JP4265520B2 - 動的伝送路振分回路及び方法 - Google Patents

動的伝送路振分回路及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、2台のノード間に設定される複数の伝送路を、論理的な1本のリンクとして扱うリンクアグリゲーション技術において、各コネクションの伝送路への振分けを、トラフィック状態に応じ、動的に変更する、伝送路振分回路及び方法に関する。
2台のノード間に複数の伝送路を設定し、複数の伝送路を論理的な1本のリンクとして扱うリンクアグリゲーション技術が、IEEE802.3adで標準化されている(非特許文献1参照)。非特許文献1では、フレームの順序が変動しないように、各コネクションのフレームは、1つの伝送路を選択して伝送することを規定している。
リンクアグリゲーション技術において、伝送効率を上げるためには、各コネクションを、1本の論理リンクとして扱われる複数の出力伝送路に、どのように振分けるかが重要であるが、非特許文献1では、振分方法について詳細な規定はなされていない。
従って、本発明は、リンクアグリゲーション技術を用い、収容する1以上のコネクションを、論理的には1本のリンクとして扱われる複数の出力伝送路に振分ける回路及び方法において、伝送路の帯域利用率を向上させる伝送路振分回路及び方法を提供することを目的とする。
本発明における伝送路振分回路によれば、
1以上のコネクションを収容し、論理的には1本のリンクとして扱われる複数の出力伝送路に振分ける回路において、入力されたフレームを、振分伝送路管理手段から通知される、コネクションと出力伝送路の対応を示すコネクション出力伝送路情報に基づき、指定された出力伝送路に振分け、指定された出力伝送路に対応するコネクション帯域計測手段に出力し、コネクション出力伝送路情報に含まれないコネクションのフレームには、出力伝送路を決定し、決定した出力伝送路に対応するコネクション帯域計測手段に出力すると共に、決定した出力伝送路とコネクション番号を振分伝送路管理手段に通知するフレーム振分手段と、出力伝送路毎に設けられ、入力フレームをフレーム蓄積手段に出力すると共に、通過するフレームから、各コネクションの帯域を計測するコネクション帯域計測手段と、出力伝送路毎に設けられ、入力フレームをバッファに蓄積した後、対応する出力伝送路に出力するフレーム蓄積手段と、出力伝送路毎に設けられ、コネクション帯域計測手段が計測する、各コネクションの帯域より、対応する出力伝送路に振分けられているコネクションの合計帯域である振分帯域を計算し、計算した振分帯域を伝送路変更情報管理手段に通知する振分帯域計算手段と、出力伝送路毎に設けられ、コネクション帯域計測手段が計測する、対応する出力伝送路に振分けられている、コネクション番号を含むコネクション情報を取得し伝送路変更情報管理手段に通知するコネクション情報管理手段と、出力伝送路毎に設けられ、フレーム蓄積手段に蓄積されているキュー長を計測し、計測したキュー長を伝送路変更情報管理手段に通知するキュー長監視手段と、各振分帯域計算手段、コネクション情報管理手段及びキュー長監視手段から通知される各出力伝送路の振分帯域、コネクション情報及びキュー長と、各出力伝送路の出力可能帯域を管理する伝送路変更情報管理手段と、伝送路変更情報管理手段が管理している情報を参照し、所定の閾値を基に変更元出力伝送路を決定する変更元伝送路決定手段と、各コネクションの伝送路変更の頻度についての情報である伝送路変更頻度情報を管理し、変更元伝送路決定手段が決定した変更元出力伝送路が収容するコネクションを、伝送路変更情報管理手段が管理している情報を参照して識別し、伝送路変更頻度情報に基づき、変更元出力伝送路が収容するコネクションから伝送路の変更を行う変更コネクションを決定する変更コネクション決定手段と、伝送路変更情報管理手段が管理している情報を参照して変更先出力伝送路を決定する変更先伝送路決定手段と、変更コネクション及び変更先出力伝送路が共に通知された場合には、変更コネクションと変更先出力伝送路を振分伝送路管理手段に通知する伝送路変更決定手段と、前記コネクション出力伝送路情報を管理してフレーム振分手段に通知し、変更コネクション及び変更先出力伝送路が通知された場合、並びに、フレーム振分手段からコネクション番号及び出力伝送路が通知された場合、コネクション出力伝送路情報の更新を行う振分伝送路管理手段とを有することを特徴とする。
本発明の伝送路振分回路における他の実施形態によれば、
出力伝送路毎に設けられるコネクション優先度振分手段と、変更コネクション選択手段とを有し、コネクション優先度振分手段は、コネクション帯域計測手段から取得するコネクション情報より、各コネクションの優先度を識別し、優先度別に前記コネクション情報管理手段にコネクション情報を通知し、前記コネクション情報管理手段は、優先度別にコネクション情報を伝送路変更情報管理手段に通知し、前記伝送路変更情報管理手段は、優先度ごとのコネクション群としてコネクション情報を管理し、変更コネクション選択手段は、前記伝送路変更情報管理手段が管理している情報を参照して、前記変更元伝送路決定手段が決定した変更元出力伝送路が収容するコネクションのうち、最も低い優先度に属するコネクション群を選択し、前記変更コネクション決定手段は、変更元出力伝送路が収容するコネクションのうち、変更コネクション選択手段が選択するコネクション群から変更コネクションを決定することも好ましい。
また、本発明の伝送路振分回路における他の実施形態によれば、
伝送路変更監視手段を有し、前記伝送路変更決定手段は、変更コネクションと変更先出力伝送路を伝送路変更監視手段に通知し、伝送路変更監視手段は、過去一定時間の伝送路変更についての情報である伝送路変更履歴情報を管理し、伝送路変更履歴情報に基づき、通知された変更コネクションの変更を行うか否かの判断をし、変更を行うと判断した場合は、振分伝送路管理手段に、変更コネクション及び変更先出力伝送路の通知を行うことも好ましい。
更に、本発明の伝送路振分回路における他の実施形態によれば、
前記振分帯域計算手段は、各コネクションの帯域を前記伝送路変更情報管理手段に通知し、前記伝送路変更情報管理手段は、前記振分帯域計算手段より通知される各コネクションの帯域を管理し、前記伝送路変更情報管理手段が管理している情報を参照し、前記変更コネクション決定手段が決定した変更コネクションの帯域以上の空き帯域を有する出力伝送路群を、変更先出力伝送路の候補として選択する変更先伝送路選択手段を有し、前記変更先伝送路決定手段は、変更先伝送路選択手段が選択した出力伝送路群から変更先出力伝送路を決定し、決定した変更先出力伝送路及び前記変更コネクション決定手段が決定した変更コネクションを振分伝送路管理手段に通知することも好ましい。
