 2 to expose the mirror surface of the mirror 50 and a closed position that covers the mirror surface side of the mirror 50.
[0012]
The visor body 2 is formed in a hollow plate shape as shown in FIG. 5 and includes shell-like divided bodies 2a and 2b divided in the thickness direction.
Moreover, between the divided body 2a and the divided body 2b, as shown in FIG. 5, the coupling | bonding structure for couple | bonding these is provided. That is, it has the protrusion pin 26 which protrudes from the inner surface of the division body 2a, and the attaching part 25 which protrudes from the inner surface of the division body 2b, and the protrusion pin 26 is press-fit. Further, a plurality of coupling structures (projecting pins 26, attachment portions 25) are provided along the outer periphery of the visor body 2 as shown in FIG.
The outer surface of the visor body 2 is covered with a skin material 17 as shown in FIG.
[0013]
As shown in FIG. 3, the expansion plate 3 includes a plate-shaped expansion plate main body 30 and an outer peripheral portion 31 formed along the outer periphery of the expansion plate main body 30. The outer peripheral portion 31 is thicker than the central portion of the extension plate main body 30 and is formed along the leading edge (left side edge in FIG. 3) and the upper and lower end edges of the extension plate 3 in the drawing direction.
The outer peripheral portion 31 formed along the leading edge in the withdrawal direction constitutes a knob for pulling out the expansion plate 3 from the visor body 2. Further, the outer peripheral portion 31 formed along the upper and lower end edges constitutes a rail when the expansion plate 3 is slid.
[0014]
Moreover, the visor main body 2 has a pair of first rails 20 extending substantially in parallel to guide the expansion plate 3 and a pair of second rails 21 extending substantially in parallel as shown in FIG.
The first rail 20 is provided near the outlet of the expansion plate 3 and extends in a strip shape along the sliding direction of the expansion plate 3. The second rail 21 is formed on the rear side of the first rail 20 and extends in a strip shape along the sliding direction of the expansion plate 3.
Moreover, the 2nd rail 21 is integrally formed in the division body 2a, as shown in FIG. 5, and protrudes from the inner surface of the division body 2a to the division body 2b side. Although not shown in FIG. 5, the first rail 20 is also formed integrally with the divided body 2a and protrudes from the divided body 2a toward the divided body 2b.
[0015]
As shown in FIG. 3, an elastic body 22 that applies sliding torque to the extension plate 3 is attached to the first rail 20. The elastic body 22 is formed of a leaf spring, protrudes from the first rail 20 to the extension plate 3 side, and abuts on the extension plate 3 in an elastically deformed state to give a sliding torque to the extension plate 3. .
Further, as shown in FIG. 3, the visor body 2 is formed with a stopper 24 for preventing the expansion plate 3 from entering the visor body 2 too much. As shown in FIG. 4, the stopper 24 protrudes from the inner surface of the divided body 2 a toward the divided body 2 b, and restricts the movement of the expansion plate 3 by contacting the rear end edge of the expansion plate 3.
[0016]
Moreover, the division body 2b has a pair of 3rd rail 27, as shown in FIG. The third rail 27 extends in a strip shape in the sliding direction of the extension plate 3. Further, as shown in FIG. 5, the third rail 27 protrudes from the inner side surface of the divided body 2 b to the extension plate 3 side, and supports the back side surface of the extension plate 3.
On the other hand, the front side of the expansion plate 3 is supported by surface contact with the inner surface of the divided body 2a. Therefore, the expansion plate 3 is supported in the thickness direction of the visor body 2 by the third rail 27 and the divided body 2a, and the third rail 27 and the divided body 2a guide the slide of the expansion plate 3.
[0017]
A plurality of (for example, two) retaining structures are provided between the expansion plate 3 and the visor body 2 in order to prevent the expansion plate 3 from coming off the visor body 2.
As shown in FIG. 1, the first retaining structure includes a retaining portion 32 formed on the expansion plate 3 side and a protrusion 23 formed on the visor body 2 side. The second retaining structure includes a retaining claw 34 formed on the expansion plate 3 side and a latching portion 20a formed on the visor body 2 side.
