JP4262440B2

JP4262440B2 - Game machine

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Publication number: JP4262440B2
Application number: JP2002139239A
Authority: JP
Inventors: 一青木
Original assignee: Aruze Corp
Current assignee: Universal Entertainment Corp
Priority date: 2002-05-14
Filing date: 2002-05-14
Publication date: 2009-05-13
Anticipated expiration: 2022-05-14
Also published as: JP2003325929A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技球の払出装置を備えた遊技機に関し、特に所定時間内に遊技球の払出操作が完了するか否かを監視して、例えば、遊技球の過剰な払出し等を防止し得る遊技機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、パチンコ機等の弾球遊技機は、遊技部内に弾発された遊技球が入賞口に入賞した際に所定数の遊技球を払い出すための払出装置を備えている。また、カードリーダライタを備えて、プリペイドカードを挿入することにより所定数の遊技球を貸し出すことができるいわゆるＣＲ機では、この払出装置を使用して遊技球の貸し出しを行うことができるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような払出装置を備えた弾球遊技機においては、遊技球の流下通路内を流下する遊技球を検知するための球検知スイッチがショートを起こしたり、この流下通路の通路切替部に切替異常が生じたりする等の故障が払出装置に発生した場合、さらには、この流下通路に球詰まりが生じた場合には、正常な遊技球の払出動作を行うことができない。このような不具合が発生すると、遊技者が焦燥感を味わい、遊技の面白さが減少してしまうという問題があった。また、遊技店側から見れば、故障を修理する手間がかかるとともに、不具合が解消されるまで弾球遊技機を遊技に供することができないため、利益が減少するという問題があった。
【０００４】
さらに、遊技者が不正行為を行って過剰な遊技球を獲得した場合には、健全な遊技を行っている遊技者との間に不公平が生じるばかりでなく、遊技店の利益が著しく損なわれるという問題があった。
【０００５】
本発明は上述した事情に鑑み提案されたもので、遊技球の払出装置において故障が発生したり、遊技球の流下通路内に球詰まりが発生する等して、遊技球の払出動作が正しく行なわれないような場合に、速やかに異常を発見して遊技球の払出動作を停止したり、その旨を報知することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る遊技球の払出装置を備えた遊技機は、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を備えている。
【０００７】
すなわち、本発明に係る遊技機は、投入された貨幣価値に対応して所定数の遊技球を貸し出すとともに、遊技部内に弾発された遊技球が入賞口に入賞した際に所定数の遊技球を払い出すための払出装置を備えた遊技機において、
前記払出装置は、
前記払出装置は、
遊技球の流下通路内を流下する遊技球を検知するための球検知スイッチと、
遊技動作全般を制御する主制御手段からの賞球個数コマンドに応じた賞球個数を賞球カウンタへ加算し、前記球検知スイッチの検知に応じて前記賞球カウンタを減算する賞球カウンタ計算手段と、
前記賞球カウンタに示す個数が所定個数以上である場合には所定個数を、所定個数に満たない場合には賞球カウンタの示す個数を、賞球区切りカウンタに一度の前記遊技球の払出し操作において払い出す遊技球の個数として設定する払出個数設定手段と、
前記払出個数設定手段によって前記賞球区切りカウンタに設定された遊技球の個数を一度の遊技球の払出し操作において払い出すとともに、該払出し操作を、前記賞球カウンタに示す個数が０となるまで繰り返し行なう払出制御手段と、
前記遊技球の貸出しまたは前記遊技球の払出しに要する時間を前記球検知スイッチの信号より監視時間を設定して監視する異常監視手段と、
該異常監視手段により、前記遊技球の貸出しまたは前記遊技球の払出しが前記監視時間内に完了しないと判断された場合に、所定のリトライ監視時間を設定し、前記遊技球の貸出しまたは前記遊技球の払出し操作を行なって払い出しの監視を再び行なうリトライ操作を実行し、その後、前記リトライ監視時間内に前記遊技球の貸出しまたは前記遊技球の払出しが完了しているか否かの判断を行ない、完了しないと判断される限り、前記リトライ操作を所定回数を上限として繰り返し実行するリトライ処理手段と、
該リトライ処理手段により、前記リトライ操作が所定回数繰り返し実行されたにもかかわらず、前記遊技球の貸出しまたは前記遊技球の払出しが完了しないと判断された場合に、前記遊技球を払い出すための動作を停止する払出停止手段とを備え、
前記リトライ処理手段は、リトライ操作毎に前記賞球区切りカウンタを０にクリアし、該賞球区切りカウンタに前記払出個数設定手段により一度に払い出す遊技球の個数の設定を再度行なった後に前記払出し操作を実行することを特徴とするものである。
【００１０】
ここで、異常監視手段、リトライ処理手段および払出停止手段は、弾球遊技機における遊技動作全般を制御するための主制御基板、および主制御基板の制御に基づいて動作し、遊技球の払出動作を行うための賞球制御基板により構成される。この主制御基板および賞球制御基板は、ＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭ等を備えており、ＲＯＭ等に記憶されたプログラムに従ってＣＰＵ等が動作することにより、異常監視手段および払出停止手段として機能する。
【００１１】
また、払出異常を報知する報知手段を備えてもよく、報知手段としては異常状態を報知するためのＬＥＤやランプ、あるいは効果音等を発生するためのスピーカ等により構成される。
【００１２】
また、貨幣価値とは、硬貨、紙幣、あるいはプリペイドカード等に記憶された貨幣に相当するデータ値のことをいう。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明の一実施形態に係る遊技球の払出装置を備えた遊技機について説明する。
【００１４】
＜パチンコ機＞
図２は、本発明の一実施形態に係る遊技球の払出装置を備えたパチンコ機の背面図である。
このパチンコ機１０は、図示しないが、その前面側に遊技盤を取り付け、遊技盤の表面には、一対のガイドレールで囲まれた遊技部を設けている。また、遊技部内には、障害釘や風車等の障害部材と、遊技球を受け入れるための複数の入賞口と、いずれの入賞口へも受け入れられなかった遊技球を遊技部内から排出するためのアウト口等を設けている。また、遊技盤の下方には、遊技に供するための遊技球を受け入れるための上皿と、上皿からオーバーフローした遊技球を受け入れるための下皿と、遊技球の発射操作を行うための発射ハンドル等を設けている。
【００１５】
また、パチンコ機１０の背面側には、図２に示すように、その上部に、遊技者に対して貸し出すとともに賞球として払い出すための遊技球を貯留するための球タンク２０を設け、球タンク２０と上皿および下皿との間に球流下路３０を設け、球流下路３０の途中には、遊技球を所定数毎に区切って払い出すための球区切り装置４０を設けている。
【００１６】
また、球区切り装置４０の下方に位置する球流下路３０は、遊技者に対して貸し出す遊技球を流下させるための貸出球流下路３１と、いずれかの入賞口に遊技球が入賞した際に払い出す賞球を流下させるための賞球流下路３２とに分岐している。さらに球流下の分岐部には、遊技球の流下方向を貸出球流下路３１と賞球流下路３２とに切り替えるための流路切替部材５０を設けている。
【００１７】
＜球区切り装置＞
図３に基づいて、球区切り装置４０および流路切替部材５０をさらに詳しく説明する。
図３は、球区切り装置４０および流路切替部材５０の構造を示す背面図であり、図３（Ａ）は、遊技球の貸出時の状態を示す背面図、図３（Ｂ）は、賞球の払出時の状態を示す背面図である。なお、図３において、球区切り装置４０および流路切替部材５０の構造を説明するために、部材の一部を断面として示している。
【００１８】
上述したように、遊技球の流下路は、その途中で貸出球流下路３１と賞球流下路３２とに分岐している。この球流下路３０の分岐部の上方に設けられた遊技球の球区切り装置４０は、図３（Ａ）（Ｂ）に示すように、球流下路３０を流下して来た遊技球を一旦堰き止めて、所定数毎に区切って流下させるためのスプロケット４１と、スプロケット４１の回転を規制するための規制片４２と、規制片４２を駆動するための球区切り制御ソレノイド４３とを備えている。
【００１９】
この球区切り装置４０は、遊技球の払出しを行わない状態では、規制片４２がスプロケット４１に衝接してスプロケット４１の回転を規制しており、遊技球の払出しを行う状態では、規制片４２がスプロケット４１から離れてスプロケット４１を回転可能としている。そして、賞球を払い出す場合、あるいは遊技者に対して遊技球を貸し出す場合に、制御装置（図示せず）からの信号に基づいて球区切り制御ソレノイド４３が動作し、規制片４２によりスプロケット４１の回転を規制したり、回転を許可することにより、所定数の遊技球を払い出す。
【００２０】
＜流路切替部材＞
また、球流下路３０の分岐部の下方に設けられた流路切替部材５０は、図３（Ａ）（Ｂ）に示すように、貸出球流下路３１あるいは賞球流下路３２のいずれか一方を選択的に塞ぐことにより、球流下路３０を切り替えるためフラッパ５１と、フラッパ５１を駆動するための流路切替ソレノイド５２と、フラッパ５１と流路切切替ソレノイド５２とを連結するための連結部材５３とを備えている。そして、賞球を払い出す場合、あるいは遊技者に対して遊技球を貸し出す場合に、制御装置（図示せず）からの信号に基づいて流路切替ソレノイド５２が動作し、連結部材５３を介してフラッパ５１の位置を変更することにより、遊技球の流下路を、貸出球流下路３１と賞球流下路３２とに切り替える。
【００２１】
すなわち、遊技者に対して遊技球を貸し出す場合には、フラッパ５１により賞球流下路３２を塞いで、遊技球が貸出球流下路３１側に流下するようにし、賞球を払い出す場合には、フラッパ５１により貸出球流下路３１を塞いで、遊技球が賞球流下路３２側に流下するようにする。
【００２２】
＜遊技球の球検知スイッチ＞
また、分岐部の上方に位置する球流下路３０には、球流下路３０内を流下する遊技球を検知するための球区切り制御スイッチ６０を取り付け、貸出球流下路３１には、貸出球流下路３１内を流下する遊技球を検知するための球貸し検知スイッチ７０を取り付け、賞球流下路３２には、賞球流下路３２を流下する遊技球を検知するための賞球検知スイッチ８０を取り付けている。
【００２３】
球区切り制御スイッチ６０は、フォトセンサからなり、この球区切り制御スイッチ６０に対向して設けた球区切り制御発光装置６１（図１参照）からの光線を検出することにより、遊技球の通過個数を検知する。