更に、本発明の伝送路振分回路における他の実施形態によれば、
空き帯域監視手段を有し、前記振分帯域計算手段は、各コネクションの帯域を前記伝送路変更情報管理手段に通知し、前記伝送路変更情報管理手段は、前記振分帯域計算手段より通知される各コネクションの帯域を管理し、前記伝送路変更決定手段は、変更コネクションと変更先出力伝送路を空き帯域監視手段に通知し、空き帯域監視手段は、前記伝送路変更情報管理手段が管理している情報を参照し、通知された変更先出力伝送路の空き帯域が、変更コネクションの帯域以上である場合、前記変更先出力伝送路及び変更コネクションを振分伝送路管理手段に通知することも好ましい。
本発明における伝送路振分方法によれば、
1以上のコネクションを、論理的には1本のリンクとして扱われる複数の出力伝送路に振分ける方法において、コネクションと出力伝送路の対応を示すコネクション出力伝送路情報に基づき、入力フレームを出力伝送路に振分け、コネクション出力伝送路情報に含まれないコネクションのフレームには、出力伝送路を決定し、決定した出力伝送路に振分けると共に、前記決定に基づき前記コネクション出力伝送路情報を更新する第1のステップと、出力伝送路毎に、振分けられている各コネクションの帯域と、各コネクションの合計帯域である振分帯域と、コネクション番号を含むコネクション情報と、出力バッファのキュー長とを計測する第2のステップと、第2のステップで計測した各出力伝送路の情報と所定の閾値に基づき、変更元出力伝送路を決定する第3のステップと、各コネクションの伝送路変更頻度情報に基づき、変更元出力伝送路が収容するコネクションから伝送路の変更を行う変更コネクションを決定する第4のステップと、第2のステップで計測した各出力伝送路の情報から変更先出力伝送路を決定する第5のステップと、変更コネクション及び変更先出力伝送路が共に決定された場合に、前記コネクション出力伝送路情報の更新を行う第6のステップとを有することを特徴とする。
本発明の伝送路振分方法における他の実施形態によれば、
前記コネクションには優先度が設けられており、前記第4のステップにおいて、変更コネクションは、変更元出力伝送路が収容する最も低い優先度に属するコネクションから選択されることも好ましい。
また、本発明の伝送路振分方法における他の実施形態によれば、
前記第6のステップにおいて、過去一定時間の伝送路変更についての情報である伝送路変更履歴情報を管理し、伝送路変更履歴情報に基づき、変更コネクションの変更を行うか否かの判断をし、変更を行うと判断した場合に前記コネクション出力伝送路情報の更新を行うことも好ましい。
更に、本発明の伝送路振分方法における他の実施形態によれば、
前記第5のステップにおいて、変更先出力伝送路は、変更コネクションの帯域以上の空き帯域を有する出力伝送路から選択されることも好ましい。
更に、本発明の伝送路振分方法における他の実施形態によれば、
前記第6のステップにおいて、変更先出力伝送路の空き帯域が、変更コネクションの帯域以上である場合にのみ前記コネクション出力伝送路情報の更新を行うことも好ましい。
各出力伝送路の振分帯域、コネクション情報及びキュー長と、各出力伝送路の出力可能帯域に基づき、各出力伝送路のトラフィック状態に応じて、各コネクションの出力伝送路への振分を動的に変更することで、フレーム損失を抑えつつ、出力伝送路の総使用帯域を高める効果がある。また、コネクションの伝送路変更を行う頻度を均等にすることで、伝送路変更によるスループットの低下をコネクション間で公平とし、変更先出力伝送路の空き帯域が十分にない場合は伝送路変更を行わないことにより、過剰な伝送路変更を抑え、スループットの低下を防ぐという効果をもたらす。
コネクションの優先度情報に基づき変更コネクションを選択することで、優先度の高いコネクションに、伝送路変更によるスループットの減少が発生することを回避する。
過去一定時間の伝送路変更履歴情報を基に、伝送路変更を行うか否かを判断することで、伝送路変更が、更なる伝送路変更を生じさせることを回避し、過剰な伝送路変更によるスループットの低下を防ぐ効果がある。
変更先出力伝送路を決定する際に、変更先出力伝送路の空き帯域が、伝送路変更を行うコネクションの帯域以上あることを条件とすることで、又は、変更先出力伝送路の空き帯域が伝送路変更を行うコネクションの帯域以上である場合にのみ、コネクション出力伝送路情報を更新して変更を行うことで、伝送路変更に起因する、連鎖的な伝送路変更を回避し、伝送路変更によるスループットの減少を最小限に抑える効果がある。
本発明を実施するための最良の実施形態について、以下では図面を用いて詳細に説明する。
(第1実施形態) 本実施形態は、各出力伝送路の振分帯域、コネクション情報及びキュー長と、各出力伝送路の出力可能帯域に基づき、各出力伝送路のトラフィック状態に応じて、各コネクションの出力伝送路への振分を動的に変更することで、フレーム損失を抑えつつ、各出力伝送路の使用効率を高めている。コネクションの出力伝送路の変更(以下、伝送路変更という)は、変更されたコネクションのスループットを減少させるため、コネクションの伝送路変更を行う頻度を均等にすることで、伝送路変更によるスループットの低下が、コネクション間で異なったものとならいように制御する。また、コネクションの変更先である出力伝送路に、空き帯域が十分にない場合には、伝送路変更は行わない。
図1は、本発明による振分回路の第1実施形態のブロック図である。図1によると、振分回路は、コネクション帯域計測部1と、フレーム蓄積部2と、振分帯域計算部3と、コネクション情報管理部4と、キュー長監視部5と、フレーム振分部7と、伝送路変更情報管理部8と、変更元伝送路決定部9と、変更コネクション決定部10と、変更先伝送路決定部11と、伝送路変更決定部12と、振分伝送路管理部13とを有する。尚、コネクション帯域計測部1と、フレーム蓄積部2と、振分帯域計算部3と、コネクション情報管理部4と、キュー長監視部5は、出力伝送路毎に設けられる。
フレーム振分部7は、振分回路に入力されたフレームを、振分伝送路管理部13から通知される、コネクションと出力伝送路の対応を示すコネクション出力伝送路情報に基づき、指定された出力伝送路に振分け、指定された出力伝送路に対応するコネクション帯域計測部1に入力する。また、振分伝送路管理部13からのコネクション出力伝送路情報に含まれないコネクションのフレームが入力された場合には、ランダムに出力伝送路を決定し、決定した出力伝送路に対応するコネクション帯域計測部1に入力すると共に、決定した出力伝送路とコネクション番号を振分伝送路管理部13に通知する。
