JP4265242B2 - 3相交流電動機の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車等の車輌に使用して好適な3相交流電動機の製造方法に関し、特に、そのステータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気自動車、ハイブリット電気自動車等には3相交流電動機が使用される。3相交流電動機は中心のロータと該ロータを囲むように配置されたステータとを有する。ステータは、円筒状のステータコアを有し、該ステータコアの円筒状の内面には、軸線方向に延びる複数のスロットが等角度間隔にて形成されている。スロットは、ステータコアの一方の端面から他方の端面まで、延びている。
【0003】
ステータコアの円筒状の内面には、分布巻型の3相コイル、即ち、U相コイル、V相コイル及びW相コイルが装着されている。各コイルは略矩形に形成され、互いに平行な軸線部分と互いに平行な円周部分とからなり、各コイルの軸線部分はスロット内に配置され、円周部分は、ステータコアの端面に露出して配置される。
【0004】
図7を参照して3相交流電動機の製造方法、特に、ステータ構造の組み立て工程を説明する。ステップS201にて、ステータコアの内面に3相コイルを装着する。先ず、U相コイルを装着し、U相コイルの円周部分を半径方向外方に拡大する。次に、U−V相間紙を配置する。次に、V相コイルを装着し、V相コイルの円周部分を半径方向外方に拡大する。次に、V−W相間紙を配置する。最後に、W相コイルを配置する。ステップS202にて、各相コイルの端部及び中性点側の端部のリード線に絶縁スリーブを挿入する。
【0005】
ステップS203にて、動力線かしめを行う。絶縁スリーブから露出した各相コイルの動力線側の端部のエナメル皮膜を除去し、銅製の端子を装着する。この端子をかしめ機によってかしめる。それによって、各相コイルの動力線側の端部に端子が装着される。
【0006】
ステップS204にて、3相コイル間の部分放電試験を行う。U相コイルとV相コイルの間、V相コイルとW相コイルの間、及びW相コイルとU相コイルの間の部分放電開始電圧を検査する。
【0007】
ステップS205にて、中性点かしめを行う。絶縁スリーブから露出した中性点リード線の先端のエナメル皮膜を除去し、銅製の端子を装着する。この端子をかしめ機によってかしめる。それによって、3相コイルの中性点は、電気的に接続される。ステップS206にて、絶縁スリーブから露出した中性点リード線の先端に装着された銅製の端子を絶縁テープによって巻く。
【0008】
ステップS207にて、コイルエンドの仕上げ成形を行う。ステップS201の3相コイルの装着工程にて、U相コイル及びV相コイルの円周部分を半径方向外方に拡大した。ここでは、U相コイル及びV相コイルの円周部分を半径方向内方に変形し、元の形状に戻す。ステップS208にて、レーシングを行う。ステータコアの端面に露出して配置された、3相コイルの円周部分を糸で巻き、コイルが解けることを防止する。
【0009】
ステップS209にて、コアと3相コイル間の部分放電試験を行う。各相コイルとステータコアの間の部分放電開始電圧を検査する。ステップS210にて、総合絶縁試験を行う。各相コイルの抵抗、各相コイルとステータコアの間の抵抗及び漏れ電流、2相のコイル間の抵抗及び短絡等を検査する。ステップS211にて、ワニス含浸を行う。ワニスをステータコアの端面に露出した3相コイルに滴下する。こうしてステータの組み立て工程が完了する。ステップS212にて、ステータは、モータ組み立て工程に搬送される。
【0010】
【特許文献1】
特開昭55−166467号公報
【特許文献2】
特開2002−218689号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来のステータの組み立て工程では、3相コイル間の部分放電試験の後に、コイルエンドの仕上げ成形及びレーシングを行う必要があった。コイルエンドの仕上げ成形及びレーシングによって、通常の負荷電圧であれば3相コイルの絶縁性が劣化することはないが、高電圧印加時には絶縁劣化の可能性がある。従来のステータ組み立て工程では、このような、高電圧に対する絶縁特性の劣化・低下を検出することができなかった。
【0012】
本発明の目的は、3相コイル間の絶縁特性の劣化・低下を確実に検出することができる3相交流電動機の製造方法を提供することにある。
