JP4263338B2 - Plasma processing equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハ等に対してマイクロ波等の高周波電力により生じたプラズマを作用させて処理を施す際に使用されるプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体製品の高密度化及び高微細化に伴い半導体製品の製造工程において、成膜、エッチング、アッシング等の処理のためにプラズマ処理装置が使用される場合があり、特に、0.1〜数10mTorr程度の比較的圧力が低い高真空状態でも安定してプラズマを立てることができることから高周波電力、例えばマイクロ波を用いて高密度プラズマを発生させるプラズマ処理装置が使用される傾向にある。
このようなプラズマ処理装置は、特開平3−262119号公報、特開平5−343334号公報や本出願人による特開平9−181052号公報等に開示されている。ここで、マイクロ波を用いた一般的なプラズマ処理装置を図9及び図10を参照して概略的に説明する。
【0003】
図9において、このプラズマ処理装置2は、真空引き可能になされた処理容器4内に半導体ウエハWを載置する載置台6を設けており、この載置台6に対向する天井部にマイクロ波を透過する絶縁板8を気密に設けている。
そして、この絶縁板8の上面に図10にも示すような厚さ数mm程度の円板状のアンテナ部材10と、必要に応じてアンテナ部材10の半径方向におけるマイクロ波の波長を短縮するための例えば誘電体よりなる遅波材12を設置している。そして、アンテナ部材10には多数の長方形状の貫通孔よりなるスロット14が形成されており、いわゆるラジアルラインアンテナとして構成されている。このスロット14は一般的には、図10に示すように同心円状に配置されたり、螺旋状に配置されている。そして、アンテナ部材10の中心部に同軸導波管16(図9参照)を接続して図示しないマイクロ波発生器より発生したマイクロ波を導くようになっている。そして、マイクロ波をアンテナ部材10の半径方向へ放射状に伝播させつつアンテナ部材10に設けたスロット14から下方の処理容器4内へ高周波電力としてマイクロ波を導入し、このマイクロ波により処理容器4内にプラズマを立てて所定の処理ガスの存在下にて半導体ウエハにエッチングや成膜などの所定のプラズマ処理を施すようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したような構造の従来のアンテナ部材10にあっては、その表面全体に亘って多くのスロットを精度良く設けなければならないことから、アンテナ部材10自体の製造に大きなコストがかかるといった問題あった。
また、半導体ウエハWに対するプラズマ処理をウエハ面内均一に行なう必要があるが、このためにはウエハ面上におけるプラズマ密度の分布をできるだけ均一に維持する必要がある。一般に、ウエハ面上でのプラズマ密度の分布は、原子等の平均自由工程に影響を与えるプロセス圧力や、処理態様によって異なるガス種等によって大きく変化することは避けられない。この場合、プラズマ分布を均一化させるために処理態様に対応させてアンテナ部材10から放射される電力分布をコントロールすることが望ましいが、しかしながら、このアンテナ部材10のスロット分布は固定的なものであるので、アンテナ部材10を、スロット分布が異なる他のアンテナ部材10と交換するなどしなければならず、作業が煩雑となるばかりか、その分、生産性が低下する、といった問題もあった。
【0005】
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。
本発明の目的は、構造が比較的簡単なプラズマ処理装置を提供することにある。本発明の他の目的は、被処理体上のプラズマ分布を容易に調整することができるプラズマ処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に規定する発明は、真空引き可能になされた処理容器内に高周波電力を導入してプラズマを発生させ、このプラズマを用いて被処理体に対して所定の処理を施すようにしたプラズマ処理装置において、前記高周波電力を前記処理容器内へ導入するために、前記処理容器の天井部にダイポールアンテナを設けると共に、前記ダイポールアンテナを、前記天井部の中心側より周辺側に向かって延びる複数のストリップ線路と、このストリップ線路より離間して配置された複数の放射素子とにより構成するようにしたことを特徴とするプラズマ処理装置である。
このように、処理容器の天井部に設けたダイポールアンテナに、例えばマイクロ波等を印加することにより、処理容器内へ高周波電力を投入してプラズマを発生させ、被処理体に対して所定の処理を施すことが可能となる。
【0007】
この場合、例えば請求項2に規定するように、前記放射素子は、前記天井部の中心側から周辺側に向けて複数のゾーンに環状に区分されると共に、前記ストリップ線に対する結合係数を変えるために前記放射素子は各ゾーン毎に個別に移動可能になされている。