振分けられたフレームは、コネクション帯域計測部1を通過して、フレーム蓄積部2が有する出力バッファに一旦蓄積された後、出力伝送路に出力される。コネクション帯域計測部1は、通過するフレームから、各コネクションの帯域を計測する。
振分帯域計算部3は、対応するコネクション帯域計測部1で計測された各コネクションの帯域より、対応する出力伝送路に振分けられているコネクションの合計帯域である振分帯域を計算し、計算した振分帯域を伝送路変更情報管理部8に通知する。
コネクション情報管理部4は、コネクション帯域計測部1が計測する、対応出力伝送路に振分けられている、コネクション番号を含むコネクション情報を取得し、前記コネクション情報を管理すると共に、伝送路変更情報管理部8に通知する。
キュー長監視部5は、フレーム蓄積部2に蓄積されているフレーム、つまり出力バッファに蓄積されているキュー長を計測し、計測したキュー長を伝送路変更情報管理部8に通知する。
伝送路変更情報管理部8は、振分帯域計算部3、コネクション情報管理部4及びキュー長監視部5からそれぞれ通知される出力伝送路毎の、振分帯域、コネクション情報及びキュー長情報と、各出力伝送路の出力可能帯域を管理する。
変更元伝送路決定部9は、フレーム蓄積部2でのバッファ溢れを回避するために、伝送路変更情報管理部8が管理する各出力伝送路のキュー長及び/又は各出力伝送路の振分帯域の情報を参照し、バッファ溢れの可能性のある出力伝送路を、変更元出力伝送路として、変更コネクション決定部10に通知する。変更元出力伝送路の決定は、出力伝送路のキュー長及び/又は振分帯域が所定の閾値以上となった場合になされる。
変更元出力伝送路の決定にキュー長を使用する場合は、バッファ溢れによるフレーム損失を正確に検知できる。一方、振分帯域を使用する場合は、バッファのキュー長を測定する必要が無くなり、回路を簡易なものとすることができる。
変更コネクション決定部10は、各コネクションについて、伝送路変更頻度情報を管理しており、変更元伝送路決定部9から、変更元出力伝送路が通知された場合、伝送路変更情報管理部8が管理している出力伝送路毎のコネクション情報を参照して、変更元出力伝送路が収容しているコネクションを識別する。続いて、管理している各コネクションの伝送路変更頻度情報に基づき、変更元出力伝送路が収容しているコネクションより、伝送路の変更を行うコネクション(以下変更コネクションという)を決定し、決定した変更コネクションを伝送路変更決定部12に通知する。
変更コネクション決定部10は、各コネクションの伝送路変更の頻度を均等にさせるため、伝送路変更の少ないコネクションを、変更コネクションとして選択する。伝送路変更の少ないコネクションは、総伝送路変更回数、単位使用帯域当たりの伝送路変更回数又は単位転送時間当たりの伝送路変更回数により判定される。
総伝送路変更回数を基準とする場合は、伝送路変更回数のみを扱えばよく、回路を簡易なものとすることができる。単位使用帯域当たりの伝送路変更回数を基準とする場合は、出力帯域を多く利用しているコネクションが選択されやすくなるため、使用帯域の観点から伝送路変更を行うことによるスループットの低下をコネクション間で均等にさせる効果がある。単位転送時間当たりの伝送路変更回数を基準とする場合は、長時間に渡り帯域を使用しているコネクションが選択されやすくなるため、使用時間の観点から伝送路変更を行うことによるスループットの低下をコネクション間で均等にさせる効果がある。
変更先伝送路決定部11は、伝送路変更情報管理部8が管理している、各出力伝送路の出力可能帯域、振分帯域及びコネクション情報を参照して変更先出力伝送路を決定し、決定した変更先出力伝送路を伝送路変更決定部12に通知する。変更先の出力伝送路は、振分帯域の最も少ない出力伝送路を候補として選択し、選択した出力伝送路の空き帯域が十分である場合は、その出力伝送路を変更先出力伝送路と決定する。空き帯域が十分であるか否かの判断基準の例については後述する。
伝送路変更決定部12は、変更コネクション決定部10からの変更コネクションの通知と、変更先伝送路決定部11からの変更先出力伝送路の通知が共になされた場合には、変更コネクションと変更先出力伝送路を振分伝送路管理部13に通知する。変更コネクション決定部10からの変更コネクションの通知のみで、変更先伝送路決定部11から変更先出力伝送路の通知がなされない場合、又は、変更先伝送路決定部11からの変更先出力伝送路の通知のみで、変更コネクション決定部10から変更コネクションの通知がなされない場合は、振分伝送路管理部13への通知は行わない。
振分伝送路管理部13は、各コネクションと、各コネクションが振分けられる出力伝送路の対応関係についての情報である、コネクション出力伝送路情報を管理及び保存してフレーム振分部7に通知し、伝送路変更決定部12から変更コネクション及び変更先出力伝送路が通知された場合、並びに、フレーム振分部7からコネクション番号及び出力伝送路についての情報が通知された場合、コネクション出力伝送路情報の更新を行う。各コネクションと、各コネクションが使用する出力伝送路の対応関係についての情報は、Least Recently Usedアルゴリズム、一定時間毎に総ての情報を消す方法又は最も古く書き込まれた情報から上書きするといった方法で管理される。Least Recently Usedアルゴリズムで情報を管理することで、効率よくコネクション出力伝送路情報を管理でき、一定時間毎に総ての情報を消す方法又は最も古く書き込まれた情報から上書き方法を用いることで回路を簡易なものとすることができる。
続いて、変更先伝送路決定部11が、変更先出力伝送路候補の空き帯域が十分であるか否かを判断する基準の例について説明する。尚、以下の説明において、
:変更先出力伝送路の出力可能帯域
:変更先出力伝送路の振分帯域
:変更元出力伝送路の振分帯域
m:変更元出力伝送路に振分けられているコネクション数
とする。
第1の例は、変更先出力伝送路の振分帯域が、その出力伝送路の出力可能帯域に対して、所定の割合以下であること、つまり、帯≦帯×定数である。
第2の例は、変更先出力伝送路の空き帯域が、変更元出力伝送路の振分帯域を変更元出力伝送路に振分けられているコネクション数で割った値よりも大きいこと、つまり、(帯−帯)≧(帯/m)である。
第1の例では、変数として帯、帯のみを扱うため、回路を簡易にでき、第2の例では、伝送路変更されるコネクションの帯域を予測することができるために、適切な伝送路変更を行える。
図2は、本発明による動的伝送路振分回路における、振分伝送路決定方法のフローチャートである。