[0018]
The retaining portion 32 of the first retaining structure is formed on the rear end side of the extension plate 3 in the removal direction as shown in FIG. The retaining portion 32 is formed in a cantilever shape by a substantially U-shaped cut formed in the extension plate main body portion 30 and is formed in a cut-and-raised shape from the extension plate main body portion 30. Further, the retaining portion 32 has a width of more than half of the width direction of the extension plate main body portion 30.
Further, as shown in FIG. 4, the retaining portion 32 protrudes from the expansion plate main body portion 30 toward the divided body 2 a (in the thickness direction of the visor main body 2). Further, the leading end side of the retaining portion 32 is inclined toward the leading end side of the extension plate 3. Therefore, the retaining portion 32 has a structure in which the tip is in contact with the projection 23.
[0019]
As shown in FIG. 4, the projection 23 of the first retaining structure projects from the inner surface of the divided body 2 a toward the expansion plate 3 (in the thickness direction of the visor body 2). Therefore, when the extension plate 3 moves in a direction in which the expansion plate 3 is detached from the visor body 2, the projecting portion 23 and the retaining portion 32 hit each other. Therefore, the extension plate 3 is restricted from moving in the removal direction with respect to the visor body 2 by the protrusion 23 and the retaining portion 32.
[0020]
Therefore, the extended position of the extension plate 3 in the use state is determined by the first retaining structure. That is, as shown in FIG. 3, the expansion plate 3 is normally movable between the maximum drawing position where the movement amount is restricted by the first retaining structure and the maximum insertion position where the movement amount is restricted by the stopper 24. .
Further, the retaining portion 32 and the projecting portion 23 of the first retaining structure restrict the movement of the expansion plate 3 by contact with the surface. For this reason, the user can recognize the maximum drawing position by the hitting of the first retaining structure, and the first retaining structure improves the sense of moderation of the expansion plate 3.
[0021]
The second retaining structure has a structure that prevents the expansion plate 3 that has become movable with respect to the visor main body from being detached from the visor main body 2 by removing the first retaining structure.
That is, the retaining pawl 34 of the second retaining structure is provided on the rear end side of the extension plate 3 in the direction of removal, as shown in FIG. The retaining pawl 34 extends from the outer peripheral edge of the upper end and the lower end of the expansion plate main body 30 in the plate width direction of the expansion plate 3, and the tip of the retaining pawl 34 extends in the direction of removal of the expansion plate 3. In other words, the retaining pawl 34 extends toward the distal end of the extension plate 3 in the removal direction, and gradually extends away from the end edge of the extension plate 3.
Further, the retaining pawl 34 is formed integrally with the other portions of the expansion plate 3, and the thickness thereof is substantially the same as that of the expansion plate main body 30.
[0022]
Further, the extension plate 3 has a retaining groove 35 between the retaining pawl 34 and the extension plate main body 30 as shown in FIG. That is, the retaining groove 35 is formed by the retaining claw 34 and extends in the direction in which the expansion plate 3 is removed. The retaining groove 35 has an opening on the front end side in the removal direction and a bottom on the rear end side in the removal direction.
[0023]
Moreover, the latching | locking part 20a of a 2nd retaining structure is formed of the rear-end part (right side in the figure) of the 1st rail 20, as shown in FIG. In addition, a gap 20b is formed between the latching portion 20a and the second rail 21 for the retaining claws 34 to enter.
Moreover, although the description to FIG. 5 etc. is abbreviate | omitted, the latching | locking part 20a has the same height as the 1st rail 20, and the 1st rail 20 has the almost same height as the 2nd rail 21. (See FIG. 5).
[0024]
And the latching | locking part 20a is a structure fitted in the retaining groove 35, when the expansion board 3 moves to the direction which detaches with respect to the visor main body 2. As shown in FIG.
Therefore, when the expansion plate 3 is detached from the first retaining structure and moves in the removal direction, the latching portion 20a is prevented from being fitted into the retaining groove 35 and being detached from the visor body 2.
[0025]
The vehicle sun visor 1 is configured as described above.
Incidentally, the expansion plate 3 may be used by moving the visor body 2 to the side position as shown in FIG. 2 and pulling out the expansion plate 3 in the lateral direction in this state. In this state, when the curtain shield airbag 13 is deployed from the passenger compartment ceiling surface 10 located above the side glass 12, the expansion plate 3 may be subjected to a large force by the airbag 13. Thus, the expansion plate 3 is also assumed to receive a large external force.