【００２４】
また、球貸し検知スイッチ７０および賞球検知スイッチ８０は、近接センサからなる。
【００２５】
＜制御装置＞
上述したパチンコ機は、各入賞口に入賞した入賞球を検出して、所定の演出を行う等の遊技動作を制御するとともに、遊技球の貸出動作および賞球の払出動作を制御するための制御装置を備えている。
【００２６】
図１に基づいて、制御装置を説明する。
図１は、制御装置およびこれに接続された各機器の概略構成を示すブロック図である。
【００２７】
制御装置１００は、図１に示すように、パチンコ機１０における遊技動作全般を制御するための主制御基板１１０と、主制御基板１１０の制御に基づいて動作する副制御基板とに大別される。この副制御基板は、遊技球の発射動作、遊技球の貸出動作および賞球の払出動作を制御するための賞球制御基板１２０と、スピーカ２５０から発生する効果音等を制御するための音声制御基板１３０と、遊技に使用される図柄を表示するための図柄表示装置２６０における図柄変動を制御するための図柄制御基板１４０と、演出用ＬＥＤ２７０の点灯あるいは点滅を制御するためのＬＥＤ制御基板１５０とからなる。
【００２８】
主制御基板１１０には、各入賞口に設けられた遊技球の検出スイッチが接続されており、これらの検出スイッチから検出信号が入力される。遊技球の検出スイッチは、始動入賞口に設けられた始動口スイッチ１６０と、一般入賞口に設けられた入賞球検出スイッチ１７０と、大入賞口内の継続入賞口に設けられたＶカウントスイッチ１８０と、大入賞口内に設けられたカウントスイッチ１９０と、普通図柄始動口である通過ゲートに設けられたゲートスイッチ２００とからなる。
【００２９】
また、主制御基板１１０には、大入賞口の開閉を行うための大入賞口ソレノイド２１０と、普通電動役物を動作させるための普通電動役物ソレノイド２２０が接続されており、これらに対して駆動制御信号を送信する。
さらに、主制御基板１１０には、賞球流下路３２に設けられた賞球検知スイッチ８０が接続されており、賞球検知スイッチ８０から検知信号が入力される。
【００３０】
賞球制御基板１２０には、賞球流下路３２に設けられた賞球検知スイッチ８０と、貸出球流下路３１に設けられた球貸し検知スイッチ７０と、球区切り装置４０に設けられた球区切り制御スイッチ６０が接続されており、これらのスイッチから検知信号が入力される。
【００３１】
また、賞球制御基板１２０には、球流下路３０の途中に設けられた流路切替ソレノイド５２と、球区切り装置４０に設けられた球区切り制御ソレノイド４３および球区切り制御スイッチ６０と対になる球区切り制御発光装置６１とが接続されており、これらに対して駆動制御信号を送信する。
【００３２】
また、賞球制御基板１２０には、遊技球を発射するための発射装置２３０が接続されており、発射装置２３０に対して駆動制御信号を送信する。
さらに、賞球制御基板１２０には、プリペイドカードに記録されたデータを読み込むとともに、該データの更新を行うためのカードリーダライタを備えたプリペイドカードユニット２４０と接続されており、プリペイドカードユニット２４０との間でデータの送受信を行う。
【００３３】
＜パチンコ機の制御手順＞
次に、図４〜図２３に基づいて、制御装置１００によるパチンコ機１０の制御手順のうち、特に賞球制御基板１２０で行われる遊技球の貸し出しおよび賞球の払出しに関する制御手順に主眼をおいて説明する。
図４〜図２３は、制御装置によるパチンコ機の制御手順を示すフローチャートである。
まず、パチンコ機１０における賞球および球貸し払出制御処理の手順の概要を説明する。
【００３４】
＜アイドリング制御処理＞
パチンコ機１０における払出制御のアイドリング制御処理では、図４に示すように、電源が投入されると（Ａ１）、内蔵ＲＡＭに対してアクセス許可を発行し（Ａ２）、内蔵ＲＡＭ等を初期化し（Ａ３）、割り込みを許可して（Ａ４）、定期的にエラーチェックを行うためのウォッチドッグチェック処理を行う（Ａ５）。そして、電源が遮断されるまでの間、割込許可（Ａ４）およびウォッチドッグチェック処理（Ａ５）を繰り返す。
【００３５】
＜賞球制御コマンド受信割込処理＞
まず、賞球制御コマンドを受信するための割込処理について説明する。この賞球制御コマンド受信割込処理は、図５に示すように、保護レジスタを待避し（Ｂ１）、入力ポートの内容を入力してコマンド受信バッファにストアし（Ｂ２）、保護レジスタを復帰して（Ｂ３）、割込許可を行う（Ｂ４）。
【００３６】
＜システムタイマ割込処理＞
次に、種々の制御処理を行うために単位時間毎に割込を行うシステムタイマ割込処理について説明する。このシステムタイマ割込処理は、図６に示すように、割込を許可して（Ｃ１）、保護レジスタを待避する（Ｃ２）。
【００３７】
続いて、スイッチ入力のチャタリング除去とエッジ検出を行うための入力ポート読込処理（Ｃ３）、プリペイドカードに記憶された貨幣価値の範囲内で遊技球の貸し出しを行うための球貸し制御処理（Ｃ４）、賞球の払出しを行うための賞球制御処理（Ｃ５）、球区切り制御スイッチ６０における遊技球の検知を制御するための球区切り制御スイッチ検知処理（Ｃ６）、遊技球の貸し出しおよび賞球の払出しにおける異常（エラー）を検知するためのエラー処理（Ｃ７）、球区切り制御ソレノイド４３を駆動して遊技球の貸し出しおよび賞球の払出しを行うための球区切り制御ソレノイド駆動処理（Ｃ８）等を行った後、ポート出力データを作業領域から出力ポートに出力するためのポート出力処理（Ｃ９）を行い、保護レジスタを復帰して（Ｃ１０）、処理を終了する。
【００３８】
＜球貸し制御処理＞
上記した球貸し制御処理（Ｃ４）では、図７に示すように、プリペイドカードユニット２４０との間で通信を行って、貸し出す遊技球数を指示するためのプリペイドカードユニット通信処理（Ｄ１）、球貸し検知スイッチ７０により遊技球を検知するための球貸し検知スイッチ検知処理（Ｄ２）、所定数の遊技球を貸し出すための球貸し払出処理（Ｄ３）、流路切替ソレノイド５２を駆動して遊技球の流路を切り替えるための流路切替ソレノイド駆動処理（Ｄ４）を行い、処理を終了する。
【００３９】
＜球貸し検知スイッチ検知処理＞
上記した球貸し検知スイッチ検知処理（Ｄ２）では、図８に示すように、球貸し検知スイッチ７０が遊技球を検知してオンとなったか否かを判断し（Ｅ１）、球貸し検知スイッチ７０がオンとならない場合には、処理を終了する。
【００４０】
一方、球貸し検知スイッチ７０がオンとなった場合には、球貸し区切りカウンタの値が「０」であるか否か、すなわち、所定の球貸し区切り数に達しているか否かを判断する（Ｅ２）。ここで、球貸し区切りカウンタの値が「０」ではなく、所定の球貸し区切り数に達していない場合には、球貸し区切りカウンタ値から「１」を減算する（Ｅ３）。
【００４１】
続いて、球貸しカウンタの値が「０」であるか否か、すなわち、所定数の遊技球を貸し出し終わったか否かを判断し（Ｅ４）、球貸しカウンタの値が「０」となっていない場合には、球貸しカウンタの値から「１」を減算して（Ｅ５）、処理を終了する。
【００４２】
一方、球貸しカウンタの値が「０」となっている場合には、球貸しカウンタの減算処理（Ｅ５）を行わずに処理を終了する。
【００４３】
＜球貸し払出処理＞
上記した球貸し払出処理（Ｄ３）では、図９〜図１１に示すように、まず、払出装置の賞球払出操作を再度行なう賞球リトライ中であるか否かが判断され（Ｆ１）、賞球リトライ中である場合には処理を終了する。
【００４４】
一方、賞球リトライ中でない場合には、球区切り制御スイッチ６０および球貸し検知スイッチ７０が異常であるか否か、ならびに払出装置の球貸し操作を再度行なう球貸しリトライ処理が異常であるか否かが判断され（Ｆ２）、これらスイッチ６０、７０のいずれかに異常があると判断された場合、あるいは球貸しリトライ異常であると判断された場合にはステップＦ１６に進む。これらスイッチ６０、７０に異常がなく、球貸しリトライ異常でもないと判断された場合には、遊技球の落下確認処理がなされる（Ｆ３）。
【００４５】
次に、通路に残留球がないかが判断され（Ｆ４）、通路に残留球があると判断されれば処理を終了する。
【００４６】
一方、通路に残留球がないと判断されれば、所定の演算を行なって、払出停止要因を確認するための払出停止要因確認処理を行なう（Ｆ５）。ここで、払出停止要因があるか否かの判断を行ない（Ｆ６）、この判断の結果、払出停止要因があるとされれば処理を終了し、払出停止要因がないとされれば球貸しカウンタの値が「０」であるか否か、すなわち、所定数の遊技球を貸し出し終わったか否かを判断する（Ｆ７）。この結果、球貸しカウンタの値が「０」となっている場合、すなわち所定数の遊技球を貸し出し終わったと判断された場合には、ステップＦ１６に進み、球貸しカウンタの値が「１」となっている場合、すなわち所定数の遊技球を貸し出し終わっていないと判断された場合には、球区切り個数変数に球貸しカウンタ値をセットする（Ｆ８）。
【００４７】
次に、球貸しカウンタ値が、球区切り単位個数である１５未満であるか否かが判断され（Ｆ９）、１５未満であると判断されれば直ちにステップＦ１１に進み、１５未満となっていないと判断されれば、球区切り個数変数に球区切り単位個数である１５をセットした（Ｆ１０）後ステップＦ１１に進む。
ステップＦ１１では、球区切り個数変数を球区切りカウンタと球貸し区切りカウンタに格納する処理を行なう。
【００４８】
次に、現在、遊技球が球貸し経路に流入する状態に切り替えられているか否かを判断し（Ｆ１２）、球貸し経路に流入する状態に切り替えられているのであれば処理を終了する。一方、球貸し経路に流入する状態に切り替えられていないのであれば、遊技球落下経路ビットに球貸し経路であることを表す「１」をセットし（Ｆ１３）、経路切替状態ビットに移動中であることを表す「１」をセットし（Ｆ１４）、経路切替タイマの初期値として所定の数値、例えば、約２００ｍｓを経路切替タイマに格納し（Ｆ１５）、処理を終了する。
【００４９】
また、上記ステップＦ２における球区切り制御スイッチ６０および球貸し検知スイッチ７０に異常があるか否かの判断において異常があると判断された場合、および上記ステップＦ７における球貸しカウンタが「０」となっているか否かの判断において「０」となっていると判断された場合には、まず球貸し経路に遊技球が流入する状態に切り替えられているか否かを判断し（Ｆ１６）、そのような状態となっていないのであれば処理を終了する。
【００５０】
一方、遊技球が球貸し経路に流入する状態に切り替えられているのであれば、ＣＲ通信処理中であるか否かの判断がなされる（Ｆ１７）。この判断の結果、ＣＲ通信処理中であると判断された場合には処理を終了し、一方、ＣＲ通信処理中でないと判断された場合には、遊技球落下経路ビットに賞球経路であることを表す「０」をセットし（Ｆ１８）、経路切替状態ビットに移動中であることを表す「１」をセットし（Ｆ１９）、経路切替タイマの初期値として所定の数値、例えば、約２００ｍｓを経路切替タイマに格納し（Ｆ２０）、処理を終了する。
【００５１】
＜賞球制御処理＞
上記した賞球制御処理（Ｃ５）では、図１２に示すように、賞球制御データを受信して払い出すべき賞球数を指示するための賞球制御コマンド処理（Ｇ１）、所定数の賞球を払い出すための賞球払出処理（Ｇ２）、賞球検知スイッチ８０により賞球として払い出す遊技球を検知するための賞球検知スイッチ検知処理（Ｇ３）を行い、処理を終了する。