(S21) フレーム振分部7は、振分伝送路管理部13から通知される、各コネクションのフレームが出力されるコネクション出力伝送路情報を参照する。
(S22) フレーム振分部7は、コネクション出力伝送路情報に、入力されたフレームのコネクションが振分けられる出力伝送路の情報が有るか否かを確認する。
(S23) 情報がない場合、フレーム振分部7はコネクションが振分けられる出力伝送路をランダムに決定する。
(S24) フレーム振分部7は、振分伝送路管理部13に前記決定したコネクション番号と出力伝送路を通知する。
(S25) 振分伝送路管理部13は、コネクション出力伝送路情報を更新する。
(S26) フレーム振分部7は、フレームの振分けを実行する。
図3は、振分伝送路管理部13が管理する、コネクション出力伝送路情報例である。
図4は、本発明による動的伝送路振分回路における、振分伝送路変更方法のフローチャートである。
(S41) バッファ溢れによるフレーム損失により、帯域の使用効率が悪化することを防ぐため、変更元伝送路決定部9は、伝送路変更情報管理部8が管理している情報を参照し、バッファのキュー長が閾値以上となっている出力伝送路が存在するか否かを確認する。
(S42) 変更コネクション決定部10は、変更元伝送路決定部9から通知された出力伝送路内のコネクションのうち、過去の伝送路変更頻度の最も少ないコネクションを変更コネクションとして選択する。
(S43) 変更先伝送路決定部11は、振分帯域の最も少ない出力伝送路を選択する。
(S44) 変更先伝送路決定部11は、伝送路変更後の変更先出力伝送路の振分帯域が過剰となることを回避するため、選択した出力伝送路の空き帯域が十分にあることを、前述した方法で確認する。
(S45) 伝送路変更決定部12は、変更コネクションと、変更先出力伝送路が共に通知された場合に、伝送路変更を決定する。
(S46) 振分伝送路管理部13は、コネクション出力伝送路情報を更新する。
図5は、伝送路変更情報管理部8が管理する情報の例を示す図である。図5において、出力可能帯域とは、各出力伝送路の出力可能な帯域を示す。振分帯域とは、各出力伝送路に振分けられたコネクションの合計帯域であり、出力伝送路毎の振分帯域計算部3で計算されたものである。コネクション数及びコネクション番号は、各出力伝送路に振分けられているコネクション数及びその番号であり、出力伝送路毎のコネクション情報管理部4が、コネクション帯域計測部1から取得したものである。
図6は、変更コネクション決定部10が管理する伝送路変更頻度情報の例を示す図である。以下に、出力伝送路が3本あり、図3に示す情報を振分伝送路管理部13が管理しており、図5に示す情報を伝送路変更情報管理部8が管理しており、図6に示す情報を変更コネクション決定部10が管理している場合の、伝送路変更手順について説明する。尚、以下の説明において、伝送路変更を行うバッファのキュー長の閾値を100kbyteとし、伝送路変更頻度を計る方法として単位転送時間当たりの伝送路変更回数を用い、変更先出力伝送路を決定する基準として出力伝送路の空き帯域が(帯/m)以上であること、即ち、上述した基準の第2の例によるものとする。
変更元伝送路決定部9は、各出力伝送路のバッファのキュー長を閾値の100kbyteと比較する。出力伝送路#2のバッファのキュー長が100kbyteを超えているため、出力伝送路#2を変更コネクション決定部10に通知する。
変更コネクション決定部10は、図5に示す伝送路変更情報管理部8が管理する情報を参照し、出力伝送路#2に振分けられているコネクションのコネクション番号が、6、7、8、9、10、11であることを確認し、自己が管理する前記コネクションの伝送路変更頻度情報を参照し、伝送路変更頻度の最も少ないコネクション#11を変更コネクションとして伝送路変更決定部12に通知する。
変更先伝送路決定部11は,図5に示す伝送路変更情報管理部8が管理する情報を参照し、振分帯域の最も少ない出力伝送路#3を変更先出力伝送路候補として選択する。続いて、変更先伝送路決定部11は,出力伝送路#3の空き帯域25Mbps(=100Mbps−75Mbps)を、変更元出力伝送路である出力伝送路#2の振分帯域105Mbpsを出力伝送路#2に振分けられているコネクション数6で割った値である17.5Mbpsと比較する。出力伝送路#3の空き帯域が大きいため、空き帯域が十分であると判断し、出力伝送路#3を変更先出力伝送路と決定し、伝送路変更決定部12に通知する。
伝送路変更決定部12は、変更コネクションであるコネクション#11及び変更先出力伝送路である出力伝送路#3を、振分伝送路管理部13に通知する。
振分伝送路管理部13は、前記通知を基に、コネクション出力伝送路情報を更新する。図7は、伝送路変更後のコネクション出力伝送路情報を示す図である。
続いて、図3に示す情報を振分伝送路管理部13が管理しており、図8に示す情報を伝送路変更情報管理部8が管理しており、図6に示す情報を変更コネクション決定部10が管理している場合の、伝送路変更手順について説明する。
前述の例との違いは、変更先出力伝送路の決定において、振分帯域の最も少ない出力伝送路#3の空き帯域が15Mbps(=100Mbps−85Mbps)であり、変更元出力伝送路である出力伝送路#2の振分帯域105Mbpsを出力伝送路#2に振分けられているコネクション数6で割った値である17.5Mbpより小さいことである。この場合は、出力伝送路#3の空き帯域は十分ではなく、よって、変更先伝送路決定部11は、伝送路変更決定部12に変更先出力伝送路の通知は行わない。これにより、伝送路変更決定部12は、変更コネクション決定部10から、変更コネクションが入力されたとしても振分伝送路管理部13には通知せず、結果、伝送路変更は行われない。
本実施形態では、フレーム損失を抑えつつ、各出力伝送路の使用帯域を高めることができる。また、コネクションの伝送路変更を行う頻度を均等にすることで、伝送路変更によるスループットの低下をコネクション間で公平とし、変更先出力伝送路の空き帯域が十分にない場合は伝送路変更を行わないことにより、過剰な伝送路変更を抑え、スループットの低下を防ぐ効果が得られる。
(第2実施形態) 本実施形態では、変更コネクションを決定する際に、コネクションの優先度情報を利用し、優先度の高いコネクションの伝送路変更を回避する。
図9は、本発明による振分回路の第2実施形態のブロック図である。以下の説明において、既に説明をした機能ブロックには、同一の符号を付け、説明は省略する。
図9によると、振分回路は、第1実施形態の構成に加え、コネクション優先度振分部6と変更コネクション選択部14とを有する。コネクション優先度振分部6は、出力伝送路毎に設けられる。