[0026]
On the other hand, the vehicle sun visor 1 includes two retaining structures. The expansion plate 3 is first prevented from coming off by the first retaining structure (the retaining part 32, the protrusion 23), and then reliably secured by the second retaining structure (the retaining pawl 34, the latching part 20a). . Therefore, the extension plate 3 is reliably prevented from coming off the visor body 2.
[0027]
The retaining pawl 34 extends from the rear end part of the extension plate 3 in the pull-out direction toward the front end side. Therefore, the retaining groove 35 formed between the retaining pawl 34 and the extension plate main body 30 has an opening on the leading end side of the drawer. Then, the extension plate 3 moves in the direction in which the expansion plate 3 is removed from the visor body 2, so that the retaining groove 35 is also moved with respect to the visor body 2, and the retaining portion 20 a formed on the visor body 2 side is fitted into the retaining groove 35. Include.
Therefore, the second retaining structure is a structure in which the latching portion 20a is fitted into the retaining groove 35 by the movement of the expansion plate 3 in the removal direction. For this reason, the second retaining structure reliably prevents the extension plate 3 from coming out of the visor body 2.
[0028]
The case where the second retaining structure is removed is a case where the second retaining structure is damaged, but the second retaining structure is a structure that is not easily damaged.
That is, the retaining pawl 34 and the latching portion 20a both extend in the direction in which the expansion plate 3 is removed as shown in FIG. Therefore, when the expansion plate 3 receives a large force, the latching portion 20a gradually fits into the retaining groove 35 while deforming the retaining claw 34. The retaining pawl 34 moves to the bottom side of the retaining groove 35. The movement of the latching portion 20a is suppressed by the bottom of the retaining groove 35. In order to move the expansion plate 3 further in the direction of removal, it is necessary to break a part of the expansion plate 3. However, the breakage needs to be broken by shearing the expansion plate 3, and a large amount of energy is required.
[0029]
The first retaining structure is a structure in which the retaining part 32 and the projecting part 23 project in the thickness direction of the visor body 2. Therefore, the first retaining structure is a structure that is relatively easily detached with respect to the force in the thickness direction of the visor body 2, but is relatively difficult to be detached with respect to the force in the other direction.
On the other hand, the second retaining structure is a structure in which the retaining claws 34 extend in the plate width direction. For this reason, the second retaining structure is a structure that is relatively easily detached (or difficult to be fitted) with respect to the force in the plate width direction of the expansion plate 3, but is relatively difficult to be detached with respect to the force in the other direction. is there.
Therefore, the first retaining structure and the second retaining structure can complement each other to strongly prevent the extension plate 3 from coming off the visor body 2.
[0030]
Further, the vehicle sun visor 1 includes a structure that gradually absorbs external force and impact received by the expansion plate 3 by the first retaining structure and the second retaining structure. That is, external force is absorbed by the expansion plate 3 and the visor body 2 being deformed to release the first retaining structure. In the second retaining structure, the retaining claws 34 gradually elastically deform to absorb external force gradually (see FIG. 6). Accordingly, the external force is gradually absorbed by the retaining structure. Therefore, in the vehicle sun visor 1, it is difficult for external force to be transmitted to the support shaft 15, and other members such as the support shaft 15 are prevented from being damaged by a plurality of retaining structures.
[0031]
Further, as shown in FIG. 3, the retaining portion 32 of the first retaining structure is provided at a substantially central position of the expansion plate main body portion 30. On the other hand, the retaining claws 34 of the second retaining structure are provided on the outer peripheral edge of the extension plate main body 30. Therefore, the retaining portion 32 and the retaining pawl 34 are provided on the expansion plate 3 without being disturbed by each other. That is, as shown in FIG. 3, both the retaining portion 32 and the retaining pawl 34 are provided near the rear end of the extension plate 3 in the pull-out direction. Therefore, the retaining portion 32 and the retaining pawl 34 are provided on the expansion plate 3 without increasing the length of the expansion plate 3.
Further, the latching portion 20 a of the second retaining structure is provided on a part of the first rail 20. Therefore, the latching | locking part 20a is formed using a part of rail provided conventionally.
