JP4262462B2 - 足裏洗浄マット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は足裏洗浄マットに関し、詳しくは風呂場等で用いられ、足裏を楽に洗浄できる足裏洗浄マットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、足を洗浄するには、風呂場等で、タオル、洗浄布、スポンジ、軽石等、風呂場に用意された種々様々な洗浄用具を使用して行っていた。
【0003】
足の洗浄の際、特に足裏は、人体の末端部分に位置することから無理な姿勢を強いられ、腰、手に大きな負担がかかる。個人差はあるものの、老化、肥満、腰痛、手足の障害、怪我等によってその負担はより増大し、極めて面倒な作業を強いられることにもなっている。
【0004】
そこで、足裏の洗浄を楽に行うための洗浄用具が種々提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−140616号公報
【特許文献2】
特開平9−252995号公報
【特許文献3】
特開平11−47028号公報
【特許文献4】
実開平1−90489号公報
【特許文献5】
実開平2−79885号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の洗浄用具は、肌触りも悪く、足載せ台や吸盤など構成部材が多いだけでなく、形状及び構造が複雑であり、大きさも嵩張るものであり、限られたスペースの風呂場では不使用時のみならず使用時も邪魔になる場合がある。
【0007】
例えば、特許文献3に記載の技術は、足を載せてマットを固定するためのサポート部を有しているが、他方の足裏を洗う際には、マットを180°回転する必要が生じる。
【0008】
また、特許文献4に記載の技術は、マットの固定に吸盤を用いるため、使用する場所が吸盤吸着個所に限られてしまうだけでなく、かかる吸盤吸着個所も濡れていると吸盤が滑ってしまう場合がある。
【0009】
そこで本発明の課題は、マットを動かすことなく、左・右の足裏を洗浄できるし、マットの使用場所も問わず、濡れた床でも容易に固定することができ、しかも肌触りがよく、足裏の洗浄を楽に且つ確実に行うことができる、より簡易な構成の足裏洗浄マットを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記本発明の課題は下記構成によって達成される。
【0011】
1.表面及び裏面を有する略方形状であり、一方の足裏で一部を踏み付けて位置固定した状態で、他方の足裏を表面のブラシ部で擦ることにより該足裏を洗浄する足裏洗浄マットにおいて、該足裏洗浄マットはシリコン樹脂等の軟質合成樹脂で形成されており、表面には全面に亘ってブラシ部が形成され、裏面には全面に亘ってグリップ溝が形成され、該グリップ溝の凸部は一方の足裏による踏み付け時及び/又は他方の足裏による擦り時の加圧により揺動可能な柔軟性を有すると共に、該グリップ溝の凹部は足裏洗浄マットの縁部にまで連通して排水機能を有しており、足裏洗浄マット全体が手の平サイズの大きさであり、且つ前記ブラシ部のブラシ毛の中間部に先鋭突部が形成されていることを特徴とする足裏洗浄マット。
【0012】
2.表面及び裏面を有する略方形状であり、一方の足裏で一部を踏み付けて位置固定した状態で、他方の足裏を表面のブラシ部で擦ることにより該足裏を洗浄する足裏洗浄マットにおいて、該足裏洗浄マットはシリコン樹脂等の軟質合成樹脂で形成されており、表面には全面に亘ってブラシ部が形成され、裏面には全面に亘ってグリップ溝が形成され、該グリップ溝の凸部は一方の足裏による踏み付け時及び/又は他方の足裏による擦り時の加圧により揺動可能な柔軟性を有すると共に、該グリップ溝の凹部の一部ないしは全部が連通して排水機能を有しており、前記グリップ溝の凸部と略同一高さを有する縁部が足裏洗浄マットの周縁に形成されており、足裏洗浄マット全体が手の平サイズの大きさであり、且つ前記ブラシ部のブラシ毛の中間部に先鋭突部が形成されていることを特徴とする足裏洗浄マット。