コネクション優先度振分部6は、コネクション帯域計測部1から取得するコネクション情報より、各コネクションの優先度を識別し、優先度別にコネクション情報管理部4にコネクション情報を通知する。コネクション情報管理部4は、同様に、優先度別にコネクション情報を伝送路変更情報管理部8に通知し、伝送路変更情報管理部8は、コネクションの優先度情報も管理する。
変更コネクション選択部14は、変更元伝送路決定部9から、コネクションを変更すべき出力伝送路の通知を受けた場合に、伝送路変更情報管理部8が管理している情報を参照し、通知された出力伝送路が収容するコネクションのうち、優先度の低いコネクション群を選択し、選択したコネクション群を伝送路変更決定部10に通知する。これにより、伝送路変更の頻度を、優先度により制御することが可能となる。
図10は、本発明の第2実施形態の伝送路変更方法のフローチャートである。第1実施形態と同様、S101で、バッファのキュー長が閾値以上となっている伝送路が存在するか否かを確認する。その後、
(S102) 変更コネクション選択部14は、変更元伝送路決定部9から通知された出力伝送路から、優先度が最も低いコネクション群を選択する。
(S103) 変更コネクション決定部10は、変更コネクション選択部14で選択されたコネクション群に含まれるコネクションが1本である場合は、そのコネクションを、変更コネクションとして選択する。
(S104) コネクション群に含まれるコネクションが複数本ある場合は、過去の伝送路変更頻度の最も少ないコネクションを変更コネクションとして選択する。
以後、S105〜S108は、図4において説明した処理と同じである。
図11は、伝送路変更情報管理部8が管理する情報の例を示す図である。図11の低優先度コネクション番号、高優先度コネクション番号は、コネクション優先度振分部6で判別された各優先度に属するコネクションの番号を示す。
以下に、図3に示す情報を振分伝送路管理部13が管理しており、図11に示す情報を伝送路変更情報管理部8が管理しており、図6に示す情報を変更コネクション決定部10が管理している場合の、伝送路変更手順について説明する。
既に説明したように、変更元伝送路決定部9は、出力伝送路#2を、変更元出力伝送路と決定する。変更コネクション選択部14は、出力伝送路#2の低優先度のコネクション群、コネクション番号6,7,8を変更コネクション決定部10に通知する。
変更コネクション決定部10は、出力伝送路#2の低優先度のコネクション群に振分けられているコネクションのコネクション番号が、6、7、8であることを確認し、自己が管理する前記コネクションの伝送路変更頻度情報を参照し、伝送路変更頻度の最も少ないコネクション#6を、変更コネクションとして、伝送路変更決定部12に通知する。
変更先出力伝送路は、既に説明したように、出力伝送路#3となり、伝送路変更決定部12は、変更コネクションがコネクション#6及び変更先出力伝送路が出力伝送路#3であると、振分伝送路管理部13に通知し、振分伝送路管理部13は、コネクション出力伝送路情報を更新する。図12は、伝送路変更後のコネクション出力伝送路情報を示す図である。
本実施形態では、優先度の高いコネクションに、伝送路変更によるスループットの減少が発生することを回避する効果がある。
(第3実施形態) 本実施形態は、過剰な伝送路変更を抑える効果を有する。コネクションの出力伝送路を変更した場合、変更先の出力伝送路のバッファのキュー長が閾値を超え、再度コネクションの伝送路変更を行う必要が生じることが考えられる。更に、この現象が連続して生じる可能性もある。コネクションの伝送路変更は、変更したコネクションのスループットを低下させるため、伝送路変更は少なく抑えることが望ましい。本実施形態は、簡易な回路で、伝送路変更が過剰でないかを判別することを特徴とする。
図13は、本発明による振分回路の第3実施形態のブロック図である。本実施形態は、第1実施形態の構成に加え、伝送路変更監視部15を有する。
伝送路変更監視部15は、過去一定の時間の伝送路変更に関する情報である伝送路変更履歴情報を有し、伝送路変更決定部12からの、変更コネクション及びその変更先出力伝送路の通知に対して、前記伝送路変更履歴情報に基づき、通知された変更コネクションの変更を行うか否かの判断をし、変更を行うと判断した場合は、振分伝送路管理部13に、変更コネクション及び変更先出力伝送路の通知を行う。
過去一定時間の伝送路変更履歴情報に基づく判断の例としては、全出力伝送路の一定時間における伝送路変更回数を用いる方法がある。即ち、ある一定時間に許容できる伝送路変更回数を閾値として、閾値より大きくなる場合は、変更を行わないと判断する方法である。また他の例として、前回の変更先出力伝送路を記憶しておき、ある一定時間内に前記変更先出力伝送路が変更元出力伝送路となる変更は行わないと判断する方法がある。
全出力伝送路の一定時間における伝送路変更回数を用いた場合、伝送路変更監視部15は、伝送路の変更回数のみ管理すればよいため、回路を簡易なものとすることができる。前回伝送路変更を行ったときの変更先出力伝送路と、今回の変更元出力伝送路の一致を用いる場合は、連続して起こる伝送路変更が過去の伝送路変更により連鎖的に生じたか否かを判断でき、伝送路変更に起因して生じる連鎖的な伝送路変更を、効果的に回避できる。
図14は、本発明の第3実施形態の伝送路変更方法のフローチャートである。図4での説明と同様、S141〜S145で、変更コネクション及び変更先出力伝送路が選択される。前記情報を、伝送路変更決定部12は、伝送路変更監視部15に通知する。そして、
(S146) 伝送路変更監視部15は、全出力伝送路の一定時間における伝送路変更回数が閾値以下であるか否かを確認し、閾値以下の場合のみ変更を許可し、振分伝送路管理部13に通知する。
S147は、図4において説明した処理と同じである。
以下に、図3に示す情報を振分伝送路管理部13が管理しており、図5に示す情報を伝送路変更情報管理部8が管理しており、図6に示す情報を変更コネクション決定部10が管理している場合の、伝送路変更手順について説明する。また、各コネクションの帯域を図15に示す値とする。
第1実施形態の場合、コネクション#11が出力伝送路#3に変更され、結果各出力伝送路が収容するコネクションと振分帯域は、出力伝送路#1が、コネクション#1、2、3、4、5で振分帯域85Mbps、出力伝送路#2が、コネクション#6、7、8、9、10で振分帯域75Mbps、出力伝送路#3が、コネクション#11、12、13、14、15で振分帯域105Mbpsとなる。また、変更によりコネクション#11の伝送路変更頻度が1.1[回/s]になったものとする。