【００５２】
＜賞球制御コマンド処理＞
上記した賞球制御コマンド処理（Ｇ１）は、図１３に示すように、賞球個数コマンドを受信したか否かを判断し（Ｈ１）、受信したと判断された場合のみ、受信した賞球個数を賞球カウンタに加算する（Ｈ２）。
【００５３】
続いて、払出禁止コマンドを受信したか否かを判断し（Ｈ３）、受信したと判断された場合のみ、払出禁止コマンド受信フラグをセットする（Ｈ４）。
【００５４】
続いて、払出許可コマンドを受信したか否かを判断し（Ｈ５）、受信したと判断された場合のみ、払出禁止コマンド受信フラグをリセットし（Ｈ６）、処理を終了する。
【００５５】
このように、賞球の過剰払出の検知および報知は、主制御基板１１０において行い、賞球制御基板１２０では、主制御基板１１０からの指示に基づいて賞球の払出動作を行うようになっている。
【００５６】
＜賞球払出処理＞
上記した賞球払出処理（Ｇ２）では、図１４に示すように、球区切り制御スイッチ６０および賞球検知スイッチ８０が異常であるか否か、ならびに賞球リトライ異常であるか否かを判断し（Ｉ１）、これらのスイッチ６０、８０のいずれかに異常が発生している場合、あるいは賞球リトライ異常である場合には、処理を終了する。
【００５７】
一方、球区切り制御スイッチ６０および賞球検知スイッチ８０のいずれにも異常が発生していない場合であって、賞球リトライ異常でもない場合には、賞球として払い出す遊技球があるか否かを確認するための落下確認処理がなされ（Ｉ２）、続いて通路に残留球があるか否かを判断する（Ｉ３）。ここで、通路に残留球があると判断された場合には、処理を終了する。
【００５８】
一方、通路に残留球がないと判断された場合には、所定の演算を行なって払出停止要因を確認するための払出停止要因確認処理がなされ（Ｉ４）、払出停止要因があるか否かを判断する（Ｉ５）。ここで、払出停止要因があると判断された場合には、処理を終了する。
【００５９】
一方、払出停止要因がないと判断された場合には、賞球カウンタの値が「０」となっているか否か、すなわち所定数の賞球を払出し終わったか否かを判断する（Ｉ６）。ここで、賞球カウンタの値が「０」となっていると判断された場合には、処理を終了する。
【００６０】
一方、賞球カウンタの値が「０」となっていないと判断されれば、球区切り個数変数に、球区切り単位個数である「１５」をセットする（Ｉ７）。
【００６１】
次に、賞球カウンタの値が、上述した球区切り単位個数である「１５」以上となっているか否かが判断される（Ｉ８）。ここで、賞球カウンタ値が「１５」以上と判断されれば、ステップＩ９を省略して、ステップＩ１０に進む。
【００６２】
一方、賞球カウンタの値が「１５」以上となっていないと判断されれば、球区切り個数変数に、そのときの賞球カウンタの値をセットし（Ｉ９）、ステップＩ１０に進む。
ステップＩ１０においては、球区切り個数変数を、球区切りカウンタと賞球区切りカウンタに格納し、この後処理を終了する。
【００６３】
＜賞球検知スイッチ検知処理＞
上記した賞球検知スイッチ検知処理（Ｇ３）では、図１５に示すように、賞球検知スイッチ８０が遊技球を検知してオンとなったか否かを判断し（Ｊ１）、賞球検知スイッチ８０がオンとならない場合には、処理を終了する。
【００６４】
一方、賞球検知スイッチ８０がオンとなった場合には、賞球区切りカウンタの値が「０」であるか否か、すなわち、所定の賞球区切り数に達しているか否かを判断する（Ｊ２）。ここで、賞球区切りカウンタの値が「０」ではなく、所定の賞球区切り数に達していない場合には、賞球区切りカウンタ値から「１」を減算する（Ｊ３）。なお、賞球区切りカウンタの値が「０」である場合には、このステップＪ３の処理は行なわない。
【００６５】
続いて、賞球カウンタの値が「０」であるか否か、すなわち、所定数の賞球を払出し終わったか否かを判断し（Ｊ４）、賞球カウンタの値が「０」となっていない場合には、賞球カウンタの値から「１」を減算して（Ｊ５）、処理を終了する。また、所定数の賞球が払い出されて賞球カウンタの値が「０」となっている場合には、直ちに処理を終了する。
【００６６】
＜球区切り制御スイッチ検知処理＞
上記した球区切り制御スイッチ検知処理（Ｃ６）では、図１６に示すように、球区切り制御スイッチ６０が遊技球を検知してオンとなったか否かを判断し（Ｋ１）、球区切り制御スイッチ６０がオンとならない場合には、処理を終了する。
【００６７】
一方、球区切り制御スイッチ６０がオンとなった場合には、球区切りカウンタの値から「１」を減算し（Ｋ２）、自己復旧処理として、待機球監視タイマに待機球監視時間をセットするとともに（Ｋ３）、エラーフラグ（待機球異常）を解除して（Ｋ４）、処理を終了する。
このように、遊技球の流下が確認されずにエラーフラグ（待機球異常）がセットされている場合であっても、球区切り制御スイッチ６０がオンとなって遊技球の流下が確認された場合には、エラーフラグ（待機球異常）を解除することにより自己復旧処理を行うようになっている。
【００６８】
＜球区切り制御ソレノイド駆動処理＞
上記した球区切り制御ソレノイド駆動処理（Ｃ８）では、図１７に示すように、球区切り制御ソレノイド４３に対する出力を停止状態として、遊技球の落下経路を閉鎖し（Ｌ１）、次に、球区切りカウンタの値が「０」になっているか否かが判断され（Ｌ２）、球区切りカウンタが「０」になっていると判断されれば後述するステップＬ９に進む。
【００６９】
一方、球区切りカウンタが「０」になっていないと判断されれば、所定の演算を行なって、払出しを停止した要因を確認する払出停止要因確認処理を行なう（Ｌ３）。
ここで、払出停止要因があるか否かが判断され（Ｌ４）、払出停止要因があるとされれば、後述するステップＬ９に進む。
【００７０】
一方、払出停止要因がないと判断されれば、球区切り制御ソレノイド４３に対する出力を払出状態として、遊技球の落下経路を開放し（Ｌ５）、待機球監視時間が経過したか否かが判断される（Ｌ６）。ここで、待機球監視時間が経過していないと判断されれば、待機球監視タイマの内容を１だけ減算して（Ｌ７）、処理を終了する。
【００７１】
一方、待機球監視時間が経過していると判断されれば、待機球異常であることを示すエラーフラグをセットして（Ｌ８）、処理を終了する。
【００７２】
一方、上記ステップＬ２またはステップＬ４の判断の結果が肯定的である場合には、自己復旧処理として、待機球監視タイマに所定の待機球監視時間をセットし（Ｌ９）、待機球異常であることを示すエラーフラグを解除して（Ｌ１０）、処理を終了する。
【００７３】
このように、この球区切り制御ソレノイド駆動処理においても、上述した球区切り制御スイッチ検知処理と同様に自己復旧処理に対応した手順となっている。
【００７４】
＜エラー処理＞
上記したエラー処理（Ｃ７）は、図１８に示すように、まず球区切り制御スイッチ異常処理を行い（Ｍ１）、賞球検知スイッチ異常処理を行い（Ｍ２）、続いて、球貸し検知スイッチ異常処理を行ない（Ｍ３）、最後に、リトライ処理を行なう（M４）。
【００７５】
＜球区切り制御スイッチ異常処理＞
上記した球区切り制御スイッチ異常処理（Ｍ１）は、図１９に示すように、まず、球区切り制御スイッチがＯＮ状態にあるか否かを判断し（Ｎ１）、球区切り制御スイッチがＯＮ状態にあると判断されれば、直ちにステップＮ４の処理を行ない、制御スイッチがＯＮ状態にない、すなわちＯＦＦ状態にあると判断されれば、球詰まり監視時間（約５００ｍｓ）を球詰まり監視タイマ（１）に格納し（Ｎ２）、さらに球区切り制御スイッチ異常であることを表すエラーフラグを解除した（Ｎ３）後、ステップＮ４の処理を行なう。
【００７６】
ステップＮ４では、球詰まり監視時間が経過したか否かが判断され、球詰まり監視時間が経過したと判断された場合には、球区切り制御スイッチ異常であることを表すエラーフラグをセットして（Ｎ５）、処理を終了する。一方、球詰まり監視時間が未だ経過していないと判断された場合には、球詰まり監視タイマ（１）の内容から「１」を減算して（Ｎ６）、処理を終了する。
なお、上記ステップＮ５においてセットしたエラーフラグは、前述した球貸し払出処理（図９参照）のステップＦ２および賞球払出処理（図１４参照）のステップＩ１における判断の際に確認される。
【００７７】
＜賞球検知スイッチ異常処理＞
上記した賞球検知スイッチ異常処理（Ｍ２）は、図２０に示すように、まず、賞球検知スイッチがＯＮ状態にあるか否かを判断し（Ｏ１）、賞球検知スイッチがＯＮ状態にあると判断されれば、直ちにステップＯ４の処理を行ない、賞球検知スイッチがＯＮ状態にない、すなわちＯＦＦ状態にあると判断されれば、球詰まり監視時間（約５００ｍｓ）を球詰まり監視タイマ（２）に格納し（Ｏ２）、さらに賞球検知スイッチ異常であることを表すエラーフラグを解除した（Ｏ３）後、ステップＯ４の処理を行なう。
【００７８】
ステップＯ４では、球詰まり監視時間が経過したか否かが判断され、球詰まり監視時間が経過したと判断された場合には、賞球検知スイッチ異常であることを表すエラーフラグをセットして（Ｏ５）、処理を終了する。一方、球詰まり監視時間が未だ経過していないと判断された場合には、球詰まり監視タイマ（２）の内容を「１」減算して（Ｏ６）、処理を終了する。
なお、上記ステップＯ５においてセットしたエラーフラグは、前述した賞球払出処理（図１４参照）のステップＩ１における判断の際に確認される。
【００７９】
＜球貸し検知スイッチ異常処理＞
上記した球貸し検知スイッチ異常処理（Ｍ３）は、図２１に示すように、まず、球貸し検知スイッチがＯＮ状態にあるか否かを判断し（Ｐ１）、球貸し検知スイッチがＯＮ状態にあると判断されれば、直ちにステップＰ４の処理を行ない、球貸し検知スイッチがＯＮ状態にない、すなわちＯＦＦ状態にあると判断されれば、球詰まり監視時間（約５００ｍｓ）を球詰まり監視タイマ（３）に格納し（Ｐ２）、さらに球貸し検知スイッチ異常であることを表すエラーフラグを解除した（Ｐ３）後、ステップＰ４の処理を行なう。
【００８０】
ステップＰ４では、球詰まり監視時間が経過したか否かが判断され、球詰まり監視時間が経過したと判断された場合には、球貸し検知スイッチ異常であることを表すエラーフラグをセットして（Ｐ５）、処理を終了する。一方、球詰まり監視時間が未だ経過していないと判断された場合には、球詰まり監視タイマ（３）の内容から「１」を減算して（Ｐ６）、処理を終了する。
なお、上記ステップＰ５においてセットしたエラーフラグは、前述した球貸し払出処理（図９参照）のステップＦ２における判断の際に確認される。
【００８１】
＜リトライ処理＞
上記したリトライ処理（Ｍ４）は、図２２、２３に示すように、まず、現在、遊技球が球貸し経路に流入する状態に切り替えられているか否かを判断し（Ｑ１）、球貸し経路に流入する状態に切り替えられているのであればステップＱ１３に進む。一方、球貸し経路に流入する状態に切り替えられていないのであれば、遊技球が賞球経路に流入する状態に設定されているとして賞球異常検知があるか否かを判断する（Ｑ２）。ここで、賞球異常検知があると判断されれば、直ちにステップＱ１０に進み、賞球異常検知がないと判断されれば、落下確認が完了しているか否かが判断される（Ｑ３）。
【００８２】
ステップＱ３において、落下確認が完了していると判断されれば、直ちにステップＱ１０に進み、落下確認が完了していないと判断されれば、払出停止要因があるか否かが判断される（Ｑ４）。
【００８３】