【0013】
3.前記ブラシ部のブラシ毛の上部の周囲に括れ部及び/又は膨出部が形成されていることを特徴とする上記1又は2に記載の足裏洗浄マット。
【0015】
.前記足裏洗浄マットの大きさが、縦75〜115mm、横120〜190mmであることを特徴とする上記1〜のいずれかに記載の足裏洗浄マット。
【0016】
以下、本発明に係る足裏洗浄マットの参考発明として挙げる。
.足裏洗浄マットの表面のブラシ部のブラシ毛とブラシ毛との間隙部分に、永久電気双極子結晶鉱物を含有して洗浄時の水分を利用してマイナスイオンを発生する1ないし複数個のイオン発生体が、表面露出状態で配設されていることを特徴とする上記1〜のいずれかに記載の足裏洗浄マット。
【0017】
.前記イオン発生体が、永久電気双極子結晶鉱物と合成樹脂とを混合した後に成形して得られた成形体であることを特徴とする上記に記載の足裏洗浄マット。
【0018】
.前記イオン発生体が、永久電気双極子結晶鉱物と土器・陶器・せっ器・磁器の原料土とを混合した後に成形して得られた焼物であることを特徴とする上記に記載の足裏洗浄マット。
【0019】
【発明の実施の態様】
以下、本発明の詳細について説明する。
【0020】
先ず、図1〜図5に基き、本発明に係る足裏洗浄マットの参考例について説明する。
【0021】
図1は本発明に係る足裏洗浄マットの参考例を示す平面図、図2は図1の底面図、図3は図2のIII−III線断面図、図4は図1の部分拡大断面図、図5はブラシ部のブラシ毛の他の参考例を示す部分拡大側面図である。
【0022】
図1〜図4に示すように、足裏洗浄マット1は、肌触りのよいシリコン樹脂、その他の軟質合成樹脂で形成されており、表面には足裏を洗浄するためのブラシ部2が全面に亘って形成され、裏面には風呂場の床面Fに接地した際に滑り止めとして機能するグリップ溝3が全面に亘って形成されている。
【0023】
グリップ溝3は、図2に示すように凸部3Aと凹部3Bとから構成されており、凸部3Aは一方の足裏による踏み付け時及び/又は他方の足裏による擦り時の加圧により図4の仮想線で示すように揺動可能な柔軟性を有しており、凹部3Bは図2内の部分拡大図に示すように足裏洗浄マット1の縁部1Aにまで連通して排水機能を有している。
【0024】
グリップ溝3の凸部3Aの揺動により、床面Fにグリップする。また、グリップ溝3の凹部3Bの排水機能により、床面Fが濡れていても足裏洗浄マット1は滑ることなく容易に固定される。
【0025】
ブラシ部2は、足裏を擦ることにより該足裏を洗浄するものであり、足裏洗浄マット1本体の射出成形時に一体的に形成されている。
【0026】
またブラシ部2は、図3に示すように、土踏まず等を洗浄し易いように、その全面が湾曲凸面状、即ち、中央部が盛り上がるように各ブラシ毛の長さ寸法が調整されていることが好ましい。
【0027】
さらにブラシ部2は、図4に示すように、細長毛部2Aと太短毛部2Bの長さ及び/又は太さの異なる複数のブラシ毛から構成されていることが好ましい。本実施例では、細長毛部2Aにより足裏等の皮膚の凹凸等への追従性及び洗浄性を高めると共に、太短毛部2Bによりブラシ部2の腰を強くすることで皮膚への刺激を高めるように構成してある。細長毛部2Aは図4の仮想線で示すように揺動したり、或いは屈曲したりすることで皮膚の凹凸等へ追従する。
【0028】