出力伝送路#3の振分帯域は、出力可能帯域である100Mbpsを超えているため、出力できないフレームがバッファにたまり、時間の経過により、変更元出力伝送路を決定する閾値を超え、出力伝送路#3が、変更元出力伝送路と決定されることとなる。この場合、変更コネクションとしては、伝送路変更頻度が最も少ないコネクション#12が、変更先出力伝送路としては振分帯域が最も少ない出力伝送路#2が選択され、変更が行われる。結果各出力伝送路が収容するコネクションと振分帯域は、出力伝送路#1が、コネクション#1、2、3、4、5で振分帯域85Mbps、出力伝送路#2が、コネクション#6、7、8、9、10、12で振分帯域105Mbps、出力伝送路#3が、コネクション#11、13、14、15で振分帯域75Mbpsとなる。また、変更によりコネクション#12の伝送路変更頻度が1.2[回/s]になったものとする。
出力伝送路#2の振分帯域が100Mbpsを超えているため、更に、コネクションの出力伝送路の変更が必要となる。この場合は、伝送路変更頻度の最も少ないコネクション#6が、振分帯域の最も少ない出力伝送路#3に変更される。
上述した様に、実施形態1の場合には、最初の伝送路変更が連鎖的に伝送路変更を引き起こし、過剰な伝送路変更を行う可能性がある。本実施形態においては、上述した過剰な伝送路変更を抑える。以下の説明において、一定時間の伝送路変更履歴情報に基づく判断の基準として、一定時間における伝送路変更回数を用いることとし、全伝送路の一定時間の伝送路変更回数の初期値を0、閾値を2とする。
伝送路変更監視部15は、全伝送路の一定時間の伝送路変更回数は0であるため、コネクション#11の変更を許可し、全伝送路の一定時間の伝送路変更回数は1とする。続いて、コネクション#12の変更も許可し、全伝送路の一定時間の伝送路変更回数は2とする。しかし、コネクション#6の変更は、全伝送路の一定時間の伝送路変更回数が閾値未満ではないため許可されず、よって、伝送路変更監視部15は、振分伝送路管理部13に通知を行わず、結果、伝送路変更は行われないこととなる。
本実施形態では、伝送路変更に起因する、連鎖的な伝送路変更を回避し、過剰な伝送路変更によるスループットの低下を防ぐ効果がある。
(第4実施形態) 本実施形態は、伝送路変更に起因する、連鎖的な伝送路変更を防ぐために、変更先出力伝送路を決定する基準を、変更先出力伝送路の空き帯域が、伝送路変更を行うコネクションの帯域以上あることとするものである。
図16は、本発明による振分回路の第4実施形態のブロック図である。本実施形態は、第1実施形態と比較して、変更先伝送路選択部16が新たに設けられ、伝送路変更決定部12が省略されている。
本実施形態において、振分帯域計算部3は、振分帯域と共に、対応するコネクション帯域計測部1で計測された各コネクションの帯域も伝送路変更情報管理部8に通知し、伝送路変更情報管理部8は、振分帯域計算部3から通知される各コネクションの帯域も管理する。
変更先伝送路選択部16は、変更コネクション決定部10から、変更コネクションを通知された場合、伝送路変更情報管理部8を参照し、変更コネクションの帯域以上の空き帯域を有する出力伝送路群を、変更先出力伝送路の候補として選択し、変更先伝送路決定部11に通知する。変更コネクションの帯域以上の空き帯域を有する出力伝送路がない場合は、変更先伝送路決定部11には通知を行わない。
変更先伝送路決定部11は、通知された出力伝送路群から、所定の方法で、変更先出力伝送路を決定し、変更コネクションと併せて、振分伝送路管理部13に通知する。出力伝送路を決定する方法としては、振分帯域の最も少ない出力伝送路とする方法や、変更コネクションの帯域に近い空き帯域を持つ出力伝送路とする方法等がある。
図17は、本発明の第4実施形態の伝送路変更方法のフローチャートである。S171及びS172で、従来と同様に、変更コネクションを選択する。以後、
(S173) 変更先伝送路選択部16は、伝送路情報管理部8が管理している情報を参照し、各出力伝送路の空き帯域と、変更コネクションの帯域を比較する。
(S174) 変更先伝送路選択部16は、変更コネクションの帯域以上の空き帯域を有する出力伝送路が存在する場合は、その出力伝送路群を、変更コネクションと共に、変更先伝送路決定部11に通知する。
(S175)変更先伝送路決定部11は、前記出力伝送路群の通知から変更先出力伝送路を決定し、変更先出力伝送路を、変更コネクションと共に、振分伝送路管理部13に通知する。
S176は、図4において説明した処理と同じである。
以下に、図3に示す情報を振分伝送路管理部13が管理しており、図5及び図15に示す情報を伝送路変更情報管理部8が管理しており、図6に示す情報を変更コネクション決定部10が管理している場合の、伝送路変更手順について説明する。
第1実施形態と同様、変更コネクション決定部10は、コネクション#11を変更コンクションとして選択する。しかし、変更先伝送路選択部16は、出力伝送路#1の空き帯域が15Mbps、出力伝送路#3の空き帯域が25Mbpsと、共にコネクション#11の帯域30Mbpsより小さいため、変更先伝送路決定部11には、通知を行わず、よって伝送路の変更は行われない。
続いて、以下に、図3に示す情報を振分伝送路管理部13が管理しており、図5及び図18に示す情報を伝送路変更情報管理部8が管理しており、図6に示す情報を変更コネクション決定部10が管理している場合の、伝送路変更手順について説明する。
第1実施形態と同様、変更コネクション決定部10は、コネクション#11を変更コンクションとして選択する。変更先伝送路選択部16は、出力伝送路#1の空き帯域が15Mbps、出力伝送路#3の空き帯域が25Mbpsと、共にコネクション#11の帯域15Mbps以上であるため、変更コネクション#11と、出力伝送路#1及び#3を変更先伝送路決定部11に通知する。変更先伝送路決定部11は、通知された出力伝送路#1と#3から所定の方法、例えば、振分帯域の少ない出力伝送路#3を変更先出力伝送路と決定し、振分伝送路管理部13に、コネクション#11及び出力伝送路#3を通知する。
本実施形態を適用することにより、伝送路変更に起因する、連鎖的な伝送路変更を回避し、伝送路変更によるスループットの減少を最小限に抑える効果がある。
(第5実施形態) 本実施形態は、伝送路変更に起因する、連鎖的な伝送路変更を防ぐため、変更先出力伝送路の空き帯域が伝送路変更を行うコネクションの帯域以上である場合に、振分伝送路管理部13が管理するコネクション出力伝送路情報を更新し、変更を行うものである。
図19は、本発明による振分回路の第5実施形態のブロック図である。本実施形態は、第1実施形態の構成に加え、空き帯域監視部17を有する。