本発明の目的は、特に、高電圧に対する3相コイル間の絶縁特性の劣化・低下を確実に検出することができる3相交流電動機の製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、3相交流電動機の製造方法は、ステータコアに3相コイルを装着する装着工程と、該3相コイルのコイルエンドを仕上げ成形する仕上げ成形工程と、3相コイルの動力線側の端部に端子を装着する動力線かしめ工程と、ステータコアの端面上の3相コイルに糸を巻く第1レーシング工程と、3相コイル間の部分放電試験を行うコイル間部分放電試験工程と、3相コイルの中性点リード線の端部を端子によって接続する中性点かしめ工程と、該端子によって接続された中性点を絶縁テープによって巻く絶縁テープ巻工程と、3相コイルの中性点リード線を折り曲げてステータコアの上に配置し、この折り曲げた部分に糸を巻く第2レーシング工程と、を含む。
【0014】
本発明によると、コイル間部分放電試験工程の前に、3相コイルのコイルエンドを仕上げ成形する仕上げ成形工程と、ステータコアの端面上の3相コイルに糸を巻く第1レーシング工程を行うので、これらの工程によって3相コイルに絶縁特性が劣化することがあっても、それを確実に検出することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を参照して本発明による3相交流電動機の製造方法、特に、ステータ構造の組み立て工程を説明する。ステップS101にて、ステータコアの内面に3相コイルを装着する。先ず、U相コイルを装着し、U相コイルの円周部分を半径方向外方に拡大する。次に、U−V相間紙を配置する。次に、V相コイルを装着し、V相コイルの円周部分を半径方向外方に拡大する。次に、V−W相間紙を配置する。最後に、W相コイルを配置する。ステップS102にて、各相コイルの中性点リード線に絶縁スリーブを挿入する。
【0016】
ステップS103にて、コイルエンドの仕上げ成形を行う。ステップS101の3相コイルの装着工程にて、U相コイル及びV相コイルの円周部分を半径方向外方に拡大した。ここでは、U相コイル及びV相コイルの円周部分を半径方向内方に変形し、元の形状に戻す。ステップS104にて、動力線かしめを行う。各相コイルの動力線側の端部に絶縁スリーブを挿入する。絶縁スリーブから露出した各相コイルの動力線側の端部のエナメル皮膜を除去し、銅製の端子を装着する。この端子をかしめ機によってかしめる。それによって、各相コイルの動力線側の端部に端子が圧着される。
【0017】
ステップS105にて、第1レーシングを行う。ステータコアの端面に露出して配置された、3相コイルの円周部分を糸で巻き、3相コイルが解けること及びステータコアより外れることを防止する。但し、本例では、後の3相コイル間の部分放電試験のために、振動等によりコイルが動き傷がつくのを防ぐため、中性点リード線(UN、VN、WN)を立ち上げた状態でレーシングを行う。
【0018】
図2Aは、第1レーシングを行った後のステータの外観を示す。図示のように、ステータコア10の端面12上に3相コイルの円周部分であるコイルエンドが形成され、これらには糸46が巻かれている。各相のコイルの動力線側の端部には端子44が装着されている。3相のコイルのコイルエンドは、ステータコア10の端面12に対して略垂直に立ち上げられている、即ち、略軸線方向に沿って形成されている。尚、実際には、ステータコア10の端面12に対して略垂直に立ち上げられているのは、中性点リード線の先端部分であり、リード線の根元及びコイルエンドの他の部分は、ステータコア10の端面12上にて横たわっている。
【0019】
ステップS106にて、3相コイル間の部分放電試験を行う。U相コイルとV相コイルの間、V相コイルとW相コイルの間、及びW相コイルとU相コイルの間の部分放電開始電圧を検査する。ステップS107にて、中性点かしめを行う。図2Bに示すように3相の中性点リード線の先端を半径方向外方に倒す。絶縁スリーブから露出した3相の中性点リード線の先端のエナメル皮膜を除去し、銅製の端子を装着する。この端子をかしめ機によってかしめる。それによって、3相コイルの中性点は、電気的に接続される。ステップS108にて、絶縁スリーブから露出した中性点及び中性点リード線を絶縁テープによって巻く。
【0020】
ステップS109にて、第2レーシングを行う。先ず、中性点リード線を折り曲げ、ステータコア10の端面上に配置する。次に、折り曲げた中性点リード線を覆うように、糸を巻きつける。それによって、折り曲げた中性点及び中性点リード線が動くことを防止する。図2Cは、第2レーシングを行った後のステータの外観を示す。図示のように、3相の中性点リード線の先端部分の折り曲げ部分にのみ、第2レーシングによる糸48が巻かれている。
【0021】
ステップS110にて、コアと3相コイル間の部分放電試験を行う。ステップS111にて、総合絶縁試験を行う。ステップS112にて、ワニス含浸を行う。ステップS113にて、ステータは、モータ組み立て工程に搬送される。
【0022】
本発明のステータの組み立て工程を従来のステータの組み立て工程と比較する。本発明では、中性点リード線の仕上げ成形と第1レーシングを3相コイル間の部分放電試験の前に実施している。