さらにまたブラシ部2のブラシ毛には、図4に示すように細長毛部2Aの上部の周囲に括れ部2Cが設けられていることが好ましい。括れ部2Cを設けることにより、洗剤と足の接触感が増加するので洗浄効果が向上する。この図4に示す態様では、1本のブラシ毛に対して括れ部2Cを2箇所設けているが、本発明はこれに限定されず、図5に示すように1本のブラシ毛に対して括れ部2Cは1箇所であってもよい。更に図示していないが、3箇所以上であってもよい。尚、図5の図中にブラシ毛の各部の好ましいサイズを示した。
【0029】
足裏洗浄マット1の大きさは、風呂場等の床面Fに置き、一方の足で一部を踏み付けて位置固定した状態で、他方の足裏を表面のブラシ部2に擦ることができる大きさであり、マットはそのままの状態で、他方の足で一部を踏み付けることで、もう一方の足裏も洗浄できるし、しかも、足裏以外の部分、即ち、甲、踵、踝、足指間等を洗浄する際に片手で取り扱い可能な大きさとなっている。かかる大きさとして、手の平サイズであることが望ましく、具体的には、概ね縦75〜115mm、横120〜190mm、好ましくは縦85〜105mm、横140〜170mmである。
【0030】
また、足裏洗浄マット1の厚みは概ね5〜30mm、好ましくは10〜15mmであり、ブラシ部2の突起長さは概ね2.5〜15mm、好ましくは5〜9mmであり、グリップ部3の凹凸は概ね0.5〜5mm、好ましくは1.5〜4mmである。
【0031】
尚、滑り止めとして機能するグリップ溝3のパターン形状としては、風呂場の床面Fに接触した際に位置ズレが防止できるパターン形状であれば、図示した実施例に限らず種々様々なパターン形状を採ることができ、例えば、自動車タイヤや運動靴の靴底等のパターン形状を適用することもできる。
【0032】
上記構成を有する足裏洗浄マット1は、ブラシ部2及びグリップ部3を含む全体が一体成形されていることが好ましく、ブラシ部2のみならず、グリップ部3も洗浄に使用することができる。
【0033】
次に、図6〜図12に基き、本発明に係る足裏洗浄マットの実施例について説明する。
【0034】
図6は本発明に係る足裏洗浄マットの実施例を示す平面図、図7は図6の底面図、図8は側面図、図9は正面図、図10は図7のX−X線端面図、図11は図7のXI−XI線端面図、図12はブラシ部のブラシ毛を示す部分拡大側面図である。
【0035】
図6〜図11に示すように、足裏洗浄マット11は、肌触りのよいシリコン樹脂、その他の軟質合成樹脂で形成されており、表面には足裏を洗浄するためのブラシ部12が全面に亘って形成され、裏面には風呂場の床面に接地した際に滑り止めとして機能するグリップ溝13が全面に亘って形成されている。
【0036】
尚、上記その他の軟質合成樹脂としては、フェノール樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン等の珪素樹脂、ポリウレタン樹脂等を挙げることができる。また、これ以外に、未加硫・半加硫ないし加硫されたポリスチレン系、ポリオレフィン系、ポリブタジエン系、ポリエステル系、ニトリルゴム、ポリクロロプレン、ポリウレタンゴム等を挙げることが可能であり、ポリエチレン、ナイロン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド等を挙げることも可能である。
【0037】
グリップ溝13は、図7、図10及び図11に示すように凸部13Aと凹部13Bと中間部13Cとから構成されており、凸部13Aは一方の足裏による踏み付け時及び/又は他方の足裏による擦り時の加圧により柔軟に揺動することで床面に密着する。凹部13Bは、一部ないしは全部が連通して排水機能を有している。中間部13Cは、足裏による加圧がより強くなったときに床面に設置することで凸部13Aによるグリップ力を補助する機能を有している。
【0038】
上述の参考例では、凹部3Bは足裏洗浄マット1の縁部1Aにまで連通していたが、実施例では、縁部11Aはその全周に亘って凸部13Aと略同一高さとなっている。従って、床面が平滑ないしは平滑に近い状態の場合、足裏洗浄マット11の底面全体が吸盤機能を果たすことになり、グリップ力がより向上することになる。