[0032]
Further, the present invention is not limited to the above embodiment, and may be the following form. That is, the vehicle sun visor 1 of the above-described embodiment has a two-stage retaining structure. However, the vehicle sun visor may be provided with a three-stage or more retaining structure.
Moreover, in said embodiment, the visor main body was formed by overlapping the shell-shaped division body divided | segmented in the thickness direction in the thickness direction. However, the visor body may have another structure. For example, the form in which the visor body is mainly composed of a foam may be used, or the form may be formed by blow molding.
[0033]
【The invention's effect】
According to the present invention, the vehicle sun visor has a plurality of retaining structures that prevent the expansion plate from coming off the visor body. Therefore, the extension plate is reliably prevented from coming off from the visor body by the plurality of retaining structures.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a vehicle sun visor.
FIG. 2 is a perspective view of the passenger compartment showing a state in which the vehicle sun visor is attached to the passenger compartment ceiling.
FIG. 3 is a partial cross-sectional view of a visor body and a front view showing an extension plate.
4 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG.
6 is a view corresponding to FIG. 3 and a front view showing a state in which the extension plate is prevented from being detached from the visor body by the second retaining structure. FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Vehicle sun visor 2 ... Visor main body 3 ... Expansion board 5 ... Mirror unit 10 ... Vehicle compartment ceiling surface 12 ... Side glass 13 ... Curtain shield airbag (airbag)
15 ... support shaft 20 ... first rail 20a ... hanging portion (second retaining structure)
21 ... second rail 23 ... projection (first retaining structure)
27 ... Third rail 30 ... Expansion plate main body 32 ... Prevention part (first prevention structure)
34 ... Stopper (second stop structure)
35 ... retaining groove

Claims

A vehicle sun visor having an expansion plate that is drawn out of the visor body and extends the light shielding area,
Between the expansion plate and the visor body, a first retaining structure for preventing the expansion plate from coming off from the visor body, and the first retaining structure is detached and movable with respect to the visor body. the extension plate is perforated and a second retaining structure for preventing the escape from the visor body has,
The second retaining structure includes a retaining claw formed on the expansion plate side, and a latching portion formed on the visor body side,
The retaining claw extends from the rear end part of the extending direction of the extension plate toward the front end side, and forms a retaining groove between the extension plate main body part,
The vehicular sun visor is configured to prevent the extension plate from coming off from the visor main body by being fitted into the retaining groove .

The vehicle sun visor according to claim 1,
The first retaining structure has a retaining portion that protrudes from the expansion plate body in the thickness direction of the visor body, and a protrusion that protrudes from the visor body toward the expansion plate, and the retaining portion and the protrusion hit each other. The expansion plate is configured to prevent the expansion plate from coming off from the visor body.
The vehicular sun visor is characterized in that the retaining pawl of the second retaining structure is configured to extend from the outer peripheral edge of the extension plate main body in the plate width direction of the extension plate.

A vehicle sun visor having an expansion plate that is drawn out of the visor body and extends the light shielding area,
Between the expansion plate and the visor body, a first retaining structure for preventing the expansion plate from coming off from the visor body, and the first retaining structure is detached and movable with respect to the visor body. A second retaining structure for preventing the expansion plate from coming off from the visor body,
Wherein the first retaining structure has a retaining portion that protrudes from the extension plate main body in the thickness direction of the visor body and a projection projecting from the visor body to the expansion plate side, the said retaining portion protruding The expansion plate is configured to prevent the expansion plate from falling out of the visor body by hitting with
It said retaining claw of the second retaining structure for a vehicle sun visor, characterized in that the outer peripheral edge of said extension plate body portion has a structure that gives extending the plate width direction of the extension plate.

The vehicle sun visor according to claim 2 or 3,
The vehicular sun visor is characterized in that the retaining pawl of the second retaining structure has a structure in which a tip thereof extends in a direction in which the extension plate is pulled out.

The vehicle sun visor according to claim 3,
The second retaining structure includes a retaining claw formed on the expansion plate side, and a latching portion formed on the visor body side,
The retaining claw extends from the rear end part of the extending direction of the extension plate toward the front end side, and forms a retaining groove between the extension plate main body part,
The vehicular sun visor is configured to prevent the extension plate from coming off from the visor main body by being fitted into the retaining groove.