これにより、例えばゾーン毎に放射素子を調整移動することにより、放射素子とストリップ線との間の結合係数が変わり、プロセス条件やガス種等を変更しても、処理容器内のプラズマ密度の分布の面内均一性を高めることが可能となる。
【0008】
この場合、例えば請求項3に規定するように、前記処理容器が、円筒体状になされている場合には、前記放射素子は同心円状に複数のゾーンに分割されていると共に、前記処理容器の周方向へ調整移動可能になされている。
請求項4に規定する発明は、真空引き可能になされた処理容器内に高周波電力を導入してプラズマを発生させ、このプラズマを用いて被処理体に対して所定の処理を施すようにしたプラズマ処理装置において、前記高周波電力を前記処理容器内へ導入するために、前記処理容器の天井部にトリプレートスロットアンテナを設けると共に、前記トリプレートスロットアンテナを、前記天井部の中心側より周辺側に向かって延びる複数のストリップ線路と、このストリップ線路より離間して形成された複数のスロットを有する放射板と、前記ストリップ線路の前記放射板とは反対側に絶縁体を介して設けられたグランド部材とにより構成するようにしたことを特徴とするプラズマ処理装置である。
この場合にも、先のダイポールアンテナの時と同様に、処理容器の天井部に設けたダイポールアンテナに、例えばマイクロ波等を印加することにより、処理容器内へ高周波電力を投入してプラズマを発生させ、被処理体に対して所定の処理を施すことが可能となる。
【0009】
この場合、例えば請求項5に規定するように、前記放射板は、前記天井部の中心側から周辺側に向けて複数のゾーンに環状に区分されると共に、前記ストリップ線に対する前記スロットの結合係数を変えるために前記放射板は各ゾーン毎に個別に移動可能になされている。
そして、上記放射板をゾーン毎に調整移動させて放射素子を動かすことにより、放射素子とストリップ線との間の結合係数が変わり、プロセス条件やガス種等を変更しても、処理容器内のプラズマ密度の分布の面内均一性を高めることが可能となる。
また、例えば請求項6に規定するように、前記処理容器が、円筒体状になされている場合には、前記放射板は同心円状に複数のゾーンに分割されていると共に、前記処理容器の周方向へ調整移動可能になされている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係るプラズマ処理装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1はダイポールアンテナを用いた本発明に係るプラズマ処理装置の第1実施例を示す構成図、図2は図1に示す装置で用いたダイポールアンテナを示す平面図、図3は図1に示す装置で用いたダイポールアンテナの放射素子を主体として示す平面図、図4はダイポールアンテナのストリップ線と放射素子との間の結合係数を調整した時の状態を示すダイポールアンテナの平面図である。
本実施例においてはプラズマ処理装置をプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)処理に適用した場合について説明する。図示するようにこのプラズマ処理装置20は、例えば側壁や底部がアルミニウム等の導体により構成されて、全体が筒体状に成形された処理容器22を有しており、内部は密閉された処理空間Sとして構成されている。
【0011】
この処理容器22内には、上面に被処理体としての例えば半導体ウエハWを載置する載置台24が収容される。この載置台24は、例えばアルマイト処理したアルミニウム等により中央部が凸状に平坦になされた略円柱状に形成されており、この下部は同じくアルミニウム等により円柱状になされた支持台26により支持されている。
上記載置台24の上面には、ここにウエハを保持するための静電チャック或いはクランプ機構(図示せず)が設けられ、この載置台24は例えば接地されている。尚、この載置台24にバイアス用の高周波電源を接続する場合もある。
【0012】
載置台24を支持する支持台26には、プラズマ処理時のウエハを冷却するための冷却水等を流す冷却ジャケット28が設けられる。尚、必要に応じてこの載置台24中に加熱用ヒータを設けてもよい。
上記処理容器22の側壁には、ガスの供給手段として、容器内にプラズマ用ガス、例えばアルゴンガスを供給する石英パイプ製のプラズマガス供給ノズル30や処理ガス、例えばデポジションガスを導入するための例えば石英パイプ製の処理ガス供給ノズル32が設けられ、これらのノズル30、32はそれぞれガス供給路を介して図示されないプラズマガス源及び処理ガス源に接続されている。
【0013】
また、容器側壁には、この内部に対してウエハを搬入・搬出する時に開閉するゲートバルブ34が設けられる。また、容器底部には、図示されない真空ポンプに接続された排気口36が設けられており、必要に応じて処理容器22内を所定の圧力まで真空引きできるようになっている。
そして、処理容器22の天井部は開口されて、ここに例えばAlNなどのセラミック材やSiO2 よりなるマイクロ波に対しては透過性を有する厚さが例えば20mm程度の絶縁板38がOリング等のシール部材40を介して気密に設けられる。