【0039】
ブラシ部12は、足裏を擦ることにより該足裏を洗浄するものであり、足裏洗浄マット11本体の成形時に一体的に形成されている。該ブラシ部12は、図8に示すように、土踏まず等を洗浄し易いように、その全面が湾曲凸面状、即ち、中央部が盛り上がるように各ブラシ毛の長さ寸法が調整されていることが好ましい。
【0040】
また、ブラシ部12は、図12に示すように、ブラシ毛の上部の周囲に括れ部12Cと膨出部12Dが形成されていることが好ましい。さらに、ブラシ毛の中間部に先鋭突部12Eが形成されている。
【0041】
足裏を洗浄する際、ブラシ毛は足の動きに従って起きたり寝たり揺動するが、この際に、膨出部12Dと先鋭突部12Eが横になったり縦になったりすることで、石けん液や泡が括れ部12Cに溜まり、洗浄効果が向上する。また、先鋭突部12Eが足裏に刺激を与えるので、マッサージ効果も付随することになる。
【0042】
実施例において、特に説明の無い構成、例えば、大きさや厚み等の各サイズ、その他の構成等は参考例と同様であるので省略する。
【0043】
本実施例では、上記ブラシ部12に加えて、各ブラシ毛とブラシ毛との間隙部分に、マイナスイオンを発生するイオン発生体4を配設してもよい(参考発明5〜7)
【0044】
イオン発生体4は、永久電気双極子結晶鉱物を含有して洗浄時の水分が促進作用してマイナスイオンを発生するものであり、1ないし複数個が表面露出状態で配設されている。但し、図6に示すように、5〜15個が均一分布状態で配設されていることが好ましい。配設手段としては、成形時にインサート成形したり、或いは後工程で埋め込み、貼付固定などの手段によって配設する。
【0045】
本発明によれば、イオン発生体4は、特に洗浄時の水分や浴室の湿気によってマイナスイオンをプラスイオンより過分に発生させることを本発明者は確認した。足裏を洗浄する際に、足裏全体にイオン発生体4が接触するので、マイナスイオン発生効果をより増大させることとなる。さらに洗浄時の泡と共に発生したマイナスイオンは足裏洗浄マット11周囲に放出され、浴室内をマイナスイオンで満たすことになり、人体の他の部位にもマイナスイオン効果を生ぜしめることとなる。
【0046】
イオン発生体4に含有される永久電気双極子結晶鉱物としては、イオンを放出するものであれば公知のもの、例えば、モナズ鉱石、ヘルグソン鉱石、ラジウム鉱石、トルマリン、タウマリン、太陽石、花崗岩、硫黄石、ルビー等の自然石、若しくは永久電気双極子モーメントを有する人口合成鉱物、又はそれ等の混合物樹脂を用いることができる。中でも、僅かな水分でマイナスイオンを多く放出することから、モナズ鉱石、ヘルグソン鉱石、ラジウム鉱石、トルマリン、タウマリンが好ましく、特にモナズ鉱石、ヘルグスオン鉱石、ラジウム鉱石がポロニウム210等を含有するため好ましい。
【0047】
本発明では、イオン発生源として永久電気双極子結晶鉱物を用いるため、電源不要で半永久的にイオンを発生させることができる。しかも、該永久電気双極子結晶鉱物の放射性により水分も腐り難くなるため臭いやカビ等も生ぜず衛生的である。
【0048】
尚、永久電気双極子結晶鉱物は、放射性物質であるため、法律に基づく制定レベル(370ベクトル/g以内)を厳守することは勿論である。
【0049】
イオン発生体4は、永久電気双極子結晶鉱物を合成樹脂と混合して固めた多孔質イオン発生体であることが好ましい。この場合、毛細管現象を生じさせて、発汗による湿気をイオン発生体内部まで導き、よりマイナスイオン発散効果を高めるために、連続気泡を有する発泡樹脂として成形してもよい。
【0050】