ステップＱ４において、払出停止要因があると判断されれば、直ちにステップＱ１２に進み、払出停止要因がないと判断されれば、所定のリトライ監視時間が経過したか否かが判断される（Ｑ５）。
【００８４】
ステップＱ５において、リトライ監視時間が経過していないと判断されれば、リトライ監視タイマの内容を「１」減算し（Ｑ６）、処理を終了する。一方、リトライ監視時間が経過したと判断されれば賞球リトライ回数カウンタの内容に「１」を加算し（Ｑ７）、賞球リトライ回数が規定回数（例えば３回）以上であるか否かが判断される（Ｑ８）。
【００８５】
ステップＱ８において、賞球リトライ回数が規定回数に達していないと判断されれば、直ちにステップＱ１１に進む。一方、賞球リトライ回数が規定回数以上であると判断されれば、賞球リトライ処理を行なっても正常な処理が行なわれない、賞球リトライ異常であるとしてエラーフラグをセットし（Ｑ９）、賞球リトライ回数カウンタの内容および球貸しリトライ回数カウンタの内容に各々「０」をセットし（Ｑ１０）、ステップＱ１１に進む。
【００８６】
ステップＱ１１においては、賞球区切りカウンタの内容、球貸し区切りカウンタの内容および球区切りカウンタの内容に各々「０」をセットする。
この後、所定のリトライ監視時間をリトライ監視タイマに格納し（Ｑ１２）、処理を終了する。
【００８７】
一方、上述したように、ステップＱ１において、遊技球が球貸し経路に流入する状態に切り替えられていると判断された場合にはステップＱ１３〜ステップＱ２３において以下の如き処理を行なう。
すなわち、まず、球貸し異常検知があるか否かを判断する（Ｑ１３）。ここで、球貸し異常検知があると判断されれば、直ちにステップＱ２１に進み、球貸し異常検知がないと判断されれば、落下確認が完了しているか否かが判断される（Ｑ１４）。
【００８８】
ステップＱ１４において、落下確認が完了していると判断されれば、直ちにステップＱ２１に進み、落下確認が完了していないと判断されれば、払出停止要因があるか否かが判断される（Ｑ１５）。
【００８９】
ステップＱ１５において、払出停止要因があると判断されれば、直ちにステップＱ２３に進み、払出停止要因がないと判断されれば、所定のリトライ監視時間が経過したか否かが判断される（Ｑ１６）。
【００９０】
ステップＱ１６において、リトライ監視時間が経過していないと判断されれば、リトライ監視タイマの内容を「１」減算し（Ｑ１７）、処理を終了する。一方、リトライ監視時間が経過したと判断されれば球貸しリトライ回数カウンタの内容に「１」を加算し（Ｑ１８）、球貸しリトライ回数が規定回数（例えば３回）以上であるか否かが判断される（Ｑ１９）。
【００９１】
ステップＱ１９において、球貸しリトライ回数が規定回数に達していないと判断されれば、直ちにステップＱ２２に進む。一方、球貸しリトライ回数が規定回数以上であると判断されれば、球貸しリトライ処理を行なっても正常な処理が行なわれない、球貸しリトライ異常であるとしてエラーフラグをセットし（Ｑ２０）、球貸しリトライ回数カウンタの内容に「０」をセットし（Ｑ２１）、ステップＱ２２に進む。
【００９２】
ステップＱ２２においては、賞球区切りカウンタの内容、球貸し区切りカウンタの内容および球区切りカウンタの内容に各々「０」をセットする。
この後、所定のリトライ監視時間をリトライ監視タイマに格納し（Ｑ２３）、処理を終了する。
【００９３】
このように、本実施形態においては、賞球リトライ処理あるいは球貸しリトライ処理が複数回行なわれる間に正常な払出動作が行なわれないような場合に遊技球の払出し操作を停止するように構成されているので、払出装置の一時的な中断を許容しつつ遊技球の過剰な払出しを防止することができる。
【００９４】
なお、上述したリトライ処理の回数は適宜選択可能であるが、その弾球遊技機に応じ、払出装置の一時的な中断を許容することができ、かつ遊技球の過剰な払出しを防止することができる最適な数に設定することが好ましい。
【００９６】
なお、上述した実施形態では、代表的な弾球遊技機としてパチンコ機を例にとって説明を行ったが、本発明に係る遊技球の払出装置は他の弾球遊技機にも適用することができる。
【００９７】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る遊技球の払出装置では、払出装置を所定時間に亘って操作しても遊技球の貸出しまたは遊技球の払出しが完了しないと判断された場合には、遊技球の払出動作を停止するための払出停止手段により遊技球の払出動作を停止するようにしている。
【００９８】
したがって、遊技球の払出装置において故障が発生したり、遊技球の流下通路内に球詰まりが発生する等して、遊技球の払出動作が正しく行なわれないような場合に、遊技店員の速やかな対応が可能となり、遊技者が焦燥感を味わうことがなく、遊技の面白さを高めることができる。
【００９９】
また、遊技店側では、故障を速やかに修理することができるので、弾球遊技機の稼働率を向上させることができ、利益の減少を防止することができる。
【０１００】
さらに、不正行為による過剰な遊技球の払出しを防止することができ、健全な遊技を行っている遊技者および遊技店の利益を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】制御装置およびこれに接続された各機器の概略構成を示すブロック図
【図２】本発明の一実施形態に係る遊技球の払出装置を備えたパチンコ機の背面図
【図３】払出装置および流路切替部材の構造を示す背面図であり、（Ａ）は遊技球の貸出時の状態を示す背面図、（Ｂ）は賞球の払出時の状態を示す背面図
【図４】主制御処理の手順を示すフローチャート
【図５】賞球制御コマンド受信割込処理の手順を示すフローチャート
【図６】システムタイマ割込処理の手順を示すフローチャート
【図７】球貸し制御処理の手順を示すフローチャート
【図８】球貸し検知スイッチ検知処理の手順を示すフローチャート
【図９】球貸し払出処理の手順を示すフローチャート
【図１０】球貸し払出処理の手順を示すフローチャート
【図１１】球貸し払出処理の手順を示すフローチャート
【図１２】賞球制御処理の手順を示すフローチャート
【図１３】賞球制御コマンド処理の手順を示すフローチャート
【図１４】賞球払出処理の手順を示すフローチャート
【図１５】賞球検知スイッチ検知処理の手順を示すフローチャート
【図１６】球区切り制御スイッチ検知処理の手順を示すフローチャート
【図１７】球区切り制御ソレノイド駆動処理の手順を示すフローチャート
【図１８】エラー処理の手順を示すフローチャート
【図１９】球区切り制御スイッチ異常処理の手順を示すフローチャート
【図２０】賞球検知スイッチ異常処理の手順を示すフローチャート
【図２１】球貸し検知スイッチ異常処理の手順を示すフローチャート
【図２２】リトライ処理の手順を示すフローチャート
【図２３】リトライ処理の手順を示すフローチャート
【符号の説明】
１０パチンコ機
２０球タンク
３０球流下路
３１貸出球流下路
３２賞球流下路
４０球区切り装置
４１スプロケット
４２規制片
４３球区切り制御ソレノイド
５０流路切替部材
５１フラッパ
５２流路切替ソレノイド
５３連結部材
６０球区切り制御スイッチ
６１球区切り制御発光装置
７０球貸し検知スイッチ
８０賞球検知スイッチ
１００制御装置
１１０主制御基板
１２０賞球制御基板
１３０音声制御基板
１４０図柄制御基板
１５０ＬＥＤ制御基板
１６０始動口スイッチ
１７０入賞球検出スイッチ
１８０Ｖカウントスイッチ
１９０カウントスイッチ
２００ゲートスイッチ
２１０大入賞口ソレノイド
２２０普通電動役物ソレノイド
２３０発射装置
２４０プリペイドカードユニット
２５０スピーカ
２６０図柄表示装置
２７０演出用ＬＥＤ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention, PlayTechnical ball dispensing deviceA gaming machine equipped withIn particular, it is possible to monitor whether or not a game ball payout operation is completed within a predetermined time, for example, a game that can prevent excessive payout of game balls, etc.MachineAbout.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a ball game machine such as a pachinko machine has a payout device for paying out a predetermined number of game balls when a game ball shot in a game unit wins a winning opening. In addition, a so-called CR machine equipped with a card reader / writer and capable of lending a predetermined number of game balls by inserting a prepaid card can lend game balls using this payout device. ing.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in a ball game machine equipped with such a payout device, a ball detection switch for detecting a game ball flowing down in the flow-down passage of the game ball causes a short circuit, or a passage switching unit of the flow-down passage is used. When a failure such as a switching abnormality occurs in the payout device, or when a ball is clogged in the flow-down passage, a normal game ball payout operation cannot be performed. When such a problem occurs, there is a problem that the player feels frustrated and the fun of the game is reduced. Further, from the viewpoint of the game store side, there is a problem that it takes time to repair the failure, and the ball game machine cannot be used for the game until the problem is solved, so that profits are reduced.