【0014】
そして、この絶縁板38の上面に、高周波電力を上記処理容器22内へ導入するために本発明の特徴とするダイポールアンテナ42が設けられる。具体的にはこのダイポールアンテナ42は、上記処理容器22と一体的に成形されている中空円筒状容器よりなる導波箱44内に形成され、前記処理容器22内の上記載置台24に対向させて設けられる。
上記ダイポールアンテナ42は、天井部の中心側より周辺側に向かって延びる複数のストリップ線路46と、このストリップ線路46より離間されて配置された複数の放射素子48とにより主に構成されている。
【0015】
図2にも示すように、上記ストリップ線路46は、例えば銅よりなり、天井部の中心より、図示例では8方向へ放射状に延び、また、天井部の半径方向の途中にてその周方向に2つに分岐し、その後、再度半径方向外方へ折れ曲がるようにして延びており、天井部の略全域に亘って延在している。上記ストリップ線路46と上記導波箱44の天井部との間には、例えばAlNやAl2 O3 等の誘電体よりなる上部絶縁体50が介在されている。
また、上記各放射素子48は、上記処理容器22の天井部の絶縁板38の上面に接地した例えばAlNやAl2 O3 等の誘電体よりなる下部絶縁体52の上側表面に形成されており、この下部絶縁体52はアンテナホルダとして機能する。各放射素子48は、棒状或いは薄板状の例えば銅やアルミニウムよりなり、天井部の周方向に沿って所定の長さで延びており、下部絶縁体52の上面に略同心円状に配置されている。
【0016】
そして、この下部絶縁体52と上記ストリップ線路46との間は、空間になされるか、或いはAlNやAl2 O3 等のようにマイクロ波に対して遅波材として機能する誘電体よりなる所定の厚さT1の中間絶縁体54が介在される。ここで各放射素子48の長さL1は、導入される例えばマイクロ波の波長λ(誘電体等の遅波材を設けた場合には、それによって短縮された波長)と略同じ長さに設定されている。この場合、後述するように、2.45GHzのマイクロ波を用い、短縮率0.7程度の遅波材を用いた場合には、上記長さL1は略8〜10cm程度である。
また、容器天井部の半径方向に隣り合う各放射素子48間の距離L2は特には限定されないが、例えば[マイクロ波の波長×短縮率]≒10cm程度に設定される。
【0017】
ここで、アンテナホルダとして機能する下部絶縁体52は、同心円状に複数に、図示例では3つに分割分離されており、これにより、内周、中周、外周の3つの部材52A、52B、52Cに分離されている。従って、この下部絶縁体52の上面に形成される上記各放射素子48も、内周、中周、外周の3つのゾーンに分割されることになる。上記各3つに同心円状に分割された下部絶縁体部材52A、52B、52Cは、それぞれ別個独立に、その周方向へ所定の角度だけ回転可能になされており、図3に示すように、各下部絶縁体部材52A、52B、52Cには、例えば出没可能になされたロッドを有するアクチュエータ機構56A、56B、56Cが接続されている。これにより、各下部絶縁体部材52A、52B、52Cをそれぞれ周方向へ回転角度調整可能としている。上記各下部絶縁体部材52A、52B、52Cを適宜回転し得るならば、上記アクチュエータ機構56A〜56Cに限定されず、どのような機構を設けてもよい。尚、図2に示す場合には、上方より見て各ストリップ線路46の軸に対して各放射素子46は略直交する方向に配置され、また、各放射素子46の長さ方向の略中心に対応する部分にストリップ線路46が通過するような状態となっている。
【0018】
一方、このように形成されたダイポールアンテナ42を収容する導波箱44の上部の中心には、同軸導波管60の外管60Aが接続され、内部の内側ケーブル60Bは上記ストリップ線路46の中心部に接続される。そして、この同軸導波管60は、導波管68によりモード変換器62及びマッチング回路64を介して例えば2.45GHzのマイクロ波発生器66に接続されており、上記ダイポールアンテナ42へマイクロ波を伝播するようになっている。この周波数は2.45GHzに限定されず、他の周波数、例えば8.35GHzを用いてもよい。この同軸導波管60としては、断面円形或いは矩形の導波管や同軸導波管を用いることができ、本実施例では同軸導波管が用いられる。
【0019】
次に、以上のように構成された装置を用いて行なわれるプラズマ処理について説明する。
まず、ゲートバルブ34を介して半導体ウエハWを搬送アーム(図示せず)により処理容器22内に収容し、リフタピン(図示せず)を上下動させることによりウエハWを載置台24の上面の載置面に載置する。
そして、処理容器22内を所定のプロセス圧力、例えば0.1〜数10mTorrの範囲内に維持して、プラズマガス供給ノズル30から例えばアルゴンガスを流量制御しつつ供給すると共に処理ガス供給ノズル32から例えばSiH4 、O2 、N2 等のデポジションガスを流量制御しつつ供給する。同時にマイクロ波発生器66からのマイクロ波を、導波管68及び同軸導波管60を介してダイポールアンテナ42に供給して処理空間Sに、遅波材として機能する絶縁体50、54、52によって波長が短くされたマイクロ波を導入し、これによりプラズマを発生させて所定のプラズマ処理、例えばプラズマCVDによる成膜処理を行う。