また、イオン発生体4は、上記の合成樹脂と混合して固めた以外に、永久電気双極子結晶鉱物と土器・陶器・せっ器・磁器の原料土とを混合した後に成形し焼成して得られた成形体であることも好ましい。せっ器の場合、酸化焼成によって多孔質の素地を形成することができる。
【0051】
永久電気双極子結晶鉱物をセラミック化するには、永久電気双極子結晶鉱物を平均粒径0.3〜100.0μmの粉体とし、必要かつ充分な量(例えば5〜70重量%)の該粉体と陶磁器素地用の粘土(平均粒径が1〜200μm、例えば30〜95重量%)とを混合する。粘土としては木節粘土、蛙目粘土、及びカオリンが好ましい。
【0052】
永久電気双極子結晶鉱物粉体と粘度とを混合した後、所望の形状に成形工程後、乾燥工程を経過して、焼成する。焼成温度は700〜1300℃の範囲が好ましい。尚、本発明のイオン発生体1には、0.1〜10重量%のアルミニウム、ステンレス等の金属粉末、その他の添加物を含有していてもよい。
【0053】
イオン発生体4は、例えば厚みが1mm以下のフィルムないしシート状であってもよいし、例えば5〜10mm程度の板状体に形成されてもよく、大きさは最大径が例えば5〜20mm程度のものであり、形状は円形・楕円形・正多角形・不定形など種々の形状を採ることができる。
【0054】
なお、上記構成のイオン発生体4には、該イオン発生体4の湿度を感知して表示する湿度計を配設(例えば貼着)していてもよい。かかる構成の湿度計としては、空気中の湿度に左右されずに該湿度計を配設したイオン発生体4自体の湿度のみを感知するものが用いられ、その湿度状態を表示することにより、イオン発生体4の湿度から推定的に予め規定されているマイナスイオンの発生量を使用者に知らせる構成であることが好ましい。
【0055】
イオン発生体4の湿度を感知して表示する湿度計としては、この種の湿度計乃至湿度センサーとして公知公用のものが用いられる。例えば、潮解性のある無機物結晶で水和の程度により変色する化合物の粉末を顔料の代わりに塗料に使用することにより、雰囲気の湿度により変色し、湿度を知らせることができる塗料を不織布や布帛に塗布した変色センサー型の物質表面湿度計が挙げられる。
【0056】
イオン発生体4の湿度から該イオン発生体4の発生するマイナスイオン発生量を推定的に規定するには、販売に先立って、イオンセンサー及び湿度計によってマイナスイオンの発生量及びイオン発生体4の湿度とを予め測定し、両者の相関関係を前もって規定しておく。係る規定に基づき、足裏洗浄マット11による洗浄を行った際に、前記関係係を当て嵌めるだけで、マイナスイオンの発生量を高価なイオンセンサーにより直接測定しなくても、該マイナスイオンが発生しているイオン発生体4の湿度から容易に推認することができることとなる。
【0057】
従って、足裏洗浄マット11本来の機能である洗浄機能に加えて、洗浄時の水分や浴室の湿気によってマイナスイオン発生量が増加することにより、マイナスイオン効果によって鎮静作用が大きく作用し、精神の安定を図ることができるようになる。
【0058】
以上、本発明に係る足裏洗浄マットの実施例について説明したが、本発明は上記に限らず他の態様を採ることもできる。例えば、表面のブラシ部を参考例のブラシ部2とし、底面のグリップ溝を実施例のグリップ溝13とする組合せとしてもよいし、その逆でもよい。また、参考に実施例のイオン発生体4を配設することもできる
【0059】
【発明の効果】
請求項1及び2に示す本発明によれば、マットは、濡れた床に対しても確固に固定されるし、また、回動することなく、左も右もその足裏を洗浄できるし、しかも肌触りがよく、足裏の洗浄を楽に且つ確実に行うことができる、より簡易な構成の足裏洗浄マットを提供することができる。
【0060】
また、請求項3に示す本発明によれば、ブラシ毛の膨出部と先鋭突部が横になったり縦になったりすることで、石けん液や泡が括れ部に溜まり、洗浄効果が向上する。また、先鋭突部が足裏に刺激を与えるので、マッサージ効果も付随することになる。