[0004]
Furthermore, if a player conducts an illegal act and acquires an excessive number of game balls, not only will there be unfairness with a player who is playing a healthy game, but the profits of the game store will be significantly impaired. There was a problem.
[0005]
  The present invention has been proposed in view of the above-described circumstances, and a game ball payout operation is correctly performed due to a failure in the game ball payout device or a clogged ball in the flow path of the game ball. In such a case, it is possible to quickly detect an abnormality and stop the payout operation of the game ball, or to notify that effectMachineThe purpose is to provide.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
  Game ball payout device according to the present inventionA gaming machine equipped withHas the following features in order to achieve the above-described object.
[0007]
  That is, the gaming machine according to the present invention lends a predetermined number of game balls corresponding to the inserted monetary value, and a predetermined number of game balls when the game balls bullets in the game unit win the winning opening. In a gaming machine equipped with a payout device for paying out
  The dispensing device is
  The dispensing device is
  A ball detection switch for detecting a game ball flowing down the flow path of the game ball;
  Prize ball counter calculating means for adding the number of prize balls according to the prize ball number command from the main control means for controlling the overall game operation to the prize ball counter and subtracting the prize ball counter according to the detection of the ball detection switch. When,
  When the number indicated by the prize ball counter is equal to or greater than the predetermined number, the predetermined number is obtained. A number-of-payout setting means for setting as the number of game balls to be paid out;
  The number of game balls set in the prize ball delimiter counter by the payout quantity setting means is paid out in one game ball payout operation, and the payout operation is repeated until the number indicated in the prize ball counter becomes zero. A payout control means to perform;
  Abnormality monitoring means for monitoring the time required for lending the game ball or paying out the game ball by setting a monitoring time from the signal of the ball detection switch;
  When it is determined by the abnormality monitoring means that the gaming ball lending or the gaming ball payout is not completed within the monitoring time, a predetermined retry monitoring time is set, and the gaming ball lending or the gaming ball is set. The payout operation is performed, and a retry operation is performed to monitor the payout again. Thereafter, it is determined whether or not the gaming ball lending or the gaming ball payout is completed within the retry monitoring time. As long as it is determined not to do so, retry processing means for repeatedly executing the retry operation up to a predetermined number of times,
  When the retry processing means determines that the game ball lending or the game ball payout has not been completed even though the retry operation has been repeatedly executed a predetermined number of times, the game ball is paid out. A payout stopping means for stopping the operation,
  The retry processing means clears the prize ball break counter to 0 for each retry operation, and again sets the number of game balls to be paid out at once by the payout quantity setting means in the prize ball break counter. Perform the operationIt is characterized by this.
[0010]
  Here, abnormality monitoring means, Retry processing meansAnd the payout stop means are configured by a main control board for controlling the overall game operation in the ball game machine, and a prize ball control board for operating based on the control of the main control board and performing a payout operation of the game ball Is done. The main control board and the prize ball control board include a CPU, a ROM, a RAM, and the like, and function as an abnormality monitoring unit and a payout stopping unit when the CPU operates according to a program stored in the ROM or the like.
[0011]
  Also, withdrawal abnormalityTo informNotification meansMay be equipped with,As a notification meansIt is composed of an LED and a lamp for notifying an abnormal state, a speaker for generating a sound effect, and the like.
[0012]
The money value refers to a data value corresponding to money stored in a coin, bill, prepaid card or the like.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Hereinafter, based on the drawings, a game ball payout device according to an embodiment of the present inventionA gaming machine equipped withWill be described.
[0014]
<Pachinko machine>
FIG. 2 is a rear view of a pachinko machine equipped with a game ball payout device according to an embodiment of the present invention.
Although not shown, the pachinko machine 10 has a game board attached to the front side thereof, and a game part surrounded by a pair of guide rails is provided on the surface of the game board. Also, in the game part, obstacle members such as obstacle nails and windmills, a plurality of winning holes for receiving game balls, and an out for discharging game balls that could not be received in any of the winning parts from the game part Mouth etc. are provided. Also, below the game board, there are an upper plate for receiving game balls for use in games, a lower plate for receiving game balls overflowing from the upper plate, and a launch handle for performing the launch operation of the game balls Etc. are provided.
[0015]
In addition, on the back side of the pachinko machine 10, as shown in FIG. 2, a ball tank 20 is provided on the upper portion for storing game balls to be lent out to the player and paid out as prize balls. A ball flow lower path 30 is provided between the tank 20 and the upper and lower dishes, and a ball delimiter 40 is provided in the middle of the ball flow lower path 30 for dividing and paying out game balls by a predetermined number.
[0016]
In addition, the ball flow downway 30 located below the ball delimiter 40 is a rental ball flow downway 31 for flowing down game balls to be lent out to the player, and when a game ball wins at any of the winning openings. It branches off to a prize ball flow down path 32 for flowing down the prize ball to be paid out. Furthermore, a flow path switching member 50 for switching the flow direction of the game ball between the lending ball flow down path 31 and the prize ball flow down path 32 is provided at the branch portion under the ball flow.
[0017]
<Spherical separator>
Based on FIG. 3, the ball separator 40 and the flow path switching member 50 will be described in more detail.
3 is a rear view showing the structure of the ball separation device 40 and the flow path switching member 50, FIG. 3 (A) is a rear view showing a state in which a game ball is lent, and FIG. 3 (B) is a prize. It is a rear view which shows the state at the time of paying out a ball. In FIG. 3, in order to explain the structures of the ball separation device 40 and the flow path switching member 50, a part of the members is shown as a cross section.
[0018]
  As described above, the game ball flow path branches into the rental ball flow path 31 and the prize ball flow path 32 along the way. As shown in FIGS. 3 (A) and 3 (B), the ball separation device 40 for a game ball provided above the branch portion of the ball flow down passage 30 flows down the ball flow down passage 30.CameA sprocket 41 for temporarily damming a game ball and dividing it into a predetermined number to flow down, a regulation piece 42 for regulating the rotation of the sprocket 41, and a ball separation control solenoid 43 for driving the regulation piece 42 It has.
[0019]
In the state where the game ball is not paid out, the ball separating device 40 is in contact with the sprocket 41 to regulate the rotation of the sprocket 41. In the state where the game ball is paid out, the restriction piece 42 is The sprocket 41 can be rotated away from the sprocket 41. Then, when paying out a prize ball or lending a game ball to a player, the ball separation control solenoid 43 operates based on a signal from a control device (not shown), and the sprocket 41 is operated by the regulating piece 42. A predetermined number of game balls are paid out by restricting or allowing the rotation.
[0020]
<Flow path switching member>
Further, the flow path switching member 50 provided below the branch portion of the ball flow down path 30 is either the rental ball flow down path 31 or the prize ball flow down path 32 as shown in FIGS. Are selectively closed, a flapper 51 for switching the spherical flow path 30, a flow path switching solenoid 52 for driving the flapper 51, and a connecting member for connecting the flapper 51 and the flow path switching solenoid 52. 53. Then, when paying out a prize ball or lending a game ball to a player, the flow path switching solenoid 52 is operated based on a signal from a control device (not shown), via the connecting member 53. By changing the position of the flapper 51, the flow path of the game ball is switched between the rental ball flow path 31 and the prize ball flow path 32.
[0021]
That is, when lending a game ball to a player, the prize ball flow path 32 is blocked by the flapper 51 so that the game ball flows down to the lending ball flow path 31 side, and the prize ball is paid out. Then, the lending ball flow path 31 is blocked by the flapper 51 so that the game ball flows down to the prize ball flow path 32 side.