【0020】
ここで、マイクロ波発生器66にて発生した例えば2.45GHzのマイクロ波はモード変換後に同軸導波管60内を伝播して導波箱44内のダイポールアンテナ42に到達する。
そして、内側ケーブル60Bは、ダイポールアンテナ40のストリップ線路46の中心部に接続されていることから、マイクロ波がストリップ線路46の中心部と先端部との間で振動し、これにより、このストリップ線路46との間で所定の結合係数で空間的に結合されている下方の放射素子48にマイクロ波が電磁気的に誘起され、そして、この各放射素子48よりその下方の絶縁板38を介して処理容器22内の処理空間Sにマイクロ波の高周波電力が導入されることになる。このマイクロ波により励起されたアルゴンガスがプラズマ化し、この下方に拡散してここで処理ガスを活性化して活性種を作り、この活性種の作用でウエハWの表面に処理、例えばプラズマCVD処理が施されることになる。
【0021】
このように、従来のプラズマ処理装置と比較して、構造を比較的簡単化することが可能となる。ここで、プロセス時の圧力や、使用するガス種等によって、ウエハW上の処理空間Sに発生するプラズマの密度分布が大きく変化することが知られているが、プラズマの面内密度分布が不均一な場合には、同心円状に3つのゾーンに区分されている放射素子48を適宜周方向に移動させる。図4はプラズマの面内密度分布を調整するために、放射素子48を移動させた時の状態を示している。具体的には、ここでは内周、中周、外周の3つのゾーンに区切られた放射素子48A、48B、48Cの内、内周の放射素子46Aのみを回転角度θ1だけ周方向へ回転させている。この回転動作は、図3中に示される3つのアクチュエータ機構56A、56B、56Cの内、内周の下部絶縁体部材52Cに連結されているアクチュエータ機構56Aを所定のストロークだけ伸長或いは後退させることによって、上記下部絶縁体部材52Cを角度θ1だけ回転させることによって行なわれる。これによって、この内周の放射素子48Aとストリップ線路46との結合係数が変わる。
【0022】
図4に示す場合には放射素子48Aの長さ方向の中心から一方の方向にストリップ線路46が位置ずれしたような状態となるので、結合係数は低下するように変化し、この結果、この内周の放射素子48Aより処理空間Sに導入される高周波電力が低下することになる。従って、例えば図5(A)に示すように処理空間Sの中央部のプラズマ密度が高い傾向にある場合には、図4に示すように内周の放射素子48Aのみを所定の角度θ1だけ回転させて位置調整することによって、この部分の結合係数を低下させて中央部分の導入高周波電力を少なくする。これによって、高かった中央部のプラズマ密度が図5(B)に示すように低下し、結果的にプラズマの面内密度分布を均一化させることができる。
【0023】
このような放射素子の移動調整は、前述したように内周、中周、外周の各ゾーン毎に別個独立的に行なうことができ、従って、プロセス条件やガス種等が異なっても、上述のようにゾーン毎に放射素子の移動調整を行えば、常にプラズマの面内分布密度を均一に維持することができる。
ここでは、放射素子48を3つのゾーンに区分した場合を例にとって説明したが、これに限定されず、放射素子48を2ゾーン或いは4ゾーン以上の同心円状に区分するようにしてもよいのは勿論である。
上記第1実施例のプラズマ処理装置20ではダイポールアンテナを用いたが、これに代えて、トリプレートスロットアンテナを用いてもよい。図6はトリプレートスロットアンテナを用いた本発明に係るプラズマ処理装置の第2実施例を示す構成図、図7は図6に示す装置で用いたトリプレートスロットアンテナの主要部を示す平面図である。尚、図1及び図2にて示した構成部分と同一構成部分については同一符号を付して説明する。
【0024】
このプラズマ処理装置70で用いるトリプレートスロットアンテナ72は、第1実施例で説明したダイポールアンテナ40の放射素子48が形成されている面の部分を一枚の金属板として、そして、放射素子48に対応する部分に細長いスロットを形成したものである。具体的には、導波箱44の天井部は、グランド面として機能するグランド部材74となり、この下方には板状の絶縁体50を介して図1及び図2で示したと同じストリップ線路46が放射状に形成されている。そして、このストリップ線路46に対向させて、下部絶縁体52上の上面には、例えば厚みが1〜数mm、例えば5mmの銅やアルミなどの導電性材料よりなる円板状の放射板76が設けられており、この放射板76には、図7に示すように略同心円状に細長い長孔よりなる複数のスロット78が形成されている。このスロット78の形成位置は、図2及び図4に示す放射素子48の配置位置に対応するものであり、内周、中周、外周のように同心円状に3つのゾーンに区画されて、スロット78A、78B、78Cより構成されている。このスロット78の長さも、第1実施例のようにマイクロ波の波長λと同じに設定されている。そして、上記放射板76は、下層の下部絶縁体52の分割状態と同様に同心円状に3つのゾーンである分割放射板78A、78B、78Cに分割されている。そして、各ゾーン毎に内周、中周、外周の分割放射板76A〜76Cは、その周方向へ個別独立的に回転移動できるようになっている。尚、ここでも回転移動用に図3に示すようなアクチュエータ機構56A〜56Cが設けられるが、ここでは図示省略している。