【0023】
一般に、「3相コイル間の部分放電試験」は「中性点かしめ」の前に行う必要がある。「中性点かしめ」は、3相のコイルの中性点リード線を端子で圧着し、電気的に接続する工程である。従って、「中性点かしめ」を行った後では、各2相のコイル間の部分放電試験を行うことができない。また、「絶縁テープ巻き」は、「中性点かしめ」の後に行う。従って、「3相コイル間の部分放電試験」、「中性点かしめ」及び「絶縁テープ巻き」の3工程は、この順になされる。また、「動力線かしめ」は、3相コイル間の部分放電試験の前に実施する必要がある。
【0024】
「3相コイル間の部分放電試験」は、できる限り、後の工程が望ましい。従って、本例では、「コイルエンド仕上げ」と「レーシング」を「3相コイル間の部分放電試験」、「中性点かしめ」及び「絶縁テープ巻き」の3工程の前に行うこととした。それによって、検査後に絶縁を劣化させる要因をなくすことが可能となった。
【0025】
しかしながら、「3相コイル間の部分放電試験」、「中性点かしめ」及び「絶縁テープ巻き」の3工程では、作業上の理由から、中性点リード線を立ち上げ又は折り曲げる必要がある。従って、「3相コイル間の部分放電試験」、「中性点かしめ」及び「絶縁テープ巻き」の3工程の後に、中性点リード線を折り曲げる工程が必要である。更に、折り曲げた中性点リード線をレーシングする必要がある。従って、本例では、ステップS109にて、第2レーシング工程を設けた。
【0026】
図3を参照して、中性点リード線の立ち上げ及び折り曲げについて説明する。図3Aに示すように、ステップS103のコイルエンドの仕上げ成形が終了したとき、3相コイルの中性点リード線20は、ステータコア10の端面にて、コイル上に横たわった状態にある。図3Bに示すように、ステップS105の第1レーシングの前に、中性点リード線20は立ち上げられ、軸線方向に沿って配置される。図3Cに示すように、ステップS107の中性点かしめの前に、中性点リード線は、半径方向外方に向けて倒される。図3Dに示すように、ステップS109の第2レーシングの前に、折り曲げられた中性点リード線は、ステータコアの端面上にて、コイル上に配置される。即ち、図3Cの矢印にて示すように、中性点リード線20は、円周方向に沿って折り曲げられ、ステータコアの端面のコイルエンド上に配置される。このとき、折り曲げられた中性点リード線の部分にはレーシングがされていないので、第2レーシング工程を設け、この部分が解けないように、糸48で固定する。
【0027】
図4を参照して説明する。図4Aは、ステップS107の中性点かしめ工程におけるステータコアの端面上の3相コイルの中性点リード線を概略的に示す。3相コイルの中性点リード線は、中性点リード線UN22、中性点リード線VN24及び中性点リード線WN26の順に、半径方向外側から内側に、配置されている。従って、中性点リード線VN22の長さは一番短く、中性点リード線WN26の長さは、一番長い。中性点かしめ工程によって、3相の中性点リード線は、端子42によって圧着され、電気的に接続される。ステップS109の第2レーシングの前に、3相の中性点リード線20は、矢印のように、円周方向に沿って折り曲げられる。従って、図4Bに示すように、一番長いW相コイルの中性点リード線26及び二番目に長いはV相コイルの中性点リード線24には、弛みや重なりができる。
【0028】
図5を参照して、図4を参照して説明した弛みや重なりを回避する方法の第1の例を説明する。図5Aに示すように、中性点かしめ工程にて、中性点リード線の冗長部を形成するためのジグを使用する。ジグは、台座50と台座に設けられた3つのピン52、54、56を有する。第1のピン52に、W相コイルの中性点リード線26を巻きつけ、第2のピン54に、V相コイルの中性点リード線24を巻きつけ、第3のピン56に、U相コイルの中性点リード線22を巻きつける。3つのピン52、54、56は、3相のコイルの中性点リード線が迂回するように、配置されている。3相のコイルの中性点リード線の迂回によって、冗長部が形成される。3つのピン52、54、56の間の距離を調節することによって、3相のコイルの中性点リード線の迂回部分、即ち、冗長部の長さが調整される。こうして3相の中性点リード線に冗長部を形成した後に、先端を端子42によって接続する。
【0029】
図5Bに示すように、ステップS109の第2レーシングの前に、3相のコイルの中性点リード線20を円周方向に沿って折り曲げる。上述のように、3相の中性点リード線に冗長部が形成されているから、折り曲げ部に弛みが生じない。
【0030】
図6を参照して、図4を参照して説明した中性点リード線の弛みや重なりを回避する方法の第2の例を説明する。上述の例では、ステップS107の中性点かしめは、3相の中性点リード線を半径方向外側に向けて倒し、中性点リード線の先端に端子42を装着した。しかしながら、本例では、ステップS107の中性点かしめ工程の前に、3相のコイルの中性点リード線をステータコア10の端面12に対して垂直に立ち上げる、即ち、軸線方向に沿って配置する。ステータコア10を倒して、その軸線が水平となるように配置する。