[0022]
<Game ball detection switch>
In addition, a ball separation control switch 60 for detecting a game ball flowing down in the ball flow down path 30 is attached to the ball flow down path 30 located above the branching portion. A ball lending detection switch 70 for detecting a game ball flowing down the road 31 is attached, and a prize ball detection switch 80 for detecting a game ball flowing down the prize ball flow down path 32 is attached to the prize ball flow down path 32. It is attached.
[0023]
The ball separation control switch 60 is composed of a photo sensor, and detects the number of passing game balls by detecting light from a ball separation control light emitting device 61 (see FIG. 1) provided opposite to the ball separation control switch 60. Detect.
[0024]
The ball lending detection switch 70 and the prize ball detection switch 80 are proximity sensors.
[0025]
<Control device>
The above-described pachinko machine detects a winning ball won in each winning opening, controls a gaming operation such as performing a predetermined effect, and controls for controlling a gaming ball lending operation and a winning ball payout operation. Equipment.
[0026]
The control device will be described with reference to FIG.
FIG. 1 is a block diagram illustrating a schematic configuration of a control device and each device connected to the control device.
[0027]
As shown in FIG. 1, the control device 100 is roughly divided into a main control board 110 for controlling the entire game operation in the pachinko machine 10 and a sub control board that operates based on the control of the main control board 110. . This sub-control board has a prize ball control board 120 for controlling a game ball launching operation, a game ball lending operation and a prize ball payout operation, and a sound control for controlling sound effects generated from the speaker 250. The board 130, the symbol control board 140 for controlling the symbol variation in the symbol display device 260 for displaying the symbols used in the game, and the LED control board 150 for controlling lighting or blinking of the effect LED 270 Consists of.
[0028]
The main control board 110 is connected to detection switches for game balls provided at each winning opening, and detection signals are input from these detection switches. The game ball detection switch includes a start opening switch 160 provided in the start winning opening, a winning ball detection switch 170 provided in the general winning opening, and a V count switch 180 provided in the continuous winning opening in the big winning opening. The count switch 190 provided in the special winning opening and the gate switch 200 provided in the passing gate which is a normal symbol start opening.
[0029]
The main control board 110 is connected to a large winning opening solenoid 210 for opening and closing the large winning opening and a normal electric accessory solenoid 220 for operating the normal electric accessory. A drive control signal is transmitted.
Further, a prize ball detection switch 80 provided in the prize ball flow down path 32 is connected to the main control board 110, and a detection signal is input from the prize ball detection switch 80.
[0030]
The prize ball control board 120 includes a prize ball detection switch 80 provided in the prize ball flow down path 32, a ball lending detection switch 70 provided in the lending ball flow down path 31, and a ball division provided in the ball separation device 40. Control switches 60 are connected, and detection signals are input from these switches.
[0031]
The prize ball control board 120 is paired with a flow path switching solenoid 52 provided in the middle of the ball flow down path 30, a ball break control solenoid 43 and a ball break control switch 60 provided in the ball breaker 40. A ball-separation control light-emitting device 61 is connected, and a drive control signal is transmitted to these.
[0032]
The prize ball control board 120 is connected to a launching device 230 for launching a game ball, and transmits a drive control signal to the launching device 230.
Further, the prize ball control board 120 is connected to a prepaid card unit 240 having a card reader / writer for reading data recorded on the prepaid card and updating the data. Send and receive data.
[0033]
<Control procedure of pachinko machine>
Next, based on FIG. 4 to FIG. 23, the control procedure of the pachinko machine 10 by the control device 100 focuses on the control procedure related to the lending of the game balls and the payout of the prize balls performed on the prize ball control board 120 in particular. I will explain.
4 to 23 are flowcharts showing a control procedure of the pachinko machine by the control device.
First, an outline of the procedure of the prize ball and ball lending / dispensing control processing in the pachinko machine 10 will be described.
[0034]
<Idling control processing>
In the idling control process of the payout control in the pachinko machine 10, when the power is turned on (A1), an access permission is issued to the built-in RAM (A2), and the built-in RAM is initialized ( A3), an interrupt is permitted (A4), and a watchdog check process for performing an error check periodically is performed (A5). Until the power is turned off, the interrupt permission (A4) and the watchdog check process (A5) are repeated.
[0035]
<Prize ball control command reception interrupt processing>
First, interrupt processing for receiving a prize ball control command will be described. In this prize ball control command reception interrupt process, as shown in FIG. 5, the protection register is saved (B1), the contents of the input port are input and stored in the command reception buffer (B2), and the protection register is restored. (B3) and interrupt permission is performed (B4).
[0036]
<System timer interrupt processing>
Next, a system timer interrupt process for interrupting every unit time in order to perform various control processes will be described. In this system timer interrupt process, as shown in FIG. 6, the interrupt is permitted (C1) and the protection register is saved (C2).
[0037]
Subsequently, an input port reading process (C3) for performing chattering removal and edge detection of the switch input, and a ball lending control process (C4) for lending gaming balls within the range of the monetary value stored in the prepaid card , A prize ball control process (C5) for paying out a prize ball, a ball break control switch detection process (C6) for controlling detection of a game ball in the ball break control switch 60, a lending of game balls and a prize ball Error processing (C7) for detecting an abnormality (error) in payout, ball break control solenoid drive processing (C8) for driving the ball break control solenoid 43 to rent out game balls and pay out prize balls, etc. After performing port output processing (C9) to output port output data from the work area to the output port, restore the protection register C10), and the process ends.
[0038]
<Lending control process>
In the above-described ball lending control process (C4), as shown in FIG. 7, the prepaid card unit communication process (D1) for communicating with the prepaid card unit 240 and instructing the number of game balls to be lent, Ball lending detection switch detection process (D2) for detecting a game ball by the lending detection switch 70, ball lending / dispensing process (D3) for lending a predetermined number of game balls, and driving the flow path switching solenoid 52 to play a game ball The flow path switching solenoid drive process (D4) for switching the flow path is performed, and the process ends.
[0039]
<Ball rental detection switch detection process>
In the above-mentioned ball lending detection switch detection process (D2), as shown in FIG. 8, it is determined whether or not the ball lending detection switch 70 is turned on by detecting a game ball (E1). If does not turn on, the process ends.
[0040]
On the other hand, when the ball lending detection switch 70 is turned on, it is determined whether or not the value of the ball lending break counter is “0”, that is, whether or not the predetermined number of ball lending breaks has been reached ( E2). If the value of the ball lending delimiter counter is not “0” and the predetermined number of ball lending delimiters has not been reached, “1” is subtracted from the value of the ball lending delimiter counter (E3).
[0041]
Subsequently, it is determined whether or not the value of the ball lending counter is “0”, that is, whether or not the predetermined number of game balls have been lent (E4), and the value of the ball lending counter is “0”. If not, “1” is subtracted from the value of the ball lending counter (E5), and the process ends.
[0042]
On the other hand, when the value of the ball lending counter is “0”, the processing is terminated without performing the ball lending counter subtraction process (E5).
[0043]
<Sphere lending / dispensing process>
In the above-mentioned ball lending / dispensing process (D3), as shown in FIG. 9 to FIG. 11, it is first determined whether or not a prize ball retry is performed to perform a prize ball payout operation of the payout device again (F1). If the ball is being retried, the process is terminated.
[0044]
On the other hand, when the winning ball retry is not being performed, whether or not the ball separation control switch 60 and the ball lending detection switch 70 are abnormal, and whether or not the ball lending retry process for performing the ball lending operation of the payout device again is abnormal. Is determined (F2), and if it is determined that any of these switches 60, 70 is abnormal, or if it is determined that the ball lending retry is abnormal, the process proceeds to step F16. If it is determined that there is no abnormality in these switches 60 and 70 and that the ball lending retry is not abnormal, a game ball drop confirmation process is performed (F3).
[0045]
Next, it is determined whether there are any remaining spheres in the passage (F4). If it is determined that there are remaining spheres in the passage, the process is terminated.
[0046]
On the other hand, if it is determined that there is no remaining ball in the passage, a predetermined calculation is performed to perform a payout stop factor confirmation process for checking the payout stop factor (F5). Here, it is determined whether or not there is a payout stop factor (F6). If it is determined that there is a payout stop factor, the process is terminated. If there is no payout stop factor, the ball lending counter is determined. It is determined whether the value of “0” is “0”, that is, whether or not a predetermined number of game balls have been rented (F7). As a result, when the value of the ball lending counter is “0”, that is, when it is determined that the predetermined number of game balls have been lent, the process proceeds to step F16, where the value of the ball lending counter is “1”. If it is determined that the predetermined number of game balls have not been lent, the ball rental counter value is set in the ball segment number variable (F8).
[0047]
Next, it is determined whether or not the ball lending counter value is less than 15 which is the number of ball delimiter units (F9). If it is determined that the ball lending counter value is less than 15, the process immediately proceeds to step F11 and is not less than 15. If it is determined, 15 is set as the sphere delimiter unit number in the sphere delimiter number variable (F10), and the process proceeds to step F11.
In step F11, a process of storing the ball segment number variable in the ball segment counter and the ball lending segment counter is performed.
[0048]
Next, it is determined whether or not the game ball is currently switched to a state where it flows into the ball lending route (F12), and if it is switched to a state where it flows into the ball lending route, the processing is terminated. On the other hand, if it has not been switched to the state of flowing into the ball lending route, “1” representing the ball lending route is set in the game ball falling route bit (F13), and the route switching state bit is being moved. “1” representing the presence is set (F14), a predetermined numerical value, for example, about 200 ms is stored in the path switching timer as an initial value of the path switching timer (F15), and the process is terminated.
[0049]
In addition, when it is determined that there is an abnormality in the determination as to whether or not there is an abnormality in the ball separation control switch 60 and the ball lending detection switch 70 in the step F2, and the ball lending counter in the step F7 becomes “0”. If it is determined that the game ball is “0”, it is first determined whether or not the game ball is switched to a state where the game ball flows into the ball lending route (F16). If not, the process ends.
[0050]
On the other hand, if the game ball is switched to the state where it flows into the ball lending route, it is determined whether or not the CR communication process is being performed (F17). As a result of the determination, if it is determined that the CR communication process is being performed, the process is terminated. On the other hand, if it is determined that the CR communication process is not being performed, the game ball falling path bit is a winning ball path. “0” indicating F1 is set, “1” indicating that movement is in progress is set in the path switching status bit (F19), and a predetermined numerical value, for example, about 200 ms is set as an initial value of the path switching timer. Stored in the route switching timer (F20), the process is terminated.