【0025】
この第2実施例の場合には、マイクロ波がストリップ線路46に伝播される時に放射板76に形成されたスロット78からその下方へ向かってマイクロ波が誘起されて高周波電力が処理空間Sに投入されることになる。そして、この投入された高周波電力により第1実施例の場合と同様にプラズマが生じ、ウエハWに対して所定のプラズマ処理が行なわれることになる。この場合にも、ゾーン毎のスロット78A〜78Cを個別独立的にその周方向へ移動させて上方のストリップ線路46との結合係数を調整してゾーン毎に投入電力をコントロールすることにより、プラズマの面内密度を調整して、プロセス条件等に関係なく、これを均一化させることが可能となる。
尚、この第2実施例の場合には、3つのゾーンに分割して放射板76を少なくとも個別に回転できればよく、その下層の下部絶縁体52を3ゾーンに分割する必要はない。
尚、以上の実施例では、本発明を円筒体状の処理容器を有する半導体ウエハ用のプラズマ処理装置へ適用した場合を例にとって説明したが、これに限定されず、例えば四角形状のLCD基板に対して処理を施すプラズマ処理装置にも適用することができる。
【0026】
図8はこのように本発明を四角形状のLCD基板を処理するプラズマ処理装置へ適用した時のダイポールアンテナの概略平面図を示す図である。尚、図示例では左半分における放射素子の記載を省略している。この場合にも、ストリップ線路80は、天井部の中心側より周辺側に向かっている。ただし、処理容器の天井部は四角形状に形成されているので、ストリップ線路80は、図中、中心部を一方、例えば左右方向へ延びる1本の水平線路80Aと、これに直交するように設けられた複数、図示例では6本の垂直線路80Bとにより形成されている。そして、各放射素子82は、上記垂直線路80Bから上下方向に離間させて、且つ、上下より見てこれと略直交するように多数設けられている。そして、各放射素子82は、矩形環状に複数、例えば3つのゾーン(図中、便宜上、一点鎖線で示している)に区画されている。各放射素子82の一端は、図示しない下部絶縁体に、軸支部材84により水平面内で回動可能に支持されると共に、他端は、ゾーン毎に独立した作動ロッド86A、86B、86Cに屈曲可能に接続されており、従って、この各作動ロッド86A〜86Cを往復移動させることによって、ストリップ線路80と各放射素子82との交差角度を変えて、それらの間の結合係数を調整し得るようになっている。
【0027】
従って、この実施例の場合にも、第1及び第2実施例で説明したと同様に、各ゾーン毎に結合係数を調整することによって、プロセス条件等によらず、常にプラズマの面内密度の均一性を高く維持することが可能となる。
尚、以上の実施例では、プラズマ処理として、プラズマCVD処理を行なう場合を例にとって説明したが、これに限定されず、プラズマエッチング処理、プラズマアッシング処理、プラズマスパッタ処理等、プラズマを用いた処理装置ならば、全て適用し得るのは勿論である。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のプラズマ処理装置によれば、次のようにすぐれた作用効果を発揮することができる。
請求項1、2及び請求項5、6に規定した発明によれば、ダイポールアンテナ或いはトリプレートスロットアンテナを用いてプラズマ処理装置を形成するようにしたので、比較的構造を簡単化することができる。
請求項3、4及び請求項7、8に規定した発明によれば、ストリップ線路と放射素子との間、或いはストリップ線路とスロットとの間の結合係数をゾーン毎に独立して調整できるので、プロセス条件等によらず、プラズマの面内密度の均一性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダイポールアンテナを用いた本発明に係るプラズマ処理装置の第1実施例を示す構成図である。
【図2】図1に示す装置で用いたダイポールアンテナを示す平面図である。
【図3】図1に示す装置で用いたダイポールアンテナの放射素子を主体として示す平面図である。
【図4】ダイポールアンテナのストリップ線と放射素子との間の結合係数を調整した時の状態を示すダイポールアンテナの平面図である。
【図5】プラズマの面内密度分布を均一化させるときの状態を示す図である。
【図6】トリプレートスロットアンテナを用いた本発明に係るプラズマ処理装置の第2実施例を示す構成図である。
【図7】図6に示す装置で用いたトリプレートスロットアンテナの主要部を示す平面図である。
【図8】このように本発明を四角形状のLCD基板を処理するプラズマ処理装置へ適用した時のダイポールアンテナの概略平面図を示す図である。