本実施形態において、振分帯域計算部3は、振分帯域と共に、対応するコネクション帯域計測部1で計測された各コネクションの帯域も伝送路変更情報管理部8に通知し、伝送路変更情報管理部8は、振分帯域計算部3から通知される各コネクションの帯域も管理する。
空き帯域監視部17は、伝送路変更決定部12からの、変更コネクション及び変更先出力伝送路の通知に対して、伝送路変更情報管理部8が管理している情報を参照し、変更先出力伝送路の空き帯域が、変更コネクションの帯域以上である場合、前記変更コネクション及び変更先出力伝送路を振分伝送路管理部13に通知し、それ以外の場合は、通知を行わない。
図20は、本発明の第5実施形態の伝送路変更方法のフローチャートである。第1実施形態と同様、S201からS205で、変更コネクション及び変更先出力伝送路を選択する。その後、
(S206) 変更先出力伝送路の空き帯域が、変更コネクションの帯域以上であるか否かを確認する。帯域以上であれば、伝送路変更を行い、それ以外の場合は、伝送路変更は行わない。
S207は、図4において説明した処理と同じである。
以下に、図3に示す情報を振分伝送路管理部13が管理しており、図5及び図15に示す情報を伝送路変更情報管理部8が管理しており、図6に示す情報を変更コネクション決定部10が管理している場合の、伝送路変更手順について説明する。
第1実施形態と同様、伝送路変更決定部12は、出力伝送路#3を変更先出力伝送路、コネクション#11を変更コンクションと選択する。しかし、空き帯域監視部17は、出力伝送路#3の空き帯域が25Mbpsと、コネクション#11の帯域30Mbpsより小さいため、振分伝送路管理部13には、変更コネクション及び変更先出力伝送路の通知を行わず、よって伝送路変更を行わない。
続いて、以下に、図3に示す情報を振分伝送路管理部13が管理しており、図5及び図18に示す情報を伝送路変更情報管理部8が管理しており、図6に示す情報を変更コネクション決定部10が管理している場合の、伝送路変更手順について説明する。
第1実施形態と同様、変更コネクション決定部10は、コネクション#11を変更コンクションとして選択する。空き帯域監視部17は、出力伝送路#3の空き帯域が25Mbpsと、コネクション#11の帯域15Mbpsより大きいため、コネクション#11及び出力伝送路#3を振分伝送路管理部13に通知する。
本実施形態を適用することにより、伝送路変更に起因する、連鎖的な伝送路変更を回避し、伝送路変更によるスループットの減少を最小限に抑える効果がある。
本発明による振分回路の第1実施形態のブロック図である。 本発明による動的伝送路振分回路における、振分伝送路決定方法のフローチャートである。 振分伝送路管理部が管理する、コネクション出力伝送路情報例である。 本発明による動的伝送路振分回路における、振分伝送路変更方法のフローチャートである。 伝送路変更情報管理部が管理する情報の例を示す図である。 変更コネクション決定部が管理する情報の例を示す図である。 伝送路変更後のコネクション出力伝送路情報を示す図である。 伝送路変更情報管理部が管理する情報の例を示す図である。 本発明による振分回路の第2実施形態のブロック図である。 本発明の第2実施形態の伝送路変更方法のフローチャートである。 伝送路変更情報管理部が管理する情報の例を示す図である。 第2実施形態による伝送路変更後のコネクション出力伝送路情報を示す図である。 本発明による振分回路の第3実施形態のブロック図である。 本発明の第3実施形態の伝送路変更方法のフローチャートである。 各コネクションの帯域例である。 本発明による振分回路の第4実施形態のブロック図である。 本発明の第4実施形態の伝送路変更方法のフローチャートである。 各コネクションの帯域例である。 本発明による振分回路の第5実施形態のブロック図である。 本発明の第5実施形態の伝送路変更方法のフローチャートである。
符号の説明
1 コネクション帯域計測部
2 フレーム蓄積部
3 振分帯域計算部
4 コネクション情報管理部
5 キュー長監視部
6 コネクション優先度振分部
7 フレーム振分部
8 伝送路変更情報管理部
9 変更元伝送路決定部
10 変更コネクション決定部
11 変更先伝送路決定部
12 伝送路変更決定部
13 振分伝送路管理部
14 変更コネクション選択部
15 伝送路変更監視部
16 変更先伝送路選択部
17 空き帯域監視部

Claims (10)

  1. 1以上のコネクションを収容し、論理的には1本のリンクとして扱われる複数の出力伝送路に振分ける回路において、
    入力されたフレームを、振分伝送路管理手段から通知される、コネクションと出力伝送路の対応を示すコネクション出力伝送路情報に基づき、指定された出力伝送路に振分け、指定された出力伝送路に対応するコネクション帯域計測手段に出力し、コネクション出力伝送路情報に含まれないコネクションのフレームには、出力伝送路を決定し、決定した出力伝送路に対応するコネクション帯域計測手段に出力すると共に、決定した出力伝送路とコネクション番号を振分伝送路管理手段に通知するフレーム振分手段と、
    出力伝送路毎に設けられ、入力フレームをフレーム蓄積手段に出力すると共に、通過するフレームから、各コネクションの帯域を計測するコネクション帯域計測手段と、
    出力伝送路毎に設けられ、入力フレームをバッファに蓄積した後、対応する出力伝送路に出力するフレーム蓄積手段と、
    出力伝送路毎に設けられ、コネクション帯域計測手段が計測する、各コネクションの帯域より、対応する出力伝送路に振分けられているコネクションの合計帯域である振分帯域を計算し、計算した振分帯域を伝送路変更情報管理手段に通知する振分帯域計算手段と、
    出力伝送路毎に設けられ、コネクション帯域計測手段が計測する、対応する出力伝送路に振分けられている、コネクション番号を含むコネクション情報を取得し伝送路変更情報管理手段に通知するコネクション情報管理手段と、
    出力伝送路毎に設けられ、フレーム蓄積手段に蓄積されているキュー長を計測し、計測したキュー長を伝送路変更情報管理手段に通知するキュー長監視手段と、
    各振分帯域計算手段、コネクション情報管理手段及びキュー長監視手段から通知される各出力伝送路の振分帯域、コネクション情報及びキュー長と、各出力伝送路の出力可能帯域を管理する伝送路変更情報管理手段と、
    伝送路変更情報管理手段が管理している情報を参照し、所定の閾値を基に変更元出力伝送路を決定する変更元伝送路決定手段と、