[0051]
<Prize ball control processing>
In the above-described prize ball control process (C5), as shown in FIG. 12, a prize ball control command process (G1) for receiving prize ball control data and instructing the number of prize balls to be paid out, a predetermined number of prizes. A prize ball payout process (G2) for paying out a ball, a prize ball detection switch detection process (G3) for detecting a game ball to be paid out as a prize ball by the prize ball detection switch 80, and the process ends.
[0052]
<Prize ball control command processing>
As shown in FIG. 13, the above-described prize ball control command processing (G1) determines whether or not a prize ball number command is received (H1), and only when it is judged that a prize ball number command has been received, Is added to the prize ball counter (H2).
[0053]
Subsequently, it is determined whether or not a payout prohibition command has been received (H3). Only when it is determined that a payout prohibition command has been received, a payout prohibition command reception flag is set (H4).
[0054]
Subsequently, it is determined whether or not a payout permission command has been received (H5). Only when it is determined that a payout permission command has been received, the payout prohibition command reception flag is reset (H6), and the process ends.
[0055]
In this way, detection and notification of excessive payout of prize balls is performed on the main control board 110, and the prize ball control board 120 performs a prize ball payout operation based on an instruction from the main control board 110. Yes.
[0056]
<Prize ball payout processing>
In the above-described prize ball payout process (G2), as shown in FIG. 14, it is determined whether or not the ball separation control switch 60 and the prize ball detection switch 80 are abnormal, and whether or not the prize ball retry is abnormal. (I1) If any of these switches 60, 80 has an abnormality, or if a prize ball retry abnormality has occurred, the process is terminated.
[0057]
On the other hand, if there is no abnormality in any of the ball separation control switch 60 and the prize ball detection switch 80 and there is no abnormality in the prize ball retry, there is a game ball to be paid out as a prize ball. A drop confirmation process is performed to confirm (I2), and then it is determined whether or not there is a remaining ball in the passage (I3). Here, if it is determined that there is a remaining ball in the passage, the process is terminated.
[0058]
On the other hand, when it is determined that there is no remaining ball in the passage, a payout stop factor confirmation process is performed to confirm a payout stop factor by performing a predetermined calculation (I4), and whether there is a payout stop factor or not. Judgment is made (I5). If it is determined that there is a payout stop factor, the process is terminated.
[0059]
On the other hand, when it is determined that there is no payout stop factor, it is determined whether or not the value of the prize ball counter is “0”, that is, whether or not a predetermined number of prize balls have been paid out (I6). Here, if it is determined that the value of the prize ball counter is “0”, the process is terminated.
[0060]
On the other hand, if it is determined that the value of the prize ball counter is not “0”, “15” which is the unit number of the ball delimiter is set in the ball delimiter number variable (I7).
[0061]
Next, it is determined whether or not the value of the prize ball counter is equal to or greater than “15”, which is the above-mentioned number of ball division units (I8). Here, if it is determined that the prize ball counter value is “15” or more, the process skips step I9 and proceeds to step I10.
[0062]
On the other hand, if it is determined that the value of the prize ball counter is not “15” or more, the value of the prize ball counter at that time is set in the ball segment number variable (I9), and the process proceeds to step I10.
In step I10, the ball segment number variable is stored in the ball segment counter and the prize ball segment counter, and the process is terminated.
[0063]
<Prize ball detection switch detection processing>
In the above-described prize ball detection switch detection process (G3), as shown in FIG. 15, it is determined whether or not the prize ball detection switch 80 is turned on by detecting a game ball (J1), and the prize ball detection switch 80 is detected. If does not turn on, the process ends.
[0064]
On the other hand, when the winning ball detection switch 80 is turned on, it is determined whether or not the value of the winning ball break counter is “0”, that is, whether or not the predetermined number of winning ball breaks has been reached ( J2). Here, when the value of the prize ball division counter is not “0” and the predetermined number of prize ball divisions has not been reached, “1” is subtracted from the prize ball division counter value (J3). If the value of the winning ball delimiter counter is “0”, the process of step J3 is not performed.
[0065]
Subsequently, it is determined whether or not the value of the prize ball counter is “0”, that is, whether or not a predetermined number of prize balls have been paid out (J4), and the value of the prize ball counter is “0”. If not, “1” is subtracted from the value of the prize ball counter (J5), and the process is terminated. If a predetermined number of prize balls are paid out and the value of the prize ball counter is “0”, the processing is immediately terminated.
[0066]
<Sphere separation control switch detection processing>
In the above-described ball segmentation control switch detection process (C6), as shown in FIG. 16, it is determined whether or not the ball segmentation control switch 60 detects a game ball and is turned on (K1). If does not turn on, the process ends.
[0067]
On the other hand, when the ball separation control switch 60 is turned on, “1” is subtracted from the value of the ball separation counter (K2), and the standby ball monitoring time is set in the standby ball monitoring timer as self-recovery processing. (K3), the error flag (standby ball abnormality) is canceled (K4), and the process is terminated.
As described above, even when the flow of the game ball is not confirmed and the error flag (standby ball abnormality) is set, the ball separation control switch 60 is turned on and the flow of the game ball is confirmed. The self-recovery process is performed by canceling the error flag (standby ball abnormality).
[0068]
<Sphere separation control solenoid drive processing>
In the above-described ball break control solenoid drive processing (C8), as shown in FIG. 17, the output to the ball break control solenoid 43 is stopped, the game ball dropping path is closed (L1), and then the ball break counter It is determined whether or not the value of “0” is “0” (L2). If it is determined that the sphere delimiter counter is “0”, the process proceeds to Step L9 described later.
[0069]
  On the other hand, if it is determined that the ball separation counter is not “0”, a predetermined calculation is performed to perform a payout stop factor confirmation process for confirming the cause of the payout stop (L3).
  Here, it is determined whether or not there is a payout stop factor (L4).L9Proceed to
[0070]
On the other hand, if it is determined that there is no cause for payout stop, the output to the ball separation control solenoid 43 is set in the payout state, the game ball dropping path is opened (L5), and it is determined whether or not the waiting ball monitoring time has elapsed. (L6). If it is determined that the standby sphere monitoring time has not elapsed, the content of the standby sphere monitoring timer is decremented by 1 (L7), and the process ends.
[0071]
On the other hand, if it is determined that the standby ball monitoring time has elapsed, an error flag indicating that the standby ball is abnormal is set (L8), and the process is terminated.
[0072]
On the other hand, if the result of the determination in step L2 or step L4 is affirmative, as a self-recovery process, a predetermined waiting ball monitoring time is set in the waiting ball monitoring timer (L9), and the waiting ball is abnormal. Is canceled (L10), and the process is terminated.
[0073]
As described above, this spherical segment control solenoid driving process also has a procedure corresponding to the self-recovery process, similar to the above-described spherical segment control switch detection process.
[0074]
<Error handling>
In the error process (C7), as shown in FIG. 18, firstly, a ball separation control switch abnormality process is performed (M1), a prize ball detection switch abnormality process is performed (M2), and then a ball lending detection switch abnormality process is performed. (M3), and finally, retry processing is performed (M4).
[0075]
<Spherical break control switch abnormal processing>
In the above-described sphere separator control switch abnormality process (M1), as shown in FIG. 19, first, it is determined whether or not the sphere separator control switch is in an ON state (N1), and the sphere separator control switch is in an ON state. If it is determined, the process of step N4 is performed immediately. If it is determined that the control switch is not in the ON state, that is, it is in the OFF state, the ball clogging monitoring time (about 500 ms) is set to the ball clogging monitoring timer (1). After storing (N2) and canceling the error flag indicating that the ball separation control switch is abnormal (N3), the process of step N4 is performed.
[0076]
In Step N4, it is determined whether or not the ball clogging monitoring time has elapsed. If it is determined that the ball clogging monitoring time has elapsed, an error flag indicating that the ball separation control switch is abnormal is set ( N5), the process is terminated. On the other hand, if it is determined that the ball clogging monitoring time has not yet elapsed, “1” is subtracted from the content of the ball clogging monitoring timer (1) (N6), and the process is terminated.
Note that the error flag set in step N5 is confirmed at the time of determination in step F2 of the above-described ball lending payout process (see FIG. 9) and step I1 in the prize ball payout process (see FIG. 14).
[0077]
<Prize ball detection switch abnormality processing>
In the above-described prize ball detection switch abnormality process (M2), as shown in FIG. 20, it is first determined whether or not the prize ball detection switch is in an ON state (O1), and the prize ball detection switch is in an ON state. If it is determined, the process of step O4 is immediately performed. If it is determined that the prize ball detection switch is not in the ON state, that is, in the OFF state, the ball clogging monitoring time (about 500 ms) is set as the ball clogging monitoring timer (2 ) (O2), the error flag indicating that the prize ball detection switch is abnormal is canceled (O3), and then the process of step O4 is performed.
[0078]
In step O4, it is determined whether or not the ball clogging monitoring time has elapsed. If it is determined that the ball clogging monitoring time has elapsed, an error flag indicating that the prize ball detection switch is abnormal is set ( O5), and the process is terminated. On the other hand, if it is determined that the ball clogging monitoring time has not yet elapsed, "1" is subtracted from the content of the ball clogging monitoring timer (2) (O6), and the process is terminated.
The error flag set in step O5 is confirmed in the determination in step I1 of the above-described prize ball payout process (see FIG. 14).
[0079]
<Ball rental detection switch abnormality processing>
In the above-described ball lending detection switch abnormality process (M3), as shown in FIG. 21, it is first determined whether or not the ball lending detection switch is in an ON state (P1), and the ball lending detection switch is in an ON state. If it is determined that the ball lending detection switch is not in the ON state, that is, if it is determined that the ball lending detection switch is in the OFF state, the ball clogging monitoring time (about 500 ms) is set as the ball clogging monitoring timer (3 (P2) and the error flag indicating that the ball lending detection switch is abnormal is canceled (P3), and then the process of step P4 is performed.
[0080]
In Step P4, it is determined whether or not the ball clogging monitoring time has elapsed. If it is determined that the ball clogging monitoring time has elapsed, an error flag indicating that the ball lending detection switch is abnormal is set ( P5), and the process is terminated. On the other hand, if it is determined that the ball clogging monitoring time has not yet elapsed, “1” is subtracted from the content of the ball clogging monitoring timer (3) (P6), and the process is terminated.