【図9】従来のプラズマ処理装置を示す概略構成図である。
【図10】図9に示す装置のアンテナ部材を示す平面図である。
【符号の説明】
20,70 プラズマ処理装置
22 処理容器
24 載置台
38 絶縁板
42 ダイポールアンテナ
46,80 ストリップ線路
48,82 放射素子
50,52,54 絶縁体
56A〜56C アクチュエータ機構
72 トリプレートスロットアンテナ
74 グランド部材
76 放射板
78 スロット
W 半導体ウエハ(被処理体)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a plasma processing apparatus used when processing is performed by applying plasma generated by high-frequency power such as microwaves to a semiconductor wafer or the like.
[0002]
[Prior art]
In recent years, with the increase in density and miniaturization of semiconductor products, plasma processing apparatuses may be used for film forming, etching, ashing, and the like in the manufacturing process of semiconductor products. Since plasma can be stably generated even in a high vacuum state where the pressure is relatively low, such as several tens of mTorr, there is a tendency to use a plasma processing apparatus that generates high-density plasma using high-frequency power, for example, microwaves.
Such a plasma processing apparatus is disclosed in JP-A-3-262119, JP-A-5-343334, JP-A-9-181052 by the present applicant, and the like. Here, a general plasma processing apparatus using a microwave will be schematically described with reference to FIGS.
[0003]
In FIG. 9, the plasma processing apparatus 2 includes a mounting table 6 on which a semiconductor wafer W is mounted in a
Then, a disk-
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the
In addition, it is necessary to perform plasma processing on the semiconductor wafer W uniformly within the wafer surface. To this end, it is necessary to maintain the plasma density distribution on the wafer surface as uniform as possible. In general, it is inevitable that the plasma density distribution on the wafer surface varies greatly depending on the process pressure that affects the mean free process of atoms and the like, and the gas type that varies depending on the processing mode. In this case, in order to make the plasma distribution uniform, it is desirable to control the power distribution radiated from the
[0005]
The present invention has been devised to pay attention to the above problems and to effectively solve them.