    各コネクションの伝送路変更の頻度についての情報である伝送路変更頻度情報を管理し、変更元伝送路決定手段が決定した変更元出力伝送路が収容するコネクションを、伝送路変更情報管理手段が管理している情報を参照して識別し、伝送路変更頻度情報に基づき、変更元出力伝送路が収容するコネクションから伝送路の変更を行う変更コネクションを決定する変更コネクション決定手段と、
    伝送路変更情報管理手段が管理している情報を参照して変更先出力伝送路を決定する変更先伝送路決定手段と、
    変更コネクション及び変更先出力伝送路が共に通知された場合には、変更コネクションと変更先出力伝送路を振分伝送路管理手段に通知する伝送路変更決定手段と、
    前記コネクション出力伝送路情報を管理してフレーム振分手段に通知し、変更コネクション及び変更先出力伝送路が通知された場合、並びに、フレーム振分手段からコネクション番号及び出力伝送路が通知された場合、コネクション出力伝送路情報の更新を行う振分伝送路管理手段とを有することを特徴とする伝送路振分回路。
  2. 出力伝送路毎に設けられるコネクション優先度振分手段と、変更コネクション選択手段とを有し、
    コネクション優先度振分手段は、コネクション帯域計測手段から取得するコネクション情報より、各コネクションの優先度を識別し、優先度別に前記コネクション情報管理手段にコネクション情報を通知し、
    前記コネクション情報管理手段は、優先度別にコネクション情報を伝送路変更情報管理手段に通知し、
    前記伝送路変更情報管理手段は、優先度ごとのコネクション群としてコネクション情報を管理し、
    変更コネクション選択手段は、前記伝送路変更情報管理手段が管理している情報を参照して、前記変更元伝送路決定手段が決定した変更元出力伝送路が収容するコネクションのうち、最も低い優先度に属するコネクション群を選択し、
    前記変更コネクション決定手段は、変更元出力伝送路が収容するコネクションのうち、変更コネクション選択手段が選択するコネクション群から変更コネクションを決定することを特徴とする請求項1に記載の伝送路振分回路。
  3. 伝送路変更監視手段を有し、
    前記伝送路変更決定手段は、変更コネクションと変更先出力伝送路を伝送路変更監視手段に通知し、
    伝送路変更監視手段は、過去一定時間の伝送路変更についての情報である伝送路変更履歴情報を管理し、伝送路変更履歴情報に基づき、通知された変更コネクションの変更を行うか否かの判断をし、変更を行うと判断した場合は、振分伝送路管理手段に、変更コネクション及び変更先出力伝送路の通知を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の伝送路振分回路。
  4. 前記振分帯域計算手段は、各コネクションの帯域を前記伝送路変更情報管理手段に通知し、
    前記伝送路変更情報管理手段は、前記振分帯域計算手段より通知される各コネクションの帯域を管理し、
    前記伝送路変更情報管理手段が管理している情報を参照し、前記変更コネクション決定手段が決定した変更コネクションの帯域以上の空き帯域を有する出力伝送路群を、変更先出力伝送路の候補として選択する変更先伝送路選択手段を有し、
    前記変更先伝送路決定手段は、変更先伝送路選択手段が選択した出力伝送路群から変更先出力伝送路を決定し、決定した変更先出力伝送路及び前記変更コネクション決定手段が決定した変更コネクションを振分伝送路管理手段に通知することを特徴とする請求項1又は2に記載の伝送路振分回路。
  5. 空き帯域監視手段を有し、
    前記振分帯域計算手段は、各コネクションの帯域を前記伝送路変更情報管理手段に通知し、
    前記伝送路変更情報管理手段は、前記振分帯域計算手段より通知される各コネクションの帯域を管理し、
    前記伝送路変更決定手段は、変更コネクションと変更先出力伝送路を空き帯域監視手段に通知し、
    空き帯域監視手段は、前記伝送路変更情報管理手段が管理している情報を参照し、通知された変更先出力伝送路の空き帯域が、変更コネクションの帯域以上である場合、前記変更先出力伝送路及び変更コネクションを振分伝送路管理手段に通知することを特徴とする請求項1又は2に記載の伝送路振分回路。
  6. 1以上のコネクションを、論理的には1本のリンクとして扱われる複数の出力伝送路に振分ける方法において、
    コネクションと出力伝送路の対応を示すコネクション出力伝送路情報に基づき、入力フレームを出力伝送路に振分け、コネクション出力伝送路情報に含まれないコネクションのフレームには、出力伝送路を決定し、決定した出力伝送路に振分けると共に、前記決定に基づき前記コネクション出力伝送路情報を更新する第1のステップと、
    出力伝送路毎に、振分けられている各コネクションの帯域と、各コネクションの合計帯域である振分帯域と、コネクション番号を含むコネクション情報と、出力バッファのキュー長とを計測する第2のステップと、
    第2のステップで計測した各出力伝送路の情報と所定の閾値に基づき、変更元出力伝送路を決定する第3のステップと、
    各コネクションの伝送路変更頻度情報に基づき、変更元出力伝送路が収容するコネクションから伝送路の変更を行う変更コネクションを決定する第4のステップと、
    第2のステップで計測した各出力伝送路の情報から変更先出力伝送路を決定する第5のステップと、
    変更コネクション及び変更先出力伝送路が共に決定された場合に、前記コネクション出力伝送路情報の更新を行う第6のステップとを有することを特徴とする伝送路振分方法。
  7. 前記コネクションには優先度が設けられており、
    前記第4のステップにおいて、変更コネクションは、変更元出力伝送路が収容する最も低い優先度に属するコネクションから選択されることを特徴とする請求項6に記載の伝送路振分方法。
  8. 前記第6のステップにおいて、過去一定時間の伝送路変更についての情報である伝送路変更履歴情報を管理し、伝送路変更履歴情報に基づき、変更コネクションの変更を行うか否かの判断をし、変更を行うと判断した場合に前記コネクション出力伝送路情報の更新を行うことを特徴とする請求項6又は7に記載の伝送路振分方法。
  9. 前記第5のステップにおいて、変更先出力伝送路は、変更コネクションの帯域以上の空き帯域を有する出力伝送路から選択されることを特徴とする請求項6又は7に記載の伝送路振分方法。
  10. 前記第6のステップにおいて、変更先出力伝送路の空き帯域が、変更コネクションの帯域以上である場合にのみ前記コネクション出力伝送路情報の更新を行うことを特徴とする請求項6又は7に記載の伝送路振分方法。
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