【0061】
さらに、参考発明5〜7によれば、洗浄機能に加えて、洗浄時の水分や浴室の湿気によってマイナスイオン発生量が増加することにより、マイナスイオン効果によって鎮静作用が大きく作用し、精神の安定を図ることができる。
【0062】
尚、本発明に係る足裏洗浄マットは、手の平サイズであることと相俟って、他の用途、例えば、パソコン入力時に使用するパームレスト(リストレスト、ハンドレストともいう。)等に用いて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る足裏洗浄マットの参考例を示す平面図
【図2】図1の底面図
【図3】図2のIII−III線断面図
【図4】図1の部分拡大断面図
【図5】ブラシ部のブラシ毛の他の実施例を示す部分拡大側面図
【図6】本発明に係る足裏洗浄マットの実施例を示す平面図
【図7】図6の底面図
【図8】図6の側面図
【図9】図6の正面図
【図10】図7のX−X線端面図
【図11】図7のXI−XI線端面図
【図12】ブラシ部のブラシ毛を示す部分拡大側面図
【符号の説明】
1 足裏洗浄マット(参考例)
1A 縁部
2 ブラシ部
2A 細長毛部
2B 太短毛部
2C 括れ部
3 グリップ溝
3A 凸部
3B 凹部
F 風呂場の床面
11 足裏洗浄マット
11A 縁部
12 ブラシ部
12C 括れ部
12D 膨出部
12E 先鋭突部
13 グリップ溝
13A 凸部
13B 凹部
13C 中間部
4 イオン発生体

Claims (4)

  1. 表面及び裏面を有する略方形状であり、一方の足裏で一部を踏み付けて位置固定した状態で、他方の足裏を表面のブラシ部で擦ることにより該足裏を洗浄する足裏洗浄マットにおいて、該足裏洗浄マットはシリコン樹脂等の軟質合成樹脂で形成されており、表面には全面に亘ってブラシ部が形成され、裏面には全面に亘ってグリップ溝が形成され、該グリップ溝の凸部は一方の足裏による踏み付け時及び/又は他方の足裏による擦り時の加圧により揺動可能な柔軟性を有すると共に、該グリップ溝の凹部は足裏洗浄マットの縁部にまで連通して排水機能を有しており、足裏洗浄マット全体が手の平サイズの大きさであり、且つ前記ブラシ部のブラシ毛の中間部に先鋭突部が形成されていることを特徴とする足裏洗浄マット。
  2. 表面及び裏面を有する略方形状であり、一方の足裏で一部を踏み付けて位置固定した状態で、他方の足裏を表面のブラシ部で擦ることにより該足裏を洗浄する足裏洗浄マットにおいて、該足裏洗浄マットはシリコン樹脂等の軟質合成樹脂で形成されており、表面には全面に亘ってブラシ部が形成され、裏面には全面に亘ってグリップ溝が形成され、該グリップ溝の凸部は一方の足裏による踏み付け時及び/又は他方の足裏による擦り時の加圧により揺動可能な柔軟性を有すると共に、該グリップ溝の凹部の一部ないしは全部が連通して排水機能を有しており、前記グリップ溝の凸部と略同一高さを有する縁部が足裏洗浄マットの周縁に形成されており、足裏洗浄マット全体が手の平サイズの大きさであり、且つ前記ブラシ部のブラシ毛の中間部に先鋭突部が形成されていることを特徴とする足裏洗浄マット。
  3. 前記ブラシ部のブラシ毛の上部の周囲に括れ部及び/又は膨出部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の足裏洗浄マット。
  4. 前記足裏洗浄マットの大きさが、縦75〜115mm、横120〜190mmであることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の足裏洗浄マット。
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