An object of the present invention is to provide a plasma processing apparatus having a relatively simple structure. Another object of the present invention is to provide a plasma processing apparatus capable of easily adjusting a plasma distribution on an object to be processed.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention defined in claim 1 is a plasma in which high-frequency power is introduced into a processing vessel that can be evacuated to generate plasma, and the plasma is used to perform a predetermined process on the object to be processed. In the processing apparatus, a dipole antenna is provided on a ceiling portion of the processing container in order to introduce the high-frequency power into the processing container.In addition, the dipole antenna is constituted by a plurality of strip lines extending from the center side toward the peripheral side of the ceiling portion, and a plurality of radiating elements arranged apart from the strip lines. With plasma processing equipmentis there.
In this way, by applying microwaves or the like to the dipole antenna provided on the ceiling of the processing container, for example, high frequency power is supplied into the processing container to generate plasma, and a predetermined processing is performed on the object to be processed. Can be applied.
[0007]
In this case, for example, the provisions of claim 2The radiating element is annularly divided into a plurality of zones from the center side to the peripheral side of the ceiling portion, and the radiating element is provided for each zone in order to change the coupling coefficient with respect to the strip line. It can be moved individually.
As a result, for example, by adjusting and moving the radiating element for each zone, the coupling coefficient between the radiating element and the strip line changes, and even if the process condition, gas type, etc. are changed, the plasma density distribution in the processing vessel It becomes possible to improve the in-plane uniformity.
[0008]
In this case, for example, billingItem 3As specified, when the processing vessel is formed in a cylindrical shape, the radiating element is concentrically divided into a plurality of zones and is adjustable in the circumferential direction of the processing vessel. ing.
ClaimIn item 4The specified invention is a plasma processing apparatus in which high-frequency power is introduced into a processing vessel that is evacuated to generate plasma, and a predetermined processing is performed on the object to be processed using this plasma. In order to introduce the high-frequency power into the processing container, a triplate slot antenna is provided on the ceiling of the processing container.The triplate slot antenna includes a plurality of strip lines extending from the center side toward the peripheral side of the ceiling portion, a radiation plate having a plurality of slots formed apart from the strip lines, and the strip. A plasma processing apparatus comprising a ground member provided on an opposite side of the line from the radiation plate via an insulator.
In this case, as in the case of the previous dipole antenna, plasma is generated by applying high-frequency power into the processing vessel by applying, for example, microwaves to the dipole antenna provided on the ceiling of the processing vessel. Thus, a predetermined process can be performed on the object to be processed.
[0009]
In this case, for example, the provisions of claim 5The radiation plate is annularly divided into a plurality of zones from the center side to the peripheral side of the ceiling portion, and the radiation plate is used to change the coupling coefficient of the slot with respect to the strip line. Each zone can be moved individually.
Then, by moving the radiating element by adjusting and moving the radiating plate for each zone, the coupling coefficient between the radiating element and the strip line changes, and even if the process condition, gas type, etc. are changed, It is possible to improve the in-plane uniformity of the plasma density distribution.
Also, for exampleRule 6When the processing container is formed in a cylindrical shape, the radiation plate is concentrically divided into a plurality of zones and can be adjusted and moved in the circumferential direction of the processing container. ing.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a plasma processing apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
1 is a block diagram showing a first embodiment of a plasma processing apparatus according to the present invention using a dipole antenna, FIG. 2 is a plan view showing a dipole antenna used in the apparatus shown in FIG. 1, and FIG. 3 is shown in FIG. FIG. 4 is a plan view of the dipole antenna showing the state when the coupling coefficient between the strip line of the dipole antenna and the radiating element is adjusted.
In this embodiment, a case where the plasma processing apparatus is applied to a plasma CVD (Chemical Vapor Deposition) process will be described. As shown in the figure, this
[0011]
In the
An electrostatic chuck or a clamping mechanism (not shown) for holding the wafer is provided on the upper surface of the mounting table 24, and the mounting table 24 is grounded, for example. A high frequency power supply for bias may be connected to the mounting table 24.