The error flag set in step P5 is confirmed at the time of determination in step F2 of the above-described ball lending / dispensing process (see FIG. 9).
[0081]
<Retry processing>
In the retry process (M4), as shown in FIGS. 22 and 23, first, it is determined whether or not the game ball is currently switched to the state of flowing into the ball lending route (Q1), and the ball lending route is set. If it is switched to the inflowing state, the process proceeds to step Q13. On the other hand, if it is not switched to the state of flowing into the ball lending path, it is determined whether or not there is a detection of a prize ball abnormality as the game ball is set in a state of flowing into the prize ball path (Q2). If it is determined that there is a prize ball abnormality detection, the process immediately proceeds to step Q10. If it is determined that there is no prize ball abnormality detection, it is determined whether or not the drop confirmation is completed (Q3).
[0082]
If it is determined in step Q3 that the drop confirmation has been completed, the process immediately proceeds to step Q10. If it is determined that the drop confirmation has not been completed, it is determined whether or not there is a payout stop factor (Q4). ).
[0083]
If it is determined in step Q4 that there is a payout stop factor, the process immediately proceeds to step Q12. If it is determined that there is no payout stop factor, it is determined whether or not a predetermined retry monitoring time has elapsed (Q5). .
[0084]
If it is determined in step Q5 that the retry monitoring time has not elapsed, "1" is subtracted from the contents of the retry monitoring timer (Q6), and the process is terminated. On the other hand, if it is determined that the retry monitoring time has elapsed, “1” is added to the contents of the winning ball retry counter (Q7), and whether or not the winning ball retry number is equal to or more than a prescribed number (for example, 3 times). Judgment is made (Q8).
[0085]
If it is determined in step Q8 that the number of winning ball retries has not reached the specified number, the process immediately proceeds to step Q11. On the other hand, if it is determined that the number of prize ball retries is equal to or greater than the prescribed number, normal processing is not performed even if the prize ball retry process is performed, and an error flag is set as a prize ball retry error (Q9), “0” is set in each of the contents of the winning ball retry count counter and the ball lending retry count counter (Q10), and the process proceeds to Step Q11.
[0086]
In step Q11, “0” is set in each of the contents of the winning ball delimiter counter, the ball lending delimiter counter, and the ball delimiter counter.
Thereafter, a predetermined retry monitoring time is stored in the retry monitoring timer (Q12), and the process is terminated.
[0087]
On the other hand, as described above, if it is determined in step Q1 that the game ball has been switched to the state of flowing into the ball lending route, the following processing is performed in steps Q13 to Q23.
That is, first, it is determined whether or not there is a ball lending abnormality detection (Q13). If it is determined that there is a ball lending abnormality detection, the process immediately proceeds to step Q21. If it is determined that there is no ball lending abnormality detection, it is determined whether or not the drop confirmation is completed (Q14).
[0088]
If it is determined in step Q14 that the drop confirmation has been completed, the process immediately proceeds to step Q21. If it is determined that the drop confirmation has not been completed, it is determined whether or not there is a payout stop factor (Q15). ).
[0089]
If it is determined in step Q15 that there is a payout stop factor, the process immediately proceeds to step Q23. If it is determined that there is no payout stop factor, it is determined whether or not a predetermined retry monitoring time has elapsed (Q16). .
[0090]
If it is determined in step Q16 that the retry monitoring time has not elapsed, "1" is subtracted from the contents of the retry monitoring timer (Q17), and the process ends. On the other hand, if it is determined that the retry monitoring time has elapsed, “1” is added to the content of the ball lending retry number counter (Q18), and whether or not the ball lending retry number is equal to or more than a specified number (for example, 3 times). Judgment is made (Q19).
[0091]
If it is determined in step Q19 that the number of ball lending retries has not reached the specified number, the process immediately proceeds to step Q22. On the other hand, if it is determined that the number of ball lending retries is equal to or greater than the specified number, normal processing is not performed even if ball lending retry processing is performed, and an error flag is set as a ball lending retry error (Q20), “0” is set in the contents of the ball lending retry counter (Q21), and the process proceeds to step Q22.
[0092]
In step Q22, “0” is set for each of the contents of the prize ball delimiter counter, the contents of the ball lending delimiter counter, and the contents of the ball delimiter counter.
Thereafter, a predetermined retry monitoring time is stored in the retry monitoring timer (Q23), and the process is terminated.
[0093]
As described above, the present embodiment is configured to stop the game ball payout operation when a normal payout operation is not performed while the award ball retry process or the ball lending retry process is performed a plurality of times. Therefore, excessive payout of game balls can be prevented while allowing temporary discontinuation of the payout device.
[0094]
Although the number of retry processes described above can be selected as appropriate, depending on the ball game machine, temporary discontinuation of the payout device can be allowed, and excessive payout of game balls can be prevented. It is preferable to set the optimum number as possible.
[0096]
In the embodiment described above, a pachinko machine has been described as an example of a representative ball game machine. However, the game ball payout device according to the present invention can be applied to other ball game machines. .
[0097]
【The invention's effect】
As described above, in the game ball payout device according to the present invention, if it is determined that the game ball lending or game ball payout is not completed even if the payout device is operated for a predetermined time, The game ball payout operation is stopped by payout stop means for stopping the ball payout operation.
[0098]
Therefore, in the case where the game ball payout operation is not performed correctly due to a failure in the game ball payout device or a ball clogging in the game ball flow-down passage, This makes it possible to increase the fun of the game without causing the player to feel frustrated.
[0099]
In addition, since the game store can repair the failure promptly, the operating rate of the ball game machine can be improved, and a decrease in profit can be prevented.
[0100]
Furthermore, excessive payout of game balls due to fraudulent acts can be prevented, and the profits of players and game stores that are playing healthy games can be protected.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of a control device and devices connected to the control device.
FIG. 2 is a rear view of a pachinko machine equipped with a game ball payout device according to an embodiment of the present invention.
FIGS. 3A and 3B are rear views showing structures of the payout device and the flow path switching member, wherein FIG. 3A is a rear view showing a state when gaming balls are lent out, and FIG. Figure
FIG. 4 is a flowchart showing a procedure of main control processing.
FIG. 5 is a flowchart showing a procedure for a prize ball control command reception interrupt process;
FIG. 6 is a flowchart showing a procedure for system timer interrupt processing;
FIG. 7 is a flowchart showing a procedure for ball lending control processing;
FIG. 8 is a flowchart showing a procedure of ball lending detection switch detection processing;
FIG. 9 is a flowchart showing a procedure for ball lending / dispensing processing;
FIG. 10 is a flowchart showing a procedure for ball lending / dispensing processing;
FIG. 11 is a flowchart showing a procedure for ball lending / dispensing processing;
FIG. 12 is a flowchart showing a procedure for prize ball control processing;
FIG. 13 is a flowchart showing a procedure for prize ball control command processing;
FIG. 14 is a flowchart showing a procedure for prize ball payout processing;
FIG. 15 is a flowchart showing a procedure for a prize ball detection switch detection process;
FIG. 16 is a flowchart showing the procedure of a sphere separator control switch detection process;
FIG. 17 is a flowchart showing a procedure of a ball segment control solenoid drive process;
FIG. 18 is a flowchart showing error processing procedures;
FIG. 19 is a flowchart showing the procedure of a ball delimiter control switch abnormality process;
FIG. 20 is a flowchart showing a procedure for prize ball detection switch abnormality processing;
FIG. 21 is a flowchart showing a procedure of ball lending detection switch abnormality processing;
FIG. 22 is a flowchart showing the procedure of retry processing;
FIG. 23 is a flowchart showing the procedure of retry processing;
[Explanation of symbols]
10 Pachinko machine
20 ball tank
30 Sphere Flow Downway
31 Rental ball flow down the road
32 prize ball flow down
40 ball separator
41 sprocket
42 Restriction piece
43 Ball separator control solenoid
50 Channel switching member
51 Flapper
52 Flow path switching solenoid
53 Connecting member
60 ball separation control switch
61 Ball-separated controlled light-emitting device
70 ball lending detection switch
80 prize ball detection switch
100 Control device
110 Main control board
120 prize ball control board
130 Voice control board
140 Design control board
150 LED control board
160 Start switch
170 winning ball detection switch
180V count switch
190 count switch
200 Gate switch
210 Grand Prize Solenoid
220 Ordinary electric accessory solenoid
230 Launcher
240 prepaid card unit
250 speakers
260 Symbol display device
270 LED for production

Claims

Lending a predetermined number of game balls corresponding to the inserted money value, and having a payout device for paying out a predetermined number of game balls when the game balls bullets in the game section win a prize opening In gaming machines,
The dispensing device is
A ball detection switch for detecting a game ball flowing down the flow path of the game ball;
Prize ball counter calculating means for adding the number of prize balls according to the prize ball number command from the main control means for controlling the overall game operation to the prize ball counter and subtracting the prize ball counter according to the detection of the ball detection switch. When,
When the number indicated by the prize ball counter is equal to or greater than the predetermined number, the predetermined number is obtained. A number-of-payout setting means for setting as the number of game balls to be paid out;
The number of game balls set in the prize ball delimiter counter by the payout quantity setting means is paid out in one game ball payout operation, and the payout operation is repeated until the number indicated in the prize ball counter becomes zero. A payout control means to perform;
An abnormality monitoring means for monitoring the time required for lending the game ball or paying out the game ball by setting a monitoring time from a signal of the ball detection switch;
When it is determined by the abnormality monitoring means that the gaming ball lending or the gaming ball payout is not completed within the monitoring time, a predetermined retry monitoring time is set, and the gaming ball lending or the gaming ball is set. The payout operation is performed, and a retry operation is performed to monitor the payout again. Thereafter, it is determined whether or not the gaming ball lending or the gaming ball payout is completed within the retry monitoring time. As long as it is determined not to do so, retry processing means for repeatedly executing the retry operation up to a predetermined number of times,
When the retry processing means determines that the game ball lending or the game ball payout has not been completed even though the retry operation has been repeatedly executed a predetermined number of times, the game ball is paid out. A withdrawal stop means for stopping the operation ,
The retry processing means clears the prize ball break counter to 0 for each retry operation, and again sets the number of game balls to be paid out at once by the payout quantity setting means in the prize ball break counter. A gaming machine characterized by executing an operation .