【0031】
この状態で、中性点リード線の先端に端子42を装着する。端子42の装着後、3相の中性点リード線を円周方向に沿って折り曲げ、ステータコアの端面12上のコイルエンド上に配置する。この例では、3相の中性点リード線の長さの差に起因した、弛みが発生しない。
【0032】
以上、本発明の例について説明したが、本発明は上述の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変形が可能であることは当業者に理解されよう。
【0033】
【発明の効果】
本発明によると、絶縁性に優れた3相交流電動機を製造することができる利点がある。
【0034】
本発明によると、高電圧に対しても絶縁性に優れた3相交流電動機を製造することができる利点がある。
また、本発明によると、高電圧な電動機でのコイルの傷つきのよる絶縁劣化を確実に検査することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による3相交流電動機の製造方法を説明するための説明図である。
【図2】本発明による3相交流電動機の製造方法によって製造されたステータ構造の外観を説明するための説明図である。
【図3】本発明による3相交流電動機の製造方法において、3相の中性点リード線の挙動を説明するための説明図である。
【図4】本発明による3相交流電動機の製造方法の中性点かしめ工程において、3相の中性点リード線の挙動を説明するための説明図である。
【図5】本発明による3相交流電動機の製造方法の中性点かしめ工程において、3相の中性点リード線の弛みを除去する方法の第1の例を説明するための説明図である。
【図6】本発明による3相交流電動機の製造方法の中性点かしめ工程において、3相の中性点リード線の弛みを除去する方法の第2の例を説明するための説明図である。
【図7】従来の相交流電動機の製造方法を説明するための説明図である。
【符号の説明】
10…ステータコア、12…ステータコア端面、20…中性点リード線、22…中性点リード線UN、24…中性点リード線VN、26…中性点リード線WN、42…中性点端子、44…動力線端子、46,48…糸、50…台座、52,54,56…ピン

Claims (5)

  1. ステータコアに3相コイルを装着する装着工程と、該3相コイルのコイルエンドを仕上げ成形する仕上げ成形工程と、3相コイルの動力線側の端部に端子を装着する動力線かしめ工程と、ステータコアの端面上の3相コイルに糸を巻く第1レーシング工程と、3相コイル間の部分放電試験を行うコイル間部分放電試験工程と、3相コイルの中性点リード線の端部を端子によって接続する中性点かしめ工程と、該端子によって接続された中性点を絶縁テープによって巻く絶縁テープ巻工程と、3相コイルの中性点リード線を折り曲げてステータコアの上に配置し、この折り曲げた部分に糸を巻く第2レーシング工程と、を含み、前記コイル間部分放電試験工程の前に、前記仕上げ成形工程と前記第1レーシング工程とを実行することを特徴とする3相交流電動機の製造方法。
  2. 上記中性点かしめ工程は、3相コイルの中性点リード線を半径方向外方に倒すことと、3相コイルの中性点リード線の端部を端子によって電気的に接続することと、を含む請求項1記載の3相交流電動機の製造方法。
  3. 3相コイルの中性点リード線を半径方向外方に倒すとき、3つの中性点リード線のうち半径方向に最も外側に配置された中性点リード線に冗長部を形成することを特徴とする請求項2記載の3相交流電動機の製造方法。
  4. 上記中性点かしめ工程は、3相コイルの中性点リード線をステータコアの端面に対して略垂直になるように軸線方向に沿って配置し、ステータコアをその軸線が水平になるように配置することと、3相コイルの中性点リード線の端部を端子によって電気的に接続することと、を含む請求項1記載の3相交流電動機の製造方法。
  5. 前記中性点かしめ工程は、
    台座と該台座に装着されたピンとを有し、ステータコアの端面上にて円周方向に配置されたW相コイルのリード線、V相コイルのリード線及びU相コイルのリード線を半径方向に折り曲げ、その先端を端子によって電気的に接続するとき、上記W相コイルのリード線、V相コイルのリード線及びU相コイルのリード線を上記ピンの各々に巻きつけることによって、3相コイルのリード線の各々に異なる長さの迂回部分を形成するように構成されているリード線の迂回装置を用いて実行することを特徴とする請求項1記載の3相交流電動機の製造方法
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