[0012]
The support table 26 that supports the mounting table 24 is provided with a cooling
As a gas supply means, a plasma
[0013]
Further, a
And the ceiling part of the
[0014]
A dipole antenna 42, which is a feature of the present invention, is provided on the upper surface of the insulating
The dipole antenna 42 is mainly configured by a plurality of
[0015]
As shown in FIG. 2, the
In addition, each of the radiating
[0016]
A space is formed between the
The distance L2 between the radiating
[0017]
Here, the
[0018]
On the other hand, the
[0019]
Next, plasma processing performed using the apparatus configured as described above will be described.
First, the semiconductor wafer W is accommodated in the
Then, while maintaining the inside of the
[0020]
Here, for example, 2.45 GHz microwave generated by the
Since the
[0021]
Thus, the structure can be relatively simplified as compared with the conventional plasma processing apparatus. Here, it is known that the density distribution of the plasma generated in the processing space S on the wafer W varies greatly depending on the pressure during the process, the type of gas used, etc., but the in-plane density distribution of the plasma is not satisfactory. If uniform, the radiating
[0022]
In the case shown in FIG. 4, since the
[0023]
Such movement adjustment of the radiating element can be performed independently for each of the inner, middle, and outer peripheral zones as described above. In this way, if the movement of the radiating element is adjusted for each zone, the in-plane distribution density of the plasma can always be kept uniform.
Here, the case where the radiating
Although the dipole antenna is used in the
[0024]
The triplate slot antenna 72 used in the
[0025]
In the case of the second embodiment, when the microwave is propagated to the
In the case of the second embodiment, it is only necessary to divide the
In the above embodiment, the case where the present invention is applied to a plasma processing apparatus for a semiconductor wafer having a cylindrical processing container has been described as an example. However, the present invention is not limited to this. For example, the present invention is applied to a rectangular LCD substrate. The present invention can also be applied to a plasma processing apparatus that performs processing.
[0026]
FIG. 8 is a diagram showing a schematic plan view of a dipole antenna when the present invention is applied to a plasma processing apparatus for processing a rectangular LCD substrate. In the illustrated example, the illustration of the radiating elements in the left half is omitted. Also in this case, the
[0027]
Therefore, in the case of this embodiment as well, as described in the first and second embodiments, by adjusting the coupling coefficient for each zone, the in-plane density of the plasma is always maintained regardless of the process conditions. High uniformity can be maintained.
In the above embodiment, the case where the plasma CVD process is performed as the plasma process has been described as an example. However, the present invention is not limited to this. Of course, all of them can be applied.
[0028]
【The invention's effect】
As described above, according to the plasma processing apparatus of the present invention, the following excellent operational effects can be exhibited.
According to the invention defined in claims 1 and 2 and claims 5 and 6, since the plasma processing apparatus is formed using a dipole antenna or a triplate slot antenna, the structure can be relatively simplified. .
According to the inventions defined in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram showing a first embodiment of a plasma processing apparatus according to the present invention using a dipole antenna.
FIG. 2 is a plan view showing a dipole antenna used in the apparatus shown in FIG.
3 is a plan view mainly showing a radiating element of a dipole antenna used in the apparatus shown in FIG. 1. FIG.
FIG. 4 is a plan view of a dipole antenna showing a state when a coupling coefficient between a strip line of the dipole antenna and a radiating element is adjusted.
FIG. 5 is a diagram showing a state when the in-plane density distribution of plasma is made uniform.
FIG. 6 is a block diagram showing a second embodiment of the plasma processing apparatus according to the present invention using a triplate slot antenna.
7 is a plan view showing the main part of the triplate slot antenna used in the apparatus shown in FIG. 6. FIG.
FIG. 8 is a diagram showing a schematic plan view of a dipole antenna when the present invention is applied to a plasma processing apparatus for processing a rectangular LCD substrate.
FIG. 9 is a schematic configuration diagram showing a conventional plasma processing apparatus.
10 is a plan view showing an antenna member of the apparatus shown in FIG. 9. FIG.
[Explanation of symbols]
20, 70 Plasma processing apparatus
22 Processing container
24 mounting table
38 Insulation plate
42 Dipole antenna
46, 80 stripline
48,82 Radiating element
50, 52, 54 insulator
56A-56C Actuator mechanism
72 Triplate slot antenna
74 Ground material
76 Radiation plate
78 slots
W Semiconductor wafer (object to be processed)
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